JP2000183831A - 無線システム試験装置 - Google Patents

無線システム試験装置

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JP2000183831A
JP2000183831A JP10356709A JP35670998A JP2000183831A JP 2000183831 A JP2000183831 A JP 2000183831A JP 10356709 A JP10356709 A JP 10356709A JP 35670998 A JP35670998 A JP 35670998A JP 2000183831 A JP2000183831 A JP 2000183831A
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Koji Kaneko
幸司 金子
Shinji Masuda
進二 増田
Takayoshi Semasa
孝義 瀬政
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化を回避してコストを低減し、端
末と基地局側を同時かつ総合的に試験すること。 【解決手段】 基地局と送受信アンテナとを備えた基地
局用電波暗室と、前記基地局と接続される端末と送受信
アンテナとを備えた端末用電波暗室と、前記基地局と前
記端末間の下り回線および上り回線の一方または両方
を、端末ごとまたは各端末で共通にして模擬する疑似回
線と、前記基地局および端末の実際の設置場所を模擬し
た電波環境の前記基地局用電波暗室および前記端末用電
波暗室内での再現、および前記基地局と前記端末間の上
下回線の状態についての同時的な疑似回線による模擬を
実現して無線システムについての試験を行う試験手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、実フィールドに
おける電波環境の測定結果から、実験室内において評価
試験を行うための情報を抽出し、再現するようにした無
線システム試験装置に関し、特に無線端末の屋外評価試
験のように同一電波環境の測定や再現が困難な状況下に
おける試験を、実験室内において行う場合に好適な無線
システム試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、電子情報通信学会報告199
8年度総合大会予稿集B−5−157「PHSフィール
ド環境再現装置の一検討」に示された従来の無線システ
ム試験装置の構成を示すブロック図である。図11にお
いて、401〜403は擬似基地局、404は送信のみ
を行う擬似基地局、405〜408は擬似回線、409
はタイミング・減衰制御部、410はシールドルーム、
411はPHS端末、421〜423は送信用アンテ
ナ、430、440は送信または受信用アンテナ、45
0は送信用アンテナである。
【0003】次に、動作について説明する。擬似基地局
401〜404から出力された信号は、擬似回線405
〜408を経て、シールドルーム410内に設置された
アンテナ421〜423、430、440、450から
送信される。一方、PHS端末411から送信された電
波は、受信アンテナ424、430、440によって受
信された後、擬似回線405〜407を経て擬似基地局
401〜403に入力される。タイミング・減衰制御部
409は、擬似基地局401〜404の送信タイミング
および、擬似回線405〜408内の減衰等の制御を行
う。評価対象のPHS端末411に対しては、シールド
ルーム410内において実フィールド環境を想定した評
価試験が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線システム試
験装置は以上のように構成されていたので、擬似回線に
より端末側のフィールド環境を実現し、その環境下にお
いて前記端末側の試験を実施するものであり、上り下り
双方の回線状態を模擬した上、端末側と基地局側を同時
に、かつ総合的に試験できないという課題があった。ま
た、複数の基地局や端末を想定した試験装置では、必要
とする擬似回線が多くなるため、装置が大型化するとと
もにコストが増大するという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、装置の大型化を回避してコス
トの増大を抑制し、端末と基地局側を同時かつ総合的に
試験できる無線システム試験装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線シス
テム試験装置は、基地局と、該基地局へ信号を送信する
ための送信アンテナと、前記基地局から端末用電波暗室
内の端末へ送信する信号を受信する受信アンテナとを備
えた基地局用電波暗室と、前記基地局と接続される端末
と、該端末から前記基地局へ送信する信号を受信する受
信アンテナと、前記端末へ信号を送信するための送信ア
ンテナとを備えた端末用電波暗室と、前記基地局と前記
端末間の下り回線および上り回線のうちの一方または両
方を端末ごと、または各端末で共通にして模擬する擬似
回線と、前記基地局の実際の設置場所を模擬した電波環
境の前記基地局用電波暗室内での再現、前記端末の実際
の設置場所を模擬した電波環境の前記端末用電波暗室内
での再現、および前記基地局と前記端末間の上下回線の
状態についての同時的な擬似回線による模擬を実現し、
模擬した環境下において前記基地局や前記端末などの無
線システムについての試験を行う試験手段とを備えるよ
うにしたものである。
【0007】この発明に係る無線システム試験装置は、
擬似的なノイズを発生させる擬似雑音発生手段と、該擬
似雑音発生手段で発生したノイズを擬似回線を介して伝
達される信号へ合成するノイズ信号合成手段とを試験手
段が備えるようにしたものである。
【0008】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内に設置した基地局の他に設けられた
擬似基地局と、該擬似基地局による信号を擬似回線を介
して伝達される信号へ合成する擬似基地局信号合成手段
とを試験手段が備えるようにしたものである。
【0009】この発明に係る無線システム試験装置は、
端末用電波暗室内に設置した端末の他に設けられた擬似
端末と、該擬似端末による信号を擬似回線を介して伝達
される信号へ合成する擬似端末信号合成手段とを試験手
段が備えるようにしたものである。
【0010】この発明に係る無線システム試験装置は、
端末用電波暗室ごとに、かつ基地局用電波暗室内の基地
局から前記端末用電波暗室内の端末へ送信する信号、擬
似雑音発生手段で発生したノイズ、および擬似基地局に
よる信号ごとにそれぞれ別個に備えられた下り回線用の
擬似回線と、前記端末用電波暗室内の端末から前記基地
局用電波暗室内の基地局へ送信する信号、前記擬似雑音
発生手段で発生したノイズ、および擬似端末による信号
ごとにそれぞれ別個に備えられた上り回線用の擬似回線
とを備え、擬似雑音発生手段は下り回線用と上り回線用
としてそれぞれ設けられる構成を擬似回線が備えるよう
にしたものである。
【0011】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
末へ送信する信号、擬似雑音発生手段で発生したノイ
ズ、および擬似基地局による信号を下り回線用の擬似回
線を介して前記端末用電波暗室へ分配するための分配器
と、該分配器により分配された前記下り回線用の擬似回
線を介した前記端末用電波暗室ごとの前記信号および前
記ノイズを、前記端末用電波暗室の送信アンテナごとに
合成する下り用合成器と、上り回線用の擬似回線を介し
た前記端末用電波暗室内の端末から基地局用電波暗室内
の基地局へ送信する信号、擬似雑音発生手段で発生した
ノイズ、および擬似端末による信号を前記基地局用電波
暗室の各送信アンテナごとに合成し、前記基地局用電波
暗室の各送信アンテナへ供給する上り用合成器と、前記
基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室内の
端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑音発
生手段、前記下り回線用の擬似回線、前記上り回線用の
擬似回線を制御するタイミング回線制御部とを試験手段
が備えるようにしたものである。
【0012】この発明に係る無線システム試験装置は、
分配器で分配された擬似雑音発生手段で発生したノイズ
をさらに端末用電波暗室内の送信アンテナごとに分配
し、該分配した前記ノイズに対し前記送信アンテナごと
に減衰量の調整を可能にする擬似雑音用擬似回線と、分
配器で分配された基地局用電波暗室内の基地局から前記
端末用電波暗室内の端末へ送信する信号をさらに端末用
電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した前
記信号に対し前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移相
量の調整を可能にする下り信号用擬似回線と、分配器で
分配された擬似基地局による信号をさらに端末用電波暗
室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した前記信号
に対し前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移相量の調
整を可能にする擬似基地局用擬似回線とを下り回線用の
