JP2000188659A - コンピュータインタフェース付きファクシミリ装置 - Google Patents

コンピュータインタフェース付きファクシミリ装置

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JP2000188659A
JP2000188659A JP10365200A JP36520098A JP2000188659A JP 2000188659 A JP2000188659 A JP 2000188659A JP 10365200 A JP10365200 A JP 10365200A JP 36520098 A JP36520098 A JP 36520098A JP 2000188659 A JP2000188659 A JP 2000188659A
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lan connection
power supply
lan
data
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JP10365200A
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English (en)
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Yuichi Naoi
裕一 直井
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN接続部が仮にハングアップしても、フ
ァクシミリ本体の電源を入れ直してLAN接続部をイニ
シャルする必要のないコンピュータインタフェース付き
ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 LAN接続部6が何らかの理由によりハ
ングアップし、パケットの送受信が不可能になった場
合、オペレータは、オペレーションパネル部3よりLA
N接続部6のリセット操作を行う。このリセット操作
後、メインシステム1は、LAN接続部6への給電を止
め、ある一定期間後、給電を再開することで、LAN接
続部6のリセットを行う。あるいは、オペレータは、最
寄りの電話機よりファクシミリ装置を呼び出し、特番の
PB信号を送出する。この遠隔操作に応じて、メインシ
ステム1は、LAN接続部6への給電を止め、ある一定
期間後、給電を再開することで、LAN接続部6のリセ
ットを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタ機
能とファクシミリ機能とを融合させた複合機能ファクシ
ミリに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、互いに同様の印刷部を有する単体
のプリンタとファクシミリとの融合を考えた、いわゆる
マルチファンクションファクシミリ装置が開発されてい
る。
【0003】これはファクシミリ装置の印刷部の資源を
用い、ファクシミリ機能の他にPCL(プリンタ制御言
語)、PS(ポストスクリプト)等のプリンタ記述言語
対応のフォーマッタ機能を設けることにより、単体の装
置でプリンタ機能とファクシミリ機能とを実現させるも
のである。
【0004】また、ファクシミリ装置をLANに接続可
能とし、遠隔の端末からファクシミリ装置を操作した
り、ファクシミリ装置のスキャナ機能を利用して端末に
画像を取り込む、あるいはプリンタとして端末のドキュ
メントを印刷するといった機能を実現している。
【0005】また、従来は、コンピュータ端末とファク
シミリ装置は、1対1のi/fで接続され、多数のユー
ザが1つの端末を操作していたが、この機能によりファ
クシミリ、スキャナ、プリンタという機能を、個々の多
数のコンピュータ端末から共有、利用することができ
る。
【0006】図7は、このようなLAN接続可能なファ
クシミリ装置の従来例を示すブロック図である。
【0007】図7において、メイン制御部(メインシス
テム)1は、ファクシミリ装置全体の制御を司るもので
あり、通信制御部2は、電話回線に接続され、通信動作
を制御するものである。オペレーションパネル(オペパ
ネ)部3は、オペレータが各種の操作を行うための入力
キーや表示部を有するものであり、スキャナ部4は、原
稿を読み取るためのイメージセンサや原稿搬送機構等を
含むものである。プリンタ部5は、受信した画情報等を
印刷するものである。
【0008】このファクシミリ装置は、通常、送信時に
原稿をイメージセンサ4で読み取り、メイン制御部1で
読み取った画像をメイン制御部1で圧縮し、通信制御部
2を介して相手機に伝送する。伝送する相手局は、オペ
パネ3から入力する。
【0009】また受信時には、回線からの呼出信号を検
