JP2000187284A - ホログラフィ―スクリ―ンおよびその製造方法ならびにホログラフィ―スクリ―ンを用いた投写システム - Google Patents
ホログラフィ―スクリ―ンおよびその製造方法ならびにホログラフィ―スクリ―ンを用いた投写システムInfo
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/26—Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/10—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images using integral imaging methods
-
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/54—Accessories
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 いかなるサイズのオート立体的あるいは立体
的なイメージおよび動画イメージを提供することのでき
るホログラフィースクリーンおよびその製造方法ならび
にホログラフィースクリーンを用いた投写システムを提
供する。 【解決手段】 スクリーン1は、それぞれの場合に、そ
の中に、少なくとも1つの鉛直ストリップ3が露光され
たサイズの小さい単一のホログラムを複数用いて、組み
立てられる。すべてのホログラフィー要素2を照らす再
生光線による再生の間、露光されたすべての鉛直ストリ
ップは、同じ点に現われる。したがって、その点にいる
観察者に、すべてのホログラフィー領域要素の投写イメ
ージが到達するので、観察者は大サイズのイメージ全体
を見ることができる。オート立体的あるいは立体的な効
果を実現するために、アスペクトの異なる角度で撮影さ
れたイメージが、異なる角度で、ホログラフィースクリ
ーンに投写される。
的なイメージおよび動画イメージを提供することのでき
るホログラフィースクリーンおよびその製造方法ならび
にホログラフィースクリーンを用いた投写システムを提
供する。 【解決手段】 スクリーン1は、それぞれの場合に、そ
の中に、少なくとも1つの鉛直ストリップ3が露光され
たサイズの小さい単一のホログラムを複数用いて、組み
立てられる。すべてのホログラフィー要素2を照らす再
生光線による再生の間、露光されたすべての鉛直ストリ
ップは、同じ点に現われる。したがって、その点にいる
観察者に、すべてのホログラフィー領域要素の投写イメ
ージが到達するので、観察者は大サイズのイメージ全体
を見ることができる。オート立体的あるいは立体的な効
果を実現するために、アスペクトの異なる角度で撮影さ
れたイメージが、異なる角度で、ホログラフィースクリ
ーンに投写される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いかなるサイズのオー
ト立体的あるいは立体的なイメージおよび動画イメージ
を提供することのできるホログラフィースクリーンおよ
びその製造方法ならびにホログラフィースクリーンを用
いた投写システムに関するものである。
ト立体的あるいは立体的なイメージおよび動画イメージ
を提供することのできるホログラフィースクリーンおよ
びその製造方法ならびにホログラフィースクリーンを用
いた投写システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】観察者の2つの目は離れているので、異
なる方向から、観察点を認識することになり、その結
果、2つのわずかに異なった網膜像が生成される。2つ
の網膜像は融合して、脳内に、1つの三次元イメージが
形成される。
なる方向から、観察点を認識することになり、その結
果、2つのわずかに異なった網膜像が生成される。2つ
の網膜像は融合して、脳内に、1つの三次元イメージが
形成される。
【0003】したがって、イメージあるいは動画イメー
ジを三次元的に表示するためには、観察者の2つの目
に、別のイメージ情報を供給することが必要になる。異
なるアスペクト(aspect)で撮影され、ともにな
って、立体イメージを生成する2つのイメージが、イメ
ージ分離法の助けによって、表示されなければならな
い。
ジを三次元的に表示するためには、観察者の2つの目
に、別のイメージ情報を供給することが必要になる。異
なるアスペクト(aspect)で撮影され、ともにな
って、立体イメージを生成する2つのイメージが、イメ
ージ分離法の助けによって、表示されなければならな
い。
【0004】イメージ分離のための従来の方法の1つ
は、アスペクトの異なる角度で撮影された2つのイメー
ジを、重ね合わせて、プリントあるいは投写される補色
によって、提供し、対応する補色のカラーフィルタが設
けられた眼鏡によって、観察する方法である。カラーフ
ィルタ眼鏡を通して、イメージを観察する観察者は、一
方のイメージを一方の目で、他方のイメージを他方の目
で見ることになる。こうして、三次元のイメージが生成
される。
は、アスペクトの異なる角度で撮影された2つのイメー
ジを、重ね合わせて、プリントあるいは投写される補色
によって、提供し、対応する補色のカラーフィルタが設
けられた眼鏡によって、観察する方法である。カラーフ
ィルタ眼鏡を通して、イメージを観察する観察者は、一
方のイメージを一方の目で、他方のイメージを他方の目
で見ることになる。こうして、三次元のイメージが生成
される。
【0005】イメージ分離のための他の従来方法は、ア
スペクトの異なる角度で撮影されたイメージの異なる偏
光を利用して、実現される。互いに重なって投写された
イメージを、一方の偏光方向を左側に透過させ、他方を
右側に透過させる偏光眼鏡の助けを借りて、観察すると
きは、両目に異なるカラーイメージが供給される。
スペクトの異なる角度で撮影されたイメージの異なる偏
光を利用して、実現される。互いに重なって投写された
イメージを、一方の偏光方向を左側に透過させ、他方を
右側に透過させる偏光眼鏡の助けを借りて、観察すると
きは、両目に異なるカラーイメージが供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アスペクトの異なる角
度で撮影された2つの透明陽画を、ホログラフィー投写
スクリーンによって、立体的に表示する装置が、ドイツ
特許出願公開3835308A1によって知られてい
る。この目的のために、1つの単一のホログラムからな
る投写スクリーンは、ピントグラスの2つのホログラフ
ィーレコードを含んでいる。アスペクトの異なる角度で
撮影された2つのイメージは、ホログラフィー投写スク
リーン上に、所定の角度で、投写され、2つのイメージ
が、観察者の互いに離れた両目に到達するように、送ら
れる。観察者の目の各々は、イメージの一方を感知し、
観察者は三次元効果を得る。この方法では、イメージ分
離のために設計された眼鏡を使用することは不必要であ
る。しかしながら、ドイツ特許出願公開3835308
A1に記載された方法は、製造可能なホログラムのサイ
ズが限られているため、比較的小さなフォーマットの立
体的なイメージおよび動画イメージの表示にしか利用で
きない。
度で撮影された2つの透明陽画を、ホログラフィー投写
スクリーンによって、立体的に表示する装置が、ドイツ
特許出願公開3835308A1によって知られてい
る。この目的のために、1つの単一のホログラムからな
る投写スクリーンは、ピントグラスの2つのホログラフ
ィーレコードを含んでいる。アスペクトの異なる角度で
撮影された2つのイメージは、ホログラフィー投写スク
リーン上に、所定の角度で、投写され、2つのイメージ
が、観察者の互いに離れた両目に到達するように、送ら
れる。観察者の目の各々は、イメージの一方を感知し、
観察者は三次元効果を得る。この方法では、イメージ分
離のために設計された眼鏡を使用することは不必要であ
る。しかしながら、ドイツ特許出願公開3835308
A1に記載された方法は、製造可能なホログラムのサイ
ズが限られているため、比較的小さなフォーマットの立
体的なイメージおよび動画イメージの表示にしか利用で
きない。
【0007】したがって、本発明は、いかなるサイズの
オート立体的あるいは立体的なイメージおよび動画イメ
ージを提供することのできるホログラフィースクリーン
およびその製造方法ならびにホログラフィースクリーン
を用いた投写システムを提供することを目的とするもの
である。
オート立体的あるいは立体的なイメージおよび動画イメ
ージを提供することのできるホログラフィースクリーン
およびその製造方法ならびにホログラフィースクリーン
を用いた投写システムを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本発明
