JP2000184616A - 電源制御装置およびこれを用いた太陽光発電システム - Google Patents

電源制御装置およびこれを用いた太陽光発電システム

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JP2000184616A
JP2000184616A JP10354429A JP35442998A JP2000184616A JP 2000184616 A JP2000184616 A JP 2000184616A JP 10354429 A JP10354429 A JP 10354429A JP 35442998 A JP35442998 A JP 35442998A JP 2000184616 A JP2000184616 A JP 2000184616A
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battery
positive
control device
terminal
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Yuzo Matsushita
祐造 松下
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Omron Corp
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線の引き回しや充電電流の影響をなくてバッ
テリの電圧を高精度で検出して適切な過充電保護動作を
可能にする。 【解決手段】太陽電池1からバッテリ3に充電する充電
経路とは別に、バッテリ3の端子電圧を検出する端子電
圧検出用の端子S+,S−を設け、この検出用端子S
+,S−を、バッテリ3に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆流防止および過
充電防止などの制御機能を有する電源制御装置およびこ
れを用いた太陽光発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池に並列にバッテリを接続し、こ
れらに並列に負荷を接続することで、日照のある昼間時
では太陽電池から負荷に電力を供給するとともにバッテ
リに発電電力を蓄積しておき、夜間時などの太陽電池か
らの発電電力の供給がないときはバッテリから負荷に電
力を供給するように構成されている太陽光発電システム
がある。
【0003】このような太陽光発電システムにおいて
は、太陽電池の発電電圧の低下によってバッテリから太
陽電池に電流が逆流することは太陽電池の性能劣化など
の結果につながり好ましくない。
【0004】そこで、こうした逆流を防止する電源制御
装置が種々提案されているのであるが、以下においては
その一例として、図16に示される電源制御装置につい
て説明する。図16において、この太陽光発電システム
は、電源となる太陽電池1と、この太陽電池1で発生す
る電力を蓄積し、かつ、放出するバッテリ2およびこの
バッテリ2に並列に接続された負荷7とが電源制御装置
3を介して接続されているとともに、バッテリ2側の端
子電圧を検出する過充電検出回路8を設けており、これ
による検出端子電圧が所定値以上になったときに、バッ
テリ2への電力供給を断つ過充電防止機能を備えるもの
である。
【0005】具体的な回路構成としては、逆流防止ダイ
オード4に対して並列に接続されるスイッチング手段5
として、Pチャンネル形のパワーMOSFETを使用す
る一方、電流検出手段6として、Pチャンネル形のパワ
ーMOSFET1からなる直流電流検出部6A、シャン
ト抵抗R1〜R4およびコンパレータIC1を使用した
ものであり、過充電検出回路8による検出端子電圧が所
定値以上になったとき、上記FET1がバッテリ2への
電力供給を断つように構成されている。
【0006】上記構成において、過充電検出回路8によ
る検出端子電圧が所定値以下であるとき、その出力VE
がLoであり、上記FET1をオン状態に保持する。こ
の状態で、晴天時の日中のように、日射量が多くて太陽
電池1の発電電流Isが大きいときには、上記FET1
の両端電圧Vs1が大きくなってコンパレータIC1の
出力V1がLoになり、電流検出手段6の出力がLoで
あるために、FETはオン状態に維持される。その結
果、発電電流Isはダイオード4を流れず、それをバイ
パスして抵抗の小さいFETを通じてバッテリ2に流れ
ることになる。
【0007】一方、太陽電池1の発電電流Isが所定値
以下になると、上記FET1の両端電圧Vs1が小さく
なって、コンパレータIC1の出力V1がHiになり、
電流検出手段6の出力がHiになるため、FETはオフ
状態になり、バッテリ2側から太陽電池1側への逆流が
防止される。
【0008】また、過充電検出回路8による検出端子電
