JP2000182107A - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JP2000182107A
JP2000182107A JP35437598A JP35437598A JP2000182107A JP 2000182107 A JP2000182107 A JP 2000182107A JP 35437598 A JP35437598 A JP 35437598A JP 35437598 A JP35437598 A JP 35437598A JP 2000182107 A JP2000182107 A JP 2000182107A
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治男 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、磁気券と無線カードを併用でき、
改札処理にかかる処理時間を短くでき、処理効率を向上
できる自動改札機を提供することを課題とする。 【解決手段】自動改札機1は、通路2を通る乗客による
磁気券の投入を受け付ける投入口11、無線カードによ
る通信を受け付けるアンテナ部12、磁気券を返却する
返却口13、各種情報を表示するディスプレイ14、お
よび無線カードによる処理を受け付けたことを知らせる
ためのランプ15を有している。無線カードがアンテナ
部12にかざされたとき、反対側の投入口11のシャッ
タが閉じる前に磁気券が投入されると、無線カードの処
理に優先して磁気券の処理が実行される。このとき、ア
ンテナ部12に設けられたランプ15が赤に点灯され、
もしくは、判定NGでも読み取れなかったのでもなく、
磁気券が早くサービスされなかったとして磁気券の処理
が終了されてから無線カードによる処理がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、両方向通行可能
な自動改札機に係り、特に、磁気券および無線カードを
併用できる自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道などの交通機関の駅の改札口や乗換
口には、定期券や普通乗車券などの磁気券の投入を受け
付けて、磁気券に対する磁気情報の読取りおよび書込み
などの改札処理を自動的に行なう自動改札機が設置され
ている。
【0003】例えば、改札口に設置された自動改札機に
は、駅構外から駅構内への入場改札、および駅構内から
駅構外への出場改札を選択的に実行する両用機がある。
この両用自動改札機は、乗客を両方向に通過させるため
の通路、通路の両端でそれぞれ磁気券の投入を受け付け
る投入口、通路の両端で乗客の通行を選択的に許可する
ドアなどを有している。
【0004】この種の自動改札機では、1つの通路に対
して、両方向からの通行が可能となっていることから、
通路の両側から略同時に乗客が通行しようとする場合に
は、磁気券の投入タイミングの速い方を優先して通行さ
せるようにしている。例えば、駅構内に入場する乗客が
出場する乗客より先に磁気券を投入した場合、出場側の
投入口に設けられたシャッタが閉じられて出場側の乗客
による磁気券の投入が阻止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、上述した磁気券
とともに、非接触型の無線カードの併用を可能とした両
用自動改札機が普及されつつある。この自動改札機は、
通路の両端に設けられた磁気券の投入口に並んで無線カ
ードと通信するためのアンテナおよび無線カードによる
通行の可否を表示するためのランプをそれぞれ有してい
る。
【0006】この種の自動改札機において、例えば、駅
構内に入場する乗客によって無線カードが入場側のアン
テナにかざされると、出場側の磁気券の投入口に設けら
れたシャッタが閉じられて出場する乗客による磁気券の
投入が阻止される。この場合においても、入場側で無線
カードをアンテナにかざすタイミングと、出場側で磁気
券を投入口に投入するタイミングと、が比較され、タイ
ミングの速い方が優先して処理される。
【0007】ところが、無線カードの処理では媒体の搬
送時間がなく即座にデータの処理がなされるため、無線
カードをアンテナにかざして反対側の投入口のシャッタ
を閉じにいったとき、シャッタが閉まる前に磁気券が投
入されると、磁気券が装置内に取込まれているにも関わ
らず、無線カードが優先して処理されて、磁気券が返却
されることになる。
【0008】この場合、磁気券を使用して出場しようと
した乗客は、磁気券が投入口を介して投入されたにも関
わらず僅かなタイミングの差で磁気券が返却され、一旦
通路を引き返して、無線カードで入場する乗客の通過を
