JP2000184387A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JP2000184387A
JP2000184387A JP10362349A JP36234998A JP2000184387A JP 2000184387 A JP2000184387 A JP 2000184387A JP 10362349 A JP10362349 A JP 10362349A JP 36234998 A JP36234998 A JP 36234998A JP 2000184387 A JP2000184387 A JP 2000184387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
main body
solid
imaging
prism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10362349A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Tejima
渉 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10362349A priority Critical patent/JP2000184387A/ja
Publication of JP2000184387A publication Critical patent/JP2000184387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各色の画像間での画素ずれが少なく、再現性
高く画像を撮像する固体撮像装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 撮像光学系を通じて得られる光を色分解
プリズムで複数の色の光に分解し、各色の光を対応する
固体撮像素子で受けて撮像する固体撮像装置において、
前記色分解プリズム及び固体撮像素子からなる撮像ブロ
ックが該撮像ブロックの平板を介して前記撮像光学系を
収容する本体に取り付けられており、前記平板は、前記
撮像ブロック内における他の構成要素との接続部分から
なる撮像ブロック固定領域と、前記本体との接続部分か
らなる前記撮像ブロック固定領域とは異なる本体固定領
域とを有し、前記撮像ブロック固定領域と前記本体固定
領域の境界付近における平板面に垂直な方向に対する曲
げ強度が他の部分より弱い構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いてカラー撮像する固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置としては、例えばフィルム
上の画像を固体撮像素子で取り込みデジタルデータに変
換するフィルムスキャナーや物体を固体撮像素子で取り
込みデジタルデータに変換するテレビカメラがある。こ
れらの固体撮像装置において、撮像画像にピントずれを
生じさせないようにするためには、固体撮像素子の光学
系に対する位置合わせが重要となる。すなわち、撮像光
学系による画像の結像位置に固体撮像素子が正確に配置
される必要がある。
【0003】また、カラー撮像する固体撮像装置におい
ては、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色に対
応する3個の固体撮像素子を設ける構成が一般的である
が、各色の画像間で画素ずれ(各固体撮像素子間の光軸
直角方向に対する位置ずれの差又は各色の光路のずれが
原因で生じる)が生じないように各構成要素が適切な位
置に配置される必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラー撮像する固体撮
像装置は、一般的には、撮像光学系を収容する本体に対
して、撮像光学系からの撮像光を色分解するプリズムと
各色に対応する固体撮像素子とからなる撮像ブロックが
取り付けられて構成されている。このような構成の固体
撮像装置においては、各構成要素が適切な位置に配置さ
れるように本体に撮像ブロックを取り付けることが困難
な場合がある。
【0005】例えば、いずれかの接続面の平面度が低い
場合は、接続面が歪んだ状態で固定されることになる。
構成要素によっては、その位置が取り付け面の平面度に
左右されるものがある。よって、接続面が歪んだ状態で
は、全ての構成要素を適切な位置に配置することが困難
となる。
【0006】その他、各構成要素の適切な位置からのず
れが大きくなる原因として、本体と撮像ブロックの接続
部において応力が生じ、時間の経過とともに接続部の変
形が進行することが挙げられる。従って、各構成要素が
適切な位置に配置されるためには、本体と撮像ブロック
の接続部において応力が生じない状態が維持されること
が望ましい。
【0007】しかしながら、本体と撮像ブロックは別々
に構成されているため、応力の全くかからない状態で接
続することは困難である。例えば、上記のような接続面
が歪んだ状態においては、応力が生じている。よって、
たとえ取り付け時に各構成要素を適切位置に配置できた
としても、取り付け時に生じた応力により、時間の経過
とともに接続部が変形し、各構成要素の適切位置からの
ずれが生じてしまう。
【0008】また、応力のかからない状態で接続できた
としても、長期間応力の発生しない状態を維持すること
