JP2000184462A - 移動局からサ―ビス・サ―バへのアクセス方法、並びに、それに対応する移動局における加入者識別モジュ―ル及び端末 - Google Patents

移動局からサ―ビス・サ―バへのアクセス方法、並びに、それに対応する移動局における加入者識別モジュ―ル及び端末

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JP2000184462A
JP2000184462A JP11300453A JP30045399A JP2000184462A JP 2000184462 A JP2000184462 A JP 2000184462A JP 11300453 A JP11300453 A JP 11300453A JP 30045399 A JP30045399 A JP 30045399A JP 2000184462 A JP2000184462 A JP 2000184462A
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mobile station
server
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JP11300453A
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Patrice Beaudou
パトリス・ボードゥ
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Societe Francaise du Radiotelephone SFR SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信システムの全ての移動局からでもサ
ービス・サーバにアクセスすることができる安価な方法
を提供する。 【解決手段】 加入者識別モジュール4と協働する端末
3を含む移動局2から、サービス・サーバUP1(又は
UP2もしくは13)へのアクセス方法が提供される。
端末3とサービス・サーバUP1との通信をセットアッ
プするための適切なパラメータセットを含むコマンドを
加入者識別モジュール4が端末3に送信し、端末3が前
記パラメータセットを所定のパラメータセット・リスト
と比較する。コマンドのパラメータセットが前記リスト
の一部を成しているならば、端末3はコマンドを実行し
てサービス・サーバUP1との通信をセットアップしよ
うと試みる。通信が実際にセットアップされたなら、サ
ービス・サーバUP1のサービスを受けるために端末3
はサービス・アプリケーションの実行を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体(mobiles)
を含む無線通信システム(radio communication syste
m)に関する。
【0002】特に、本発明は無線通信システムの移動局
からサービス・サーバへのアクセスに関する。
【0003】特に、本発明の目的のために使用される移
動局は、GSM(移動体通信用のグローバル・システム
(Global System for Mobile communications))、D
CS1800(デジタル・セルラシステム1800MH
z(Digital Cellular System 1800MHz))、PC19
00(パーソナル通信システム(Personal Communicati
on System))、DECT(デジタル・欧州コードレス
遠隔通信(Digital European Cordless Telecommunicat
ions))、あるいはUMTS(ユニバーサル移動電話通
信システム(Universal Mobile Telecommunication Sys
tem))式無線通信システムで使用さ得るが、これらに
は限定されない。
【0004】
【従来の技術】一般的に、移動局(mobile station)は
加入者識別モジュール(GSM用語でSIM(Subscrib
er Identity Module))又はDAM(DECT用語で
「DECT認証モバイル(DECT Authentication Mobil
e)」)と協働する端末(又はGSM用語で「モバイル
機器(Mobile Equipment)」を表すME)を含む。移動
局は時々、システムによっては移動電話又は携帯電話と
も呼ばれる。
【0005】さらに、本発明は、全てのタイプの移動
局、特に音声及び/又はデータを送信及び/又は受信す
る移動局にも適用できる。データ伝送/受信の場合にお
いて、端末は、送信された/受信されたデータを処理す
るマイクロ・コンピュータ(好ましくは携帯可能)に接
続される場合がある。
【0006】本発明は、特定のタイプのサービス・サー
バ(service server)へのアクセスに限定されない。そ
れ故に、特にそれ自体が周知の二つのタイプのサービス
・サーバにアクセス可能である。
【0007】第1のタイプのサービス・サーバは、イン
ターネット型コンピュータ・ネットワークに少なくとも
一つのアクセスサービスを提供する。通常において「ア
クセス・プラットフォーム(access platform)」と呼
ばれるこの第1のタイプのサービス・サーバは、ユーザ
がインターネット型コンピュータ・ネットワークを閲覧
する(browse)こと、換言すればこのインターネット型
コンピュータ・ネットワーク上に存在している他のサー
バにアクセスすることを可能にする。通常においてイン
ターネットサーバと呼ばれるこれらの他のサーバは、そ
れぞれ少なくとも1つの支払サービス(銀行預金口座の
管理、取引等)及び/又は予約サービス(電車チケッ
ト、航空機チケット、ショー等)及び/又は視聴サービ
ス(天気、タイムテーブル等)を提供して、ウェブサイ
トを支援する。
【0008】第2のタイプのサービス・サーバは、少な
くとも一つの支払サービス及び/又は予約サービス及び
/又は視聴サービスを提供する。支払及び/又は予約及
び/又は視聴サーバは、上述のインターネットサーバと
同じサービスの特徴を提供するが、違いはアクセス・プ
ラットフォームを介してではなく、直にアクセスし得る
ということである。換言すれば、第2のタイプのサービ
ス・サーバは、インターネットサーバではなく、そのた
めインターネット型コンピュータ・ネットワークを介し
てアクセスできない。
【0009】ここでは説明目的のために、インターネッ
ト型コンピュータ・ネットワークといえば(現在急速に
広がりつつある非常に多くのマシンを結ぶネットワーク
である)「インターネット」と呼ばれる世界ネットワー
クを指すものとするが、しかしインターネット技術を利
用している全てのタイプのコンピュータ・ネットワーク
及び/又は通信ネットワークであってもよい。インター
ネット・ネットワーク(ワールド・ワイド・ウェブ)は
インターネット技術を使う唯一のタイプの通信ネットワ
ークではないことを留意しておく必要がある。特に、イ
ンターネット技術に基づいて、インターネット・ネット
ワーク(ワールド・ワイド・ウェブ)に接続されること
なく、通常において「イントラネット・ネットワーク
(Intranetnetwork)」と呼ばれるそれ自身のネットワ
ークを配備する組織化が可能である。明らかに、もしこ
の組織化においてその後にインターネット・ネットワー
クへの接続が望まれるならば、インターネットと同一の
技術が使用されるので、タスクは容易になるであろう。
TCP/IP技術とも呼ばれるインターネット技術は、
同一の物理ネットワークにコンピュータを接続すると共
に、これらの異なる物理ネットワークをお互いに接続し
て単一の論理ネットワークを形成するように設計された
一連のプロトコルとして定義されるTCP/IPプロト
コルの使用に基づいている。
【0010】サービス・サーバとの通信がセットアップ