擬似回線が備え、擬似端末による信号を基地局用電波暗
室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した前記信号
に対し前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移相量の調
整を可能にする擬似端末用擬似回線と、前記端末用電波
暗室内の端末から前記基地局用電波暗室内の基地局へ送
信する信号を前記基地局用電波暗室内の送信アンテナご
とに分配し、該分配した前記信号に対し前記送信アンテ
ナごとに遅延・減衰・移相量の調整を可能にする上り信
号用擬似回線と、擬似雑音発生手段で発生した上り信号
用のノイズを基地局用電波暗室内の送信アンテナごとに
分配し、該分配した前記ノイズに対し前記送信アンテナ
ごとに減衰量の調整を可能にする擬似雑音用擬似回線と
を上り回線用の擬似回線が備えるようにしたものであ
る。
【0013】この発明に係る無線システム試験装置は、
擬似回線が端末用電波暗室ごとに、かつ端末用電波暗室
内の送信アンテナごとにそれぞれ別個に備えられ、遅
延、減衰、移相量を調整可能な下り回線用の端末信号擬
似回線と、前記端末用電波暗室ごとに、かつ前記端末用
電波暗室内の各送信アンテナに対応して、擬似雑音発生
手段が発生した下り信号用のノイズの減衰量を調整可能
な下り回線用の擬似雑音用擬似回線と、前記端末用電波
暗室共通に、かつ前記基地局用電波暗室内の送信アンテ
ナごとにそれぞれ別個に備えられ、遅延、減衰、移相量
を調整可能な上り回線用の端末信号擬似回線と、前記基
地局用電波暗室内の各送信アンテナに対応して、擬似雑
音発生手段が発生した上り信号用のノイズの減衰量を調
整可能な上り回線用の擬似雑音用擬似回線とを備え、擬
似雑音発生手段を下り回線用と上り回線用としてそれぞ
れ備えるようにしたものである。
【0014】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
末へ送信する信号および擬似基地局による信号を、各下
り回線用の端末信号擬似回線へ分配し出力する分配器
と、擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端末用電
波暗室ごとの下り回線用の擬似雑音用擬似回線へ分配し
出力する分配器と、前記分配器により分配され前記各下
り回線用の端末信号擬似回線へ出力された信号を前記各
下り回線用の端末信号擬似回線ごとに混合し、前記各下
り回線用の端末信号擬似回線へ出力する下り端末信号用
混合器と、前記分配器により分配され前記下り回線用の
擬似雑音用擬似回線から出力されたノイズと、前記下り
端末信号用混合器により混合され、前記各下り回線用の
端末信号擬似回線から出力された前記端末用電波暗室内
の端末へ送信する信号および前記擬似基地局による信号
とを合成する下り信号用合成器と、前記端末用電波暗室
内の端末から前記基地局用電波暗室内の基地局へ送信す
る信号および擬似端末による信号を、各上り回線用の端
末信号擬似回線ごとに分配する分配器と、該分配器によ
り分配された前記各信号を前記各上り回線用の端末信号
擬似回線ごとに混合し、前記各上り回線用の端末信号擬
似回線へ出力する上り端末信号用混合器と、上り回線用
の擬似雑音用擬似回線から出力されたノイズと、前記上
り端末信号用混合器により混合され、前記各上り回線用
の端末信号擬似回線から出力された前記基地局用電波暗
室内の端末へ送信する信号および前記擬似端末による信
号とを合成する上り信号用合成器と、前記基地局用電波
暗室内の基地局、前記端末用電波暗室内の端末、前記擬
似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑音発生手段、前記
下り回線用の端末信号擬似回線、前記上り回線用の端末
信号擬似回線、前記下り回線用の擬似雑音用擬似回線、
および前記上り回線用の擬似雑音用擬似回線を制御する
タイミング回線制御部とを試験手段が備えるようにした
ものである。
【0015】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
末へ送信する信号および擬似基地局による信号を混合す
る下り回線用端末信号混合器と、該下り回線用端末信号
混合器により混合された前記信号を下り回線用の端末信
号擬似回線へ分配する分配器と、擬似雑音発生手段で発
生したノイズを前記端末用電波暗室ごとの下り回線用の
雑音信号擬似回線へ分配し出力する分配器と、前記分配
器により分配され前記各下り回線用の端末信号擬似回線
から出力された信号と、前記分配器により分配され前記
下り回線用の雑音信号擬似回線から出力されたノイズと
を前記端末用電波暗室案の送信アンテナごとに合成する
下り信号用合成器と、前記端末用電波暗室内の端末から
前記基地局用電波暗室内の基地局へ送信する信号および
擬似端末による信号を混合する上り回線用端末信号混合
器と、該上り回線用端末信号混合器により混合された信
号を各上り回線用の端末信号擬似回線へ分配する分配器
と、該分配器により分配され前記各上り回線用の端末信
号擬似回線から出力された前記信号を、上り回線用の雑
音信号擬似回線により各送信アンテナに対応して減衰量
が調整されるノイズと、前記各送信アンテナごとに合成
する上り信号用合成器と、前記基地局用電波暗室内の基
地局、前記端末用電波暗室内の端末、前記擬似基地局、
前記擬似端末、前記擬似雑音発生手段、前記下り回線用
の端末信号擬似回線、前記上り回線用の端末信号擬似回
線、前記下り回線用の雑音信号擬似回線、および前記上
り回線用の雑音信号擬似回線を制御するタイミング回線
制御部とを試験手段が備えるようにしたものである。
【0016】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内の基地局、端末用電波暗室内の端
末、擬似基地局、擬似端末、擬似雑音発生手段、下り回
線用の端末信号擬似回線、上り回線用の端末信号擬似回
線、下り回線用の雑音信号擬似回線、および上り回線用
の雑音信号擬似回線をタイミング回線制御部が時分割制
御するようにしたものである。
【0017】この発明に係る無線システム試験装置は、
無線システムについての試験を試験手段は時分割多重化
して行い、擬似回線は、端末用電波暗室ごとに下り回線
と上り回線に共通して用いられ、かつ送信アンテナごと
に別個に備えられ、遅延、減衰、移相量を調整可能な共
通端末信号擬似回線と、前記端末用電波暗室ごとに設け
られ、かつ前記下り回線と前記上り回線に共通して用い
られ、端末用電波暗室内の各送信アンテナに対応して、
擬似雑音発生手段が発生した下り回線用および上り回線
用のノイズの減衰量を調整可能な共通雑音信号擬似回線
とからなり、前記擬似雑音発生手段は下り回線用および
上り回線用として共通して用いられるようにしたもので
ある。
【0018】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
末へ送信する信号と端末用電波暗室内の端末から基地局
用電波暗室内の基地局へ送信する信号とを切り替える時
分割信号切替器と、該時分割切替手段により切り替えら
れた信号、擬似基地局による信号、および擬似端末の信
号を混合する時分割信号混合器と、該時分割信号混合器
により混合された前記信号を共通端末信号擬似回線へ分
配する時分割信号分配器と、擬似雑音発生手段で発生し
たノイズを前記端末用電波暗室ごとの共通雑音信号擬似
回線へ分配し出力する時分割ノイズ信号分配器と、前記
時分割信号分配器により分配され前記各共通端末信号擬
似回線から出力された信号と、前記時分割ノイズ信号分
配器により分配され前記共通雑音信号擬似回線から出力
されたノイズとを前記端末用電波暗室および前記基地局
用電波暗室の送信アンテナごとに合成する時分割信号合
成器と、該時分割信号合成器により合成された信号を端
末用電波暗室側または基地局用電波暗室側へ切り替える
時分割合成信号切替器と、前記基地局用電波暗室内の基
地局、前記端末用電波暗室内の端末、前記擬似基地局、
前記擬似端末、前記擬似雑音発生手段、前記共通端末信
号擬似回線、前記共通雑音信号擬似回線、前記時分割信
号切替器、および前記時分割合成信号切替器を、下り回
線を模擬するタイミングと上り回線を模擬するタイミン
グと各端末が動作するタイミングとで切替制御するタイ
ミング回線制御部とを試験手段が備えるようにしたもの
である。
【0019】この発明に係る無線システム試験装置は、
基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
末へ送信する信号と擬似基地局による信号とを混合する
時分割信号混合器と、該時分割信号混合器により混合さ
れた前記信号を端末用電波暗室ごとの共通端末信号擬似
回線へ分配する時分割信号分配器と、該時分割信号分配
器により分配された信号、擬似端末による信号、および
端末用電波暗室内の端末から基地局用電波暗室内の基地
局へ送信される信号とを混合する時分割信号混合器と、
該時分割信号混合器で混合された信号を各共通端末信号
擬似回線へ分配する時分割信号分配器と、擬似雑音発生
手段で発生したノイズを前記端末用電波暗室ごとの共通
雑音信号擬似回線へ分配し出力する時分割ノイズ信号分
配器と、前記時分割信号分配器により分配され前記各共
通端末信号擬似回線から出力された信号と、前記時分割
ノイズ信号分配器により分配され前記共通雑音信号擬似
回線から出力されたノイズとを前記端末用電波暗室およ
び前記基地局用電波暗室の送信アンテナごとに合成する