待って、再度磁気券を投入するといった面倒な作業を余
儀なくされていた。また、無線カードを使用して入場し
ようとした乗客は、無線カードの受付タイミングの方が
早いにも関わらず、出場する乗客が磁気券を受取って通
路を引き返すまで待たなければならず、改札処理に時間
がかかってしまうといった問題があった。
【0009】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、磁気券と無線カードを併用でき、改札
処理にかかる処理時間を短くでき、処理効率を向上でき
る自動改札機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の自動改札機は、無線
媒体による改札処理を受け付けるとともに、磁気記録媒
体による改札処理を受け付けるものであって、利用者が
通る通路と、この通路の両端に設けられ、上記磁気記録
媒体を受入れる投入口と、上記投入口を開閉するシャッ
タと、上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知
する検知部と、を備え、上記検知部を介して上記無線媒
体が検知されたとき、上記通路の反対側に設けられた投
入口のシャッタを閉じ、このシャッタが閉じる前に当該
投入口を介して上記磁気記録媒体が投入された場合にこ
の磁気記録媒体の処理を優先させることを特徴とする。
【0011】また、この発明のうち請求項2記載の自動
改札機は、無線媒体による改札処理を受け付けるととも
に、磁気記録媒体による改札処理を受け付けるものであ
って、利用者が通る通路と、この通路の両端に設けら
れ、上記磁気記録媒体を受入れる投入口と、上記投入口
をそれぞれ開閉するシャッタと、上記通路の両端に設け
られ、上記無線媒体を検知する検知部と、上記通路の両
端に設けられ、対応する検知部にて上記無線媒体が検知
されたか否かを表示する表示部と、を備え、上記検知部
を介して上記無線媒体が検知されたとき、上記通路の反
対側に設けられた投入口のシャッタを閉じて、対応する
表示部を介して当該無線媒体が検知されたことを表示
し、かつ上記検知部を介して上記無線媒体が検知されて
から上記反対側に設けられた投入口のシャッタを閉じる
までの間に反対側の投入口を介して上記磁気記録媒体が
投入された場合に、当該無線媒体による処理を中止して
対応する表示部を介して当該無線媒体が検知されなかっ
たことを表示し、上記反対側の投入口を介して投入され
た磁気記録媒体の処理を優先させることを特徴とする。
【0012】また、この発明のうち請求項3記載の自動
改札機は、無線媒体による改札処理を受け付けるととも
に、磁気記録媒体による改札処理を受け付けるものであ
って、利用者が通る通路と、この通路の両端に設けら
れ、上記磁気記録媒体を受入れる投入口と、上記投入口
をそれぞれ開閉するシャッタと、上記通路の両端に設け
られ、上記無線媒体を検知する検知部と、上記通路の両
端に設けられ、対応する検知部にて上記無線媒体が検知
されたか否かを表示する表示部と、利用者に対する情報
を表示するディスプレイと、を備え、上記検知部を介し
て上記無線媒体が検知されたとき、上記通路の反対側に
設けられた投入口のシャッタを閉じて、対応する表示部
を介して当該無線媒体が検知されたことを表示し、上記
検知部を介して上記無線媒体が検知されてから上記反対
側に設けられた投入口のシャッタを閉じるまでの間に反
対側の投入口を介して上記磁気記録媒体が投入された場
合に、当該無線媒体による処理を中止して対応する表示
部を介して当該無線媒体が検知されなかったことを表示
し、上記反対側の投入口を介して投入された磁気記録媒
体の処理を優先して処理し、優先処理した磁気記録媒体
の処理が終了したことを条件に、上記ディスプレイを介
して、処理の中止された無線媒体による処理の再開を促
すメッセージを表示させることを特徴とする。
【0013】また、この発明のうち請求項4記載の自動
改札機は、無線媒体との通信により改札処理をするとと
もに、磁気記録媒体を受入れてこの磁気記録媒体に記録
されている磁気情報に基づく改札処理をするものであっ
て、利用者が通る通路と、この通路の両端に設けられ、
上記磁気記録媒体を受入れる投入口と、上記投入口を開
閉するシャッタと、上記通路の両端に設けられ、上記無
線媒体を検知して当該無線媒体による処理を受け付ける
検知部と、を備え、上記通路の一端側に設けられた検知
部を介して上記無線媒体が検知されたとき、上記通路の
他端側に設けられた投入口のシャッタを閉じ、このシャ
ッタが閉じる前に当該他端側の投入口を介して上記磁気
記録媒体が投入された場合にこの磁気記録媒体の処理を
優先させることを特徴とする。
【0014】また、この発明のうち請求項5記載の自動
改札機は、無線媒体との通信により改札処理をするとと