された後に、移動局内の端末は既知の方法で特定のアプ
リケーションを実行し、それを通して端末はサービス・
サーバによって提供されるサービスの恩恵を受けること
ができる。以下の説明の残り部分においては、端末によ
って実行されるこの特定のアプリケーションは「サービ
ス・アプリケーション」と称される。
【0011】この特定のアプリケーションが端末によっ
て始動させられる機構には、いくつかの不利がある。こ
れらの不利は、上述の第1のタイプのサービス・サーバ
(「アクセス・プラットフォーム」と呼ばれる)の場合
については、以下において示される。しかしながら、こ
れらの不利が上述の第2のタイプのサービス・サーバの
場合にも存在することは明白である。
【0012】こうして、いくつかの移動局でインターネ
ット型コンピュータ・ネットワークにアクセスすること
は既に可能である。これを実現するために、端末は、特
殊キー(インターネット・アクセスキー)を持たなくて
はならない。この場合、特別なサービス・アプリケーシ
ョンはブラウザと呼ばれ、それは特別な言語を使用し
て、端末とインターネット・コンピュータネットワーク
との間の通信がセットアップされたら、端末がインター
ネット・コンピュータネットワークを閲覧することを可
能にする閲覧ソフトである。
【0013】このタイプの端末では、以下のプロセス
が、ワールド・ワイドなインターネット・ウェブにアク
セスするために使われる。すなわち、ユーザが「インタ
ーネット・アクセスキー」を押した後、端末は、アクセ
ス・プラットフォームとの通信をセットアップしよう試
みる。もしこの通信が正しくセットアップされたら、端
末がインターネット・ネットワークを閲覧することがで
きるように、端末はブラウザを始動させる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この既
存のソリューションは、端末のみが移動局に含まれるの
で、満足ゆくものではないことが見出されている(「イ
ンターネット・アクセスキー」は、端末に置かれ、アク
セス・プラットフォームとの通信をセットアップさせる
試みを行ない、ブラウザを始動させる)。
【0015】その結果、ユーザは、「インターネット・
アクセスキー」を持つ端末を選択しなくてはならないの
で、ユーザにとって端末の選択は完全に自由ではない。
【0016】そのため、ユーザは、加入したオペレータ
とは関係なく、端末の製造業者によって成された技術的
選択によってインターネット型コンピュータ・ネットワ
ークへのアクセスが束縛されることとなる。特に、ユー
ザは、アクセス・プラットフォームの番号や、ブラウザ
が始動した後のブラウザに有用な情報、例えばIP(イ
ンターネット・プロトコル)型番号、秘密ブラウザ認証
キーや/あるいはデータ暗号化キー、ショートメッセー
ジ・サービスセンター(SMSセンター)番号等を選ば
ない。
【0017】そこで、本発明の課題は、特に最新技術の
これらの種々の不利な問題を克服することにある。
【0018】特に、本発明の目的の一つは、ユーザがど
のような移動局からでもサービス・サーバにアクセスす
るために使うことができる方法(この移動局には上記の
ような「インターネット・アクセスキー」が必ずしも与
えられないという意味で)を提供することにある。
【0019】本発明のもう一つの目的は、加入者識別モ
ジュールによって記憶かつ実行される「オペレータ・ア
プリケーション(Operator application)」(あるいは
「SIMアプリケーション」、もしくは「オペレータ・
メニュー(operator menu)」)内に付加機能(すなわ
ち、サービス・サーバへのアクセス)を提供することに
ある。
【0020】様々なオペレータがその加入者に加入者識
別モジュールを介して異なる「オペレータ・メニュー
(operator menus)」を提供することが知られている。
明らかに、それぞれのオペレータは、そのオペレータ・
メニュー内で最大数の機能を提供しようと試み、これを
実現するために新たな機能を提供しようと試みる。本発
明者の知る限りでは、目下の「オペレータ・メニュー」
の何れもが「サービス・サーバへのアクセス」(例えば
「インターネット・アクセス」のような)機能を提供し
ない。これを提供することが本発明の目的である。
【0021】本発明のもう一つの目的は、ユーザが(端
末の製造業者によってではなく)オペレータによって成
された技術的選択を使用してサービス・サーバにアクセ
スすることができるようにする類似の方法を提供するこ
とにある。
【0022】本発明のさらなる目的は、使いやすく、か
つ高価でない類似の方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の種々の目的、及び、以下において明らかになるであろ
う他の目的が、無線通信システムの一部を形成する移動
局からサービス・サーバへアクセスするためのプロセス
によって達成される。この場合、前記移動局は、加入者
識別モジュールと協働する端末であって、サービス・サ
ーバとの通信がセットアップされた後にこのサービス・
サーバによって与えられるサービスの恩恵を受けるため
のサービス・アプリケーションを実行することができる
端末を備えている。また、前記プロセスは、前記端末と
第1のサービス・サーバとの通信をセットアップするた
めに前記端末が実行できるようなコマンドであって、前
記第1のサービス・サーバの第1の電話番号と、できる
限り少なくとも一つの第1のコール・パラメータとを含
む第1のパラメータセットを有するコマンドを、前記加
入者識別モジュールが前記端末に送信するステップと、
前記端末が前記第1のパラメータセットを、少なくとも
一つのパラメータセットを含むパラメータセットの所定
のリストと比較するステップと、もし前記第1のパラメ
ータセットが前記リストの一部を成しているならば、前
記端末は前記コマンドを実行して、前記第1のパラメー
タセットを使用して前記第1のサービス・サーバとの通
信をセットアップしようと試みるステップと、もし前記
第1のサーバとの前記通信が実際にセットアップされた
なら、前記端末は前記第1のサービス・サーバによって
与えられるサービスの恩恵を受けることができるよう
に、前記端末は前記サービス・アプリケーションの実行
を開始するステップと、をそれぞれ含む。
【0024】従って、この加入者識別モジュールが端末
に第1のサービス・サーバとの通信をセットアップする
よう要請するコマンドを送信することによって、加入者
識別モジュール(端末ではなく)は、サービス・サーバ
へのアクセス手続きを「開始(start)」させる。従っ
て、本発明による手続きは、端末が必ずしも「サービス
・サーバアクセスキー」を持つことなしに実行できる。
これとは対照的に、上述の既知のソリューションでは、
この場合、端末がアクセス手続きを「始動させる」の
で、端末がサービス・サーバアクセスキーを持っていな
くてはならない。
【0025】本発明は、加入者識別モジュールが端末に
通信のセットアップを要請することを可能にするコマン
ドを保護するよう意図されていないことは明らかであ
る。このタイプのコマンドは、それ自体既に知られてい
る。しかしながら、本発明は、加入者識別モジュールか
らサービス・サーバへのアクセス手続きを「開始」させ
るためのこのタイプのコマンドを使用するという一般的
なコンセプトを守るよう意図されている。サービス・サ
ーバの電話番号と、できる限り一つ以上のコール・パラ
メータとを含ませることによって、これは実現される。
サービス・アプリケーションは端末に配置され、その端
末によって実行されるので、端末がこのタイプの立ち上
げを開始すべきであるということが当業者の自然な考え
方であるので、以上のことは過去においては思いも寄ら
ぬことであった。
【0026】この「開始」コマンドと共に、本発明は、
それによって端末が、いつ「支配権を握り(take contr
ol)」、そしてそのサービスアプリケーションを始動さ
