JP2000181616A - 位置情報入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウス方式の直感的な操作が可能な薄型化さ
れた位置情報入力装置を提供する。 【解決手段】 円板操作子３の回動によって、位置情報
の移動方向が設定されると、回転センサ４により円板操
作子３の回動状態が検出され、円板操作子３に搭載配設
された操作バー１の回動により位置情報の移動量が設定
されると、円板操作子３に搭載配設された回転センサ２
により操作バー１の回動状態が検出され、演算処理部５
によって、回転センサ４の検出信号Ｆ２と回転センサ２
の検出信号Ｆ４とに基づき、位置情報制御のデータが演
算され、位置情報信号Ｆ３として中央処理部６に入力さ
れ、中央処理部６からディスプレイに、画像表示の制御
を行う位置情報駆動信号Ｆ４が入力されるので、マウス
方式の直感的な操作が可能でありながら、全体が大幅に
薄型化された位置情報入力装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのデ
ィスプレイに表示画面上の位置を指定する位置情報を入
力する位置情報入力装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えばパーソナルコンピュータに使用さ
れ、ディスプレイに表示画面上の位置を指定する位置情
報を入力する所謂ポインティングデバイスとしては、一
般にマウスを使用するマウス形入力装置が使用されてい
る。このマウス形入力装置によると、オペレータの直感
的な操作が可能で使用し易い利点があるが、構造上薄型
化が困難で全体を小型化する場合に問題となる。

【０００３】この薄型化の問題を解決するために、特開
平５−３５３９７号公報や特開平９−２５８８８９号公
報には、移動方向を処理時間に対応付けて操作する構成
とし、或いは、移動方向に速度を対応付けて操作する構
成とすることにより、装置を薄型化したポインティング
デバイスが開示されている。しかし、これらの開示に係
るポインティングデバイスは、オペレータは、移動量に
対応する処理時間での操作を行うことが必要で、処理に
熟練を要し操作上で多大の負担を受けることになる。

【０００４】また、特開平８−６７１１号公報には、静
電容量型の検出方式を適用し、薄型化を実現したポイン
ティングデバイスが開示されている。しかし、この開示
に係るポインティングデバイスでは、構造上で高精度の
位置指定が実現できないという問題がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うなこの種のポインティングデバイスの薄型化の現状に
鑑みてなされたものであり、その目的は、マウス方式の
直感的な操作が可能な薄型化された位置情報入力装置を
提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、ディスプレイに画像表示の
制御を行う位置情報を入力する位置情報入力装置であ
り、主軸を中心に回動自在で、その回動により前記位置
情報の移動方向を設定する円板状操作子と、該円板状操
作子の回動状態を検出する第１のセンサと、前記円板状
操作子に搭載配設され、前記主軸に直角な副軸を中心に
回動自在で、その回動により前記位置情報の移動量を設
定する小径棒状操作子と、前記円板状操作子に搭載配設
され、前記小径棒状操作子の回動状態を検出する第２の
センサと、前記第１のセンサの検出信号と前記第２のセ
ンサの検出信号とに基づいて、前記画像表示の制御の位
置情報データを演算する演算手段とを有することを特徴
とするものである。

【０００７】同様に前記目的を達成するために、請求項
２記載の発明は、請求項１記載の位置情報入力装置に対
して、前記円板状操作子の動作を、前記移動方向の設定
とは異なる動作に切換設定する動作切換手段と、該動作
切換手段の切換動作の解除時に、前記円板状操作子を前
記動作切換手段の切換動作直前の動作状態に復帰させる
復帰手段とが設けられていることを特徴とするものであ
る。

