JP2000184624A - 電力系統設備データメンテナンスシステム - Google Patents
電力系統設備データメンテナンスシステムInfo
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- JP2000184624A JP2000184624A JP10354930A JP35493098A JP2000184624A JP 2000184624 A JP2000184624 A JP 2000184624A JP 10354930 A JP10354930 A JP 10354930A JP 35493098 A JP35493098 A JP 35493098A JP 2000184624 A JP2000184624 A JP 2000184624A
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- equipment
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- computer system
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- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力系統監視・制御システムの設備データメ
ンテナンスシステムにおいて、現地設備の設置完了タイ
ミングを意識することなくメンテナンスを行なえるよう
にするシステムの提供にある。 【解決手段】 現地機器１〜Ｎが遠隔監視装置７を通じ
て電力系統監視・制御計算機システム９と接続される
と、現地機器１〜Ｎより設備情報２と設定情報３と位置
情報４よりなる設備データ１が遠隔監視装置７を経て計
算機システム９に伝送され、計算機システム９は、伝送
された設備データをもとにデータベース生成手段９４に
てフォーマットに合わせてデータベースを生成し、生成
されたデータを設備データベース８へ書き込み、表示デ
ータ編集及び画面表示処理手段９２、９３にて設備デー
タベース８に書き込まれた設備データをもとに計算機シ
ステム画面上に電力系統モデル図を自動更新表示する。
ンテナンスシステムにおいて、現地設備の設置完了タイ
ミングを意識することなくメンテナンスを行なえるよう
にするシステムの提供にある。 【解決手段】 現地機器１〜Ｎが遠隔監視装置７を通じ
て電力系統監視・制御計算機システム９と接続される
と、現地機器１〜Ｎより設備情報２と設定情報３と位置
情報４よりなる設備データ１が遠隔監視装置７を経て計
算機システム９に伝送され、計算機システム９は、伝送
された設備データをもとにデータベース生成手段９４に
てフォーマットに合わせてデータベースを生成し、生成
されたデータを設備データベース８へ書き込み、表示デ
ータ編集及び画面表示処理手段９２、９３にて設備デー
タベース８に書き込まれた設備データをもとに計算機シ
ステム画面上に電力系統モデル図を自動更新表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統を監視・
制御するシステムにおいて、特に、当該システムの電力
系統設備データメンテナンスシステムに関するものであ
る。
制御するシステムにおいて、特に、当該システムの電力
系統設備データメンテナンスシステムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】エネルギー需要の増大に伴い、電力系統
は発電機、発・変電所、特効需要家など、電力系統設備
の新・増設が頻繁に行われるようになり、この新・増設
に応じて電力系統計算機システムが記憶している大量の
データを変更する必要がある。そのため電力系統計算機
システムでは、プログラム部とデータ部とを分離したデ
ータベース方式を採用しておりデータを誤りなく、かつ
能率良くメンテナンスするために作成されたデータメン
テナンス機能を通じて、データの入力、変更を行うよう
にしている。
は発電機、発・変電所、特効需要家など、電力系統設備
の新・増設が頻繁に行われるようになり、この新・増設
に応じて電力系統計算機システムが記憶している大量の
データを変更する必要がある。そのため電力系統計算機
システムでは、プログラム部とデータ部とを分離したデ
ータベース方式を採用しておりデータを誤りなく、かつ
能率良くメンテナンスするために作成されたデータメン
テナンス機能を通じて、データの入力、変更を行うよう
にしている。
【０００３】従来は、設備の増設時には、現地に導入さ
れる機器の設備データを入力するために、膨大な設備デ
ータの入力作業が発生していた。
