JP2000182610A - 電池用電極体の製造装置 - Google Patents
電池用電極体の製造装置Info
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- JP2000182610A JP2000182610A JP10359496A JP35949698A JP2000182610A JP 2000182610 A JP2000182610 A JP 2000182610A JP 10359496 A JP10359496 A JP 10359496A JP 35949698 A JP35949698 A JP 35949698A JP 2000182610 A JP2000182610 A JP 2000182610A
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- electrode material
- nickel electrode
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ニッケル電極材のエッジ位置を精度良く検出
して該電極材に対する蛇行修正の制御精度を高め得る電
池用電極体の製造装置を提供する。 【解決手段】 エッジ検出器5を、ニッケル電極材1の
エッジ部に平行光を照射する光源5aと、上記エッジ部
を横切る方向に走査されて該ニッケル電極材により遮ら
れなかった平行光を受光するイメージセンサ(CCDラ
インセンサ)5cとを用いて実現し、メッシュ状の繊維
質からなるニッケル電極材が有する多数の微細孔1aに
影響されることなくそのエッジ位置を高精度に検出す
る。
して該電極材に対する蛇行修正の制御精度を高め得る電
池用電極体の製造装置を提供する。 【解決手段】 エッジ検出器5を、ニッケル電極材1の
エッジ部に平行光を照射する光源5aと、上記エッジ部
を横切る方向に走査されて該ニッケル電極材により遮ら
れなかった平行光を受光するイメージセンサ(CCDラ
インセンサ)5cとを用いて実現し、メッシュ状の繊維
質からなるニッケル電極材が有する多数の微細孔1aに
影響されることなくそのエッジ位置を高精度に検出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続して搬送され
て中央位置にて裁断加工等に供される長尺の板状電極材
のエッジ位置を精度良く検出することができ、該電極材
に対する蛇行修正の制御精度を高めた電池用電極体の製
造装置に関する。
て中央位置にて裁断加工等に供される長尺の板状電極材
のエッジ位置を精度良く検出することができ、該電極材
に対する蛇行修正の制御精度を高めた電池用電極体の製
造装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】ニッケル水素電池は、例えばシー
ト状の正負一対の電極体をシート状のセパレータを介し
て巻回して起電部を構成し、負極端子をなす円筒状の外
装缶に収納した電池構造体をなす。この場合、正の電極
体としては、例えばNi(OH)2からなるニッケル電極材
が用いられ、負の電極体としてはLaNi5等の水素吸蔵
合金が用いられる。
ト状の正負一対の電極体をシート状のセパレータを介し
て巻回して起電部を構成し、負極端子をなす円筒状の外
装缶に収納した電池構造体をなす。この場合、正の電極
体としては、例えばNi(OH)2からなるニッケル電極材
が用いられ、負の電極体としてはLaNi5等の水素吸蔵
合金が用いられる。
【0003】ところで正の電極体は、所定の厚みを有し
て長尺に成形された所定幅のニッケル電極材を、電池仕
様に応じた幅に切断して形成される。具体的には図3に
示すように、例えば幅広のニッケル電極材1を長手方向
に連続して搬送しながら上下一対のローラカッタ(裁断
機)2によりその中央位置にて裁断して2分し、これを
巻き取り装置3,3にて順次巻き取ることで、電池仕様
に応じた幅Wの長尺の電極体4,4が形成される。この
際、ニッケル電極材1の蛇行を防止して該ニッケル電極
材1を正確にその中央位置で裁断するべく、光学センサ
5,5を用いてニッケル電極材1における両側のエッジ
位置を検出し、搬送制御装置6の制御の下で蛇行修正装
置7を駆動する等の対策が講じられる。尚、上記蛇行修
正装置7は、搬送ローラの角度を上記エッジ位置検出信
号に応じて変える等してニッケル電極材1の蛇行を修正
する。
て長尺に成形された所定幅のニッケル電極材を、電池仕
様に応じた幅に切断して形成される。具体的には図3に
示すように、例えば幅広のニッケル電極材1を長手方向
に連続して搬送しながら上下一対のローラカッタ(裁断
機)2によりその中央位置にて裁断して2分し、これを
巻き取り装置3,3にて順次巻き取ることで、電池仕様
に応じた幅Wの長尺の電極体4,4が形成される。この
際、ニッケル電極材1の蛇行を防止して該ニッケル電極
