JP2000182334A - 光記録媒体のデ―タマ―クの読み/書き装置 - Google Patents

光記録媒体のデ―タマ―クの読み/書き装置

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JP2000182334A JP11345026A JP34502699A JP2000182334A JP 2000182334 A JP2000182334 A JP 2000182334A JP 11345026 A JP11345026 A JP 11345026A JP 34502699 A JP34502699 A JP 34502699A JP 2000182334 A JP2000182334 A JP 2000182334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体のデータマークの読み/書き装置
に関し、読み出されるデータ及びヘッダーマークの誤り
率を最小にする。 【解決手段】 トラック(20)に沿って並べられたデー
タマーク(25)とこのトラック(20)に対し横方向にオフセ
ットされ配置されたヘッダーマークを有する光記録媒体
の読み/書き装置であり、前記の装置が閾値設定装置
(5)と少なくとも二つの記憶位置(M01、M02、M11、M1
2、M21、M22)を有する記憶装置(7)を備え、スイッチ装
置(6)により記憶装置(7)の入力が識別設定装置(5)の出
力に接続され、更に前記記憶装置の出力が信号調整器
(4)の閾値入力に接続されていることを特徴としてい
る。この発明に基づく装置は例えばDVD-RAMの様な光記
録媒体の読み出し/書き込みに適合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラックに沿っ
て並べられた光記録媒体のデータマークの読み/書き及
び前記のトラックの中央に対し横にオフセットされ並べ
られたヘッダーマークの読み/書き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記の種類の装置はEP-A2-0801382に開
示されている。この種類の装置では、円形状又は渦巻き
状に沿って並べられたデータマークとトラック方向に一
定の間隔で並べられているヘッダーマークを有している
光記憶媒体が読み出される。この場合、ヘッダーマーク
はトラックに対し横方向にオフセットされ、特にトラッ
ク幅の半分だけオフセットされ並べられている。この周
知の装置はデータマークを読み出す読み出し装置がトラ
ックに対し中央に並べられているマークの検出に最適に
なる様にしなければならない欠点を有することが調べら
れている。それ故、横方向にオフセットされている、即
ち中心がずれて並べられているヘッダーマークを読み出
す間に読み出しエラーが生ずる。この周知の装置の場
合、データマークを読み出すため一般的である加算信号
の代わりにヘッダーマークを読み出すため光検出器の信
号から得られた差信号を使用することにより読み出しエ
ラーを少なくすることができる。この方策は評価装置も
差信号に最適に適合していない欠点を有することが調べ
られる。第二の信号処理用のパスは選択できる様にされ
ている。この方策は回路の経費が増加する欠点を有して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、デ
ータ及びヘッダーマークを最も少ない誤り率で読み出す
ことができる様にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項1に記
載した特徴により実現することができる。この特徴で
は、装置が光検出器が発生する電気信号から調整信号を
形成する信号調整器と、データ又はヘッダーマークのい
ずれかが読み出されていることを識別するヘッダー識別
装置と、スイッチ装置を有しており、このスイッチ装置
はヘッダー識別装置により駆動され種々の入力信号源に
信号調整器の入力を接続する役目をしている。この発明
によれば、装置は更に信号調整器に入力信号を形成する
ための閾値形成装置と、少なくとも二つの記憶位置を有
する記憶装置を有している。このスイッチ装置により、
記憶装置の入力は閾値形成装置の出力に接続され、記憶
装置の出力は信号調整器の閾値入力に接続される。この
装置は、信号調整器を信号に対しヘッダーマークかデー
タマークのいずれかで決定し最適に適合させることによ
り読み出しエラーを少なくすることができる利点を有し
ている。種々の閾値は入力信号として信号調整器に送ら
れヘッダーマークを読み出し、このヘッダーマークはデ
ータマークを読み出すため送られる。この発明の更なる
利点はヘッダーマークからデータマークに変わる時、ス
イッチ装置を切り替える結果記憶されている閾値、即ち
その時読み出されるマークの種類に良好に適合した閾値
が信号調整器の閾値入力に瞬時に送られることである。
この閾値は次に閾値形成装置により更に適合する様にさ
れる。
【0005】この発明を発展させ、スイッチ装置に三つ
のスイッチ位置を与えることができる。これによる利点