出し、通信制御部2は回線を相手機に接続させ、相手機
からの画像情報を取り込む。
【0010】以上が通常のファクシミリ機能を実現する
ブロックの構成である(図7の一点破線で示す部分)。
【0011】また、LAN接続部6は、イーサネット等
のネットワークに接続され、遠隔端末(コンピュータ)
とのデータの送受を行う。
【0012】また、LAN接続部6は、遠隔端末からの
データパケットの分解、解読を行い、LAN上でのパケ
ットデータをメインシステム1で処理可能なデータ形式
に変換する処理を行う。さらに、LAN接続部6は、メ
インシステム1のデータをパケット化し、LAN上に送
出する機能を有する。
【0013】また、プリンタフォーマッタ部7は、PC
LやPSなどのプリンタ記述言語に対応し、このデータ
をビットマップに展開し、プリンタ部5に送出し、プリ
ントアウトを行う。
【0014】これらLAN接続部6、プリンタフォーマ
ッタ部7によりファクシミリ機能の遠隔端末からの操作
(例えば、端末内に蓄積されているデータのファクシミ
リ送信やファクシミリ受信画像を遠隔端末にアップロー
ドする)や遠隔端末からのプリント動作もLANを介し
て行うことが可能となる。
【0015】LAN接続部6とメインシステム1とのイ
ンターフェースは、例えばセントロニクスインタフェー
ス等のような標準化されたコンピュータ機器間インタフ
ェースを使用する。
【0016】この利点は、例えばLANなどのネットワ
ークの環境が変更された場合、あるいはLANのインタ
フェースの規格が変更になった場合に、LAN接続部6
のみを変更することによって、それに即対応が可能な点
である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のシステムにおいて、もしLAN接続部6が
何らかの理由によりハングアップし、パケットの送受信
が不可能になった場合、ネットワーク側からのアクセス
が不可能となる。
【0018】この場合、当然、ネットワークに接続され
ている端末からはLAN接続部6のリセット等のイニシ
ャル処理は不可能となる。
【0019】そのため、ファクシミリ本体側からのイニ
シャル処理が必要となるが、ファクシミリのメインシス
テム1とLAN接続部6との間のインタフェース信号は
標準にPCインターフェースを使用しているため、リセ
ットの信号を挿入することは難しい。
【0020】仮に、LAN接続部6とメインシステム1
との間がセントロニクスインタフェースで接続されてい
るとして、セントロニクスインタフェースにおいても、
INIT信号のようなイニシャル信号は存在するが、L
AN接続部6がセントロニクスホスト、メインシステム
1側がセントロニクスペリフェラルといった構成である
と、INIT信号はホストからペリフェラルへのイニシ
ャル信号であるためメインシステム1側からLAN接続
部6をイニシャルすることはインタフェースの規定にお
いて不可能である。
【0021】よって、従来は、ファクシミリ本体の電源
をON、OFFし、これによりLAN接続部6をイニシ
ャルする以外に方法がなかった。
【0022】しかしながら、この方法で本体電源をOF
Fした場合、復旧に時間がかかり、当然ファクシミリ受
信は受け付けられなくなるし、電源をいちいちON、O
FFしなければならないのは効率的ではない。
【0023】そこで本発明は、以上のような従来の欠点
を除去するためになされたもので、LAN接続部が仮に
ハングアップしても、ファクシミリ本体の電源を入れ直
してLAN接続部をイニシャルする必要のないコンピュ
ータインタフェース付きファクシミリ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
インタフェース手段を有する複合機能ファクシミリ装置
において、LANを介してコンピュータと接続され、前
記LANからのデータを当該ファクシミリ装置が解読し
得るデータ形式に変換するデータ変換手段と、前記デー
タ変換手段に当該ファクシミリ装置内より電源を供給
し、前記データ変換手段への電源の供給をON/OFF
制御可能な電源制御手段と、前記データ変換手段が誤動
作を起こし、復帰不可能となった場合に、当該ファクシ
ミリ装置における操作に基づき、前記電源制御手段によ
ってデータ変換手段への電源供給を止め、その後に電源
供給を復帰させ、前記データ変換手段をリセットする制
御手段とを有することを特徴とする。
【0025】本発明は、コンピュータインタフェース手
段を有する複合機能ファクシミリ装置において、LAN
を介してコンピュータと接続され、前記LANからのデ
ータを当該ファクシミリ装置が解読し得るデータ形式に
変換するデータ変換手段と、電話着信後に電話回線から
のPB信号を検出するPB信号検出手段と、前記データ
変換手段に当該ファクシミリ装置内より電源を供給し、