圧が所定値以上になったとき、その出力VEがHiとな
り、上記FET1をオフ状態に保持して、上記バッテリ
2への電力供給を断ち、その過充電を防止することがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の過充電検
出回路8では、電圧検出端は、充電電流Isが流れる回
路ループ上からバッテリ2の+端に結線されており、ま
た、過充電検出回路8の基準点は、内部で共通電位に接
続することから、矢符Aで示されるように流れる充電電
流の回路ループ上で電圧を検出していることになる。
【0010】したがって、電源制御装置からバッテリま
での配線が長く引き回されたり、あるいは、充電電流が
大電流である時には、配線抵抗による電圧降下が大きく
なり、検出点と実際のバッテリの端子電圧との間に大き
な差を生じることになり、このため、過充電保護動作の
動作点がずれるといった難点があり、この結果、バッテ
リの充電電圧を、充電可能な電圧範囲の狭い範囲でしか
利用できないことになる。
【0011】例えば、線材がAGW16であって、バッ
テリ迄の配線距離が+,−側併せて10m、充電電流が
8Aであるとすると、図17に示されるように、電圧降
下は、1.2Vとなり、また、配線距離を1m、充電電
流を20Aとすると、図17に示されるように、電圧降
下は、0.3Vとなり、配線距離が10mであるとする
と、電圧降下は、3Vとなる。したがって、バッテリ
が、例えば、12V系の汎用カーバッテリなどの低電圧
バッテリを使用するシステムの場合には、過充電電圧の
検出点は、約15V程度に設定するけれども、この時、
3Vの電圧降下が生じると、実際のバッテリ電圧は12
Vとなってしまい、設定と実際の動作点とが大きくずれ
ることになる。
【0012】また、太陽光発電システムでは、太陽電池
を構成する太陽電池モジュールの電圧あるいは電流仕様
に合った電源制御装置が必要であり、太陽電池モジュー
ルの仕様毎に、対応する電源制御装置が必要であった。
【0013】このため、異なる仕様にも容易に対応でき
るようにした電源制御装置が望まれる。
【0014】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、配線の引き回しや充電電流の影響をなくてバ
ッテリの電圧を高精度で検出して適切な過充電保護動作
を可能にすることを主たる目的とし、さらには、太陽電
池を構成する太陽電池モジュールの仕様にも容易に対応
できるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0016】すなわち、請求項1の本発明の電源制御装
置は、電源と、この電源からの電力を蓄積および放出す
るバッテリとの間に設けられ、バッテリから電源への逆
流防止制御を行うとともに、バッテリの端子電圧を検出
してバッテリの過充電防止制御を行う電源制御装置にお
いて、前記バッテリを充電するために該バッテリに接続
される充電用接続部とは別に、バッテリの端子電圧を検
出するために該バッテリに接続される検出用接続部を、
充電経路とは独立して設けている。
【0017】請求項2の本発明は、請求項1の構成にお
いて、前記バッテリの充電経路を、外部信号によって遮
断する遮断手段を備えている。
【0018】請求項3の本発明は、請求項2の構成にお
いて、前記遮断手段は、操作に応じて充電経路に直列接
続された過充電防止スイッチをオンオフするものであ
る。
【0019】請求項4の本発明は、請求項1ないし3の
いずれかの構成において、前記逆流防止制御および前記
過充電防止制御を行う制御回路を備えるとともに、該制
御回路は、前記電源または前記バッテリから電源供給さ
れるものであって、制御動作の内容に応じて前記電源に
よる前記制御回路への第1電源供給ループと前記バッテ
リによる前記制御回路への第2電源供給ループとを有
し、充電経路に直列にそれぞれ接続された過充電防止ス
イッチおよび逆流防止スイッチに並列に、ダイオードO
Rを接続するとともに、該ダイオードORを構成する少
なくとも2つの素子の共通接続部を、前記制御回路の電
源出力部側に接続し、前記第1電源供給ループを前記ダ
イオードORを構成する一方の素子を介して前記電源
に、また、前記第2電源供給ループを前記ダイオードO
Rを構成する他方の素子を介して前記バッテリに、それ
ぞれ接続し、電源の正負側にそれぞれ接続される電源用
正負端子と、バッテリの正負側にそれぞれ接続されるバ
ッテリ用正負端子を備えている。
【0020】請求項5の本発明の太陽光発電システム
は、前記電源としての太陽電池と、この太陽電池に対し
て直列的態様で接続される請求項4に記載の電源制御装
置のN個(Nは2以上の整数)とを備え、第1の電源制
御装置の電源用正端子を太陽電池の正側に接続するとと
もに、バッテリ用正端子をバッテリの正側に接続し、第
Nの電源制御装置の電源用負端子を太陽電池の負側に接
続するとともに、バッテリ用負端子をバッテリの負側に