時分割信号合成器と、該時分割信号合成器により合成さ
れた信号を端末用電波暗室側または基地局用電波暗室側
へ切り替える時分割合成信号切替器と、前記基地局用電
波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室内の端末、前記
擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑音発生手段、前
記共通端末信号擬似回線、前記共通雑音信号擬似回線、
および前記時分割合成信号切替器を、下り回線を模擬す
るタイミングと上り回線を模擬するタイミングと各端末
が動作するタイミングとで切替制御するタイミング回線
制御部とを試験手段が備えるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1の無線システ
ム試験装置の構成を示すブロック図である。図2および
図3は、図1に示した無線システム試験装置の詳細図で
ある。図1において、1は試験用の基地局であり電波暗
室内に配置されている。2および3は試験用の端末、4
は擬似基地局、5は擬似端末、6および7は混合・分配
器(ノイズ信号合成手段,試験手段)、8は擬似回線
部、9はタイミング回線制御部(試験手段)である。
【0021】また、図2および図3において、10は基
地局設置用の基地局用電波暗室、11〜14は電波暗室
10内に設置した送信アンテナ、15は電波暗室10内
に設置した受信アンテナ、20および30は端末設置用
の端末用電波暗室、21〜24および31〜34は電波
暗室20および電波暗室30内に設置した送信アンテ
ナ、25は電波暗室20内に設置した受信アンテナ、3
5は電波暗室30内に設置した受信アンテナ、61〜6
4は合成器(ノイズ信号合成手段,擬似端末信号合成手
段,試験手段)、65〜67は分配器(試験手段)、71
〜78は合成器(ノイズ信号合成手段,擬似基地局信号
合成手段,下り用合成器,試験手段)、80〜89は擬
似回線、101および102は擬似雑音発生器(擬似雑
音発生手段)を示す。なお、擬似回線80,82は下り
信号用擬似回線、擬似回線81,83は擬似基地局用擬
似回線、擬似回線84,85は上り信号用擬似回線、擬
似回線86は擬似端末用擬似回線、擬似回線87,8
8,89は擬似雑音用擬似回線に対応する。
【0022】次に、動作について説明する。先ず最初
に、図1により概略動作を説明する。タイミング回線制
御部9から、基地局1、端末2および端末3、擬似基地
局4、擬似端末5に対して動作タイミングを与えるとと
もに、擬似回線部8に対して回線状態のパラメータを設
定する。また、基地局1、端末2および端末3、擬似基
地局4、擬似端末5が送信出力のタイミング等を出力可
能な場合は、タイミング回線制御部9において、そのタ
イミングを入力する。
【0023】基地局1および擬似基地局4から出力され
た信号は、混合・分配器6を経て擬似回線部8に入力さ
れる。この擬似回線部8に入力された信号は遅延、減
衰、移相等の処理が行われた後、混合・分配器7に入力
され、端末2および端末3に対して出力される。
【0024】同様に、端末2および端末3と擬似端末5
から出力された信号は、混合・分配器7を経て擬似回線
部8に入力される。この擬似回線部8へ入力された信号
に対しては遅延、減衰、移相等の処理が行われ、さらに
混合・分配器6へ入力され、基地局1に対して出力され
る。
【0025】次に、図2および図3に示す詳細図をもと
に動作をより詳細に説明する。電波暗室10内には、基
地局1と送信アンテナ11〜14および受信アンテナ1
5が配置されている。基地局1から送信された電波は受
信アンテナ15により受信される。
【0026】この信号は、分配器65によって2つに分
配され、擬似回線80および擬似回線82へ入力され
る。これらの擬似回線では、端末2および端末3を設置
した電波暗室20および電波暗室30内の送信アンテナ
数に応じた数に分配され、遅延、減衰、移相等の処理が
施され出力される。
【0027】擬似基地局4から発生した信号も同様に、
分配器66によって2つに分配され、擬似回線81およ
び擬似回線83に入力されて遅延、減衰、移相等の処理
が施された後に出力される。
【0028】擬似雑音発生器101から発生した信号
(ノイズ)も、分配器67によって2つに分配され、擬
似回線87および擬似回線88に入力されて減衰された
後に出力される。
【0029】なお、これら擬似回線80〜83,87,
88はタイミング回線制御部9より、遅延量、減衰量、
移相量の各値が随時設定される。
【0030】これら擬似回線80〜83,87,88か
ら出力された信号は、混合器71〜78により同一送信
アンテナから送信する信号毎に混合され、電波暗室20
および電波暗室30に設置した送信アンテナ21〜2
4,31〜34から送信される。このようにして、端末
用の電波暗室20,30の内部に試験電波環境を実現す
る。
【0031】端末2,3から送信された信号は電波暗室
20,30内に設置された受信アンテナ25,35によ
って受信された後、擬似回線84および擬似回線85に
入力される。これら各擬似回線に入力された信号は、基
地局1を設置した電波暗室10内の送信アンテナ数に応
じた数に分配され、遅延、減衰、移相され出力される。
擬似端末5で発生した信号も同様に、擬似回線86に入
力されて遅延、減衰、移相された後に出力される。擬似
雑音発生器102で発生した信号も同様に、擬似回線8
9に入力されて減衰された後に出力される。なお、これ
らの擬似回線80〜89はタイミング回線制御部9よ
り、遅延量、減衰量、移相量の各値が随時設定される。
【0032】擬似回線84〜86、89から出力された
信号は、合成器61〜64によって電波暗室10の同一
送信アンテナから送信する信号毎に混合され、電波暗室
10内に設置した送信アンテナ11〜14から送信され
る。このようにして、基地局用の電波暗室10の内部に
試験電波環境を実現する。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、基地局側から端末側への回線状態の再現が可能にな
るだけでなく、前記端末側から前記基地局側への回線状
態についても再現が可能になるため、端末を評価すると
きに、上り回線の状態に起因する現象の評価が、また基
地局を評価する際に下り回線の状態に起因する現象の評
価を繰返し容易に行うことができ、室内において、端末
および基地局の評価試験を効率的に行うことが可能にな
る無線システム試験装置が得られる効果がある。
【0034】また、電波暗室10内に設置した基地局1
の他に擬似基地局4を設け、この出力タイミングをタイ
ミング回線制御部9から制御するようにしたので、複数
の基地局の電波を受信できる環境下での評価試験が可能
になる無線システム試験装置が得られる効果がある。
【0035】また、電波暗室20,30内に設置した端
末の他に擬似端末5を設け、この出力タイミングをタイ
ミング回線制御部9から制御するようにしたため、複数
の端末の電波を受信できる環境下での基地局評価試験が
可能になる無線システム試験装置が得られる効果があ
る。
【0036】また、擬似雑音発生器101,102およ
び発生した擬似雑音を擬似回線の出力信号と混合する構
成にしたことにより、屋外における外来雑音の影響も考
慮した試験が可能になる無線システム試験装置が得られ
る効果がある。
【0037】なお、この実施の形態1では、1つの暗室
内に4本の送信アンテナを設置する場合について説明し
たが、送信アンテナ数が4本以外の場合についても、送
信アンテナ数に対応した分配を行い、また擬似回線を設
け、それらを合成することによって評価試験を実現でき
る。また、基地局用の電波暗室10、端末用の電波暗室
20,30、擬似基地局4、擬似端末5、擬似雑音発生
器101,102についても、任意の数で構成すること
が可能である。
【0038】実施の形態2.図4および図5は、この発
明の実施の形態2の無線システム試験装置の構成を示す
ブロック図である。図4および図5において図2および
図3と同等の部分については同一の符号を付して説明を
省略する。図4および図5において、180〜183と
284〜286は分配器(試験手段)、141〜148は
混合器(端末信号用混合器,試験手段)、161〜16
8は合成器(下り信号合成器,試験手段)、241〜24
4は混合器(上り端末信号用混合器,試験手段)、26
1〜264は合成器(上り信号用合成器,試験手段)、1
51〜158は遅延・減衰・移相器(端末信号用擬似回
線)、251〜254は遅延・減衰・移相器(端末信号
擬似回線)である。なお、 遅延・減衰・移相器は、図
1の擬似回線80〜86内の遅延・減衰・移相器と同等
のものである。
【0039】次に、動作について説明する。なお、前記
実施の形態1と重複する部分については説明を省略す
る。基地局1から端末2,3方向の下り回線の信号につ
いては、分配器65および分配器66から出力された信
号は、さらに分配器180〜183によって、端末2を
設置した電波暗室20と端末3を設置した電波暗室30
の送信アンテナ数に応じた数に分配される。この分配さ
れた信号は、混合器141〜148によって送信アンテ
ナ毎に混合される。
【0040】混合器141〜148から出力された信号
は、遅延・減衰・移相器151〜158によって遅延、
減衰、移相された後、擬似回線(擬似雑音用擬似回線)
87,88を経由した擬似雑音信号と、合成器161〜
168によって混合され、電波暗室20,21内の送信
アンテナ21〜24、31〜34に供給される。
