JP2000183233A - 高周波用基板 - Google Patents
高周波用基板Info
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Abstract
波用基板を提供する。 【解決手段】 複数層のグランドプレーン20は、互い
に重なり合うように形成されるスロット孔40を有して
おり、スロット孔40内には誘電体基板50を構成する
アルミナが詰まっている。各層のグランドプレーン20
を電気的に接続する複数個のビアホール30は、スロッ
ト孔40の周囲に配置されている。ビアホール30群と
スロット孔40の内壁に囲まれた領域は誘電体導波管と
見なすことができ、高周波信号を高周波用基板100に
対して垂直方向に伝送する良好な伝送路を得ることがで
きる。さらに、スロット孔40の内径寸法を比較的小さ
くすることができるので、高周波用基板100の小型化
を容易に図ることができる。さらにまた、積層化技術に
より高周波用基板100内部に擬似的導波管を簡便に一
体形成することができるので、高周波用基板100を容
易に製造することができる。
Description
波等の高周波信号を伝達するための高周波用基板に関す
る。
用伝送線路として、マイクロストリップライン、ストリ
ップライン、コプレナライン等が知られている。また、
このような伝送線路の複数本を異なる誘電体層に配置し
て伝送線路同士を接続する場合には、各伝送線路間の誘
電体層を貫通するようにビアホールもしくはスルーホー
ル等を形成し、これらビアホール等の両端部を各伝送線
路にそれぞれ接続することにより、各伝送線路を電気的
および物理的に接続していた。これらのマイクロストリ
ップライン等の伝送線路は伝送する電気信号が高周波に
なるにつれて伝送損失が大きくなり、伝送特性が劣化す
るという問題はある。しかし、最も劣化が大きいマイク
ロストリップラインにおいても30GHz程度までは伝
送可能であり、その他のストリップラインやコプレナラ
インにおいては、周囲がグランド用導体で囲まれている
ことにより、さらにそれ以上の高周波域でもある程度伝
送が可能である。
伝送線路は、基板に対して水平方向に電気信号を伝搬さ
せるものであり、異なる誘電体層間に形成される複数本
の伝送線路を接続する、すなわち基板に対して垂直方向
に電気信号を伝搬させる手段としては、上述の通りビア
ホールやスルーホール等で物理的に伝送線路を接続する
方法が取られている。この従来の方法は、積層数が比較
的多い場合、ビアホールが比較的長くなり、伝送特性の
劣化が著しいという問題があった。
上、近傍にグランドが存在しないことから電気信号がビ
アホール等を伝搬する際のインピーダンスのミスマッチ
による信号の反射、ならびに電磁波の輻射による損失が
大きい。このため、10GHz程度の周波数帯以上でそ
の伝送特性が極端に劣化するという問題があり、マイク
ロ波やミリ波といった高周波帯域において従来の伝送線
路の構造を用いることは困難である。また、マイクロ波
やミリ波等の高周波信号を伝送するのに優れた導波管を
用いることが考えられるが、しかし金属を筒状に加工し
て製造される導波管を誘電体基板内に形成することは極
めて困難である。
に開示される伝送線路の構造においては、例えば図8に
示すように、誘電体基体5の積層方向にa×bの矩形状
の貫通孔10を形成するとともに、この貫通孔10の内
壁に導体膜11を被着させてこの導体膜11に囲まれた
領域を導波管として電気信号を伝送させるものが提案さ
れている。しかし、導体膜11に囲まれる領域は空洞、
すなわち空気となっているため、貫通孔10の寸法が比
較的大きくなるという欠点がある。以下にその理由を説
明する。
ットオフ周波数以下の周波数の電磁波を通さないという
性質をもっている。このため、例えば60GHz用の標
準的な矩形導波管の内径寸法は3.76mm×1.88
mmであり、これ以下の寸法に設定することは不可能で
ある。したがって、特開平10−190317号公報に
開示される伝送線路の構造においては、60GHzの電
気信号が伝送されるためには、図8に示す貫通孔10の
寸法をa=3.76mm、b=1.88mmに設定する
必要がある。
た周波数帯に用いる高周波用基板に上記の構造を適用す
るには体格が大きすぎ、搭載スペースを確保するのが困
難であるという問題があった。また、上記の構造を誘電
体基板内に一体形成により製造することは困難であり、
製造コストが上昇するという問題があった。
になされたものであり、小型化を図ることが可能で製造
が容易な高周波用基板を提供することを目的とする。
