JP2000187748A - 紙幣識別装置 - Google Patents

紙幣識別装置

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JP2000187748A
JP2000187748A JP10364228A JP36422898A JP2000187748A JP 2000187748 A JP2000187748 A JP 2000187748A JP 10364228 A JP10364228 A JP 10364228A JP 36422898 A JP36422898 A JP 36422898A JP 2000187748 A JP2000187748 A JP 2000187748A
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JP
Japan
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bill
paper money
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cover
identification
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JP10364228A
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English (en)
Inventor
Takashi Tanaka
高志 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机上において使用するものであって、操作者
側から紙幣を挿入すると、紙幣の真偽判定、計数及びそ
れら識別値の表示を行って、操作者側に紙幣を排出する
形式の紙幣識別装置1において、特に操作者側に紙幣を
排出するために設けられた屈曲上部搬送通路22内に紙
幣が詰まった場合でも、容易に詰まった紙幣を除去する
ことができる紙幣識別装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 抑え上部搬送ベルト21を支持するプー
リ28、29ならびに屈曲上部搬送ベルト22を支持す
るプーリ26、27は、ハウジング7のハウジング側方
部にそれらの回転軸が支持されているが、屈曲上部搬送
ベルト22を支持するプーリ25のみはその回転軸が副
カバー6に支持されているので、副カバー6を開ける
と、2つの搬送ベルトが離間し、紙幣を容易に取り出す
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙幣識別装置の
技術分野に関し、特に机上において操作者の手前側から
紙幣を挿入すると挿入された紙幣の真偽判定、計数及び
それらの識別値(識別結果)の表示を行って、同じ操作
者側に紙幣を排出する形式の紙幣識別装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図1、図5、及び図6に示すよう
な、机上において操作する紙幣識別装置1が提案されて
いる。ここに、図1は本発明及び従来例の紙幣識別装置
の概要を示す斜視図(本発明実施例と従来例は図1の外
観上は変わらない)は、また、図5及び図6は、従来の
紙幣識別装置の断面概要図である。
【0003】これは、操作者の手前側に紙幣を挿入する
挿入口2があり、紙幣識別装置1内の識別通路15にお
いて搬送ベルト16により紙幣を搬送すると共に図示し
ない判定手段により紙幣の真偽判定や計数を行って真札
は上部搬送通路20を経て同じ操作者側に設けられた排
出口3に排出し、偽札は搬送ベルト16を逆送させてそ
のまま挿入口2より返却するものである。
【0004】識別通路15は、その下部に搬送ベルト1
6があり紙幣を搬送すると共に紙幣の上からガイド板1
9で下方に軽く押圧している。
【0005】また、上部搬送通路20は抑え上部搬送ベ
ルト21と屈曲上部搬送ベルト22からなっている。な
お、紙幣の真偽や金額の表示は表示器4で行うものであ
る。
【0006】紙幣が識別通路15あるいは上部搬送通路
20内で詰まったときには、ラッチ解除ボタン10を押
してラッチ11をはずして図6のようにカバー5をヒン
ジ30を回転軸として上方に回動させ、詰まった紙幣を
手で除去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、机上で用いる
紙幣識別装置1は、紙幣識別装置を内部に有する自動預
金支払装置や自動販売機内など比較的大型に構成できる
装置とは異なり、全体形状が非常にコンパクトに構成す
ることが求められる。
【0008】そのため、紙幣が識別通路15あるいは上
部搬送通路20内で詰まったときの対応機構が上述のよ
うにカバ−5を上方に回動させるだけの簡易なものしか