のかかる目的は、スクリーンの全表面にわたって延びる
続いたいくつかのライン内に、写真材料からなり、隣接
する画素あるいは領域要素を形成する複数の要素を配置
し、ある領域のホログラム、好ましくは、鉛直ストリッ
プによって、前記複数の要素を露光し、前記領域または
前記ストリップを含む対物光線および参照光線によっ
て、各要素を露光し、前記領域または前記ストリップ
が、再生光線による再生の間に、同じ点に現れるよう
に、現像することによって達成される。
のかかる目的は、スクリーンの全表面にわたって延びる
続いたいくつかのライン内に、写真材料からなり、隣接
する画素あるいは領域要素を形成する複数の要素を配置
し、ある領域のホログラム、好ましくは、鉛直ストリッ
プによって、前記複数の要素を露光し、前記領域または
前記ストリップを含む対物光線および参照光線によっ
て、各要素を露光し、前記領域または前記ストリップ
が、再生光線による再生の間に、同じ点に現れるよう
に、現像することによって達成される。
【0009】単一のホログラフィー要素によって、入射
された光線が、オート立体的あるいは立体的な観察のた
め、対応する角度から投写されたイメージのみが、観察
者の目の各々に入射するように、設定されたストリップ
により、送られる。ホログラフィー要素によって、投写
されたイメージが送られるため、観察者は、一般に、個
々のホログラムに取り込まれたストリップが観察者に見
える点でのみ、イメージを見ることができる。観察者
は、そのために設計された眼鏡を着用する必要がない。
された光線が、オート立体的あるいは立体的な観察のた
め、対応する角度から投写されたイメージのみが、観察
者の目の各々に入射するように、設定されたストリップ
により、送られる。ホログラフィー要素によって、投写
されたイメージが送られるため、観察者は、一般に、個
々のホログラムに取り込まれたストリップが観察者に見
える点でのみ、イメージを見ることができる。観察者
は、そのために設計された眼鏡を着用する必要がない。
【0010】本発明にかかる方法の助けを借りれば、1
つの広幅のホログラフィー投写スクリーンを、個々のサ
イズの小さいホログラフィー領域要素から、組み立てる
ことが可能になる。ホログラフィー領域要素は、ホログ
ラフィーフイルム材料からなり、好ましくは、たとえ
ば、縁の長さが10なし20センチメートルの正方形な
どの取り扱いが容易なサイズに製造される。このサイズ
のホログラフィーフイルム材料は、商業的に入手可能で
あり、何の問題もなく、露光し、現像することができ
る。
つの広幅のホログラフィー投写スクリーンを、個々のサ
イズの小さいホログラフィー領域要素から、組み立てる
ことが可能になる。ホログラフィー領域要素は、ホログ
ラフィーフイルム材料からなり、好ましくは、たとえ
ば、縁の長さが10なし20センチメートルの正方形な
どの取り扱いが容易なサイズに製造される。このサイズ
のホログラフィーフイルム材料は、商業的に入手可能で
あり、何の問題もなく、露光し、現像することができ
る。
【0011】とくに、三次元対象物をオート立体的ある
いは立体的に提供するためには、投写されたイメージが
送られる領域が、幅の狭い鉛直ストリップによって画定
されていると、好ましい。ここに、個々の投写されたイ
メージまたは動画イメージは、幅が狭く、ストリップ状
の領域内に回折される。立っている観察者あるいは座っ
ている観察者の2つの目は、水平方向に離れているの
で、目の各々によって、異なるイメージ投射を感知する
ことができる。
いは立体的に提供するためには、投写されたイメージが
送られる領域が、幅の狭い鉛直ストリップによって画定
されていると、好ましい。ここに、個々の投写されたイ
メージまたは動画イメージは、幅が狭く、ストリップ状
の領域内に回折される。立っている観察者あるいは座っ
ている観察者の2つの目は、水平方向に離れているの
で、目の各々によって、異なるイメージ投射を感知する
ことができる。
【0012】鉛直ストリップが、対象物として、ホログ
ラフィー要素内に、保存されるときは、カラーイメージ
の表示も可能になる。鉛直ストリップにより、コア領域
内に、全カラースペクトルが映し出され、カラーフリン
ジ(縞)が上縁領域と下縁領域にのみ生成されるが、カ
ラーフリンジ(縞)は、目がストリップのコア領域を主
として認識し、これらからイメージ全体を作り出すだけ
のときほど、刺激的には見えない。その結果、投写され
たイメージにしたがって、実カラーの全カラースペクト
ルを含むストリップのコア領域内に、そのカラー要素が
現われ、観察者は実カラーイメージを得ることができ
る。
ラフィー要素内に、保存されるときは、カラーイメージ
の表示も可能になる。鉛直ストリップにより、コア領域
内に、全カラースペクトルが映し出され、カラーフリン
ジ(縞)が上縁領域と下縁領域にのみ生成されるが、カ
ラーフリンジ(縞)は、目がストリップのコア領域を主
として認識し、これらからイメージ全体を作り出すだけ
のときほど、刺激的には見えない。その結果、投写され
たイメージにしたがって、実カラーの全カラースペクト
ルを含むストリップのコア領域内に、そのカラー要素が
現われ、観察者は実カラーイメージを得ることができ
る。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、対
物光線および参照光線が、同じ側から、各要素に入射す
るように構成されている。このようにして、透過ホログ
ラムを生成することができ、観察者とは反対側を向いた
側から、イメージを投写することができる。
物光線および参照光線が、同じ側から、各要素に入射す
るように構成されている。このようにして、透過ホログ
ラムを生成することができ、観察者とは反対側を向いた
側から、イメージを投写することができる。
【0014】本発明の別の好ましい実施態様において
は、対物光線および参照光線が、反対側から、各要素に
入射するように構成されている。このようにして、反射
ホログラムが生成される。ホログラフィー領域要素が、
反射ホログラムとして、設計されているときは、観察者
の側から、イメージを投写しなければならない。
は、対物光線および参照光線が、反対側から、各要素に
入射するように構成されている。このようにして、反射
ホログラムが生成される。ホログラフィー領域要素が、
反射ホログラムとして、設計されているときは、観察者
の側から、イメージを投写しなければならない。
【0015】再生光線による再生の間に、互いに離れた
点に現れる少なくとも2つのストリップが、露光がなさ
れるときに、各要素内に保存されると、好ましい。ホロ
グラフィー要素によって、イメージ要素が送られるた
め、観察者は、一般に、異なるホログラム内に取り込ま
れたストリップが見える点でのみ、イメージを見ること
ができる。多重露光によって、いくつかのストリップ
を、各領域要素内に保存することができる。プロジェク
タによる再生の間に、これらのストリップは、互いに離
れた点に現われる。こうして、数人が、異なる位置で、
イメージあるいは動画イメージを観察することが可能と
なる。
点に現れる少なくとも2つのストリップが、露光がなさ
れるときに、各要素内に保存されると、好ましい。ホロ
グラフィー要素によって、イメージ要素が送られるた
め、観察者は、一般に、異なるホログラム内に取り込ま
れたストリップが見える点でのみ、イメージを見ること
ができる。多重露光によって、いくつかのストリップ
を、各領域要素内に保存することができる。プロジェク
タによる再生の間に、これらのストリップは、互いに離
れた点に現われる。こうして、数人が、異なる位置で、
イメージあるいは動画イメージを観察することが可能と
なる。
【0016】本発明にかかるホログラフィースクリーン
は、続いた行状あるいは列上に配置され、すべてのホロ
グラムを照らす再生光線による再生の間に、同じ点に現
われる1またはそれ以上の鉛直ストリップの複数のホロ
グラムによって特徴付けられている。
は、続いた行状あるいは列上に配置され、すべてのホロ
グラムを照らす再生光線による再生の間に、同じ点に現
われる1またはそれ以上の鉛直ストリップの複数のホロ
グラムによって特徴付けられている。
【0017】本発明にかかるスクリーンは、それぞれの
場合に、その中に、少なくとも1つの鉛直ストリップが
露光される複数のサイズの小さい個々のホログラムか
ら、組み立てられる。すべてのホログラフィー領域要素
を照らす1つの再生光線による再生の間において、その
中に露光されるすべての鉛直ストリップは同じ点に現わ
れる。したがって、この点に位置している観察者は、す
べてのホログラフィー領域要素の投写された光を感知
し、観察者は、すべての投写された大サイズのイメージ
を見ることができる。
場合に、その中に、少なくとも1つの鉛直ストリップが