はデータマークに対しヘッダーマークを左側と右側にオ
フセットすることができることである。これを行うため
には、かなり多くの記憶位置を用意する必要がある。
【0006】この発明によれば、閾値形成装置と記憶装
置はデジタル的に実現できる。これによる利点はアナロ
グ素子による場合避けることができない素子の特性が変
動することにより生ずる干渉の影響が発生しないことで
ある。コンデンサにより実現するアナログ的な記憶に対
し、記憶された値にいかなる変化を生ずることもなく、
時間的に殆ど制限されない記憶を行うことができる。
【0007】この発明によれば、上記のいずれの場合も
それぞれのスイッチ位置に対し二つの記憶位置が与えら
れている。これによる利点はシリアルに接続された記憶
位置は閾値の現在の値と先行の値の両方を有し、前記先
行の値は上記のいずれの場合も信号調整器に対し入力信
号として使用できることである。エラーが発生した場
合、先行の正しい値は現在の正しくない値として上書き
されず、エラーが発生しなくなるまで正しい値が信号調
整器の入力信号として使用される。
【0008】この発明を発展させ、スイッチが信号調整
器の閾値入力とスイッチ装置の出力との接続、又は閾値
形成装置の出力との接続を行う様に与えることができ
る。これによる利点は、通常の場合は、即ちエラーが発
生しなくヘッダーマークからデータマークへのトランジ
ションがない時又は類似のことが発生しない時、現在の
閾値は常に信号調整器に加えられる。反対に、干渉が在
る時、又はヘッダーマークからデータマークへのトラン
ジションがある場合、その場合により一層適合する記憶
された先行の閾値に移行する。
【0009】適合する記録媒体のデータマーク及びヘッ
ダーマークをエラーフリーで読み出す方法が、この発明
により閾値を調整信号が検出器の信号から形成すること
により形成されることを提供されている。現在の閾値は
データ領域を読み出す間第一記憶装置に記憶され、ヘッ
ダー領域を読み出す間は第二記憶装置に記憶される。ト
ランジションがある場合、例えばデータ領域からヘッダ
ー領域へのトランジションがある場合、又はその逆の場
合、種々のデータ領域及び/又はヘッダー領域内にある
場合、記憶が行われず新しく読み出される領域に適合し
記憶されている閾値が使用され調整信号が形成される。
ある領域から他の領域にトランジションがある場合、新
しく読み出される次の領域に適合した種類が通常知ら
れ、即ち確認される。この発明の方法による利点は、デ
ータ領域からヘッダー領域へのトランジションが上手く
適合しない後では、即ち正しい大きさに対し比較的ゆっ
くり設定される正しくない閾値がその値で動作しない後
では、次に読み出される種類に適合した閾値で直ぐに始
められる。これにより、走査の信頼性が向上し誤り率が
少なくなる。
【0010】この方法の発展により、トランジションを
識別した後に新しく記憶することの阻止と、所定の期間
保持するため既に記憶されている値を使用することを阻
止することが提供されている。これによる利点は、新し
く読み出される領域の種類に非常に適合した値がトラン
ジションの後直接強制的に保持されることである。この
システムはこの時間の間に安定状態になり、その結果こ
の周期の終りで安定し、新しく設定された閾値は正しい
値に到達する。この発展した方法は、この周期を規定す
ることにより装置の特性に適合できる。より長い又は短
い周期は装置の特性により定められる。周期は一般に出
来るだけ短くし比較的早く閾値の調整を行うが、他方十
分長くし実行から一時的なリカバー段階で生ずるあらゆ
るエラーを防ぐ必要がある。更に、この発明の範囲では
前記の時間は新しく設定された閾値が安定値に達した
時、即ち記憶された値のある範囲内の値に達した時終了
する。
【0011】この発明では、欠陥が発生した時新しい記
憶と実行されるため既に記憶されている値の使用を停止
することを提供している。これによる利点は欠陥が発生
した後の読み出しの再スタートが良好な閾値で記憶され
ている閾値で行われる。前記の閾値は前記の欠陥で破損
されない。この場合の欠陥と見なされる例はきず、ごみ
等及び誤り率を高くする非常に小さい原因によって生
じ、短い時間の読み出しを不可能にする信号に対する作
用である。誤りがある前記の場合でも、この発明は多く
の場合誤りの発生の後読み出される領域の種類を設定す
ることができる。この発明は誤りが少ない場合でも正確
に検出できる;誤り率が非常に大きい場合には、誤りが
なくなった後に誤りのない最後の有効な領域の種類が存
在すると近似的な推定を行う。この発明は更にディスク
の周知の特徴、例えば連続しているヘッダー間の距離
や、例えば最後のヘッダー領域の後の経過時間、実際の
走査速度等の値から領域の種類を予測することもでき
る。
【0012】この発明によれば、多数の異なる種類のヘ
ッダー領域又はデータがある場合、記憶装置は更にヘッ
ダー領域又はデータ領域の対応する種類に適合する閾値
の記憶と読み出しを行うことができる。これによる利点
は、この発明による方法がトラックの左及び右の両方に
オフセットしたヘッダーを有する光記録媒体にも適合で