設けることができない。つまり、プーリ25がハウジン
グ7に固定されているため、特に、紙幣が上部搬送通路
20内で詰まったときには、屈曲搬送ベルト22と抑え
上部搬送ベルト21とに挟まれた状態のまま紙幣を手で
除去することになる。
【0009】このため、紙幣やベルトに無理な力が作用
し、紙幣が破れ、紙幣の破片が上部搬送通路20内に残
ってしまったり、抑え搬送ベルト21又は屈曲搬送ベル
ト22がプーリ(25、26、27、28,29)から
外れてしまい、これを復旧させるのに非常に手間がかか
るという問題点があった。
【0010】本発明は、机上において操作者の手前側か
ら紙幣を挿入すると紙幣の真偽判定、計数及びそれらの
識別値の表示を行って、操作者側に紙幣を排出する形式
の紙幣識別装置1において、特に操作者側に紙幣を排出
するために設けられた上部搬送通路20内に紙幣が詰ま
った場合でも、容易に詰まった紙幣を除去することがで
きる紙幣識別装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
上記の問題点を解決するため、前面に紙幣の挿入口と、
後部上方に前面方向に開口する排出口と、挿入口から排
出口に紙幣を搬送するとともに識別する識別通路と、紙
幣を上方に屈曲搬送して紙幣を排出口に搬送する上部搬
送通路とを有する紙幣識別装置において、識別通路は開
放可能に構成されると共に、上部搬送通路は識別通路と
は独立した別異の手段により開放可能に構成されたこと
を特徴とするものである。
【0012】また、本発明の第2の発明は、前面に紙幣
の挿入口と、後部上方に前面方向に開口する排出口と、
挿入口から排出口に紙幣を搬送するとともに識別する識
別通路と、紙幣を上方に屈曲搬送して紙幣を排出口に搬
送する上部搬送通路とを有する紙幣識別装置において、
識別通路は開放可能に構成されると共に、識別通路が開
放された場合に同時に上部搬送通路が開放されることを
特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、請求項1
に記載のように、上部搬送通路は識別通路とは独立した
別異の手段により開放可能に構成されているから、上部
搬送通路において紙幣が詰まっても当該上部搬送通路を
開放することができる。そのため、詰まった紙幣を取り
除く際、紙幣を破ってしまったり、搬送ベルトがプーリ
から外れるようなことがなく容易にこれを除去すること
ができる。
【0014】また、本発明の第2の発明は、請求項2に
記載のように、識別通路を開放すると同時に上部搬送通
路も一緒に開放されるので、紙幣識別装置の紙幣搬送に
係る全通路が開放されるので、やはり、紙幣を破ってし
まったり、搬送ベルトがプーリから外れるようなことが
なく容易に詰まった紙幣を除去することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0016】図1、図2、及び、図3は、本発明の第1
の実施例であり、従来技術と対応する構成要素の符号は
図5乃至図6の符号と対応させてある。
【0017】この第1の発明の場合、カバー5の紙幣排
出口3や表示器4を備えた後部上方部分には、副カバー
6が上部ヒンジ35により回動可能に支持してある。こ
の副カバー6はカバー5に対して回動するものである。
【0018】そして、抑え上部搬送ベルト21を支持す
るプーリ28、29ならびに屈曲上部搬送ベルト22を
支持するプーリ26、27は、従来技術のものと同じく
ハウジング7のハウジング側方部8(図1参照)にそれ
らの回転軸が支持されているが、屈曲上部搬送ベルト2
2を支持するプーリ25のみはその回転軸が副カバー6
に支持されている。
【0019】このとき、副カバー6の回動中心となる上
部ヒンジ35は、図3のように副カバー6を回動したと
き、抑え上部搬送ベルト21と屈曲上部搬送ベルト22
の距離が離間することができる位置に設けられる。
【0020】このため、上部搬送通路20内で紙幣が詰
まった場合に、ラッチ38をはずして副カバー6を回動
すれば、抑え上部搬送ベルト21と屈曲上部搬送ベルト
22に紙幣が挟まれた状態が解除されるので、容易にそ
の紙幣を取り除くことが可能になる。
【0021】このとき、屈曲上部搬送ベルト22の張り
が多少ゆるむので、プーリ25、26、27からはずれ
ることを防止するため、プーリ25、26、27にはそ
の側方にフランジ(不図示)を設ける、または、屈曲上
部搬送ベルト22をベルトカバー(不図示)で覆う、等
の処置をしておくことが望ましい。
【0022】さらに、屈曲上部搬送ベルト22がプーリ
の中央からずれてしまう可能性があるので、すくなくと
もプーリ25、26、27は、その幅方向中央部を膨出
した、いわゆる鼓状に形成し、クラウン効果により紙幣
識別装置1の稼働に伴い屈曲上部搬送ベルト22が幅方
向中央に速やかに戻るようにしておくことが望ましい。