露光される複数のサイズの小さい個々のホログラムか
ら、組み立てられる。すべてのホログラフィー領域要素
を照らす1つの再生光線による再生の間において、その
中に露光されるすべての鉛直ストリップは同じ点に現わ
れる。したがって、この点に位置している観察者は、す
べてのホログラフィー領域要素の投写された光を感知
し、観察者は、すべての投写された大サイズのイメージ
を見ることができる。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、複数のホログラフィー領域要素が溶け合っている。
こうすることによって、大サイズの投写スクリーンを好
ましいコストで製造することができる。
は、複数のホログラフィー領域要素が溶け合っている。
こうすることによって、大サイズの投写スクリーンを好
ましいコストで製造することができる。
【0019】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、複数のホログラフィー領域要素が、箔、ガラス
またはプラスチックによって作られた共通のキャリアに
適用されている。これによって、投写スクリーンの安定
性を向上させることが可能になる。
いては、複数のホログラフィー領域要素が、箔、ガラス
またはプラスチックによって作られた共通のキャリアに
適用されている。これによって、投写スクリーンの安定
性を向上させることが可能になる。
【0020】観察者とは反対側の投写スクリーンの側
に、プロジェクタシステムを位置させる余地があるとき
は、ホログラフィー領域要素を、透過ホログラムとし
て、設計することが好ましい。イメージまたは動画イメ
ージは、観察者とは反対側の投写スクリーンの(後)側
に、投写される。これによれば、観察者は、投写スクリ
ーンによって邪魔をされることがないので、より多くの
空間が利用可能になるという効果が得られる。また、投
写システムが、観察者から隠れているという効果もあ
る。
に、プロジェクタシステムを位置させる余地があるとき
は、ホログラフィー領域要素を、透過ホログラムとし
て、設計することが好ましい。イメージまたは動画イメ
ージは、観察者とは反対側の投写スクリーンの(後)側
に、投写される。これによれば、観察者は、投写スクリ
ーンによって邪魔をされることがないので、より多くの
空間が利用可能になるという効果が得られる。また、投
写システムが、観察者から隠れているという効果もあ
る。
【0021】代わりに、ホログラフィー領域要素を、反
射ホログラムとして、設計することも好ましい効果が得
られる。これは、イメージまたは動画イメージが、観察
者の側から、投写スクリーンに投写されることを意味し
ている。投写スクリーンの後側の部分がアクセスできな
いか、あるいは、そこに、プロジェクタシステムを取り
付ける十分な空間がないとききには、この構成は、とく
に効果的である。反射ホログラムのキャリアが黒く、設
計されていると、とくに好ましく、外部光の反射を抑制
することが可能になる。さらに、こうすることによっ
て、提供されるイメージのコントラストが強めることが
できる。
射ホログラムとして、設計することも好ましい効果が得
られる。これは、イメージまたは動画イメージが、観察
者の側から、投写スクリーンに投写されることを意味し
ている。投写スクリーンの後側の部分がアクセスできな
いか、あるいは、そこに、プロジェクタシステムを取り
付ける十分な空間がないとききには、この構成は、とく
に効果的である。反射ホログラムのキャリアが黒く、設
計されていると、とくに好ましく、外部光の反射を抑制
することが可能になる。さらに、こうすることによっ
て、提供されるイメージのコントラストが強めることが
できる。
【0022】オート立体的または立体的に、ホログラフ
ィースクリーン上に、イメージまたは動画イメージを形
成するための本発明にかかる投写システムは、ホログラ
フィースクリーンを、イメージを含んだ光線によって露
光する少なくとも1つのプロジェクタを備えている。
ィースクリーン上に、イメージまたは動画イメージを形
成するための本発明にかかる投写システムは、ホログラ
フィースクリーンを、イメージを含んだ光線によって露
光する少なくとも1つのプロジェクタを備えている。
【0023】アスペクトの異なる角度で撮影されたイメ
ージが、投写システムによって、異なる角度で、投写ス
クリーン上に、投写されるので、異なるアスペクトで撮
影されたイメージを、スクリーン上に生成された鉛直ス
トリップを通して、隣接して、見ることができる。この
ようにして、観察者の目の各々は、1つのアスペクト
(1つのイメージ)のみを見ることができ、その結果、
オート立体的または立体的なイメージを、観察者のため
に生成することができる。2以上のアスペクトが、異な
る角度で、次々に、投写されれば、オート立体的な観察
が可能になる。
ージが、投写システムによって、異なる角度で、投写ス
クリーン上に、投写されるので、異なるアスペクトで撮
影されたイメージを、スクリーン上に生成された鉛直ス
トリップを通して、隣接して、見ることができる。この
ようにして、観察者の目の各々は、1つのアスペクト
(1つのイメージ)のみを見ることができ、その結果、
オート立体的または立体的なイメージを、観察者のため
に生成することができる。2以上のアスペクトが、異な
る角度で、次々に、投写されれば、オート立体的な観察
が可能になる。
【0024】少なくとも1つのプロジェクタの瞳孔が、
光線偏光手段によって、対象物のイメージを投写スクリ
ーンに投写し、アスペクトの異なる角度で、それぞれ、
撮影された互いに続くイメージの数が所定の数である
と、好ましい。ここに、光線偏光手段は、アスペクトの
異なる角度で撮影されたイメージが、異なる投写角度
で、前記投写スクリーン上に、投写されるように、フレ
ーム速度と同期して、前進される。
光線偏光手段によって、対象物のイメージを投写スクリ
ーンに投写し、アスペクトの異なる角度で、それぞれ、
撮影された互いに続くイメージの数が所定の数である
と、好ましい。ここに、光線偏光手段は、アスペクトの
異なる角度で撮影されたイメージが、異なる投写角度
で、前記投写スクリーン上に、投写されるように、フレ
ーム速度と同期して、前進される。
【0025】したがって、光線偏光手段の助けを借り
て、1つのプロジェクタを、いくつかの異なる投射角度
に使用することができる。この目的のため、光線偏光手
段は、十分に早く前進可能でなければならない。投写イ
メージは、光線偏光手段にしたがって、変化する。
て、1つのプロジェクタを、いくつかの異なる投射角度
に使用することができる。この目的のため、光線偏光手
段は、十分に早く前進可能でなければならない。投写イ
メージは、光線偏光手段にしたがって、変化する。
【0026】投写角度を生成し、異なる角度で現われ、
互いに続く類似したイメージを投写する光線偏光手段
は、たとえば、対応して、制御される回転ミラーあるい
は可傾ミラーによって、構成することができる。かかる
ミラーの助けを借りて、バーチャルなプロジェクタの位
置を、イメージ投写ごとに、変化させることができる。
互いに続く類似したイメージを投写する光線偏光手段
は、たとえば、対応して、制御される回転ミラーあるい
は可傾ミラーによって、構成することができる。かかる
ミラーの助けを借りて、バーチャルなプロジェクタの位
置を、イメージ投写ごとに、変化させることができる。
【0027】フリッカーを防止して、良好な輝度で、イ
メージを生成するために、好ましくは、スクリーン上
に、イメージを同時に投写する多数のプロジェクタが設
けられる。もちろん、これら多数のプロジェクタは、そ
れらのフレーム周波数で、互いに同期されなければなら
ないイメージを投写する必要がある。
メージを生成するために、好ましくは、スクリーン上
に、イメージを同時に投写する多数のプロジェクタが設
けられる。もちろん、これら多数のプロジェクタは、そ
れらのフレーム周波数で、互いに同期されなければなら
ないイメージを投写する必要がある。
【0028】本発明の別の実施態様においては、プロジ
ェクタのレンズが、2つの行内に、互いにオフセットさ
れて、配置され、それぞれの場合に、アスペクトの異な
る角度で、かつ、異なる投射角度で、投写されている同
じ対象物の互いに続くイメージを、スクリーン上に投写
するように構成されている。
ェクタのレンズが、2つの行内に、互いにオフセットさ
れて、配置され、それぞれの場合に、アスペクトの異な
る角度で、かつ、異なる投射角度で、投写されている同
じ対象物の互いに続くイメージを、スクリーン上に投写
するように構成されている。
【0029】フリッカーのない動画イメージを得るため
に、フレーム周波数は、対応して、高くなければならな
い。プロジェクタが、アスペクトの異なる角度での対象