前記データ変換手段への電源の供給をON/OFF制御
可能な電源制御手段と、前記データ変換手段が誤動作を
起こし、復帰不可能となった場合に、前記電話着信後の
特定のPB信号の検出に基づいて、前記電源制御手段に
よってデータ変換手段への電源供給を止め、その後に電
源供給を復帰させ、前記データ変換手段をリセットする
制御手段とを有することを特徴とする。
【0026】以上のような構成において、データ変換手
段(LAN接続部)はファクシミリ装置より電源を供給
されており、ファクシミリ装置は、LAN接続部への電
源の供給をON/OFF制御可能な電源制御手段を有
し、もしLAN接続部が誤動作を起こし、復帰不可能と
なった場合、ファクシミリ装置本体におけるオペレータ
の操作により、あるいは、遠隔端末からの電話着信後の
特定のPB信号の検出により、電源制御手段によってL
AN接続部への電源供給を止め、規定時間後に電源供給
を復帰させ、LAN接続部をリセットする。
【0027】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1実施例によるコンピュータインタフェース付きファク
シミリ装置の構成を示すブロック図である。なお、図7
と同様の構成については、同一符号を付して説明する。
【0028】図1において、メイン制御部(メインシス
テム)1は、ファクシミリ装置全体の制御を司るもので
あり、通信制御部2は、電話回線に接続され、通信動作
を制御するものである。オペレーションパネル(オペパ
ネ)部3は、オペレータが各種の操作を行うための入力
キーや表示部を有するものであり、スキャナ部4は、原
稿を読み取るためのイメージセンサや原稿搬送機構等を
含むものである。プリンタ部5は、受信した画情報等を
印刷するものである。
【0029】このファクシミリ装置は、通常、送信時に
原稿をイメージセンサ4で読み取り、メイン制御部1で
読み取った画像をメイン制御部1で圧縮し、通信制御部
2を介して相手機に伝送する。伝送する相手局は、オペ
パネ3から入力する。
【0030】また受信時には、回線からの呼出信号を検
出し、通信制御部2は回線を相手機に接続させ、相手機
からの画像情報を取り込む。
【0031】以上が通常のファクシミリ機能を実現する
ブロックの構成である(図7の一点破線で示す部分)。
【0032】また、LAN接続部6は、イーサネット等
のネットワークに接続され、遠隔端末(コンピュータ)
とのデータの送受を行う。
【0033】また、LAN接続部6は、遠隔端末からの
データパケットの分解、解読を行い、LAN上でのパケ
ットデータをメインシステム1で処理可能なデータ形式
に変換する処理を行う。さらに、LAN接続部6は、メ
インシステム1のデータをパケット化し、LAN上に送
出する機能を有する。
【0034】また、プリンタフォーマッタ部7は、PC
LやPSなどのプリンタ記述言語に対応し、このデータ
をビットマップに展開し、プリンタ部5に送出し、プリ
ントアウトを行う。
【0035】これらLAN接続部6、プリンタフォーマ
ッタ部7によりファクシミリ機能の遠隔端末からの操作
(例えば、端末内に蓄積されているデータのファクシミ
リ送信やファクシミリ受信画像を遠隔端末にアップロー
ドする)や遠隔端末からのプリント動作もLANを介し
て行うことが可能となる。
【0036】給電制御部8は、メインシステム1に内蔵
され、メインシステム1内のCPUの制御により、LA
N接続部6への給電を制御するものである。
【0037】LAN接続部6とメインシステム1とのイ
ンタフェースはセントロニクスインタフェースを使用し
ている。
【0038】図2は、LAN接続部6とメインシステム
1とのインタフェースの構成を示すブロック図である。
【0039】この図2に示すように、本実施例では、L
AN接続部6にセントロニクスホストの機能を持たせ、
これに対し、メインシステム1側にセントロニクスペリ
フェラルの機能を持たせる。
【0040】セントロニクスインタフェースには、ホス
ト側がペリフェラル側の電源が入っているかどうか確認
可能なように、ペリフェラルの電源を直接入力する信号
線(ペリフェラルロジックHi)2−1が存在し、これ
によってLAN接続部6はペリフェラル、つまりメイン
システム1側からの給電を受けている。
【0041】セントロニクスのペリフェラル機能を持た
せているメインシステム1側の電源は、FET10を介
してLAN接続部6のペリフェラルロジックHi2−1
に接続される。
【0042】FET10のON/OFF制御は、メイン
システム1のCPUが制御する。そして、通常は、FE
T10はONされ、LAN接続部6は給電されている。
【0043】もしLAN接続部6が何らかの理由により
ハングアップし、パケットの送受信が不可能になった場
合、ネットワーク側からのアクセスが不可能となる。
【0044】この場合、LANに接続されている各端末
