JP2000185854A - ウエブ蛇行修正機構を備えた乾燥装置 - Google Patents

ウエブ蛇行修正機構を備えた乾燥装置

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JP2000185854A JP10359738A JP35973898A JP2000185854A JP 2000185854 A JP2000185854 A JP 2000185854A JP 10359738 A JP10359738 A JP 10359738A JP 35973898 A JP35973898 A JP 35973898A JP 2000185854 A JP2000185854 A JP 2000185854A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパーを有するダクトにより、乾燥装置内
の気体の流れを調整して、ウエブの走行を安定させる。 【解決手段】 ウエブ2がその幅方向へ蛇行した場合
に、ウエブ2の蛇行を修正する蛇行修正手段を有する。
蛇行修正手段は、ウエブ2の上面側においてウエブ2の
幅方向の一方側の端部と他方側の端部にそれぞれ配設さ
れた第1の吸引ノズル11および第2の吸引ノズル12
と、ウエブ2の下面側においてウエブ2の幅方向の一方
側の端部と他方側の端部にそれぞれ配設された第3の吸
引ノズル13および第4の吸引ノズル14と、ウエブ2
の一方側の端部に設けられた第1の吸引ノズル11およ
び第3の吸引ノズル13が接続される開度調整機構18
を備えた第1のダクト16と、ウエブ2の他方側の端部
に設けられた第2の吸引ノズル12および第4の吸引ノ
ズル14が接続される開度調整機構19を備えた第2の
ダクト17と、第1および第2のダクト16,17内の
気体を吸引する吸引装置5と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転印刷機に適用
されるウエブ走行安定化機構を有する乾燥装置に関し、
詳しくは紙、フィルム等のウエブの上下両面にノズルか
ら熱風を吹き付けてウエブを浮揚させながらウエブ表面
に塗布された塗膜を乾燥させる乾燥装置において、該ウ
エブの幅方向への蛇行を修正できるようにした乾燥装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上下一対のブランケット胴の
間にて紙の上下両面側に、紙(ウエブの代表例としてこ
こでは紙で説明する)の幅方向に沿った印刷ユニットを
配設し、紙の両面に印刷する輪転機では、紙が印刷ユニ
ットで印刷され、印刷ユニットと冷却ユニット間にて紙
を保持しているが、乾燥装置で浮揚状態にて乾燥させる
とき蛇行することがある。すなわち、紙の縦横方向の強
度(紙の繊維方向における強度)、紙の含水率、オフセ
ット印刷時の湿し水の浸透による紙の強度低下、及び紙
の走行方向に関する張力が、紙の幅方向に渡って均一で
はないので、それらの影響によって、紙の横ずれ(いわ
ゆる、紙の蛇行)が発生することがある。
【0003】従来、紙の蛇行を修正する方法として、一
般的には冷却ユニットの後等に設けられたローラーを傾
斜させる機械式の蛇行修正装置が用いられている。
【0004】近年、輪転機における印刷スピードの高速
化及び多色化に伴い、印刷システムの初め(給紙部)か
ら終わり(折部)までの距離は長くなり、システムの初
期工程で発生した紙の横ずれは、従来の冷却部のローラ
ーを用いた機械式の蛇行修正方法だけでは、印刷品質を
保持する範囲まで蛇行を修正することが困難な場合があ
る。また、システムの大型化により、新たな蛇行修正装
置のための設置スペースを準備しにくい場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点に対処するために開発されたものであって、ウエブの
蛇行を防止するための開度調整機構を有するダクトによ
り、乾燥装置内の気体の流れを調整し、ウエブの走行を
安定させることを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、印刷速度、湿し水
量、テンション等の印刷条件によるウエブの蛇行を、新
たな設置スペース及び動力源を使用せずに、修正するこ
とができるウエブ蛇行修正機構を備えた乾燥装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のウエブ蛇
行修正機構を備えた乾燥装置は、水平方向に走行される
ウエブの上下両面に、熱風ノズルから熱風を吹き付けて
ウエブを浮揚させながらウエブ表面に塗布された塗膜を
乾燥させる乾燥装置において、該ウエブがその幅方向へ
蛇行した場合に、該ウエブの蛇行を修正する蛇行修正手
段を有し、該蛇行修正手段が、ウエブの上面側において
ウエブの幅方向の一方側の端部と他方側の端部にそれぞ
れ配設された第1の吸引ノズルおよび第2の吸引ノズル