は困難である。環境変化等の経時的な変化は、応力発生
の要因となる。
【0009】本発明は、上記問題点を鑑みて、各構成要
素が適切位置に配置されるように撮像ブロックを本体に
対して接続することができるとともに時間が経過しても
適切な位置が維持されることにより、ピントずれ、画素
ずれの少ない画像を撮像する固体撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮像光学系を通じて得られる光を色分解
プリズムで複数の色の光に分解し、各色の光を対応する
固体撮像素子で受けて撮像する固体撮像装置において、
前記色分解プリズム及び固体撮像素子からなる撮像ブロ
ックが該撮像ブロックの平板を介して前記撮像光学系を
収容する本体に取り付けられており、前記平板は、前記
撮像ブロック内における他の構成要素との接続部分から
なる撮像ブロック固定領域と、前記本体との接続部分か
らなる前記撮像ブロック固定領域とは異なる本体固定領
域とを有し、前記撮像ブロック固定領域と前記本体固定
領域の境界付近における平板面に垂直な方向に対する曲
げ強度が他の部分より弱い構成とする。
【0011】上記構成によると、前記平板において、本
体固定領域と撮像ブロック固定領域の境界付近の曲げ強
度が他の部分より弱いので、平板と本体の間で応力が生
じても、この応力は平板の境界付近を屈曲させるように
作用する。つまり、接続部で発生する応力、特に平板に
対して垂直方向の応力は、平板の境界付近で吸収され易
い構成となっている。よって、平板上の撮像ブロック固
定領域への応力による影響はほとんどない。また、本体
と平板の接続面の平面度が低い場合でも、境界部分の屈
曲を調節することにより、平板を応力のかからない状態
で固定できる。
【0012】さらに、上記構成の固体撮像装置におい
て、前記平板の前記境界付近に溝が形成されている構成
とする。
【0013】溝の部分は、他の部分より厚みが薄くなっ
ているので、平板面の垂直方向に対する曲げ強度が弱く
なる。上記構成においては、溝を形成するという簡単な
方法で曲げ強度が弱い部分を有する平板を構成すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態のフィル
ムスキャナーの光学系の構成を示す垂直断面図である。
フィルム配置面1に配置されたフィルム上の像は、第1
の撮像光学系2、走査ミラー3、第2の撮像光学系4を
介して色分解プリズム5に与えられる。色分解プリズム
5で、赤色(R)、緑色(G)、青色(G)の3色に分
解された光は、それぞれ対応するCCD(charge-coupl
ed device)ラインセンサ6R、6G、6Bで受光さ
れ、ここで撮像される。
【0015】本装置は、走査ミラー3による光の走査に
より、ラインセンサ6R、6G、6Bで2次元画像の撮
像を可能とした瞳スキャン方式の固体撮像装置である。
1回の撮像動作でフィルム上の画像の内1水平ライン分
の画像の撮像がなされる。走査ミラー3は、撮像動作が
更新される毎に撮像される水平ラインが順次変化するよ
うに矢印3aの方向に駆動され、光を垂直方向に走査す
る。尚、上記ラインセンサ6R、6G、6Bの代わりに
エリアセンサを設けて、2次元画像を撮像する方式の固
体撮像装置であってもよい。この場合は、光を走査する
ための走査ミラー3が不要となる。
【0016】次に、プリズム5における色分解機構を説
明する。プリズム5は4つのプリズム5a、5b、5
c、5dが貼り合わされて形成されている。プリズム5
bは、Bの光のみを反射するダイクロイック面52と反
射ミラー面51を有する。プリズム5cは、Gの光のみ
を反射するダイクロイック面53と、反射ミラー面54
を有する。入射端面55からプリズム5に入射される光
の内、Bの光はダイクロイック面52と反射ミラー面5
1で反射され、出射端面56から出射される。
【0017】Gの光は、ダイクロイック面53と反射ミ
ラー面54で反射され、出射端面57から出射される。
Rの光は、プリズム5内のいずれの面でも反射されるこ
となく出射端面58から出射される。各ラインセンサ6
R、6G、6Bはそれぞれ出射端面58、57、56に
対向して配置されており、各出射端面58、57、56
から出射されるR、G、Bの光はそれぞれ対応するライ
ンセンサ6R、6G、6Bに与えられる。
【0018】本装置において、フィルム配置面1から第
2の撮像光学系4までの構成要素は本体内に構成されて
おり、プリズム5及びラインセンサ6R、6G、6Bは
撮像ブロック内に構成されている。図2に、本体の外観
図を示す。本体内の構成要素は、箱体7内に収容されて
いる。本装置は、本体と撮像ブロックがそれぞれ別個に
構成され、最終的に本体と撮像ブロックがネジにより締
結固定されて完成する。本体において、箱体7の突出部
7aの端面が撮像ブロックとの接続面となる。本体で形
成される撮像光は、出射窓7bを介して撮像ブロックに
与えられる。
【0019】撮像ブロックの側面図を図3に、背面図を
図4に、分解図を図5に示す。撮像ブロックは、図1に
示したプリズム5、ラインセンサ6R、6G、6B及び
これらを固定する固定部材からなる。図4は、図3の右
側の面を背面としてこの面から撮像ブロックを見た図で
ある。撮像ブロックはプリズムベース10を介して本体
に接続される。すなわち、プリズムベースの2つのネジ
孔10c(図4参照)が本体の突出部の2つのネジ穴7
cと対応するように形成されており、これらのネジ孔に
差し込まれるネジにより本体と撮像ブロックが締結固定
