JP2000185202A - 塩除去装置における泥洗浄水からのエマルジョンの分離 - Google Patents

塩除去装置における泥洗浄水からのエマルジョンの分離

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JP2000185202A
JP2000185202A JP11319121A JP31912199A JP2000185202A JP 2000185202 A JP2000185202 A JP 2000185202A JP 11319121 A JP11319121 A JP 11319121A JP 31912199 A JP31912199 A JP 31912199A JP 2000185202 A JP2000185202 A JP 2000185202A
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】アルミナクロロ水和物と、第四級アミン、
無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルアミド及
びそれらの混合物からなる群から選択された第二成分と
の組成物。 【効果】オイルと水とのエマルジョン、特に塩除去装置
の底に注入された泥洗浄水を分離するために、有益であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエマルジョンを分
離する方法および組成物に関し、特には、ある好適な態
様において、塩除去装置の泥洗浄水から発生するコロイ
ド状エマルジョンを分離する方法および組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地下層から産出されたオイルが大きなタ
ンクに入れられ、そのタンクに洗浄水が添加されること
により、好ましくない塩が洗い出される。塩、砂、アス
ファルテン、望ましくない微粒子、及びそのほかの固体
類などがタンクの底に沈降する。特別な設備の必要によ
って、その破片は例えば、泥洗浄ジェットによってタン
クの底から洗われる。一つの例として、200gal/分
(gpm)のジェット流が、四時間かけてタンクの底を
洗うのに、用いられる。しかし、このように高剪断力を
利用して塩除去装置をクリニ−グすると、迅速にかつ完
全に分離又は破壊することが困難で、非常に安定なコロ
イド性エマルジョンが形成される。廃水は、廃棄される
前に厳格な標準を満たさなければならない。コロイド性
のエマルジョンは、界面活性剤及び石鹸からの全有機炭
素、汚れたガスオイル(DGO)を塩除去装置における
除去格子を欠いていることによる過剰の油及びグリー
ス、汚濁と固体の沈降(TSS、全懸濁個体)、及び/
又は化学的酸素要求量が排水処理プラントにおける最終
の水に対して高く要求される排水処理において、エクス
カーション又は妨害の原因となる。
【0003】ここで、廃水ユニットに到達する前に簡
単、しかも速くこれらのコロイド性のエマルジョンを解
消する方法と混合物とが発明されるならば、それは望ま
しいことであろう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の一つの目的は、泥洗浄水のコロイド性エマルジョンを
効果的且つ迅速に分離ないし清澄にする方法及び組成物
を提供することである。
【0005】この発明のもう一つの目的は、分離された
廃水が排水標準を満たすように泥洗浄水のエマルジョン
を、効果的且つ迅速に分離ないし清澄にする方法及び組
成物を提供することである。
【0006】この発明のさらに他の目的は、ある組成物
を利用して、排水処理中のエクスカーションの発生を効
果的に減少させ、及び/又は除去することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のこれらの、及
びその他の目的を満足するために、ある形態において、
オイルと水とのエマルジョンを分離する組成物を提供す
る。その組成物は、アルミナクロロ水和物と、第四級ア
ミン、無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルア
ミド、及びこれらの混合物から選択された第二成分とを
含む。
【0008】この発明は、塩除去装置における泥洗浄下
水がアルミナクロロ水和物とポリ第四級アミン、或いは
別の第二成分とで処理される方法に関する。この化学ブ
