JP2000188873A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000188873A
JP2000188873A JP10364049A JP36404998A JP2000188873A JP 2000188873 A JP2000188873 A JP 2000188873A JP 10364049 A JP10364049 A JP 10364049A JP 36404998 A JP36404998 A JP 36404998A JP 2000188873 A JP2000188873 A JP 2000188873A
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control signal
discharge lamp
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Masahito Sano
雅人 佐野
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大型化したり高価にすることなく複数
の装置を制御できる電源装置を提供する。 【解決手段】 商用交流電源eの交流電圧を全波整流器
3で全波整流し、コンデンサC3で平滑し、電界効果トラ
ンジスタQ1,Q2をマイクロコンピュータ8から矩形波を
出力して制御し、チョークコイルL2およびコンデンサC7
の共振特性に従い、高周波交流を蛍光ランプFLに印加
し、蛍光ランプFLを高周波点灯させる。信号入力回路9
に入力された制御信号によりインバータ回路4の出力を
可変する。バッファ回路16を介して信号出力回路15から
制御信号に対応する制御信号を出力するため、制御信号
の電流を大電流にする必要がなくなる。一つの装置で使
用する接続するためのたとえば信号線の長さを短くでき
るため、信号が歪んだりたとえば信号線の抵抗による悪
影響を防止でき、制御信号による制御を確実にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御信号により出
力を可変して出力する電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電源装置としてはたとえ
ば図7に示す放電灯点灯装置1が知られている。
【0003】この図7に示す放電灯点灯装置1は、商用
交流電源eにフィルタ回路2が接続され、このフィルタ
回路2はコンデンサC1、コモンモードチョークL1および
コンデンサC2を有し、このフィルタ回路2には整流手段
としてのダイオードブリッジで構成された全波整流器3
の入力端子が接続されている。
【0004】また、この全波整流器3の出力端子には、
平滑用のコンデンサC3が接続され、このコンデンサC3に
はハーフブリッジ型のインバータ回路4が接続され、こ
のインバータ回路4は電界効果トランジスタQ1および電
界効果トランジスタQ2の直列回路を有している。
【0005】さらに、インバータ回路4は制御回路5に
制御され、この制御回路5は外部調光装置6により制御
される。この制御回路5は、コンデンサC3に対して並列
に分圧用の抵抗R1および抵抗R2の直列回路が接続され、
抵抗R2に対して並列に定電圧用のツェナダイオードZD1
および平滑用のコンデンサC4が接続されてたとえば12
Vの定電圧源7を構成し、制御用のマイクロコンピュー
タ8のVcc端子に接続されている。
【0006】また、外部調光装置6は信号入力手段とし
ての信号入力回路9に接続され、この信号入力回路9は
抵抗R3を介して誤極性接続防止用の全波整流器10の入力
端子が接続されている。この全波整流器10の出力端子に
は抵抗R4および発光ダイオードLED1の並列回路が接続さ
れている。そして、この発光ダイオードLED1にフォトト
ランジスタQ3がフォトカップリングされ、このフォトト
ランジスタQ3は抵抗R5を介して、マイクロコンピュータ
8の5VのVref 端子およびGND端子に接続され、フ
ォトトランジスタQ3のエミッタはダイオードD1を介して
PWM端子に接続されている。また、マイクロコンピュ
ータ8のVref 端子およびGND端子間には抵抗R6およ
び抵抗R7の直列回路が接続され、フォトトランジスタQ3
のエミッタは、ダイオードD2および抵抗R8の直列回路を
介して抵抗R6および抵抗R7の接続点に接続され、抵抗R6
および抵抗R7の接続点は抵抗R9を介してVCOM 端子に接
続され、Vcom 端子およびGND端子間にはコンデンサ
C5が接続されている。
【0007】さらに、V01端子は電界効果トランジスタ
Q1のゲートに接続され、V02端子は電界効果トランジス
タQ2のゲートに接続されている。
【0008】また、電界効果トランジスタQ2には負荷回