される。図6にプリズムベース10の詳細図を示す。プ
リズムベース10には、本体からの撮像光を撮像ブロッ
クに導くための入射窓10eが形成されている。
【0020】以下、主として図5を参照して、撮像ブロ
ックの詳細な構成を組み立て順に説明する。尚、組み立
て順は以下説明するものに限定されない。ラインセンサ
6Rを固定するセンサ固定板13Rは、センサ調整板9
Rの長手方向の両端に形成されている折込部9a内に挿
入され弾性的に固定される。センサ固定板13Rのセン
サ調整板9Rに対するセンサ調整板9R面内での2次元
位置は、挿入固定後、センサ調整板9Rの両端に形成さ
れている位置調整穴9bを介して調整可能である。
【0021】ラインセンサ6Rは、センサ調整板9Rに
挿入されたセンサ固定板13Rに対して固定される。具
体的には、ラインセンサ6R上の長手方向の2列のリー
ド6a(電気的接続部となる)をセンサ固定板13Rに
形成されている長手方向の2本の長孔13aに通した状
態で接着されることにより固定される。尚、ラインセン
サ6Rにおいては、センサ固定板13Rとの接着面に対
向する面がセンサ面となっている。
【0022】上記のようにして、ラインセンサ6R、セ
ンサ固定板13R、センサ調整板9Rよりなるセンサユ
ニット14Rが形成される。尚、詳述しないが、他のセ
ンサユニット14G、14Bもセンサユニット14Rと
同様に形成される。
【0023】次に、プリズムベース10に対して、入射
端面55(図1参照)を接着面としてプリズム5が接着
される。プリズム5の接着位置はプリズムベース10に
形成されている2つの突起部10dにより規制される。
2つの側板8a、8bも、プリズムベース10に対して
垂直に固定される。側板8aは、プリズムベース10の
2つのネジ穴10aに螺合されるネジにより固定され
る。側板8bは、プリズムベース10の2つのネジ穴1
0bに螺合されるネジにより固定される(図6参照)。
2つの側板8a、8bにはプリズム5をプリズムベース
10に弾性的に押さえつけるための板状のプリズム押さ
え11が備えられ、プリズム5が側板8a、8b内に収
容された状態でプリズム5はプリズム押さえ11により
安定化される。
【0024】各センサユニット14R、14G、14B
は側板8a、8bに対して同様の方法で固定される。セ
ンサユニット14Rの固定機構を代表して説明する。側
板8aには、センサユニット14Rを固定するための切
り欠き部81aが形成されている。側板8bには、セン
サユニット14Rを固定するための切り欠き部81bが
形成されている。これらの切り欠き部81a、81bに
センサ調整板9Rの両端の突出部91a、91bが嵌入
される(突出部91aは図示されていない)。尚、各切
り欠き部81a、81bにはくの字型で弾性を有する板
バネ12も共に嵌入され、この板バネ12の弾性力によ
りセンサユニット14Rは側板8a、8bに固定され
る。センサユニット14Rが固定された状態で、ライン
センサ6Rのセンサ面とプリズム5の出射面58は対向
する。
【0025】以上のようにして、撮像ブロックは形成さ
れる。そして、先述のように、撮像ブロックは本体に取
り付けられる。このとき、ラインセンサ6Rが光軸方向
に対して予め決められている位置に配置されるようにす
る。光軸と直角方向の位置に関しても適切な位置となる
ように、撮像ブロック取り付け後に位置調整穴9bを介
して位置調整がなされる。他のラインセンサ6G、6B
に関しても位置調整穴を介して光軸と直角方向の位置調
整がなされる。
【0026】本実施形態のプリズムベース10は、本体
へ固定される領域となる本体固定領域20a、20b
と、プリズムベース10を除いた撮像ブロックが固定さ
れる領域となる撮像ブロック固定領域21とを有する
(図6参照)。本体固定領域20a、20bはネジ孔1
0cを含み、撮像ブロック固定領域21はネジ孔10
a、10b及び入射窓10eを含む。本体固定領域20
a、20bと撮像ブロック固定領域21の境界ライン上
には、溝10f、10gが形成されている。
【0027】図7にプリズムベース10の長手方向の垂
直断面図を示す。溝10f、10gは、プリズムベース
10の長手方向に対して垂直方向に形成されている。溝
10f、10gは、断面矩形状のものとしたが、この形
状に限定されることはなく、例えば断面V字形状のもの
であってもよい。または、本体固定領域20a、20b
と撮像ブロック固定領域21の境界付近の曲げ強度が弱
い構成のプリズムベースであればよいので、境界付近に
溝を形成する代わりに、例えば境界付近を他の部分より
曲げ強度の弱い材質で構成したものでもよい。
【0028】これらの溝10f、10gにより、本体固
定領域20a、20bと撮像ブロック固定領域21の境
界部分でのプリズムベース10の直角方向に対する曲げ
強度が他の部分より弱くなっている。よって、本体又は
プリズムベース10の接続面の平面度が悪くても、取り
付け時にプリズムベース10を溝10f、10g部分で
屈曲させることで、撮像ブロックが適切な状態で配置さ
れる。本体の突出部7aの接続面の平面度が悪い場合の
本体と撮像ブロックの接続部分を含む垂直断面図を図8
に示す。
【0029】図8に示すように、本体の突出部7aの接
続面70の平面度が悪くても、プリズムベース10が溝
10f、10g部分で屈曲されることにより、平面度の
接続部分に与える影響が緩和される。つまり、プリズム
ベース10が反った状態(撮像ブロック固定領域21に
応力が残った状態)で固定されるという事態は起こりに