【０００８】同様に前記目的を達成するために、請求項
３記載の発明は、ディスプレイに画像表示の制御を行う
位置情報を入力する位置情報入力装置であり、主軸を中
心に回動自在で、その回動により前記位置情報の移動方
向を設定する円板状操作子と、該円板状操作子の回動状
態を検出する第１のセンサと、前記円板状操作子に搭載
配設され、前記主軸に直角な副軸を中心に回動自在で、
その回動により前記位置情報の移動量を設定する小径棒
状操作子と、前記円板状操作子に搭載配設され、前記小
径棒状操作子の回動状態を検出する第２のセンサと、前
記円板状操作子の面上に設けられた入力スイッチと、前
記第１のセンサの検出信号、前記第２のセンサの検出信
号及び前記入力スイッチのスイッチ信号に基づいて、前
記画像表示の制御の位置情報データを演算する演算手段
とを有することを特徴とするものである。

【０００９】

【発明の実施の形態】［第１の実施の形態］本発明の第
１の実施の形態を、図１及び図２を参照して説明する。
図１は本実施の形態の外観構成を示す説明図、図２は本
実施の形態の全体構成を示す断面部分を含む説明図であ
る。

【００１０】本実施の形態では、図１に示すように、コ
ンピュータ本体１０のキーボード１１の近傍において、
主軸を中心に矢印θ方向に回動操作自在に、カーソルの
移動方向を設定する円板操作子３が、コンピュータ本体
１０の上面に取り付けられ、この円板操作子３に搭載配
設され、カーソルの移動量を設定する操作バー１が、主
軸に直角な副軸を中心に、矢印φ方向に回動操作自在に
設けられている。コンピユータ本体１０の上面には、図
２に示すように、収容室２０が掘り込み形成されてい
て、円板操作子３が、この収容室２０の底面に固定した
主軸２１を中心に、オペレータの操作によって回動自在
な状態で、上面をコンピュータ本体１０の上面から突出
させて配設されており、収容室２０の底面には、円板操
作子３の回動量を検出する回転センサ４が配置されてい
る。

【００１１】前述の円板操作子３には、主軸２１に直角
な副軸２２を中心に回動自在に小径の操作バー１が搭載
取り付けられ、さらに、操作バー１の回動量を検出する
回転センサ２が搭載取り付けられており、円板操作子３
の回転に伴って、操作バー１と回転センサ２は同時に回
転するように構成されている。このために、収容室２０
の底面には、リング状の出力板２ｂが配置され、回転セ
ンサ２の出力端子２ａが、円板操作子３の回転によっ
て、出力板２ｂ上を摺動するように構成されている。

【００１２】また、回転センサ４の出力端子と、回転セ
ンサ２の出力端子２ａに常時接触している出力板２ｂと
が、演算処理部５の入力端子に接続され、操作バー１の
回動量信号Ｆ１と円板操作子３の回動量信号Ｆ２とが、
演算処理部５に入力される構成となっている。この演算
処理部５の出力端子は、全体の動作を制御する中央処理
部６に接続され、中央処理部６の出力端子が、画像表示
を行うディスプレイ７に接続されている。

【００１３】本実施の形態では、このように回動操作に
よりカーソルの移動方向を設定する円板操作子３は、薄
い円板状に形成されていて、コンピユータ本体１０の上
面から僅かに突出して配設され、回動操作によりカーソ
ルの移動量を設定する小径の操作バー１が、回動方向を
円板操作子３の回動方向と直角にして、円板操作子３に
搭載され、操作バーの回動量の回転センサ２も円板操作
子３に搭載されているので、操作ユニットを別体で設け
ることなく、全体が薄型化されてコンピュータ本体１０
に収容された構成となっている。

【００１４】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態では、オペレータが、例えば、デ
ィスプレイ７の表示画像の表示の制御を行うカーソル
を、ディスプレイ７の表示画面上で移動させる場合に
は、円板操作子３を主軸２１を中心に回動させると、回
動方向と回動量によってカーソルの移動方向が設定さ
れ、回転センサ４が円板操作子３の回動方向と回動量と
を検出し、回転センサ４から円板操作子３の回動信号Ｆ
２が演算処理部５に入力される。

