JP2000183923A - 通信システムにおけるポーリング方法 - Google Patents

通信システムにおけるポーリング方法

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JP2000183923A
JP2000183923A JP10355650A JP35565098A JP2000183923A JP 2000183923 A JP2000183923 A JP 2000183923A JP 10355650 A JP10355650 A JP 10355650A JP 35565098 A JP35565098 A JP 35565098A JP 2000183923 A JP2000183923 A JP 2000183923A
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Japan
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frame
polling
polling schedule
group
transmission timing
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JP10355650A
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Inventor
Shinji Okamoto
伸二 岡本
Katsumi Endo
勝己 遠藤
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Tomonori Ouchiyama
智則 大内山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一伝送媒体に接続された複数の機器が相互
に通信を行い、主局がn個のグループのいずれかに属す
る複数の従局を管理する通信システムにおいて、伝送効
率および遅延特性が良好なポーリング方法を提供する。 【解決手段】 本実施例の主局2は、ポーリングスケジ
ュールを記憶するポーリングスケジュール記憶手段3
と、ポーリング対象グループを決定するポーリングスケ
ジュール実行手段4を備え、従局9は、フレーム受信後
の経過時間を計測するフレーム送信タイミング計数手段
12と、フレーム送信タイミング時間を記憶するフレー
ム送信タイミング記憶手段13を備えることにより、各
従局間でトラフィックの偏りがある、あるいは時間的に
トラフィックの変動が大きい場合にも、伝送効率および
遅延特性を向上できるポーリング方法を提供することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一伝送媒体に接
続された複数の機器が相互に通信を行い、主局がn個の
グループのいずれかに属する複数の従局を管理する通信
システムにおいて、主局が各従局にフレーム送信権を付
与するポーリング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同一伝送媒体に接続された複数の機器が
相互に通信を行い、主局がn個のグループのいずれかに
属する複数の従局を管理する通信システムにおいて、主
局が各従局にフレーム送信権を付与する方法として、ポ
ーリングがある。しかし、ポーリングは、主局から各従
局に順番にポーリングフレームを送信することにより、
各従局にフレーム送信権を付与するために、伝送効率お
よび遅延特性が劣る。そこで、伝送効率および遅延特性
を向上させるポーリング方法が多数提案されているが、
その一例として、特開平8−317479号公報で示さ
れた方法が公開されている。
【0003】特開平8−317479号公報に示された
ものは、主局が送信するデータ送信要求に、全従局に対
するデータ送信要求であることを通知する識別番号を付
加し、全従局に対してデータ送信要求を一括にて通知す
る。一方、各従局は、全従局間で一定時間間隔にて順次
データ送信が可能となる送信タイミングを記憶し、主局
からの全従局に対する一括データ送信要求時に、記憶し
ている送信タイミングにてデータ送信を行うというもの
である。
【0004】図11に上記従来例のブロック図を示す。
主局は、通信データを送受信する送受信手段と、主局が
送信するデータ送信要求に、全従局に対するデータ送信
要求であることを通知する識別番号を付加する識別番号
付加手段から構成されている。
【0005】また、従局は、通信データを送受信する送
受信手段と、主局が送信するデータ送信要求に付加され
た識別番号を解析する識別番号解析手段と、全従局間で
一定時間間隔にて順次データ送信が可能となる送信タイ
ミングを記憶する送信タイミング記憶手段と、識別番号
認識時に送信タイミングを発生させるタイミング発生手
段から構成されている。
【0006】そして、主局が各従局に対してデータ送信
要求する際に、主局は、全従局に対するデータ送信要求
であることを通知する識別番号を付加したデータ送信要
求を送信し、全従局に対してデータ送信要求を一括にて
通知する一方、各従局は、全従局間で一定時間間隔にて
順次データ送信が可能となる送信タイミングを記憶し、
主局からの全従局に対する一括データ送信要求時に、記
憶している送信タイミングにてデータ送信を行うことに
より、主局からのデータ送信要求の回数を減らし、各従
局へのデータ送信要求のためのオーバーヘッドを少なく
し、伝送効率および遅延特性を向上を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、主局から全従局に対して一括にデータ送信要
求しているため、各従局間でトラフィックの偏りがあ
る、あるいは時間的にトラフィックの変動が大きい場合
には、伝送効率および遅延特性が良好とは言えなかっ
た。また、この方法では、システム立ち上げ時、あるい
は定常状態での各従局の脱着発生時、各従局の送信タイ
ミングを手動にて設定する必要があった。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するため
のもので、各従局間でトラフィックの偏りがある、ある
いは時間的にトラフィックの変動が大きい場合にも、伝
送効率および遅延特性を向上させると共に、システム立
ち上げ時、あるいは定常状態での各従局の脱着発生時に
も、各従局の送信タイミングを自動的に設定できるポー
リング方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のポーリング方法は、主局は、定常状態に移行
した時、まず、ポーリングスケジュール実行手段にて、
n個のグループへのポーリング順序,回数を規定したポ
ーリングスケジュールをポーリングスケジュール記憶手
段から読み出した後、ポーリングスケジュール実行手段
にて、ポーリングスケジュール一周期分を終了するまで
逐次、n個のグループの中からポーリング対象グループ
を決定し、フレーム生成手段にて、ポーリング対象グル
ープ宛のポーリングフレームを生成し、フレーム送信手
段にて、伝送路上へ送信するステップと、従局は、自局
が属するグループ宛のポーリングフレーム受信時、フレ
ーム送信タイミング計数手段にて、自局が属するグルー
プ宛のポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能
な時間を規定したフレーム送信タイミング時間をフレー
ム送信タイミング記憶手段から読み出し、一方で、自局
が属するグループ宛のポーリングフレーム受信後の経過
時間を計測し、フレーム送信タイミング時間経過した時
点で、フレーム生成手段にて、制御対象機器から機器イ