もに、磁気記録媒体を受入れてこの磁気記録媒体に記録
されている磁気情報に基づく改札処理をするものであっ
て、利用者が通る通路と、この通路の両端に設けられ、
上記磁気記録媒体を受入れる投入口と、上記投入口をそ
れぞれ開閉するシャッタと、上記通路の両端に設けら
れ、上記無線媒体を検知して当該無線媒体による処理を
受け付ける検知部と、上記通路の両端に設けられ、上記
検知部を介して上記無線媒体による処理を受け付けたこ
とを表示する表示部と、を備え、上記通路の一端側に設
けられた検知部を介して上記無線媒体が検知されたと
き、上記通路の他端側に設けられた投入口のシャッタを
閉じて、上記一端側に設けられた上記表示部を介して当
該無線媒体による処理が上記検知部を介して受け付けら
れたことを表示し、上記通路の一端側に設けられた検知
部を介して上記無線媒体が検知されてから上記他端側に
設けられた投入口のシャッタが閉じられる前に当該他端
側の投入口を介して上記磁気記録媒体が投入された場合
に、当該無線媒体による処理を中止して上記一端側に設
けられた上記表示部を介して当該無線媒体による処理が
上記検知部を介して受け付けられなかったことを表示
し、上記他端側の投入口を介して投入された磁気記録媒
体の処理を優先させることを特徴とする。
【0015】更に、この発明のうち請求項6に記載の自
動改札機は、無線媒体との通信により改札処理をすると
ともに、磁気記録媒体を受入れてこの磁気記録媒体に記
録されている磁気情報に基づく改札処理をするものであ
って、利用者が通る通路と、この通路の両端に設けら
れ、上記磁気記録媒体を受入れる投入口と、上記投入口
をそれぞれ開閉するシャッタと、上記通路の両端に設け
られ、上記無線媒体を検知して当該無線媒体による処理
を受け付ける検知部と、上記通路の両端に設けられ、上
記検知部を介して上記無線媒体による処理を受け付けた
ことを表示する表示部と、利用者に対する情報を表示す
るディスプレイと、を備え、上記通路の一端側に設けら
れた検知部を介して上記無線媒体が検知されたとき、上
記通路の他端側に設けられた投入口のシャッタを閉じ
て、上記一端側に設けられた上記表示部を介して当該無
線媒体による処理が上記検知部を介して受け付けられた
ことを表示し、上記通路の一端側に設けられた検知部を
介して上記無線媒体が検知されてから上記他端側に設け
られた投入口のシャッタが閉じられる前に当該他端側の
投入口を介して上記磁気記録媒体が投入された場合に、
当該無線媒体による処理を中止して上記一端側に設けら
れた上記表示部を介して当該無線媒体による処理が上記
検知部を介して受け付けられなかったことを表示し、上
記他端側の投入口を介して投入された磁気記録媒体の処
理を優先して処理し、優先処理した磁気記録媒体の処理
が終了したことを条件に、上記ディスプレイを介して、
処理の中止された無線媒体による処理の再開を促すメッ
セージを表示させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1には、この発明の自動改札機1を上方
から見た平面図を示してある。この自動改札機1は、鉄
道などの交通機関の駅改札口や乗換口に設けられ、通
常、複数台の自動改札機1が並設される。また、この自
動改札機1は、例えば、駅構外から駅構内へ入場する乗
客(以下、単に入場客と称する)、および駅構内から駅
構外へ出場する乗客(以下、単に出場客と称する)のう
ちいずれか一方を選択的に通行させる両用機であり、定
期券や普通乗車券などの磁気券とともに非接触型の無線
カードを併用できる併用機である。
【0018】図1に示すように、自動改札機1は、駅構
内と駅構外とを連絡した通路2を有している。通路2の
両サイドには、入場客による操作がなされる入場用の改
札装置10aと、出場客による操作がなされる出場用の
改札装置10bと、が配設されている。言い換えれば、
2つの改札装置10a、10b間に通路2が形成されて
いる。尚、2つの改札装置10a、10bは、逆方向に
向けて設置されている以外は略同じ構成を有するため、
以下の説明では総称して改札装置10とする場合もあ
る。
【0019】通路2の両端近傍には、入場客および出場
客の通過を選択的に許可する図示しないドアがそれぞれ
設けられている。
【0020】改札装置10の上面には、定期券や普通乗
車券などの磁気券を投入するための投入口11、無線カ
ードとの間で非接触による無線通信をするためのアンテ
ナ部12、改札処理が成された磁気券を乗客に返却する
返却口13、および乗客に対する各種情報を表示するた
めのディスプレイ14が設けられている。アンテナ部1
2には、無線カードによる処理を受け付けた場合に緑色
に点灯されるとともに、無線カードによる処理を拒絶さ
れた場合に赤色に点灯されるランプ15が設けられてい
