JP2000182476A - スライドスイッチおよびその組立方法 - Google Patents

スライドスイッチおよびその組立方法

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JP2000182476A
JP2000182476A JP10358964A JP35896498A JP2000182476A JP 2000182476 A JP2000182476 A JP 2000182476A JP 10358964 A JP10358964 A JP 10358964A JP 35896498 A JP35896498 A JP 35896498A JP 2000182476 A JP2000182476 A JP 2000182476A
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elastic
slide switch
elastic driving
movable contact
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JP10358964A
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Masaji Takeuchi
正次 竹内
Hiroshi Matsui
博 松井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details
    • H01H13/26Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members
    • H01H13/48Snap-action arrangements depending upon deformation of elastic members using buckling of disc springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H15/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
    • H01H15/02Details
    • H01H15/06Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H15/10Operating parts
    • H01H15/102Operating parts comprising cam devices

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  • Slide Switches (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動復帰型のスライドスイッチに関するもの
で、簡単な構造で組立てが容易で、操作時に節度感を有
するものを提供することを目的とする。 【解決手段】 箱形のスイッチケース1の底面の固定接
点2上に円形ドーム状可動接点4を載せ、その上部に、
長寸の第一辺7の中間に短寸の第三辺9の先端9Aが所
定の間隔をあけて対峙する略三角形状の弾性金属薄板製
の弾性駆動体6を、第一辺7の中央下面の突起部7Bが
円形ドーム状可動接点4の中央頂点部4Aに当接し、し
かも底面と平行となるようにスイッチケース1の内周壁
で支持すると共に、スイッチケース1の開口部を塞ぐ蓋
板14に保持された操作体13を、上部の操作レバー部
13Bが蓋板14の直線状開口部14Aから突出し、下
面の突部13Aが弾性駆動体6の第二辺8の斜辺に載る
ように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA機器等の電子機
器に使用される自動復帰型のスライドスイッチおよびそ
の組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチの技術として
は、実願昭61−71854号(実開昭62−1846
39号)のマイクロフィルムである「自動復帰型スライ
ドスイッチ」に記載されているものが知られている。
【0003】その構成は、図7の正面断面図に示すよう
に、複数の固定接点21を有する基板22とこの上面を
覆う箱型のケース23で構成されるスペース内に、弾性
可動接点24を保持し上方の操作レバー25Aがケース
23上面の開口部23Aから突出した可動体25が直線
摺動可能に収容され、通常状態において、一方の終端方
向に在るようにコイルばね26により付勢されてスイッ
チOFFの状態にあるように構成されたものであった。
【0004】そして、コイルばね26の付勢力に抗し、
操作レバー25Aを押圧操作することにより可動体25
がケース23内で摺動し、それに伴って弾性可動接点2
4が複数の固定接点21の間を短絡することにより固定
接点21と導通した複数の端子21Aの間が導通されて
スイッチONの状態となり、操作レバー25Aに加える
付勢力を除くと元のスイッチOFFの状態に戻るもので