せるかを知る機構を含む。端末に関していうと、この機
構は第一にコマンド・パラメータ内の電話番号が実際に
サービス・サーバ番号であることをチェックするための
比較を行うこと、第二にサービス・サーバとの通信が実
際にセットアップされたことをチェックするための比較
を行うことから成る。
【0027】そのサービスアプリケーションを始動させ
ると直ぐに、以下に詳細に説明されることのない従来の
オペレータを使って、端末はサービス・サーバと通信す
ることができ、サービス・サーバによって提供されるサ
ービスの恩恵を受けることができる。
【0028】好ましくは、通信をセットアップするため
の前記コマンドで使用されるためのそれぞれの個別のパ
ラメータセットは、サービス・サーバの電話番号と、通
信モードを定義するコール・パラメータとを少なくとも
含む。
【0029】本発明の第1の好ましい実施形態において
は、アクセス・プラットフォームと呼ばれる前記サービ
ス・サーバは、インターネット型コンピュータネットワ
ークへの少なくとも一つのアクセス・サービスを提供す
る。この場合、前記端末によって実行される前記サービ
ス・アプリケーションは、前記端末と前記アクセス・プ
ラットフォームとの前記通信が有効にセットアップされ
た後に、前記インターネット型ネットワークを閲覧する
ことを可能ならしめるブラウザ(閲覧ソフト)である。
【0030】こうして、本発明は、上述された、通常に
おいて「アクセス・プラットフォーム」と呼ばれる第1
のタイプのサービス・サーバに適用できる。
【0031】ブラウザは「WAP/HDML」のような
特定言語を使用すると有利である。
【0032】好ましくは、ブラウザが開始した後に、こ
のブラウザに有用な少なくとも一つの情報項目も、前記
加入者識別モジュールに記憶される。
【0033】この方法において、ユーザは(端末の製造
業者ではなく)オペレータによって成された技術的選択
肢に基づいてインターネット型コンピュータ・ネットワ
ークにアクセスする。換言すれば、ユーザがインターネ
ット型コンピュータ・ネットワークにアクセスする方法
は、もはや(あるいは殆ど)加入者識別モジュールと協
働する端末に依存しない。
【0034】ブラウザが開始した後に、このブラウザに
有用な前記少なくとも一つの情報項目は、IP型番号
と、秘密閲覧認証キー及び/又はデータ暗号化キーと、
アクセス・プラットフォームに伴うユーザ識別子と、シ
ョートメッセージ・センタ番号とから成るグループに属
することが有利である。
【0035】例えば、オペレータのみによって使われる
機器の「インターネットアドレス」である二つのIP型
番号が存在する(二つの機器の一つは予備機器であ
る)。
【0036】本発明のもう一つの好ましいアクセス方法
では、前記サービス・サーバは少なくとも一つの支払及
び/又は予約及び/又は視聴サービスを提供し、前記端
末によって実行される前記サービス・アプリケーション
は、前記端末と前記サービス・サーバとの前記通信が有
効にセットアップされた後に、前記端末が前記少なくと
も一つの支払及び/又は予約及び/又は視聴サービスか
らの恩恵を受けることを可能にする、支払及び/又は予
約及び/又は視聴アプリケーションである。
【0037】こうして、本発明は上に言及された第2の
タイプのサービス・サーバにも適用できる。
【0038】また、有利な構成では、前記加入者識別モ
ジュールは、実行することによって前記移動局のユーザ
に少なくとも一つの機能を提供する少なくとも一つの
「オペレータ・アプリケーション」を記憶しており、前
記加入者識別モジュールが前記端末と前記第1のサービ
ス・サーバとの通信をセットアップするためのコマンド
を送信する前記ステップは、前記加入者識別モジュール
が前記オペレータ・アプリケーションを実行するときに
前記ユーザに一つの選択として提供される追加機能に対
応する。
【0039】換言すれば、本発明によるプロセスによれ
ば、「オペレータ・メニュー」は「サービス・サーバへ
のアクセス」機能を提供することができる。現在までの
ところ、端末上になければならなかった「サービス・サ
ーバアクセスキー」を使用するだけで、この機能は利用
可能であることを注記しておく。
【0040】好ましくは、前記移動局が属する前記無線
通信システムは、GSM式無線通信システムと、DCS
1800式無線通信システムと、PCS1900式無線
通信システムと、UMTS式無線通信システムと、DE
CT式無線通信システムとから成るグループに属する。
明らかに、このリストは決して網羅的ではない。
【0041】さらに有利なことは、前記加入者識別モジ
ュールによって前記端末に送信される通信をセットアッ
プするための前記コマンドは、「SIMアプリケーショ
ン・キット」コマンドセットの中の「SET UP C
ALL(セットアップコール)」コマンドである。
【0042】この「SET UP CALL」コマンド
についてさらに言えば、ETSI(欧州電気通信標準化
機構)の「GSM11.14(フェーズ2+)」標準を
参照されたい。
【0043】好ましくは、前記パラメータセットの所定
リストは前記加入者識別モジュールに記憶され、各パラ
メータセットはサービス・サーバの電話番号と出来る限
り一つ以上のコール・パラメータとを含むと共に、前記
比較ステップに先だって、前記端末が前記加入者識別モ
ジュールに記憶された前記パラメータセットの所定リス
トを読み出すステップをさらに含む。
【0044】このようにして、ユーザは彼のオペレータ
(彼の端末製造業者ではなく)によって選択されたサー
ビス・サーバ(あるいは他のプラットフォーム)にアク
セスし、サービス・サーバ番号のリストはオペレータに
よって修正でき、又は任意のままに拡張できる。(通常
ユーザに明白な形で)データをダウンロードすることに
よって、加入者識別モジュールのコンテンツを遠隔的に
修正する方法が現在知られている。
【0045】有利な構成では、前記端末が前記加入者識
別モジュールに記憶された前記パラメータセットの所定
リストを読み出すステップは、前記端末が初期化される
時の少なくともあるいくつかの時に実行される。
【0046】本発明のアクセス方法のある特定の構成で
は、もし前記端末が前記サービス・アプリケーションの
実行を開始するための条件が満足されなければ、繰り返
されてよい以下の追加的なステップ、すなわち、前記端
末と第1のサービス・サーバとの通信、又は前記端末と
第2のサービス・サーバとの通信をセットアップするた
めに前記端末が実行することができる、前記パラメータ
の第1のセットとは異なるパラメータの新たなセットが
加わった新たなコマンドを、前記加入者識別モジュール
が前記端末に送信するステップと、前記端末が前記新た
なパラメータセットを前記パラメータの所定リストと比
較するステップと、もし前記比較ステップでの結果が肯
定的ならば、前記端末は前記新たなコマンドを実行し
て、前記新たなパラメータセットに従って、前記第1又
は前記第2のサービス・サーバとの通信をセットアップ
しようと試みるステップと、もし前記第1又は前記第2
のサービス・サーバとの通信が実際にセットアップされ
たならば、前記端末は、前記第1又は前記第2のサービ
ス・サーバによって与えられるサービスの恩恵を受ける
ことができように、前記サービス・アプリケーションの
実行を開始するステップと、をそれぞれ含む。
【0047】こうして、いくつかのアクセスの試行は、
別個のサービス・サーバ番号で順に行われてよい。それ
ぞれの試行は、同一のサービス・サーバで、しかし新た
なパラメータセットを使用して、あるいは別のサーバ
で、の何れかによって行われてよい。
【0048】ただし、前者の場合では、同一のサービス
・サーバは異なった方法で、言い換えれば異なったパラ
メータセットで、呼び出されてよいと仮定される。二つ
のパラメータセットは、もしそれらが別個の電話番号及
び/又は別個のコールパラメータ(例えば、ある一つの
