JP2000180959A - 光ポンピングバルブを用いたレ―ザ―映像投射装置 - Google Patents

光ポンピングバルブを用いたレ―ザ―映像投射装置

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JP2000180959A
JP2000180959A JP11350356A JP35035699A JP2000180959A JP 2000180959 A JP2000180959 A JP 2000180959A JP 11350356 A JP11350356 A JP 11350356A JP 35035699 A JP35035699 A JP 35035699A JP 2000180959 A JP2000180959 A JP 2000180959A
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optical pumping
laser
light
optical
resonator
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Seitan So
清淡 宋
Sang-Mook Kim
湘黙 金
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Samsung SDI Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各投射管の収束特性とホワイトバランス特性
を向上させることができ、投射型表示装置の輝度向上と
鮮明度を向上させると共にレーザーの映像実現及び装置
のコンパクト化が可能な光ポンピングバルブを用いたレ
ーザー映像投射装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る光ポンピングバルブを用い
た映像投射装置は、一定な波長の光に対して共振を起こ
すレーザー共振器9と、前記レーザー共振器9がレーザ
ービームを生成できるようにポンピングする光ポンピン
グソース10と、前記レーザー共振器から放出されたレ
ーザービームが映像画面を形成するようにフィルタリン
グする光バルブ8とを備えた光ポンピングバルブ12
0、220、320をCRTの代わりに使用して映像を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ポンピングバルブ
を用いたレーザー映像投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の液晶光バルブ(LCL
V; Liquid Crystal Light Valve)を用いた立体映
像プロジェクターの概略的構成を示す図面である。図示
したように、従来の立体映像プロジェクターは、光源で
ある高圧メタルハライドランプ100から発光された白
色光をコリメーティングレンズ200で平行光を作って
液晶表示パネル300に集束させ、この液晶表示パネル
300は入射された光を映像信号に合せてフィルタリン
グして透過させる。この透過された光は光学レンズ系4
00で集束させてスクリーン500に投射して映像画面
を得る装置である。
【0003】しかし、このような従来の液晶光バルブを
用いた立体映像プロジェクターは高圧のメタルハライド
光を使用するが、液晶表示パネルでろ過されて投射され
た光は分散角が大きく輝度が低いので、スクリーンに結
ばれる画像はコントラストが水準に至らなくて、鮮明で
ない。
【0004】その他、映像プロジェクターとしては陰極
線管(CRT)を用いた映像プロジェクター(Video
Projector)がある。一般的に、陰極線管を
用いた映像プロジェクターは1つの投射管の画像を単純
にレンズを通過させて拡大する単管式と、赤、緑、青色
の独立した投射管の各画像をレンズを通して投射スクリ
ーンに投射して、この投射スクリーンで画像を合成させ
ることによってカラー画像を得る3管式がある。
【0005】前記3管式ビデオプロジェクターの場合、
図14に示したように、各投射管110、210、31
0から照射された赤、緑、青色の画像を光学系410を
用いて投射スクリーン510で一致させる。ここで、中
央に位置される投射管210に対して両側に位置されて