ンタフェース手段を介して伝送された機器情報が存在す
る場合は機器コマンドフレームを生成し、また、機器情
報が存在しない場合はEOTフレームを生成し、フレー
ム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップを有し、
一定周期間隔にて、これら一連のステップをポーリング
スケジュール一周期単位で実施している。
【0010】また、主局は、システム立ち上げ時、ポー
リングスケジュール生成手段にて、n個のグループ全て
終了するまで逐次、n個のグループの中からポーリング
スケジュール登録対象グループを決定し、フレーム生成
手段にて、ポーリングスケジュール登録対象グループ宛
のポーリングスケジュール登録開始フレームを生成し、
フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップ
と、従局は、自局が属するグループ宛のポーリングスケ
ジュール登録開始フレーム受信時、フレーム送信タイミ
ング生成手段にて、自局が属するグループ宛のポーリン
グスケジュール登録開始フレーム受信後のフレーム送信
が可能な時間を規定した登録フレーム送信タイミング時
間をフレーム送信タイミング記憶手段から読み出し、一
方で、自局が属するグループ宛のポーリングスケジュー
ル登録開始フレーム受信後の経過時間を計測し、登録フ
レーム送信タイミング時間経過した時点で、フレーム生
成手段にて、主局宛のポーリングスケジュール登録要求
フレームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ
送信するステップと、主局は、ポーリングスケジュール
登録対象グループに属する全従局のポーリングスケジュ
ール登録要求フレームを受信時、ポーリングスケジュー
ル生成手段にて、ポーリングスケジュール登録対象グル
ープに属する全従局の送信順序,送信間隔などのフレー
ム送信タイミング時間を決定し、ポーリングスケジュー
ル記憶手段に記憶した後、フレーム生成手段にて、ポー
リングスケジュール登録対象グループ宛のポーリングス
ケジュール登録確認フレームを生成し、フレーム送信手
段にて、伝送路上へ送信するステップと、従局は、自局
が属するグループ宛のポーリングスケジュール登録確認
フレーム受信時、フレーム送信タイミング生成手段に
て、自局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信
後のフレーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信
タイミング時間をフレーム送信タイミング記憶手段に記
憶するステップを備え、これら一連のステップをn個の
グループ全て終了するまで実施している。
【0011】また、主局は、定常状態時、ポーリングス
ケジュール保守手段にて、n個のグループ全て終了する
まで逐次、n個のグループの中からポーリングスケジュ
ール保守対象グループを決定し、フレーム生成手段に
て、ポーリングスケジュール保守対象グループ宛のポー
リングスケジュール保守開始フレームを生成し、フレー
ム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップと、従局
は、自局が属するグループ宛のポーリングスケジュール
保守開始フレーム受信時、ポーリングスケジュール登録
済みならば無応答とし、ポーリングスケジュール未登録
ならば、フレーム送信タイミング保守手段にて、自局が
属するグループ宛のポーリングスケジュール保守開始フ
レーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定した登
録フレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミン
グ記憶手段から読み出し、一方で、自局が属するグルー
プ宛のポーリングスケジュール保守開始フレーム受信後
の経過時間を計測し、登録フレーム送信タイミング時間
経過した時点で、フレーム生成手段にて、主局宛のポー
リングスケジュール登録要求フレームを生成し、フレー
ム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップと、主局
は、ポーリングスケジュール保守対象グループに属する
従局のポーリングスケジュール登録要求フレームを受信
時、ポーリングスケジュール保守手段にて、ポーリング
スケジュール保守対象グループに属する全従局の送信順
序,送信間隔などのフレーム送信タイミング時間を修正
し、ポーリングスケジュール記憶手段に記憶した後、フ
レーム生成手段にて、ポーリングスケジュール保守対象
グループ宛のポーリングスケジュール登録確認フレーム
を生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信する
ステップと、従局は、自局が属するグループ宛のポーリ
ングスケジュール登録確認フレーム受信時、フレーム送
信タイミング保守手段にて、自局が属するグループ宛の
ポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間
を規定したフレーム送信タイミング時間をフレーム送信
タイミング記憶手段に記憶するステップを備え、一定周
期間隔にて、これら一連のステップをn個のグループ全
て終了するまで実施している。
【0012】また、主局は、ポーリングスケジュール最
適化手段にて、各ポーリング対象グループ宛のポーリン
グフレーム送信後に、各ポーリング対象グループに属す
る全従局のフレーム発呼回数を計数,記憶し、それらフ
レーム発呼の累計回数に基づき、n個のグループへのポ
ーリング順序,回数を規定したポーリングスケジュール
を修正し、ポーリングスケジュール記憶手段に記憶する
ステップを備えている。
【0013】これにより、各従局間でトラフィックの偏
りがある、あるいは時間的にトラフィックの変動が大き
い場合にも、伝送効率および遅延特性を向上させると共
に、システム立ち上げ時、あるいは定常状態での各従局
の脱着発生時にも、各従局の送信タイミングを自動的に
設定できるポーリング方法を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
主局は、定常状態に移行した時、まず、ポーリングスケ
ジュール実行手段にて、n個のグループへのポーリング
順序,回数を規定したポーリングスケジュールをポーリ
ングスケジュール記憶手段から読み出した後、ポーリン
グスケジュール実行手段にて、ポーリングスケジュール
一周期分を終了するまで逐次、n個のグループの中から
ポーリング対象グループを決定し、フレーム生成手段に
て、ポーリング対象グループ宛のポーリングフレームを
生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するス
テップと、従局は、自局が属するグループ宛のポーリン
グフレーム受信時、フレーム送信タイミング計数手段に
て、自局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信
後のフレーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信
タイミング時間をフレーム送信タイミング記憶手段から
読み出し、一方で、自局が属するグループ宛のポーリン
グフレーム受信後の経過時間を計測し、フレーム送信タ
イミング時間経過した時点で、フレーム生成手段にて、
制御対象機器から機器インタフェース手段を介して伝送
された機器情報が存在する場合は機器コマンドフレーム
を生成し、また、機器情報が存在しない場合はEOTフ
レームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送
信するステップを有し、一定周期間隔にて、これら一連
のステップをポーリングスケジュール一周期単位で実施
するポーリング方法であり、各従局間でトラフィックの
偏りがある場合にも、伝送効率および遅延特性を向上で
きるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2記載の発明は、主局は、
システム立ち上げ時、ポーリングスケジュール生成手段
にて、n個のグループ全て終了するまで逐次、n個のグ
ループの中からポーリングスケジュール登録対象グルー
プを決定し、フレーム生成手段にて、ポーリングスケジ
ュール登録対象グループ宛のポーリングスケジュール登
録開始フレームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送
路上へ送信するステップと、従局は、自局が属するグル
ープ宛のポーリングスケジュール登録開始フレーム受信
時、フレーム送信タイミング生成手段にて、自局が属す
るグループ宛のポーリングスケジュール登録開始フレー
ム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定した登録フ
レーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミング記
憶手段から読み出し、一方で、自局が属するグループ宛
のポーリングスケジュール登録開始フレーム受信後の経
過時間を計測し、登録フレーム送信タイミング時間経過
した時点で、フレーム生成手段にて、主局宛のポーリン
グスケジュール登録要求フレームを生成し、フレーム送
信手段にて、伝送路上へ送信するステップと、主局は、
ポーリングスケジュール登録対象グループに属する全従
局のポーリングスケジュール登録要求フレームを受信
時、ポーリングスケジュール生成手段にて、ポーリング
スケジュール登録対象グループに属する全従局の送信順
序,送信間隔などのフレーム送信タイミング時間を決定
し、ポーリングスケジュール記憶手段に記憶した後、フ
レーム生成手段にて、ポーリングスケジュール登録対象
グループ宛のポーリングスケジュール登録確認フレーム
を生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信する
ステップと、従局は、自局が属するグループ宛のポーリ
ングスケジュール登録確認フレーム受信時、フレーム送
信タイミング生成手段にて、自局が属するグループ宛の
ポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間
を規定したフレーム送信タイミング時間をフレーム送信
タイミング記憶手段に記憶するステップを備え、これら
一連のステップをn個のグループ全て終了するまで実施
するポーリング方法であり、システム立ち上げ時に、各
従局の送信タイミングを自動的に設定できるという作用
を有する。
【0016】本発明の請求項3記載の発明は、主局は、
定常状態時、ポーリングスケジュール保守手段にて、n
個のグループ全て終了するまで逐次、n個のグループの
中からポーリングスケジュール保守対象グループを決定
し、フレーム生成手段にて、ポーリングスケジュール保
守対象グループ宛のポーリングスケジュール保守開始フ
レームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送
信するステップと、従局は、自局が属するグループ宛の
ポーリングスケジュール保守開始フレーム受信時、ポー
リングスケジュール登録済みならば無応答とし、ポーリ
ングスケジュール未登録ならば、フレーム送信タイミン
グ保守手段にて、自局が属するグループ宛のポーリング
スケジュール保守開始フレーム受信後のフレーム送信が
可能な時間を規定した登録フレーム送信タイミング時間
をフレーム送信タイミング記憶手段から読み出し、一方
で、自局が属するグループ宛のポーリングスケジュール
保守開始フレーム受信後の経過時間を計測し、登録フレ
ーム送信タイミング時間経過した時点で、フレーム生成
手段にて、主局宛のポーリングスケジュール登録要求フ
レームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送
信するステップと、主局は、ポーリングスケジュール保
守対象グループに属する従局のポーリングスケジュール
登録要求フレームを受信時、ポーリングスケジュール保
守手段にて、ポーリングスケジュール保守対象グループ
に属する全従局の送信順序,送信間隔などのフレーム送
信タイミング時間を修正し、ポーリングスケジュール記
憶手段に記憶した後、フレーム生成手段にて、ポーリン
グスケジュール保守対象グループ宛のポーリングスケジ
ュール登録確認フレームを生成し、フレーム送信手段に
て、伝送路上へ送信するステップと、従局は、自局が属
するグループ宛のポーリングスケジュール登録確認フレ
ーム受信時、フレーム送信タイミング保守手段にて、自
局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信後のフ
レーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信タイミ
ング時間をフレーム送信タイミング記憶手段に記憶する
ステップを備え、一定周期間隔にて、これら一連のステ
ップをn個のグループ全て終了するまで実施するポーリ
ング方法であり、定常状態での各従局の脱着発生時に、
各従局の送信タイミングを自動的に設定できるという作
用を有する。
【0017】本発明の請求項4記載の発明は、主局は、
ポーリングスケジュール最適化手段にて、各ポーリング
対象グループ宛のポーリングフレーム送信後に、各ポー
リング対象グループに属する全従局のフレーム発呼回数
を計数,記憶し、それらフレーム発呼の累計回数に基づ
き、n個のグループへのポーリング順序,回数を規定し
たポーリングスケジュールを修正し、ポーリングスケジ
ュール記憶手段に記憶するステップを備えたポーリング
方法であり、時間的にトラフィックの変動が大きい場合
にも、伝送効率および遅延特性を向上できるという作用
を有する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1から図
11を用いて説明する。
【0019】(実施例1)図1は実施例1の通信システ
ムにおける主局および従局の機能ブロック図である。
【0020】図1において、主局2および従局9は伝送
媒体1に接続され、相互に通信を行っている。本実施例
の主局2は、n個のグループへのポーリング順序,回数
を規定したポーリングスケジュールを記憶するポーリン
グスケジュール記憶手段3と、ポーリングスケジュール
一周期分を終了するまで逐次、n個のグループの中から
ポーリング対象グループを決定するポーリングスケジュ
ール実行手段4と、ポーリング対象グループ宛のポーリ
ングフレームを生成するフレーム生成手段5と、生成し
たフレームを伝送媒体1へ送信するフレーム送信手段6
と、伝送媒体1上のフレームを受信するフレーム受信手
段7と、受信したフレームを解析するフレーム解析手段
8で構成されている。
【0021】また、従局9は、伝送媒体1上のフレーム
を受信するフレーム受信手段10と、受信したフレーム
を解析するフレーム解析手段11と、自局が属するグル
ープ宛のポーリングフレーム受信後の経過時間を計測す
るフレーム送信タイミング計数手段12と、自局が属す
るグループ宛のポーリングフレーム受信後のフレーム送
信が可能な時間を規定したフレーム送信タイミング時間