別個のコールパラメータは伝送方式であり、すなわち、
デジタル方式が一方のパラメータセットに使われ、アナ
ログ方式がもう一方のパラメータセットに使われてよ
い)を含むなら、異なる。
【0049】有利な構成では、もし前記端末が前記サー
ビス・アプリケーションの実行を開始するための条件が
先の試行の末に満足されないならば、前記加入者識別モ
ジュールが通信をセットアップするために新たなコマン
ドを前記端末に送信する前記ステップは自動的に実行さ
れる。
【0050】この場合、それぞれの新たなアクセスの試
みは加入者識別モジュールによって自動的に実行される
ので、ユーザは行動を一切起こす必要がない。
【0051】本発明の方法の一つの有利な変形では、前
記加入者識別モジュールが通信をセットアップするため
に前記端末に新たなコマンドを送信する前記ステップは
追加的機能に対応し、その選択は前記加入者識別モジュ
ールが前記オペレータ・アプリケーションを実行すると
きにユーザに与えられる。
【0052】言い換えれば、ユーザは、どのサービス・
サーバにアクセスしたいのか、及び/又は、どのパラメ
ータセットがアクセスの試みに使用されるかをそれぞれ
のアクセスの試みに対して(第1の試みに対しても)、
決めてよい。
【0053】好ましい構成では、前記端末が前記サービ
ス・アプリケーションを実行するステップに続いて、前
記サービス・サーバが前記加入者識別モジュールを認証
するステップが実行される。前記続いて実行されるステ
ップは、それ自体、前記サービス・サーバが前記加入者
識別モジュールに前記端末を介してチャレンジと呼ばれ
る乱数を送信するステップと、前記チャレンジに基づい
て、前記加入者識別モジュールの保護領域に格納された
認証アルゴリズム及び/又は少なくとも一つの認証キー
を使用して、前記加入者識別モジュールが第1の電子署
名を計算するステップと、前記加入者識別モジュールが
前記第1の電子署名を前記端末を介して前記サービス・
サーバに送信するステップと、前記サービス・サーバ
が、前記チャレンジに基づいて、かつ前記サービス・サ
ーバも知っている前記認証アルゴリズム及び/又は前記
少なくとも一つの認証キーを利用して、第2の電子署名
を計算するステップと、前記サービス・サーバが前記第
1及び前記第2の電子署名を比較して、もしそれらが一
致しているならば、前記加入者識別モジュールを認証す
るステップと、をそれぞれ含む。
【0054】電子署名は端末ではなく加入者識別モジュ
ールによって計算されるので、この認証ステップは動的
とみなされてよい。このようにして、加入者識別モジュ
ールが、端末ではなくサービス・サーバによって認証さ
れることに留意することは重要である。さらに、第一
に、電子署名はそれぞれの新たな認証に対して異なって
おり、第二に、認証アルゴリズム及び/又は認証キー
は、加入者識別モジュールを所有する第三者によって
(加入者識別モジュールと端末の間のインタフェース上
でさえ)のぞかれることはできないので、この対策は優
れている。最後に、この認証ステップは、端末がサービ
ス・アプリケーションの実行を始めるステップのすぐ後
に続いて行われても、そうでなくてもよい。
【0055】本発明は、また、上記課題を解決し得る加
入者識別モジュールも提供する。これは、無線通信シス
テム内において、端末とサービス・サーバとの通信がセ
ットアップされた後に前記サービス・サーバによって与
えられるサービスの恩恵を受けるためのサービス・アプ
リケーションを実行することができる前記端末と協働し
て移動局を形成するように設計されたタイプの加入者識
別モジュールであって、前記端末と第1のサービス・サ
ーバとの通信をセットアップするための前記第1のサー
ビス・サーバの第1の電話番号と出来る限り少なくとも
一つの第1のコール・パラメータとを含む第1のパラメ
ータセットを有する、前記端末が実行できるコマンド
を、前記加入者識別モジュールが前記端末に送信する手
段を備えている。また、前記端末は、前記コマンドを受
信した際に、以下のステップ、すなわち、前記端末が前
記第1のパラメータセットを、少なくとも一つのパラメ
ータセットを含むパラメータセットの所定のリストと比
較するステップと、もし前記第1のパラメータセットが
前記リストの一部を成しているならば、前記端末は前記
コマンドを実行して、前記第1のパラメータセットを使
用して前記第1のサービス・サーバとの通信をセットア
ップしようと試みるステップと、もし前記第1のサーバ
との通信が実際にセットアップされたなら、前記端末は
前記第1のサービス・サーバによって与えられるサービ
スの恩恵を受けることができように、前記端末は前記サ
ービス・アプリケーションの実行を開始するステップ
と、をそれぞれ実行する。
【0056】さらに、本発明は、上記課題を解決し得る
端末も提供する。これは、無線通信システム内において
加入者識別モジュールと協働して移動局を形成するよう
に設計されたタイプの、サービス・サーバとの通信がセ
ットアップされた後に前記サービス・サーバによって与
えられるサービスの恩恵を受けるためのサービス・アプ
リケーションを実行することができる端末であって、前
記加入者識別モジュールから発せられ、前記端末と第1
のサービス・サーバとの通信をセットアップするように
前記端末に要求する、前記第1のサービス・サーバの第
1の電話番号と出来る限り少なくとも一つの第1のコー
ル・パラメータとを伴う第1のパラメータセットを含む
コマンドを受信する手段と、前記第1のパラメータセッ
トを、少なくとも一つのパラメータセットを含む、パラ
メータセットの所定のリストと比較する手段と、もし前
記第1のパラメータセットが前記所定のリストに含まれ
ているならば、前記第1のパラメータセットに従って前
記第1のサービス・サーバとの通信をセットアップする
ために前記コマンドを実行する手段と、もし前記端末と
前記第1のサーバとの通信が実際にセットアップされた
なら、前記端末は前記第1のサービス・サーバによって
与えられるサービスの恩恵を受けることができように、
前記サービス・アプリケーションの実行を開始する手段
と、をそれぞれ備えている。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本添付図面を参照して、本
発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。ただ
し、本発明は以下の説明に係る実施態様に限定されるも
のではない。
【0058】本発明は、無線通信システム1の一部を形
成している移動局からスタートしてサービス・サーバへ
アクセスするプロセスに関する。
【0059】本発明によるプロセスの一特定の実施態様
を(図2の手順流れ図との関連で)より詳細に説明する
前に、(図1のブロック図に関して)移動局2からスタ
ートするサービス・サーバへのアクセスの一般原理を述
べる。
【0060】GSM型無線通信システムの特別なケース
が以下議論される。しかしながら、本発明がこのタイプ
の無線通信システムに限定されないことは明らかであ
る。
【0061】図1は、GSM式無線通信システム1の構
造を示したブロック図である。多数の移動局2(あるい
はGSM技術を使用する移動局を表すMS)は、地理的
なセルネットワーク(図示されていない)内で移動す
る。それぞれのセルは、基地局5(あるいはGSM用語
での「無線基地局(Base Transceiver Station)」を表
すBTS)の無線電信有効範囲に対応する。移動局2
は、それが移動するセル内でエアー・インタフェース8
を介して基地局5と通信する。基地局5は、GSM用語
での基地局制御装置(BSC)6によって管理される。
いくつかの基地局制御装置6は、GSMネットワークの
主要素であるGSM用語での移動通信サービス交換局
(MSC)7によって制御される場合がある。交換局7
は公衆電話交換ネットワーク(PSTN)9に接続され
ている。