くい。従って、取り付け時に各構成要素が適切な位置に
配置されるとともに、接続部において、応力による経時
的な変化が発生しにくい。
【0030】また、接続部において、時間が経過し残留
応力を緩和する力が働いたとしても、この力はプリズム
ベース10の溝10f、10g部分の屈曲を変化させる
ように作用する。以上のように、プリズムベース10に
おいて溝10f、10gが形成されていることにより、
取り付け時においても、経時的にも、プリズムベース1
0の撮像ブロック固定領域21における形状の変化は生
じにくい。
【0031】プリズムベース10において、溝10f、
10g又はその他曲げ強度の弱い部分が形成されていな
い場合、応力が発生すると、これは例えばプリズムベー
ス10を反らせるように作用する。特に、中心領域であ
る撮像ブロック固定領域21での形状の変化は大きくな
る。この場合、撮像ブロックの適切な位置関係がずれて
しまうことになる。プリズムベース10に直接接着され
ているプリズム5の位置ずれは確実に生じ、このことが
要因となって画素ずれが生じる。
【0032】図9を用いて、プリズム5のずれによる画
素ずれの発生の機構を説明する。プリズムベース10が
歪んでいない状態のプリズム5及び各色の光路を実線
で、プリズムベース10が歪んだ(反った)状態のプリ
ズム5及び各色の光路を点線で重ね合わせて示す。
【0033】プリズムベース10が反ると、プリズム5
は、プリズムベース10の平面に垂直な方向にずれる。
このずれは、Rの光路に関しては光路進行方向のずれと
なるので、Rの光のラインセンサ6Rでの入射位置に変
化は生じない。しかし、G、Bの光路に関しては、プリ
ズム5のずれによりプリズム5内での反射位置が変化
し、ラインセンサ6G、6BでのG、Bの光の入射位置
にΔG、ΔBのずれが生じることになる。このように、
プリズムベース10が反ると、各ラインセンサ6R、6
G、6Bでの光の入射位置のずれ量に差が生じるので、
画素ずれが生じることになる。
【0034】本実施形態では、プリズムベース10(特
に撮像ブロック固定領域21)における歪みが生じにく
い構成となっているので、図9に示すような画素ずれは
生じにくい。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の固体撮像装置による
と、本体と平板の接続面の平面度の悪さの接続部分に与
える影響は平板の境界付近を屈曲させることで低減され
る。また、本体と平板の接続部分に応力が生じても、こ
の応力は平板の境界付近を屈曲させるように作用する。
よって、平板の撮像ブロック固定領域が変形される可能
性は少なく、撮像ブロックの取り付け時の高い位置精度
が確保されるとともに、経時変化により生じる各構成要
素の最適な位置からのずれ量も大幅に低減される。よっ
て、撮像画像における画素ずれやピントずれが大幅に低
減される。また、位置修正を行うことなく、長期間にわ
たって画素ずれやピントずれが少ない再現性の高い画像
を撮像することが可能となる。
【0036】請求項2に記載の固体撮像装置によると、
平板の境界部分に溝を形成するだけのコストのかからな
い方法で上記効果が得られる構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のフィルムスキャナーの光
学系の構成を示す断面図。
【図2】 本フィルムスキャナーの本体の外観図。
【図3】 本フィルムスキャナーの撮像ブロックの側面
図。
【図4】 本フィルムスキャナーの撮像ブロックの背面
図。
【図5】 本フィルムスキャナーの撮像ブロックの分解
図。
【図6】 本フィルムスキャナーの撮像ブロックのプリ
ズムベースの外観図。
【図7】 本フィルムスキャナーの撮像ブロックのプリ
ズムベースの断面図。
【図8】 本フィルムスキャナーの本体と撮像ブロック
の接続部分の断面図。
【図9】 プリズムが適切な位置にある場合とずれた場
合の各色の光路の違いを示す断面図。
【符号の説明】
1 フィルム配置面 2 第1の撮像光学系 3 走査ミラー 4 第2の撮像光学系 5 プリズム 6R、6G、6B CCDラインセンサ 7 本体の箱体 7c ネジ穴 8a、8b 側板 10 プリズムベース 10c ネジ孔 10f、10g 溝 11 プリズム押さえ 12 板バネ 14R、14G、14B センサユニット 20a、20b 本体固定領域 21 撮像ブロック固定領域 70 本体接着面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光学系を通じて得られる光を色分解
    プリズムで複数の色の光に分解し、各色の光を対応する
    固体撮像素子で受けて撮像する固体撮像装置において、 前記色分解プリズム及び固体撮像素子からなる撮像ブロ
    ックが該撮像ブロックの平板を介して前記撮像光学系を
    収容する本体に取り付けられており、 前記平板は、前記撮像ブロック内における他の構成要素
    との接続部分からなる撮像ブロック固定領域と、前記本
    体との接続部分からなる前記撮像ブロック固定領域とは
    異なる本体固定領域とを有し、前記撮像ブロック固定領
    域と前記本体固定領域の境界付近における平板面に垂直
    な方向に対する曲げ強度が他の部分より弱いことを特徴
    とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記平板の前記境界付近に溝が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装