からファクシミリ装置に対するアクセスは不能となる。
【0045】ここで、セントロニクスインタフェースで
は、図2の信号線2−2で伝送されるINIT信号のよ
うなイニシャル信号は存在するが、LAN接続部6がホ
スト、メインシステム1側がペリフェラルといった構成
であると、INIT信号はホストからペリフェラルへの
イニシャル信号であるため、メインシステム1側からL
AN接続部6をイニシャルすることは、インタフェース
の規定において不可能である。
【0046】そこでオペレータは、ファクシミリ装置の
LAN接続部6をリセットするため、ファクシミリ装置
のオペレーションパネル部3よりLAN接続部6のリセ
ット操作を行う。
【0047】このリセット操作後、メインシステム1
は、FET10をOFFし、LAN接続部6への給電を
止め、ある一定期間(これはLAN接続部6の回路がリ
セットし得るに充分な時間)だけOFF状態を保持した
後、FET10をONし、給電を再開する。
【0048】これにより、LAN接続部6はリセットさ
れ、初期状態に戻り、以後正常な動作を持続する。
【0049】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0050】図3は、この第2実施例におけるLAN接
続部6とメインシステム1とのインタフェースの構成を
示すブロック図である。
【0051】この第2実施例は、LAN接続部6とメイ
ンシステム1側とのインタフェースにSCSIインタフ
ェースを使用したものである。なお、その他のファクシ
ミリ装置全体の構成は、図1に示す実施例と同様である
ので、その説明は省略するとともに、以下の説明におい
て共通の構成には同一符号を用いて説明する。
【0052】図3に示すように、本実施例では、LAN
接続部6にSCSIのホスト機能を持たせ、これに対
し、メインシステム1側にSCSIのイニシエータ機能
を持たせる。
【0053】SCSIインタフェースには、SCSIバ
スのターミネータに給電可能なように電源線(ターミネ
ータパワーPOWER)3−1が存在し、これによって
LAN接続部6は、メインシステム1側からの給電を受
けている。メインシステム1側の電源は、FET10を
介してLAN接続部6のターミネータパワーPOWER
3−1に接続されている。
【0054】FET10のON/OFF制御は、メイン
システム1のCPUが制御する。そして、通常は、FE
T10はONされ、LAN接続部6は給電されている。
【0055】もしLAN接続部6が何らかの理由により
ハングアップし、パケットの送受信が不可能になった場
合、ネットワーク側からのアクセスが不可能となる。
【0056】この場合、LANに接続されている各端末
からファクシミリ装置に対するアクセスは不能となる。
【0057】ここで、SCSIインタフェースでは、図
3の信号線3−2で伝送されるRST信号のようなイニ
シャル信号は存在するが、LAN接続部6がホスト、メ
インシステム1側がイニシエータといった構成である
と、RST信号はホストからイニシエータへのイニシャ
ル信号であるため、メインシステム1側からLAN接続
部6をイニシャルすることは、インタフェースの規定に
おいて不可能である。
【0058】そこでオペレータは、ファクシミリ装置の
LAN接続部6をリセットするため、ファクシミリ装置
のオペレーションパネル部3よりLAN接続部6のリセ
ット操作を行う。
【0059】このリセット操作後、メインシステム1
は、FET10をOFFし、LAN接続部6への給電を
止め、ある一定期間(これはLAN接続部6の回路がリ
セットし得るに充分な時間)だけOFF状態を保持した
後、FET10をONし、給電を再開する。
【0060】これにより、LAN接続部6はリセットさ
れ、初期状態に戻り、以後正常な動作を持続する。
【0061】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0062】図4は、本発明の第3実施例によるコンピ
ュータインタフェース付きファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。なお、図1と同様の構成について
は、同一符号を付して説明する。
【0063】この第3実施例のファクシミリ装置は、通
信制御部2に、電話着信によって電話回線が網に接続さ
れた後、相手からのPB信号を検出するPB信号検出部
9を設けたものである。なお、図4におけるその他の構
成は、図1と共通であるので説明は省略する。
【0064】図5は、LAN接続部6とメインシステム
1とのインタフェースの構成を示すブロック図である。
本実施例では、第1実施例と同様、LAN接続部6とメ
インシステム1とのインタフェースはセントロニクスイ
ンタフェースを使用しており、LAN接続部6にセント
