JP2000186670A - 往復動型圧縮機 - Google Patents

往復動型圧縮機

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JP2000186670A
JP2000186670A JP10363597A JP36359798A JP2000186670A JP 2000186670 A JP2000186670 A JP 2000186670A JP 10363597 A JP10363597 A JP 10363597A JP 36359798 A JP36359798 A JP 36359798A JP 2000186670 A JP2000186670 A JP 2000186670A
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cylinder
suction
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Masanori Sugimoto
正則 杉本
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンロードピストンが吸込口にはまり込むの
を防止することにより、アンロード機構の作動不良を防
止する。 【解決手段】 押圧部材32Bとピストン本体32Aと
の接続部周囲に溝を設けた。これにより、アンロード機
構31が作動する際、ピストン本体32Aと押圧部材3
2Bとの接続部位に形成された肉盛り部が弁座倍3の吸
込み口5に当接する前にピストン本体32Aと弁座板3
とが当接させ、アンロードピストン32が吸込口5には
まり込むことを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気圧縮機
として用いられる往復動型圧縮機に関し、特に、負荷運
転と無負荷運転の制御を行うアンロード機構を有した往
復動型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、往復動型圧縮機は、シリンダ
と、該シリンダ内に往復動可能に設けられたピストン
と、前記シリンダ上に搭載され、内部に吸込室と吐出室
とが形成されたシリンダヘッドと、前記シリンダと該シ
リンダヘッドとの間に設けられ、前記シリンダ内と前記
吸込室とを連通する吸込口と、前記シリンダ内と前記吐
出室とを連通する吐出口とが形成された弁座板と、該弁
座板に設けられ、前記吸込口を開口・閉塞することによ
り該シリンダヘッドの吸込室を前記シリンダ内に対して
連通・遮断する吸込弁と、前記シリンダヘッドに設けら
れ、無負荷運転時に該吸込弁を強制的に開弁するアンロ
ード機構とを備えている。
【0003】また、前記アンロード機構は、底部側に前
記吸込室と連通する挿通孔が形成されたアンロードシリ
ンダと、基端側が該アンロードシリンダ内に摺動可能に
挿入され、先端側が該アンロードシリンダの挿通孔から
前記吸込室内に突出したアンロードピストンとから構成
している。
【0004】そして、圧縮機の起動と同時に負荷運転を
行って、吸込工程で吸込弁を開弁し、圧縮工程で吐出弁
を開弁させることは電動モータ等の駆動源に大きな負荷
がかかる。このため、アンロード機構は、吸込弁を強制
的に開弁し、往復動型圧縮機の無負荷運転を行うもので
ある。
【0005】そこで、従来技術による往復動型圧縮機と
して、空気圧縮機を例に挙げ、図3ないし図6に基づい
て説明する。
【0006】1は例えば鉄、アルミニウム等の金属材料
によって略円筒状に形成されたシリンダを示し、該シリ
ンダ1の上端部1Aには後述の弁座板3およびシリンダ
ヘッド7がボルト等(図示せず)により固着されてい
る。また、シリンダ1の上端部1Aには後述する吸込弁
13の弁開度を規制する段部2が形成されている。
【0007】3はシリンダ1の上端部1A上に設けられ
た弁座板で、該弁座板3は略矩形状の平板として形成さ
れ、後述するピストン11との間でシリンダ1内に圧縮
室4を画成している。また、弁座板3には、圧縮室4に
連通するように吸込口5と吐出口6とが形成されてい
る。
【0008】7はシリンダ1上に弁座板3を挟んで搭載
されたシリンダヘッドを示し、該シリンダヘッド7は、
例えば鉄、アルミニウム等の金属材料によって形成され
ている。また、シリンダヘッド7には弁座板3との間で