材1を正確にその中央位置で裁断するべく、光学センサ
5,5を用いてニッケル電極材1における両側のエッジ
位置を検出し、搬送制御装置6の制御の下で蛇行修正装
置7を駆動する等の対策が講じられる。尚、上記蛇行修
正装置7は、搬送ローラの角度を上記エッジ位置検出信
号に応じて変える等してニッケル電極材1の蛇行を修正
する。
【0004】エッジ位置検出用の光学センサ5,5は、
例えば図4に示すようにニッケル電極材1のエッジ部を
挟んで上下に設けられたレーザダイオード(LD)から
なる光源5aと、この光源5aから発せられた平行光の
上記ニッケル電極材1により遮られなかった光を受光す
るフォトトランジスタ(PT)等の受光器5bとからな
る。そしてその受光量に応じたアナログ電圧Voutをエ
ッジ位置の検出信号として出力する如く構成される。
例えば図4に示すようにニッケル電極材1のエッジ部を
挟んで上下に設けられたレーザダイオード(LD)から
なる光源5aと、この光源5aから発せられた平行光の
上記ニッケル電極材1により遮られなかった光を受光す
るフォトトランジスタ(PT)等の受光器5bとからな
る。そしてその受光量に応じたアナログ電圧Voutをエ
ッジ位置の検出信号として出力する如く構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらニッケル
電極材1は、基本的にはメッシュ状の繊維質からなり不
規則な微細孔1aを数多く有している。またニッケル電
極材1の表面を塗工する場合であってもその両端のエッ
ジ部はリード端子を溶接するための無地部として残さ
れ、該エッジ部を除く中央部領域にだけ上記塗工処理が
施される。この為、上述した光学センサ5,5を用いて
ニッケル電極材1のエッジ位置を検出した場合、図4に
例示するように前記微細孔1aを通過した光までが受光
器5bにて受光されることになるので、光学センサ5,
5にて検出されるエッジ位置に誤差が含まれることが否
めず、正確な蛇行修正を行い得ない等の不具合があっ
た。この結果、ニッケル電極材1の裁断位置にずれが生
じて電極体4,4の幅Wが不揃いになる等の問題が生じ
た。
電極材1は、基本的にはメッシュ状の繊維質からなり不
規則な微細孔1aを数多く有している。またニッケル電
極材1の表面を塗工する場合であってもその両端のエッ
ジ部はリード端子を溶接するための無地部として残さ
れ、該エッジ部を除く中央部領域にだけ上記塗工処理が
施される。この為、上述した光学センサ5,5を用いて
ニッケル電極材1のエッジ位置を検出した場合、図4に
例示するように前記微細孔1aを通過した光までが受光
器5bにて受光されることになるので、光学センサ5,
5にて検出されるエッジ位置に誤差が含まれることが否
めず、正確な蛇行修正を行い得ない等の不具合があっ
た。この結果、ニッケル電極材1の裁断位置にずれが生
じて電極体4,4の幅Wが不揃いになる等の問題が生じ
た。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、連続して搬送される長尺のニッ
ケル電極材のエッジ位置を正確に検出してその蛇行修正
を高精度に行うことができ、以て上記ニッケル電極材を
その中央位置にて高精度に裁断することのできる電池用
電極体の製造装置を提供することにある。
たもので、その目的は、連続して搬送される長尺のニッ
ケル電極材のエッジ位置を正確に検出してその蛇行修正
を高精度に行うことができ、以て上記ニッケル電極材を
その中央位置にて高精度に裁断することのできる電池用
電極体の製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る電池用電極体の製造装置は、搬送機構
により連続して搬送されて中央位置における裁断等の加
工処理に供される長尺の板状電極材、例えば電極リード
体の溶接に供されるエッジ部をメッシュ状の繊維質から
なる無地部として露出させたニッケル電極材のエッジ位
置を検出するエッジ検出器と、このエッジ検出器により
検出されたエッジ位置に従って前記板状電極材の蛇行を
修正する蛇行修正機構とを具備してなり、特に前記エッ
ジ検出器を、前記板状電極材のエッジ部に平行光を照射
する光源と、前記板状電極材のエッジ部と交差する方向
に走査されて前記エッジ部により遮られなかった前記平
行光を受光するイメージセンサとを用いて実現したこと
を特徴としている。
べく本発明に係る電池用電極体の製造装置は、搬送機構
により連続して搬送されて中央位置における裁断等の加
工処理に供される長尺の板状電極材、例えば電極リード
体の溶接に供されるエッジ部をメッシュ状の繊維質から
なる無地部として露出させたニッケル電極材のエッジ位
置を検出するエッジ検出器と、このエッジ検出器により
検出されたエッジ位置に従って前記板状電極材の蛇行を
修正する蛇行修正機構とを具備してなり、特に前記エッ
ジ検出器を、前記板状電極材のエッジ部に平行光を照射