ロニクスホストの機能を持たせ、メインシステム1側に
セントロニクスペリフェラルの機能を持たせている。
【0065】そして、メインシステム1側の電源は、F
ET10を介してLAN接続部6のペリフェラルロジッ
クHi2−1に接続され、LAN接続部6はメインシス
テム1側からの給電を受けている。
【0066】FET10のON/OFF制御は、メイン
システム1のCPUが制御する。そして、通常は、FE
T10はONされ、LAN接続部6は給電されている。
【0067】もしLAN接続部6が何らかの理由により
ハングアップし、パケットの送受信が不可能になった場
合には、ネットワーク側からのアクセスが不可能とな
り、LANに接続されている各端末からファクシミリ装
置に対するアクセスは不能となる。
【0068】そして、上述のようにINIT信号では、
ペリフェラルであるメインシステム1側からホストであ
るLAN接続部6をイニシャルすることはできない。
【0069】そこでオペレータは、ファクシミリ装置の
LAN接続部6をリセットするため、例えばオペレータ
の近くに存在する電話からファクシミリ装置への呼び出
しを行う。これに対してファクシミリ装置は、回線から
の呼び出し信号を検出し、電話網との接続を行い、PB
信号検出部9によってPB信号の検出を一定時間行う。
【0070】ここで電話をかけたオペレータより、予め
定められた特定のPB信号の送出が行われ、このPB信
号が特定のPB信号であるとファクシミリ装置が認識し
た場合には、メインシステム1はFET10をOFF
し、LAN接続部6への給電を止め、ある一定期間(こ
れはLAN接続部6の回路がリセットし得るに充分な時
間)だけOFF状態を保持した後、FET10をON
し、給電を再開する。
【0071】これにより、LAN接続部6はリセットさ
れ、初期状態に戻り、以後正常な動作を持続する。
【0072】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0073】図6は、この第4実施例におけるLAN接
続部6とメインシステム1とのインタフェースの構成を
示すブロック図である。
【0074】この第4実施例は、LAN接続部6とメイ
ンシステム1側とのインタフェースにSCSIインタフ
ェースを使用したものである。なお、その他のファクシ
ミリ装置全体の構成は、図4に示す実施例と同様である
ので、その説明は省略するとともに、以下の説明におい
て共通の構成には同一符号を用いて説明する。
【0075】図6に示すように、本実施例では、LAN
接続部6にSCSIのホスト機能を持たせ、これに対
し、メインシステム1側にSCSIのイニシエータ機能
を持たせる。
【0076】また、第3実施例で説明したように、SC
SIインタフェースには、SCSIバスのターミネータ
に給電可能なターミネータパワーPOWER3−1が存
在し、これによってLAN接続部6は、メインシステム
1側からの給電を受けている。
【0077】メインシステム1側の電源は、FET10
を介してLAN接続部6のターミネータパワーPOWE
R3−1に接続されており、FET10のON/OFF
制御は、メインシステム1のCPUが制御する。そし
て、通常は、FET10はONされ、LAN接続部6は
給電されている。
【0078】もしLAN接続部6が何らかの理由により
ハングアップし、パケットの送受信が不可能になった場
合には、ネットワーク側からのアクセスが不可能とな
り、LANに接続されている各端末からファクシミリ装
置に対するアクセスは不能となる。
【0079】そして、信号線3−2で伝送されるRST
信号では、イニシエータであるメインシステム1側から
ホストであるLAN接続部6をイニシャルすることは、
インタフェースの規定において不可能である。
【0080】そこでオペレータは、ファクシミリ装置の
LAN接続部6をリセットするため、例えばオペレータ
の近くに存在する電話からファクシミリ装置への呼び出
しを行う。これに対してファクシミリ装置は、回線から
の呼び出し信号を検出し、電話網との接続を行い、PB
信号検出部9によってPB信号の検出を一定時間行う。
【0081】ここで電話をかけたオペレータより、予め
定められた特定のPB信号の送出が行われ、このPB信
号が特定のPB信号であるとファクシミリ装置が認識し
た場合には、メインシステム1はFET10をOFF
し、LAN接続部6への給電を止め、ある一定期間(こ
れはLAN接続部6の回路がリセットし得るに充分な時
間)だけOFF状態を保持した後、FET10をON
し、給電を再開する。
【0082】これにより、LAN接続部6はリセットさ
れ、初期状態に戻り、以後正常な動作を持続する。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータとLANを介して接続されるデータ変換手
段(LAN接続部)が誤動作を起こし、復帰不可能とな