れる機器の設備データを入力するために、膨大な設備デ
ータの入力作業が発生していた。
【０００４】これに関して、特開平０７−１０７６８４
号公報では、電力系統網をネットワーク状のリンク構造
に展開し、これに基づき、設備、開閉器、分岐、これら
の間の接続線、接続線上設備の単位にデータアドレスを
付し、設備の接続関係を、隣接する設備、所属接続線、
接続線設備等のデータアドレスで表現し、データ構造を
直接的で簡潔にし、データの入力、生成等を容易にし、
現地機器の増設・撤去時のデータの入力間違い、データ
入力作業時間等の改善を行っている。
号公報では、電力系統網をネットワーク状のリンク構造
に展開し、これに基づき、設備、開閉器、分岐、これら
の間の接続線、接続線上設備の単位にデータアドレスを
付し、設備の接続関係を、隣接する設備、所属接続線、
接続線設備等のデータアドレスで表現し、データ構造を
直接的で簡潔にし、データの入力、生成等を容易にし、
現地機器の増設・撤去時のデータの入力間違い、データ
入力作業時間等の改善を行っている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、新規に設置される設備と計算機システム
の設備データベースは、導入する時期を現地機器の設置
完了とタイミングを合わせ、電力系統監視・制御計算機
システムの設備データベースを更新する必要があった。
来の技術では、新規に設置される設備と計算機システム
の設備データベースは、導入する時期を現地機器の設置
完了とタイミングを合わせ、電力系統監視・制御計算機
システムの設備データベースを更新する必要があった。
【０００６】また、計算機システムの有する設備データ
ベースを変更するためには、現地機器の状態や設定情報
等の設備データを事前に調査する必要があり、多大な労
力を必要としていた。
ベースを変更するためには、現地機器の状態や設定情報
等の設備データを事前に調査する必要があり、多大な労
力を必要としていた。
【０００７】本発明の目的は、現地設備の設置完了のタ
イミングを意識することなく、電力系統監視・制御計算
機システムの設備データベースのメンテナンスが行なえ
るようにするシステムを提供することにある。
イミングを意識することなく、電力系統監視・制御計算
機システムの設備データベースのメンテナンスが行なえ
るようにするシステムを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、系統設備
データベースと、系統設備データベースを自動作成する
データ生成手段と、現地機器より伝送されるデータを送
受信するデータ伝送手段を有する電力系統を監視制御す
る計算機システムと、計算機システムと現地機器より伝
送されるデータを受信、送信する遠隔監視装置と、設備
情報と、設定情報と、系統上での位置情報からなる設備
データを遠隔監視装置を経て計算機システムへ伝送する
データの送受信をする機能を有する電力系統を構成する
現地系統機器とを備え、現地系統機器が遠隔監視装置を
通じて電力系統監視・制御計算機システムと接続される
と、系統機器より設備情報と、設定情報と、位置情報の
設備データが遠隔装置を経て計算機システムに伝送さ
れ、計算機システムは、伝送された設備データをもとに
データベース生成手段にて電力系統設備データベースを
生成し、設備データベースへ書き込むシステム構成によ
って達成される。
データベースと、系統設備データベースを自動作成する
データ生成手段と、現地機器より伝送されるデータを送
受信するデータ伝送手段を有する電力系統を監視制御す
る計算機システムと、計算機システムと現地機器より伝
送されるデータを受信、送信する遠隔監視装置と、設備
情報と、設定情報と、系統上での位置情報からなる設備
データを遠隔監視装置を経て計算機システムへ伝送する
データの送受信をする機能を有する電力系統を構成する
現地系統機器とを備え、現地系統機器が遠隔監視装置を
通じて電力系統監視・制御計算機システムと接続される
と、系統機器より設備情報と、設定情報と、位置情報の
設備データが遠隔装置を経て計算機システムに伝送さ
れ、計算機システムは、伝送された設備データをもとに
データベース生成手段にて電力系統設備データベースを
生成し、設備データベースへ書き込むシステム構成によ
って達成される。
【０００９】上記の電力系統監視・制御計算機システム
では、現地設備に設備情報と設定情報と位置情報を記憶
させ、その情報を計算機システムに伝送することによ
り、設備の増設に対して、現地の設置完了のタイミング
を意識することなく、計算機システムの設備データベー
スの変更を可能とし、設備データベースのメンテナンス
性を高めることができる。