物の互いに続く類似したイメージを、それぞれの場合
に、含んでいるときは、フレーム周波数には、アスペク
トの角度の数に対応するファクタが乗ぜられなければな
らない。ここに、フレーム周波数は、フリッカーがが現
われない周波数である。
に、フレーム周波数は、対応して、高くなければならな
い。プロジェクタが、アスペクトの異なる角度での対象
物の互いに続く類似したイメージを、それぞれの場合
に、含んでいるときは、フレーム周波数には、アスペク
トの角度の数に対応するファクタが乗ぜられなければな
らない。ここに、フレーム周波数は、フリッカーがが現
われない周波数である。
【0030】好ましくは、プロジェクタシステムの1ま
たは複数のプロジェクタは、空間光変調器(SLMs)
を備えている。この空間光変調器(SLMs)によっ
て、提供すべき情報を、投写光線に与えることができ
る。空間光変調器(SLMs)は、LCDディスプレイ
と同様に作用する液晶要素である。空間光変調器(SL
Ms)は、光フィルタとして、作用し、また、投写すべ
きイメージを、振幅変調の形で、投写光線に与える。空
間光変調器(SLMs)の高いフレーム速度によって、
動画イメージを連続して、投写することが可能となる。
たは複数のプロジェクタは、空間光変調器(SLMs)
を備えている。この空間光変調器(SLMs)によっ
て、提供すべき情報を、投写光線に与えることができ
る。空間光変調器(SLMs)は、LCDディスプレイ
と同様に作用する液晶要素である。空間光変調器(SL
Ms)は、光フィルタとして、作用し、また、投写すべ
きイメージを、振幅変調の形で、投写光線に与える。空
間光変調器(SLMs)の高いフレーム速度によって、
動画イメージを連続して、投写することが可能となる。
【0031】本発明の別の好ましい実施態様において
は、プロジェクタシステムの1または複数のプロジェク
タは、投写角度にしたがって、投写されたイメージまた
は動画イメージを修正するための補正光学システムを備
えている。投写光線が、投写スクリーンに斜めに入射さ
れるときは、イメージのゆがみが発生する。提案された
補正光学システムの助けを借りて、投写光線が斜めに入
射しても、シャープで、ゆがみのないイメージが得られ
るように、適切な投写角度にしたがって、投写されたイ
メージを修正することが可能になる。
は、プロジェクタシステムの1または複数のプロジェク
タは、投写角度にしたがって、投写されたイメージまた
は動画イメージを修正するための補正光学システムを備
えている。投写光線が、投写スクリーンに斜めに入射さ
れるときは、イメージのゆがみが発生する。提案された
補正光学システムの助けを借りて、投写光線が斜めに入
射しても、シャープで、ゆがみのないイメージが得られ
るように、適切な投写角度にしたがって、投写されたイ
メージを修正することが可能になる。
【0032】実際に露光するのではなく、コンピュータ
によって生成されたホログラム(CGHs)を、ホログ
ラフィー領域要素として、用いることもできる。こうす
ることによって、ホログラフィーフイルムを、通常の干
渉露光によって、露光することが不必要になる。コンピ
ュータによる干渉イメージを、コンピュータによって生
成されたホログラム(CGHs)に変換することには、
何の技術的な問題は生じない。
によって生成されたホログラム(CGHs)を、ホログ
ラフィー領域要素として、用いることもできる。こうす
ることによって、ホログラフィーフイルムを、通常の干
渉露光によって、露光することが不必要になる。コンピ
ュータによる干渉イメージを、コンピュータによって生
成されたホログラム(CGHs)に変換することには、
何の技術的な問題は生じない。
【0033】
【発明の好ましい実施の形態】以下、添付図面に基づい
て、本発明にかかるいくつかの好ましい実施態様につ
き、詳細に説明を加える。これによって、本発明の詳細
および効果が明らかになるであろう。
て、本発明にかかるいくつかの好ましい実施態様につ
き、詳細に説明を加える。これによって、本発明の詳細
および効果が明らかになるであろう。
【0034】図1は、本発明にかかるホログラフィー投
写型スクリーンを製造するための装置を示している。
写型スクリーンを製造するための装置を示している。
【0035】この大型ホログラフィ投写型スクリーン
は、複数のホログラフィー領域要素から組み立てられな
ければならない。ホログラフィー記録材料からなる個々
のホログラフィー領域要素2の露光は、ここでは、図1
に示された装置の助けによって、実施される。
は、複数のホログラフィー領域要素から組み立てられな
ければならない。ホログラフィー記録材料からなる個々
のホログラフィー領域要素2の露光は、ここでは、図1
に示された装置の助けによって、実施される。
【0036】まず、露光すべきホログラフィー領域要素
が、たとえば、ホログラフィー領域要素11が選択され
る。このホログラフィー領域要素内においては、今、プ
ロジェクタ4によって生成され、鉛直ストリップ3内に
収束する光コーン12がホログラフィー記録されてい
る。光コーン12を記録するために、ホログラフィー領
域要素は、さらに、参照レーザビーム13によって、露
光されなければならない。光コーン12と参照レーザビ
ーム13との間で生ずる干渉が、ついで、ホログラムと
して記録される。
が、たとえば、ホログラフィー領域要素11が選択され
る。このホログラフィー領域要素内においては、今、プ
ロジェクタ4によって生成され、鉛直ストリップ3内に
収束する光コーン12がホログラフィー記録されてい
る。光コーン12を記録するために、ホログラフィー領
域要素は、さらに、参照レーザビーム13によって、露
光されなければならない。光コーン12と参照レーザビ
ーム13との間で生ずる干渉が、ついで、ホログラムと
して記録される。
【0037】ここに、レーザ光源6は、プロジェクタ4
のための光と、参照光線とを生成する。この目的のた
め、生成されたレーザビーム7は、ビームスプリッタ8
によって、2つの部分、すなわち、参照光線9と、ファ
イバーガラスケーブルにより、プロジェクタ4に案内さ
れる対物光線10に分割される。参照レーザビーム13
は、位置固定回転ミラー5によって、露光されるべきホ
ログラフィー領域要素11に向けて、偏光される。
のための光と、参照光線とを生成する。この目的のた
め、生成されたレーザビーム7は、ビームスプリッタ8
によって、2つの部分、すなわち、参照光線9と、ファ
イバーガラスケーブルにより、プロジェクタ4に案内さ
れる対物光線10に分割される。参照レーザビーム13
は、位置固定回転ミラー5によって、露光されるべきホ
ログラフィー領域要素11に向けて、偏光される。
【0038】鉛直ストリップ3を同じ位置に位置させた
まま、すべてのホログラフィー領域要素が露光されなけ
ればならない。ここに、光ストリップ3の位置は、観察
者の後の位置に対応している。
まま、すべてのホログラフィー領域要素が露光されなけ
ればならない。ここに、光ストリップ3の位置は、観察
者の後の位置に対応している。
【0039】領域要素を露光するために、鉛直方向に、
平行に移動可能なレール17を、プロジェクタ4がその
上で移動可能に位置するように、設けることができる。
プロジェクタ4によって生成された参照レーザビームと
ストリップ3は、1つの領域要素から次の領域要素に進
む。たとえば、領域要素14が、参照光線15および光
コーン16によって露光される。互いに隣接する領域要
素の1ラインが露光された後、レール17は、1ライン
分だけ、下方に進み、次いで、適当なストリップが、対
応した態様で、次のラインの領域要素内に記録される。
平行に移動可能なレール17を、プロジェクタ4がその
上で移動可能に位置するように、設けることができる。
プロジェクタ4によって生成された参照レーザビームと
ストリップ3は、1つの領域要素から次の領域要素に進
む。たとえば、領域要素14が、参照光線15および光
コーン16によって露光される。互いに隣接する領域要
素の1ラインが露光された後、レール17は、1ライン
分だけ、下方に進み、次いで、適当なストリップが、対
応した態様で、次のラインの領域要素内に記録される。
【0040】領域要素の露光は、フイルムを前方に供給
し、あるいは、プロジェクタと参照光をアングル運動さ
せることによって、実施することもできる。
し、あるいは、プロジェクタと参照光をアングル運動さ
せることによって、実施することもできる。
【0041】ホログラフィースクリーンは、個々の要素
が、対象物をホログラフィー記憶するために、上述のよ
うに、順次、露光される別の写真材料からなるように、
製造することもできる。
が、対象物をホログラフィー記憶するために、上述のよ
うに、順次、露光される別の写真材料からなるように、
製造することもできる。