赤、青色の画像を形成する両側の投射管110、310
が固定部(図示せず)により所定の角度で固定されてい
る。
【0006】前記各投射管110、210、310を固
定する固定部はプロジェクターのセット(図示せず)に
固定されるハウジング部材と、前記ハウジング部材に固
定されてそれぞれの投射管110、210、310を固
定するブラケット(図示せず)を含む。
【0007】上述したように、固定部により固定された
各投射管110、210、310は投射スクリーンに対
して正確な収束調整のためには両側の投射管110、3
10を中央に位置した投射管210に対して所定の角度
で回動させ調整する。そして各投射管のフォーカス長さ
調整はプロジェクターの駆動回路によってなされる。
【0008】しかし、前記のように構成された従来プロ
ジェクターの投射管組立体は投射管110、210、3
10がインライン状に配列され、各投射管に個別的にレ
ンズユニットが設けられているので設置空間が相対的に
広まるという問題点を有していた。
【0009】また、前記投射管組立体は、投射スクリー
ン510と各投射管110、210、310の距離が均
一ではないので、各投射管110、210、310によ
り形成される画像に輝度差があり、各投射管からスクリ
ーンの縁部に照射される画像の光を部分的に集光できる
手段がないのでスクリーンの縁部へ行くほど画像の解像
度が低下するという問題点を有していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な従来の問題点を改善するために創案されたものであ
り、本発明の目的は、各投射管の収束特性とホワイトバ
ランス特性を向上させることができ、投射型表示装置の
輝度向上と鮮明度(contrast)を向上させると共
にレーザーの映像実現及び装置のコンパクト化が可能な
光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するための本発明による光ポンピングバルブを用いたレ
ーザー映像投射装置は、その中心光軸が一点に集まるよ
うにし、前記光軸が集まった点から同じ距離に配置され
た3個の光ポンピングバルブと、前記3個の光ポンピン
グバルブの前面にそれぞれ設けられて前記3つの光ポン
ピングバルブからの光を投射する3枚の投射レンズ群と
を備えたことを特徴とする。
【0012】本発明において、前記3つの光ポンピング
バルブはそれぞれ、一定な波長の光に対して共振を起こ
すレーザー共振器と、前記レーザー共振器がレーザービ
ームを生成できるようにポンピングする光ポンピングソ
ースと、前記レーザー共振器から放出されたレーザービ
ームが映像画面を形成するようにフィルタリングする光
バルブとして透過型液晶表示パネルとを備えたことが望
ましい。
【0013】また、本発明において、前記3つの光ポン
ピングバルブはそれぞれ、一定な波長の光に対して共振
を起こすレーザー共振器と、前記レーザー共振器がレー
ザービームを生成できるようにポンピングする光ポンピ
ングソースと、前記レーザー共振器から放出されたレー
ザービームが映像画面を形成するようにフィルタリング
する光バルブとして反射型液晶表示パネルとを備える
が、前記反射型液晶表示パネルは前記レーザー共振器か
ら放出されたレーザービームの直進経路を外れた位置に
前記直進経路と平行に設けられ、前記直進経路上に配置
され、前記レーザー共振器から放出されたレーザービー
ムを前記反射型液晶表示パネルに反射させ、前記反射型
液晶表示パネルからフィルタリングされて反射された光
は前記直進経路に再び反射させるダイクロイックミラー
とをさらに備えることもできる。
【0014】また、前記レーザー共振器は垂直共振面発
光レーザーダイオードよりなるが、前記垂直共振面発光
レーザーダイオードで活性層はII-VI族あるいはIII-V族
化合物半導体の単結晶層に形成されたり、あるいはII-V
I族あるいはIII-V族化合物半導体の異種物質が交番接合
を通して多重量子ウェル層あるいは超格子層に形成さ
れ、前記垂直共振面発光レーザーダイオードで共振器を
なすミラーは相対的に高屈折率と低屈折率をそれぞれ有
する酸化物誘電体が交番接合されて形成されたダイクロ
イックミラーよりなったりあるいは相対的に高屈折率と
低屈折率をそれぞれ有するII-VI族あるいはIII-V族化合