接続し、第Nの電源制御装置の電源用正端子およびバッ
テリ用正端子を、第N−1の電源制御装置の電源用負端
子およびバッテリ用負端子に順次同様に接続するもので
ある。
【0021】請求項6の本発明の太陽光発電システム
は、前記電源としての太陽電池と、この太陽電池に対し
て並列的態様で接続される請求項4に記載の電源制御装
置のM個(Mは2以上の整数)とを備え、第1の電源制
御装置の電源用正端子を太陽電池の正側に接続するとと
もに、第Mの電源制御装置のバッテリ用正端子を、バッ
テリの正側に接続し、第Mの電源制御装置の電源用正端
子を、第M−1の電源制御装置のバッテリ用正端子に順
次同様に接続し、各電源制御装置のバッテリ用負端子お
よび電源用負端子を、バッテリの負側および太陽電池の
負側にそれぞれ接続するものである。
【0022】請求項7の本発明の太陽光発電システム
は、前記電源としての太陽電池と、この太陽電池に対し
て直並列的態様で接続される請求項4に記載の電源制御
装置のN×M個とを備え、これら複数の電源制御装置
を、N行×M列で配置したとしたときに、各行の電源制
御装置は、そのバッテリ用正端子が、各行においてそれ
ぞれ隣り合う電源制御装置の電源用正端子にそれぞれ接
続されるとともに、電源用負端子が各行において共通に
接続され、さらに、バッテリ用負端子が各行において共
通に接続され、各行の電源制御装置の電源用負端子の共
通接続部を、隣り合う行の1列目の電源制御装置の電源
用正端子に接続し、バッテリ用負端子の共通接続部を、
隣り合う行のM列目の電源制御装置のバッテリ用正端子
に接続し、1行目、1列目の電源制御装置の電源用正端
子を太陽電池の正側に接続し、1行目、M列目の電源制
御装置のバッテリ用正端子をバッテリの正側に接続し、
N行目の電源制御装置の電源用負端子の共通接続部を太
陽電池の負側に接続し、N行目の電源制御装置のバッテ
リ用負端子の共通接続部をバッテリの負側に接続するも
のである。
【0023】請求項8の本発明は、請求項5また7の構
成において、直列的態様で接続される各電源制御装置の
電源用正負端子間に抵抗を介装するものである。
【0024】(作用)請求項1の電源制御装置によれ
ば、バッテリの端子電圧を検出するための検出用接続部
を、充電経路とは個別に設けているので、バッテリ迄の
配線が長く引き回されたり、あるいは、充電電流が大電
流である場合の配線抵抗による電圧降下がなくなり、実
際のバッテリの端子電圧を検出できることになり、これ
によって、過充電保護動作点のずれが解消される。
【0025】請求項2の電源制御装置によれば、必要に
応じてバッテリの充電経路を遮断することができる。
【0026】請求項3の電源制御装置によれば、充電経
路の遮断を過充電防止スイッチによって行うので、別途
遮断スイッチを設ける必要がない。
【0027】請求項4の電源制御装置によれば、制御回
路がいかなる制御状態、例えば逆流防止制御動作時ある
いは過充電防止制御動作時であっても制御回路に対する
電源供給ループが構成されることになる。
【0028】請求項5の太陽光発電システムによれば、
電源制御装置のN個を直列的態様で接続するので、1個
の場合に比べてシステムの電圧仕様をN倍に拡大でき
る。
【0029】請求項6の太陽光発電システムによれば、
電源制御装置のM個を並列的態様で接続するので、1個
の場合に比べてシステムの電流仕様をM倍に拡大でき
る。
【0030】請求項7の太陽光発電システムによれば、
電源制御装置のN×M個を直並列的態様で接続するの
で、1個の場合に比べて電圧仕様をN倍、電流仕様をM
倍に拡大できる。
【0031】請求項8の太陽光発電システムによれば、
直列的態様で接続される電源制御装置の電源用正負端子
間に抵抗を介装するので、この抵抗によって電源制御装
置の内部ICの動作インピーダンスのバラツキの影響を
軽減できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は太陽光発電システ
ムに適用された、本発明の実施の形態に従う電源制御装
置のブロック図である。
【0034】この太陽光発電システムは、日照のある昼
間時では太陽電池1から負荷2に電力を供給するととも
にバッテリ3に太陽電池1の発電電力を蓄積しておき、
夜間時等に太陽電池1からの発電電力の供給がないとき
はバッテリ3から負荷2に電力を供給するように構成さ
れている。
【0035】4は、本発明の係る電源制御装置であり、
この電源制御装置4は、FETからなる逆流防止スイッ
チ5と、同じくFETからなる過充電防止スイッチ6
と、それらを制御する逆流防止制御部7および過充電防
止制御部8を有する制御回路9と、第1,第2ダイオー
ド10,11から構成されるダイオードOR12とを備
えている。なお、13,14は、FETの寄生ダイオー
ドである。
【0036】この実施の形態では、負側の充電経路に直
列にそれぞれ接続された過充電防止スイッチ5および逆