った場合、ファクシミリ装置本体におけるキー操作、あ
るいは端末から電話回線を介してPB信号を送出するこ
とにより、ファクシミリ装置内の電源制御手段によって
LAN接続部への電源供給を止め、規定時間後に電源供
給を復帰させ、LAN接続部をリセットするようにした
ため、LAN接続部が仮にハングアップしても、ファク
シミリ装置自体の電源を入れ直して、LAN接続部をイ
ニシャルする必要がなく、迅速な処置を行うことがで
き、他の動作への支障を生じることもなくなり、便利な
装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2実施例によるファクシミリ
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例によるファクシミリ装置のLA
N接続部とのインタフェースの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記第2実施例によるファクシミリ装置のLA
N接続部とのインタフェースの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第3、第4実施例によるファクシミリ
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】上記第3実施例によるファクシミリ装置のLA
N接続部とのインタフェースの構成を示すブロック図で
ある。
【図6】上記第3実施例によるファクシミリ装置のLA
N接続部とのインタフェースの構成を示すブロック図で
ある。
【図7】従来例によるファクシミリ装置の全体構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…メイン制御部(メインシステム)、 2…通信制御部、 3…オペレーションパネル部、 4…スキャナ部、 5…プリンタ部、 6…LAN接続部、 7…プリンタフォーマッタ部、 8…給電制御部、 9…PB信号検出部、 10…FET。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータインタフェース手段を有す
    る複合機能ファクシミリ装置において、 LANを介してコンピュータと接続され、前記LANか
    らのデータを当該ファクシミリ装置が解読し得るデータ
    形式に変換するデータ変換手段と、 前記データ変換手段に当該ファクシミリ装置内より電源
    を供給し、前記データ変換手段への電源の供給をON/
    OFF制御可能な電源制御手段と、 前記データ変換手段が誤動作を起こし、復帰不可能とな
    った場合に、当該ファクシミリ装置における操作に基づ
    き、前記電源制御手段によってデータ変換手段への電源
    供給を止め、その後に電源供給を復帰させ、前記データ
    変換手段をリセットする制御手段と、 を有することを特徴とするコンピュータインタフェース
    付きファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータインタフェース手段を有す
    る複合機能ファクシミリ装置において、 LANを介してコンピュータと接続され、前記LANか
    らのデータを当該ファクシミリ装置が解読し得るデータ
    形式に変換するデータ変換手段と、 電話着信後に電話回線からのPB信号を検出するPB信
    号検出手段と、 前記データ変換手段に当該ファクシミリ装置内より電源
    を供給し、前記データ変換手段への電源の供給をON/
    OFF制御可能な電源制御手段と、 前記データ変換手段が誤動作を起こし、復帰不可能とな
    った場合に、前記電話着信後の特定のPB信号の検出に
    基づいて、前記電源制御手段によってデータ変換手段へ
    の電源供給を止め、その後に電源供給を復帰させ、前記
    データ変換手段をリセットする制御手段と、 を有することを特徴とするコンピュータインタフェース
    付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記コンピュータからLANを介して受信した画像ある
    いは文書による印刷データを印刷する印刷手段を有する
    ことを特徴とするコンピュータインタフェース付きファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記コンピュータからの印刷データとして標準化された
    プリンタ記述言語に対応し、これを印刷データとして展
    開するデータ展開手段を有することを特徴とするコンピ
    ュータインタフェース付きファクシミリ装置。
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