る。また、投入口11には、磁気券の投入を阻止するた
めの図示しないシャッタが網けられている。磁気券の投
入口11および無線カードのアンテナ部12(およびラ
ンプ15)は乗客の進行方向手前側に設けられており、
磁気券を返却する返却口13およびディスプレイ14は
乗客の進行方向下流側に設けられている。
【0021】例えば、磁気券を使用して駅構内へ入場す
る場合、入場用の改札装置10aの投入口11を介して
磁気券が投入され、同時に、出場用の改札装置10bの
投入口11に設けられたシャッタが閉じられる。そし
て、改札装置10aによって所定の磁気処理がなされた
磁気券が返却口13を介して入場客に返却される。
【0022】一方、無線カードを使用して駅構内へ入場
する場合、入場用の改札装置10aのアンテナ部12上
に無線カードがかざされて、同時に、出場用の改札装置
10bの投入口11に設けられたシャッタが閉じられ
る。この場合、入場客は、無線カードを持って通路2を
通過する。
【0023】次に、上記のように構成された自動改札機
1において、図2に示すタイミングで、自動改札機1の
両側から、無線カードがかざされると同時に磁気券が投
入された場合の処理動作について、図3に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0024】まず、自動改札機1の入場側および出場側
の投入口11を介して磁気券の投入がなされたか否かが
判断され(ステップ1)、磁気券の投入があった場合
(ステップ1;Yes)には、当該磁気券に対して上述
したような磁気処理がなされる(ステップ2)。
【0025】ステップ1にて磁気券の投入がないないこ
とが判断された(ステップ1;No)ことを条件に、入
場側および出場側のアンテナ部12上に無線カードがか
ざされたか否かが判断され(ステップ3)、磁気券の投
入がないうちに無線カードが検知された場合(ステップ
3;Yes)、反対側の磁気券の投入口のシャッタが閉
じられて(ステップ4)、反対側からの磁気券の投入が
阻止される。
【0026】このとき、無線カードの検知と同時に反対
側のシャッタを閉じるためのコマンドが送信され、シャ
ッタを閉じるための動作が開始されるが、コマンドが送
信されてからシャッタを閉じ始めるまでに所定の時間を
要するとともに、シャッタを閉じ始めてから閉じ終わる
までにも所定の時間を要し、コマンド送信からシャッタ
を閉じ終わるまでに所定の時間tを要する(図2参
照)。本実施の形態では、この時間tは、0.1秒以下
で、約50ms程度である。
【0027】つまり、ステップ4で反対側のシャッタを
完全に閉じ終わるまでには50ms程度の時間が必要であ
り、シャッタが閉じ終わる前に反対側の投入口11を介
して磁気券が投入される可能性がある。
【0028】このため、ステップ4でシャッタを閉じ始
めてから所定時間(t)後、すなわちシャッタが閉じ終
わるタイミングで、シャッタを閉じ終わるまでの間に磁
気券の投入がなされたか否かが確認され(ステップ
5)、この間に磁気券の投入がなされていないことを条
件(ステップ5;No)に、無線カードによる処理が続
行され、無線カードをかざした側のランプ15が判定O
Kなら緑、NGなら赤に点灯される(ステップ6)。
【0029】一方、ステップ5でシャッタが閉じる前に
磁気券が投入されたことが判断された場合シャッタセン
サでシャッタが閉じたことを検知した時点で、搬送部セ
ンサにより装置内部に磁気券を取り込んでいることを検
知したとき(ステップ5;Yes)、無線カードによる
処理が中止されてランプ15が赤色に点灯され(ステッ
プ7)、反対側から投入された磁気券による処理が優先
される(ステップ8)。
【0030】ステップ7の処理において、ディスプレイ
14を介して、「アンテナ部12上に無線カードを再度
かざしてくだい」といったメッセージが表示され、磁気
券による処理が終了された後、ステップ3からの無線カ
ードによる処理が可能となる。また、上記ステップ7
で、無線カードを検知していないとの意味でランプ15
(表示手段)を点灯させないようにしても良い。
【0031】以上のように、本発明によると、無線カー
ドがアンテナ部にかざされると略同時に反対側の投入口
を介して磁気券が投入された場合、無線カードをかざす
タイミングが磁気券を投入するタイミングより早かった
としても、磁気券が投入されてしまった場合には、磁気
券を優先して処理することができる。
【0032】これにより、磁気券を投入したにも関わら
ず、僅かなタイミングの差によって無線カードによる処
理が優先されて磁気券が返却されることがなくなり、磁
気券による処理効率を高めることができる。また、無線
カードを使用した乗客も、反対側から投入された磁気券
が返却されるまで待つ必要がなくなり、処理時間を短く