流防止スイッチ6に並列に、ダイオードOR12を接続
するとともに、両ダイオード10,11の共通接続部
を、制御回路9の電源出力部V−側に接続しており、さ
らに、一方のダイオード10を介して太陽電池1に接続
して該太陽電池1から制御回路9に電源を供給する第1
電源供給ループを構成し、他方のダイオード11を介し
て前記バッテリ3に接続して該バッテリ3から制御回路
9に電源を供給する第2電源供給ループを構成してい
る。
【0037】すなわち、太陽電池1のプラス側→制御回
路9の電源入力部V+→制御回路9の電源出力部V−→
第1ダイオード10→太陽電池1のマイナス側のループ
で制御回路9に電源を供給する第1電源供給ループが構
成され、バッテリ3のプラス側→制御回路9の電源入力
部V+→制御回路9の電源出力部V−→第2ダイオード
11→バッテリ3のマイナス側のループで同じく制御回
路9に電源を供給するための第2電源供給ループが構成
されている。
【0038】さらに、制御回路9は、図2の詳細回路図
に示すように第1比較回路15および第2比較回路16
を有しており、第1比較回路15は逆流防止スイッチ5
のオンオフのためであり、第2比較回路16は過充電防
止スイッチ6のオンオフのためのものである。
【0039】上記構成において、充電時には、太陽電池
1の発電電圧≧バッテリ3の端子電圧でかつバッテリ3
の端子電圧≦設定電圧A(ただし、設定電圧Aは充電開
始におけるバッテリ3の端子電圧)の関係のため、太陽
電池1の+側→バッテリ3のプラス側→バッテリ3のマ
イナス側→過充電防止スイッチ6→逆流防止スイッチ5
→太陽電池1のマイナス側へと電流が流れる。そして、
制御回路9には、第1電源供給ループから電源が供給さ
れる。
【0040】逆流防止時には、太陽電池1の発電電圧≦
バッテリ2の端子電圧の関係にある状態なので、逆流防
止スイッチ5はオフ、過充電防止スイッチは6オンであ
り、また、太陽電池1は発電電圧が低下しているか、あ
るいは、最悪、発電電圧は発生していない。そのため太
陽電池1からは制御回路9に電源供給ができない。しか
し、第2電源供給ループでバッテリ3から制御回路9に
対する電源供給ループが構成されている。
【0041】過充電防止時には、太陽電池1の発電電圧
は無関係であり、バッテリ3の蓄積電圧≧設定電圧B
(ただし、設定電圧Bは充電終了におけるバッテリ3の
蓄積電圧)の関係のため、逆流防止スイッチ5はオン、
過充電防止スイッチ6はオフであり、これによってバッ
テリ3には充電電流が流れず、制御回路9には第1電源
供給ループでもって発電状態にある太陽電池1から電源
が供給される。
【0042】このように逆流防止制御動作あるいは過充
電防止制御動作のいずれの制御状態においても制御回路
9に対する電源供給ループが構成されて制御回路9が安
定に動作する。
【0043】この実施の形態では、配線の引き回しや充
電電流の影響をなくしてバッテリ3の端子電圧を高精度
で検出して適切な過充電保護動作を可能にするために、
次のように構成している。
【0044】すなわち、バッテリ3を充電するために該
バッテリ3に接続される充電用接続部としてのバッテリ
用正負端子B+,B−とは別に、バッテリ3の端子電圧
を検出するために該バッテリ3に接続される検出用接続
部としての検出用正負端子S+,S−を、太陽電池1か
らバッテリ3への充電経路とは独立して設けており、検
出用正端子S+をバッテリ3の正側に接続するととも
に、検出用負端子S−をバッテリ3の負側に接続してい
る。この検出用正負端子+S,−Sは、バッテリ3の正
負端子あるいはその直近に接続されるのが好ましい。
【0045】このように充電経路とは別の経路でバッテ
リ3の端子電圧を検出するので、バッテリ3迄の配線が
長く引き回されたり、あるいは、充電電流が大電流であ
る場合の配線抵抗による電圧降下がなくなり、充電経路
を利用する従来例に比べてバッテリ3の端子電圧をより
高精度で検出できることになり、これによって、過充電
保護動作点のずれが解消され、さらに、バッテリ3の充
電電圧範囲を大きくとることができ、有効利用できるこ
とになる。
【0046】図3(a),(b)は、この実施の形態の
電源制御装置4の外観を示す平面図および側面図であ
り、太陽電池1の正負側にそれぞれ接続される電源用正
負端子P+,P−と、バッテリ3の正負側に接続される
バッテリ用正負端子B+,B−と、バッテリ3の端子電
圧検出用の検出用正負端子S+,S−を備えている。ま
た、充電動作中および満充電状態をそれぞれ表示するL
ED17,18を備えている。
【0047】(実施の形態2)図4は、本発明の他の実
施の形態のブロック図であり、図5は、その詳細回路図
であり、上述の実施の形態に対応する部分には、同一の
参照符号を付す。
【0048】太陽電池1が電源制御装置4に接続されて
発電可能な状態においては、常に電力供給が可能な活線
状態となっているのであるが、この実施の形態では、外