路11が接続されている。この負荷回路11は、電界効果ト
ランジスタQ2のドレイン、ソース間に、チョークコイル
L2および直流カット用のコンデンサC6を介して、放電ラ
ンプとしての蛍光ランプFLのフィラメントFL1 ,FL2 の
一端に接続され、これらフィラメントFL1 ,FL2 の他端
には共振用のコンデンサC7が接続されている。
【0009】さらに、図8に示すように、外部調光装置
6に、数十台程度の放電灯点灯装置1がマルチドロップ
配線されている。
【0010】そして、商用交流電源eの交流電圧を全波
整流器3で全波整流し、コンデンサC3で平滑し、電界効
果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2をマイ
クロコンピュータ8から矩形波を出力して制御し、チョ
ークコイルL2およびコンデンサC7の共振特性に従い、高
周波交流を蛍光ランプFLに印加し、蛍光ランプFLを高周
波点灯させている。
【0011】また、外部調光装置6からPWMの制御信
号を出力し、全波整流器10で誤極性接続とならないよう
にいずれの極性に接続しても問題が生じないように整流
し、Hレベル信号が入力されると、発光ダイオードLED1
を発光させ、発光ダイオードLED1が発光するとフォトト
ランジスタQ3がオンし、コンデンサC3を充電してVcon
端子にコンデンサC3の電圧を印加する。また、このVco
n 端子に印加される電圧が高いと、マイクロコンピュー
タ8はインバータ回路4の周波数が高くなるように、電
界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2を
オン、オフスイッチング動作させ、インバータ回路4の
出力が低減される。
【0012】すなわち、PWMの制御信号のオンデュー
ティが大きいほどインバータ回路4の出力が低減され、
反対に、オンデューティが小さいほどインバータ回路4
の出力が大きくなる。
【0013】また、PWM端子に入力される電圧が閾値
以上になると、インバータ回路4の動作を停止させ、蛍
光ランプFLを消灯させている。
【0014】ところが、上述のように1つの外部調光装
置6に数十台程度の放電灯点灯装置1を接続することは
できるものの、これ以上の数の放電灯点灯装置1を制御
する場合には、外部調光装置6の電流を大きくしたり、
あるいは、外部調光装置6を複数用いて全体の放電灯点
灯装置1を制御する必要があり、大型化あるいは高価と
なる。
【0015】また、たとえば1つの外部調光装置6に数
百台の放電灯点灯装置1を接続する場合には、図9に示
すように、外部調光装置6に信号増幅器12を接続し、こ
の信号増幅器12を介して放電灯点灯装置1に接続してい
る。
【0016】ところが、放電灯点灯装置1の接続する数
を増加させると、信号線の経路が長くなり、信号線の経
路の増加により静電容量が増加して信号波形が歪んだ
り、信号出力を大きくしたことによる信号線抵抗および
接触抵抗の影響が無視できなくなり、信号電圧が減衰し
て正常に動作しにくくなる。
【0017】また、施工の際に短絡配線した場合には、
放電灯点灯装置1が正常に動作せず、異常箇所を特定し
にくく、外部調光装置6に過電流が流れ、外部調光装置
6が破損するおそれがある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図8に
示すように、1つの外部調光装置6に数十台程度の放電
灯点灯装置1を接続することはできるものの、これ以上
の数の放電灯点灯装置1を制御する場合には、外部調光
装置6の電流を大きくしたり、あるいは、外部調光装置
6を複数用いて全体の放電灯点灯装置1を制御する必要
があり、大型化あるいは高価となる。
【0019】また、図9に示すように、外部調光装置6
に信号増幅器12を接続し、この信号増幅器12を介して放
電灯点灯装置1に接続すると、信号線の経路が長くな
り、信号線の経路の増加により静電容量が増加して信号
波形が歪んだり、信号出力を大きくしたことによる信号
線抵抗および接触抵抗の影響が無視できなくなり、信号
電圧が減衰して正常に動作しにくくなる問題を有してい
る。
【0020】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、装置を大型化したり高価にすることなく複数の装置
を制御できる電源装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電源装置
は、出力可変で負荷回路に出力する出力変換手段と、こ
の出力変換手段の出力を設定する制御信号を入力する信
号入力手段と、バッファ手段を有し前記信号入力手段に
入力された制御信号に対応する制御信号をこのバッファ
手段を介して出力する信号出力手段とを具備したもの
で、信号入力手段に入力された制御信号により出力変換