する光源と、前記板状電極材のエッジ部と交差する方向
に走査されて前記エッジ部により遮られなかった前記平
行光を受光するイメージセンサとを用いて実現したこと
を特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る電池用電極体の製造装置ついて、特に連
続して搬送されるニッケル電極材のエッジ位置を検出し
て、その蛇行修正制御に供される光学センサについて説
明する。この製造装置は、図3を参照して前述したよう
に長尺のニッケル電極材1を連続して搬送し、裁断装置
(ロータリカッタ2,2)によりその中央位置を裁断し
て該ニッケル電極材1を2分し、電池仕様に応じた所定
幅Wの長尺の電極体4,4を製造するものである。しか
して連続して搬送される上記ニッケル電極材1のエッジ
位置を検出する光学センサ5は、図1に例示するように
該ニッケル電極材1のエッジ部を挟んで上下に設けられ
たレーザダイオード(LD)からなる光源5aと、この
光源5aから発せられた平行光の上記ニッケル電極材1
により遮られなかった上記平行光を受光するCCD等の
イメージセンサ5cとからなる。このイメージセンサ5
cは、前記ニッケル電極材1のエッジ部を横切る方向に
所定の走査幅の受光領域を一次元配列したラインセンサ
からなり、走査装置5dからの走査クロックCPを受け
て走査駆動されてそのライン方向の各位置で受光した光
量に相当した画像信号Vsを、図2に例示するように時
系列に出力する如く構成される。尚、イメージセンサ5
cとしてエリアセンサを用いることも勿論可能である。
実施形態に係る電池用電極体の製造装置ついて、特に連
続して搬送されるニッケル電極材のエッジ位置を検出し
て、その蛇行修正制御に供される光学センサについて説
明する。この製造装置は、図3を参照して前述したよう
に長尺のニッケル電極材1を連続して搬送し、裁断装置
(ロータリカッタ2,2)によりその中央位置を裁断し
て該ニッケル電極材1を2分し、電池仕様に応じた所定
幅Wの長尺の電極体4,4を製造するものである。しか
して連続して搬送される上記ニッケル電極材1のエッジ
位置を検出する光学センサ5は、図1に例示するように
該ニッケル電極材1のエッジ部を挟んで上下に設けられ
たレーザダイオード(LD)からなる光源5aと、この
光源5aから発せられた平行光の上記ニッケル電極材1
により遮られなかった上記平行光を受光するCCD等の
イメージセンサ5cとからなる。このイメージセンサ5
cは、前記ニッケル電極材1のエッジ部を横切る方向に
所定の走査幅の受光領域を一次元配列したラインセンサ
からなり、走査装置5dからの走査クロックCPを受け
て走査駆動されてそのライン方向の各位置で受光した光
量に相当した画像信号Vsを、図2に例示するように時
系列に出力する如く構成される。尚、イメージセンサ5
cとしてエリアセンサを用いることも勿論可能である。
【0009】しかしてイメージセンサ5cから出力され
る画像信号Vsをエッジ位置検出信号として入力する搬
送制御装置6は、その走査に伴って略2値的な変化を呈
する上記画像信号Vsのレベル変化点での信号幅を弁別
することで、そのレベル変化点がニッケル電極材1のエ
ッジ部に相当したものであるか否かを判定している。そ
してニッケル電極材1が有する微細孔1aに起因してレ
ベル変化した成分を除去することでニッケル電極材1の
エッジ部に相当したレベル変化点を求め、このレベル変
化点の走査幅中における位置(タイミング)を特定する
ことで該ニッケル電極材1のエッジ位置を検出してい
る。このようにして検出されるエッジ位置に基づいて前
述した蛇行修正装置7が駆動され、連続して搬送される
ニッケル電極材1の蛇行が抑えられる。
る画像信号Vsをエッジ位置検出信号として入力する搬
送制御装置6は、その走査に伴って略2値的な変化を呈
する上記画像信号Vsのレベル変化点での信号幅を弁別
することで、そのレベル変化点がニッケル電極材1のエ
ッジ部に相当したものであるか否かを判定している。そ
してニッケル電極材1が有する微細孔1aに起因してレ
ベル変化した成分を除去することでニッケル電極材1の
エッジ部に相当したレベル変化点を求め、このレベル変
化点の走査幅中における位置(タイミング)を特定する
ことで該ニッケル電極材1のエッジ位置を検出してい
る。このようにして検出されるエッジ位置に基づいて前
述した蛇行修正装置7が駆動され、連続して搬送される
ニッケル電極材1の蛇行が抑えられる。
【0010】かくして上述した如く構成された光学セン
サ5,5を用いてニッケル電極材1のエッジ位置を検出
し、その蛇行を修正しながらニッケル電極材1をその中
央位置にて裁断する製造装置によれば、ニッケル電極材
1がメッシュ状の繊維質からなり、多数の微細孔1aを
有していると雖もそのエッジ位置を光学的に高精度に検
出することができる。つまり微細孔1aによる光の漏れ
が存在しても、これに影響されることなくニッケル電極