部信号によって充電経路を強制的にオフできるようにし
ており、太陽電池1が発電可能な状態であっても電源制
御装置4のバッテリ用正負端子B+,B−間に電圧が印
加されないように構成している。
【0049】特に、この実施の形態では、図6に示され
るように、充電経路をオンオフするための遮断スイッチ
19を設け、このスイッチ19をオン操作することによ
って過充電防止スイッチ6を構成するFETのゲート電
位を内部の共通電位に落として過充電防止スイッチ6を
強制的にオフできるように構成している。
【0050】なお、充電経路のオンオフは、スイッチに
限らず、図7に示されるように、遮断用端子20,21
を設け、この端子20,21間を、外付けのスイッチ、
トランジスタ、リレーあるいはショートバーなどを用い
てオンオフするようにしてもよい。
【0051】その他の構成は、上述の実施の形態1と同
様であるので、その説明は省略する。
【0052】(実施の形態3)この実施の形態は、太陽
光発電システムを構成する電源制御装置4の接続態様に
特徴を有するものであり、電源制御装置4自体の構成
は、上述の実施の形態1と同様である。
【0053】この実施の形態は、以下に説明するように
太陽光発電システムの電圧や電流仕様の変更に容易に対
応できるものである。
【0054】ここで、説明のために、図1,2の電源制
御装置4の構成を、図8に示されるように簡略化する。
この図8において、Zは制御回路9を構成するコントロ
ールICの動作インピーダンス(Ω)、Rは過充電検出
部を構成する抵抗分(Ω)である。
【0055】この電源制御装置4では、電圧仕様がコン
トロールICの電源電圧範囲で決定され、電流仕様がス
イッチ素子の電流定格で決定される。
【0056】電源制御装置4のN個(Nは2以上の整
数)を、太陽電池1に対して直列的態様で接続した場合
について説明する。
【0057】図9は、電源制御装置4を2個直列的態様
で接続したものであり、第1の電源制御装置41の電源
用正端子P+を、直列接続された二つの太陽電池モジュ
ール11,12からなる太陽電池1の正側に接続するとと
もに、バッテリ用正端子B+を、直列接続された二つの
バッテリ31,32からなるバッテリ3の正側に接続し、
第2の電源制御装置42の電源用負端子P−を太陽電池
1の負側に接続するとともに、バッテリ用負端子B−を
バッテリ3の負側に接続し、第2の電源制御装置42
電源用正端子P+およびバッテリ用正端子B+を、第1
の電源制御装置41の電源用負端子P−およびバッテリ
用負端子B−に接続したものである。
【0058】かかる接続態様によれば、2個の電源制御
装置41,42によって電圧が分圧され、太陽光発電シス
テムとしては、1個の電源制御装置4の電圧の2倍の電
圧仕様となり、したがって、太陽電池1およびバッテリ
3の電圧仕様も電源制御装置4が1個の場合の2倍の電
圧仕様となる。
【0059】なお、各電源制御装置41,42のバッテリ
端子電圧検出用の正負端子S+,S−は、各バッテリ3
1,32にそれぞれ接続する。また、他の実施の形態とし
て、検出精度は悪くなるが、バッテリ端子電圧検出用の
正負端子S+,S−を、各電源制御装置41,42のバッ
テリ用正負端子B+,B−にそれぞれ接続してもよい。
【0060】2個の場合と同様に、3以上の電源制御装
置4を直列的態様で接続することができ、このようにN
個の電源制御装置4を直列的態様で接続することによ
り、電圧仕様をN倍に拡大できることになる。
【0061】電源制御装置のM個(Mは2以上の整
数)を、太陽電池に対して並列的態様で接続した場合に
ついて説明する。
【0062】図10は、電源制御装置4を2個並列的態
様で接続したものであり、第1の電源制御装置41の電
源用正端子P+を、並列接続された二つの太陽電池モジ
ュール11,12からなる太陽電池1の正側に接続すると
ともに、第2の電源制御装置42のバッテリ用正端子B
+を、並列接続された二つのバッテリ31,32からなる
バッテリ3の正側に接続し、第2の電源制御装置42
電源用正端子P+を、第1の電源制御装置41のバッテ
リ用正端子B+に接続し、各電源制御装置41,42のバ
ッテリ用負端子B−および電源用負端子P−を、バッテ
リ3の負側および太陽電池1の負側にそれぞれ接続して
いる。
【0063】かかる接続態様によれば、電流が2個の電
源制御装置41,42に分流されるので、太陽光発電シス
テムとしては、1個の電源制御装置4の電流仕様の2倍
の電流仕様となり、太陽電池1およびバッテリ3の電流
仕様も電源制御装置4が1個の場合の2倍の電流仕様と
なる。
【0064】ここで、各電源制御装置41,42による分
流動作についてさらに詳細に説明する。逆流防止スイッ
チ5および過充電防止スイッチ6は、上述のようにFE
Tによって構成されており、FETのドレイン−ソース
間のON抵抗は、正の温度係数を持っているため、電流
が流れる程、そのON抵抗が大きくなる。したがって、