高周波用基板によると、誘電体基板の表層あるいは内層
に設けられる複数層のグランドパターンに互いに重なり
合うようにスロット孔を形成し、このスロット孔の周囲
にグランドパターン間を電気的に接続する複数個のビア
ホールを配設し、スロット孔の内壁とビアホール群とで
囲まれた領域を通して電気信号を伝送する。スロット孔
の内壁とビアホール群とで囲まれた領域は擬似的な導波
管を構成するので、上記の擬似的な導波管によって高周
波信号を高周波用基板に対して垂直方向に伝送する良好
な伝送路を得ることができる。さらに、上記の擬似的な
導波管は、積層化技術により高周波用基板内部に簡便に
一体形成することができるので、製造が容易になる。
に形成されることから、導波管内部に誘電体が詰まった
誘電体導波管と見なすことができる。この場合の誘電体
基板の比誘電率をεrとすると、導波管の寸法はその内
部が真空(あるいは空気)の場合と比べて1/εr1/2
となる。このため、例えば誘電体材料にアルミナを用い
た場合、60GHzの電気信号を伝送させるとき、スロ
ット孔の内径寸法を1mm×1mm程度にすることがで
きる。したがって、スロット孔の内径寸法を比較的小さ
くすることができるので、高周波用基板の小型化を容易
に図ることができる。
ると、スロット孔の形状を矩形(四角形)にすることに
より、擬似的な導波管を疑似矩形導波管と見なすことが
できる。したがって、高周波用基板の設計を簡便に行う
ことができ、製造がさらに容易になる。
ると、スロット孔の形状を円形にすることにより、擬似
的な導波管を疑似円形導波管と見なすことができる。こ
のため、高周波用基板の設計を簡便に行うことができ、
製造がさらに容易になる。さらに円形導波管は、基本モ
ードであるTE11モードに加えて、比較的励起し易いT
M01モードやTE01モード等の基本伝送モードがあり、
使用状況および励起方法についての選択の幅が多く、使
用および励起端子の配置が容易であるという利点があ
る。
ると、グランドパターン間の距離(グランドパターン間
の誘電体厚み)ならびにビアホール間の距離は伝送され
る電気信号の波長の1/2以下であるので、伝送される
電気信号が高周波用基板から外部に漏洩するのを防止す
るとともに、外部から高周波用基板内にノイズが侵入す
るのを防止することができる。
ると、スロット孔を有するグランドプレーンにコプレナ
ラインまたはグランドデッド−コプレナラインを形成す
るか、あるいはグランドプレーン間にストリップライン
を形成し、これらのラインの一部を疑似導波管内部に突
出させておき、この突出部に通常の導波管における励起
ピンの役割をさせることにより、疑似伝波管に電気信号
の伝送あるいは取出しを行う。これにより、多種の伝送
線路からの変換が可能となる。この場合、励起用のコプ
レナライン、グランデッド−コプレナラインあるいはス
トリップラインを高周波用基板の形成と同時に積層化技
術により形成することができる。したがって、励起用ラ
インを精度よくかつ簡便に形成することができ、製造歩
留りが向上するとともに製造がさらに容易になる。
(A)に示すように、誘電体22の上面に設けられる励
起用ライン21の両側にグランドパターン23を設けた
構造であり、グランデッド−コプレナラインは、例えば
図9(B)に示すように、誘電体22の上面に設けられ
る励起用ライン21の両側にグランドパターン23を設
け、誘電体22の下面にグランドパターン24を設けた
構造であり、ストリップラインは、例えば図9(C)に
示すように、励起用ライン21とグランドパターン23
および24とが誘電体22によって隔てられている構造
である。
ると、励起ピンの役割をビアホールを用いて行う。この
ため、特に疑似円形導波管において有効であり、円形導
波管の基本伝送モードであるTM01モードにおける励起
が容易となり、励起端子の配置が容易となるという利点
がある。
ると、上方および下方の少なくともいずれか一方のグラ
ンドパターンにスロット孔を形成せず、その他のグラン
ドパターンに互いに重なり合うように形成されるスロッ
ト孔の内壁とビアホール群とで囲まれた領域により導波
管空洞共振器を形成している。このため、導波管空洞共
振器を内蔵した高周波用基板を簡便に製造することが可
能となり、別に導波管空洞共振器を高周波用基板に搭載
する必要がなくなる。したがって、高周波用基板の小型
化を容易に図ることができる。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による高周波用基板
を図1(A)および(B)に示す。
周波用基板100は、誘電体基板50とグランドパター