【0023】図3は、カバー5と副カバー6を同時に開
放した場合の図であって、図から明らかなようにカバー
5と副カバー6はそれぞれヒンジ30、上部ヒンジ35
に回動可能に支持されているから、カバー5と副カバー
6はそれぞれ単独に開放することもできるし、同時に開
放した状態にすることができる。
【0024】したがって、どのような紙幣の詰まりにも
対応することができる。
【0025】図4は、本発明の第2実施例の要部断面図
である。
【0026】この第2実施例の場合、第1実施例のよう
な副カバー6は設けられておらず、また、プーリ25は
カバー5に設けられている。カバー5を回動可能に支持
するヒンジ30は、カバー5を開いたとき、図4のよう
に屈曲上部搬送ベルト22と抑え上部搬送ベルト21と
が離れるような、また、屈曲上部搬送ベルト22が若干
緩むような位置に設けられている。
【0027】このようにヒンジ30の位置を特定するこ
とにより、カバー5を上方に回動するとプーリ25とプ
ーリ26の間の距離は減少し、屈曲上部搬送ベルト22
は緩むとともに、抑え上部搬送ベルト21と離間する。
【0028】このため、単にカバー5を上方に回動する
だけで、識別通路15内に紙幣が詰まったときにも、上
部搬送通路20内で紙幣が詰まったときにも、容易にそ
の紙幣を取り除くことが可能になる。
【0029】この場合にも、屈曲上部搬送ベルト22が
プーリ25、26、27からはずれることを防止するた
め、プーリ25、26、27にはその側方にフランジを
設けたり、ベルトカバーを設けておくことが望ましい。
さらに、屈曲上部搬送ベルト22がプーリの中央からず
れてしまう可能性があるので、すくなくともプーリ2
5、26、27は、その幅方向中央部を膨出した、いわ
ゆる鼓状に形成し、クラウン効果により紙幣識別装置1
の稼働に伴い屈曲上部搬送ベルト22が幅方向中央に速
やかに戻るようにしておくことが望ましい。
【0030】
【発明の効果】本発明の紙幣識別装置は、机上において
操作者の手前側から紙幣を挿入すると紙幣の真偽判定、
計数及びそれらの識別値の表示を行って、操作者側に紙
幣を排出する形式の紙幣識別装置1において、特に操作
者側に紙幣を排出するために設けられた上部搬送通路2
0内に紙幣が詰まった場合でも、搬送通路を解放できる
ので、詰まった紙幣を容易に除去することができるとい
う効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例及び従来の紙幣識別装置の外観を
示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の要部断面図であって、上
部搬送通路を開放した状態を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の要部断面図であって、識
別通路及び上部搬送通路をともに開放した状態を示す図
である。
【図4】本発明の第2実施例であって、識別通路及び上
部搬送通路が同時に開放された状態を示す図である。
【図5】従来の紙幣識別装置の断面図である。
【図6】従来の紙幣識別装置において、識別通路を開放
した場合の断面図である。
【符号の説明】
1 紙幣識別装置 2 挿入口 3 排出口 4 表示器 5 カバー 6 副カバー 7 ハウジング 8 ハウジング側方部 10 ラッチ解除ボタン 11 ラッチ 15 識別通路 16 搬送ベルト 19 ガイド板 20 上部搬送通路 21 抑え上部搬送ベルト 22 屈曲上部搬送ベルト 25、26、27、28、29 プーリ 30 ヒンジ 35 上部ヒンジ 38 ラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に紙幣の挿入口と、後部上方に前面
    方向に開口する排出口と、挿入口から排出口に紙幣を搬
    送するとともに識別する識別通路と、紙幣を上方に屈曲
    搬送して紙幣を排出口に搬送する上部搬送通路とを有す
    る紙幣識別装置において、 識別通路は開放可能に構成されると共に、上部搬送通路
    は識別通路とは独立して開放可能に構成されていること
    を特徴とする紙幣識別装置。
  2. 【請求項2】 前面に紙幣の挿入口と、後部上方に前面
    方向に開口する排出口と、挿入口から排出口に紙幣を搬
    送するとともに識別する識別通路と、紙幣を上方に屈曲
    搬送して紙幣を排出口に搬送する上部搬送通路とを有す
    る紙幣識別装置において、 識別通路は開放可能に構成されると共に、識別通路が開
    放された場合に同時に上部搬送通路が開放されているこ
    とを特徴とする紙幣識別装置。
JP10364228A 1998-12-22 1998-12-22 紙幣識別装置 Pending JP2000187748A (ja)

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