することができる。
【0033】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の自動改
札機は、上記のような構成および作用を有しているの
で、磁気券と無線カードを併用でき、改札処理にかかる
処理時間を短くでき、処理効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る自動改札機を示す
平面図。
【図2】図1の自動改札機による処理動作を説明するた
めのタイミングチャート。
【図3】図2とともに処理動作を説明するためのフロー
チャート。
【符号の説明】
1…自動改札機、 2…通路、 10a、10b…改札装置、 11…投入口、 12…アンテナ部、 13…返却口、 14…ディスプレイ、 15…ランプ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線媒体による改札処理を受け付けると
    ともに、磁気記録媒体による改札処理を受け付ける自動
    改札機において、 利用者が通る通路と、 この通路の両端に設けられ、上記磁気記録媒体を受入れ
    る投入口と、 上記投入口を開閉するシャッタと、 上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知する検
    知部と、を備え、 上記検知部を介して上記無線媒体が検知されたとき、上
    記通路の反対側に設けられた投入口のシャッタを閉じ、
    このシャッタが閉じる前に当該投入口を介して上記磁気
    記録媒体が投入された場合にこの磁気記録媒体の処理を
    優先させることを特徴とする自動改札機。
  2. 【請求項2】 無線媒体による改札処理を受け付けると
    ともに、磁気記録媒体による改札処理を受け付ける自動
    改札機において、 利用者が通る通路と、 この通路の両端に設けられ、上記磁気記録媒体を受入れ
    る投入口と、 上記投入口をそれぞれ開閉するシャッタと、 上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知する検
    知部と、 上記通路の両端に設けられ、対応する検知部にて上記無
    線媒体が検知されたか否かを表示する表示部と、を備
    え、 上記検知部を介して上記無線媒体が検知されたとき、上
    記通路の反対側に設けられた投入口のシャッタを閉じ
    て、対応する表示部を介して当該無線媒体が検知された
    ことを表示し、かつ上記検知部を介して上記無線媒体が
    検知されてから上記反対側に設けられた投入口のシャッ
    タを閉じるまでの間に反対側の投入口を介して上記磁気
    記録媒体が投入された場合に、当該無線媒体による処理
    を中止して対応する表示部を介して当該無線媒体が検知
    されなかったことを表示し、上記反対側の投入口を介し
    て投入された磁気記録媒体の処理を優先させることを特
    徴とする自動改札機。
  3. 【請求項3】 無線媒体による改札処理を受け付けると
    ともに、磁気記録媒体による改札処理を受け付ける自動
    改札機において、 利用者が通る通路と、 この通路の両端に設けられ、上記磁気記録媒体を受入れ
    る投入口と、 上記投入口をそれぞれ開閉するシャッタと、 上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知する検
    知部と、 上記通路の両端に設けられ、対応する検知部にて上記無
    線媒体が検知されたか否かを表示する表示部と、 利用者に対する情報を表示するディスプレイと、を備
    え、 上記検知部を介して上記無線媒体が検知されたとき、上
    記通路の反対側に設けられた投入口のシャッタを閉じ
    て、対応する表示部を介して当該無線媒体が検知された
    ことを表示し、上記検知部を介して上記無線媒体が検知
    されてから上記反対側に設けられた投入口のシャッタを
    閉じるまでの間に反対側の投入口を介して上記磁気記録
    媒体が投入された場合に、当該無線媒体による処理を中
    止して対応する表示部を介して当該無線媒体が検知され
    なかったことを表示し、上記反対側の投入口を介して投
    入された磁気記録媒体の処理を優先して処理し、優先処
    理した磁気記録媒体の処理が終了したことを条件に、上
    記ディスプレイを介して、処理の中止された無線媒体に
    よる処理の再開を促すメッセージを表示させることを特
    徴とする自動改札機。
  4. 【請求項4】 無線媒体との通信により改札処理をする
    とともに、磁気記録媒体を受入れてこの磁気記録媒体に