【００１５】次いで、オペレータが、円板操作子３で方
向設定を行った状態で、操作バー１を副軸２２を中心に
回動させることにより、円板操作子３で設定された方向
に、操作バー１の回動方向に応じて、カーソルを現在位
置から近付け或いは遠ざける移動量の設定が行われる。
そして、回転センサ２が操作バー１の回動方向と回動量
とを検出し、回転センサ２から、出力端子２ａ及び出力
板２ｂを介して、操作バー１の回動信号Ｆ１が演算処理
部５に入力される。

【００１６】そこで演算処理部５では、回転センサ４か
ら入力される円板操作子３の回動情報を示す回動信号Ｆ
２と、回転センサ２から入力される操作バー１の回動情
報を示す回動信号Ｆ１とに基づき、ディスプレイ７の表
示画像の位置制御の情報データを演算し、位置情報信号
Ｆ３として中央処理部６に入力する。そして、中央処理
部６では、演算処理部５からの位置情報信号Ｆ３に基づ
き、ディスプレイ７の表示画像を制御する位置情報駆動
信号Ｆ４をディスプレイ７に入力し、この位置情報駆動
信号Ｆ４によって、例えばカーソルが所定の位置まで駆
動される。

【００１７】このように、本実施の形態によると、円板
操作子３の回動によって、位置情報の移動方向が設定さ
れると、回転センサ４により円板操作子３の回動状態が
検出され、円板操作子３に搭載配設された操作バー１の
回動により位置情報の移動量が設定されると、円板操作
子３に搭載配設された回転センサ２により操作バー１の
回動状態が検出され、演算手段によって、回転センサ４
からの回動信号Ｆ２と、回転センサ２からの回動信号Ｆ
１とに基づき、表示画像の位置制御の情報データが演算
され、位置情報信号Ｆ３として中央処理部６に入力さ
れ、中央処理部６からディスプレイ７に画像表示の制御
を行う位置情報駆動信号Ｆ４が入力されるので、マウス
方式の直感的な操作が可能でありながら、全体が大幅に
薄型化された位置情報入力装置が提供される。

【００１８】［第２の実施の形態］本発明の第２の実施
の形態を図３を参照して説明する。図３は本実施の形態
の全体構成を示す断面部分を含む説明図である。

【００１９】本実施の形態では、図３に示すように、す
でに図２を参照して説明した第１の実施の形態に対して
回転センサ４と演算処理部５間に、切換スイッチ１５を
配設し、切換スイッチ１５のコモン端子に回転センサ４
が接続され、切換端子ｔ１が演算処理部５に接続され、
切換端子ｔ２が、円板操作子３の動作の切換処理をする
変換処理部１３を介して、演算処理部５に接続されてい
る。本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明
した第１の実施の形態と同一なので、重複する説明は行
わない。

【００２０】本実施の形態では、図示せぬ操作部からの
選択入力により、円板操作子３に位置情報の移動方向の
設定機能に代えて、ディスプレイ７の表示画像のスクロ
ール機能を設定することが可能となっており、この機能
の切換によつて、中央処理部６の指令で、切換スイッチ
１５が切換端子ｔ２側に切り換えられ、回転センサ４か
らの回動信号Ｆ２は、この場合には変換処理部１３に入
力され、変換処理部１３からは、スクロールを指令する
変換回動量信号Ｆ５が演算処理部５に入力される。

【００２１】この場合には、演算処理部５からは、変換
演算信号Ｆ６が中央処理部６に入力され、中央処理部６
からは、変換位置情報駆動信号Ｆ７がディスプレイ７に
入力され、変換処理部１３らの変換回動量信号Ｆ５に対
応する表示画像のスクロール動作が行われる。そして、
操作部からの選択入力により、機能の切換の解除が行わ
れると、中央処理部６の指令によって、円板操作子３の
機能が、位置情報の移動方向の設定機能に復帰し、切換
スイッチ１５が切換端子ｔ１側に復帰切換されると共
に、円板操作子３の回動位置が、スクロール機能への切
換直前の回動位置に復帰される。このために、円板操作
子３によつて、スクロール機能への切換直前の回動位置
から、動作が再開されて位置情報の移動方向の設定が行
われる。本実施の形態のその他の動作は、すでに説明し
た第１の実施の形態の動作と同一なので、重複する説明
は行わない。