を記憶するフレーム送信タイミング記憶手段13と、制
御対象機器17の機器情報を送受信する機器インタフェ
ース手段14と、機器コマンドフレームやEOTフレー
ムを生成するフレーム生成手段15と、生成したフレー
ムを伝送媒体1へ送信するフレーム送信手段16で構成
されている。
【0022】図5は本実施例の通信システムにおけるシ
ステム構成を示すブロック図である。図5において、主
局2,従局9,23,24は、伝送媒体1に接続され、
相互に通信を行っている。ここで主局2は従局9,2
3,24を一括管理しているものとする。また、従局
9,23はグループn個のうち、グループ1に属し、従
局24はグループ2に属しているものとする。
【0023】図10は本実施例の通信システムにおいて
使用するフレーム構成図である。以上の構成の通信シス
テムの動作例について図面を基に説明する。
【0024】図6は、本実施例の通信システムにおい
て、定常状態時に、主局が各従局をグループ単位にてポ
ーリングする時の動作を示す通信シーケンス図である。
【0025】主局2は、定常状態に移行した時、まず、
ポーリングスケジュール実行手段4にて、n個のグルー
プへのポーリング順序,回数を規定したポーリングスケ
ジュールをポーリングスケジュール記憶手段3から読み
出した後、ポーリングスケジュール実行手段4にて、ポ
ーリングスケジュールに基づき、n個のグループの中か
らポーリング対象グループ1を決定し、フレーム生成手
段5にて、ポーリング対象グループ1宛のポーリングフ
レームを生成し、フレーム送信手段6にて、伝送路上へ
送信し、従局9,23は、自局が属するグループ1宛の
ポーリングフレーム受信時、フレーム送信タイミング計
数手段12にて、自局が属するグループ1宛のポーリン
グフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定し
たフレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミン
グ記憶手段13から読み出し、一方で、自局が属するグ
ループ宛1のポーリングフレーム受信後の経過時間を計
測し、フレーム送信タイミング時間経過した時点で、フ
レーム生成手段15にて、制御対象機器17から機器イ
ンタフェース手段14を介して伝送された機器情報が存
在する場合は機器コマンドフレームを生成し、また、機
器情報が存在しない場合はEOTフレームを生成し、フ
レーム送信手段16にて、伝送路上へ送信する(ステッ
プ1−1)。
【0026】主局2は、ポーリングスケジュール実行手
段4にて、ポーリングスケジュールに基づき、n個のグ
ループの中から次のポーリング対象グループ2を決定
し、フレーム生成手段5にて、ポーリング対象グループ
2宛のポーリングフレームを生成し、フレーム送信手段
6にて、伝送路上へ送信し、従局24は、自局が属する
グループ2宛のポーリングフレーム受信時、フレーム送
信タイミング計数手段12にて、自局が属するグループ
2宛のポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能
な時間を規定したフレーム送信タイミング時間をフレー
ム送信タイミング記憶手段13から読み出し、一方で、
自局が属するグループ宛2のポーリングフレーム受信後
の経過時間を計測し、フレーム送信タイミング時間経過
した時点で、フレーム生成手段15にて、制御対象機器
17から機器インタフェース手段14を介して伝送され
た機器情報が存在する場合は機器コマンドフレームを生
成し、また、機器情報が存在しない場合はEOTフレー
ムを生成し、フレーム送信手段16にて、伝送路上へ送
信する(ステップ1−2)。
【0027】以下、ポーリングスケジュール一周期分を
終了するまで、同様のステップを繰り返し実施する。一
定周期間隔にて、これら一連のステップをポーリングス
ケジュール一周期単位で実施する。
【0028】このことにより、各従局間でトラフィック
の偏りがある場合にも、伝送効率および遅延特性の良好
なポーリング方法を提供することができる。
【0029】(実施例2)図2は本実施例の通信システ
ムにおける主局および従局の機能ブロック図である。実
施例1と同様のものについては同符号を付け、説明を割
愛する。
【0030】本実施例の主局2は、システム立ち上げ
時、n個のグループ全て終了するまで逐次、n個のグル
ープの中からポーリングスケジュール登録対象グループ
を決定し、ポーリングスケジュール登録対象グループに
属する全従局のポーリングスケジュール登録要求フレー
ムを受信時、ポーリングスケジュール登録対象グループ
に属する全従局の送信順序,送信間隔などのフレーム送
信タイミング時間を決定するポーリングスケジュール生
成手段18で構成されている。
【0031】また、従局9は、従局が属するグループ宛
のポーリングスケジュール登録確認フレーム受信時、自
局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信後のフ
レーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信タイミ
ング時間をフレーム送信タイミング記憶手段13に記憶
するフレーム送信タイミング生成手段19で構成されて
いる。
【0032】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。図7は、本実施例の通信システ
ムにおいて、システム立ち上げ時に、主局が各従局をグ
ループ単位にてポーリングする際の各従局のフレーム送
信タイミングを設定する時の動作を示す通信シーケンス
図である。
【0033】主局2は、システム立ち上げ時、ポーリン
グスケジュール生成手段18にて、n個のグループの中
からポーリングスケジュール登録対象グループ1を決定
し、フレーム生成手段5にて、ポーリングスケジュール
登録対象グループ1宛のポーリングスケジュール登録開
始フレームを生成し、フレーム送信手段6にて、伝送路
上へ送信し、従局9,23は、自局が属するグループ1
宛のポーリングスケジュール登録開始フレーム受信時、
フレーム送信タイミング生成手段19にて、自局が属す
るグループ1宛のポーリングスケジュール登録開始フレ
ーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定した登録
フレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミング
記憶手段13から読み出し、一方で、自局が属するグル
ープ1宛のポーリングスケジュール登録開始フレーム受
信後の経過時間を計測し、登録フレーム送信タイミング
時間経過した時点で、フレーム生成手段15にて、主局
2宛のポーリングスケジュール登録要求フレームを生成
し、フレーム送信手段16にて、伝送路上へ送信し、主
局2は、ポーリングスケジュール登録対象グループ1に
属する全従局9,23のポーリングスケジュール登録要
求フレームを受信時、ポーリングスケジュール生成手段
18にて、ポーリングスケジュール登録対象グループ1
に属する全従局9,23の送信順序,送信間隔などのフ
レーム送信タイミング時間を決定し、ポーリングスケジ
ュール記憶手段3に記憶した後、フレーム生成手段5に
て、ポーリングスケジュール登録対象グループ1宛のポ
ーリングスケジュール登録確認フレームを生成し、フレ
ーム送信手段6にて、伝送路上へ送信し、従局9,23
は、自局が属するグループ1宛のポーリングスケジュー
ル登録確認フレーム受信時、フレーム送信タイミング生
成手段19にて、自局が属するグループ1宛のポーリン
グフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定し
たフレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミン
グ記憶手段13に記憶する(ステップ2−1)。
【0034】主局2は、次に、ポーリングスケジュール
生成手段18にて、n個のグループの中からポーリング
スケジュール登録対象グループ2を決定し、フレーム生
成手段5にて、ポーリングスケジュール登録対象グルー
プ2宛のポーリングスケジュール登録開始フレームを生
成し、フレーム送信手段6にて、伝送路上へ送信し、従
局24は、自局が属するグループ2宛のポーリングスケ
ジュール登録開始フレーム受信時、フレーム送信タイミ
ング生成手段19にて、自局が属するグループ2宛のポ
ーリングスケジュール登録開始フレーム受信後のフレー
ム送信が可能な時間を規定した登録フレーム送信タイミ
ング時間をフレーム送信タイミング記憶手段13から読
み出し、一方で、自局が属するグループ2宛のポーリン
グスケジュール登録開始フレーム受信後の経過時間を計
測し、登録フレーム送信タイミング時間経過した時点
で、フレーム生成手段15にて、主局2宛のポーリング
スケジュール登録要求フレームを生成し、フレーム送信
手段16にて、伝送路上へ送信し、主局2は、ポーリン
グスケジュール登録対象グループ2に属する全従局24
のポーリングスケジュール登録要求フレームを受信時、
ポーリングスケジュール生成手段18にて、ポーリング
スケジュール登録対象グループ2に属する全従局24の
送信順序,送信間隔などのフレーム送信タイミング時間
を決定し、ポーリングスケジュール記憶手段3に記憶し
た後、フレーム生成手段5にて、ポーリングスケジュー
ル登録対象グループ2宛のポーリングスケジュール登録
確認フレームを生成し、フレーム送信手段6にて、伝送
路上へ送信し、従局24は、自局が属するグループ2宛
のポーリングスケジュール登録確認フレーム受信時、フ
レーム送信タイミング生成手段19にて、自局が属する
グループ2宛のポーリングフレーム受信後のフレーム送
信が可能な時間を規定したフレーム送信タイミング時間
をフレーム送信タイミング記憶手段13に記憶する(ス
テップ2−2)。
【0035】以下、n個のグループ全て終了するまで、
同様のステップを繰り返し実施する。
【0036】このことにより、システム立ち上げ時に、
各従局の送信タイミングを自動的に設定できるポーリン
グ方法を提供することができる。
【0037】(実施例3)図3は本実施例の通信システ
ムにおける主局および従局の機能ブロック図である。実
施例1と同様のものについては同符号を付け、説明を割
愛する。
【0038】本実施例の主局2は、定常状態時、n個の
グループ全て終了するまで逐次、n個のグループの中か
らポーリングスケジュール保守対象グループを決定し、
ポーリングスケジュール保守対象グループに属する従局
のポーリングスケジュール登録要求フレームを受信時、
ポーリングスケジュール保守対象グループに属する全従
局の送信順序,送信間隔などのフレーム送信タイミング
時間を修正するポーリングスケジュール保守手段20で
構成されている。
【0039】また、従局9は、従局が属するグループ宛
のポーリングスケジュール登録確認フレーム受信時、自
局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信後のフ
レーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信タイミ
ング時間をフレーム送信タイミング記憶手段13に記憶
するフレーム送信タイミング保守手段21で構成されて
いる。
【0040】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。図8は、本実施例の通信システ
ムにおいて、定常状態での各従局の脱着生時、主局が各
従局をグループ単位にてポーリングする際の各従局のフ
レーム送信タイミングを再設定する時の動作を示す通信
シーケンス図である。
【0041】主局2は、定常状態時、ポーリングスケジ
ュール保守手段20にて、n個のグループの中からポー
リングスケジュール保守対象グループ1を決定し、フレ
ーム生成手段5にて、ポーリングスケジュール保守対象
グループ1宛のポーリングスケジュール保守開始フレー
ムを生成し、フレーム送信手段6にて、伝送路上へ送信
し、従局9,23は、自局が属するグループ1宛のポー
リングスケジュール保守開始フレーム受信時、ポーリン
グスケジュール登録済みのため無応答とし、主局2は、
ポーリングスケジュール保守対象グループ1に属する従
局9,23のポーリングスケジュール登録要求フレーム
を未受信時、フレーム生成手段5にて、ポーリングスケ
ジュール保守対象グループ1宛のポーリングスケジュー
ル登録確認フレームを生成し、フレーム送信手段6に
て、伝送路上へ送信し、従局9,23は、自局が属する
グループ1宛のポーリングスケジュール登録確認フレー
ム受信時、フレーム送信タイミング保守手段21にて、
自局が属するグループ宛1のポーリングフレーム受信後
のフレーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信タ
イミング時間をフレーム送信タイミング記憶手段13に
再記憶する(ステップ3−1)。
【0042】主局2は、次に、ポーリングスケジュール
保守手段20にて、n個のグループの中からポーリング
スケジュール保守対象グループ2を決定し、フレーム生
成手段5にて、ポーリングスケジュール保守対象グルー
プ2宛のポーリングスケジュール保守開始フレームを生
成し、フレーム送信手段6にて、伝送路上へ送信し、従
局24は、自局が属するグループ2宛のポーリングスケ
ジュール保守開始フレーム受信時、ポーリングスケジュ
ール未登録のため、フレーム送信タイミング保守手段2
1にて、自局が属するグループ2宛のポーリングスケジ
ュール保守開始フレーム受信後のフレーム送信が可能な
時間を規定した登録フレーム送信タイミング時間をフレ
ーム送信タイミング記憶手段13から読み出し、一方
で、自局が属するグループ2宛のポーリングスケジュー
ル保守開始フレーム受信後の経過時間を計測し、登録フ
レーム送信タイミング時間経過した時点で、フレーム生
成手段15にて、主局2宛のポーリングスケジュール登
録要求フレームを生成し、フレーム送信手段16にて、
伝送路上へ送信し、主局2は、ポーリングスケジュール
保守対象グループ2に属する従局24のポーリングスケ
ジュール登録要求フレームを受信時、ポーリングスケジ
ュール保守手段20にて、ポーリングスケジュール保守
対象グループ2に属する全従局の送信順序,送信間隔な
どのフレーム送信タイミング時間を修正し、ポーリング
スケジュール記憶手段3に記憶した後、フレーム生成手
段5にて、ポーリングスケジュール保守対象グループ2
宛のポーリングスケジュール登録確認フレームを生成
し、フレーム送信手段6にて、伝送路上へ送信し、従局
24は、自局が属するグループ2宛のポーリングスケジ
ュール登録確認フレーム受信時、フレーム送信タイミン
グ保守手段21にて、自局が属するグループ2宛のポー
リングフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規
定したフレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイ
ミング記憶手段13に記憶する(ステップ3−2)。
【0043】以下、n個のグループ全て終了するまで、
同様のステップを繰り返し実施する。一定周期間隔に
て、これら一連のステップをn個のグループ全て終了す
るまで実施する。