シリンダヘッド7内に吸込室8と吐出室9とを画成する
隔壁7Aが形成されている。また、シリンダヘッド7に
は吸込ポート7Bと吐出ポート(図示せず)とが形成さ
れ、吸込ポート7Bは吸込室8を経由して吸込口5と連
通し、吐出ポートは吐出室9を経由して吐出口6と連通
している。
【0009】10はシリンダヘッド7の吸込室8に位置
して後述のアンロード機構19が取付けられる取付筒部
で、該取付筒部10の底部側には、吸込口5の上方に位
置して吸込室8と連通した挿通孔10Aが穿設されてい
る。なお、取付筒部10は、シリンダヘッド7と別部材
によって形成し、該シリンダヘッド7にねじ止め、溶接
等の手段で固着する構成としてもよい。
【0010】11はシリンダ1内に招動可能に挿嵌され
たピストンで、該ピストン11は連接棒12を用いてク
ランク軸(図示せず)に連結され、このクランク軸を電
動モータ等の駆動源で回転させることによってシリンダ
1内を往復動する。
【0011】13は吸込口5を開,閉すべく弁座板3の
下面側(圧縮室4側)に取付けられた吸込弁を示し、該
吸込弁13は基端側がボルト14等で弁座板3の下面に
固着され先端側が自由端となった弁板15からなり、該
弁板15はばね性を有する薄板によって形成されてい
る。
【0012】16は吐出孔6を開,閉すべく弁座板3の
上面側(吐出室9側)に取付けられた吐出弁で、該吐出
弁16は基端側がボルト17等で弁座板3に固着された
長尺な弁板18からなり、該弁板18の先端側は自由端
となって吐出孔6の周囲まで延びている。
【0013】19は吸込口5の上方に位置してシリンダ
ヘッド7の取付筒部10に取付けられたアンロード機構
を示し、該アンロード機構19は、後述のアンロードブ
ッシュ20、アンロードピストン21および保持ばね2
5等から構成され、その作動時にはアンロードピストン
21の押圧部21Bが吸込弁13の弁板15を押動し、
該吸込弁13を強制的に開弁状態に保持することによっ
て圧縮機を無負荷運転させる。
【0014】20は取付筒部10の上側開口部を施蓋す
るアンロードブッシュで、該アンロードブッシュ20
は、取付筒部10と共にアンロードシリンダを形成する
筒部20Aと、該筒部20Aの上側に形成された蓋部2
0Bとから構成されている。また、蓋部20Bの中央部
には、後述のエア室23に運通した接続ポート20Cが
形成され、該接続ポート20Cには例えばエア導管(図
示せず)等が接続される。
【0015】また、このエア導管は外部のエアタンク等
に電磁弁(いずれも図示せず)等を介在させて接続され
ている。そして、エアタンク内が規定圧力に達したと
き、アンロード機構19はこの電磁弁を開弁し、エアタ
ンク内のエア圧(圧縮空気)がエア導管を通してエア室
23内に供給することにより、無負荷運転を行う。
【0016】21は吸込弁13の弁板15を押動するア
ンロードピストンを示し、該アンロードピストン21
は、図8に示すように、例えば、鉄、ステンレス等の金
属材料によって軸方向に伸長した棒状体として形成され
ている。ここで、アンロードピストン21は、取付筒部
10の挿通孔10Aを挿通して吸込室8内へ突出するピ
ストン本体21Aと、該ピストン本体21Aの先端側に
位置して軸方向に延びる小径な押圧部21Bと、ピスト
ン本体21Aの基端側に位置しアンロードブッシュ20
の筒部20A内に摺動可能に挿入された受圧部21C
と、該受圧部21Cの外周側に形成されたOリング取付
溝21Dとから構成されている。
【0017】また、前記アンロードピストン21の外周
には、自己潤滑性の樹脂材料、例えば、カーボンを混練
したフェノール樹脂、四弗化樹脂等からなる潤滑膜22
が被覆されている。
【0018】ここで、前記アンロードピストン21の受
圧部21Cは、筒部20A内で蓋部20Bとの間にエア
室23を画成している。また、受圧部21Cの外周側に
形成されたOリング取付溝21D内にはOリング24が
装着されている。さらに、該Oリング24にはモリブデ
ン系の耐熱グリースが添着され、このグリースにより、
受圧部21Cと筒部20Aとの間をシールしている。
【0019】25はアンロード機構19の停止時にアン
ロードピストン21を停止側位置に保持するための保持
ばねで、該保持ばね25はピストン本体21Aの周囲に
配設され、上端側が受圧部21Cの下面に当接し、下端
側が取付筒部10内の底部側に当接している。