レンドが、排水処理プラントでのTOC、オイルとグリ
ース、汚濁と固体沈降などが原因で、エクスカーション
を引き起こすコロイド性のエマルジョンを効果的に分離
することが、発見された。すなわち、このブレンドは、
泥洗浄水から、ベンゼン以上をかなり除去する。
【0009】注意されるように、泥洗浄が、塩除去装置
からの砂、固体、コロイド性の微粒子を分散するのに使
われている。1回の処理で、泥洗浄が、一日4時間以上
までの周期で、毎日行われている。この4時間の間に泥
洗浄下水にこの発明の組成物を添加すると、全廃水操作
で経験した前記問題を、軽減する。泥洗浄操作中に化学
組成物を添加すると、300,000ppm(30%)
ものオイルを含むエマルジョンを分離する。この組成物
が、断続的な流れの乳状化する傾向の問題を引き起こす
全廃水の流れにブレンドされる。
【0010】この発明のそのような組成物及び方法が、
エマルジョン破壊、分離、水の浄化と脱乳化とにも役立
つと期待されている。
【0011】アルミナクロロ水和物(ACH)は、また
ポリアルミナクロロサルフェート、ポリ塩化アルミナ、
及び塩基性塩化アルミナと同意語であるとして、知られ
ている。アルミナクロロ水和物が二つの主なパラメータ
ーによって特徴づけられる。一つは強度(アルミナの含
有量)、もう一つは塩基度(中和度)である。アルミナ
含有量は、典型的に6〜23%Al23の範囲であり、
主には10%Al23である。塩基度は、塩化アルミナ
分子の中で塩化物への水酸化物(塩基)の置換のパーセ
ントである。ゼロ塩基度は、塩化アルミナの分子式が、
AlCl3或いはAl2Cl6と、記述される。100%
塩基度に対しては、アルミナ水和物の分子式がAl(O
H)3或いはAl2(OH)6と記述される。同様の考え
方が、アルミナクロロ水和物にも適用される。ACH
は、通常83%の塩基度を持つ。
【0012】特別な理論に制限されるものではないが、
この発明に当てはめることのできる一つのメカニズム
は、凝固剤における正の種(陽イオン性加水分解物)に
よる懸濁物の表面陰電荷(アニオン性電荷)の中和が、
エマルジョンの分離及び/又は凝集を引き起こすことで
ある。
【0013】この発明の組成物において、アルミナクロ
ロ水和物の第二成分に対する容量比は、80:20から
20:80までであり、好ましくは60:40から4
0:60までであり、特に好ましくは50:50であ
る。
【0014】その第二成分は、第四級アミン、ポリ第四
級アミン、無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリ
ルアミド、及びそれらの混合物であってよい。この発明
の限定されないが一つの態様において、ポリアミンが好
適である。ある態様では、好適なポリアミンのグループ
は、Epi−DMAポリマー又はポリクォーツとして参
照される。これら一連のポリマーは、高カチオン性で、
低分子量から高分子量のポリ第四級アミンからなる。こ
の凝固剤ポリマーのグループは、化学的には、ポリ(2
−ヒドロキシプロピル−N,N−ジメチル塩化アンモニ
ウム)であるが、しばしば簡単にポリクォーツと称され
る。他の名称は、第四級化ポリアミン、ポリ第四級アミ
ン及びEpi−DMAポリマーを含む。後者の名前が、
主にエピクロロヒドリンとジメチルアミンと言う一次原
料を指す。この反応が下のように図示できる。
【0015】
【化1】
【0016】これら二種の化学物質の縮重合は、低い重
量平均分子量すなわち104−105g/モルに限定され
る。より大きな分子量を有する類似物(おそらく5×1
5まで)は、少量の(5%未満)の、例えばアンモニ
ア又はエチレンジアミンのような多官能アミン分岐剤を
添加することにより、得られる。水処理の適用のため
に、直鎖状の、又はより少なく分岐した類似体が、最も
頻繁に使用される。
【0017】もう一つの、しかしこれに限定されない態
様において好適な他のポリアミンのグループは、通常ポ
リ(DADMAC)と称される、ポリジアリルジメチル
アンモニウム塩化物として知られている。これらのポリ
マーは、付加重合又は共重合によって合成される。得ら
れる分子量は、低くて20,000から高くて約50
0,000迄にわたり、しかし、数平均分子量約5〜2
0×104g/モルがこの発明に最も普通に使用され
る。ポリ(DADMAC)は、完全に四級化されてい
て、以下に示すようにピロリジン環を有する直鎖状構造
を有する。
【0018】
【化2】