材1のエッジ位置を精度良く検出することができる。
サ5,5を用いてニッケル電極材1のエッジ位置を検出
し、その蛇行を修正しながらニッケル電極材1をその中
央位置にて裁断する製造装置によれば、ニッケル電極材
1がメッシュ状の繊維質からなり、多数の微細孔1aを
有していると雖もそのエッジ位置を光学的に高精度に検
出することができる。つまり微細孔1aによる光の漏れ
が存在しても、これに影響されることなくニッケル電極
材1のエッジ位置を精度良く検出することができる。
【0011】この結果、蛇行修正装置7を精度良く制御
して、連続して搬送されるニッケル電極材1の蛇行を抑
えることができるので、裁断装置(ロータリカッタ2,
2)によるニッケル電極材1の裁断をその中央位置にて
高精度に行わせることが可能となり、裁断幅Wの安定し
た高品質な電極体4,4を得ることが可能となる。この
結果、簡易にして効果的にその生産性を高めることが可
能となる等の効果が奏せられる。
して、連続して搬送されるニッケル電極材1の蛇行を抑
えることができるので、裁断装置(ロータリカッタ2,
2)によるニッケル電極材1の裁断をその中央位置にて
高精度に行わせることが可能となり、裁断幅Wの安定し
た高品質な電極体4,4を得ることが可能となる。この
結果、簡易にして効果的にその生産性を高めることが可
能となる等の効果が奏せられる。
【0012】尚、ここではニッケル電極材1をその中央
位置にて裁断する場合を例に説明したが、ニッケル電極
1を連続して搬送しながら、そのエッジ部に紐状の電極
リード体(図示せず)を連続して溶接する場合において
も、その蛇行を修正制御する際に同様に適用することが
できる。またここではニッケル電極材1の両端において
それぞれエッジ位置の検出を行うものとして説明した
が、該ニッケル電極材1の幅が高精度に規定されている
場合には、その片側においてのみエッジ位置の検出を行
うことも可能である。更には前述したようにラインセン
サに代えてエリアセンサを用いることで、その検出精度
を高めるようにしても良い。その他、本発明はその要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
位置にて裁断する場合を例に説明したが、ニッケル電極
1を連続して搬送しながら、そのエッジ部に紐状の電極
リード体(図示せず)を連続して溶接する場合において
も、その蛇行を修正制御する際に同様に適用することが
できる。またここではニッケル電極材1の両端において
それぞれエッジ位置の検出を行うものとして説明した
が、該ニッケル電極材1の幅が高精度に規定されている
場合には、その片側においてのみエッジ位置の検出を行
うことも可能である。更には前述したようにラインセン
サに代えてエリアセンサを用いることで、その検出精度
を高めるようにしても良い。その他、本発明はその要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池の電極体をなす長尺の板状電極材を連続して搬送しな
がら所定の加工を施すに際し、蛇行を修正制御するべく
そのエッジ位置を検出する光学センサを、エッジ部を横
切る方向に走査されるイメージセンサを用いるので、電
極材が微細な孔を有するメッシュ状の繊維質からなる場
合であっても、そのエッジ位置を高精度に検出すること
ができる。従って連続して搬送される電極材を高精度に
蛇行修正して、その加工精度を高め、且つその生産性を
高めることができる等の実用上多大なる効果が奏せられ
る。
池の電極体をなす長尺の板状電極材を連続して搬送しな
がら所定の加工を施すに際し、蛇行を修正制御するべく
そのエッジ位置を検出する光学センサを、エッジ部を横
切る方向に走査されるイメージセンサを用いるので、電
極材が微細な孔を有するメッシュ状の繊維質からなる場
合であっても、そのエッジ位置を高精度に検出すること
ができる。従って連続して搬送される電極材を高精度に
蛇行修正して、その加工精度を高め、且つその生産性を
高めることができる等の実用上多大なる効果が奏せられ
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る電池用電極体の製造
装置に組み込まれるエッジ位置検出用の光学センサの概
略的な構成を示す図。
装置に組み込まれるエッジ位置検出用の光学センサの概
略的な構成を示す図。
【図2】図1に示す光学センサにより求められるエッジ
位置検出信号(画像信号Vs)の例を示す図。
位置検出信号(画像信号Vs)の例を示す図。
【図3】電池用電極体の製造装置の一例を示す概略図。
【図4】従来一般的なエッジ位置検出用の光学センサの
構成例を示す図。
構成例を示す図。
1 ニッケル電極材 2 ロータリカッタ(裁断装置) 4 電極体 5 光学センサ 5a 光源 5c イメージセンサ(CCDラインセンサ) 5d 走査装置 6 搬送制御装置 7 蛇行修正装置