ンとしてのグランドプレーン20とビアホール30とか
ら構成される。誘電体基板50の内層に設けられる複数
層のグランドプレーン20はスロット孔40を有してお
り、図1(A)の上方から見てスロット孔40が互いに
重なり合うように形成されている。そして、各層のグラ
ンドプレーン20を電気的に接続する複数個のビアホー
ル30がスロット孔40を取り囲むように、スロット孔
40の周囲に太鼓状に配置されている。これらビアホー
ル30群とスロット孔40の内壁に囲まれた領域は擬似
的な導波管として機能し、高周波信号に対して良好な伝
送特性を得ることができる。
50を構成する誘電体材料はアルミナからなり、アルミ
ナの比誘電率をεrとすると、εr=9.3である。ス
ロット孔40の形状は1.0mm×0.6mmの矩形
(四角形)であり、スロット孔40内にはアルミナが詰
まっている。このため、ビアホール30群とスロット孔
40の内壁に囲まれた領域は、導波管内部に比誘電率が
9.3の誘電体材料が詰まった誘電体矩形導波管と見な
すことができる。したがって、スロット孔40の内径寸
法を比較的小さくすることができるので、高周波用基板
100の小型化を容易に図ることができるとともに、高
周波用基板100の設計を簡便に行うことができ、高周
波用基板100を容易に製造することができる。
0は、CuやMo−Mn、Cu−W、Auなどを用いて
厚膜印刷あるいは薄膜形成、メッキ処理などの方法によ
り形成することができる。また、グランドプレーン20
間の距離、すなわち各層の誘電体基板50の厚みは20
0μmであり、ビアホール30の間隔は200μmであ
るので、上記の誘電体導波管のカットオフ周波数は4
9.2GHzとなる。
0の伝送特性のシミュレーション結果を図2に示す。図
2においては、高周波用基板100に基本モードである
TE 01モードを励起したときの透過特性(S21)のシミ
ュレーション結果である。図2に示すように、50GH
z以上で良好な伝送特性を示しており、また、カットオ
フ周波数以下の電磁波を通さないという導波管特有の現
象がよく現れている。
は、ビアホール30群とスロット孔40の内壁に囲まれ
た領域は擬似的な導波管を構成し、この擬似的な導波管
によって高周波信号を高周波用基板100に対して垂直
方向に伝送する良好な伝送路を得ることができる。さら
に、上記の擬似的な導波管は、積層化技術により高周波
用基板100内部に簡便に一体形成することができるの
で、高周波用基板100を容易に製造することができ
る。
ターン20間の距離ならびにビアホール30間の距離を
伝送される高周波信号の波長の1/2以下とすることに
より、高周波信号が高周波用基板100から外部に漏洩
するのを防止するとともに、外部から高周波用基板10
0内にノイズが侵入するのを防止することができる。
高周波用基板を図3に示す。第2実施例においては、図
1(B)に示す第1実施例のスロット孔40の形状を円
形にしたものであり、第1実施例と実質的に同一構成部
分に同一符号を付す。
は円形をしており、ビアホール30がスロット孔41を
取り囲むように、スロット孔41の周囲に円形状に配置
されている。ビアホール30群とスロット孔41の内壁
に囲まれた領域は擬似的な円形導波管として機能する。
円形導波管は基本モードのTE11モード以外のTM01モ
ードやTE01モードを励起し易く、目的や状況に応じた
利用が容易となり、高周波信号に対して良好な伝送特性
を得ることができる。
1.2mmであり、グランドプレーン20間の距離、す
なわち各層の誘電体基板50の厚みは200μmであ
り、ビアホール30の間隔は200μmであるので、上
記の誘電体円形導波管のカットオフ周波数は49.4G
Hzとなる。
性のシミュレーション結果を図4に示す。図4において
は、高周波用基板に基本モードであるTE11モードを励
起したときの透過特性(S21)のシミュレーション結果
である。図4に示すように、50GHz以上で良好な伝
送特性を示しており、また、カットオフ周波数以下の電
磁波を通さないという導波管特有の現象がよく現れてい
る。
は、ビアホール30群とスロット孔41の内壁に囲まれ
た領域は擬似的な円形導波管を構成し、この擬似的な円
形導波管によって高周波信号を高周波用基板に対して垂
直方向に伝送する良好な伝送路を得ることができる。さ
らに、上記の擬似的な円形導波管は、積層化技術により
高周波用基板内部に簡便に一体形成することができるの
で、高周波用基板を容易に製造することができる。さら
にまた、円形導波管は、基本モードであるTE 11モード
に加えて、比較的励起し易いTM01モードやTE01モー