手段の出力を可変するとともに、バッファ手段を介して
信号出力手段から制御信号に対応する制御信号を出力す
るため、制御信号の電流を大電流にする必要がなくなる
とともに、一つの装置で使用する接続するためのたとえ
ば信号線の長さを短くできるため、信号が歪んだりたと
えば信号線の抵抗による悪影響を防止でき、制御信号に
よる制御が確実になる。
【0022】請求項2記載の電源装置は、請求項1記載
の電源装置において、信号出力手段は、出力波形整形手
段を有するもので、出力する制御信号の出力波形を出力
波形整形手段で整形するため、制御信号が正確になり、
制御信号による制御が確実になる。
【0023】請求項3記載の電源装置は、請求項1また
は2記載の電源装置において、異常を検出する異常検出
手段と、この異常検出手段で異常が検出されると信号出
力手段からの制御信号を停止させる停止手段とを具備し
たもので、異常検出手段で異常が検出されると、停止手
段で出力信号手段からの制御信号を停止させるため、異
常時に動作させることを防止する。
【0024】請求項4記載の電源装置は、請求項3記載
の電源装置において、異常検出手段で異常が検出される
と異常を報知する報知手段を具備したもので、異常が生
ずると、報知手段により異常が容易に分かる。
【0025】請求項5記載の電源装置は、請求項4記載
の電源装置において、負荷回路は、ランプを有し、報知
手段は、ランプの点灯状態を通常とは異ならせるもの
で、負荷回路のランプにより異常が容易に分かる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の照
明装置を図面を参照して説明する。なお、図7ないし図
9に示す従来例で説明した部分は、同一符号を付して説
明する。
【0027】図1に示す放電灯点灯装置1は、商用交流
電源eにフィルタ回路2が接続され、このフィルタ回路
2はコンデンサC1、コモンモードチョークL1およびコン
デンサC2を有し、このフィルタ回路2には整流手段とし
てのダイオードブリッジで構成された全波整流器3の入
力端子が接続されている。
【0028】また、この全波整流器3の出力端子には、
平滑用のコンデンサC3が接続され、このコンデンサC3に
はハーフブリッジ型の出力変換手段としてのインバータ
回路4が接続され、このインバータ回路4は電界効果ト
ランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2の直列回路
を有している。
【0029】さらに、インバータ回路4は制御回路5に
制御され、この制御回路5は外部調光装置6により制御
される。この制御回路5は、コンデンサC3に対して並列
に分圧用の抵抗R1および抵抗R2の直列回路が接続され、
抵抗R2に対して並列に定電圧用のツェナダイオードZD1
および平滑用のコンデンサC4が接続されてたとえば12
Vの定電圧源7を構成し、制御用のマイクロコンピュー
タ8のVcc端子に接続されている。
【0030】また、外部調光装置6は信号入力手段とし
ての信号入力回路9に接続され、この信号入力回路9は
抵抗R3を介して誤極性接続防止用の全波整流器10の入力
端子が接続されている。この全波整流器10の出力端子に
は抵抗R4および発光ダイオードLED1および発光ダイオー
ドLED2の直列回路が並列に接続されている。そして、こ
の発光ダイオードLED1にフォトトランジスタQ3がフォト
カップリングされ、このフォトトランジスタQ3は抵抗R5
を介して、マイクロコンピュータ8の5VのVref 端子
およびGND端子に接続され、フォトトランジスタQ3の
エミッタはダイオードD1を介してPWM端子に接続され
ている。また、マイクロコンピュータ8のVref 端子お
よびGND端子間には抵抗R6および抵抗R7の直列回路が
接続され、フォトトランジスタQ3のエミッタは、ダイオ
ードD2および抵抗R8の直列回路を介して抵抗R6および抵
抗R7の接続点に接続され、抵抗R6および抵抗R7の接続点
は抵抗R9を介してVCOM 端子に接続され、Vcom 端子お
よびGND端子間にはコンデンサC5が接続されている。
【0031】さらに、V01端子は電界効果トランジスタ
Q1のゲートに接続され、V02端子は電界効果トランジス
タQ2のゲートに接続されている。
【0032】また、定電圧源7のコンデンサC4の両端子
間には、信号出力手段としての信号出力回路15が接続さ
れ、この信号出力回路15は抵抗R10 および発光ダイオー
ドLED2とフォトカップリングされてバッファ手段として
のバッファ回路16が構成されるフォトトランジスタQ4が
直列に接続され、このフォトトランジスタQ4のコレク
タ、エミッタには、トランジスタQ5のベースおよびコレ
クタが接続されている。
【0033】さらに、電界効果トランジスタQ2には負荷