並列的接続態様では、電流が多く流れたFETは抵抗が
高くなり、電流を制限するように動作し、最終的に全て
のFETの電流値が均一となる。
【0065】なお、各電源制御装置41,42のバッテリ
端子電圧検出用の正負端子S+,S−は、バッテリ3の
正負側にそれぞれ接続する。また、他の実施の形態とし
て、バッテリ端子電圧検出用の正負端子S+,S−を、
各電源制御装置41,42のバッテリ用正負端子B+,B
−にそれぞれ接続してもよい。
【0066】2個の場合と同様に、3個以上の電源制御
装置4を並列的態様で接続することができ、このように
M個の電源制御装置4を並列的態様で接続することによ
り、電流仕様をM倍に拡大できることになる。
【0067】電源制御装置4のN×M個を、太陽電池
1に対して直並列的態様で接続した場合について説明す
る。
【0068】図11は、電源制御装置4を3×3個直並
列的態様で接続したものであり、以下の説明において
は、3行×3列に配置したとしてその接続構成を説明す
る。
【0069】各行の電源制御装置41,1〜41,3;42,1
〜42,3;43,1〜43,3は、そのバッテリ用正端子B+
が、各行においてそれぞれ次列の電源制御装置41,2
1,3;42,2〜42,3;43,2〜43,3の電源用正端子P
+にそれぞれ接続されるとともに、電源用負端子P−が
各行において共通に接続され、さらに、バッテリ用負端
子B−が各行において共通に接続される。
【0070】各行の電源制御装置41,1〜41,3;42,1
〜42,3;43,1〜43,3の電源用負端子P−の共通接続
部を、次行の1列目の電源制御装置42,1,43,1の電源
用正端子P+に接続し、バッテリ用負端子B−の共通接
続部を、次行の3列目の電源制御装置42,3,43,3のバ
ッテリ用正端子B+に接続する。
【0071】さらに、1行目、1列目の電源制御装置4
1,1の電源用正端子P+を太陽電池1の正側に接続し、
1行目、3列目の電源制御装置41,3のバッテリ用正端
子B+をバッテリ3の正側に接続し、3行目の電源制御
装置43,1〜43,3の電源用負端子P−の共通接続部を太
陽電池1の負側に接続し、3行目の電源制御装置43,1
〜43,3のバッテリ用負端子B−の共通接続部をバッテ
リ3の負側に接続する。
【0072】かかる接続態様によれば、電圧仕様を3
倍、電流仕様を3倍にそれぞれ拡大できることになる。
【0073】なお、各電源制御装置41,1〜43,3のバッ
テリ端子電圧検出用の正負端子S+,S−は、バッテリ
3の正負側にそれぞれ接続する。また、他の実施の形態
として、バッテリ端子電圧検出用の正負端子S+,S−
を、各電源制御装置41,1〜43,3のバッテリ用正負端子
B+,B−にそれぞれ接続してもよい。
【0074】この3×3個の場合と同様に、直列方向並
列方向にそれぞれ4個以上の電源制御装置を直並列的態
様で接続することができ、このように直列方向にN個、
並列方向にM個の電源制御装置のN×M個を、直並列的
態様で接続することにより、電圧仕様をN倍、電流仕様
をM倍に拡大できることになる。
【0075】本発明のさらに他の実施の形態として、
図12に示されるように、直列的態様で接続される場合
に、各電源制御装置に印加される電圧がより均一化する
ように、補正用抵抗R1を接続してもよい。
【0076】すなわち、電源制御装置4は、部品毎にバ
ラツキがあり、動作インピーダンスZは均一とはなら
ず、各電源制御装置4によって分圧される電圧は均一と
ならないという難点がある。そこで、太陽電池用正負端
子間に補正用抵抗R1を介装し、動作インピーダンスZ
の変動の影響を軽減するのである。太陽電池1側から見
た電源制御装置4のインピーダンスは、内部コントロー
ルICの動作インピーダンスZと補正用抵抗R1との並
列抵抗値Rp=(R1×Z)/(R1+Z)となり、こ
の抵抗値で各電源制御装置4が直列的態様で接続される
ことになる。
【0077】ここで、補正用抵抗R1としてZに対して
小さい値を入れることにより、並列抵抗値は補正用抵抗
R1が支配的になる。
【0078】すなわち、(R1×Z)/(R1+Z)=
R1/{(R1/Z)+1} ここで、R1→小、Z→大となるように設定することに
より、Rp≒R1となる。
【0079】この補正用抵抗R1の接続用端子22,2
3を、図13に示されるように設ければよい。この接続
用端子22,23は、内部で電源用正負端子P+,P−
にそれぞれ接続されている。
【0080】なお、直並列的接続の場合に、抵抗を介装
した構成を図14に示す。
【0081】(その他の実施の形態)上述の実施の形態
におけるダイオードORを構成する素子は、ダイオード
であったが、この素子以外に、図15(a)で示すよう
にJ−FET(接合型FET)の素子で構成しても構わ
ないし、図15(b)で示すようにNPNトランジスタ
の素子で構成しても構わない。図15(b)のNCはノ