【0019】ジメチルアミンアリル塩化物からDADM
ACモノマーを製造する際の一つの副生物が、NaCl
である。このNaClは、通常除去されるが、しばしば
ポリマー中に残留する。
【0020】必ずしも以下のものに限定されるわけでは
ないが,一つの特に好適なポリ第四級アミンが、ポリ
(DADMAC)である。ポリアミンエステル単独、又
はそれと亜鉛塩との組み合わせが、ポリアミンとして用
いられる。第二成分として好適な他のアミン化合物は、
必ずしもこれに限定されるわけではないが、環式アミン
とアルキルアリールアンモニウム塩との組み合わせ、ア
ルキルアミンとアルキルアリールアンモニウム塩との組
み合わせ、水溶性アミン塩、アルキルアミン塩、アルキ
ル酸とアルキルアミン塩との組み合わせ、ポリエーテル
と環式アミンとの組み合わせ、ビニル共重合体と環式ア
ミンとの組み合わせ、ポリアルカノールアミン、第四級
ポリアミン、ポリアミンアクリレート、第四級ポリアミ
ノアクリレート、及びそれらの混合物を含む。
【0021】適当な特別な無機物は、必ずしも以下のも
のに限定されるわけではないが、ポリアルミニウム水酸
化物(PACL)、硫酸アルミニウム(alum)、硫
酸アルミニウムアンモニウム、硫酸アルミニウムカリウ
ム、硫酸鉄、塩化鉄、及びアルミン酸ナトリウムを含
む。これらの無機物全て又はいくつかは、ここに定義さ
れたように、第二成分と組み合わせて、ACHと共に、
又はこれに代えて使用されることができると、期待され
る。
【0022】適当な特別なポリアクリルアミドは、必ず
しも以下のものに限定されるわけではないが、アクリル
アミドモノマーの単独重合に基づいた、非常に高い、又
は高い分子量(HMW)の合成ポリマーの全部を含む。
限定はされないがこの発明の態様において、ポリアクリ
ルアミドの分子量は、10,000,000又はそれ以
上である。ポリアクリルアミドは、非イオン性であって
も、又はカチオン性であってもよいが、特にカチオン性
が好適である。ポリアクリレートとカチオン性高分子電
解質とが、単独で又は金属塩と共に第二成分として、用
いられる。
【0023】一般的にいうとエマルジョンを分離し、特
に泥洗浄エマルジョンを分離するために必要な、この発
明の組成物の割合を、ある確からしさをもって、予測す
ることは困難であることが、認識されるであろう。使用
に際する割合を決定付ける因子は、必ずしも以下の事項
に限定されるわけではないが、オイルの質と汚染成分
(砂、グリース、固体、コロイド性の微粒子など)のそ
れぞれの量、操作圧力、泥洗浄水ジェットの速度、及び
エマルジョンのタイトネスである。しかし、この発明の
一つの態様において、そして、使用可能な組成物の組成
についての一般的な考えを与えるために、この発明の組
成物は、泥洗浄のスリップストリームに基づき、全廃水
エマルジョンに基づかず、エマルジョン状態の程度に応
じて、約1〜1000ppm、好適には約200〜10
00ppmの範囲内で使用可能である。一つの限定的で
はない態様において、組成物の割合は、泥洗浄水スリッ
プストリームに基づき、約200〜約400ppmの範
囲内である。操作時の温度は、影響を与える因子ではな
いようである。泥洗浄操作において、注入部署は、泥洗
浄水ポンプの排出部位である。決定された化学的添加量
の範囲で操作すると、水酸化物の凝集を引き起こすが、
予測された泥洗浄条件の下ではそのようなことは起こり
そうもない。
【0024】説明されるように、ジャーテストが実行さ
れ、その場合、コロイド性の泥洗浄水を入れた1000
mlのビーカに、50:50の混合比である第四級アミ
ン/アルミナクロロ水和物の混合物が投入された。第四
級アミンは、ポリ(DADMAC)であった。投入され
た試料は5分以内にコロイド性エマルジョンを清澄にし
て、上部に透明なオイルを、またサブネイタント中に非
常に透明な水を分離した。対照試料は、決して清澄には
ならなかった。未処理のエマルジョンはタイトであった
ので、エマルジョンの分離が何日も、又は何週間もの
間、化学処理の助けなしに発生しなかった。この特別の
組成物が、毒物学的関心のためにテストされたが、安全
であると見出されていた。
【0025】この発明の組成物が、泥洗浄操作中に泥洗
浄水に注入されると、期待される。しかし、この発明の
組成物を用いて、注入又は他の方法での適用により、他
のエマルジョンが清澄に分離されることのできること
が、認められるだろう。
【0026】この発明が次ぎの例でさらに説明される