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のスライドスイッチにおいては、付勢用のコイルばね2
6を必要とするため組み込みに手間がかかり、自動組立
化も難しく、さらにスイッチ操作時の節度感がないとい
う課題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、簡単な構造で自動組立化も容易で、しか
も操作時に節度感を有するスライドスイッチおよびその
組立方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上面開放の箱形のスイッチケースの底面に
インサート成形固定された固定接点上に円形ドーム状可
動接点を載せ、その上部に、長寸の第一辺の中央と先端
の中間に短寸の第三辺の先端が所定の間隔をあけて対峙
する略三角形状に帯状の弾性金属薄板を折り曲げ加工し
て形成された弾性駆動体を、その第一辺がスイッチケー
ス底面とほぼ平行となるようにスイッチケースの内周壁
で支持すると共に、第一辺の中央下面の突起部が円形ド
ーム状可動接点の頂点部に当接するように配設し、さら
に上方のスイッチケースの開口部を塞ぐ蓋板との間に操
作体を、その上部の操作レバー部が蓋板の直線状開口部
から突出し、下面の突部が弾性駆動体の斜辺である第二
辺に載るように配するものである。
【0008】これにより、簡単な構造で自動組立化も容
易で、しかも操作時に節度感を有するスライドスイッチ
を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外側固定接点と中央固定接点が内底面に露出するよ
うにインサート成形固定され、各固定接点と導通した接
続用端子が外方に導出された絶縁樹脂製で上面開放の箱
形のスイッチケースと、外周下端部が外側固定接点上に
載るようにスイッチケース内に配された弾性金属板から
なる円形ドーム状可動接点と、長寸の第一辺の中央と先
端の中間に短寸の第三辺の先端が所定の間隔をあけてほ
ぼ垂直に対峙する略三角形状で、且つ第二辺および第三
辺が第一辺よりも大きな変形強度を有するように帯状の
弾性金属薄板を折り曲げ加工して形成され、上記スイッ
チケース底面とほぼ平行にスイッチケースの内周壁で支
持されると共に、第一辺の中央下面の突起部が円形ドー
ム状可動接点の頂点部に当接した弾性駆動体と、スイッ
チケースの上面開口部を塞ぐと共に、その中心を通り上
記弾性駆動体の第一辺に沿う方向の直線状開口部を有す
る蓋板と、この蓋板の直線状開口部から上方の操作レバ
ー部が突出し、下面の突部が略三角形状の弾性駆動体の
斜辺となった第二辺上に載るように蓋板と弾性駆動体の
間にスライド可能に配されると共に、通常状態におい
て、上記蓋板の直線状開口部により規制されるスライド
可能範囲の上記第二辺の最低部側の端部にあるように弾
性駆動体の弾性力により付勢された操作体からなるもの
であり、簡単な構造で組立てが容易で、しかも操作時に
節度感を有するスライドスイッチを実現できるという作
用を有するものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、弾性駆動体の第二辺の最低部と中央の
中間に折り曲げ部を設けてここから第三辺の先端までの
部分を上方に折り曲げたものであり、請求項1に記載の
発明による作用に加えて、操作レバー部を操作して操作
体を動かしスイッチを動作させた後に、操作体を元の位
置に復帰させる力を大きくすることができるという作用
を有するものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、操作体の操作レバー部を横方
向に押圧操作して、操作体下面の突部が弾性駆動体の第
二辺上を弾接スライドする時、まず第一辺と第二辺の交
点部分が撓むことにより第二辺が回動して第三辺の先端
が第一辺の上面に当接し、さらに操作レバー部を押圧す
ると、今度は第三辺に押される第一辺の中間部が下方に
撓んでその中央下面の突起部が円形ドーム状可動接点の
頂点部を下方に押して反転動作させるように、弾性駆動
体の各辺の強度および第三辺の先端と第一辺の間隔を設
定したものであり、安定した動作をするスライドスイッ
チを実現できるという作用を有するものである。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、操作体の操作レバー部を横方向に押圧
操作して、操作体下面の突部が円形ドーム状可動接点の
頂点部の上方位置に達するよりも先に、第三辺の先端が
第一辺の上面に当接するようにしたものであり、請求項
3に記載の発明による作用に加えて、確実な動作をする
スライドスイッチを実現できるという作用を有するもの
である。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、弾性駆動体を一定幅の弾性金
属薄板で形成し、第一辺と第二辺の交点部分に孔または
切欠きを設けると共に、少なくとも第二辺の長手方向に
沿って補強リブを設けたものであり、弾性駆動体を製作
するための材料である弾性金属薄板を効率的に使用して