では、現地設備に設備情報と設定情報と位置情報を記憶
させ、その情報を計算機システムに伝送することによ
り、設備の増設に対して、現地の設置完了のタイミング
を意識することなく、計算機システムの設備データベー
スの変更を可能とし、設備データベースのメンテナンス
性を高めることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【００１１】図１は、本発明の一実施形態の電力系統シ
ステムで、現地機器（１〜Ｎ）５は、設備情報２と設定
情報３と位置情報４からなる設備データ１を持ち、電力
系統に接続されると、遠隔監視装置７のデータ伝送機能
６により、前記設備データ１を計算機システム９に伝送
し、計算機システム９の設備データベース８に書き込ま
れる。計算機システム９は、設備データベース８により
自動的に設備データメンテナンスを行い、かつ、前記設
備データベース８に基づき電力系統モデル図を計算機画
面１５上に作成する。
ステムで、現地機器（１〜Ｎ）５は、設備情報２と設定
情報３と位置情報４からなる設備データ１を持ち、電力
系統に接続されると、遠隔監視装置７のデータ伝送機能
６により、前記設備データ１を計算機システム９に伝送
し、計算機システム９の設備データベース８に書き込ま
れる。計算機システム９は、設備データベース８により
自動的に設備データメンテナンスを行い、かつ、前記設
備データベース８に基づき電力系統モデル図を計算機画
面１５上に作成する。
【００１２】図２は、電力系統監視・制御計算機システ
ムの構成図である。それぞれの装置、処理、機能につい
て説明する。
ムの構成図である。それぞれの装置、処理、機能につい
て説明する。
【００１３】まず、系統上に置かれている現地機器（１
〜Ｎ）５について説明する。これらの現地機器には、遠
隔操作により、線路の切替、遮断等を行うスイッチのよ
うな働きをする機器、系統の電力、電圧等を測定する機
器等がある。従来の現地機器には、機器自身の情報（例
えば、機器の位置、種類）を持っていなかったが本発明
では、これらの現地機器に機器自身の情報として、設備
情報２と、設定情報３と、位置情報４からなる設備デー
タ１を持たせてある。
〜Ｎ）５について説明する。これらの現地機器には、遠
隔操作により、線路の切替、遮断等を行うスイッチのよ
うな働きをする機器、系統の電力、電圧等を測定する機
器等がある。従来の現地機器には、機器自身の情報（例
えば、機器の位置、種類）を持っていなかったが本発明
では、これらの現地機器に機器自身の情報として、設備
情報２と、設定情報３と、位置情報４からなる設備デー
タ１を持たせてある。
【００１４】現地機器１〜Ｎに持たせる設備データ１の
設備情報２と、設定情報３と、位置情報４について具体
例を挙げて説明する。
設備情報２と、設定情報３と、位置情報４について具体
例を挙げて説明する。
【００１５】設備情報２としては、現地機器５の機器の
名称、種類等を持たせる（図３）。
名称、種類等を持たせる（図３）。
【００１６】設定情報３としては、開閉器の場合なら開
閉の情報、数値制御を行う機器の場合ならその設定値を
持たせる。すなわち、従来の制御情報の初期値を持たせ
る（図３）。
閉の情報、数値制御を行う機器の場合ならその設定値を
持たせる。すなわち、従来の制御情報の初期値を持たせ
る（図３）。
【００１７】次に、位置情報４の決め方を具体例を用い
て説明する。
て説明する。
【００１８】変電所内の機器の設置パターンを完全に実
装された状態を基準にすると、いくつかのパターンに分
けることが出来る。ここでは、機器配置パターンの例と
して図５、６の２パターンを記した。この機器配置パタ
ーンを２桁の数字で表す。次に、各パターンについて現
地機器が完全に実装された状態を仮定し、各機器の位置
を特定できるように固有の番号を割り当てる（図５、６
中の（ ）で囲まれた数字、（１）、（２）、（３）は
変圧器、他は遮断機を示す）。前記機器配置パターンを
表す数字を伝送路の上２桁、前記機器固有の番号を下６
桁とする計８桁の数字で機器の位置を特定する。この８
桁の数字を位置情報４として現地機器１〜Ｎに持たせる
(図３)。
装された状態を基準にすると、いくつかのパターンに分
けることが出来る。ここでは、機器配置パターンの例と
して図５、６の２パターンを記した。この機器配置パタ
ーンを２桁の数字で表す。次に、各パターンについて現
地機器が完全に実装された状態を仮定し、各機器の位置
を特定できるように固有の番号を割り当てる（図５、６
中の（ ）で囲まれた数字、（１）、（２）、（３）は
変圧器、他は遮断機を示す）。前記機器配置パターンを
表す数字を伝送路の上２桁、前記機器固有の番号を下６
桁とする計８桁の数字で機器の位置を特定する。この８