【００２２】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第１の実施の形態で得られる効果に加えて、
必要に応じて、円板操作子３に位置情報の移動方向の設
定動作を中断させ、円板操作子３の操作によって、ディ
スプレイ７の表示画像にスクロール動作を行わせ、スク
ロール動作の終了後に、円板操作子３をスクロール動作
への切換直前の回動位置に、自動的に復帰させて、直前
の円操作子３による位置情報の移動方向の設定位置から
動作を再開させることが可能になる。

【００２３】［第３の実施の形態］本発明の第３の実施
の形態を図４及び図５を参照して説明する。図４は本実
施の形態の外観構成を示す説明図、図５は本実施の形態
の全体構成を示す断面部分を含む説明図である。

【００２４】本実施の形態では、図４及び図５に示すよ
うに、すでに図２を参照して説明した第１の実施の形態
に対して、円板操作子３に入力スイッチ１６、１７が新
たに搭載して設けられ、収容室２０の底面に円環状の出
力板１６ｂ、１７ｂが新たに設けられ、入力スイッチ１
６は出力板１５ｂを介して、入力スイッチ１７は出力板
１７ｂを介して演算処理部５にそれぞれ接続されてい
る。本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明
した第１の実施の形態と同一なので、重複する説明は行
わない。

【００２５】本実施の形態では、入力スイッチ１６から
はスイッチ信号Ｆ８が、入力スイッチ１７からはスイッ
チ信号Ｆ９が演算処理部５に入力され、演算処理部５で
は、回転センサ４からの円板操作子３の回動情報を示す
回動信号Ｆ２と、回転センサ２からの操作バー１の回動
情報を示す回動信号Ｆ１とに基づき、ディスプレイ７の
表示画像の位置制御の情報データが演算され、位置情報
信号Ｆ３として中央処理部６に入力されると共に、スイ
ッチ信号Ｆ８、Ｆ９に基づくスイッチ情報信号Ｆ１０が
中央処理部６に入力される。

【００２６】また、中央処理部６では、演算処理部５か
らの位置情報信号Ｆ３と、スイッチ情報信号Ｆ１０とに
基づき、ディスプレイ７の表示画像を制御する位置情報
駆動信号Ｆ４と、ディスプレイ７の動作の切換を行うス
イッチ駆動信号Ｆ１２とを、ディスプレイ７に入力し、
ディプレイ７の動作の切換が行われると共に、例えばカ
ーソルの所定の位置までの駆動が行われる。本実施の形
態のその他の動作は、すでに説明した第１の実施の形態
の動作と同一なので、重複する説明は行わない。

【００２７】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第１の実施の形態で得られる効果に加えて、
入力スイッチ１６、１７を円板操作子３に搭載させ、取
り付けのために新たな占有空間が不要な状態で、薄型小
型化された位置情報入力装置に入力スイッチ１６、１７
の入力機能を追加することが可能になる。

【００２８】

【発明の効果】請求項１記載の発明によると、円板状操
作子が主軸を中心に回動され、位置情報の移動方向が設
定されると、第１のセンサによって、円板状操作子の回
動状態が検出され、円板状操作子に搭載配設されている
小径棒状操作子が、主軸に直角な副軸を中心に回動され
位置情報の移動量が設定されると、円板状操作子に搭載
配設されている第２のセンサによって、小径棒状操作子
の回動状態が検出され、演算手段によって、第１のセン
サの検出信号と第２のセンサの検出信号とに基づいて、
画像表示の制御の位置情報データが演算され、この位置
情報データに基づいて、ディスプレイに画像表示の位置
制御を行う位置情報駆動信号が入力されるので、マウス
方式の直感的な操作が可能でありながら、全体が大幅に
薄型化された位置情報入力装置が提供される。