安価にできると共に、操作体下面の突部が第二辺の補強
リブの上を弾接スライドすることにより、スムーズで安
定した操作ができるという作用を有するものである。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、操作体の操作レバ
ー部の根元に蓋板の上面に接する押し止め用鍔部を設
け、蓋板の直線状開口部の幅よりも大径の突部根元部と
の間で蓋板をスライド可能に挟持する構成としたもので
あり、スライドスイッチの操作時等に操作レバー部に操
作方向とは異なる下方向の力やこじる方向の力等が加わ
ってもスライドスイッチが破損し難く、スムーズに操作
することができるスライドスイッチを実現できるという
作用を有するものである。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一つに記載の発明において、円形ドーム状可動
接点と弾性駆動体の第一辺の中央下面の突起部の間に絶
縁シートを配したものであり、活電部である円形ドーム
状可動接点と弾性駆動体の間を絶縁することができるの
で、蓋板や操作体を金属材料で製作することが可能であ
ると共に、接点部の防塵性を高めることができるという
作用を有するものである。
【0016】請求項8に記載の発明は、あらかじめ操作
体を蓋板の直線状開口部にスライド可能に組合わせて、
請求項1〜7のいずれか一つに記載のスライドスイッチ
を組立てるスライドスイッチの組立方法としたものであ
り、スライドスイッチを効率的に組立てることができる
と共に、自動組立化も容易にできるという作用を有する
ものである。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明において、蓋板の直線状開口部の一端を外周まで
延長して切断し、切断部分の幅を内側端は直線状開口部
の幅よりも狭く、外側端は直線状開口部の幅よりも広く
しておき、この切断部を通して操作体を蓋板に組合わせ
るようにしたものであり、操作体を蓋板の直線状開口部
に容易に組合わせることができて簡単に外れないと共
に、スライドスイッチに組立後には、スイッチケースの
内周壁により確実に外れ防止ができるという作用を有す
るものである。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態)図1は本発明の一実施の形態によるスラ
イドスイッチの構成を示す正面断面図である。
【0019】同図において、1は絶縁樹脂製で上面開放
のスイッチケースで、その内底面の外周部には一対の外
側固定接点2が、中央部には中央固定接点3がそれぞれ
露出するようにインサート成形固定され、これらと導通
した接続用端子2Aおよび3Aが外方に導出されてい
る。
【0020】そして、4は弾性金属薄板からなる円形ド
ーム状可動接点で、その外周下端部が上記一対の外側固
定接点2の上に載せられて、中央頂点部4Aの下面が中
央固定接点3と所定の間隔を保って対峙している。
【0021】また、この円形ドーム状可動接点4の上に
絶縁シート5を介して配された6は、一定幅の帯状の弾
性金属薄板を折り曲げ加工して形成された弾性駆動体
で、図1および図2の外観斜視図に示すように、側面か
ら見た形状は、長寸の第一辺7の中央部と先端7Aの中
間に短寸の第三辺9の先端9Aが所定の間隔をあけてほ
ぼ垂直に対峙した略三角形状で、第一辺7の中央下面に
突起部7Bを有しており、さらに、第一辺7と第二辺8
の交点部分10には幅方向の両側に切欠き11が設けら
れてこの部分で撓み易くなっていると共に、第二辺8か
ら第三辺9にかけてその幅方向の両端部近くの長手方向
に沿って補強リブ12が設けられて、第二辺8および第
三辺9が第一辺7よりも大きな変形強度を有している。
【0022】そして、この弾性駆動体6は、第一辺7が
スイッチケース1の底面とほぼ平行となるように、第一
辺7の両端部である交点部分10と先端7Aがスイッチ
ケース1の内周壁の段1Aで支持されると共に、第一辺
7の中央下面の突起部7Bが絶縁シート5を介して上記
円形ドーム状可動接点4の中央頂点部4Aに当接するよ
うに配設されている。
【0023】次に、この弾性駆動体6の斜辺である第二
辺8とスイッチケース1の上面開口部を塞ぐ蓋板14の
間に配されている13は樹脂製の操作体で、上記弾性駆
動体6の第一辺7の方向に沿って蓋板14の中心を通る
ように設けられた直線状開口部14Aにより規制される
範囲でスライド可能であると共に、上記弾性駆動体6の
第二辺8の弾性力により、通常状態において、斜辺であ
る第二辺8の最低部側にあるように付勢されている。
【0024】この操作体13は上記弾性駆動体6の第二
辺8の上に載る突部13Aを下面に有し、上方には上記
蓋板14の直線状開口部14Aを通って突出した操作レ
バー部13Bを有していると共に、上記の直線状開口部
14Aの幅よりも大径の突部13Aの根元部13Cと操
作レバー部13Bの根元の鍔部13Dで蓋板14を挟む
ことにより、スライド可能に保持されている。
【0025】本実施の形態によるスライドスイッチは以
上のように構成されるものであり、その組立方法は、図