きることである。この発明は更に他の異なった特性を有
するデータ領域又はヘッダー領域の異なる種類にも適合
することができる。
【0013】この発明は更にそれぞれの記憶装置が少な
くとも二つの記憶位置を有することを提供しており、こ
の場合記憶装置は記憶を第一記憶位置内で行い、読み出
しは第二記憶位置から行われる。この場合、第一記憶位
置の内容は例えば次ぎ又は後続のクロックサイクルの間
スタガー時間と呼ばれている遅延時間即ち遅延方法で第
二記憶位置に転送される。記憶を中断するため、第一記
憶位置から第二記憶位置への転送が阻止され、その結果
第二記憶位置の値は更新されない、即ち保存される。こ
れによる利点はトランジションを素早く識別すること、
即ち誤りを素早く識別する必要がないことである。第一
記憶位置内に正しくない既に記憶された値は直接信号調
整器に作用を及ぼさない、前記の信号調整器は第二記憶
位置にある値を使用して動作する。前記の値は未だ正し
くない。第一記憶位置から第二記憶位置への転送のみが
中断される。この中断により得られる時間は通常の場
合、例えクロック速度が非常に速い場合でも、トランジ
ション又は欠陥を確実に識別できる。
【0014】この発明の好適な改良点は、以下の実施例
に記載されている。しかし、この発明はこの実施例に限
定されない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1はこの発明に基づく装置の概
略図を示している。記録媒体(図中には示していない)
から来る光ビーム3は検出器2に到達する。検出器2は
四象限検出器として示しているが、当業者に普通である
他の形態も同様にこの場合に使用される。検出器2のそ
れぞれの象限により出力される信号から発生する高周波
信号HFは信号調整器4に送られる。この信号調整器4は
調整信号FSを評価するための評価装置(前述と同様に図
示していない)に送られる。閾値設定装置5は調整信号
FSから閾値S1を形成する。この閾値S1はスイッチ装置6
と記憶装置7の両方を通り、又は直接信号調整器4の閾
値入力に閾値Sとして送られる。切り替えスイッチ8は
信号調整器4の閾値入力とスイッチ装置6又は閾値形成
装置5の出力のいずれかを接続する。これを行うため、
切り替えスイッチ8はヘッダー識別装置9により駆動さ
れる。この発明の一つの変更として切り替えスイッチ8
を省略し、信号調整器4の閾値を常にスイッチ6の出力
に接続することが与えられる。
【0016】ヘッダー識別装置9は高周波信号HFか調整
信号FSを判定する。信号HFとFSの両方を一緒にした判定
はこの発明の範囲内である。ヘッダー識別装置9は高周
波信号HF及び/又は調整信号FSを判定し、記録媒体のデ
ータ領域かヘッダー領域かを調べる。適正であれば、種
々のタイプのヘッダー又はデータ領域も検出される。ヘ
ッダー及びデータ領域は図5及び図6に示しており、こ
れらの図を参照により詳細に記載する。ヘッダー識別装
置9は第一ヘッダー領域が読み出される時は信号H1を出
力し、第二ヘッダー領域が読み出される時は信号H2を出
力する。データ領域が読み出される時は信号H1及びH2は
ない、即ちこれらの信号は例えばレベルが低い。切り替
えスイッチ8を有するこの発明の変形では、ヘッダー識
別装置9は、データ領域からヘッダー領域へのトランジ
ション、又はその逆のトランジション、更に種々のヘッ
ダー領域間のトランジションが確認されると切り替え信
号SWを出力する。この様なトランジションがある場合、
信号調整器4の閾値入力は閾値形成装置5の出力から切
り離され、スイッチ装置6の出力に接続される。
【0017】前記スイッチ装置6は二つのスイッチ10、
10’を有しており、この二つのスイッチはデータ領域を
読み出している間図1に示すスイッチ位置にある。信号
H1があれば、スイッチ10、10’は中央のスイッチ位置に
切り替える;信号H2があれば、スイッチ10、10’は右側
のスイッチ位置に切り替える。従って、信号S1は読み出
される記録媒体の領域に基づき記憶装置7の記憶位置M0
1、M11、又はM21に送られる。最も簡単な場合、記憶装
置7は前述の三つの記憶位置M01、M11、M21を有してい
る。
【0018】二つの記憶位置M01、M02、及びM11、M12、
及びM21、M22が信号パスのそれぞれにある場合、更に良
好な結果が得られる。この場合、システムクロック周期
のそれぞれの間記憶装置Mn1の内容は、記憶装置Mn2内に
シフトされる。nは0,1,2のいずれかの値である。この
シフトは対応する記憶場所Mn1に対する新しい入力信号
が記憶装置7の入力にない時中断される。この中断は誤
った入力信号がある時も同様である。これにより確実に
記憶位置Mn2はこれに割当てられるデータ及び/又はヘ
ッダー領域に対し正しい値を有することができる。従っ
て、それぞれの場合最適な閾値Sがスイッチ装置6を通
り、最適には切り替えスイッチ8を通り信号調整器4の
入力に生ずる。
【0019】図2は、この発明に基づく装置内に発生し
データ及びヘッダー領域を有した光記録媒体を読み出す