【0042】次いで、個々の要素を組み立てて、たとえ
ば、ガラス、透明プラスチック、黒いプラスチックある
いは箔で作られたキャリア上に固定することによって、
組み立てて、1つのホログラフィースクリーンを形成す
ることができる。各要素を、互いに結合して、ストリッ
プを形成することができる。ストリップは、組み立てら
れて、たとえば、溶融によって、スクリーンを形成する
ことのできる。
ば、ガラス、透明プラスチック、黒いプラスチックある
いは箔で作られたキャリア上に固定することによって、
組み立てて、1つのホログラフィースクリーンを形成す
ることができる。各要素を、互いに結合して、ストリッ
プを形成することができる。ストリップは、組み立てら
れて、たとえば、溶融によって、スクリーンを形成する
ことのできる。
【0043】図2は、完成したスクリーン1を示すもの
であり、スクリーン1は、ホログラフィー領域要素20
ないし25の2つの行と3つの列を有している。ホログ
ラフィー領域要素20ないし25は、図1に示されるよ
うにして、露光されており、したがって、領域、好まし
くは、鉛直ストリップのホログラフィー記録を有してい
る。プロジェクタ18は、投写光19を生成して、大型
の(カラー)イメージをホログラフィースクリーン1上
に投写する。ここに、ホログラフィー領域要素20ない
し25は、合焦スクリーンとして機能し、プロジェクタ
18によって生成された実際のイメージが、銀スクリー
ン上と同様に、その上に、キャプチャーされるする。
であり、スクリーン1は、ホログラフィー領域要素20
ないし25の2つの行と3つの列を有している。ホログ
ラフィー領域要素20ないし25は、図1に示されるよ
うにして、露光されており、したがって、領域、好まし
くは、鉛直ストリップのホログラフィー記録を有してい
る。プロジェクタ18は、投写光19を生成して、大型
の(カラー)イメージをホログラフィースクリーン1上
に投写する。ここに、ホログラフィー領域要素20ない
し25は、合焦スクリーンとして機能し、プロジェクタ
18によって生成された実際のイメージが、銀スクリー
ン上と同様に、その上に、キャプチャーされるする。
【0044】しかしながら、入射した投写光は、ホログ
ラフィー領域要素内に記憶されたストリップのための再
生光としても、付加的に作用する。たとえば、ホログラ
フィー領域要素20に入射した投写光によって、光コー
ン26と狭い鉛直ストリップ28が、撮影中に、記録さ
れるとき(図1)と同様に、再生される。これは、領域
要素20上に、投写された光が、光コーン26内に、も
っぱら回折される結果となる。その目がストリップ28
の位置に位置決めされた観察者は、領域要素20上に投
写された光が観察者に届くため、領域要素20上に投写
されたイメージを観察することができる。しかながら、
観察者の目がコーン26の外側にあるときは、観察者
は、領域要素20上に投写されたイメージを見ることは
できない。したがって、鉛直ストリップ28は、この限
度で、「観察ウインド」の機能を有している。
ラフィー領域要素内に記憶されたストリップのための再
生光としても、付加的に作用する。たとえば、ホログラ
フィー領域要素20に入射した投写光によって、光コー
ン26と狭い鉛直ストリップ28が、撮影中に、記録さ
れるとき(図1)と同様に、再生される。これは、領域
要素20上に、投写された光が、光コーン26内に、も
っぱら回折される結果となる。その目がストリップ28
の位置に位置決めされた観察者は、領域要素20上に投
写された光が観察者に届くため、領域要素20上に投写
されたイメージを観察することができる。しかながら、
観察者の目がコーン26の外側にあるときは、観察者
は、領域要素20上に投写されたイメージを見ることは
できない。したがって、鉛直ストリップ28は、この限
度で、「観察ウインド」の機能を有している。
【0045】本発明にしたがって、すべての領域要素の
ための参照光によって、照射されたときに、鉛直ストリ
ップが同じ位置に見えるように、鉛直ストリップが、領
域要素20ないし25の各々によって露光された。これ
は、たとえば、領域要素20ないし25のにつき、図2
からよく理解できる。領域要素25が照射光19によっ
て露光されたとすると、これにより、コーン26と鉛直
ストリップ28が再生される。鉛直ストリップ28は、
すべての領域要素20ないし25に対し、同じ位置に見
える。このため、鉛直ストリップ28は、すべての領域
要素20ないし25のための観察ウインドとして機能
し、したがって、その目がストリップ28の位置にある
観察者は、大サイズのイメージを、それがスクリーン1
に投写されたときに見ることができる。しかしながら、
観察者の目が観察ウインドの内部に位置していないとき
は、領域要素20ないし25から、迷光が観察者に到達
しないため、観察者には何も見えない。
ための参照光によって、照射されたときに、鉛直ストリ
ップが同じ位置に見えるように、鉛直ストリップが、領
域要素20ないし25の各々によって露光された。これ
は、たとえば、領域要素20ないし25のにつき、図2
からよく理解できる。領域要素25が照射光19によっ
て露光されたとすると、これにより、コーン26と鉛直
ストリップ28が再生される。鉛直ストリップ28は、
すべての領域要素20ないし25に対し、同じ位置に見
える。このため、鉛直ストリップ28は、すべての領域
要素20ないし25のための観察ウインドとして機能
し、したがって、その目がストリップ28の位置にある
観察者は、大サイズのイメージを、それがスクリーン1
に投写されたときに見ることができる。しかしながら、
観察者の目が観察ウインドの内部に位置していないとき
は、領域要素20ないし25から、迷光が観察者に到達
しないため、観察者には何も見えない。
【0046】図3は、本発明にしたがえば、オート立体
投写あるいは立体投写に、どのように、スクリーン1が
使用されるかを示している。三次元イメージ効果を可能
とするために、観察者の2つの目にアクセス可能に、異
なるイメージ情報が作られなければならない。これは、
アスペクトの異なるアングルで撮影した2つの場面また
は対象物のイメージを、2つのプロジェクタ29、32
によって、スクリーン1上に投写することによって実現
できる。ここに、2つのイメージはわずかに異なってい
る。この実施態様においても、投写スクリーン1は、図
1に記載された態様で、鉛直ストリップによって露光さ
れる領域要素20ないし25によって構成されている。
投写あるいは立体投写に、どのように、スクリーン1が
使用されるかを示している。三次元イメージ効果を可能
とするために、観察者の2つの目にアクセス可能に、異
なるイメージ情報が作られなければならない。これは、
アスペクトの異なるアングルで撮影した2つの場面また
は対象物のイメージを、2つのプロジェクタ29、32
によって、スクリーン1上に投写することによって実現
できる。ここに、2つのイメージはわずかに異なってい
る。この実施態様においても、投写スクリーン1は、図
1に記載された態様で、鉛直ストリップによって露光さ
れる領域要素20ないし25によって構成されている。
【0047】投写光30は、第一の投写角度で、スクリ
ーン1に入射し、すべての領域要素に記録されたストリ
ップ31を再生する。これは、プロジェクタ29によっ
て投写された対象物のイメージが、ウィンドとして作用
するストリップ31から見ることができることを意味し
ている。投写光33が、スクリーン1に、投写光30と
は異なる投写角度で入射すると、投写光33は、すべて
の領域要素に共通するストリップ34を異なる位置に再
生する。こうして再生されたストリップ34も、観察ウ
インドとして機能するが、それは、プロジェクタ32に
よって投写されたイメージに対してである。したがっ
て、観察ウインドの位置は、ホログラフィースクリーン
が、投写光によって露光される投写角度によって異な
る。
ーン1に入射し、すべての領域要素に記録されたストリ
ップ31を再生する。これは、プロジェクタ29によっ
て投写された対象物のイメージが、ウィンドとして作用
するストリップ31から見ることができることを意味し
ている。投写光33が、スクリーン1に、投写光30と
は異なる投写角度で入射すると、投写光33は、すべて
の領域要素に共通するストリップ34を異なる位置に再
生する。こうして再生されたストリップ34も、観察ウ
インドとして機能するが、それは、プロジェクタ32に
よって投写されたイメージに対してである。したがっ
て、観察ウインドの位置は、ホログラフィースクリーン
が、投写光によって露光される投写角度によって異な
る。
【0048】観察者の右目が、ストリップ31の領域内
にあり、左目がストリップ34の領域内にあるように、
観察者がスクリーン1の前に立つと、立体効果が得られ