【0020】このように構成される従来技術の空気圧縮
機では、電動モータ等の駆動源(図示せず)によってク
ランク軸が回転駆動されると、ピストン11がシリンダ
1内で往復動し、圧縮室4を拡縮させる。
【0021】そして、圧縮機の負荷運転時には、ピスト
ン11がシリンダ1内で下向きに摺動する吸込行程で圧
縮室4が吸込室8および吐出室9よりも低圧となるか
ら、吸込弁13が開弁し吐出弁16が閉弁することによ
り、外部の空気が吸込ポート7Bから吸込室8を経由し
て圧縮室4内に吸込まれる。
【0022】また、ピストン11がシリンダ1内で上向
きに摺動する吐出行程では、圧縮室4が吸込室8および
吐出室9よりも高圧となるから、吸込弁13が閉弁し吐
出弁16が開弁することにより、圧縮室4内で圧縮され
た空気が吐出室9を経由して吐出ボートから圧縮空気と
して吐出され、外部のエアタンク等に貯留される。
【0023】この場合、アンロード機構19は、圧縮機
を負荷運転させるために電磁弁は閉弁しているから、ア
ンロードピストン21が保持ばね25によりエア室23
側へと上向きに押動され、ピストン本体21Aの押圧部
21Bは吸込弁13の弁板15から離間した状態に保持
される。これにより、吸込弁13の弁板15はピストン
11が吸込行程と吐出行程とを繰り返すのに応じて弁座
板3に対して離・着座を行う。
【0024】これに対し、圧縮機を無負荷運転させると
きには、電磁弁等を開弁させることにより、アンロード
機構19のエア室23内に前記エアタンク等からエア圧
が供給される。これにより、アンロードピストン21
は、図7のように、保持ばね25に抗して下向きに摺動
し、先端の押圧部21Bが吸込弁13の弁板15を下向
きに押動し、該吸込弁13を強制的に開弁状態に保持す
る。
【0025】ところで、上述した従来技術による往復動
型圧縮機では、アンロード機構19のアンロードピスト
ン21の押圧部21Bは吸込口5内を介して吸込弁15
を押動する構成であるので、弁座板3の上面図を示す図
6に示されるように押圧部21Bの径は吸込口5の開口
部の径よりも小径とする必要がある。一方、アンロード
機構19が作動し押圧部21Bの先端と吸込弁15とが
当接を繰り返すたびにアンロードピストン21に応力が
生じることになる。そして、この応力は、アンロードピ
ストン21の吸込口5の開口部の径よりも大径のピスト
ン本体21Aと、吸込口5の開口部の径よりも小径の押
圧部21Bとの接続部位に集中してかかることになる。
よって、この接続部位が損傷する恐れを防止するため、
従来は、この接続部に肉盛り(図示せず)による補強を
施していた。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ピスト
ン本体21Aと、押圧部21Bとの接続部位に肉盛りを
施した場合には、接続部位の損傷は防ぐことができる。
しかし、この肉盛り部分の径が吸込口5の開口部の径よ
り大きい場合には、この肉盛り部分が吸込口5の開口部
にはまり込み、アンロード機構19自体が作動不良を起
こしてしまうという問題点があった。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する往復動型圧縮機は、該シリン
ダ内に往復動可能に設けられたピストンと、前記シリン
ダ上に搭載され、内部に吸込室と吐出室とが形成された
シリンダヘッドと、前記シリンダと該シリンダヘッドと
の間に設けられ、前記シリンダ内と前記吸込室とを連通
する吸込口と、前記シリンダ内と前記吐出室とを連通す
る吐出口とが形成された弁座板と、該弁座板に設けら
れ、前記吸込口を開口・閉塞することにより該シリンダ
ヘッドの吸込室を前記シリンダ内に対して連通,遮断す
る吸込弁と、前記シリンダヘッドに設けられ、無負荷運
転時に該吸込弁を強制的に開弁するアンロード機構とを
備え、該アンロード機構は、底部側に前記吸込室と連通
する挿通孔が形成されたアンロードシリンダと、軸方向
に伸長した棒状体からなり、基端側が該アンロードシリ
ンダ内に摺動可能に挿入され、先端側が該アンロードシ
リンダの挿通孔から前記吸込室内に突出したアンロード
ピストンと、から構成してなる往復動型圧縮機におい
て、前記アンロードピストンは、前記挿通孔内を挿通し
て吸込室内に突出し、かつ、前記吸込口の開口部よりも
大径のピストン本体と、前記ピストン本体の前記吸込室