【００２９】請求項２記載の発明によると、請求項１記
載の発明で得られる効果に加えて、動作切換手段によっ
て、円板状操作子の動作が、移動方向の設定とは異なる
動作に切換られるので、円板状操作子によって、例えば
画面のスクロール動作をも行わせ、部品点数を削減する
ことが可能になり、動作切換手段の切換動作の解除時
に、円板状操作子は、復帰手段によって、切換動作直前
の動作状態に復帰するので、直前の位置情報の移動方向
の設定状態から、移動方向の設定動作を継続して行うこ
とが可能になる。

【００３０】請求項３記載の発明によると、円板状操作
子が主軸を中心に回動され、位置情報の移動方向が設定
されると、第１のセンサによって、円板状操作子の回動
状態が検出され、円板状操作子に搭載配設されている小
径棒状操作子が、主軸に直角な副軸を中心に回動され位
置情報の移動量が設定されると、円板状操作子に搭載配
設されている第２のセンサによって、小径棒状操作子の
回動状態が検出され、円板状操作子の面上に配置された
入力スイッチからスイッチ信号が入力され、演算手段に
よって、第１のセンサの検出信号、第２のセンサの検出
信号及びスイッチ信号に基づいて、画像表示の制御の位
置情報データが演算され、この位置情報データに基づい
て、ディスプレイに画像表示の位置制御を行う位置情報
駆動信号が入力されるので、マウス方式の直感的な操作
が可能でありながら、全体が大幅に薄型化された位置情
報入力装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態の外観構成を示す説
明図である。

【図２】同実施の形態の全体構成を示す断面部分を含む
説明図である。

【図３】本発明の第２の実施の形態の全体構成を示す断
面部分を含む説明図である。

【図４】本発明の第３の実施の形態の外観構成を示す説
明図である。

【図５】同実施の形態の全体構成を示す断面部分を含む
説明図である。

【符号の説明】

１ 操作バー ２ 回転センサ ３ 円板操作子 ４ 回転センサ ５ 演算処理部 ６ 中央処理部 ７ ディスプレイ １０ コンピュータ本体 １３ 変換処理部 １５ 切換スイッチ １６、１７ 入力スイッチ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディスプレイに画像表示の制御を行う位
   置情報を入力する位置情報入力装置であり、主軸を中心
   に回動自在で、その回動により前記位置情報の移動方向
   を設定する円板状操作子と、 該円板状操作子の回動状態を検出する第１のセンサと、 前記円板状操作子に搭載配設され、前記主軸に直角な副
   軸を中心に回動自在で、その回動により前記位置情報の
   移動量を設定する小径棒状操作子と、 前記円板状操作子に搭載配設され、前記小径棒状操作子
   の回動状態を検出する第２のセンサと、 前記第１のセンサの検出信号と前記第２のセンサの検出
   信号とに基づいて、前記画像表示の制御の位置情報デー
   タを演算する演算手段とを有することを特徴とする位置
   情報入力装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の位置情報入力装置に対し
   て、 前記円板状操作子の動作を、前記移動方向の設定とは異
   なる動作に切換設定する動作切換手段と、 該動作切換手段の切換動作の解除時に、前記円板状操作
   子を前記動作切換手段の切換動作直前の動作状態に復帰
   させる復帰手段とが設けられていることを特徴とする位
   置情報入力装置。
3. 【請求項３】 ディスプレイに画像表示の制御を行う位
   置情報を入力する位置情報入力装置であり、主軸を中心
   に回動自在で、その回動により前記位置情報の移動方向
   を設定する円板状操作子と、 該円板状操作子の回動状態を検出する第１のセンサと、 前記円板状操作子に搭載配設され、前記主軸に直角な副
   軸を中心に回動自在で、その回動により前記位置情報の
   移動量を設定する小径棒状操作子と、 前記円板状操作子に搭載配設され、前記小径棒状操作子
   の回動状態を検出する第２のセンサと、 前記円板状操作子の面上に設けられた入力スイッチと、 前記第１のセンサの検出信号、前記第２のセンサの検出
   信号及び前記入力スイッチのスイッチ信号に基づいて、
   前記画像表示の制御の位置情報データを演算する演算手
   段とを有することを特徴とする位置情報入力装置。