が、この発明を如何なる方法においても限定されること
を意図するものではない。
【0027】
【実施例】石油の廃水処理システムでは、毎日、平均流
速23,000,000ガロンの水を取り扱う。この廃
水処理システムにおける流水が、重力分離器に代替され
る分離器に入る。処理されない水の例が図1の左側に示
されている。オイルがすくわれ、塩除去装置に戻され
る。水が浮動スキマーを備えた一連の均一化タンクに送
られる。そして、この水がAFU(空気浮遊ユニット)に
転じられる。AFUに送る前に、凝集剤が220cc/
分、又は124ガロン/日の供給割合で、供給される。
547,619バレルの水流量に基づくと、これは5.
4ppmに等しい。
【0028】AFUから流出した水が、連続運転してい
る二つの曝気池に入る。曝気池から出た水が、二つの平
行の清澄器に入る。清澄器から出た汚泥が回転式真空濾
過器を通って脱水される。毒性実験も行われ、生成物は
放流可能な生物学的単位に一致して問題がなかった。
【0029】ジャーテストがまた、塩除去装置からの泥
洗浄水に施された。50:50の割合で混合されたポリ
(DADMAC):ACH組成物が、所定の濃度で10
00mlのエマルジョンに添加され、表1にこの実験結
果を示す。この発明の組成物が非常に良好な分離性をも
っておおよそオイルの35%を除去した。
【0030】
【表1】50:50の第四級アミン/アルミナクロロ水
和物混合物による脱乳化のジャーテスト
【0031】これらの結果が非常に有望的である。処理
する前に分離器の廃水が、遊離したコロイド性のエマル
ジョンであるように、見えた。揚水ポンプを通してEQ
(equalization)タンクにまで送水すると、エマルジョ
ンを分離するのが困難になるほどエマルジョンが安定に
なる。この発明の組成物は、この水(重力分離器の前
に)に、少ない添加量で良好に作用して、処理された水
において非常にすばらしい透明度が達成された。この組
成物の電荷が、有効にコロイド性のエマルジョンを中和
して、良好な水透明度を達成した。
【0032】泥洗浄テストの結果も非常に有望である。
泥洗浄水が、オイルで被覆された固体、アスファルテ
ン、砂などを通して、完全に乳化された約30%のオイ
ルを含む。操作者とエンジニアとに従うと、乳化の限界
が、リットルボトルにエマルジョンを満たして、何日間
も静置することにより、示された。エマルジョンは、完
全に清澄にならないし、分離が何日間にわたっても起こ
らない。
【0033】この発明の200mlの組成物を用いて、
このエマルジョンを化学的に処理すると、このエマルジ
ョンは、2分で効果的に清澄に分離した。最終的に得ら
れる水は、結晶のように透明であり、エマルジョン中の
固体は、テスト容器の底に沈降し、最終的なオイルは非
常に良好であるように見えた。これは非常に重要であ
る。なぜならば、このオイルが、すくい取りの後に塩除
去装置に戻されるからである。
【0034】これまでの明細書において、この発明が特
別の態様を参照して説明されてきた。そして、オイルと
水とから成るエマルジョンを清澄にするための組成物を
提供するのに効果的であることを例証してきた。しか
し、付属している請求項で明らかにされたように、この
発明の広い精神及び範囲から逸脱することなく、種々の
修正及び変形が可能であることが明らかである。したが
って、明細書は、限定的な意味としてではなく例示的で
あると考えるべきである。例えば、特別の第四級アミ
ン、無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルアミ
ド及びそれらの混合物が、請求項に記載されたパラメー
ターの範囲内であるが、エマルジョンを分離するために
アルミナクロロ水和物との特別な組成物に限定されるべ
きではなく、この発明の範囲内であるとして予想される
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、塩除去装置の泥洗浄サイクル後の重力
分離器から採取されたエマルジョンを入れた二つのビー
カの写真である。左側のビーカ内のエマルジョンは、未
処理であり、右側のビーカ内のエマルジョンは、50:
50の割合で混合された、3〜10ppmのポリ(DA
DMAC):ACHで処理されたものである。
【図2】図2は、塩除去装置における泥洗浄水で細小さ
れたエマルジョンを入れた二つのビーカの写真である。
左側のビーカ内のエマルジョンは未処理であり、右側の