桁の数字を位置情報４として現地機器１〜Ｎに持たせる
(図３)。
【００１９】以上の設備情報２と設定情報３と位置情報
４からなる設備データ１を持つ現地機器１〜Ｎが、系統
に接続されると同時に、あるいは、ある一定の周期で前
記設備データ１を、伝送路１０を通じて遠隔監視装置７
に伝送する。
４からなる設備データ１を持つ現地機器１〜Ｎが、系統
に接続されると同時に、あるいは、ある一定の周期で前
記設備データ１を、伝送路１０を通じて遠隔監視装置７
に伝送する。
【００２０】次に、現地機器１〜Ｎから伝送路１０を通
じて送られてくるデータをひとまとめにし、計算機シス
テム９に伝送する遠隔監視装置７について説明する。遠
隔監視装置７は、現地機器１〜Ｎから送られてくる前記
設備データ１を、現地機器１〜Ｎに対応した決められた
伝送路１０上のアドレスに書き込み計算機システム９に
伝送する。また、計算機システム９から伝送路１０を通
じて送られてくる制御情報を現地機器１〜Ｎに伝送す
る。
じて送られてくるデータをひとまとめにし、計算機シス
テム９に伝送する遠隔監視装置７について説明する。遠
隔監視装置７は、現地機器１〜Ｎから送られてくる前記
設備データ１を、現地機器１〜Ｎに対応した決められた
伝送路１０上のアドレスに書き込み計算機システム９に
伝送する。また、計算機システム９から伝送路１０を通
じて送られてくる制御情報を現地機器１〜Ｎに伝送す
る。
【００２１】次に、計算機システム９について説明す
る。図２に示すように、計算機システム９は、データ伝
送機能９１、表示データ編集処理手段９２、画面表示処
理手段９３、設備データ作成処理手段９４、設備データ
ベース８、表示画面制御処理手段９５からなる。以下、
各処理手段、装置について説明する。
る。図２に示すように、計算機システム９は、データ伝
送機能９１、表示データ編集処理手段９２、画面表示処
理手段９３、設備データ作成処理手段９４、設備データ
ベース８、表示画面制御処理手段９５からなる。以下、
各処理手段、装置について説明する。
【００２２】データ伝送機能９１は、遠隔監視装置７よ
り送られてくる設備データ１を受信する。また、キーボ
ード１２や、マウス１３から入力された制御情報を遠隔
監視装置７を通して、各現地機器１〜Ｎに送信する機能
を有する。
り送られてくる設備データ１を受信する。また、キーボ
ード１２や、マウス１３から入力された制御情報を遠隔
監視装置７を通して、各現地機器１〜Ｎに送信する機能
を有する。
【００２３】表示データ編集処理９２は、設備データベ
ース８から設備データ１を読み込み、画面表示出来るか
たちに設備データ１を編集する処理を行なう。
ース８から設備データ１を読み込み、画面表示出来るか
たちに設備データ１を編集する処理を行なう。
【００２４】画面表示処理９３は、表示データ編集処理
９２により編集されたデータに基づき、計算機画面１１
上に系統図（例、図５、６）を表示する処理を行なう。
９２により編集されたデータに基づき、計算機画面１１
上に系統図（例、図５、６）を表示する処理を行なう。
【００２５】設備データ作成処理９４は、遠隔監視装置
７より送られてきた設備データ１から、対象となる現地
機器１〜Ｎの位置を設備データ１の中の位置情報３より
確定し、また、現地機器１〜Ｎの種類等を設備情報２か
ら判断し、また、設定情報３より初期設定状態を判断
し、設備データベース８の該当するテーブルに設備デー
タベース８のテーブルのフォーマット（図４）に合わせ
て、前記設備情報２と、設定情報３と、位置情報４から
なる設備データ１を書き込むための処理を行なう。
７より送られてきた設備データ１から、対象となる現地
機器１〜Ｎの位置を設備データ１の中の位置情報３より
確定し、また、現地機器１〜Ｎの種類等を設備情報２か
ら判断し、また、設定情報３より初期設定状態を判断
し、設備データベース８の該当するテーブルに設備デー
タベース８のテーブルのフォーマット（図４）に合わせ
て、前記設備情報２と、設定情報３と、位置情報４から
なる設備データ１を書き込むための処理を行なう。
【００２６】表示画面制御処理手段９５は、キーボード
１２、マウス１３から入力される制御情報を設備データ
ベース８に反映し、計算機画面１１上にも前記キーボー
ド１２、マウス１３からの処理を反映する処理を行な
う。
１２、マウス１３から入力される制御情報を設備データ
ベース８に反映し、計算機画面１１上にも前記キーボー
ド１２、マウス１３からの処理を反映する処理を行な
う。
【００２７】現地機器１〜Ｎから設備データ１が送られ
て、計算機システム９の設備データベース８を書換え、
計算機画面１１上に表示されるまでの流れを図９を用い
て説明する。現地機器が電力系統に接続される（１０