間の信号の概略図である。図の一番上の曲線は高周波信
号HFの概略を示している。この曲線で低周波の領域はデ
ータ領域に対応し、高周波の領域はヘッダー領域の一つ
に対応している。トラックの中央に対するヘッダー領域
の横方向にオフセットされていることとそれに関係した
マークの長さは、非常に雑音が多く平均値が異なる信号
が発生していることを示している。上から二番目の曲線
は信号H1を示しており、この信号は第一ヘッダー領域に
対応している。この信号は第一ヘッダー領域を走査して
いる間はハイレベルであり、例として示した高周波信号
HF内でハイレベルになる。他の全ての領域ではローレベ
ルになる。その下の曲線は信号H2を示しており、この信
号は第二ヘッダー領域に与えられている。前記の信号H2
は第二ヘッダー領域を走査している時のみハイレベルで
ある。一番下の曲線は閾値Sが信号調整器4に加えられ
ていることを示している。この曲線はデータ領域を読み
出すため記憶位置M02内の値と、第一及び第二のヘッダ
ー領域を走査する間それぞれ記憶位置M12及びM22内の値
に対応している。これは一番下の曲線の記憶位置の指定
により示される。
【0020】図3は欠陥がある場合、この発明に基づく
装置内に発生する信号の概略を示している。欠陥の例に
は記録媒体上のきずや高周波信号HFが発生した場合や高
周波信号HFの顕在的な干渉が発生した場合のその他の状
態を含んでいる。図3の下の波形はデータ領域を読み出
す間の高周波信号HFを示している。左側と右側の部分は
欠陥を発生していない;高周波信号は上限値と下限値の
間でかなり均一に振動している。個々の振動の瞬時の範
囲は簡略化した形でほぼ同じ長さを有する様に示してい
るが、この状態は現実には希なケースである。中間の領
域では、高周波信号HFが最早いかなる変調も受けず、範
囲が大きくならないことは明らかである。これは欠陥、
例えば記録媒体の汚れにより生ずる。最上の曲線は高周
波信号HF及び/又は調整信号FSから生ずるクロック信号
Tを示している。このクロック信号Tはクロック信号を発
生するための判定が出来ない様な干渉を受けた時に発生
出来なくなる。一般に、この状態は遅延時間が小さい時
のみ生ずる。この遅延時間をt1で示している。この遅延
時間t1の後に、欠陥信号DEFがハイレベルになる。この
時点で、その時形成され図3に点線で示す閾値S1は顕在
化しない干渉を有する高周波信号より既に遥か下にあ
る。この閾値S1は欠陥がなくなった後に再びゆっくり大
きくなる。閾値S1が信号調整器4に直接送られる場合、
信号調整器4により形成された調整信号FSは最初から誤
りがない様に形成される。この発明によれば、記憶装置
7の記憶位置Mn2の一つから読み出された閾値Sは信号調
整器4に加えられる。記憶装置7内に生ずる遅延がある
ため、閾値Sは遅延t1が経過した後でも未だ最適な値を
有している。欠陥信号DEFがハイレベルになると、記憶
位置Mn2の内容は最早更新されない。従って、閾値Sは保
持される。それ故、閾値Sを用いた最適の信号状態を欠
陥の終りに直ぐ行うことができる。
【0021】図4はこの発明に基づく装置の他の実施例
を示している。図4でビット幅が1を越えるデータライ
ンはストロークにより示され例えばビット幅の指定によ
り示される。調整された信号FSは閾値形成装置5に送ら
れる。この装置は加算器11とリミッター12を有してい
る。加算器11では蓄積された閾値S’が調整信号FSに加
算される。加算の結果はリミッター12により制限され、
閾値S1として出力される。図4では24ビットで示してい
る閾値S1は一番重要な8ビット、ここでは“msb”で示
しているビットと、より重要性の少ない16ビット、ここ
では“lsb”で示しているビットに分割される。より重
要性の少ないビットはそのまま出力記憶装置Mに送られ
る。一番重要なビットは一方では記憶装置7に送られ、
他方では切り替えスイッチ8の入力に送られる。通常の
場合、即ちデータ領域又はヘッダー領域を乱すことなく
走査する間、切り替えスイッチ8は低い位置にある。よ
り重要なビットは変化を生ずる事なく記憶装置Mに送ら
れ、この記憶装置は蓄積された閾値S’を出力する。前
記の蓄積された閾値S’の出力は更にリミッター13で制
限され、閾値Sとして出力する。
【0022】記憶装置7は記憶位置M01からM22を有して
おり、これを以下ではMnnで示す。記憶位置Mnnのクロッ
ク入力はそれぞれの下に示しており、イネーブル入力は
それぞれの上に示している。ハイレベルの信号がクロッ
ク入力とイネーブル入力の両方にある時のみ、対応する
記憶位置の内容が記憶位置の入力にある値で更新される
が、その他の場合は保持される。データ領域を読み出し
ている間は、記憶位置M01とM02のイネーブル入力のみハ
イレベルである;前記の記憶位置の内容のみが更新され
る。データ領域からヘッダー領域の一つへのトランジシ
ョンが検出されると、記憶位置M01とM02のイネーブル入
力がローレベルにされる。正しくない値が記憶位置M01
内に既にあれば、データ領域を読み出す正しい値が記憶
位置M02内に未だ保存されている。前記の様なトランジ