【0041】端末2,3から基地局1の方向への上り回
線の信号も同様に、分配器284〜286によって基地
局1を設置した電波暗室10内の送信アンテナ数に応じ
た数に分配される。この分配された信号は、擬似端末5
から出力されて分配器286により分配された信号とと
もに、混合器241〜244によって送信アンテナ毎に
混合される。
【0042】混合器241〜244から出力された信号
は、遅延・減衰・移相器251〜254によって遅延、
減衰、移相された後、擬似回線89を経由した擬似雑音
信号と合成器261〜264によって混合され、電波暗
室10内の送信アンテナ11〜14に供給される。
【0043】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、試験装置の擬似回線部分である遅延・減衰・移相器
151〜154および251〜254の構成を簡略化し
て、少ない個数にすることが出来るため、試験装置を小
型かつ低コストで実現できる無線システム試験装置が得
られる効果がある。
【0044】また、基地局および端末の送信タイミング
が既知の場合、時分割で、基地局1、擬似基地局4、端
末2、端末3、擬似端末5の送信タイミングに合わせ
て、擬似回線部分である遅延・減衰・移相器251〜2
54、151〜154を制御することで、試験装置の擬
似回線部分である遅延・減衰・移相器の数を少ない個数
にすることが出来るため、試験装置を小型かつ低コスト
で実現できる無線システム試験装置が得られる効果があ
る。
【0045】実施の形態3.図6および図7は、この実
施の形態3の無線システム試験装置の構成を示すブロッ
ク図である。図6および図7において図2から図5と同
等の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図6および図7において、140,149は混合器(下
り回線用端末信号混合器、,試験手段)、240は混合
器(上り回線用端末信号混合器,試験手段)、185,1
89,280は分配器(試験手段)である。
【0046】次に、動作について説明する。この実施の
形態3の無線システム試験装置の動作については、概ね
前記実施の形態2で説明した動作と同じであるが、実施
の形態2で説明した図4および図5の分配器180,1
81および、混合器141〜144で構成される部分の
動作を、この実施の形態3では、最初に混合器140に
より合成し、この合成した出力を分配器185により分
配する。
【0047】同様に、図4および図5の分配器182,
183および、混合器145〜148で構成される部分
の動作を合成器149と分配器189により実現し、ま
た図4および図5の分配器284〜286および混合器
241〜244で構成される部分の動作を合成器240
と分配器280により実現する。
【0048】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、分配器および合成器の数と配線数を減らすことが出
来るため、試験装置をより小型かつ低コストで実現でき
る無線システム試験装置が得られる効果がある。
【0049】実施の形態4.図8は、この発明の実施の
形態4の無線システム試験装置の構成を示すブロック図
である。図8において図6および図7と同等の部分につ
いては同一の符号を付し説明を省略する。
【0050】この実施の形態4の無線システム試験装置
では、基地局1側から端末2,3側への下り方向の構成
は前述の実施の形態3と同じであるが、ここで用いた遅
延・減衰・移相器151〜154からなる擬似回線の前
後に切替器を設け、上り回線を模擬する際に同一の擬似
回線である遅延・減衰・移相器(共通端末信号擬似回線)
151〜154,155〜158を用いる点が異なって
いる。なお、この実施の形態4では擬似回線87,88
は共通雑音信号擬似回線に対応する。
【0051】図8において、67は分配器(時分割ノイ
ズ信号分配器,試験手段)、140は混合器(時分割信号
混合器,試験手段)、161〜164は合成器(時分割
信号合成器,試験手段)、185は分配器(時分割信号
分配器,試験手段)、301は分配器、302,303
は2入力切替器(時分割信号切替器,試験手段)、31
1〜314は合成器、321〜324、331〜334
は2出力切替器(時分割合成信号切替器,試験手段)であ
る。また、図9は、タイミング回線制御部9からの各部
の制御の状態を示す説明図である。
【0052】次に、動作について説明する。この実施の
形態4では、図9に示すように、各時間単位に上り(U
P)、下り(DN)の切り替えと擬似回線の設定の切り
替えを行うことで、基地局1、擬似基地局4と端末2、
端末3、擬似端末5との間の回線状態を設定し、端末お
よび基地局試験の試験環境を実現する。
【0053】切替器302、303、321〜324、
331〜334をタイミング回線制御部9により制御
し、基地局1側からの送信時にはDN側に、端末2,3
側からの送信時にはUP側に切り替えることにより、同
一の擬似回線である遅延・減衰・移相器151〜15
4,155〜158を時分割で双方向で使用する。この
場合の切替器の制御と、擬似回線の制御の一例が図9に
示されている。
【0054】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、時分割双方向システムで、基地局1および擬似基地
局4と、端末2,3および擬似端末5の送信タイミング
が既知の場合、時分割で擬似回線である遅延・減衰・移
相器151〜154,155〜158を下り回線と上り
回線の両方に使用することにより、基地局1、擬似基地
局4、端末2および端末3、擬似端末5の送信タイミン
グに合わせて擬似回線部分である遅延、減衰、移相器1
51〜154,155〜158を制御することで、前記
各擬似回線部分の遅延、減衰、移相器についてより少な
い個数で構成することが出来るため、試験装置を小型化
かつ低コストで実現できる無線システム試験装置が得ら
れる効果がある。
【0055】実施の形態5.図10は、この発明の実施
の形態5の無線システム試験装置の構成を示すブロック
図である。図10において図8と同等の部分については
同一の符号を付し説明を省略する。図10において、6
6は分配器(時分割信号分配器,試験手段)、306は混
合器(時分割信号混合器,試験手段)である。この実施
の形態5では、図8における分配器301および切替器
302,303に代えて混合器306を用い、基地局1
からの信号と擬似基地局4からの信号とをあらかじめ混
合するようにし、また、端末2および端末3の信号は、
そのまま混合器140および混合器149に入力するよ
うに構成したものである。
【0056】この実施の形態5では、図9に示すように
上りと下りの時間帯が区分されている場合、図10に示
すように、擬似回線である遅延、減衰、移相器151〜
154,155〜158に入力される信号を予め選択す
る必要がないため、分配器301および切替器302,
303を用いることなく混合器306のみで構成するこ
とも可能であり、切替器の数を少なくでき、より簡易な
構成で試験装置を小型化かつ低コストで実現できる無線
システム試験装置が得られる効果がある。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基地
局と、該基地局へ信号を送信するための送信アンテナ
と、前記基地局から端末用電波暗室内の端末へ送信する
信号を受信する受信アンテナとを基地局用電波暗室が備
え、前記基地局と接続される端末と、該端末から前記基
地局へ送信する信号を受信する受信アンテナと、前記端
末へ信号を送信するための送信アンテナとを端末用電波
暗室が備え、さらに前記基地局と前記端末間の下り回線
および上り回線の一方または両方を、端末ごとまたは各
端末で共通にして模擬する擬似回線と、前記基地局の実
際の設置場所を模擬した電波環境の前記基地局用電波暗
室内での再現、前記端末の実際の設置場所を模擬した電
波環境の前記端末用電波暗室内での再現、および前記基
地局と前記端末間の上下回線の状態についての同時的な
擬似回線による模擬を実現し、模擬した環境下において
前記基地局や前記端末などの無線システムについての試
験を行う試験手段とを備えるように構成したので、上り
回線および下り回線、双方の回線状態を模擬した上、端
末側と基地局側を同時かつ総合的に試験でき、また、複
数の基地局や端末を想定した場合でも、必要とする擬似
回線が多くならず、装置の大型化を回避してコストの増
大を抑制できる効果がある。
【0058】この発明によれば、擬似的なノイズを発生
させる擬似雑音発生手段と、該擬似雑音発生手段で発生
したノイズを擬似回線を介して伝達される信号へ合成す
るノイズ信号合成手段とを試験手段が備えるように構成
したので、より現実に近い状態で上り回線および下り回
線、双方の回線状態を模擬した上、端末側と基地局側を
同時かつ総合的に試験でき、また、複数の基地局や端末
を想定した場合でも、必要とする擬似回線が多くなら
ず、装置の大型化を回避してコストの増大を抑制できる
効果がある。
【0059】この発明によれば、基地局用電波暗室内に
設置した基地局の他に設けられた擬似基地局と、該擬似
基地局による信号を擬似回線を介して伝達される信号へ
合成する擬似基地局信号合成手段とを試験手段が備える
ように構成したので、より現実に近い状態で上り回線お
よび下り回線、双方の回線状態を模擬した上、端末側と
基地局側を同時かつ総合的に試験でき、また、複数の基
地局や端末を想定した場合でも、必要とする擬似回線が