る。次いで、観察者の右目は、プロジェクタ29によっ
て投写された大サイズのイメージを見、左目は、プロジ
ェクタ32によって投写されたイメージを見る。こうし
て、異なるイメージを、観察者の両目に提供することが
でき、それから、三次元観察に重要な深い情報が、観察
者のために生成される。
にあり、左目がストリップ34の領域内にあるように、
観察者がスクリーン1の前に立つと、立体効果が得られ
る。次いで、観察者の右目は、プロジェクタ29によっ
て投写された大サイズのイメージを見、左目は、プロジ
ェクタ32によって投写されたイメージを見る。こうし
て、異なるイメージを、観察者の両目に提供することが
でき、それから、三次元観察に重要な深い情報が、観察
者のために生成される。
【0049】図4は、どのようにして、それぞれの場合
に、複数のプロジェクタ29、32、35、37が異な
るイメージをスクリーン1上に投写し、各プロジェクタ
が自らの観察ウィンド31、34、36、38を生成す
るかを示すものである。したがって、ストリップ31か
ら、プロジェクタ29により投写されたイメージを見る
ことができ、また、ストリップ34から、プロジェクタ
32によって投写されたイメージを見ることなどが可能
になる。ここに、プロジェクタ間の距離は、関連する鉛
直ストリップ間の距離を決定する。プロジェクタ間の距
離を、それによって生成されるストリップあるいは観察
ウィンドが互いに隣接するように、選択すると、好まし
い。ストリップのオーバーラップは、2つのイメージ
が、同時に、オーバーラップされた領域内に見えること
になるので、避けるべきである。しかしながら、2つの
ストリップの間に間隔があると、観察者が、投写された
イメージを見ることのできない領域が、ストリップの間
にできるため、好ましくない。プロジェクタによって生
成されたストリップが互いに隣接しているときは、オー
ト立体投写を提供することが可能になる。ストリップ3
4、31、36および38によって画定された領域内
で、観察者が頭を動かすことによって、投写場面を見る
凝視角度を、ある程度、決定することができる。
に、複数のプロジェクタ29、32、35、37が異な
るイメージをスクリーン1上に投写し、各プロジェクタ
が自らの観察ウィンド31、34、36、38を生成す
るかを示すものである。したがって、ストリップ31か
ら、プロジェクタ29により投写されたイメージを見る
ことができ、また、ストリップ34から、プロジェクタ
32によって投写されたイメージを見ることなどが可能
になる。ここに、プロジェクタ間の距離は、関連する鉛
直ストリップ間の距離を決定する。プロジェクタ間の距
離を、それによって生成されるストリップあるいは観察
ウィンドが互いに隣接するように、選択すると、好まし
い。ストリップのオーバーラップは、2つのイメージ
が、同時に、オーバーラップされた領域内に見えること
になるので、避けるべきである。しかしながら、2つの
ストリップの間に間隔があると、観察者が、投写された
イメージを見ることのできない領域が、ストリップの間
にできるため、好ましくない。プロジェクタによって生
成されたストリップが互いに隣接しているときは、オー
ト立体投写を提供することが可能になる。ストリップ3
4、31、36および38によって画定された領域内
で、観察者が頭を動かすことによって、投写場面を見る
凝視角度を、ある程度、決定することができる。
【0050】幅が狭い鉛直ストリップを用いることは、
カラー投写に好ましい。カラー投写にあっては、投写光
の色の異なる部分が、格子として考えることのできるホ
ログラムによって、異なる量、回折されるという問題が
生ずる。鉛直ストリップを用いると、全スペクトルがコ
ア領域に映し出され、カラーフリンジ(縞)が上縁領域
と下縁領域にのみ生成されることになる。しかしなが
ら、カラーフリンジは、目がストリップのコア領域を主
として認識しているだけのときほど、刺激的には見えな
い。
カラー投写に好ましい。カラー投写にあっては、投写光
の色の異なる部分が、格子として考えることのできるホ
ログラムによって、異なる量、回折されるという問題が
生ずる。鉛直ストリップを用いると、全スペクトルがコ
ア領域に映し出され、カラーフリンジ(縞)が上縁領域
と下縁領域にのみ生成されることになる。しかしなが
ら、カラーフリンジは、目がストリップのコア領域を主
として認識しているだけのときほど、刺激的には見えな
い。
【0051】図3あるいは図4に示された実施態様にお
いては、観察者が、観察ウィンド31および34あるい
は31、34、36および38の位置にあるときは、観
察者は、オート立体イメージあるいは立体イメージを見
ることができるだけである。異なる位置に立っている何
人かの観察者あるいは異なる位置に座っている何人かの
観察者に、オート立体イメージあるいは立体イメージを
見ることができる可能性を与えるためには、いくつかの
鉛直ストリップを各領域要素で露光しなければならな
い。領域要素39ないし44を生成するためには、図1
に示された構成に修正を加えることが必要である。すな
わち、個々の領域要素の露光の間、各領域要素は、参照
光線およびいくつかの対物光線によって露光されること
が必要である。
いては、観察者が、観察ウィンド31および34あるい
は31、34、36および38の位置にあるときは、観
察者は、オート立体イメージあるいは立体イメージを見
ることができるだけである。異なる位置に立っている何
人かの観察者あるいは異なる位置に座っている何人かの
観察者に、オート立体イメージあるいは立体イメージを
見ることができる可能性を与えるためには、いくつかの
鉛直ストリップを各領域要素で露光しなければならな
い。領域要素39ないし44を生成するためには、図1
に示された構成に修正を加えることが必要である。すな
わち、個々の領域要素の露光の間、各領域要素は、参照
光線およびいくつかの対物光線によって露光されること
が必要である。
【0052】そのようなスクリーン1が、図5に示され
ている。ここに、第一のストリップが、すべてのホログ
ラフィー領域要素に対して、第一の位置に配置され、第
二のストリップが、すべての領域要素に共通する第二の
位置に配置される。ホログラフィー領域要素39ないし
44を有するスクリーン1が投写光によって露光される
と、露光を受けた2つのストリップ49、52が、領域
要素ごとに、再生される。再生された光コーンが、領域
要素39ないし44に対し、明確に示されている。領域
要素39が投写光線46によって露光されるときは、光
コーン47および50ならびにストリップ49および5
2が再生される。領域要素44が参照光線46によって
露光されるときは、光コーン48および51ならびにス
トリップ49および52が再生される。領域要素40な
いし43が、全領域を照射する参照光線46によって露
光されるときは、再生されたストリップ49および52
は同じ場所に現れる。
ている。ここに、第一のストリップが、すべてのホログ
ラフィー領域要素に対して、第一の位置に配置され、第
二のストリップが、すべての領域要素に共通する第二の
位置に配置される。ホログラフィー領域要素39ないし
44を有するスクリーン1が投写光によって露光される
と、露光を受けた2つのストリップ49、52が、領域
要素ごとに、再生される。再生された光コーンが、領域
要素39ないし44に対し、明確に示されている。領域
要素39が投写光線46によって露光されるときは、光
コーン47および50ならびにストリップ49および5
2が再生される。領域要素44が参照光線46によって
露光されるときは、光コーン48および51ならびにス
トリップ49および52が再生される。領域要素40な
いし43が、全領域を照射する参照光線46によって露
光されるときは、再生されたストリップ49および52
は同じ場所に現れる。
【0053】ストリップ49および52は両方とも、投
写光線によって投写されたイメージに対し、観察ウィン
ドとして、機能する。観察者は、大サイズのイメージ投
写をストリップ49の位置で、同時に、ストリップ52
の位置で、見ることができる。これに対し、ストリップ
49、52の外側にいる観察者は、投写されたイメージ
を見ることはできない。異なる投射角度で、いくつかの
イメージを投射することによって、ストリップ49の位
置にいる観察者と、ストリップ52の位置にいる観察者
の双方に対して、オート立体効果あるいは立体効果を実
現することができる。
写光線によって投写されたイメージに対し、観察ウィン
ドとして、機能する。観察者は、大サイズのイメージ投
写をストリップ49の位置で、同時に、ストリップ52
の位置で、見ることができる。これに対し、ストリップ
49、52の外側にいる観察者は、投写されたイメージ
を見ることはできない。異なる投射角度で、いくつかの