物半導体が交番接合されて形成された分散ブラッグ反射
器よりなることが望ましい。
【0015】また、前記光ポンピングソースは点光源あ
るいは面光源形態のガス放電管でなって、前記光ポンピ
ングバルブで前記レーザー共振器及び前記光ポンピング
ソースが直接接合された一体型に形成されたことが望ま
しく、あるいは別途に分離された分離型で形成されたこ
とも適用できる。
【0016】前記のような目的を達成するために、本発
明に係るさらに他の光ポンピングバルブを用いたレーザ
ー映像投射装置は、インライン状に配列された3個の光
ポンピングバルブと、前記3個の光ポンピングバルブ中
両側の2つの光ポンピングバルブの前面に設けられてこ
の両側光ポンピングバルブの光経路を中央に位置した光
ポンピングバルブの光経路方向に変更させるミラーと、
前記中央に位置した光ポンピングバルブの光経路上に設
けられて前記両側のミラーから反射された光を前記中央
に位置した光ポンピングバルブの光経路と一致した光経
路に沿って反射されるようし、前記中央の光ポンピング
バルブから照射された光は通過させるカラープリズム、
及び前記3つの光ポンピングバルブの一致した光経路上
の前記カラープリズムの前面に設けられて前記3つの光
ポンピングバルブからの光を投射する少なくとも1枚の
投射レンズ群とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明において、前記3つの光ポンピング
バルブはそれぞれ、一定な波長の光に対して共振を起こ
すレーザー共振器と、前記レーザー共振器がレーザービ
ームを生成できるようにポンピングする光ポンピングソ
ースと、前記レーザー共振器から放出されたレーザービ
ームが映像画面を形成するようにフィルタリングする光
バルブとして透過型液晶表示パネルとを備えたことが望
ましく、あるいは前記3つの光ポンピングバルブはそれ
ぞれ、一定な波長の光に対して共振を起こすレーザー共
振器と、前記レーザー共振器がレーザービームを生成で
きるようにポンピングする光ポンピングソースと、前記
レーザー共振器から放出されたレーザービームが映像画
面を形成するようにフィルタリングする光バルブとして
反射型液晶表示パネルとを備えるが、前記反射型液晶表
示パネルは前記レーザー共振器から放出されたレーザー
ビームの直進経路を外れた位置に前記直進経路と平行に
設けられ、前記直進経路上に配置され、前記レーザー共
振器から放出されたレーザービームを前記反射型液晶表
示パネルに反射させ、前記反射型液晶表示パネルからフ
ィルタリングされて反射された光は前記直進経路に再び
反射させるダイクロイックミラーとをさらに備えたこと
も可能である。
【0018】また、本発明において、前記レーザー共振
器は垂直共振面発光レーザーダイオードよりなるが、こ
の垂直共振面発光レーザーダイオードで活性層はII-VI
族あるいはIII-V族化合物半導体の単結晶層で形成され
たり、あるいはII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体の
異種物質が交番接合を通して多重量子ウェル層あるいは
超格子層で形成され、前記垂直共振面発光レーザーダイ
オードで共振器をなすミラーは相対的に高屈折率と低屈
折率をそれぞれ有する酸化物誘電体が交番接合されて形
成されたダイクロイックミラーよりなるり、あるいは相
対的に高屈折率と低屈折率をそれぞれ有するII-VI族あ
るいはIII-V族化合物半導体が交番接合されて形成され
た分散ブラッグ反射器よりなることが望ましい。
【0019】また、前記光ポンピングソースは点光源あ
るいは面光源形態のガス放電管よりなり、前記光ポンピ
ングバルブで前記レーザー共振器及び前記光ポンピング
ソースが直接接合された一体型に形成されたことが望ま
しく、あるいは前記レーザー共振器及び前記光ポンピン
グソースは別途に分離された分離型で形成されたことも
適用可能である。
【0020】また、本発明において、前記ミラーは縁部
の映像が拡散されることを防止するために曲面で形成さ
れたことが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装
置を詳しく説明する。
【0022】図1は本発明に係る光ポンピングバルブを
用いた映像投射装置の第1の実施の形態の概略的構成を