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送機構により連続的に搬送されて加工
処理に供される長尺の板状電極材のエッジ位置を検出す
るエッジ検出器と、このエッジ検出器により検出された
エッジ位置に従って前記板状電極材の蛇行を修正する蛇
行修正機構とを具備し、 前記エッジ検出器は、前記板状電極材のエッジ部に平行
光を照射する光源と、前記板状電極材のエッジ部と交差
する方向に走査されて前記板状電極材により遮られなか
った前記平行光を受光するイメージセンサとを備えたこ
とを特徴とする電池用電極体の製造装置。 - 【請求項2】 前記長尺の板状電極材は、電極リード体
の溶接に供されるエッジ部をメッシュ状の繊維質からな
る無地部として露出させたニッケル電極材であって、長
手方向に連続的に搬送されてその中央位置で裁断加工さ
れるものである請求項1に記載の電池用電極体の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359496A JP2000182610A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 電池用電極体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359496A JP2000182610A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 電池用電極体の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000182610A true JP2000182610A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18464809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10359496A Pending JP2000182610A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 電池用電極体の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000182610A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012159579A1 (zh) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 深圳市吉阳自动化科技有限公司 | 一种极片卷绕的纠偏控制方法、装置和极片卷绕机 |
US9876256B2 (en) | 2011-04-07 | 2018-01-23 | Nissan Motor Co., Ltd. | Electrode stacking device and electrode stacking method |
KR20210106280A (ko) * | 2020-02-20 | 2021-08-30 | 주식회사 디이엔티 | 전극제조장치 |
KR20210106279A (ko) * | 2020-02-20 | 2021-08-30 | 주식회사 디이엔티 | 전극필름 위치 조정장치를 구비하는 전극제조장치 |
KR20210112588A (ko) * | 2020-03-05 | 2021-09-15 | 유일에너테크(주) | 2차 전지용 전극 생산 시스템 |
US11926069B2 (en) | 2022-04-15 | 2024-03-12 | Sk On Co., Ltd. | Apparatus for manufacturing electrode plate |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP10359496A patent/JP2000182610A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR102386086B1 (ko) * | 2020-02-20 | 2022-04-14 | 주식회사 디이엔티 | 전극필름 위치 조정장치를 구비하는 전극제조장치 |
KR102407661B1 (ko) * | 2020-02-20 | 2022-06-15 | 주식회사 디이엔티 | 전극제조장치 |
KR20210112588A (ko) * | 2020-03-05 | 2021-09-15 | 유일에너테크(주) | 2차 전지용 전극 생산 시스템 |
KR102443066B1 (ko) * | 2020-03-05 | 2022-09-14 | 유일에너테크(주) | 2차 전지용 전극 생산 시스템 |
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