多くならず、装置の大型化を回避してコストの増大を抑
制できる効果がある。
【0060】この発明によれば、端末用電波暗室内に設
置した端末の他に設けられた擬似端末と、該擬似端末に
よる信号を擬似回線を介して伝達される信号へ合成する
擬似端末信号合成手段とを試験手段が備えるように構成
したので、より現実に近い状態で上り回線および下り回
線、双方の回線状態を模擬した上、端末側と基地局側を
同時かつ総合的に試験でき、また、複数の基地局や端末
を想定した場合でも、必要とする擬似回線が多くなら
ず、装置の大型化を回避してコストの増大を抑制できる
効果がある。
【0061】この発明によれば、擬似回線が端末用電波
暗室ごとに、かつ基地局用電波暗室内の基地局から前記
端末用電波暗室内の端末へ送信する信号、擬似雑音発生
手段で発生したノイズ、および擬似基地局による信号ご
とにそれぞれ別個に備えられた下り回線用の擬似回線
と、前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局用電波
暗室内の基地局へ送信する信号、前記擬似雑音発生手段
で発生したノイズ、および擬似端末による信号ごとにそ
れぞれ別個に備えられた上り回線用の擬似回線とを備
え、前記擬似雑音発生手段は下り回線用と上り回線用と
してそれぞれ設けられる構成を備えるようにしたので、
より現実に近い状態で上り回線および下り回線、双方の
回線状態を模擬した上、端末側と基地局側を同時かつ総
合的に試験でき、また、複数の基地局や端末を想定した
場合でも、必要とする上り回線用の前記擬似雑音発生手
段で発生したノイズ、および擬似端末による信号用の擬
似回線が多くならず、装置の大型化を回避してコストの
増大を抑制できる効果がある。
【0062】この発明によれば、上り回線用の擬似回線
を介した端末用電波暗室内の端末から基地局用電波暗室
内の基地局へ送信する信号、擬似雑音発生手段で発生し
たノイズ、および擬似端末による信号を前記基地局用電
波暗室の各送信アンテナごとに合成し、前記基地局用電
波暗室の各送信アンテナへ供給する上り用合成器を試験
手段が備えるように構成したので、より現実に近い状態
で上り回線の回線状態を模擬した上、端末側と基地局側
を同時かつ総合的に試験でき、また、複数の端末を想定
した場合でも、必要とする前記擬似雑音発生手段で発生
したノイズ、および擬似端末による信号用の上り回線用
の擬似回線が多くならず、装置の大型化を回避してコス
トの増大を抑制できる効果がある。
【0063】この発明によれば、分配器で分配された擬
似雑音発生手段で発生したノイズをさらに端末用電波暗
室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した前記ノイ
ズに対し前記送信アンテナごとに減衰量の調整を可能に
する擬似雑音用擬似回線と、分配器で分配された基地局
用電波暗室内の基地局から前記端末用電波暗室内の端末
へ送信する信号をさらに端末用電波暗室内の送信アンテ
ナごとに分配し、該分配した前記信号に対し前記送信ア
ンテナごとに遅延・減衰・移相量の調整を可能にする下
り信号用擬似回線と、分配器で分配された擬似基地局に
よる信号をさらに端末用電波暗室内の送信アンテナごと
に分配し、該分配した前記信号に対し前記送信アンテナ
ごとに遅延・減衰・移相量の調整を可能にする擬似基地
局用擬似回線とを下り回線用の模擬回線が備え、また、
擬似端末による信号を基地局用電波暗室内の送信アンテ
ナごとに分配し、該分配した前記信号に対し前記送信ア
ンテナごとに遅延・減衰・移相量の調整を可能にする擬
似端末用擬似回線と、前記端末用電波暗室内の端末から
前記基地局用電波暗室内の基地局へ送信する信号を前記
基地局用電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分
配した前記信号に対し前記送信アンテナごとに遅延・減
衰・移相量の調整を可能にする上り信号用擬似回線と、
擬似雑音発生手段で発生した上り信号用のノイズを基地
局用電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分配し
た前記ノイズに対し前記送信アンテナごとに減衰量の調
整を可能にする擬似雑音用擬似回線とを上り回線用の模
擬回線が備えるように構成したので、より現実に近い状
態で上り回線および下り回線、双方の各回線状態を模擬
することができ、端末側と基地局側を同時かつ総合的に
試験できる効果がある。
【0064】この発明によれば、擬似回線は端末用電波
暗室ごとに、かつ端末用電波暗室内の送信アンテナごと
にそれぞれ別個に備えられ、遅延、減衰、移相量を調整
可能な下り回線用の端末信号擬似回線と、前記端末用電
波暗室ごとに、かつ前記端末用電波暗室内の各送信アン
テナに対応して、擬似雑音発生手段が発生した下り信号
用のノイズの減衰量を調整可能な下り回線用の擬似雑音
用擬似回線と、前記端末用電波暗室共通に、かつ前記基
地局用電波暗室内の送信アンテナごとにそれぞれ別個に
備えられ、遅延、減衰、移相量を調整可能な上り回線用
の端末信号擬似回線と、前記基地局用電波暗室内の各送
信アンテナに対応して、擬似雑音発生手段が発生した上
り信号用のノイズの減衰量を調整可能な上り回線用の擬
似雑音用擬似回線とを備え、擬似雑音発生手段は、下り
回線用と上り回線用としてそれぞれ設けられている構成
を備えるようにしたので、より現実に近い状態で上り回
線および下り回線、双方の各回線状態を模擬することが
でき、端末側と基地局側を同時かつ総合的に試験でき、
また上り回線用の端末信号擬似回線の数を減らして装置
の大型化を回避し、コストの増大を抑制できる効果があ
る。
【0065】この発明によれば、基地局用電波暗室内の
基地局から端末用電波暗室内の端末へ送信する信号およ
び擬似基地局による信号を、各下り回線用の端末信号擬
似回線へ分配し出力する分配器と、擬似雑音発生手段で
発生したノイズを前記端末用電波暗室ごとの下り回線用
の擬似雑音用擬似回線へ分配し出力する分配器と、前記
分配器により分配され前記各下り回線用の端末信号擬似
回線へ出力された信号を前記各下り回線用の端末信号擬
似回線ごとに混合し、前記各下り回線用の端末信号擬似
回線へ出力する下り端末信号用混合器と、前記分配器に
より分配され前記下り回線用の擬似雑音用擬似回線から
出力されたノイズと、前記下り端末信号用混合器により
混合され、前記各下り回線用の端末信号擬似回線から出
力された前記端末用電波暗室内の端末へ送信する信号お
よび前記擬似基地局による信号とを合成する下り信号用
合成器と、前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局
用電波暗室内の基地局へ送信する信号および擬似端末に
よる信号を、各上り回線用の端末信号擬似回線ごとに分
配する分配器と、該分配器により分配された前記各信号
を前記各上り回線用の端末信号擬似回線ごとに混合し、
前記各上り回線用の端末信号擬似回線へ出力する上り端
末信号用混合器と、上り回線用の擬似雑音用擬似回線か
ら出力されたノイズと、前記上り端末信号用混合器によ
り混合され、前記各上り回線用の端末信号擬似回線から
出力された前記基地局用電波暗室内の端末へ送信する信
号および前記擬似端末による信号とを合成する上り信号
用合成器と、前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端
末用電波暗室内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端
末、前記擬似雑音発生手段、前記下り回線用の端末信号
擬似回線、前記上り回線用の端末信号擬似回線、前記下
り回線用の擬似雑音用擬似回線、および前記上り回線用
の擬似雑音用擬似回線を制御するタイミング回線制御部
とを試験手段が備えるように構成したので、より現実に
近い状態で上り回線および下り回線、双方の各回線状態
を模擬することができ、端末側と基地局側を同時かつ総
合的に試験でき、また上り回線用の端末信号擬似回線の
数を減らすとともに、下り回線用の端末信号擬似回線の
構成を簡略化して装置の大型化を回避し、コストの増大
を抑制できる効果がある。
【0066】この発明によれば、基地局用電波暗室内の
基地局から端末用電波暗室内の端末へ送信する信号およ
び擬似基地局による信号を混合する下り回線用端末信号
混合器と、該下り回線用端末信号混合器により混合され
た前記信号を下り回線用の端末信号擬似回線へ分配する
分配器と、擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端
末用電波暗室ごとの下り回線用の雑音信号擬似回線へ分
配し出力する分配器と、前記分配器により分配され前記
各下り回線用の端末信号擬似回線から出力された信号
と、前記分配器により分配され前記下り回線用の雑音信
号擬似回線から出力されたノイズとを前記端末用電波暗
室案の送信アンテナごとに合成する下り信号用合成器
と、前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局用電波
暗室内の基地局へ送信する信号および擬似端末による信
号を混合する上り回線用端末信号混合器と、該上り回線
用端末信号混合器により混合された信号を各上り回線用
の端末信号擬似回線へ分配する分配器と、該分配器によ
り分配され前記各上り回線用の端末信号擬似回線から出
力された前記信号を、上り回線用の雑音信号擬似回線に
より各送信アンテナに対応して減衰量が調整されるノイ
ズと、前記各送信アンテナごとに合成する上り信号用合