イメージを投射することによって、ストリップ49の位
置にいる観察者と、ストリップ52の位置にいる観察者
の双方に対して、オート立体効果あるいは立体効果を実
現することができる。
【0054】図6においては、異なるプロジェクタを用
いる代わりに、偏光手段の助けによって、投写角度を可
変にした実施態様が示されている。偏光手段としては、
たとえば、回転ミラーや可傾ミラーを用いることができ
る。
いる代わりに、偏光手段の助けによって、投写角度を可
変にした実施態様が示されている。偏光手段としては、
たとえば、回転ミラーや可傾ミラーを用いることができ
る。
【0055】図6に示された実施態様においては、2つ
の動画イメージプロジェクタ53、54が設けられ、そ
れらのイメージが、回転ミラー55、56によって、ホ
ログラフィースクリーン1上に投写される。プロジェク
タ53、54によって投射されるイメージが、続いて起
こるそれぞれの場合に、同じイメージの4つのアスペク
ト(aspects)を含んでいるときは、回転ミラー
55、56は、アスペクトの異なる角度に現れる各イメ
ージを、1つの投射チャンネルによって前進されるホロ
グラフィースクリーン1上に投射するように、制御され
る。
の動画イメージプロジェクタ53、54が設けられ、そ
れらのイメージが、回転ミラー55、56によって、ホ
ログラフィースクリーン1上に投写される。プロジェク
タ53、54によって投射されるイメージが、続いて起
こるそれぞれの場合に、同じイメージの4つのアスペク
ト(aspects)を含んでいるときは、回転ミラー
55、56は、アスペクトの異なる角度に現れる各イメ
ージを、1つの投射チャンネルによって前進されるホロ
グラフィースクリーン1上に投射するように、制御され
る。
【0056】可傾ミラーの位置に応じて、バーチャルな
プロジェクタの位置57、58、59あるいは60が生
成されて、異なる入射角度で、投射スクリーン1に達す
る投射光線が生成される。
プロジェクタの位置57、58、59あるいは60が生
成されて、異なる入射角度で、投射スクリーン1に達す
る投射光線が生成される。
【0057】図示の実施態様においては、各イメージ
は、アスペクトの4つの角度で、次々に、現れるように
構成されている。したがって、各イメージは、それぞれ
の場合において、4つの引き続くステップ中の1つの位
置によって、順番に投射され、その結果、アスペクトの
異なる角度で撮影されたイメージを、観察ウィンドとし
て作用するストリップ61、62、63および64を通
じて、次々に、見ることができる。
は、アスペクトの4つの角度で、次々に、現れるように
構成されている。したがって、各イメージは、それぞれ
の場合において、4つの引き続くステップ中の1つの位
置によって、順番に投射され、その結果、アスペクトの
異なる角度で撮影されたイメージを、観察ウィンドとし
て作用するストリップ61、62、63および64を通
じて、次々に、見ることができる。
【0058】ミラー55の位置の変化は、プロジェクタ
53のフレーム周波数に同期していなければならない。
フリッカーのないイメージを得るためには、十分に高い
フレーム周波数が要求される。動画イメージのプレゼン
テーション中には、連続的な動画イメージのプレゼンテ
ーションに要求されるフレーム周波数(ほぼ25ないし
50Hz)に、バーチャルなプロジェクタの位置の数を
乗じて得られるフレーム周波数が要求される。
53のフレーム周波数に同期していなければならない。
フリッカーのないイメージを得るためには、十分に高い
フレーム周波数が要求される。動画イメージのプレゼン
テーション中には、連続的な動画イメージのプレゼンテ
ーションに要求されるフレーム周波数(ほぼ25ないし
50Hz)に、バーチャルなプロジェクタの位置の数を
乗じて得られるフレーム周波数が要求される。
【0059】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、いかなるサイズのオー
ト立体的あるいは立体的なイメージおよび動画イメージ
を提供することのできるホログラフィースクリーンおよ
びその製造方法ならびにホログラフィースクリーンを用
いた投写システムを提供することが可能となる。
ト立体的あるいは立体的なイメージおよび動画イメージ
を提供することのできるホログラフィースクリーンおよ
びその製造方法ならびにホログラフィースクリーンを用
いた投写システムを提供することが可能となる。
【図1】図1は、本発明にかかるホログラフィー投写型
スクリーンを製造するための装置を示す図面である。
スクリーンを製造するための装置を示す図面である。
【図2】図2は、投射光線によって露光された本発明に
かかるホログラフィー投射スクリーンを示す図面であ
る。
かかるホログラフィー投射スクリーンを示す図面であ
る。
【図3】図3は、異なる投射角度で、2つの投射光線に
よって露光された本発明にかかるホログラフィー投射ス
クリーンを示す図面である。
よって露光された本発明にかかるホログラフィー投射ス
クリーンを示す図面である。
【図4】図4は、異なる鉛直で、ストリップ状の「ウィ
ンド」から見ることのできる投射スクリーン上に投射さ
れた複数のイメージを示す図面である。
ンド」から見ることのできる投射スクリーン上に投射さ
れた複数のイメージを示す図面である。
【図5】図5は、領域要素ごとに、いくつかの鉛直スト
リップが露光さたホログラフィー投射スクリーンを示す
図面である。
リップが露光さたホログラフィー投射スクリーンを示す
図面である。
【図6】図6は、偏光手段の助けによって、異なる角度
で、ホログラフィー投射スクリーンを、投射イメージに
より露光することのできるプロジェクタの構成を示す図
面である。
で、ホログラフィー投射スクリーンを、投射イメージに
より露光することのできるプロジェクタの構成を示す図
面である。
1 スクリーン 2 ホログラフィー領域要素 3 鉛直ストリップ 4 プロジェクタ 5 回転ミラー 6 レーザ光源 7 レーザビーム 8 ビームスプリッタ 9 参照光線 10 対物光線 11 ホログラフィー領域要素 12 光コーン 13 参照レーザビーム 14 領域要素 15 参照光線 16 光コーン 17 レール 18 プロジェクタ 19 投写光 25 ホログラフィー領域要素 26 光コーン 28 鉛直ストリップ 29 プロジェクタ 30 投写光 31 ストリップ 32 プロジェクタ 33 投写光 34 ストリップ 35 プロジェクタ 36 観察ウィンド 37 プロジェクタ 38 観察ウィンド 39、40、41、42、43、44 ホログラフィー
領域要素 46 投写光線 47 光コーン 48 光コーン 49 ストリップ 50 光コーン 51 光コーン 52 ストリップ 53、54 動画イメージプロジェクタ 55,56 回転ミラー 60 バーチャルなプロジェクタの位置 61、62、63、64 ストリップ
領域要素 46 投写光線 47 光コーン 48 光コーン 49 ストリップ 50 光コーン 51 光コーン 52 ストリップ 53、54 動画イメージプロジェクタ 55,56 回転ミラー 60 バーチャルなプロジェクタの位置 61、62、63、64 ストリップ
Claims (20)
- 【請求項1】 イメージおよび動画イメージのオート立
体的表示または立体的表示のためのホログラフィースク
リーンを製造する方法において、 スクリーンの全表面にわたって延びる続いたいくつかの
ライン内に、画素あるいは領域要素を形成し、写真材料
からなる複数の要素を隣接して配置し、ある領域のホロ
グラム、好ましくは、鉛直ストリップによって、前記複
数の要素を露光し、前記領域または前記ストリップを含
む対物光線および参照光線によって、各要素を露光し、
前記領域または前記ストリップが、すべての要素を照ら
す再生光線による再生の間に、同じ点に現れるように、
現像することを特徴とするホログラフィースクリーンの
製造方法。 - 【請求項2】 前記対物光線および前記参照光線が、同
じ側から、適切な要素に入射することを特徴とする請求
項1に記載のホログラフィースクリーンの製造方法。 - 【請求項3】 前記対物光線および前記参照光線が、反
対側から、適切な要素に入射することを特徴とする請求
項1に記載のホログラフィースクリーンの製造方法。 - 【請求項4】 再生光線による再生の間に、互いに離れ
た点に現れる少なくとも2つのストリップを、露光中
に、各要素内に保存することを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項に記載のホログラフィースクリーン
の製造方法。 - 【請求項5】 すべてのホログラムを照らす再生光線に
よる再生の間に、同じ点に現われる1またはそれ以上の
鉛直ストリップからなり、互いに続いた行状あるいは列