１）と設備データ１を遠隔監視装置７に送り（１０
２）、遠隔監視装置７は計算機システム９に前記設備デ
ータ１を送る（１０３）。遠隔監視装置７から送られて
くる設備データ１は計算機システム９のデータ伝送機能
９１で受信され（１０４）、各現地機器と送られてきた
設備データ１の対応関係を認識し（１０５）、設備デー
タ作成機能９４により伝送されてきた現地機器の設備デ
ータ１を、計算機システムの設備データベース８のフォ
ーマット（図４）にあわせて、設備データベース８内の
該当箇所に書き込む（１０６）。ついで、表示データ編
集機能９２は、設備データベース８を読み込み、画面表
示できる形にデータを換え（１０７）、画面表示処理機
能９３により、計算機画面１１上に系統のモデル図を表
示する。
て、計算機システム９の設備データベース８を書換え、
計算機画面１１上に表示されるまでの流れを図９を用い
て説明する。現地機器が電力系統に接続される（１０
１）と設備データ１を遠隔監視装置７に送り（１０
２）、遠隔監視装置７は計算機システム９に前記設備デ
ータ１を送る（１０３）。遠隔監視装置７から送られて
くる設備データ１は計算機システム９のデータ伝送機能
９１で受信され（１０４）、各現地機器と送られてきた
設備データ１の対応関係を認識し（１０５）、設備デー
タ作成機能９４により伝送されてきた現地機器の設備デ
ータ１を、計算機システムの設備データベース８のフォ
ーマット（図４）にあわせて、設備データベース８内の
該当箇所に書き込む（１０６）。ついで、表示データ編
集機能９２は、設備データベース８を読み込み、画面表
示できる形にデータを換え（１０７）、画面表示処理機
能９３により、計算機画面１１上に系統のモデル図を表
示する。
【００２８】また、キーボード１２、マウス１３は、系
統を制御する際に、入力や、ポインティング等を行うた
めのものである。例えば、常時は単線結線図により系統
状態が表示され、系統制御等をする際に、必要なウィン
ドウが表示される。
統を制御する際に、入力や、ポインティング等を行うた
めのものである。例えば、常時は単線結線図により系統
状態が表示され、系統制御等をする際に、必要なウィン
ドウが表示される。
【００２９】実際に計算機画面１１上に表示される過程
を図７、８を用いて、遮断機（２０）が増設された場合
を例に説明する。
を図７、８を用いて、遮断機（２０）が増設された場合
を例に説明する。
【００３０】遮断機ＣＢ（２０）は、前記の設備情報２
と、設定情報３と、位置情報４からなる設備データ１を
持っている。遮断機（２０）が実装されていない場合
は、図７に示すように遮断機（２０）は計算機画面１１
上には表示されない（灰色部分は未実装のため計算機画
面１１上には表示されない）。遮断機（２０）を設置
し、電源が入れられると同時に前記設備データ１が前述
した経路を通じ、計算機システム９に送られてくる。計
算機システム９は送られてきた設備情報２と、設定情報
３と、位置情報４からなる設備データ１を元に前述した
処理を経て、設備データベース８内のＣＢテーブル１９
に書き込まれ、図８に示すように計算機画面１１上の該
当する位置に設置された現地機器（２０）を表示するこ
とになる。
と、設定情報３と、位置情報４からなる設備データ１を
持っている。遮断機（２０）が実装されていない場合
は、図７に示すように遮断機（２０）は計算機画面１１
上には表示されない（灰色部分は未実装のため計算機画
面１１上には表示されない）。遮断機（２０）を設置
し、電源が入れられると同時に前記設備データ１が前述
した経路を通じ、計算機システム９に送られてくる。計
算機システム９は送られてきた設備情報２と、設定情報
３と、位置情報４からなる設備データ１を元に前述した
処理を経て、設備データベース８内のＣＢテーブル１９
に書き込まれ、図８に示すように計算機画面１１上の該
当する位置に設置された現地機器（２０）を表示するこ
とになる。
【００３１】また、撤去の際には、撤去することを記す
情報を現地機器より上記と同様に計算機システム９に送
り、計算機システム９は前記撤去される現地機器に関係
する情報を設備データ作成処理９４にて設備データベー
ス８より削除し、計算機画面１１上の表示から消えるこ
とになる。このため、故障、停電等と撤去の区別が付
き、誤った判断を防ぐことができる。
情報を現地機器より上記と同様に計算機システム９に送
り、計算機システム９は前記撤去される現地機器に関係
する情報を設備データ作成処理９４にて設備データベー
ス８より削除し、計算機画面１１上の表示から消えるこ
とになる。このため、故障、停電等と撤去の区別が付
き、誤った判断を防ぐことができる。
【００３２】上記のように、本発明は、現地で現地機器