3の分解斜視図に示すように、底部に固定接点を備えた
箱形のスイッチケース1内に、円形ドーム状可動接点
4、絶縁シート5、弾性駆動体6を挿入し、最後に操作
体13と組合わせた蓋板14を被せて、スイッチケース
1の周囲壁上端のダボ1Bをカシメて固定することによ
り完成するものである。
【0026】ここで、上記の操作体13を蓋板14とス
ライド可能に組合わせる方法は、図4の外観斜視図に示
すように、蓋板14の直線状開口部14Aの一端を外周
まで延長して切断し、切断部分14Bの幅を内側端14
Cは直線状開口部14Aの幅よりも狭く、外側端14D
は直線状開口部14Aの幅よりも広くしておき、また、
操作体13の突部13Aの根元部13Cと操作レバー部
13Bの根元の鍔部13Dの間の左右の隙間13Eを、
蓋板14の厚さよりも少し広く、左右の隙間13Eの中
間部13Fの幅を、蓋板14の直線状開口部14Aと切
断部分14Bの内側端14Cとの中間の寸法としてお
き、図4に矢印で示すように、操作体13の左右の隙間
13Eに、上記の切断部分14Bから蓋板14を押し込
み、蓋板14の弾性を利用して蓋板14の直線状開口部
14Aに操作体13の中間部13Fをはめ込むものであ
る。
【0027】このように組合わされた操作体13と蓋板
14は容易に外れないので、あらかじめ、このように両
者を組合わせておくことにより、スライドスイッチの組
立時の取扱いが容易となるものである。
【0028】そして、以上のような本実施の形態による
スライドスイッチの組立ては、自動組立化も容易にでき
るものである。
【0029】次に、本実施の形態によるスライドスイッ
チの動作について説明すると、図1の正面断面図におい
て、弾性駆動体6の第二辺8の弾性付勢力に抗し、操作
レバー部13Bに右方向への押し力を加えて押圧操作す
ることにより、操作体13が蓋板14の直線状開口部1
4Aにガイドされて右方向へスライドし、その下面の突
部13Aが弾性駆動体6の第二辺8を押すと、まず、第
一辺7と第二辺8の交点部分10が撓むことにより第二
辺8が回動して、突部13Aが円形ドーム状可動接点4
の中央頂点部4Aの上方位置に達するよりも先に、第三
辺9の先端9Aが第一辺7の中央と先端7Aの中間位置
に当接する。
【0030】そして、さらに操作レバー部13Bに押し
力を加えて、その下面の突部13Aが第三辺9の高さに
より傾いている第二辺8を押圧すると、今度は第三辺9
の先端9Aがその当接位置である第一辺7の中央と先端
7Aの中間位置を押し下げることにより、第一辺7の中
間部が下方に撓み、その中央下面の突起部7Bが絶縁シ
ート5を介して円形ドーム状可動接点4の中央頂点部4
Aを下方に押すことにより円形ドーム状可動接点4が反
転動作して、図5の正面断面図に示すように、スイッチ
ケース1の中央固定接点3に接触し、外側固定接点2と
中央固定接点3の間を短絡して、これらの接点と導通し
た接続用端子2Aと3Aの間をON状態とする。
【0031】この後、操作レバー部13Bに加える押し
力を除くと、円形ドーム状可動接点4がその弾性復元力
によって元の円形ドーム形状に復帰し、弾性駆動体6も
自身の弾性復元力によって第一辺7および第二辺8が元
の形状に復帰しようとして、操作体13の突部13Aを
左方向へ押して、元の図1に示す状態に戻り、接続用端
子2Aと3Aの間はふたたびOFF状態となるものであ
る。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、簡単
な構造で自動組立化も容易で、しかも操作時に節度感を
有するスライドスイッチを得ることができるものであ
る。
【0033】なお、以上の説明において、弾性駆動体6
の第二辺8は、直線状で長手方向に沿った補強リブ12
を有するものとして説明し、この形状であれば操作体1
3の下面の突部13Aは補強リブ12の上を弾接スライ
ドするので、その操作感触および動作はスムーズで安定
しているが、この弾性駆動体6の第二辺8を、図6の正
面断面図に示すように、弾性駆動体15の第二辺17の
最低部である第一辺16との交点部分18と中央部の中
間位置で上方に折り曲げた形状とすることにより、さら
に操作体13の復帰力を大きくして、より安定した動作
のスライドスイッチとすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
造で自動組立化も容易で、しかも操作時に節度感を有す
る安定した動作のスライドスイッチおよびその組立方法
を実現することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスライドスイッチ
の正面断面図
【図2】同要部である弾性駆動体の外観斜視図
【図3】同分解斜視図
【図4】同操作体と蓋板を組合せる方法を説明する外観
斜視図
【図5】同動作状態を説明する正面断面図
【図6】同弾性駆動体を変更した場合の正面断面図
【図7】従来のスライドスイッチの正面断面図
【符号の説明】