回路11が接続されている。この負荷回路11は、電界効果
トランジスタQ2のドレイン、ソース間に、チョークコイ
ルL2および直流カット用のコンデンサC6を介して、放電
ランプとしての蛍光ランプFLのフィラメントFL1 ,FL2
の一端に接続され、これらフィラメントFL1 ,FL2 の他
端にはこれらフィラメントFL1 ,FL2 を予熱するととも
に共振用のコンデンサC7が接続されている。
【0034】さらに、図2に示すように、外部調光装置
6に、放電灯点灯装置1の信号入力回路9が接続され、
この放電灯点灯装置1の信号出力回路15が次の放電灯点
灯装置1の信号入力回路9に接続され、これを繰り返し
て放電灯点灯装置1が順次直列接続されている。
【0035】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0036】まず、商用交流電源eの交流電圧を全波整
流器3で全波整流し、コンデンサC3で平滑し、電界効果
トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2をマイク
ロコンピュータ8から矩形波を出力して制御し、チョー
クコイルL2およびコンデンサC7の共振特性に従い、高周
波交流を蛍光ランプFLに印加し、蛍光ランプFLを高周波
点灯させている。
【0037】また、外部調光装置6からPWMの制御信
号を出力し、全波整流器10で誤極性接続とならないよう
にいずれの極性に接続しても損傷することを防止するた
めに整流し、Hレベル信号が入力されると、発光ダイオ
ードLED1を発光させ、発光ダイオードLED1が発光すると
フォトトランジスタQ3がオンし、抵抗R5ないし抵抗R8で
分圧して抵抗R9で限流し、コンデンサC3で平滑してVco
n 端子にコンデンサC3の電圧を印加する。また、このV
con 端子に印加される電圧が高いと、マイクロコンピュ
ータ8はインバータ回路4の周波数が高くなるように、
電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2
をオン、オフスイッチング動作させ、インバータ回路4
の出力が低減される。インバータ回路4は、電界効果ト
ランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2のスイッチ
ング周波数を変化させることにより、チョークコイルL2
およびコンデンサC7の共振特性が変化して蛍光ランプFL
を調光する。
【0038】すなわち、PWMの制御信号のオンデュー
ティが大きく100%のときに平均電圧が12Vにな
り、最もインバータ回路4の出力が低減され、反対に、
オンデューティが小さく0%のときに平均電圧が0Vに
なり、最もインバータ回路4の出力が大きくなる。
【0039】さらに、発光ダイオードLED1が発光すると
ともに、発光ダイオードLED2が発光し、フォトトランジ
スタQ4がオンしてトランジスタQ5がオンし、この信号出
力回路15から、この放電灯点灯装置1の信号入力回路9
に入力されたPWMの制御信号と同一の信号が出力さ
れ、次の放電灯点灯装置1の信号入力回路9に入力され
る。なお、バッファ回路16を介して次の放電灯点灯装置
1の1台分のみの小電流の制御信号を出力するため、増
幅器なども不要になり負荷容量の制限がなくなる。ま
た、次の放電灯点灯装置1との信号線は前の放電灯点灯
装置1とは電気的には直接接続されてなく、放電灯点灯
装置1の定電圧源7を新たに電源としてブースト、すな
わち電流増幅して次の放電灯点灯装置1に出力すること
になるため、制御信号の減衰も補完でき、信号の電流を
大きくすることなく順次制御信号を送らせることにな
り、信号線の抵抗あるいは接触抵抗が問題になることな
く、制御信号が歪むことがないので放電灯点灯装置1の
数に関係なく1つの外部調光装置6により制御できる。
【0040】また、PWM端子に入力される電圧が閾値
以上になると、インバータ回路4の動作を停止させ、蛍
光ランプFLを消灯させている。
【0041】次に、他の実施の形態を図3を参照して説
明する。
【0042】この図3に示す放電灯点灯装置1は、図1
に示す放電灯点灯装置1において、バッファ回路16のフ
ォトトランジスタQ4のエミッタに出力波形整形手段とし
てのコンパレータ17の非反転入力端子に接続され、この
コンパレータ17の反転入力端子は定電圧源7に接続さ
れ、出力端子はトランジスタQ6のベースに接続されてい
る。
【0043】そして、基本的な動作は図1に示す放電灯
点灯装置1と同様であるが、信号入力回路9に入力され
る制御信号がHレベルのときに発光ダイオードLED2が発
光し、フォトトランジスタQ4がオンし、基準電圧である
反転入力端子より非反転入力端子の電圧が高くなるこの
フォトトランジスタQ4がオンしているときのみコンパレ
ータ17が出力し、信号出力回路15はHレベルであるVcc