ションがある場合、3対1マルチプレクサーとして設計
されているスイッチ10は対応する記憶位置M12又はM22の
出力がヘッダー領域に従い切り替えスイッチ8の入力に
接続される様に切り替えられる。信号H1とH2はスイッチ
10に加えられている。両方の信号がローレベルならば、
記憶位置M02の出力は切り替えスイッチ8の入力に接続
される。信号H1のみがハイレベルならば、記憶位置M12
の出力が切り替えスイッチ8の入力に接続される;反対
に信号H2のみがハイレベルならば、記憶位置M22の出力
が切り替えスイッチ8の入力に接続される。
【0023】この実施例では、切り替えスイッチ8はヘ
ッダー識別装置9’から切り替え信号SWを受ける。この
ヘッダー識別装置9’は図1に記載した方法と違う方法
で入力信号として信号H1とH2を使用している。信号H1と
H2はエッジ検出器14、14’に送られる。エッジ検出器1
4、14’は入力信号が立ち上がり及び立ち下がりエッジ
を別々に有するならば、論理値1、即ちハイレベルを出
力する。このエッジ検出器14、14’の出力はOR素子15に
送られる。従って、OR素子15の出力は走査光ビームがデ
ータトラックのある領域から他の領域を通る時はいつで
も論理値1になる。OR素子15の出力信号はパルス発生器
16に送られ、このパルス発生器16は入力信号が論理値1
ならば所定の長さに設定可能な長さを有するパルスを出
力する。パルス発生器16の出力信号はOR素子17を通り切
り替えスイッチ8に送られる。この様に、切り替えスイ
ッチ8はデータトラックのある領域から他の領域へトラ
ンジションした瞬間と、その瞬間から所定の時間の間に
切り替わる。この場合、所定の長さに設定可能な時間は
装置の特性に適合している;例えば、信号S1の一時的な
リカバー時間より長く続く様に、即ちかなり安定した信
号S1がリミッター12に出力するまで続く様に選ばれる。
欠陥信号DEFはOR素子17の他の入力にある。前記の欠陥
信号は、例えば記録媒体上の汚れ、ほこり、又はきずに
よる欠陥が高周波信号HFに生ずると、(この図には示し
ていない)検出装置により出力される。この様な欠陥が
ある場合、切り替えスイッチ8は上側の位置に切り替え
られ記憶装置Mn2の一方に記憶された閾値S1に切り替え
られる。前記の閾値は欠陥が発生する前に正しくされ
る。OR素子17の出力信号は更にAND素子18の反転入力に
送られる。AND素子18の他の入力にはクロック発生器19
により出力される信号がある。クロック発生器19は予め
設定可能な係数によりシステムのクロック信号を少なく
することができる。この予め設定可能な係数は特別な方
法で装置に適合でき、更に読み出される記録媒体の種類
に基づき適合される。前記の係数は1とすることができ
るが、好適な値は128から1024の範囲に、更に大きな値
になる。AND素子18の出力信号はイネーブル信号として
スイッチ10’を通り記憶位置Mn1、Mn2の組の一方に送ら
れる。スイッチ10’は1対3マルチプレクサーとして設
計されている。この信号がある時のみ、対応する記憶位
置Mn1、Mn2が入力の信号で更新される。この更新は欠陥
がある時、又は信号H1、H2により示されるトランジショ
ンの後は短時間に行われない。この更新はAND素子18の
反転入力により行われる。更に、この更新はクロック発
生器19により出力されるクロック信号の時間内に行われ
る。スイッチ10’の入力信号はデータ領域を走査する
間、即ち信号H1とH2の両方がローレベルの時は記憶位置
M0nに、第一ヘッダー領域を走査する間、即ち信号H1が
ハイレベルで信号H2がローレベルの時は記憶位置M1n
に、第二ヘッダー領域を走査する間、即ち信号H1がハイ
レベルで信号H2がハイレベルの時は記憶位置M2nに送ら
れる。
【0024】図5はこの発明に基づく装置により読み出
し及び/又は書き込みを行う記録媒体1の概略を示して
いる。データトラック20の三つのターンを示しており、
前記のデータトラックは非常に誇張した幅で示してい
る。データトラック20は渦巻き状であり、回転のそれぞ
れの後少なくとも一つの特性で変化する。これを図5で
は楕円で示しているトランジション領域21により誇張し
ている。黒色で示すデータトラック20の部分は光記録媒
体1の情報搬送平面内の凹部22により形成されている。
明るい色で示すデータトラック20の部分は凹部がなく、
ランド23と呼んでいる。凹部22はグローブとしばしば呼
ばれている。データトラック20は集光ビーム3を使用し
周知の方法で走査する。
【0025】トランジション領域21は図6に非常に拡大
した方法で強調している。凹部22とランド23により形成
され基本的に並列に置かれているデータトラック20のか
なりの部分は図6の右部分と離れた左部分にある。セン
タリング法で並べられたデータマーク25を有するデータ
領域24は図6の右の領域と離れた左の領域に示してい
る。データマーク25は破線で示すトラックのセンター26
に対し基本的に中央に配置されている。ピットともしば
しば呼ばれているマーク25は、例えば対応するデータト
ラックに対し凸凹の中にあり、データトラックのその他