【0062】単純化の目的のために、図1の構造におい
ては、各タイプの要素はただ一つのみ2,5,6及び7
として図示されている。移動局(GSM技術による「モ
バイル機器」又は移動体装置ME(Mobile Equipmen
t))は加入者識別モジュール(GSM技術を使用する
SIM(Subscriber Identity Module))4と協働す
る。端末3及び加入者識別モジュール4についてのさら
なる情報については、ETSI標準「GSM11.11
及びGSM11.14(フェーズ2+)」を参照された
い。
【0063】一般に、それ自体知られている方法では、
与えられたサービス・サーバによって提供されるサービ
スの恩恵を受けることを端末で可能ならしめる所定のサ
ービス・サーバに特有なサービスアプリケーションを実
行することができなければ、端末はそのサービス・サー
バにアクセスすることができない。例えば、図1におい
ては、それぞれがインターネット型コンピュータ・ネッ
トワーク10へのアクセス・サービスを提供する二つの
特定のサービス・サーバである二つのアクセス・プラッ
トフォーム11(UP1)、12(UP2)と、支払及
び/又は予約及び/又は視聴サーバ(サービス・サー
バ)13と、が存在すると想定されている。
【0064】以下の説明では、説明するための一例とし
て(勿論、この例には限定されないが)、アクセス・プ
ラットフォーム11,12へのアクセスに対してのみ詳
細が与えられる。しかしながら、以下に説明されるアク
セス機構は、いかなるタイプのサービス・サーバへのア
クセスの場合でも、特にいくつかの支払及び/又は予約
及び/又は視聴サービスを提供するサーバへのアクセス
の場合にも同じように適用可能である。
【0065】端末3は、アクセス・プラットフォーム1
1,12にアクセスするため、そしてこのアクセス・プ
ラットフォーム11,12を介してインターネット型コ
ンピュータネットワーク10にアクセスするために、ブ
ラウザタイプのサービスアプリケーションを実行しなけ
ればならない。例えば、「UPブラウザ」(登録商標)
という名のアンワイアド・プラネット社によって市場に
出されたブラウザが使用できる。一般的に、ブラウザ3
1は、特定言語を使い、端末3がインターネット型コン
ピュータ・ネットワーク10を閲覧すること(言い換え
れば、ウェブサイトに接続して、ウェブサイトと全ての
タイプの情報を交換すること)を可能にする。
【0066】端末3が閲覧を開始できる前に、端末3
は、アクセス・プラットフォーム11,12からこのイ
ンターネット型コンピュータ・ネットワーク10への通
信をセットアップしなければならない。図示の例では、
二つのアクセス・プラットフォーム11(UP1)、1
2(UP2)が利用可能である。例えば、それらはアン
ワイアド・プラネット社によって市場に出されている
「UPリンク」(登録商標)と呼ばれるタイプのプラッ
トフォームでよい。例えば、ブラウザ31によって使用
される特定言語は「WAP/HDM(Wireless Applica
tion Protocol/Handled Device Mark-up Language)」
でよい。
【0067】一般に、(端末によって実行される)サー
ビスアプリケーションは例えばJava言語(登録商
標)のような、どのような言語で書かれてよい。
【0068】本発明によれば、加入者識別モジュール4
及び端末3は、以下において(図2を参照して)詳細に
説明されるプロセスを使用できるようにするための特定
の手段を備える。
【0069】従って、加入者識別モジュール4は、端末
3にサービス・サーバ(例えば、アクセス・プラットフ
ォーム11、12の一つ)との通信をセットアップする
ように求めるコマンドを前記端末3に送信する手段52
を備える。例えば、このコマンドには、第一に、サービ
ス・サーバ電話番号(あるいはいくつかの番号の一つ)
を定義しているパラメータと、第二に、通信をセットア
ップするために使用されなければならない伝送方式(例
えば、デジタル方式あるいはアナログ方式)とが伴って
いてよい。
【0070】同一のサービス・サーバが、それぞれ異な
ったパラメータセットによって定義された異なった方法
で、アクセスできることは明らかである。単一のサービ
ス・サーバはいくつかの電話番号を持つことがあり、あ
るいは同一番号に対して異なった伝送方式が存在するこ
とがある。
【0071】さらに、端末3は、前記加入者識別モジュ
ール4から発せられ、ある与えられたパラメータセット
が伴った前記コマンドを受信する手段32と、前記コマ
ンドに伴う前記パラメータセットを、パラメータセット
の所定のリストと比較して、前記コマンドに伴う前記パ
ラメータセットが前記リストに属するか否かを決定する
手段33と、最初に、コマンド・パラメータとしてその
電話番号が与えられたサーバとの通信を、第二に、コマ
ンド・パラメータとして特定された伝送方式を、セット
アップする手段34と、もし前記比較手段33による比
較結果が肯定的であり、かつ、もし手段34がサービス
サーバとの通信のセットアップを達成したら、サービス
・アプリケーション31を開始する手段35と、をそれ
ぞれ備える。
【0072】次に、図2の手順の流れを参照して、本発
明によるプロセスの一つの特定の実施態様を詳細に説明
する。
【0073】以下に詳細に説明されるように、本発明に
よるアクセス・プロセスの実行は、(従来技術のように
端末によってではなく)加入者識別モジュール4によっ
て「開始」される。例えば、移動局のユーザは、「オペ
レータ・メニュー」の付加機能の手段によってアクセス
・プロセスの実行を「始める」ように導かれる。「オペ
レータ・メニュー」は、加入者識別モジュール4によっ
て実行される「オペレータ・アプリケーション」(ある
いは「SIMアプリケーション」)であって、それによ
ってユーザにはオペレータに特有な多くの機能が提供さ
れる。
【0074】この特定の実施態様では、端末3及び加入
者識別モジュール4は、(参考のために挿入された)E
TSI標準の「GSM11.14(フェーズ2+)」で
記述されるような「SIMアプリケーション・ツールキ
ット」を利用することができるタイプのものであること
が想定される。加入者識別モジュール4は、GSM用語
を使用すると、「SIM順向的(SIM proactive )」と
なる。まとめると、「SIMアプリケーション・ツール
キット」とは、加入者識別モジュール4が支配権を握
り、端末3にコマンドを送るために使用するコマンド及
び手段のセットである。特に、「セットアップコール
(パラメータ)」コマンドと呼ばれるこれらのコマンド
の一つは、加入者識別モジュール4が端末3にパラメー
タとして定義される番号をダイアルして、パラメータと
してこれも定義される伝送方式に従って、通信をセット
アップするよう要請することを可能にする。
【0075】次に、本発明によるプロセスのこの特定の
実施態様のそれぞれのステップを、図2を参照しながら
順を追って説明する。
【0076】ステップ20 : 例えばそれぞれの初期
化(又はいくつかの初期化)において、端末3は、加入
者識別モジュール4のメモリ領域51にあるパラメータ
セットの所定リストを読み出す。ただし、各パラメータ
セットは、サービス・サーバ電話番号、伝送方式、そし
てできる限り他の要求パラメータを定義する。メモリ領
域51の構造の一例が、後に図3に関連して詳細に示さ
れる。
【0077】ステップ21 : 加入者識別モジュール
4は、第1のパラメータセットの情報に従って通信をセ
ットアップするために、端末3に「セットアップコール
(第1のパラメータセット)」コマンドを送信する。そ
の目的は、例えば、デジタル方式で第1のプラットフォ
ームUP1との通信をセットアップすることであってよ
い。
【0078】ステップ22 : 端末3は、コマンドパ
ラメータで特定される第1のパラメータセットを、一つ
又はいくつかのパラメータセットの所定のリストと比較