を出力し、制御信号がLレベルのときに発光ダイオード
LED2が発光せず、フォトトランジスタQ4がオンせず、基
準電圧である反転入力端子より非反転入力端子の電圧が
低くなるフォトトランジスタQ4がオフしているときコン
パレータ17は出力せず、信号出力回路15はLレベルであ
る0Vを出力し、波形歪みがとられて波形が整形された
状態で、信号入力回路9に入力された制御信号に対応す
る制御信号を信号出力回路15から出力する。
【0044】このように、入力されるPWMの制御信号
がHレベルのときに出力する制御信号はVccで、入力さ
れるPWMの制御信号がLレベルのときに出力する制御
信号は0とすることにより、たとえば伝達素子の非直線
性あるいは信号線などの浮遊容量により制御信号に歪み
が生じていても、出力される制御信号の歪みを除去す
る。したがって、外乱ノイズに対しても安定し、次の放
電灯点灯装置1とを接続する信号線の長さも長くでき
る。
【0045】次に、他の実施の形態を図4を参照して説
明する。
【0046】この図4に示す放電灯点灯装置1は、図1
に示す放電灯点灯装置1において、信号出力回路15に異
常検出手段18を設け、この異常検出手段18はトランジス
タQ5のコレクタおよびフォトトランジスタQ4のエミッタ
間に、シャント抵抗R11 が接続され、このシャント抵抗
R11 にツェナダイオードZD2 およびリレーRy1 のリレー
コイルRyL1が接続され、このリレーRy1 のリレー接点Ry
1S1 がトランジスタQ5のベースに接続されている。
【0047】そして、基本的な動作は図1に示す放電灯
点灯装置1と同様であるが、信号出力回路15の信号線に
短絡電流などの過電流が流れると、シャント抵抗R11 の
電圧が上昇してツェナダイオードZD2 がオンし、リレー
コイルRy1Lに電流が流れてリレー接点Ry1S1 が開成し、
トランジスタQ5がオンせず、信号入力回路9に制御信号
が入力されても信号出力回路15からは信号を出力しな
い。
【0048】したがって、たとえば配線工事や次の放電
灯点灯装置1の回路の異常または接続量の過多により出
力側に短絡電流などの過電流が流れると制御信号の出力
を停止させるため、次の放電灯点灯装置1などを保護す
るとともに、次の放電灯点灯装置1あるいは次の放電灯
点灯装置1までの信号線が異常であれば制御信号を出力
しなくなるため、異常箇所の特定が容易になる。
【0049】さらに、他の実施の形態を図5を参照して
説明する。
【0050】この図5に示す放電灯点灯装置1は、図4
に示す放電灯点灯装置1において、リレーコイルRy1Lに
より動作するリレーコイルRy1L2 をマイクロコンピュー
タ8のVref 端子およびPWM端子間に接続し、蛍光ラ
ンプFLを報知手段として機能させたものである。
【0051】そして、シャント抵抗R11 で過電流などが
検出されると、制御信号の出力を停止させるとともに、
マイクロコンピュータ8のVref 端子およびPWM端子
間を短絡し、インバータ回路4の動作を停止させる。こ
のように、インバータ回路4の動作を停止させることに
より、蛍光ランプFLの点灯を停止させるため、異常を容
易に知ることができる。
【0052】またさらに、他の実施の形態を図6を参照
して説明する。
【0053】この図6に示す放電灯点灯装置1は、図4
に示す放電灯点灯装置1において、リレーコイルRy1Lに
対して並列に、タイマ回路19およびリレーRy2 のリレー
コイルRy2Lの直列回路を接続するとともに、リレー接点
Ry2Sをマイクロコンピュータ8のVref 端子およびPW
M端子間に接続し、蛍光ランプFLを報知手段として機能
させたものである。
【0054】そして、シャント抵抗R11 で過電流などが
検出されると、制御信号の出力を停止させるとともに、
タイマ回路19で所定時間毎にリレーコイルRy2Lに電流を
供給して所定時間毎にマイクロコンピュータ8のVref
端子およびPWM端子間を短絡し、インバータ回路4の
動作を所定時間毎に停止させる。このように、インバー
タ回路4の動作を所定時間毎に停止させることにより、
蛍光ランプFLを点滅させるため、異常を容易に知ること
ができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の電源装置によれば、信号
入力手段に入力された制御信号により出力変換手段の出
力を可変するとともに、バッファ手段を介して信号出力
手段から制御信号に対応する制御信号を出力するため、
制御信号の電流を大電流にする必要がなくなるととも
に、一つの装置で使用する接続するためのたとえば信号
線の長さを短くできるため、信号が歪んだりたとえば信
号線の抵抗による悪影響を防止でき、制御信号による制
御を確実にできる。
【0056】請求項2記載の電源装置によれば、請求項