側先端に接続され、前記吸込口の開口部よりも小径の押
圧部と、からなり、前記押圧部が接続される前記ピスト
ン本体の前記接続部位周囲には、内径が押圧部の径と同
径の環状の溝が当該押圧部を囲んで形成され、前記ピス
トン本体と前記押圧部との接続部位に設けられた肉盛り
部は該溝内に位置することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1ないし図2の添付図面に基づいて、詳細に説明する。
【0029】ここで、図1と図2は本発明による第1の
実施の形態を示している。なお、実施の形態では従来技
術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0030】31は本発明の実施の形態によるアンロー
ド機構を示し、該アンロード機構31は、吸込口5の上方
に位置してシリンダヘッド7の取付筒部10に取付けら
れ、該アンロード機構31は、アンロードブッシュ2
0、後述するアンロードピストン32および保持ばね3
5等から構成され、その作動時にはアンロードピストン
32の押圧部32Bが吸込弁13の弁板15を下側に押
動し、該吸込弁13を強制的に開弁状態に保持すること
によって圧縮機を無負荷運転させる。
【0031】32は本発明の実施の形態に適用されるア
ンロードピストンを示し、該アンロードピストン32
は、図2に示すように、その全体が自己潤滑性の樹脂材
料、例えば、カーボンを混練した熱硬化性のフェノール
樹脂、四弗化樹脂等によって形成されている。
【0032】ここで、前記アンロードピストン32は、
取付筒部10の挿通孔10Aを挿通して吸込室8内へ突
出し、かつ、吸込口5の開口部より大径のするピストン
本体32Aと、該ピストン本体32Aの先端側に位置し
て軸方向に延びる吸込口5の開口部より小径な押圧部3
2Bと、前記ピストン本体32Aの基端側に位置しアン
ロードブッシュ20の筒部20A内に摺動可能に挿入さ
れた受圧部32Cと、該受圧部32Cの外周側に形成さ
れたOリング取付溝32Dとから構成されている。
【0033】また、ピストン本体32Aと押圧部32B
とは一体成形により形成されており、押圧部が接続され
る前記ピストン本体の前記接続部位周囲には、当該押圧
部32Bを囲んで形成され、内径が押圧部の径と同径の
環状の溝50が形成されている。更に、この溝32Cの
断面はU字形状に肉盛り(肉盛り部)されており、これ
により、ピストン本体32Aと押圧部32Bとの接続部
位にアンロードピストン32に作用する応力が集中しな
いようになっている。尚、本実施の形態における溝50
の断面はU字形状とされているが、これに代えて、リブ
(肉盛り部)を用いる等してピストン本体32Aと押圧
部32Bとの接続部位への応力集中を防止しても良い
が、いずれの場合においても、この肉盛り部が溝50内
に位置するように形成する必要がある。
【0034】また、前記アンロードピストン32の受圧
部32Cは、筒部20A内で蓋部20Bとの間にエア室
33を画成している。また、受圧部32Cの外周側に形
成されたOリング取付溝32D内にはOリング34が装
着されている。さらに、該Oリング34にはモリブデン
系の耐熱グリースが添着され、このグリースにより、受
圧部82Cと筒部20Aとの間をシールしている。
【0035】35はアンロード機構31の停止時にアン
ロードピストン32を停止側位置に保持するための保持
ばねで、該保持はね35はピストン本体32Aの周囲に
配設され、上端側が受圧部32Cに当接し、下端側が取
付筒部10の底部側に当接している。そして、保持ばね
35はこの状態でアンロードピストン32をエア室33
側に向けて常時付勢している。
【0036】本実施の形態による空気圧縮機は上述の如
き構成をするもので、その基本的動作については従来技
術によるものと格別差異はない。
【0037】然るに、本発明による実施の形態によれ
ば、ピストン本体32Aと押圧部32Bとの接続部位に
形成される肉盛り部は溝50内に位置しているので、ア
ンロード機構31が作動する際、ピストン本体32Aと
押圧部32Bとの接続部位に形成された肉盛り部が弁座
板3の吸込口5の開口部に当接する前にピストン本体3
2Aと弁座板3とが当接する。従って、ピストン本体3
2Aと押圧部32Bとの接続部位に形成された肉盛り部
が吸込口5内にはまり込むことを防止できる。よって、
このはまり込みによるアンロード機構31の作動不良を