成器と、前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用
電波暗室内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前
記擬似雑音発生手段、前記下り回線用の端末信号擬似回
線、前記上り回線用の端末信号擬似回線、前記下り回線
用の雑音信号擬似回線、および前記上り回線用の雑音信
号擬似回線を制御するタイミング回線制御部とを試験手
段が備えるように構成したので、分配器および下り回線
用と上り回線用混合浮き器の数を少ない個数で構成で
き、また配線数も減らすことが出来るため、試験装置を
より小型かつ低コストで実現できる効果がある。
【0067】この発明によれば、基地局用電波暗室内の
基地局、前記端末用電波暗室内の端末、前記擬似基地
局、前記擬似端末、前記擬似雑音発生手段、前記下り回
線用の端末信号擬似回線、前記上り回線用の端末信号擬
似回線、前記下り回線用の雑音信号擬似回線、および前
記上り回線用の雑音信号擬似回線をタイミング回線制御
部が時分割制御するように構成したので、擬似回線の数
を少ない個数にすることができ、試験装置を小型かつ低
コストで実現できる効果がある。
【0068】この発明によれば、試験手段が無線システ
ムについての試験を時分割多重化して行い、擬似回線
は、端末用電波暗室ごとに下り回線と上り回線に共通し
て用いられ、かつ送信アンテナごとに別個に備えられ、
遅延、減衰、移相量を調整可能な共通端末信号擬似回線
と、前記端末用電波暗室ごとに設けられ、かつ前記下り
回線と前記上り回線に共通して用いられ、端末用電波暗
室内の各送信アンテナに対応して、擬似雑音発生手段が
発生した下り回線用および上り回線用のノイズの減衰量
を調整可能な共通雑音信号擬似回線とからなり、前記擬
似雑音発生手段は下り回線用および上り回線用として共
通して用いる構成を備えるようにしたので、擬似回線、
擬似雑音発生手段、擬似基地局、擬似端末の数を少ない
個数にすることができ、試験装置を小型かつ低コストで
実現できる効果がある。
【0069】この発明によれば、基地局用電波暗室内の
基地局から端末用電波暗室内の端末へ送信する信号と端
末用電波暗室内の端末から基地局用電波暗室内の基地局
へ送信する信号とを切り替える時分割信号切替器と、該
時分割切替手段により切り替えられた信号、擬似基地局
による信号、および擬似端末の信号を混合する時分割信
号混合器と、該時分割信号混合器により混合された前記
信号を共通端末信号擬似回線へ分配する時分割信号分配
器と、擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端末用
電波暗室ごとの共通雑音信号擬似回線へ分配し出力する
時分割ノイズ信号分配器と、前記時分割信号分配器によ
り分配され前記各共通端末信号擬似回線から出力された
信号と、前記時分割ノイズ信号分配器により分配され前
記共通雑音信号擬似回線から出力されたノイズとを前記
端末用電波暗室および前記基地局用電波暗室の送信アン
テナごとに合成する時分割信号合成器と、該時分割信号
合成器により合成された信号を端末用電波暗室側または
基地局用電波暗室側へ切り替える時分割合成信号切替器
と、前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波
暗室内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬
似雑音発生手段、前記共通端末信号擬似回線、前記共通
雑音信号擬似回線、前記時分割信号切替器、および前記
時分割合成信号切替器を、下り回線を模擬するタイミン
グと上り回線を模擬するタイミングと各端末が動作する
タイミングとで切替制御するタイミング回線制御部とを
試験手段が備えるように構成したので、前記各擬似回線
について少ない個数で構成することが出来るため、試験
装置を小型化かつ低コストで実現できる無線システム試
験装置が得られる効果がある。
【0070】この発明によれば、基地局用電波暗室内の
基地局から端末用電波暗室内の端末へ送信する信号と擬
似基地局による信号とを混合する時分割信号混合器と、
該時分割信号混合器により混合された前記信号を端末用
電波暗室ごとの共通端末信号擬似回線へ分配する時分割
信号分配器と、該時分割信号分配器により分配された信
号、擬似端末による信号、および端末用電波暗室内の端
末から基地局用電波暗室内の基地局へ送信される信号と
を混合する時分割信号混合器と、該時分割信号混合器で
混合された信号を各共通端末信号擬似回線へ分配する時
分割信号分配器と、擬似雑音発生手段で発生したノイズ
を前記端末用電波暗室ごとの共通雑音信号擬似回線へ分
配し出力する時分割ノイズ信号分配器と、前記時分割信
号分配器により分配され前記各共通端末信号擬似回線か
ら出力された信号と、前記時分割ノイズ信号分配器によ
り分配され前記共通雑音信号擬似回線から出力されたノ
イズとを前記端末用電波暗室および前記基地局用電波暗
室の送信アンテナごとに合成する時分割信号合成器と、
該時分割信号合成器により合成された信号を端末用電波
暗室側または基地局用電波暗室側へ切り替える時分割合
成信号切替器と、前記基地局用電波暗室内の基地局、前
記端末用電波暗室内の端末、前記擬似基地局、前記擬似
端末、前記擬似雑音発生手段、前記共通端末信号擬似回
線、前記共通雑音信号擬似回線、および前記時分割合成
信号切替器を、下り回線を模擬するタイミングと上り回
線を模擬するタイミングと各端末が動作するタイミング
とで切替制御するタイミング回線制御部とを試験手段が
備えるように構成したので、前記各切替器についてより
少ない個数で構成することが出来るため、試験装置を小
型化かつ低コストで実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の無線システム試験
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の無線システム試験
装置の詳細図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の無線システム試験
装置の詳細図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の無線システム試験
装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の無線システム試験
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の無線システム試験
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3の無線システム試験
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4の無線システム試験
装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4のタイミング回線制
御部からの各部の制御の状態を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態5の無線システム試
験装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の無線システム試験装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 基地局、2,3 端末、4 擬似基地局、5 擬似
端末、6,7 混合・分配器(ノイズ信号合成手段,試
験手段)、9 タイミング回線制御部(試験手段)、1
0 基地局用電波暗室、11〜14,21〜24,31
〜34 送信アンテナ、15,25,35 受信アンテ
ナ、20,30 端末用電波暗室、61〜64 合成器
(ノイズ信号合成手段,擬似端末信号合成手段,上り用
合成器,試験手段)、65 分配器(試験手段)、66
分配器(時分割信号分配器,試験手段)、71〜78
合成器(ノイズ信号合成手段,擬似基地局信号合成手
段,下り用合成器,試験手段)、80,82 擬似回線
(下り信号用擬似回線)、81,83 擬似回線(擬似
基地局用擬似回線)、84,85 擬似回線(上り信号
用擬似回線)、86 擬似回線(擬似端末用擬似回
線)、87,88 擬似回線(擬似雑音用擬似回線,共
通雑音信号擬似回線)、89 擬似回線(擬似雑音用擬
似回線)、101,102 擬似雑音発生器(擬似雑音
発生手段)、140 混合器(下り回線用端末信号混合
器,時分割信号混合器,試験手段)、141〜144,
145〜148 混合器(端末信号用混合器,試験手
段)、149混合器(下り回線用端末信号混合器,試験
手段)、151〜154,155〜158 遅延・減衰
・移相器(端末信号用擬似回線,共通端末信号擬似回
線)、161〜164,165〜168 合成器(下り
信号用合成器,時分割信号合成器,試験手段)、18
0,181,280,284〜286 分配器(試験手
段)、185 分配器(時分割信号分配器,試験手
段)、240 混合器(上り回線用端末信号混合器,試
験手段)、241〜244 混合器(上り端末信号用混
合器,試験手段)、251〜254 遅延・減衰・移相
器(端末信号擬似回線)、261〜264 合成器(上
り信号用合成器,試験手段)、302,3032入力切
替器(時分割信号切替器,試験手段)、306 混合器
(時分割信号混合器,試験手段)、321〜324,3
31〜334, 2出力切替器(時分割合成信号切替