12と、該ウエブの下面側においてウエブの幅方向の一
方側の端部と他方側の端部にそれぞれ配設された第3の
吸引ノズルおよび第4の吸引ノズルと、ウエブの一方側
の端部にそれぞれ設けられた第1の吸引ノズルおよび第
3の吸引ノズルが接続される開度調整機構を備えた第1
のダクトと、ウエブの他方側の端部にそれぞれ設けられ
た第2の吸引ノズルおよび第4の吸引ノズルが接続され
る開度調整機構を備えた第2のダクトと、該第1および
第2のダクト内の気体を吸引する吸引装置と、を有する
ことを特徴とし、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0008】一つの実施態様では、前記吸引装置が乾燥
装置内に配設された循環ブロアである。
【0009】一つの実施態様では、前記開度調整機構
は、第1及び第2のダクト内に配設されたダンパーであ
る。
【0010】請求項4記載のウエブ蛇行修正機構を備え
た乾燥装置は、水平方向に走行されるウエブの上下両面
に向けて、熱風ノズルから熱風を吹き付けてウエブを浮
揚させながらウエブ表面に塗布された塗膜を乾燥させる
乾燥装置において、ウエブがその幅方向へ蛇行した場合
に、該ウエブの変位した距離を測定する検出手段と、該
検出手段からの変位距離の測定信号に基づいて、該ウエ
ブの蛇行を修正するための制御量を演算する手段と、該
演算手段からの演算値に応じて制御信号を送信し、ウエ
ブの蛇行を修正する蛇行修正手段とを有し、該蛇行修正
手段が、ウエブの上面側においてウエブの幅方向の一方
側の端部と他方側の端部にそれぞれ配設された第1の吸
引ノズルおよび第2の吸引ノズルと、該ウエブの下面側
においてウエブの幅方向の一方側の端部と他方側の端部
にそれぞれ配設された第3の吸引ノズルおよび第4の吸
引ノズルと、ウエブの一方側の端部にそれぞれ設けられ
た第1の吸引ノズルおよび第3の吸引ノズルが接続され
る開度調整機構を備えた第1のダクトと、ウエブの他方
側の端部にそれぞれ設けられた第2の吸引ノズルおよび
第4の吸引ノズルが接続される開度調整機構を備えた第
2のダクトと、該第1および第2のダクト内の気体を吸
引する吸引装置と、を有し、該第1および第2のダクト
の開度調整機構が、該演算手段からの制御信号で操作さ
れるように構成されていることを特徴とし、そのことに
より上記目的が達成される。
【0011】本発明の作用は次の通りである。
【0012】乾燥装置の運転中で、ウエブに蛇行を生じ
た場合には、第1のダクトおよび第2のダクトの開度調
整機構を操作することによって、ウエブの一方側の端部
に設けられた第1の吸引ノズルおよび第3の吸引ノズル
からウエブの他方側の端部に設けられた第2の吸引ノズ
ルおよび第4の吸引ノズル側へ、あるいはその逆方向へ
ウエブ付近の気体が流動するために、ウエブの幅方向へ
の気体の流動によってウエブが幅方向へ移動しようとす
る。
【0013】従って、ウエブの蛇行に応じて上記第1の
ダクトおよび第2のダクトの開度調整機構を調整するこ
とにより、ウエブの蛇行を修正することができる。
【0014】さらに、ウエブの上下面から上記吸引ノズ
ルによって等しく吸引することにより、ウエブは上下に
振動したり、波打つこともない。
【0015】請求項2に記載の発明のように、前記吸引
装置が乾燥装置内に配設された循環ブロアであることに
より、熱風を吹き出す循環ブロアの吸引を利用してウエ
ブの蛇行を防止でき、装置が簡略化でき、また別部材の
吸引装置を設置するスペースが不要である。
【0016】請求項3に記載の発明のように、開度調整
機構が第1及び第2のダクト内に配設されたダンパーを
有することにより、ダンパーの揺動によって該ダクトの
通気口を通過する気体の流量を調整できるので、構造が
簡略化できる。
【0017】請求項4に記載の発明のように構成するこ
とにより、ウエブの蛇行を自動で検出しおよび蛇行を自
動的に修正することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を実施形態に基づいて具体
的に説明する。
【0019】図1は本発明の乾燥装置内の概略斜視図を
示すものである。この乾燥装置は、印刷ユニットと冷却
ユニットとの間に設置され、印刷ユニットにて上下両面
が印刷された紙、フィルム等のウエブ2が浮揚状態で乾
燥装置内へ送られ、ここで乾燥されるものである。
【0020】該乾燥装置内には、走行するウエブ2の上
下側に、それぞれウエブ2に対して熱風を吹き付けるた
めの熱風ノズル1が配設されている。該熱風ノズル1
は、ウエブ2側が開口する箱状に形成され、多数の熱風
ノズル1がウエブ2の走行方向に沿って配設されてい
る。熱風ノズル1の開口部である熱風吹き出し口は、ウ
エブ2のほぼ全幅に渡って存在している。上下の熱風ノ
ズル1の配置は、図2に示すように、千鳥状(互い違
い)に配置されている。そして、各熱風ノズル1に、ウ