防止できる。
【0038】なお、前記各実施の形態では、往復動型圧
縮機として空気圧縮機を例に挙げて説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば空気以外の気体を圧縮する圧縮
機等にも広く適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、ピストン本体と押圧部との接続部位に形成
される肉盛り部は溝内に位置しているので、アンロード
機構が作動する際、ピストン本体と押圧部との接続部位
に形成された肉盛り部が弁座板の吸込口の開口部に当接
する前にピストン本体と弁座板とが当接する。従って、
ピストン本体と押圧部との接続部位に形成された肉盛り
部が吸込口内にはまり込むことを防止できる。よって、
このはまり込みによるアンロード機構の作動不良を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による空気圧縮機の
アンロード機構等を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すアンロードピストンの縦断面図、及
び、底面図である。
【図3】従来技術による空気圧縮機を示す縦断面図であ
る。
【図4】図3のアンロード機構19等を示す縦断面図で
ある。
【図5】図4に示すアンロードピストン32の縦断面図
である。
【図6】図4に示す弁座板の上面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 3 弁座板 7 シリンダヘッド 8 吸込室 10 取付筒部 10A 挿通孔 11 ピストン 13 吸込弁 15 弁板 31 アンロード機構 32 アンロードビストン 32A ピストン本体 32B 押圧部 32C 受圧部 50 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダと、 該シリンダ内に往復動可能に設けられたピストンと、 前記シリンダ上に搭載され、内部に吸込室と吐出室とが
    形成されたシリンダヘッドと、 該シリンダヘッドと前記シリンダとの間に設けられ、前
    記シリンダ内と前記吸込室とを連通する吸込口と、前記
    シリンダ内と前記吐出室とを連通する吐出口とが形成さ
    れた弁座板と、 該弁座板に設けられ、前記吸込口を開口・閉塞すること
    により該シリンダヘッドの吸込室を前記シリンダ内に対
    して連通・遮断する吸込弁と、 前記シリンダヘッドに設けられ、無負荷運転時に該吸込
    弁を強制的に開弁するアンロード機構とを備え、 該アンロード機構は、 前記吸込室と連通する挿通孔が形成されたアンロードシ
    リンダと、 軸方向に伸長した棒状体からなり、基端側が該アンロー
    ドシリンダ内に摺動可能に挿入され、先端側が該アンロ
    ードシリンダの挿通孔から前記吸込室内に突出したアン
    ロードピストンと、 から構成してなる往復動型圧縮機において、 前記アンロードピストンは、 前記挿通孔内を挿通して吸込室内に突出し、かつ、前記
    吸込口の開口部よりも大径のピストン本体と、 前記ピストン本体の前記吸込室側先端に接続され、前記
    吸込口の開口部よりも小径の押圧部と、からなり、 前記押圧部が接続される前記ピストン本体の前記接続部
    位周囲には、内径が押圧部の径と同径の環状の溝が当該
    押圧部を囲んで形成され、前記ピストン本体と前記押圧
    部との接続部位に設けられた肉盛り部は該溝内に位置す
    ることを特徴とする往復動型圧縮機。
JP10363597A 1998-12-22 1998-12-22 往復動型圧縮機 Pending JP2000186670A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295435C (zh) * 2002-09-07 2007-01-17 Lg电子株式会社 往复式压缩机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295435C (zh) * 2002-09-07 2007-01-17 Lg电子株式会社 往复式压缩机

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