が系統に接続されると現地機器から設備情報２と、設定
情報３と、位置情報４からなる設備データ１が伝送さ
れ、電力系統監視・制御計算機システム９内の設備デー
タベース８が自動的に書き換えられ、設備データベース
８のメンテナンスを自動的に行うことが可能となる。
が系統に接続されると現地機器から設備情報２と、設定
情報３と、位置情報４からなる設備データ１が伝送さ
れ、電力系統監視・制御計算機システム９内の設備デー
タベース８が自動的に書き換えられ、設備データベース
８のメンテナンスを自動的に行うことが可能となる。
【００３３】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、現地機器が系統に接続されると同時に、現地機器
の設備情報と、設定情報と、設備情報が伝送され、電力
系統監視・制御計算機システムの設備データベースが書
き換えられるので、従来のような、現地機器の設置完了
のタイミングを意識したり、人が計算機システム内の設
備データベースを書き換える必要がなくなる。これによ
り、機器の増設のタイミングに合わせて人が手で、設備
データベースを書き換える作業が不要となり、入力間違
い等の人為的ミスもなくなり、メンテナンス性が向上す
る効果が得られる。
れば、現地機器が系統に接続されると同時に、現地機器
の設備情報と、設定情報と、設備情報が伝送され、電力
系統監視・制御計算機システムの設備データベースが書
き換えられるので、従来のような、現地機器の設置完了
のタイミングを意識したり、人が計算機システム内の設
備データベースを書き換える必要がなくなる。これによ
り、機器の増設のタイミングに合わせて人が手で、設備
データベースを書き換える作業が不要となり、入力間違
い等の人為的ミスもなくなり、メンテナンス性が向上す
る効果が得られる。
【図１】本発明の一実施形態の電力系統システム構成
図。
図。
【図２】本発明の一実施形態の電力系統監視・制御計算
機システム構成図。
機システム構成図。
【図３】現地機器が持つ設備データ１の例図。
【図４】設備データベースの構成例図。
【図５】変電所内の機器配置パターン１例示図。
【図６】変電所内の機器配置パターンの例示図。
【図７】計算機画面上に表示された系統図。
【図８】計算機画面上に表示される系統図。
【図９】本発明の一実施形態の処理のフローチャート。
１…設備データ、２…設備情報、３…設定情報、４…位
置情報、５…現地機器 １〜Ｎ、６…データ伝送機能、７…遠隔監視装置、８…
設備データベース、９…計算機システム、１０…伝送
路、１１…ＣＲＴ、１２…キーボード、１３…マウス、
９１…データ伝送機能、９２…表示データ編集処理手
段、９３…画面表示処理手段、９４…設備データ作成処
理手段、９５…表示画面制御処理手段。
置情報、５…現地機器 １〜Ｎ、６…データ伝送機能、７…遠隔監視装置、８…
設備データベース、９…計算機システム、１０…伝送
路、１１…ＣＲＴ、１２…キーボード、１３…マウス、
９１…データ伝送機能、９２…表示データ編集処理手
段、９３…画面表示処理手段、９４…設備データ作成処
理手段、９５…表示画面制御処理手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大脇 隆志 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Ｆターム(参考） 5G064 AC08 BA02 BA12 CB04 CB06 DA01 5G066 AA09 AA10 AE03 AE07 AE09
Claims (3)
- 【請求項１】 現地機器と電力系統監視・制御計算機シ
ステム間において遠隔監視装置を介して情報を伝送する
電力系統監視・制御システムの設備データメンテナンス
システムにおいて、上記現地機器に設備情報と設定情報
と位置情報からなる設備データを持たせたことを特徴と
する電力系統設備データメンテナンスシステム。 - 【請求項２】 現地機器と電力系統監視・制御計算機シ
ステム間において遠隔監視装置を介して情報を伝送する
電力系統監視・制御システムの設備データメンテナンス
システムにおいて、上記現地機器に設備情報と設定情報
と位置情報からなる設備データを持たせ、上記電力系統
監視・制御計算機システムに前記現地機器から遠隔監視
装置を経て伝送される設備データをフォーマットに合せ
て書き込む設備データベースを備えたことを特徴とする
電力系統設備データメンテナンスシステム。 - 【請求項３】 現地機器と電力系統監視・制御計算機シ
ステム間において遠隔監視装置を介して情報を伝送する
電力系統監視・制御システムの設備データメンテナンス
システムにおいて、上記現地機器に設備情報と設定情報