ビーカ内のエマルジョンは、50:50の割合で混合さ
れた、300ppmのポリ(DADMAC):ACHを
用いて処理されたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/40 C02F 1/40 A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミナクロロ水和物と、第四級アミン、
    無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルアミド及
    びこれらの混合物からなる群より選択される第二成分と
    を含有することを特徴とする、オイルと水とのエマルジ
    ョンを分離する組成物。
  2. 【請求項2】前記第二成分に対するアルミナクロロ水和
    物の体積比が80:20から20:80までである前記
    請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記第二成分が、エピクロロヒドリン/ジ
    メチルアミン共重合体;ポリジアリルジメチルアンモニ
    ウム塩化物;ポリアミンエステル単独、又はポリアミン
    エステルと亜鉛塩との組み合わせ;環式アミンとアルキ
    ルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わせ;アルキルア
    ミンとアルキルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わ
    せ;水溶性アミン塩;アルキルアミン塩;アルキル酸と
    アルキルアミン塩との組み合わせ;ポリエーテルと環式
    アミンとの組み合わせ;環式アミンとビニル共重合体と
    の組み合わせ;ポリアルカノールアミン;ポリアミンア
    クリレート単独、又はポリアミンアクリレートと金属塩
    との組み合わせ;第四ポリアミノアクリレート;ポリ水
    酸化アルミニウム;硫酸アルミニウム;硫酸アルミニウ
    ムアンモニウム;硫酸アルミニウムカリウム;硫酸鉄;
    塩化鉄;アルミン酸ナトリウム;10,000,000
    以上の分子量を持つカチオン性ポリアクリルアミド;及
    びこれらの混合物からなる群から選択される前記請求項
    1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】アルミナクロロ水和物と、第四級アミン、
    無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルアミド及
    びこれらの混合物からなる群から選択される第二成分と
    から成る、エマルジョンを分離するための組成物、オイ
    ル、並びに水から成ることを特徴とする、分離のための
    エマルジョン。
  5. 【請求項5】アルミナクロロ水和物の、第二成分に対す
    る容量比が、80:20〜20:80である前記請求項
    4に記載の乳化剤。
  6. 【請求項6】前記第二成分は、エピクロロヒドリン/ジ
    メチルアミン共重合体;ポリジアリルジメチルアンモニ
    ウム塩化物;ポリアミンエステル単独、又はポリアミン
    エステルと亜鉛塩との組み合わせ;環式アミンとアルキ
    ルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わせ;アルキルア
    ミンとアルキルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わ
    せ;水溶性アミン塩;アルキルアミン塩;アルキル酸と
    アルキルアミン塩との組み合わせ;ポリエーテルと環式
    アミンとの組み合わせ;環式アミンとビニル共重合体と
    の組み合わせ;ポリアルカノールアミン;ポリアミンア
    クリレート単独、又はポリアミンアクリレートと金属塩
    との組み合わせ;第四ポリアミノアクリレート;ポリ水
    酸化アルミニウム;硫酸アルミニウム;硫酸アルミニウ
    ムアンモニウム;硫酸アルミニウムカリウム;硫酸鉄;
    塩化鉄;アルミン酸ナトリウム;10,000,000
    以上の分子量を持つカチオン性ポリアクリルアミド;及
    びこれらの混合物からなる群から選択される前記請求項
    1のエマルジョン。