1記載の電源装置に加え、信号出力手段は出力波形整形
手段を有するので、出力する制御信号の出力波形を出力
波形整形手段で整形するため、制御信号が正確になり、
制御信号による制御を確実にできる。
【0057】請求項3記載の電源装置によれば、請求項
1または2記載の電源装置に加え、異常検出手段で異常
が検出されると、停止手段で出力信号手段からの制御信
号を停止させるため、異常時に動作させることを防止で
きる。
【0058】請求項4記載の電源装置によれば、請求項
3記載の電源装置に加え、異常検出手段で異常が検出さ
れると異常を報知する報知手段を具備したので、異常が
生ずると報知手段により異常を知ることができる。
【0059】請求項5記載の電源装置によれば、請求項
4記載の電源装置に加え、負荷回路はランプを有し、報
知手段はランプの点灯状態を通常とは異ならせるので、
負荷回路のランプにより異常が知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の放電灯点灯装置を示す
回路図である。
【図2】同上放電灯点灯装置の接続を示す回路図であ
る。
【図3】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回
路図である。
【図4】同上また他の実施の形態の放電灯点灯装置を示
す回路図である。
【図5】同上さらに他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図である。
【図6】同上またさらに他の実施の形態の放電灯点灯装
置を示す回路図である。
【図7】従来例の放電灯点灯装置を示す回路図である。
【図8】同上放電灯点灯装置の接続を示す回路図であ
る。
【図9】同上他の従来例の放電灯点灯装置の接続を示す
回路図である。
【符号の説明】
4 出力変換手段としてのインバータ回路 9 信号入力手段としての信号入力回路 15 信号出力手段としての信号出力回路 16 バッファ手段としてのバッファ回路 17 出力波形整形手段としてのコンパレータ 18 異常検出手段 FL 放電ランプとしての蛍光ランプ Ry1S1 停止手段としてのリレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA02 BA03 BB01 BC01 BC03 DB03 DD04 EB01 EB06 GA02 GB12 GC04 HA06 HA10 HB03 5H007 AA05 AA12 BB03 CA02 CB04 CB12 CB22 CC03 DA03 DA05 DB01 DB12 DC04 DC05 EA02 EA09 FA01 FA13 FA19 GA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力可変で負荷回路に出力する出力変換
    手段と、 この出力変換手段の出力を設定する制御信号を入力する
    信号入力手段と、 バッファ手段を有し前記信号入力手段に入力された制御
    信号に対応する制御信号をこのバッファ手段を介して出
    力する信号出力手段とを具備したことを特徴とする電源
    装置。
  2. 【請求項2】 信号出力手段は、出力波形整形手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 異常を検出する異常検出手段と、 この異常検出手段で異常が検出されると信号出力手段か
    らの制御信号を停止させる停止手段とを具備したことを
    特徴とする請求項1または2記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 異常検出手段で異常が検出されると異常
    を報知する報知手段を具備したことを特徴とする請求項
    3記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 負荷回路は、ランプを有し、 報知手段は、ランプの点灯状態を通常とは異ならせるこ
    とを特徴とする請求項4記載の電源装置。
JP10364049A 1998-12-22 1998-12-22 電源装置 Pending JP2000188873A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7847491B2 (en) 2001-01-09 2010-12-07 O2Micro International Limited Sequential burst mode activation circuit
JP6269883B1 (ja) * 2017-04-26 2018-01-31 大川三基株式会社 無電極電灯の点灯装置

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