ンコネクションの意味である。
【0082】本願の請求の範囲には含まれないが、バッ
テリの端子電圧検出用の検出端子を設けることなく、従
来と同様の充電経路を用いてバッテリの端子電圧を検出
する構成の電源制御装置の複数を、実施の形態3に示さ
れる接続態様で接続して太陽光発電システムを構成して
もよい。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば次の効果を
得られる。
【0084】請求項1の本発明によれば、バッテリの端
子電圧を検出するための検出用接続部を、充電経路とは
個別に設けているので、バッテリ迄の配線が長く引き回
されたり、あるいは、充電電流が大電流である場合の配
線抵抗による電圧降下がなくなり、実際のバッテリの端
子電圧を検出できることになり、これによって、過充電
保護動作点のずれが解消され、その結果、バッテリの充
電電圧範囲を大きくとることができ、有効利用を図るこ
とができる。
【0085】請求項2の本発明によれば、必要に応じて
バッテリの充電経路を遮断することができるので、当該
電源制御装置に接続されている太陽電池が発電可能な状
態であっても電源制御装置のバッテリ用正負端子間に電
圧が印加されないようすることができる。
【0086】請求項3の本発明によれば、充電経路の遮
断を過充電防止スイッチによって行うので、別途遮断ス
イッチを設ける必要がない。
【0087】請求項4の本発明によれば、制御回路がい
かなる制御状態、例えば逆流防止制御動作時あるいは過
充電防止制御動作時であっても制御回路に対する電源供
給ループが構成されることになり、いずれの制御状態に
おいても制御回路が安定に動作する。
【0088】請求項5の本発明によれば、電源制御装置
のN個を直列的態様で接続することにより、システムの
電圧仕様を容易にN倍に拡大できる。
【0089】請求項6の本発明によれば、電源制御装置
のM個を並列的態様で接続することにより、システムの
電流仕様を容易にM倍に拡大できる。
【0090】請求項7の本発明によれば、電源制御装置
のN×M個を直並列的態様で接続することにより、シス
テムの電圧仕様をN倍、電流仕様をM倍に容易に拡大で
きる。
【0091】請求項8の本発明によれば、直列的態様で
接続される電源制御装置の電源用正負端子間の抵抗を介
装するので、この抵抗によって電源制御装置の内部IC
の動作インピーダンスのバラツキの影響を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽光発電システムに適用された本発明の実施
形態に係る電源制御装置の回路ブロック図
【図2】図1の詳細回路図
【図3】図1の電源制御装置の外観を示す平面図および
側面図
【図4】本発明の他の実施形態に係る電源制御装置の回
路ブロック図
【図5】図4の詳細回路図
【図6】図4の電源制御装置の外観を示す平面図
【図7】本発明の他の実施の形態の外観を示す平面図
【図8】本発明の電源制御装置を簡略化して示すブロッ
ク図
【図9】直列的接続態様を示すブロック図
【図10】並列的接続態様を示すブロック図
【図11】直並列的態様を示すブロック図
【図12】本発明の他の実施の形態の直列的接続態様を
示すブロック図
【図13】図12の外観を示す平面図
【図14】本発明の他の実施の形態の直並列的接続態様
を示すブロック図
【図15】ダイオードORの他の変形例を示す図
【図16】従来の回路ブロック図
【図17】配線1m当たりの電圧降下を示す特性図であ
【符号の説明】
1 太陽電池 2 負荷 3 バッテリ 4 電源制御装置 5 逆流防止スイッチ 6 過充電防止スイッチ 9 制御回路 12 ダイオードOR 19 遮断スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、この電源からの電力を蓄積およ
    び放出するバッテリとの間に設けられ、バッテリから電
    源への逆流防止制御を行うとともに、バッテリの端子電
    圧を検出してバッテリの過充電防止制御を行う電源制御
    装置において、 前記バッテリを充電するために該バッテリに接続される
    充電用接続部とは別に、バッテリの端子電圧を検出する
    ために該バッテリに接続される検出用接続部を、充電経
    路とは独立して設けたことを特徴とする電源制御装置。
  2. 【請求項2】 前記バッテリの充電経路を、外部信号に
    よって遮断する遮断手段を備える請求項1記載の電源制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記遮断手段は、操作に応じて充電経路
    に直列接続された過充電防止スイッチをオンオフするも
    のである請求項2記載の電源制御装置。
  4. 【請求項4】 前記逆流防止制御および前記過充電防止
    制御を行う制御回路を備えるとともに、該制御回路は、
    前記電源または前記バッテリから電源供給されるもので