【0044】このことにより、定常状態での各従局の脱
着発生時に、各従局の送信タイミングを自動的に設定で
きるポーリング方法を提供することができる。
【0045】(実施例4)図4は本実施例の通信システ
ムにおける主局および従局の機能ブロック図である。実
施例1と同様のものについては同符号を付け、説明を割
愛する。
【0046】本実施例の主局2は、各ポーリング対象グ
ループ宛のポーリングフレーム送信後に、各ポーリング
対象グループに属する全従局のフレーム発呼回数を計
数,記憶し、それらフレーム発呼の累計回数に基づき、
n個のグループへのポーリング順序,回数を規定したポ
ーリングスケジュールを修正するポーリングスケジュー
ル最適化手段22で構成されている。
【0047】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。図9は、本実施例の通信システ
ムにおいて、定常状態時に、主局が各従局をグループ単
位にてポーリングしつつ、ポーリングスケジュールを最
適化する時の動作を示す通信シーケンス図である。
【0048】主局2は、定常状態に移行した時、まず、
ポーリングスケジュール実行手段4にて、n個のグルー
プへのポーリング順序,回数を規定したポーリングスケ
ジュールをポーリングスケジュール記憶手段3から読み
出した後、ポーリングスケジュール実行手段4にて、ポ
ーリングスケジュールに基づき、n個のグループの中か
らポーリング対象グループ1を決定し、フレーム生成手
段5にて、ポーリング対象グループ1宛のポーリングフ
レームを生成し、フレーム生成手段6にて、伝送路上へ
送信し、従局9,23は、自局が属するグループ1宛の
ポーリングフレーム受信時、フレーム送信タイミング計
数手段12にて、自局が属するグループ1宛のポーリン
グフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定し
たフレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミン
グ記憶手段13から読み出し、一方で、自局が属するグ
ループ1宛のポーリングフレーム受信後の経過時間を計
測し、フレーム送信タイミング時間経過した時点で、フ
レーム生成手段15にて、制御対象機器17から機器イ
ンタフェース手段14を介して伝送された機器情報が存
在する場合は機器コマンドフレームを生成し、また、機
器情報が存在しない場合はEOTフレームを生成し、フ
レーム送信手段16にて、伝送路上へ送信し、主局2
は、ポーリングスケジュール最適化手段22にて、ポー
リング対象グループ1に属する全従局9,23のフレー
ム発呼回数を計数,記憶する(ステップ4−1)。
【0049】主局2は、ポーリングスケジュール実行手
段4にて、ポーリングスケジュールに基づき、n個のグ
ループの中から次のポーリング対象グループ2を決定
し、フレーム生成手段5にて、ポーリング対象グループ
2宛のポーリングフレームを生成し、フレーム送信手段
6にて、伝送路上へ送信し、従局24は、自局が属する
グループ2宛のポーリングフレーム受信時、フレーム送
信タイミング計数手段12にて、自局が属するグループ
2宛のポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能
な時間を規定したフレーム送信タイミング時間をフレー
ム送信タイミング記憶手段13から読み出し、一方で、
自局が属するグループ宛2のポーリングフレーム受信後
の経過時間を計測し、フレーム送信タイミング時間経過
した時点で、フレーム生成手段15にて、制御対象機器
17から機器インタフェース手段14を介して伝送され
た機器情報が存在する場合は機器コマンドフレームを生
成し、また、機器情報が存在しない場合はEOTフレー
ムを生成し、フレーム送信手段16にて、伝送路上へ送
信し、主局2は、ポーリングスケジュール最適化手段2
2にて、ポーリング対象グループ2に属する全従局24
のフレーム発呼回数を計数,記憶する(ステップ4−
2)。
【0050】以下、ポーリングスケジュール一周期分を
終了するまで、同様のステップを繰り返し実施する。一
定周期間隔にて、これら一連のステップをポーリングス
ケジュール一周期単位で実施する。
【0051】主局2は、ポーリングスケジュール最適化
手段22にて、それらフレーム発呼の累計回数に基づ
き、n個のグループへのポーリング順序,回数を規定し
たポーリングスケジュールを修正し、ポーリングスケジ
ュール記憶手段3に記憶する(ステップ4−3)。
【0052】このことにより、時間的にトラフィックの
変動が大きい場合にも、伝送効率および遅延特性の良好
なポーリング方法を提供することができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主局は、
定常状態に移行した時、まず、ポーリングスケジュール
実行手段にて、n個のグループへのポーリング順序,回
数を規定したポーリングスケジュールをポーリングスケ
ジュール記憶手段から読み出した後、ポーリングスケジ
ュール実行手段にて、ポーリングスケジュール一周期分
を終了するまで逐次、n個のグループの中からポーリン
グ対象グループを決定し、フレーム生成手段にて、ポー
リング対象グループ宛のポーリングフレームを生成し、
フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップ
と、従局は、自局が属するグループ宛のポーリングフレ
ーム受信時、フレーム送信タイミング計数手段にて、自
局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信後のフ
レーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信タイミ
ング時間をフレーム送信タイミング記憶手段から読み出
し、一方で、自局が属するグループ宛のポーリングフレ
ーム受信後の経過時間を計測し、フレーム送信タイミン
グ時間経過した時点で、フレーム生成手段にて、制御対
象機器から機器インタフェース手段を介して伝送された
機器情報が存在する場合は機器コマンドフレームを生成
し、また、機器情報が存在しない場合はEOTフレーム
を生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信する
ステップを備え、一定周期間隔にて、これら一連のステ
ップをポーリングスケジュール一周期単位で実施するこ
とにより、各従局間でトラフィックの偏りがある場合に
も、伝送効率および遅延特性を向上することができる。
【0054】また、主局は、システム立ち上げ時、ポー
リングスケジュール生成手段にて、n個のグループ全て
終了するまで逐次、n個のグループの中からポーリング
スケジュール登録対象グループを決定し、フレーム生成
手段にて、ポーリングスケジュール登録対象グループ宛
のポーリングスケジュール登録開始フレームを生成し、
フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップ
と、従局は、自局が属するグループ宛のポーリングスケ
ジュール登録開始フレーム受信時、フレーム送信タイミ
ング生成手段にて、自局が属するグループ宛のポーリン
グスケジュール登録開始フレーム受信後のフレーム送信
が可能な時間を規定した登録フレーム送信タイミング時
間をフレーム送信タイミング記憶手段から読み出し、一
方で、自局が属するグループ宛のポーリングスケジュー
ル登録開始フレーム受信後の経過時間を計測し、登録フ
レーム送信タイミング時間経過した時点で、フレーム生
成手段にて、主局宛のポーリングスケジュール登録要求
フレームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ
送信するステップと、主局は、ポーリングスケジュール
登録対象グループに属する全従局のポーリングスケジュ
ール登録要求フレームを受信時、ポーリングスケジュー
ル生成手段にて、ポーリングスケジュール登録対象グル
ープに属する全従局の送信順序、送信間隔などのフレー
ム送信タイミング時間を決定し、ポーリングスケジュー
ル記憶手段に記憶した後、フレーム生成手段にて、ポー
リングスケジュール登録対象グループ宛のポーリングス
ケジュール登録確認フレームを生成し、フレーム送信手
段にて、伝送路上へ送信するステップと、従局は、自局
が属するグループ宛のポーリングスケジュール登録確認
フレーム受信時、フレーム送信タイミング生成手段に
て、自局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信
後のフレーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信
タイミング時間をフレーム送信タイミング記憶手段に記
憶するステップを備え、これら一連のステップをn個の
グループ全て終了するまで実施することにより、システ
ム立ち上げ時に、各従局の送信タイミングを自動的に設
定することができる。
【0055】また、主局は、定常状態時、ポーリングス
ケジュール保守手段にて、n個のグループ全て終了する
まで逐次、n個のグループの中からポーリングスケジュ
ール保守対象グループを決定し、フレーム生成手段に
て、ポーリングスケジュール保守対象グループ宛のポー
リングスケジュール保守開始フレームを生成し、フレー
ム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップと、従局
は、自局が属するグループ宛のポーリングスケジュール
保守開始フレーム受信時、ポーリングスケジュール登録
済みならば無応答とし、ポーリングスケジュール未登録
ならば、フレーム送信タイミング保守手段にて、自局が
属するグループ宛のポーリングスケジュール保守開始フ
レーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定した登
録フレーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミン
グ記憶手段から読み出し、一方で、自局が属するグルー
プ宛のポーリングスケジュール保守開始フレーム受信後
の経過時間を計測し、登録フレーム送信タイミング時間
経過した時点で、フレーム生成手段にて、主局宛のポー
リングスケジュール登録要求フレームを生成し、フレー
ム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップと、主局
は、ポーリングスケジュール保守対象グループに属する
従局のポーリングスケジュール登録要求フレームを受信
時、ポーリングスケジュール保守手段にて、ポーリング
スケジュール保守対象グループに属する全従局の送信順
序,送信間隔などのフレーム送信タイミング時間を修正
し、ポーリングスケジュール記憶手段に記憶した後、フ
レーム生成手段にて、ポーリングスケジュール保守対象
グループ宛のポーリングスケジュール登録確認フレーム
を生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信する
ステップと、従局は、自局が属するグループ宛のポーリ
ングスケジュール登録確認フレーム受信時、フレーム送
信タイミング保守手段にて、自局が属するグループ宛の
ポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能な時間
を規定したフレーム送信タイミング時間をフレーム送信
タイミング記憶手段に記憶するステップを備え、一定周
期間隔にて、これら一連のステップをn個のグループ全
て終了するまで実施することにより、定常状態での各従
局の脱着発生時に、各従局の送信タイミングを自動的に
設定することができる。
【0056】また、主局は、ポーリングスケジュール最
適化手段にて、各ポーリング対象グループ宛のポーリン
グフレーム送信後に、各ポーリング対象グループに属す
る全従局のフレーム発呼回数を計数,記憶し、それらフ
レーム発呼の累計回数に基づき、n個のグループへのポ
ーリング順序,回数を規定したポーリングスケジュール
を修正し、ポーリングスケジュール記憶手段に記憶する
ステップを備えることにより、時間的にトラフィックの
変動が大きい場合にも、伝送効率および遅延特性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による通信システムにおける
主局および従局の機能ブロック図
【図2】本発明の実施例2による通信システムにおける
主局および従局の機能ブロック図
【図3】本発明の実施例3による通信システムにおける
主局および従局の機能ブロック図
【図4】本発明の実施例4による通信システムにおける
主局および従局の機能ブロック図
【図5】本発明の実施例1〜4による通信システムにお
けるシステム構成ブロック図
【図6】本発明の実施例1による通信システムにおい
て、定常状態時に、主局が各従局をグループ単位にてポ
ーリングする時の動作を示す通信シーケンス図
【図7】本発明の実施例2による通信システムにおい
て、システム立ち上げ時に、主局が各従局をグループ単
位にてポーリングする際の各従局のフレーム送信タイミ
ングを設定する時の動作を示す通信シーケンス図
【図8】本発明の実施例3による通信システムにおい
て、定常状態での各従局の脱着発生時、主局が各従局を
グループ単位にてポーリングする際の各従局のフレーム
送信タイミングを再設定する時の動作を示す通信シーケ
ンス図
【図9】本発明の実施例4による通信システムにおい
て、定常状態時に、主局が各従局をグループ単位にてポ
ーリングしつつ、ポーリングスケジュールを最適化する
時の動作を示す通信シーケンス図
【図10】本発明の実施例1〜4による通信システムに
おいて使用するフレーム構成図
【図11】従来例のブロック図
【符号の説明】
1 伝送媒体 2 主局 3 ポーリングスケジュール記憶手段 4 ポーリングスケジュール実行手段 5,15 フレーム生成手段 6,16 フレーム送信手段 7,10 フレーム受信手段 8,11 フレーム解析手段 9,23,24 従局 12 フレーム送信タイミング計数手段 13 フレーム送信タイミング記憶手段 14 機器インタフェース手段 17 制御対象機器 18 ポーリングスケジュール生成手段 19 フレーム送信タイミング生成手段 20 ポーリングスケジュール保守手段 21 フレーム送信タイミング保守手段 22 ポーリングスケジュール最適化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗本 和典 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 大内山 智則 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 5K032 AA01 CA02 CA03 DB19 EC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一伝送媒体に接続された複数の機器が
    相互に通信を行い、主局がn個のグループのいずれかに
    属する複数の従局を管理する通信システムにおいて、前
    記主局は、定常状態に移行した時、まず、ポーリングス
    ケジュール実行手段にて、n個のグループへのポーリン