する。
【0079】ステップ23 : 端末3は、第1の条件
が満足される(第1のパラメータセットが所定リストに
属する)かどうかを決定する。
【0080】ステップ24 : もし第1の条件が満足
されるなら、端末3は第1のパラメータの情報に従って
通信をセットアップすることを試みる。
【0081】ステップ25 : 端末3は、第2の条件
が満足される(要求された通信が実際にセットアップさ
れた)かどうかを決定する。
【0082】ステップ26 ; もし第2の条件が満足
されたなら、端末3は、サービス・アプリケーション3
1を開始する(既に言及された例ではブラウザが開始さ
れる)。
【0083】ステップ27 : サービス・サーバ(上
記の例での第1のプラットフォーム若しくはサービス・
サーバUP1)は、加入者識別モジュール4を認証す
る。
【0084】図4の簡略化された手順の流れにおいて示
されているように、一特定の実施態様において、この認
証ステップ27は、それ自体、サービス・サーバUP1
が、加入者識別モジュール4に端末3を介してチャレン
ジと呼ばれる乱数を送信するステップ(41)と、この
チャレンジの機能として、加入者識別モジュール4の
(例えば、図3でのメモリ領域51内にある)プロテク
ト領域52,53に格納された認証アルゴリズム及び/
又は少なくとも一つの認証キーを使用して、加入者識別
モジュール4が、第1の電子署名S1を計算するステッ
プ(42)と、加入者識別モジュール4が、第1の電子
署名S1を端末3を介してサービス・サーバUP1に送
信するステップ(43)と、前記チャレンジに基づい
て、かつ、このサービス・サーバUP1も認知している
前記認証アルゴリズム及び/又は少なくとも一つの認証
キーを使用して、サービス・サーバUP1が、第2の電
子署名S2を計算するステップ(44)と、サービス・
サーバUP1が、第1及び第2の電子署名S1とS2と
を比較して、もしそれらが一致しているならば、加入者
識別モジュール4(ひいては、このSIMカードのユー
ザ)を認証するステップ(45)と、をそれぞれ含む。
【0085】ステップ28 : もし第1及び第2の条
件の何れかが満足されないなら(それぞれステップ23
と25を参照)、加入者識別モジュール4は、端末3に
第2のパラメータセットの情報に従って、通信のセット
アップを要求する新たな「セットアップコール(第2の
パラメータセット)」コマンドを端末3に送信する。例
えば、それはアナログ方式において第2のプラットフォ
ームUP1との通信がセットアップされてよい。しかし
ながら、それがアナログ方式を使用する第1のプラット
フォームUP1との通信をセットアップするために使用
できることは明らかである。アクセスが必要とされるタ
イプのサービス・サーバに対して、ソリューションの数
が別個のパラメータセット(それぞれのセットはサービ
ス・サーバ番号と、伝送方式等を含む)の数に等しい、
多数のソリューションが可能であることは理解されよ
う。
【0086】ステップ29〜34 : これらのステッ
プ29〜34と22から27までのステップとの違い
は、第1のパラメータセット及びサービス・サーバUP
1が第2のパラメータセット及びサービス・サーバUP
2によって置き換えられるということである。
【0087】ステップ35 : もしステップ23と2
5にそれぞれ対応するステップ30と32において調べ
られる二つの条件の何れかが満足されないなら、アクセ
ス手続きは中断される。
【0088】明らかに、もしパラメータセットのリスト
が三つ以上のパラメータセットを含むなら、ステップ3
5の変形として、他のパラメータセットのそれぞれに対
して、上述の如きステップ28〜32が繰り返される。
この場合、リストの異なったパラメータセットでの全て
の様々な試みが失敗しなければ、アクセス手続きは中断
されない。
【0089】次いで、図3を参照して、加入者識別モジ
ュール4のメモリ領域51の内容の一例を説明する。
【0090】既に説明したように(ステップ20参
照)、この記憶装置エリア51は、「セットアップコー
ル」コマンドにパラメータをセットするために使用され
るパラメータセットのコンポーネントを記憶する。これ
らのコンポーネント要素は、例えば、サービス・サーバ
番号のリスト(nl、n2、n3等)と、(ただし、U
Pアクセス・プラットフォームのために、前記サービス
・サーバ番号のリストのこれらの番号は、例えば基本フ
ァイルEFUPLN(Elementary FileUP Link number)に
記憶させてよい。)例えば、異なったサービス・サーバ
番号に対応する伝送方式に対するコールパラメータ(p
1、p2、p3等)のリストと、(ただし、例えば、こ
れらのコールパラメータは、メモリ領域51内の基本フ
ァイルEFCCP(Elementary FileCa
pability Configuration Parameters)に記憶させてよ
く、プラットフォーム番号と同様、これらのパラメータ
は(ステップ20で)端末によって予め読み出され
る。)をそれぞれ含む。
【0091】オプションとして、加入者識別モジュール
4のメモリ領域51(端末3ではなく)は、ブラウザ3
1が開始された後に、そのブラウザに有用であろう情報
を記憶する。例えば、それは、基本ファイルEFIPN(E
lementary FileInternet Protocol Number)に記憶され
たIP型番号と、基本ファイル(Elementary FileKcy
に記憶されたインターネット型コンピュータネットワー
ク上の秘密ブラウザ認証及び/又はデータ暗号化キー
と、(ただしこの秘密キーはブラウザとアクセス・プラ
ットフォームの一つとの間のそれぞれのセッションの間
に使用される)基本ファイルEfdev Id(Elementary F
iledDvice Identifier)に記憶された、それぞれのアク
セス・プラットフォームに関連するユーザ識別子と、基
本ファイルEFSMS-P(Elementary File
Short Message Sercis-Parameter)に記憶されたショー
トメッセージ・サービスセンタの番号と、その他と、を
それぞれ含む場合がある。
【0092】本発明の他の多くの実施態様が議論できる
ことは明らかである。特に、任意数のサービス・サーバ
(アクセス・プラットフォームあるいは支払及び/又は
予約及び/又は視聴サーバ)が提供されてよい。加入者
識別モジュール4のメモリ領域51に、上述された情報
のいくつかのみを記憶させてもよい。また、ステップ2
2〜25まで(及びステップ29〜32まで)の順序を
変更できることにも留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムに含まれる移動局からサービ
ス・サーバへのアクセスの一般原理を説明するための全
体的なブロック構成図である。
【図2】本発明による特定のプロセスを説明するための
フローチャートである。
【図3】図1で示された加入者識別モジュールのメモリ
領域の内容の一例を部分的に示した図である。
【図4】図2に示された認証ステップの特定の一実施態
様を説明するための図である。
【符号の説明】
1 GSM式無線通信システム 2 移動局 3 端末(ME) 4 加入者識別モジュール(SIM) 5 基地局(BTS) 6 基地局制御装置(BSC) 7 移動通信サービス交換局(MSC) 9 公衆電話交換ネットワーク(RTCP) 10 インターネット型コンピュータ・ネットワーク 11、12、13 サービス・サーバ 20〜35 ステップ 31 ブラウザ 51 加入者識別モジュールのメモリ領域 52,53 加入者識別モジュールのプロテクト領域 UP1,UP2 プラットフォーム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システム(1)の一部を形成す
    る移動局(2)からサービス・サーバ(UP1、UP