の部分と比較して反射率の多い/少ない領域で、この領
域内では偏光の方向が変化する領域であり、又は光学的
更には例えば電磁気的な他の特性により当てる光ビーム
3を変調するため幾つかの方法により適した領域で構成
されている。センターマークの領域24の間にはセンター
がオフセットしたヘッダーマーク25’を有するヘッダー
領域27がある。センターがオフセットしたマークのヘッ
ダー領域27は第一ヘッダー領域27’と、オフセットが異
なっているヘッダーマーク25’を有する第二ヘッダー領
域27”とに再び分割される。この様に、ヘッダー領域27
はトラックのセンターに対し交互に左と右にオフセット
されているヘッダーマークと、オフセットが異なってい
るヘッダーマークを、即ち凹部22から来る、又はランド
23から来るトラックの方向内でヘッダー領域27が左から
右に横切っているかによりセンターの中央に対し左及び
右にオフセットされたヘッダーマークを有している。
【0026】図6ではトランジション領域21のみを示し
ているが、ヘッダー領域27のマルチプレクシティーはデ
ータトラック20の回転に対しデータ領域24により交互に
配置されている。トラック方向内のヘッダー領域27の範
囲はそれぞれの場合データ領域24の範囲よりかなり短
い。ヘッダー領域27とそこに配置されたオフセンターヘ
ッダーマーク25’も記録媒体1を製造する間既に柔軟に
予め決められているが、データ領域24のデータマーク25
は記録媒体1の製造の間未だないことが考えられる。こ
れらのデータマーク25はこの発明に基づく装置により記
録媒体に書き込まれる。未だ書き込まれていないデータ
領域24内へトラッキングを適切に行うため、ランド23と
凹部22として示される特性も同様に記録媒体の製造中に
既に柔軟に予め決められている。記録媒体1が特別な変
更の場合、データトラック20をデータ領域24内で若干波
状に造ることができる。これは“ウォッブリング”とも
呼ばれている。このウォッブル周波数から、装置の動作
に有益な、又は必要な情報を更に得ることができる。図
5と6に記載した記録媒体の実施例は一例として記載し
た。記載した特徴の全てを有しない、又はここに記載し
ない追加特徴を有する記録媒体もこの発明に基づく装置
により読み出し及び/又は書き込むことができる。一例
として、第一ヘッダー領域27’と第二ヘッダー領域27”
のマークはトラックセンター26から同じ距離にあること
は絶対に必要でなく、前記マークはトラック方向に長さ
が同じであることも絶対に必要でない。
【0027】図7はこの発明に基づく方法のフローチャ
ートを示している。閾値S1はステップ30内で作られる。
ステップ31内で、チェックが行われ欠陥信号DEFが在る
か調べる。欠陥信号が在ればステップ36に行き、なけれ
ばステップ32に行く。ステップ32内でチェックが行われ
エッジが信号H1かH2の一方に発生しているか調べる。エ
ッジ信号が在ればステップ35に行き、なければステップ
33に行く。ステップ33内でチェックが行われ信号H1がハ
イレベルか調べる。ハイレベルであれば、即ち第一ヘッ
ダー領域が走査されれば、ステップ41に行く。ハイレベ
ルでなければステップ34に行き、チェックを行い信号H2
がハイレベルか調べる。信号H2がハイレベルであれば、
即ち第二ヘッダー領域が走査されれば、ステップ44に行
き、走査されなければステップ47に行く。
【0028】ステップ41から43は記憶位置M1nに関係し
ており、ステップ44から46は記憶位置M2nに関係してお
り、ステップ47から49は記憶位置M0nに関係している。
ステップ41、44及び47内で、閾値S1は図1に基づき信号
調整器4により利用される様に出力される。この発明を
改良した他の実施例では、第二の記憶位置M2n内に含ま
れている値は閾値S1の代わりに前述のステップ内の閾値
Sとして出力される。ステップ42、45及び48において、
それぞれの第一記憶位置Mn1の内容がそれぞれの第二記
憶位置Mn2の中に入る。ステップ43、46、49において、
その時の閾値S1はそれぞれ第一記憶位置Mn1の中に入
る。この方法はその後ステップ30に戻る。実施例の他の
変更例では、第一記憶位置Mn1がそれぞれの場合に在
る。この場合ステップ42、45及び48は省略される。
【0029】ステップ35で計数Nはゼロに設定される。
ステップ36でチェックを行いエッジ又は欠陥信号の後の
次ぎの領域が第二ヘッダー領域であるか調べる。第二ヘ
ッダー領域であれば、ステップ40に行く。第二ヘッダー
領域でなければステップ37でチェックを行い走査される
次の領域が第一ヘッダー領域であるか調べる。第一ヘッ
ダー領域であればステップ39に行く;第一ヘッダー領域
でなければステップ38に行く。
【0030】ステップ38で記憶位置M02の内容が、もし
記憶位置M02がなければ記憶位置M01の内容が閾値Sとし
て出力される。次にステップ50が実行される。ステップ
39又は40で、記憶位置M1xとM2xの内容がそれぞれ閾値S
として出力される。この場合、記憶位置M12とM22があれ