上に配置された複数のホログラムによって構成されたこ
とを特徴とするホログラフィースクリーン。 - 【請求項6】 前記複数のホログラムが溶け合うことを
特徴とする請求項5に記載のホログラフィースクリー
ン。 - 【請求項7】 前記複数のホログラムが、箔、ガラスま
たはプラスチックによって作られた共通のキャリアに適
用されたことを特徴とする請求項5または6に記載のホ
ログラフィースクリーン。 - 【請求項8】 前記スクリーンまたは前記要素が、透過
ホログラムとして、設計されたことを特徴とする請求項
5ないし7のいずれか1項に記載のホログラフィースク
リーン。 - 【請求項9】 前記スクリーンまたは前記要素が、反射
(リップマン‐ブラッグ)ホログラムとして、設計され
たことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に
記載のホログラフィースクリーン。 - 【請求項10】 前記反射ホログラムのためのキャリア
が黒く、設計されたことを特徴とする請求項9に記載の
ホログラフィースクリーン。 - 【請求項11】 オート立体的または立体的に、ホログ
ラフィースクリーン上に、イメージまたは動画イメージ
を形成するための投写システムにおいて、オート立体的
または立体的に、イメージまたは動画イメージを形成す
るために、前記ホログラフィースクリーンを、イメージ
を含んだ光線によって露光する少なくとも1つのプロジ
ェクタが設けられたことを特徴とする投写システム。 - 【請求項12】 その瞳孔が、光線偏光手段によって、
対象物のイメージを前記投写スクリーン上に、投写する
少なくとも1つのプロジェクタが設けられ、アスペクト
の異なる角度で、それぞれの場合に、撮影され、互いに
続くイメージの数が所定の数で、アスペクトの異なる角
度で撮影されたイメージが、異なる投写角度で、前記投
写スクリーン上に、投写されるように、偏光手段が、フ
レーム速度と同期して、前進されることを特徴とする請
求項11に記載の投写システム。 - 【請求項13】 それぞれの場合に、前記1または2以
上の光線が、前記光線偏光手段によって、1つの鉛直ス
トリップだけ、前進されることを特徴とする請求項12
に記載の投写システム。 - 【請求項14】 前記光線偏光手段として、回転ミラー
または可傾ミラーが用いられたことを特徴とする請求項
12または13に記載の投写システム。 - 【請求項15】 複数のプロジェクタが、前記ホログラ
フィー投写スクリーン上に、同時に、イメージを投写す
ることを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1
項に記載の投写システム。 - 【請求項16】 プロジェクタのレンズが、少なくとも
2つの行内に、互いにオフセットして、配置され、前記
プロジェクタのレンズが、アスペクトの異なる角度で、
かつ、異なる投射角度で、それぞれの場合に、投写され
ている互いに続く同じ対象物のイメージを、スクリーン
上に投写するように構成されたことを特徴とする請求項
11ないし15のいずれか1項に記載の投写システム。 - 【請求項17】 前記フレーム速度が、アスペクトの異
なる角度で撮影されたイメージまたは動画イメージの各
々が、目がフリッカーを感じないように見えるよう程度
に、速いことを特徴とする請求項11ないし16のいず
れか1項に記載の投写システム。 - 【請求項18】 前記1または複数のプロジェクタが、
空間光変調器を備えていることを特徴とする請求項11
ないし17のいずれか1項に記載の投写システム。 - 【請求項19】 前記1または複数のプロジェクタが、
投写角度にしたがって、投写されたイメージまたは動画
イメージを修正するための補正光学システムを備えたこ
とを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に
記載の投写システム。 - 【請求項20】 請求項5に記載されたホログラフィー
スクリーンを製造する方法において、ホログラムまたは
ホログラフィー要素が、コンピュータによって生成され
ることを特徴とするホログラフィースクリーンの製造方
法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19854700 | 1998-11-26 | ||
DE19950844A DE19950844A1 (de) | 1998-11-26 | 1999-10-21 | Verfahren zur Herstellung eines holografischen Bildschirms zur autostereoskopischen oder stereoskopischen Wiedergabe von Bildern und Laufbildern |
DE19950844.5 | 1999-10-21 | ||
DE19854700.5 | 1999-10-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000187284A true JP2000187284A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=26050413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11335811A Pending JP2000187284A (ja) | 1998-11-26 | 1999-11-26 | ホログラフィ―スクリ―ンおよびその製造方法ならびにホログラフィ―スクリ―ンを用いた投写システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1004903A1 (ja) |
JP (1) | JP2000187284A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1623398A1 (en) * | 2003-05-07 | 2006-02-08 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Event detection system |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4500163A (en) * | 1981-07-29 | 1985-02-19 | The Singer Company | Holographic projection screen |
GB8610191D0 (en) * | 1986-04-25 | 1986-05-29 | Ciba Geigy Ag | Holograms |
US4799739A (en) * | 1987-08-10 | 1989-01-24 | Advanced Dimensional Displays, Inc. | Real time autostereoscopic displays using holographic diffusers |
GB9115394D0 (en) * | 1991-07-16 | 1991-09-04 | Richmond Holographic Res | Viewing apparatus |
DE69424741T2 (de) * | 1993-10-26 | 2000-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Vorrichtung zur dreidimensionalen Bildanzeige |
US5473447A (en) * | 1994-02-14 | 1995-12-05 | Polaroid Corporation | Heads-up and heads-down displays employing holographic stereograms |
US5734485A (en) * | 1995-04-25 | 1998-03-31 | Rocky Research | Large display composite holograms and methods |
-
1999
- 1999-11-16 EP EP99122789A patent/EP1004903A1/de not_active Withdrawn
- 1999-11-26 JP JP11335811A patent/JP2000187284A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1004903A1 (de) | 2000-05-31 |
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