    2、13)にアクセスするための方法であって、前記移
    動局(2)は加入者識別モジュール(4)と協働する端
    末(3)を含み、前記端末(3)は前記サービス・サー
    バ(UP1、UP2、13)との通信がセットアップさ
    れた後にこのサービス・サーバによって与えられるサー
    ビスの恩恵を受けるためのサービス・アプリケーション
    を実行することができるようにした移動局からサービス
    ・サーバにアクセスするための方法において、 前記端末と第1のサービス・サーバ(UP1)との通信
    をセットアップするための前記端末が実行できるような
    コマンドであって、前記第1のサービス・サーバの第1
    の電話番号とできる限り少なくとも一つの第1のコール
    ・パラメータとをそれぞれ含む第1のパラメータセット
    を有するコマンドを、前記加入者識別モジュールが前記
    端末に送信するステップ(21)と、 前記端末が前記第1のパラメータセットを、少なくとも
    一つのパラメータセットを含むパラメータセットの所定
    のリストと比較するステップ(22)と、 もし前記第1のパラメータセットが前記リストの一部を
    成しているならば(23)、前記端末は前記コマンドを
    実行して、前記第1のパラメータセットを使用して前記
    第1のサービス・サーバとの通信をセットアップしよう
    と試みるステップ(24)と、 もし前記第1のサービス・サーバとの前記通信が実際に
    セットアップされたなら(25)、前記端末は前記第1
    のサービス・サーバによって与えられるサービスの恩恵
    を受けることができるように、前記端末は前記サービス
    ・アプリケーションの実行を開始するステップ(26)
    と、 をそれぞれ含むことを特徴とする、移動局からサービス
    ・サーバへのアクセス方法。
  2. 【請求項2】 それぞれの個別のパラメータセットは、
    前記通信セットアップコマンドのためのパラメータを設
    定することができ、 サービス・サーバの電話番号(n1、n2、n3)と、 通信方式を定義するコール・パラメータ(p1、p2、
    p3)と、を少なくとも含むことを特徴とする請求項1
    に記載の、移動局からサービス・サーバへのアクセス方
    法。
  3. 【請求項3】 アクセス・プラットフォームと呼ばれる
    前記サービス・サーバ(UP1、UP2)は、インター
    ネット型コンピュータネットワーク(10)に少なくと
    も一つのアクセス・サービスを提供し、 前記端末によって実行される前記サービス・アプリケー
    ションは、前記端末と前記アクセス・プラットフォーム
    との通信が有効にセットアップされた後に、前記端末が
    前記インターネット型ネットワークを閲覧することがで
    きるようにするブラウザ(閲覧ソフト)(31)である
    こと、を特徴とする請求項1又は2に記載の、移動局か
    らサービス・サーバへのアクセス方法。
  4. 【請求項4】 前記ブラウザ(31)は「WAP/HD
    ML」型の特定言語を使用することを特徴とする請求項
    3に記載の、移動局からサービス・サーバへのアクセス
    方法。
  5. 【請求項5】 前記ブラウザ(31)が開始された後に
    前記ブラウザ(31)に有用な少なくとも一つの情報項
    目も、前記加入者識別モジュール(4)に記憶されるこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の、移動局からサ
    ービス・サーバへのアクセス方法。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一つの情報項目は、 IP型番号と、 秘密閲覧認証キー及び/又はデータ暗号化キーと、 アクセス・プラットフォームに関連するユーザ識別子
    と、 ショートメッセージ・サービスセンタの番号と、から成
    るグループに属することを特徴とする請求項5に記載
    の、移動局からサービス・サーバへのアクセス方法。
  7. 【請求項7】 前記サービス・サーバ(13)は少なく
    とも一つの支払及び/又は予約及び/又は視聴サービス
    を提供し、 前記端末によって実行される前記サービス・アプリケー
    ションは、前記端末と前記サービス・サーバとの通信が
    有効にセットアップされた後に、前記サービス・サーバ
    によって提供される前記少なくとも一つの支払及び/又
    は予約及び/又は視聴サービスの恩恵を前記端末が受け
    ることができるようにする支払及び/又は予約及び/又
    は視聴アプリケーションであること、を特徴とする請求
    項1又は2に記載の、移動局からサービス・サーバへの
    アクセス方法。
  8. 【請求項8】 前記加入者識別モジュール(4)は、実
    行することによって前記移動局のユーザに少なくとも一
    つの機能を提供する少なくとも一つの「オペレータ・ア
    プリケーション」を記憶しており、 前記加入者識別モジュールが前記端末と前記第1のサー
    ビス・サーバとの通信をセットアップするためのコマン
    ドを送信する前記ステップ(21)は、前記加入者識別
    モジュールが前記オペレータ・アプリケーションを実行
    するときに前記ユーザに一つの選択として提供される追
    加機能に対応すること、を特徴とする請求項1乃至7の
    何れか1項に記載の、移動局からサービス・サーバへの
    アクセス方法。
  9. 【請求項9】 前記移動局が属する前記無線通信システ
    ムは、 GSM式無線通信システムと、 DCS1800式無線通信システムと、 PCS1900式無線通信システムと、 UMTS式無線通信システムと、 DECT式無線通信システムと、から成るグループに属
    することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記
    載の、移動局からサービス・サーバへのアクセス方法。
  10. 【請求項10】 前記加入者識別モジュールによって前
    記端末に送信される前記コマンドは、「SIMアプリケ
    ーション・ツールキット」コマンドセットの中の「セッ
    トアップコール」コマンドであることを特徴とする請求
    項1乃至9の何れか1項に記載の、移動局からサービス
    ・サーバへのアクセス方法。
  11. 【請求項11】 前記パラメータセットの所定リスト
    は、前記加入者識別モジュール(4)に記憶され、各パ
    ラメータセットは、サービス・サーバの電話番号(n
    1、n2、n3,...)とできる限り一つ以上のコー
    ル・パラメータ(p1、p2、p3,...)とを含む
    と共に、 前記比較ステップ(22)に先だって、前記端末が前記
    加入者識別モジュールに記憶された前記パラメータセッ
    トの所定リストを読み出すステップ(20)をさらに含
    むこと、を特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に
    記載の、移動局からサービス・サーバへのアクセス方
    法。
  12. 【請求項12】 前記端末が前記加入者識別モジュール
    に記憶された前記パラメータセットの所定リストを読み
    出すステップ(20)は、前記端末が初期化される時の
    少なくともあるいくつかの時に実行されることを特徴と
    する請求項11に記載の、移動局からサービス・サーバ
    へのアクセス方法。
  13. 【請求項13】 もし前記端末が前記サービス・アプリ
    ケーションの実行を開始するための条件が満足されなけ
    れば、繰り返されてよい以下の追加的なステップ、すな