ばx=2であるとされ、なければx=1とされる。ステップ39
又は40の後、ステップ50に行く。計数Nがステップ50で
1増加する。ステップ51でチェックを行い計数Nが規定
値N1未満であるか調べる。未満の場合、ステップ36に行
き以上の場合ステップ30に行く。エッジの発生又は欠陥
の発生の後に記憶された値が閾値Sとして出力される時
間が規定値N1により設定される。
【0031】ステップ36、37内で読み出される次の領域
を決定し又は予測する可能性が多くある。ステップ32内
でエッジを検出した後走査される次の領域は信号H1とH2
を使用し第一ヘッダー領域と、第二ヘッダー領域とデー
タ領域として明確に識別すると見なされる。欠陥がある
場合、確実な信号H1とH2がない可能性がある。この場
合、例えば欠陥の後に読み出される領域が欠陥の前に読
み出される最後の領域に対応すると見なされる。長時間
の欠陥がある場合、例えば記録媒体の周知の構造に基づ
き欠陥の領域が欠陥の終わった後おそらく読み出される
一時的な長さの欠陥が終わる。この発明の範囲には更に
多数の可能性が生ずる。
【0032】一般的には、光記録媒体から発生するデー
タ信号に対しオフセットした平均直流電圧を決定し、ア
ナログ信号HFを閾値Sを使用してデジタルビットストリ
ームFSに変換する必要がある。スライスレベルとも呼ば
れるこの閾値Sは比較器内で閾値の役目をする。データ
マークと種々のヘッダーマークの両方を有する光記録媒
体の場合、例えば所謂DVD-RAM書き込み可能ディスクは
種々の信号の大きさとオフセットを有している。一つの
閾値により動作するシステムはこの様な記録媒体を読み
出す間に問題がある:従って非常に短い時定数が使用さ
れる。この発明によれば、先行の閾値が記憶されてお
り、トランジションがある場合使用された閾値の中で対
応する記憶値が記憶されている。従って、一時的なリカ
バリータイムは短い時定数を必要とすることなしに短く
なる。デジタル的な方法が使用されていれば多数の閾値
を正確に記憶することが特に簡単になる。この実施例で
は閾値回路と、領域当たり二つの記憶位置Mn1とMn2を有
する欠陥保護装置を実装している。これらの記憶位置は
対応する信号が在る時のみ更新される。欠陥がある時、
前に記憶された閾値が使用され記憶位置は欠陥がなくな
るまで更新されない。欠陥保護は三つの領域の閾値に対
して在る。ある領域から他の領域への遷移を検出すると
欠陥信号と同じ効果を有する短いパルスが発生し、対応
する新しい領域の閾値内に生ずる値が使用される。この
発明の範囲内には、トランジションが開始した後短い時
間になる様に時定数の変更を更に行い、一時的なリカバ
リータイムを短くする事を保持することを更に行うこと
も勿論含まれる。この発明の利点は閾値の切り替えによ
り直ちに実際的に利用できる正しいデジタルビットスト
リームを有し、信号調整器4の安定した時定数を同時に
保持することができる。欠陥の抑制と切り替えを組合わ
せることにより、必要な記憶位置の数を最適にし、欠陥
がある場合保護することができる。短い時定数と長い時
定数の切り替えは装置の特性を改善するため使用するこ
とも好適である。出来るだけ多くのパラメータを規定可
能な形で設計し、この設計によりこの発明に基づく装置
とその方法が、例えばCD又はDVDフォーマットに関する
あらゆる種類の記録媒体と実際に互換性があることが考
えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく装置の概略を示す図である。
【図2】ヘッダー領域を有する光記録媒体を読み出す間
にこの発明に基づく装置に関する信号の概略を示す図で
ある。
【図3】欠陥がある場合にこの発明に基づく装置内に生
ずる信号の概略を示す図である。
【図4】この発明に基づく装置の他の実施例の概略を示
す図である。
【図5】データマークとヘッダーマークを有した記録媒
体の概略図を示す図である。
【図6】図5に基づく光記録媒体のヘッダー領域の概略
を示す図である。
【図7】この発明に基づくフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 検出器 3 光ビーム 4 信号調整器 5 閾値形成装置 6 スイッチ装置 7 記憶装置 8 切り替えスイッチ 9 ヘッダー識別装置 10 スイッチ 10’ 1対3マルチプレクサー(スイッチ) 11 加算器 12、13 リミッター 14、14’ エッジ検出器 15、17 OR素子 16 パルス発生器 18 AND素子 19 クロック発生器 20 データトラック 21 トランジション領域 22 凹部 23 ランド 24 データ領域 25 データマーク 25’ ヘッダーマーク 26 トラックセンター 27 ヘッダー領域 27’ 第一ヘッダー領域 27” 第二ヘッダー領域 DEF 欠陥信号 FS 調整信号(デジタルビットストリーム) H1、H2 信号 HF 高周波信号 M 出力記憶信号 M01、M02、M11、M12、M21、M22 記憶位置 S、S1 閾値 S’ 蓄積された閾値 SW 切り替え信号 T クロック信号 t1 遅延時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーテン カブツ ドイツ連邦共和国, デー−78052 ヴィ リンゲン, ティロレシュトラーセ 23番 地 (72)発明者 ブルーノ ペイタヴァン ドイツ連邦共和国, デー−78048 ヴィ リンゲン, ヘルマンシュトラーセ 9番 地