ド等の基本伝送モードがあり、使用状況および励起方法
についての選択の幅が多く、使用および励起端子の配置
が容易である。
ターン20間の距離ならびにビアホール30間の距離を
伝送される高周波信号の波長の1/2以下とすることに
より、高周波信号が高周波用基板から外部に漏洩するの
を防止するとともに、外部から高周波用基板内にノイズ
が侵入するのを防止することができる。
状を円形としたが、本発明では、スロット孔の形状を楕
円形としてもよい。 (第3実施例)本発明の第3実施例による高周波用基板
を図5に示す。
第1実施例の疑似的導波管に高周波信号を励起するため
のものであり、第1実施例と実質的に同一構成部分に同
一符号を付す。
は矩形をしており、スロット孔42が形成されるグラン
ドプレーン20の層に励起用ライン60が形成されてい
る。励起用ライン60の一部は疑似的導波管内部に突出
しており、この突出部61が疑似的導波管における励起
ピンの機能を果たしている。そして、グランドプレーン
20を利用してコプレナラインまたはグランデッド−コ
プレナラインを構成している。
突出部の長さの精度は異なった伝送線路の結合に対する
整合に影響を与える。しかしながら第3実施例において
は、励起用ライン60はグランドプレーン20と同時に
形成して積層されるため、励起ライン60の突出部61
を精度よくかつ簡便に形成することができる。したがっ
て、製造歩留りを向上することができるとともに、高周
波用基板を容易に製造することができる。
状を矩形としたが、本発明では、スロット孔の形状を円
形としてもよい。また第3実施例では、スロット孔42
の長辺方向から励起ライン60を突出させているが、本
発明では、スロット孔の短辺方向から励起ラインを突出
させてもよい。
高周波用基板を図6に示す。第4実施例においては、図
1(A)に示す第1実施例の疑似的導波管に高周波信号
を励起するためのものであり、第1実施例と実質的に同
一構成部分に同一符号を付す。
ン20の間に励起ライン70が形成され、グランドプレ
ーン20と励起ライン70とでストリップラインを構成
している。励起用ライン70の一部は疑似的導波管内部
に突出しており、この突出部71が疑似的導波管におけ
る励起ピンの機能を果たしている。
突出部71を精度よくかつ簡便に形成することができ
る。したがって、製造歩留りを向上することができると
ともに、高周波用基板を容易に製造することができる。
高周波用基板を図7に示す。第5実施例においては、図
6に示す第4実施例の励起ライン70の替りに励起用ビ
アホールを用いたものであり、第4実施例と実質的に同
一構成部分に同一符号を付す。
の一部は疑似的導波管内部に突出しており、この突出部
91が疑似的導波管における励起ピンの機能を果たして
いる。最上層のグランドプレーン80は、整合をとるた
めのバックショートを得るため、励起用ビアホール90
の周りを除いて閉じている。
おける伝送モードの1つであるTM 01モードを励起する
のに適している。さらに、励起用ビアホール90を容易
に配置することができ、製造歩留りが向上するとともに
高周波用基板の製造が容易になる。
ては、ビアホール30群とスロット孔の内壁に囲まれた
領域は擬似的導波管を構成し、この擬似的導波管によっ
て高周波信号を高周波用基板に対して垂直方向に伝送す
る良好な伝送路を得ることができる。さらに、擬似的導
波管は、積層化技術により高周波用基板内部に簡便に一
体形成することができるので、高周波用基板の製造が容
易になる。
下方のグランドプレーン20にスロット孔を形成した
が、本発明においては、上方および下方の少なくともい
ずれか一方のグランドプレーンにスロット孔を形成せず
閉じることにより、導波管空洞共振器を内臓した高周波
用基板を簡便に製造することが可能となり、別に導波管
空洞共振器を高周波用基板に搭載する必要がなくなる。
したがって、高周波用基板の小型化を容易に図ることが
できる。
構成する誘電体材料にアルミナを用いたが、本発明で
は、誘電体材料にムライト等のセラミックスやガラスセ
ラミックス、あるいはテフロン−ガラスエポキシ−ポリ
イミド等の樹脂系材料などを用いることができる。
ものであって、(A)は縦断面図であり、(B)は
(A)のB−B線断面図である。
に対する伝送特性を示す特性図である。
横断面図である。
数に対する伝送特性を示す特性図である。
横断面図である。
縦断面図である。
縦断面図である。
面図であって、(A)はコプレナラインを示し、(B)
はグランデッド−コプレナラインを示し、(C)はスト
リップラインを示すものである。
Claims (7)