    あって、制御動作の内容に応じて前記電源による前記制
    御回路への第1電源供給ループと前記バッテリによる前
    記制御回路への第2電源供給ループとを有し、 充電経路に直列にそれぞれ接続された過充電防止スイッ
    チおよび逆流防止スイッチに並列に、ダイオードORを
    接続するとともに、該ダイオードORを構成する少なく
    とも2つの素子の共通接続部を、前記制御回路の電源出
    力部側に接続し、 前記第1電源供給ループを前記ダイオードORを構成す
    る一方の素子を介して前記電源に、また、前記第2電源
    供給ループを前記ダイオードORを構成する他方の素子
    を介して前記バッテリに、それぞれ接続し、 電源の正負側にそれぞれ接続される電源用正負端子と、
    バッテリの正負側にそれぞれ接続されるバッテリ用正負
    端子を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の電源
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記電源としての太陽電池と、この太陽
    電池に対して直列的態様で接続される請求項4に記載の
    電源制御装置のN個(Nは2以上の整数)とを備え、 第1の電源制御装置の電源用正端子を太陽電池の正側に
    接続するとともに、バッテリ用正端子をバッテリの正側
    に接続し、第Nの電源制御装置の電源用負端子を太陽電
    池の負側に接続するとともに、バッテリ用負端子をバッ
    テリの負側に接続し、 第Nの電源制御装置の電源用正端子およびバッテリ用正
    端子を、第N−1の電源制御装置の電源用負端子および
    バッテリ用負端子に順次同様に接続することを特徴とす
    る太陽光発電システム。
  6. 【請求項6】 前記電源としての太陽電池と、この太陽
    電池に対して並列的態様で接続される請求項4に記載の
    電源制御装置のM個(Mは2以上の整数)とを備え、 第1の電源制御装置の電源用正端子を太陽電池の正側に
    接続するとともに、第Mの電源制御装置のバッテリ用正
    端子を、バッテリの正側に接続し、第Mの電源制御装置
    の電源用正端子を、第M−1の電源制御装置のバッテリ
    用正端子に順次同様に接続し、 各電源制御装置のバッテリ用負端子および電源用負端子
    を、バッテリの負側および太陽電池の負側にそれぞれ接
    続することを特徴とする太陽光発電システム。
  7. 【請求項7】 前記電源としての太陽電池と、この太陽
    電池に対して直並列的態様で接続される請求項4に記載
    の電源制御装置のN×M個とを備え、これら複数の電源
    制御装置を、N行×M列で配置したとしたときに、 各行の電源制御装置は、そのバッテリ用正端子が、各行
    においてそれぞれ隣り合う電源制御装置の電源用正端子
    にそれぞれ接続されるとともに、電源用負端子が各行に
    おいて共通に接続され、さらに、バッテリ用負端子が各
    行において共通に接続され、 各行の電源制御装置の電源用負端子の共通接続部を、隣
    り合う行の1列目の電源制御装置の電源用正端子に接続
    し、バッテリ用負端子の共通接続部を、隣り合う行のM
    列目の電源制御装置のバッテリ用正端子に接続し、 1行目、1列目の電源制御装置の電源用正端子を太陽電
    池の正側に接続し、1行目、M列目の電源制御装置のバ
    ッテリ用正端子をバッテリの正側に接続し、 N行目の電源制御装置の電源用負端子の共通接続部を太
    陽電池の負側に接続し、N行目の電源制御装置のバッテ
    リ用負端子の共通接続部をバッテリの負側に接続するこ
    とを特徴とする太陽光発電システム。
  8. 【請求項8】 直列的態様で接続される各電源制御装置
    の電源用正負端子間に抵抗を介装する請求項5または7
    記載の太陽光発電システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141806A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Kuroi Electric Co Ltd 太陽電池による蓄電池充電回路
WO2012050207A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 三洋電機株式会社 蓄電システム
JP2013038941A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Nippon Dengyo Kosaku Co Ltd 充電電圧制御回路、および電源回路

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