1 スイッチケース 1A 段 1B ダボ 2 外側固定接点 2A,3A 接続用端子 3 中央固定接点 4 円形ドーム状可動接点 4A 中央頂点部 5 絶縁シート 6,15 弾性駆動体 7,16 第一辺 7A,9A 先端 7B 突起部 8,17 第二辺 9 第三辺 10,18 交点部分 11 切欠き 12 補強リブ 13 操作体 13A 突部 13B 操作レバー部 13C 根元部 13D 鍔部 13E 隙間 13F 中間部 14 蓋板 14A 直線状開口部 14B 切断部分 14C 内側端 14D 外側端

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側固定接点と中央固定接点が内底面に
    露出するようにインサート成形固定され、各固定接点と
    導通した接続用端子が外方に導出された絶縁樹脂製で上
    面開放の箱形のスイッチケースと、外周下端部が外側固
    定接点上に載るようにスイッチケース内に配された弾性
    金属板からなる円形ドーム状可動接点と、長寸の第一辺
    の中央と先端の中間に短寸の第三辺の先端が所定の間隔
    をあけてほぼ垂直に対峙する略三角形状で、且つ第二辺
    および第三辺が第一辺よりも大きな変形強度を有するよ
    うに帯状の弾性金属薄板を折り曲げ加工して形成され、
    上記スイッチケース底面とほぼ平行にスイッチケースの
    内周壁で支持されると共に、第一辺の中央下面の突起部
    が円形ドーム状可動接点の頂点部に当接した弾性駆動体
    と、スイッチケースの上面開口部を塞ぐと共に、その中
    心を通り上記弾性駆動体の第一辺に沿う方向の直線状開
    口部を有する蓋板と、この蓋板の直線状開口部から上方
    の操作レバー部が突出し、下面の突部が略三角形状の弾
    性駆動体の斜辺となった第二辺上に載るように蓋板と弾
    性駆動体の間にスライド可能に配されると共に、通常状
    態において、上記蓋板の直線状開口部により規制される
    スライド可能範囲の上記第二辺の最低部側の端部にある
    ように弾性駆動体の弾性力により付勢された操作体から
    なるスライドスイッチ。
  2. 【請求項2】 弾性駆動体の第二辺の最低部と中央の中
    間に折り曲げ部を設けてここから第三辺の先端までの部
    分を上方に折り曲げた請求項1記載のスライドスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 操作体の操作レバー部を横方向に押圧操
    作して、操作体下面の突部が弾性駆動体の第二辺上を弾
    接スライドする時、まず第一辺と第二辺の交点部分が撓
    むことにより第二辺が回動して第三辺の先端が第一辺の
    上面に当接し、さらに操作レバー部を押圧すると、今度
    は第三辺に押される第一辺の中間部が下方に撓んでその
    中央下面の突起部が円形ドーム状可動接点の頂点部を下
    方に押して反転動作させるように、弾性駆動体の各辺の
    強度および第三辺の先端と第一辺の間隔を設定した請求
    項1または2に記載のスライドスイッチ。
  4. 【請求項4】 操作体の操作レバー部を横方向に押圧操
    作して、操作体下面の突部が円形ドーム状可動接点の頂
    点部の上方位置に達するよりも先に、第三辺の先端が第
    一辺の上面に当接する請求項3記載のスライドスイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 弾性駆動体を一定幅の弾性金属薄板で形
    成し、第一辺と第二辺の交点部分に孔または切欠きを設
    けると共に、少なくとも第二辺の長手方向に沿って補強
    リブを設けた請求項3または4に記載のスライドスイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 操作体の操作レバー部の根元に蓋板の上
    面に接する押し止め用鍔部を設け、蓋板の直線状開口部
    の幅よりも大径の突部根元部との間で蓋板をスライド可
    能に挟持する構成とした請求項1〜5のいずれか一つに
    記載のスライドスイッチ。
  7. 【請求項7】 円形ドーム状可動接点と弾性駆動体の第
    一辺の中央下面の突起部の間に絶縁シートを配した請求
    項1〜6のいずれか一つに記載のスライドスイッチ。
  8. 【請求項8】 あらかじめ操作体を蓋板の直線状開口部
    にスライド可能に組合わせて、請求項1〜7のいずれか
    一つに記載のスライドスイッチを組立てるスライドスイ
    ッチの組立方法。
  9. 【請求項9】 蓋板の直線状開口部の一端を外周まで延
    長して切断し、切断部分の幅を内側端は直線状開口部の
    幅よりも狭く、外側端は直線状開口部の幅よりも広くし
    ておき、この切断部を通して操作体を蓋板に組合わせる
    請求項8記載のスライドスイッチの組立方法。
JP10358964A 1998-12-17 1998-12-17 スライドスイッチおよびその組立方法 Pending JP2000182476A (ja)

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