    記録されている磁気情報に基づく改札処理をする自動改
    札機において、 利用者が通る通路と、 この通路の両端に設けられ、上記磁気記録媒体を受入れ
    る投入口と、 上記投入口を開閉するシャッタと、 上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知して当
    該無線媒体による処理を受け付ける検知部と、を備え、 上記通路の一端側に設けられた検知部を介して上記無線
    媒体が検知されたとき、上記通路の他端側に設けられた
    投入口のシャッタを閉じ、このシャッタが閉じる前に当
    該他端側の投入口を介して上記磁気記録媒体が投入され
    た場合にこの磁気記録媒体の処理を優先させることを特
    徴とする自動改札機。
  5. 【請求項5】 無線媒体との通信により改札処理をする
    とともに、磁気記録媒体を受入れてこの磁気記録媒体に
    記録されている磁気情報に基づく改札処理をする自動改
    札機において、 利用者が通る通路と、 この通路の両端に設けられ、上記磁気記録媒体を受入れ
    る投入口と、 上記投入口をそれぞれ開閉するシャッタと、 上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知して当
    該無線媒体による処理を受け付ける検知部と、 上記通路の両端に設けられ、上記検知部を介して上記無
    線媒体による処理を受け付けたことを表示する表示部
    と、を備え、 上記通路の一端側に設けられた検知部を介して上記無線
    媒体が検知されたとき、上記通路の他端側に設けられた
    投入口のシャッタを閉じて、上記一端側に設けられた上
    記表示部を介して当該無線媒体による処理が上記検知部
    を介して受け付けられたことを表示し、上記通路の一端
    側に設けられた検知部を介して上記無線媒体が検知され
    てから上記他端側に設けられた投入口のシャッタが閉じ
    られる前に当該他端側の投入口を介して上記磁気記録媒
    体が投入された場合に、当該無線媒体による処理を中止
    して上記一端側に設けられた上記表示部を介して当該無
    線媒体による処理が上記検知部を介して受け付けられな
    かったことを表示し、上記他端側の投入口を介して投入
    された磁気記録媒体の処理を優先させることを特徴とす
    る自動改札機。
  6. 【請求項6】 無線媒体との通信により改札処理をする
    とともに、磁気記録媒体を受入れてこの磁気記録媒体に
    記録されている磁気情報に基づく改札処理をする自動改
    札機において、 利用者が通る通路と、 この通路の両端に設けられ、上記磁気記録媒体を受入れ
    る投入口と、 上記投入口をそれぞれ開閉するシャッタと、 上記通路の両端に設けられ、上記無線媒体を検知して当
    該無線媒体による処理を受け付ける検知部と、 上記通路の両端に設けられ、上記検知部を介して上記無
    線媒体による処理を受け付けたことを表示する表示部
    と、 利用者に対する情報を表示するディスプレイと、を備
    え、 上記通路の一端側に設けられた検知部を介して上記無線
    媒体が検知されたとき、上記通路の他端側に設けられた
    投入口のシャッタを閉じて、上記一端側に設けられた上
    記表示部を介して当該無線媒体による処理が上記検知部
    を介して受け付けられたことを表示し、上記通路の一端
    側に設けられた検知部を介して上記無線媒体が検知され
    てから上記他端側に設けられた投入口のシャッタが閉じ
    られる前に当該他端側の投入口を介して上記磁気記録媒
    体が投入された場合に、当該無線媒体による処理を中止
    して上記一端側に設けられた上記表示部を介して当該無
    線媒体による処理が上記検知部を介して受け付けられな
    かったことを表示し、上記他端側の投入口を介して投入
    された磁気記録媒体の処理を優先して処理し、優先処理
    した磁気記録媒体の処理が終了したことを条件に、上記
    ディスプレイを介して、処理の中止された無線媒体によ
    る処理の再開を促すメッセージを表示させることを特徴
    とする自動改札機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009230309A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Railway Technical Res Inst 車載改札機及び車載改札機の制御方法

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