器,試験手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬政 孝義 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G036 AA19 AA27 BA14 BA15 5K042 AA06 BA12 CA02 CA13 DA01 DA03 DA11 DA16 EA01 FA11 FA20 JA10 5K067 AA41 BB04 EE02 EE10 FF31 GG11 KK01 LL08 LL11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模擬した環境下で無線システムを試験す
    る無線システム試験装置において、 基地局と、該基地局へ信号を送信するための送信アンテ
    ナと、前記基地局から端末用電波暗室内の端末へ送信す
    る信号を受信する受信アンテナとを備えた基地局用電波
    暗室と、前記基地局と接続される端末と、該端末から前
    記基地局へ送信する信号を受信する受信アンテナと、前
    記端末へ信号を送信するための送信アンテナとを備えた
    端末用電波暗室と、 前記基地局と前記端末間の下り回線および上り回線のう
    ちの一方または両方を端末ごと、または各端末共通にし
    て模擬する擬似回線と、 前記基地局の実際の設置場所を模擬した電波環境の前記
    基地局用電波暗室内での再現、前記端末の実際の設置場
    所を模擬した電波環境の前記端末用電波暗室内での再
    現、および前記基地局と前記端末間の上下回線の状態に
    ついての同時的な擬似回線による模擬を実現し、模擬し
    た環境下において前記基地局や前記端末などの無線シス
    テムについての試験を行う試験手段と を備えていることを特徴とする無線システム試験装置。
  2. 【請求項2】 試験手段は、 擬似的なノイズを発生させる擬似雑音発生手段と、 該擬似雑音発生手段で発生したノイズを擬似回線を介し
    て伝達される信号へ合成するノイズ信号合成手段とを備
    えていることを特徴とする請求項1記載の無線システム
    試験装置。
  3. 【請求項3】 試験手段は、 基地局用電波暗室内に設置した基地局の他に設けられた
    擬似基地局と、該擬似基地局による信号を擬似回線を介
    して伝達される信号へ合成する擬似基地局信号合成手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の無線システム試験装置。
  4. 【請求項4】 試験手段は、 端末用電波暗室内に設置した端末の他に設けられた擬似
    端末と、 該擬似端末による信号を擬似回線を介して伝達される信
    号へ合成する擬似端末信号合成手段とを備えていること
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1
    項記載の無線システム試験装置。
  5. 【請求項5】 擬似回線は、 端末用電波暗室ごとに、かつ基地局用電波暗室内の基地
    局から前記端末用電波暗室内の端末へ送信する信号、擬
    似雑音発生手段で発生したノイズ、および擬似基地局に
    よる信号ごとにそれぞれ別個に備えられた下り回線用の
    擬似回線と、 前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局用電波暗室
    内の基地局へ送信する信号、前記擬似雑音発生手段で発
    生したノイズ、および擬似端末による信号ごとにそれぞ
    れ別個に備えられた上り回線用の擬似回線とからなり、 擬似雑音発生手段は下り回線用と上り回線用としてそれ
    ぞれ設けられていることを特徴とする請求項4記載の無
    線システム試験装置。
  6. 【請求項6】 試験手段は、 基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
    末へ送信する信号、擬似雑音発生手段で発生したノイ
    ズ、および擬似基地局による信号を下り回線用の擬似回
    線を介して前記端末用電波暗室へ分配するための分配器
    と、 該分配器により分配された前記下り回線用の擬似回線を
    介した前記端末用電波暗室ごとの前記信号および前記ノ
    イズを、前記端末用電波暗室の送信アンテナごとに合成
    する下り用合成器と、 上り回線用の擬似回線を介した前記端末用電波暗室内の
    端末から基地局用電波暗室内の基地局へ送信する信号、
    擬似雑音発生手段で発生したノイズ、および擬似端末に
    よる信号を前記基地局用電波暗室の各送信アンテナごと
    に合成し、前記基地局用電波暗室の各送信アンテナへ供
    給する上り用合成器と、 前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室
    内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑
    音発生手段、前記下り回線用の擬似回線、および前記上
    り回線用の擬似回線を制御するタイミング回線制御部と
    を備えていることを特徴とする請求項5記載の無線シス
    テム試験装置。
  7. 【請求項7】 下り回線用の擬似回線は、 分配器で分配された擬似雑音発生手段で発生したノイズ
    をさらに端末用電波暗室内の送信アンテナごとに分配
    し、該分配した前記ノイズに対し前記送信アンテナごと
    に減衰量の調整を可能にする擬似雑音用擬似回線と、 分配器で分配された基地局用電波暗室内の基地局から前
    記端末用電波暗室内の端末へ送信する信号をさらに端末
    用電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した
    前記信号に対し前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移
    相量の調整を可能にする下り信号用擬似回線と、 分配器で分配された擬似基地局による信号をさらに端末
    用電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した
    前記信号に対し前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移
    相量の調整を可能にする擬似基地局用擬似回線とを備
    え、 上り回線用の擬似回線は、擬似端末による信号を基地局
    用電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分配した
    前記信号に対し前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移
    相量の調整を可能にする擬似端末用擬似回線と、 前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局用電波暗室
    内の基地局へ送信する信号を前記基地局用電波暗室内の
    送信アンテナごとに分配し、該分配した前記信号に対し
    前記送信アンテナごとに遅延・減衰・移相量の調整を可
    能にする上り信号用擬似回線と、 擬似雑音発生手段で発生した上り信号用のノイズを基地
    局用電波暗室内の送信アンテナごとに分配し、該分配し
    た前記ノイズに対し前記送信アンテナごとに減衰量の調
    整を可能にする擬似雑音用擬似回線とを備えていること
    を特徴とする請求項6記載の無線システム試験装置。
  8. 【請求項8】 擬似回線は、 端末用電波暗室ごとに、かつ端末用電波暗室内の送信ア
    ンテナごとにそれぞれ別個に備えられ、遅延、減衰、移
    相量を調整可能な下り回線用の端末信号擬似回線と、 前記端末用電波暗室ごとに、かつ前記端末用電波暗室内
    の各送信アンテナに対応して、擬似雑音発生手段が発生
    した下り信号用のノイズの減衰量を調整可能な下り回線
    用の擬似雑音用擬似回線と、 前記端末用電波暗室共通に、かつ前記基地局用電波暗室
    内の送信アンテナごとにそれぞれ別個に備えられ、遅
    延、減衰、移相量を調整可能な上り回線用の端末信号擬
    似回線と、 前記基地局用電波暗室内の各送信アンテナに対応して、
    擬似雑音発生手段が発生した上り信号用のノイズの減衰
    量を調整可能な上り回線用の擬似雑音用擬似回線とから
    なり、 擬似雑音発生手段は、下り回線用と上り回線用としてそ
    れぞれ設けられていることを特徴とする請求項4記載の
    無線システム試験装置。
  9. 【請求項9】 試験手段は、 基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
    末へ送信する信号および擬似基地局による信号を、各下
    り回線用の端末信号擬似回線へ分配し出力する分配器
    と、 擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端末用電波暗
    室ごとの下り回線用の擬似雑音用擬似回線へ分配し出力
    する分配器と、 前記分配器により分配され前記各下り回線用の端末信号
    擬似回線へ出力された信号を前記各下り回線用の端末信
    号擬似回線ごとに混合し、前記各下り回線用の端末信号