と位置情報からなる設備データを持たせ、上記電力系統
監視・制御計算機システムに、前記現地機器から遠隔監
視装置を経て伝送される設備データをフォーマットに合
せて書き込む設備データベースと、該設備データベース
に書き込まれた設備データをもとに電力系統モデル図を
画面表示する表示処理手段とを備えたことを特徴とする
電力系統設備データメンテナンスシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10354930A JP2000184624A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 電力系統設備データメンテナンスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10354930A JP2000184624A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 電力系統設備データメンテナンスシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000184624A true JP2000184624A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18440868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10354930A Pending JP2000184624A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 電力系統設備データメンテナンスシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000184624A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006285352A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Daikin Ind Ltd | 設備機器の初期設定支援システム |
| JP2011019346A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Toshiba Corp | 変電所監視制御システム |
| CN102236053A (zh) * | 2010-04-26 | 2011-11-09 | 西门子公司 | 电能质量检测方法和电力监控设备 |
| CN102355061A (zh) * | 2011-10-13 | 2012-02-15 | 广东电网公司电力科学研究院 | 变电站设备远程监测诊断系统 |
| JP2012135138A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | 遠方監視制御システム |
| CN102710024A (zh) * | 2012-06-13 | 2012-10-03 | 广西电网公司电力科学研究院 | 基于IPv6的输变电设备在线监测系统 |
| CN103453939A (zh) * | 2013-09-02 | 2013-12-18 | 南通优尼恩纳电力科技有限公司 | 电力设备智能监测与诊断系统 |
| CN103812218A (zh) * | 2014-01-26 | 2014-05-21 | 国家电网公司 | 使用在线监测系统站端监测器监测变电站设备状态的方法 |
| CN104201774A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-12-10 | 深圳供电局有限公司 | 一种电力一次二次设备状态监测系统集成的方法 |
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-
1998
- 1998-12-14 JP JP10354930A patent/JP2000184624A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN104201774B (zh) * | 2014-08-20 | 2016-08-31 | 深圳供电局有限公司 | 一种电力一次二次设备状态监测系统集成的方法 |
| CN104283322A (zh) * | 2014-11-03 | 2015-01-14 | 国家电网公司 | 基于无源传感的变电设备综合状态有线监测系统 |
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