    置。
JP10362349A 1998-12-21 1998-12-21 固体撮像装置 Pending JP2000184387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10362349A JP2000184387A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10362349A JP2000184387A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 固体撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000184387A true JP2000184387A (ja) 2000-06-30

Family

ID=18476629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10362349A Pending JP2000184387A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000184387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002009441A1 (de) * 2000-07-22 2002-01-31 Bts Holding International Bv Vorrichtung zum justieren eines zeilensensors in einem filmabtaster

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002009441A1 (de) * 2000-07-22 2002-01-31 Bts Holding International Bv Vorrichtung zum justieren eines zeilensensors in einem filmabtaster
US6717615B1 (en) 2000-07-22 2004-04-06 Thomson Licensing S.A. Device for adjustment of a line sensor in a film scanner

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930009364B1 (ko) 프리즘 탑재 촬상기를 갖는 텔레비젼 카메라
US8564718B2 (en) Camera module and mobile terminal unit
US8175453B2 (en) Imaging apparatus
WO1997017811A1 (fr) Procede et dispositif pour la prise de vue d'image fixe en couleur
JP7019720B2 (ja) 多開口撮像装置、撮像システム、および多開口撮像装置を提供する方法
JP4018631B2 (ja) スキャニングカメラ
US7527441B2 (en) Camera module, holder for use in a camera module, camera system and method of manufacturing a camera module
JP2000184387A (ja) 固体撮像装置
JP2000354131A (ja) 撮像デバイスにおける焦点合わせ方法
JPS6155827B2 (ja)
US20040130609A1 (en) Optical scanner
JP4009052B2 (ja) 撮像システムに関して位置合わせをする装置
JP2002134725A (ja) 固体撮像装置
JP5248971B2 (ja) 撮像ユニットの製造方法、および撮像ユニット
JP2000184388A (ja) 固体撮像装置
US20200264496A1 (en) Connecting device of accessory that is detachably attached to accessory shoe device of electronic apparatus, accessory, accessory connecting mechanism, and electronic apparatus system
CN209881885U (zh) 镜头组件、感光组件和摄像模组
US7092031B1 (en) Digital camera imaging module
JPH09219867A (ja) カラー静止画撮像装置及び方法
KR102557212B1 (ko) 인쇄회로기판의 다층 실장 가능한 카메라모듈
JP2005184243A (ja) 固体撮像素子の固定構造
WO2012053220A1 (ja) カメラ装置およびカメラ装置の製造方法
JP3908536B2 (ja) 色分解システム及び複数の画像コンバータを収容するための光学キャリヤ及びハウジング装置
US6791663B2 (en) Image forming apparatus
KR970006685B1 (ko) 광로조절장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050613