- 【請求項1】 誘電体基板と、 前記誘電体基板の表層あるいは内層に設けられ、互いに
重なり合うように形成されるスロット孔を有する複数層
のグランドパターンと、 前記スロット孔の周囲に設けられ、前記グランドパター
ン間を電気的に接続する複数個のビアホールとを備え、 前記スロット孔の内壁と前記ビアホール群とで囲まれた
領域を通して電気信号を伝送することを特徴とする高周
波用基板。 - 【請求項2】 前記スロット孔は、形状が矩形であるこ
とを特徴とする請求項1記載の高周波用基板。 - 【請求項3】 前記スロット孔は、形状が円形であるこ
とを特徴とする請求項1記載の高周波用基板。 - 【請求項4】 前記グランドパターン間および前記ビア
ホール間の距離は、伝送される電気信号の波長の1/2
以下であることを特徴とする請求項1、2または3記載
の高周波用基板。 - 【請求項5】 伝送される電気信号は、コプレナライ
ン、グランデッド−コプレナラインあるいはストリップ
ラインを通して励起および取出しが行われることを特徴
とする請求項1〜4のいずれか一項記載の高周波用基
板。 - 【請求項6】 伝送される電気信号は、前記ビアホール
を通して励起および取出しが行われることを特徴とする
請求項1〜4のいずれか一項記載の高周波用基板。 - 【請求項7】 誘電体基板と、 前記誘電体基板の表層あるいは内層に設けられ、上方お
よび下方の少なくともいずれか一方を除いて互いに重な
り合うように形成されるスロット孔を有する複数層のグ
ランドパターンと、 前記スロット孔の周囲に設けられ、前記グランドパター
ン間を電気的に接続する複数個のビアホールと、 前記スロット孔の内壁と前記ビアホール群とで囲まれた
領域により形成される導波管空洞共振器と、 を備えることを特徴とする高周波用基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355089A JP2000183233A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 高周波用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355089A JP2000183233A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 高周波用基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000183233A true JP2000183233A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18441881
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10355089A Pending JP2000183233A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 高周波用基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000183233A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005045815A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Ma Com Inc | ミリ波信号変換デバイス |
US7952365B2 (en) | 2005-03-23 | 2011-05-31 | Nec Corporation | Resonator, printed board, and method for measuring complex dielectric constant |
US9666931B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-05-30 | Nidec Elesys Corporation | Radio frequency electric power conversion mechanism |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP10355089A patent/JP2000183233A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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