  7. 【請求項7】アルミナクロロ水和物と、第四級アミン、
    無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルアミド及
    びこれらの混合物からなる群より選択される第二成分と
    を含有する組成物の有効量を添加し、エマルジョンを分
    離することを特徴とする、オイルと水とのエマルジョン
    を分離する方法。
  8. 【請求項8】添加に際し、前記アルミナクロロ水和物
    の、第二成分に対する容量比が、80:20〜20:8
    0である前記請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】第二成分が、エピクロロヒドリン/ジメチ
    ルアミン共重合体;ポリジアリルジメチルアンモニウム
    塩化物;ポリアミンエステル単独、又はポリアミンエス
    テルと亜鉛塩との組み合わせ;環式アミンとアルキルア
    リ−ルアンモニウム塩との組み合わせ;アルキルアミン
    とアルキルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わせ;水
    溶性アミン塩;アルキルアミン塩;アルキル酸とアルキ
    ルアミン塩との組み合わせ;ポリエーテルと環式アミン
    との組み合わせ;環式アミンとビニル共重合体との組み
    合わせ;ポリアルカノールアミン;ポリアミンアクリレ
    ート単独、又はポリアミンアクリレートと金属塩との組
    み合わせ;第四ポリアミノアクリレート;ポリ水酸化ア
    ルミニウム;硫酸アルミニウム;硫酸アルミニウムアン
    モニウム;硫酸アルミニウムカリウム;硫酸鉄;塩化
    鉄;アルミン酸ナトリウム;10,000,000以上
    の分子量を持つカチオン性ポリアクリルアミド;及びこ
    れらの混合物からなる群から選択される前記請求項7に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】アルミナクロロ水和物と、第四級アミ
    ン、無機物、ポリアミン、共重合体、ポリアクリルアミ
    ド及びこれらの混合物からなる群より選択される第二成
    分とを含有する組成物の有効量を泥洗浄水に添加し、泥
    洗浄水を塩除去装置の底に注入し、結果として生成する
    エマルジョンを分離することを特徴とする、オイルと水
    との泥洗浄エマルジョンを分離する方法。
  11. 【請求項11】添加に際し、前記アルミナクロロ水和物
    の、第二成分に対する容量比が、80:20〜20:8
    0である前記請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】添加に際し、泥洗浄水に対して、エマル
    ジョンを分離するための前記組成物の割合が、200〜
    1,000ppmである前記請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記第二成分が、エピクロロヒドリン/
    ジメチルアミン共重合体;ポリジアリルジメチルアンモ
    ニウム塩化物;ポリアミンエステル単独、又はポリアミ
    ンエステルと亜鉛塩との組み合わせ;環式アミンとアル
    キルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わせ;アルキル
    アミンとアルキルアリ−ルアンモニウム塩との組み合わ
    せ;水溶性アミン塩;アルキルアミン塩;アルキル酸と
    アルキルアミン塩との組み合わせ;ポリエーテルと環式
    アミンとの組み合わせ;環式アミンとビニル共重合体と
    の組み合わせ;ポリアルカノールアミン;ポリアミンア
    クリレート単独、又はポリアミンアクリレートと金属塩
    との組み合わせ;第四ポリアミノアクリレート;ポリ水
    酸化アルミニウム;硫酸アルミニウム;硫酸アルミニウ
    ムアンモニウム;硫酸アルミニウムカリウム;硫酸鉄;
    塩化鉄;アルミン酸ナトリウム;10,000,000
    以上の分子量を持つカチオン性ポリアクリルアミド;及
    びこれらの混合物からなる群から選択される前記請求項
    10に記載の方法。
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