エブ2の一方側において乾燥装置内に配設された循環ブ
ロア5の送気口5bが配管8により接続され、循環ブロ
ア(または送気ファン)5からの熱風が送られるように
なっている。
【0021】ウエブ2の上面側においてウエブ2の幅方
向の一方側の端部と他方側の端部にそれぞれ気体(主に
空気)を吸引するための第1の吸引ノズル11および第
2の吸引ノズル12が配設されている。また、同様にウ
エブ2の下面側においてウエブ2の幅方向の一方側の端
部と他方側の端部にそれぞれ気体を吸引する第3の吸引
ノズル13および第4の吸引ノズル14が配設されてい
る。
【0022】これらの吸引ノズル11〜14は、ウエブ
2に面する側が開口する吸引口を有する箱状に形成さ
れ、かつ図1に示すように、ウエブ2の進行方向に長く
形成されている。ウエブ2の上下両面側にそれぞれ配設
される左右の吸引ノズル11〜14は、ウエブ2の幅方
向の中央線から左右方向(幅方向)にずれた位置に配設
されている。
【0023】ウエブ2の上下にそれぞれ配設された吸引
ノズル11〜14は、ダクト16,17によって接続さ
れ、ダクト16,17の通路を開閉可能(通路開口の開
度を調整可能)なダンパー(開度調整機構)18,19
を介して上記循環ブロア5の吸気口5aに接続されてい
る。つまり、ウエブ2の一方側の端部に設けられた第1
の吸引ノズル11および第3の吸引ノズル13がダンパ
ー18を備えた第1のダクト16に接続され、ウエブ2
の他方側の端部に設けられた第2の吸引ノズル12およ
び第4の吸引ノズル14がダンパー19を備えた第2の
ダクト17に接続されている。そして、該第1および第
2のダクト16,17が吸引装置としての循環ブロア5
の吸気口5aに接続され、第1および第2のダクト1
6,17内の気体を吸引し循環するようになっている。
【0024】ウエブ2の片側における上下の吸引ノズル
が互いに一つのダクトによって接続されているので、例
えば、ウエブ2の進行方向に対して右側の上下一対の吸
引ノズル11,13に接続されたダクト16のダンパー
18と、ウエブ2の進行方向に対して左側の上下一対の
吸引ノズル12.14に接続されたダクト17のダンパ
ー19とはそれぞれ独立して操作が可能である。
【0025】従って、例えば、図3に示すように、右側
の吸引ノズル12,14に接続されたダクト17のダン
パー19の開度を、左側の吸引ノズル11、13に接続
されたダクト16のダンパー18の開度に比べて大きく
した場合には、右側の吸引ノズル12,14の吸引量が
左側の吸引ノズル11,13の吸引量に比べて増大する
ために、ウエブ2の上下面において右方向への気体の流
れが発生する。しかも、上下に配設されている第1と第
3(または第2と第4)の吸引ノズルは相互に連結され
ていることにより、ウエブ2の上下面に対する吸引力は
等しく、吸引ノズル11〜14の吸引によりウエブ2が
上下に偏ることはない。
【0026】上記操作は、ウエブ2の蛇行を目視又は適
当な蛇行変位量の検出装置にて観察し、手動でダンパー
18,19の開度を操作するようにしてもよいが、以下
に示すようにウエブ2の蛇行を検出手段によって検出
し、自動的にウエブ2の蛇行を修正するようにしてもよ
い。
【0027】自動的にウエブ2の蛇行を修正する乾燥装
置には、ウエブ2がその幅方向へ蛇行した場合に、該ウ
エブ2の変位した距離を測定する検出手段が配設されて
いる。検出手段は、通常、乾燥装置内の蛇行が生じやす
い箇所でウエブ2の両端部の近傍に設置される。検出手
段としては、ウエブ2の端部の存在を検知し得る従来か
ら公知の全てのセンサーが採用でき、例えば、エアー検
出器、光電検出器等がある。
【0028】図4に示すように、検出手段20からの変
位距離の測定信号に基づいて、該ウエブ2の蛇行を修正
するための制御量を演算する手段21が設けられてい
る。さらに、該演算手段21からの演算値に応じて制御
信号を送信し、ウエブ2の蛇行を修正する蛇行修正手段
が設けられている。ここで、上記第1および第2のダク
トの開度調整機構18,19が、該演算手段21からの
制御信号で操作されるように構成されている。
【0029】従って、第1および第2のダクト16,1
7内を流通する気体の流量が開度調整機構18,19に
よって自動制御され、第1および第2のダクト16,1
7に接続される吸引ノズルでの吸引量が変わることによ
り、ウエブ2の上下面において幅方向への気体の流れが
発生する。それによって、上記したように、ウエブ2を
気体の流れによって幅方向へ移動させる力が発生し、ウ
エブ2の蛇行方向とは反対方向に風の流れを発生させる
ことにより、ウエブ2の蛇行を修正することができる。
【0030】なお、上記開度調整機構としては、ダンパ
ー以外に、ルーバー、仕切板等の流量を制御するための
公知の手段が採用できる。また、ダンパーを循環ブロア
の吸気口に接続するようにしたが、循環ブロアとは別部