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック(20)に沿って並べられたデータ
    マーク(25)を有する光記録媒体(1)の読み/書き装置で
    あり、前記の装置が信号調整器(4)と、ヘッダー識別装
    置(9)と、前記ヘッダー識別装置により駆動されるスイ
    ッチ装置(6)を有する読み/書き装置であって、該装置
    が更に閾値設定装置(5)と少なくとも二つの記憶位置(M0
    1、M02、M11、M12、M21、M22)を有する記憶装置(7)を備
    え、スイッチ装置(6)により記憶装置(7)の入力が閾値設
    定装置(5)の出力に接続され、更に前記記憶装置の出力
    が信号調整器(4)の閾値入力に接続されていることを特
    徴とする光記録媒体の読み/書き装置。
  2. 【請求項2】 スイッチ装置(6)が三つのスイッチ位置
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の光記録
    媒体の読み/書き装置。
  3. 【請求項3】 閾値設定装置(5)と記憶装置(7)がデジタ
    ル的に実現されていることを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに基づく光記録媒体の読み/書き装置。
  4. 【請求項4】 二つの記憶位置(Mn1、Mn2)がスイッチ位
    置のそれぞれ(n=0,1,2)に対し与えられていることを
    特徴とする請求項1から3に記載のいずれか一つに基づ
    く光記録媒体の読み/書き装置。
  5. 【請求項5】 スイッチ(8)が信号調整器(4)の閾値入力
    をスイッチ装置(6)の出力、又は閾値設定装置(5)の出力
    に接続するため与えられていることを特徴とする請求項
    1から4のいずれか一つに基づく光記録媒体の読み/書
    き装置。
  6. 【請求項6】 トラック(20)に沿って並べられたデータ
    マーク(25)を有する光記録媒体(1)に対しデータマーク
    (25)及びヘッダーマーク(25’)、及び前記のトラック(2
    0)の中心に対し横方向にオフセットされ並べられている
    ヘッダーマーク(25’)をエラーフリーで読み出す方法で
    あって、データ領域(24)を読み出す間にその時の閾値(S
    1)が第一記憶装置(M01)に記憶され、ヘッダー領域(27、
    27’、27”)を読み出す間にその時の閾値(S1)が第二記
    憶装置(M11、M21)に記憶され、ある領域(24、27、2
    7’、27”)から他の領域(24、27、27’、27”)へのトラ
    ンジションがある場合は、記憶が阻止され新しく読まれ
    る領域(24、27’、27”)に対応して記憶されている閾値
    (S)が調整信号(FS)を設定するため使用されることを特
    徴とするエラーフリーの読み出し方法。
  7. 【請求項7】 新しい記憶を阻止することと既に記憶さ
    れた値の使用を阻止することがトランジションを識別し
    た後に所定の時間保持されることを特徴とする請求項6
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 新しい記憶を阻止することと既に記憶さ
    れた値の使用を阻止することがエラーの発生した時にも
    行われることを特徴とする請求項6又は7のいずれかに
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 多くの異なる種類のヘッダー領域(27、2
    7’、27”)又はデータ領域(24)がある場合、更に記憶領
    域が用意されこの領域内で記憶が対応して行われ、該デ
    ータ領域から対応した読み出しが行われることを特徴と
    する請求項6から8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 記憶装置のそれぞれが少なくとも二つ
    の記憶位置(Mn1、Mn2)を有しており、記憶が第一記憶位
    置(Mn1)で行われる場合は読み出しが第二記憶位置(Mn
    2)から行われるが、その方法がスタガー時間の間に第一
    記憶位置(Mn1)の内容が第二記憶位置(Mn2)に転送され、
    更に記憶を中断するため第一記憶位置(Mn1)から第二記
    憶位置(Mn2)へ転送されない様に行われることを特徴と
    する請求項6から9のいずれか一つに記載の方法。
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