    擬似回線へ出力する下り端末信号用混合器と、 前記分配器により分配され前記下り回線用の擬似雑音用
    擬似回線から出力されたノイズと、前記下り端末信号用
    混合器により混合され、前記各下り回線用の端末信号擬
    似回線から出力された前記端末用電波暗室内の端末へ送
    信する信号、および前記擬似基地局による信号とを合成
    する下り信号用合成器と、 前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局用電波暗室
    内の基地局へ送信する信号および擬似端末による信号
    を、各上り回線用の端末信号擬似回線ごとに分配する分
    配器と、 該分配器により分配された前記各信号を前記各上り回線
    用の端末信号擬似回線ごとに混合し、前記各上り回線用
    の端末信号擬似回線へ出力する上り端末信号用混合器
    と、 上り回線用の擬似雑音用擬似回線から出力されたノイズ
    と、前記上り端末信号用混合器により混合され、前記各
    上り回線用の端末信号擬似回線から出力された前記基地
    局用電波暗室内の端末へ送信する信号および前記擬似端
    末による信号とを合成する上り信号用合成器と、 前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室
    内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑
    音発生手段、前記下り回線用の端末信号擬似回線、前記
    上り回線用の端末信号擬似回線、前記下り回線用の擬似
    雑音用擬似回線、および前記上り回線用の擬似雑音用擬
    似回線を制御するタイミング回線制御部とを備えている
    ことを特徴とする請求項8記載の無線システム試験装
    置。
  10. 【請求項10】 試験手段は、 基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
    末へ送信する信号および擬似基地局による信号を混合す
    る下り回線用端末信号混合器と、 該下り回線用端末信号混合器により混合された前記信号
    を下り回線用の端末信号擬似回線へ分配する分配器と、 擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端末用電波暗
    室ごとの下り回線用の雑音信号擬似回線へ分配し出力す
    る分配器と、 前記分配器により分配され前記各下り回線用の端末信号
    擬似回線から出力された信号と、前記分配器により分配
    され前記下り回線用の雑音信号擬似回線から出力された
    ノイズとを前記端末用電波暗室案の送信アンテナごとに
    合成する下り信号用合成器と、 前記端末用電波暗室内の端末から前記基地局用電波暗室
    内の基地局へ送信する信号および擬似端末による信号を
    混合する上り回線用端末信号混合器と、該上り回線用端
    末信号混合器により混合された信号を各上り回線用の端
    末信号擬似回線へ分配する分配器と、 該分配器により分配され前記各上り回線用の端末信号擬
    似回線から出力された前記信号を、上り回線用の雑音信
    号擬似回線により各送信アンテナに対応して減衰量が調
    整されるノイズと、前記各送信アンテナごとに合成する
    上り信号用合成器と、 前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室
    内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑
    音発生手段、前記下り回線用の端末信号擬似回線、前記
    上り回線用の端末信号擬似回線、前記下り回線用の雑音
    信号擬似回線、および前記上り回線用の雑音信号擬似回
    線を制御するタイミング回線制御部とを備えていること
    を特徴とする請求項8記載の無線システム試験装置。
  11. 【請求項11】 タイミング回線制御部は、 前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室
    内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑
    音発生手段、前記下り回線用の端末信号擬似回線、前記
    上り回線用の端末信号擬似回線、前記下り回線用の雑音
    信号擬似回線、および前記上り回線用の雑音信号擬似回
    線を時分割制御することを特徴とする請求項9または請
    求項10記載の無線システム試験装置。
  12. 【請求項12】 試験手段は、 無線システムについての試験を時分割多重化して行い、 擬似回線は、 端末用電波暗室ごとに下り回線と上り回線に共通して用
    いられ、かつ送信アンテナごとに別個に備えられ、遅
    延、減衰、移相量を調整可能な共通端末信号擬似回線
    と、 前記端末用電波暗室ごとに設けられ、かつ前記下り回線
    と前記上り回線に共通して用いられ、端末用電波暗室内
    の各送信アンテナに対応して、擬似雑音発生手段が発生
    した下り回線用および上り回線用のノイズの減衰量を調
    整可能な共通雑音信号擬似回線とからなり、 前記擬似雑音発生手段は、 下り回線用および上り回線用として共通して用いられる
    ことを特徴とする請求項4記載の無線システム試験装
    置。
  13. 【請求項13】 試験手段は、 基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
    末へ送信する信号と端末用電波暗室内の端末から基地局
    用電波暗室内の基地局へ送信する信号とを切り替える時
    分割信号切替器と、 該時分割切替手段により切り替えられた信号、擬似基地
    局による信号、および擬似端末の信号を混合する時分割
    信号混合器と、 該時分割信号混合器により混合された前記信号を共通端
    末信号擬似回線へ分配する時分割信号分配器と、 擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端末用電波暗
    室ごとの共通雑音信号擬似回線へ分配し出力する時分割
    ノイズ信号分配器と、 前記時分割信号分配器により分配され前記各共通端末信
    号擬似回線から出力された信号と、前記時分割ノイズ信
    号分配器により分配され前記共通雑音信号擬似回線から
    出力されたノイズとを前記端末用電波暗室および前記基
    地局用電波暗室の送信アンテナごとに合成する時分割信
    号合成器と、 該時分割信号合成器により合成された信号を端末用電波
    暗室側または基地局用電波暗室側へ切り替える時分割合
    成信号切替器と、 前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室
    内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑
    音発生手段、前記共通端末信号擬似回線、前記共通雑音
    信号擬似回線、前記時分割信号切替器、および前記時分
    割合成信号切替器を、下り回線を模擬するタイミングと
    上り回線を模擬するタイミングと各端末が動作するタイ
    ミングとで切替制御するタイミング回線制御部とを備え
    ていることを特徴とする請求項12記載の無線システム
    試験装置。
  14. 【請求項14】 試験手段は、 基地局用電波暗室内の基地局から端末用電波暗室内の端
    末へ送信する信号と擬似基地局による信号とを混合する
    時分割信号混合器と、 該時分割信号混合器により混合された前記信号を端末用
    電波暗室ごとの共通端末信号擬似回線へ分配する時分割
    信号分配器と、 該時分割信号分配器により分配された信号、擬似端末に
    よる信号、および端末用電波暗室内の端末から基地局用
    電波暗室内の基地局へ送信される信号とを混合する時分
    割信号混合器と、 該時分割信号混合器で混合された信号を各共通端末信号
    擬似回線へ分配する時分割信号分配器と、 擬似雑音発生手段で発生したノイズを前記端末用電波暗
    室ごとの共通雑音信号擬似回線へ分配し出力する時分割
    ノイズ信号分配器と、 前記時分割信号分配器により分配され前記各共通端末信
    号擬似回線から出力された信号と、前記時分割ノイズ信
    号分配器により分配され前記共通雑音信号擬似回線から
    出力されたノイズとを前記端末用電波暗室および前記基
    地局用電波暗室の送信アンテナごとに合成する時分割信
    号合成器と、 該時分割信号合成器により合成された信号を端末用電波
    暗室側または基地局用電波暗室側へ切り替える時分割合
    成信号切替器と、 前記基地局用電波暗室内の基地局、前記端末用電波暗室
    内の端末、前記擬似基地局、前記擬似端末、前記擬似雑
    音発生手段、前記共通端末信号擬似回線、前記共通雑音
    信号擬似回線、および前記時分割合成信号切替器を、下
    り回線を模擬するタイミングと上り回線を模擬するタイ
    ミングと各端末が動作するタイミングとで切替制御する
    タイミング回線制御部とを備えていることを特徴とする
    請求項12記載の無線システム試験装置。
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