材の吸引装置に接続するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ウエブ付近の気体の循
環ブロア吸気口への流れを調整できる蛇行修正手段を設
置したので、ダクトに設けられた開度調整機構を操作し
てウエブ付近の気体の流れを任意に発生させることがで
き、印刷速度、湿し水量、テンション等の印刷条件によ
るウエブの蛇行を、新たな設置スペース及び動力源を使
用せずに修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエブ蛇行修正機構を備えた乾燥装置
の内部構造を示す概略斜視図である。
【図2】図1で示す乾燥装置のウエブの進行方向に対し
て直角の方向から見た断面の模式図である。
【図3】図2におけるA−A矢視断面の模式図である。
【図4】図1で示す乾燥装置の開度調整機構の制御機構
の説明図である。
【符号の説明】
1 熱風ノズル 2 ウエブ 5 循環ブロア 11 第1の吸引ノズル 12 第2の吸引ノズル 13 第3の吸引ノズル 14 第4の吸引ノズル 16 第1のダクト 17 第2のダクト 18、19 ダンパー 20 検出手段 21 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 掃部 康弘 大阪府大阪市淀川区宮原4丁目1番14号 住友生命新大阪北ビル 大阪酸素工業株式 会社内 Fターム(参考) 3F104 AA01 AA03 CA17 CA27 CA36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に走行されるウエブの上下両面
    に、熱風ノズルから熱風を吹き付けてウエブを浮揚させ
    ながらウエブ表面に塗布された塗膜を乾燥させる乾燥装
    置において、 該ウエブがその幅方向へ蛇行した場合に、該ウエブの蛇
    行を修正する蛇行修正手段を有し、 該蛇行修正手段が、 ウエブの上面側においてウエブの幅方向の一方側の端部
    と他方側の端部にそれぞれ配設された第1の吸引ノズル
    および第2の吸引ノズルと、該ウエブの下面側において
    ウエブの幅方向の一方側の端部と他方側の端部にそれぞ
    れ配設された第3の吸引ノズルおよび第4の吸引ノズル
    と、 ウエブの一方側の端部にそれぞれ設けられた第1の吸引
    ノズルおよび第3の吸引ノズルが接続される開度調整機
    構を備えた第1のダクトと、 ウエブの他方側の端部にそれぞれ設けられた第2の吸引
    ノズルおよび第4の吸引ノズルが接続される開度調整機
    構を備えた第2のダクトと、 該第1および第2のダクト内の気体を吸引する吸引装置
    と、を有することを特徴とするウエブ蛇行修正機構を備
    えた乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引装置が乾燥装置内に配設された
    循環ブロアであることを特徴とする請求項1に記載の乾
    燥装置。
  3. 【請求項3】 前記開度調整機構が、第1及び第2のダ
    クト内に配設されたダンパーであることを特徴とする請
    求項1に記載の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 水平方向に走行されるウエブの上下両面
    に向けて、熱風ノズルから熱風を吹き付けてウエブを浮
    揚させながらウエブ表面に塗布された塗膜を乾燥させる
    乾燥装置において、 ウエブがその幅方向へ蛇行した場合に、該ウエブの変位
    した距離を測定する検出手段と、 該検出手段からの変位距離の測定信号に基づいて、該ウ
    エブの蛇行を修正するための制御量を演算する手段と、 該演算手段からの演算値に応じて制御信号を送信し、ウ
    エブの蛇行を修正する蛇行修正手段とを有し、 該蛇行修正手段が、 ウエブの上面側においてウエブの幅方向の一方側の端部
    と他方側の端部にそれぞれ配設された第1の吸引ノズル
    および第2の吸引ノズルと、該ウエブの下面側において
    ウエブの幅方向の一方側の端部と他方側の端部にそれぞ
    れ配設された第3の吸引ノズルおよび第4の吸引ノズル
    と、 ウエブの一方側の端部にそれぞれ設けられた第1の吸引
    ノズルおよび第3の吸引ノズルが接続される開度調整機
    構を備えた第1のダクトと、 ウエブの他方側の端部にそれぞれ設けられた第2の吸引
    ノズルおよび第4の吸引ノズルが接続される開度調整機
    構を備えた第2のダクトと、 該第1および第2のダクト内の気体を吸引する吸引装置
    と、を有し、 該第1および第2のダクトの開度調整機構が、該演算手
    段からの制御信号で操作されるように構成されているこ
    とを特徴とするウエブ蛇行修正機構を備えた乾燥装置。
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