    わち、 前記端末と第1のサービス・サーバ(UP1)との通
    信、又は前記端末と第2のサービス・サーバ(UP2)
    との通信をセットアップするために前記端末が実行する
    ことができる、前記パラメータの第1のセットとは異な
    るパラメータの新たなセットが伴った新たなコマンド
    を、前記加入者識別モジュールが前記端末に送信するス
    テップ(28)と、 前記端末が前記新たなパラメータセットを前記パラメー
    タの所定リストと比較するステップ(29)と、 もし前記比較ステップでの結果が肯定的ならば(3
    0)、前記端末は前記新たなコマンドを実行して、前記
    新たなパラメータセットに従って、前記第1又は前記第
    2のサービス・サーバとの通信をセットアップしようと
    試みるステップ(31)と、 もし前記第1又は前記第2のサービス・サーバとの通信
    が実際にセットアップされたならば(32)、前記端末
    は、前記第1又は前記第2のサービス・サーバによって
    与えられるサービスの恩恵を受けることができように、
    前記サービス・アプリケーションの実行を開始するステ
    ップ(33)と、をそれぞれ含むことを特徴とする請求
    項1乃至12の何れか1項に記載の、移動局からサービ
    ス・サーバへのアクセス方法。
  14. 【請求項14】 もし前記端末が前記サービス・アプリ
    ケーションの実行を開始するための条件が先の試行の末
    に満足されないならば、前記加入者識別モジュールが通
    信をセットアップするために新たなコマンドを前記端末
    に送信する前記ステップ(28)が自動的に実行される
    ことを特徴とする請求項13に記載の、移動局からサー
    ビス・サーバへのアクセス方法。
  15. 【請求項15】 前記加入者識別モジュールが通信をセ
    ットアップするために前記端末に新たなコマンドを送信
    する前記ステップ(28)は、追加的機能に対応し、そ
    の選択は前記加入者識別モジュールが前記オペレータ・
    アプリケーションを実行するときにユーザに与えられる
    ことを特徴とする請求項13及び8に記載の、移動局か
    らサービス・サーバへのアクセス方法。
  16. 【請求項16】 前記端末が前記サービス・アプリケー
    ションを実行するステップ(26)に続いて、前記サー
    ビス・サーバが前記加入者識別モジュール(4)を認証
    するステップ(27)が実行され、 前記続いて実行されるステップ(27)は、それ自体、 前記サービス・サーバが前記加入者識別モジュールに前
    記端末を介してチャレンジと呼ばれる乱数を送信するス
    テップ(41)と、 前記チャレンジに基づいて、前記加入者識別モジュール
    の保護領域に格納された認証アルゴリズム及び/又は少
    なくとも一つの認証キーを使用して、前記加入者識別モ
    ジュールが第1の電子署名を計算するステップ(42)
    と、 前記加入者識別モジュールが前記第1の電子署名を前記
    端末を介して前記サービス・サーバに送信するステップ
    (43)と、 前記サービス・サーバが、前記チャレンジに基づいて、
    かつ前記サービス・サーバも知っている前記認証アルゴ
    リズム及び/又は前記少なくとも一つの認証キーを利用
    して、第2の電子署名を計算するステップ(44)と、 前記サービス・サーバが前記第1及び前記第2の電子署
    名を比較して、もしそれらが一致しているならば、前記
    加入者識別モジュールを認証するステップ(45)と、
    をそれぞれ含むことを特徴とする請求項1乃至15の何
    れか1項に記載の、移動局からサービス・サーバへのア
    クセス方法。
  17. 【請求項17】 無線通信システム内において移動局
    (2)を形成するために端末(3)と協働するように構
    成されたタイプの加入者識別モジュール(4)であっ
    て、前記端末(3)は、該端末(3)とサービス・サー
    バ(UP1、UP2、13)との通信がセットアップさ
    れた後に前記サービス・サーバ(UP1、UP2、1
    3)によって与えられるサービスの恩恵を受けるために
    サービス・アプリケーション(31)を実行することが
    できるようになされた移動局における加入者識別モジュ
    ール(4)において、 前記端末と第1のサービス・サーバ(UP1)との通信
    をセットアップするための前記第1のサービス・サーバ
    の第1の電話番号とできる限り少なくとも一つの第1の
    コール・パラメータとをそれぞれ含む第1のパラメータ
    セットを有する、前記端末が実行できるコマンドを、前
    記加入者識別モジュールが前記端末に送信する手段(5
    2)を備え、 前記端末は、前記コマンドを受信した際に、以下のステ
    ップ、すなわち、 前記端末が前記第1のパラメータセットを、少なくとも
    一つのパラメータセットを含むパラメータセットの所定
    のリストと比較するステップと、 もし前記第1のパラメータセットが前記リストの一部を
    成しているならば、前記端末は前記コマンドを実行し
    て、前記第1のパラメータセットを使用して前記第1の
    サービス・サーバとの通信をセットアップしようと試み
    るステップと、 もし前記第1のサーバとの通信が実際にセットアップさ
    れたなら、前記端末は前記第1のサービス・サーバによ
    って与えられるサービスの恩恵を受けることができよう
    に、前記端末は前記サービス・アプリケーションの実行
    を開始するステップと、をそれぞれ実行することを特徴
    とする加入者識別モジュール。
  18. 【請求項18】 無線通信システム内において移動局
    (2)を形成するために加入者識別モジュール(4)と
    協働するように構成されたタイプの端末(3)であっ
    て、サービス・サーバ(UP1、UP2、13)との通
    信がセットアップされた後に前記サービス・サーバによ
    って与えられるサービスの恩恵を受けるためのサービス
    ・アプリケーション(31)を実行することができる端
    末(3)において、 前記加入者識別モジュールから発せられ、前記端末と第
    1のサービス・サーバとの通信をセットアップするよう
    に前記端末に要求する、前記第1のサービス・サーバの
    第1の電話番号とできる限り少なくとも一つの第1のコ
    ール・パラメータとを伴う第1のパラメータセットを含
    むコマンドを受信する手段(32)と、 前記第1のパラメータセットを、少なくとも一つのパラ
    メータセットを含む、パラメータセットの所定のリスト
    と比較する手段(33)と、 もし前記第1のパラメータセットが前記所定のリストに
    含まれているならば、前記第1のパラメータセットに従
    って前記第1のサービス・サーバとの通信をセットアッ
    プするために前記コマンドを実行する手段(34)と、 もし前記端末と前記第1のサーバとの通信が実際にセッ
    トアップされたなら、前記端末は前記第1のサービス・
    サーバによって与えられるサービスの恩恵を受けること
    ができように、前記サービス・アプリケーションの実行
    を開始する手段(35)と、をそれぞれ備えたことを特
    徴とする端末。
JP11300453A 1998-10-22 1999-10-22 移動局からサ―ビス・サ―バへのアクセス方法、並びに、それに対応する移動局における加入者識別モジュ―ル及び端末 Pending JP2000184462A (ja)

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