    グ順序,回数を規定したポーリングスケジュールをポー
    リングスケジュール記憶手段から読み出した後、前記ポ
    ーリングスケジュール実行手段にて、ポーリングスケジ
    ュール一周期分を終了するまで逐次、n個のグループの
    中からポーリング対象グループを決定し、フレーム生成
    手段にて、ポーリング対象グループ宛のポーリングフレ
    ームを生成し、フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信
    するステップと、前記従局は、自局が属するグループ宛
    のポーリングフレーム受信時、フレーム送信タイミング
    計数手段にて、自局が属するグループ宛のポーリングフ
    レーム受信後のフレーム送信が可能な時間を規定したフ
    レーム送信タイミング時間をフレーム送信タイミング記
    憶手段から読み出し、一方で、自局が属するグループ宛
    のポーリングフレーム受信後の経過時間を計測し、フレ
    ーム送信タイミング時間経過した時点で、フレーム生成
    手段にて、制御対象機器から機器インタフェース手段を
    介して伝送された機器情報が存在する場合は機器コマン
    ドフレームを生成し、また、機器情報が存在しない場合
    はEOTフレームを生成し、フレーム送信手段にて、伝
    送路上へ送信するステップを有し、一定周期間隔にて、
    これら一連のステップをポーリングスケジュール一周期
    単位で実施することを特徴とするポーリング方法。
  2. 【請求項2】 前記主局は、システム立ち上げ時、ポー
    リングスケジュール生成手段にて、n個のグループ全て
    終了するまで逐次、n個のグループの中からポーリング
    スケジュール登録対象グループを決定し、前記フレーム
    生成手段にて、ポーリングスケジュール登録対象グルー
    プ宛のポーリングスケジュール登録開始フレームを生成
    し、前記フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するス
    テップと、前記従局は、自局が属するグループ宛のポー
    リングスケジュール登録開始フレーム受信時、フレーム
    送信タイミング生成手段にて、自局が属するグループ宛
    のポーリングスケジュール登録開始フレーム受信後のフ
    レーム送信が可能な時間を規定した登録フレーム送信タ
    イミング時間を前記フレーム送信タイミング記憶手段か
    ら読み出し、一方で、自局が属するグループ宛のポーリ
    ングスケジュール登録開始フレーム受信後の経過時間を
    計測し、登録フレーム送信タイミング時間経過した時点
    で、前記フレーム生成手段にて、主局宛のポーリングス
    ケジュール登録要求フレームを生成し、前記フレーム送
    信手段にて、伝送路上へ送信するステップと、前記主局
    は、ポーリングスケジュール登録対象グループに属する
    全従局のポーリングスケジュール登録要求フレームを受
    信時、前記ポーリングスケジュール生成手段にて、ポー
    リングスケジュール登録対象グループに属する全従局の
    送信順序,送信間隔などのフレーム送信タイミング時間
    を決定し、前記ポーリングスケジュール記憶手段に記憶
    した後、前記フレーム生成手段にて、ポーリングスケジ
    ュール登録対象グループ宛のポーリングスケジュール登
    録確認フレームを生成し、前記フレーム送信手段にて、
    伝送路上へ送信するステップと、前記従局は、自局が属
    するグループ宛のポーリングスケジュール登録確認フレ
    ーム受信時、前記フレーム送信タイミング生成手段に
    て、自局が属するグループ宛のポーリングフレーム受信
    後のフレーム送信が可能な時間を規定したフレーム送信
    タイミング時間を前記フレーム送信タイミング記憶手段
    に記憶するステップを有し、これら一連のステップをn
    個のグループ全て終了するまで実施することを特徴とす
    る請求項1記載のポーリング方法。
  3. 【請求項3】 前記主局は、定常状態時、ポーリングス
    ケジュール保守手段にて、n個のグループ全て終了する
    まで逐次、n個のグループの中からポーリングスケジュ
    ール保守対象グループを決定し、前記フレーム生成手段
    にて、ポーリングスケジュール保守対象グループ宛のポ
    ーリングスケジュール保守開始フレームを生成し、前記
    フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するステップ
    と、前記従局は、自局が属するグループ宛のポーリング
    スケジュール保守開始フレーム受信時、ポーリングスケ
    ジュール登録済みならば無応答とし、ポーリングスケジ
    ュール未登録ならば、フレーム送信タイミング保守手段
    にて、自局が属するグループ宛のポーリングスケジュー
    ル保守開始フレーム受信後のフレーム送信が可能な時間
    を規定した登録フレーム送信タイミング時間を前記フレ
    ーム送信タイミング記憶手段から読み出し、一方で、自
    局が属するグループ宛のポーリングスケジュール保守開
    始フレーム受信後の経過時間を計測し、登録フレーム送
    信タイミング時間経過した時点で、前記フレーム生成手
    段にて、主局宛のポーリングスケジュール登録要求フレ
    ームを生成し、前記フレーム送信手段にて、伝送路上へ
    送信するステップと、前記主局は、ポーリングスケジュ
    ール保守対象グループに属する従局のポーリングスケジ
    ュール登録要求フレームを受信時、前記ポーリングスケ
    ジュール保守手段にて、ポーリングスケジュール保守対
    象グループに属する全従局の送信順序,送信間隔などの
    フレーム送信タイミング時間を修正し、前記ポーリング
    スケジュール記憶手段に記憶した後、前記フレーム生成
    手段にて、ポーリングスケジュール保守対象グループ宛
    のポーリングスケジュール登録確認フレームを生成し、
    前記フレーム送信手段にて、伝送路上へ送信するステッ
    プと、前記従局は、自局が属するグループ宛のポーリン
    グスケジュール登録確認フレーム受信時、前記フレーム
    送信タイミング保守手段にて、自局が属するグループ宛
    のポーリングフレーム受信後のフレーム送信が可能な時
    間を規定したフレーム送信タイミング時間を前記フレー
    ム送信タイミング記憶手段に記憶するステップを有し、
    一定周期間隔にて、これら一連のステップをn個のグル
    ープ全て終了するまで実施することを特徴とする請求項
    1記載のポーリング方法。
  4. 【請求項4】 前記主局は、ポーリングスケジュール最
    適化手段にて、各ポーリング対象グループ宛のポーリン
    グフレーム送信後に、各ポーリング対象グループに属す
    る全従局のフレーム発呼回数を計数,記憶し、それらフ
    レーム発呼の累計回数に基づき、n個のグループへのポ
    ーリング順序,回数を規定したポーリングスケジュール
    を修正し、前記ポーリングスケジュール記憶手段に記憶
    するステップを有することを特徴とする請求項1記載の
    ポーリング方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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