示す図面である。図示されたように、第1の実施の形態
は図14のCRTを用いた映像投射装置でCRTの代り
にそれぞれ赤、緑、青色の光ポンピングバルブ120、
220、320を採用した点に特徴がある。この光ポン
ピングバルブの構造は図2及び図3に示したようにそれ
ぞれ一体型と分離型とに大別される。
【0023】まず、一体型光ポンピングバルブは、図2
に示したように、レーザー発振部すなわちレーザー共振
器(cavity)9と、このレーザー共振器9をポンピ
ングする光源、すなわち光ポンピングソース10及びレ
ーザー共振器9で放出されたレーザービームを映像画面
にフィルタリングする光バルブ8とを備え、レーザー共
振器9と光ポンピングソース10は直接連結された一体
型とされる。図示された各部分の細部構成はグロー放電
原理を用いた光ポンピングソース10はメタル反射器
1、不活性ガス2、透明導電膜3を備え、レーザー共振
器9は酸化物ミラー4、活性層5、分散ブラッグ反射器
6及び透明基板7を備え、光バルブ8は液晶表示パネル
よりなる。
【0024】また、分離型光ポンピングバルブは、図3
に示したように、レーザー発振部、すなわちレーザー共
振器19と、このレーザー共振器19をポンピングする
光源、すなわち光ポンピングソース20及びレーザー共
振器19から放出されたレーザービームを映像画面にフ
ィルタリングする光バルブ18を備え、レーザー共振器
19と光ポンピングソース20は別途に独立された分離
型とされる。図示された各部分の細部構成はグロー放電
原理を用いた光ポンピングソース20はメタル反射器1
1、不活性ガス12、透明導電膜13を備え、レーザー
共振器19は酸化物ミラー14、活性層15、分散ブラ
ッグ反射器16及び透明基板17を備え、光バルブ18
は液晶表示パネルよりなる。
【0025】以上のように、一体型及び分離型の光ポン
ピングバルブはレーザー共振器9、19と光ポンピング
ソース10、20が一体化されているか分離されている
かに違いがあるだけで、その構成においては同じであ
る。従って、図1では代表として一体型光ポンピングバ
ルブを示したが、分離型光ポンピングバルブを適用した
実施の形態の図面は便宜上省略する。
【0026】また、前記光ポンピングバルブでレーザー
共振器9、19は図4及び図5に示されたように、ファ
ブリ・ペロー(Fabry−Perot)型である垂直共振器面発光
レーザー(VCSEL; vertical cavity surface
emitting laser)の形態で製作される。すなわち、
垂直共振器面発光レーザーは紫外線は透過させ、可視光
は反射させる第1反射層4、14、半導体で構成される
発光源である活性層5、15、部分反射率を持ってお
り、発振されたレーザーが透過される第2反射層6、1
6、そして支持板である透明基板7、17よりなる。レ
ーザー共振器9、19の面積は光バルブ8、18の面積
と関係なく、大きさに制限はない。
【0027】ここで、レーザー共振器9、19の活性層
は、図4に示したように、II-VI族あるいはIII-V族化合
物半導体の単結晶層5、15で形成される。ここに使わ
れる物質は可視光領域の光を発光するのに適合なエネル
ギーバンドギャップを有する物質を使用する。使用物質
はCd、Zn、Mg、S、Seを使用した化合物及びG
a、Al、In、Nを使用した化合物を使用する。これ
ら化合物は可視光の赤、緑、青色それぞれの発光に適合
なエネルギーバンドギャップを有するように一定成分比
のバイナリ、ターナリ、またはクォータナリの形態を行
なうように調節される。
【0028】また、レーザー共振器9、19の活性層は
図5に示したように、II-VI族あるいはIII-V族化合物半
導体の異種物質の交番接合を通した多重量子ウェルまた
は超格子構造5、15で形成されることもある。ここに
使われる物質も可視光領域の光を発光するのに適合なエ
ネルギーバンドギャップを有する物質を使用する。使用
物質はCd、Zn、Mg、S、Seを使用した化合物及
びGa、Al、In、Nを使用した化合物を使用する。
これら化合物も可視光の赤、緑、青色それぞれの発光に
適合なエネルギーバンドギャップを有するように一定成
分比のバイナリ、ターナリ、またはクォータナリの形態
を行なうように調節される。
【0029】このように、活性層5、15を多重量子ウ
ェルや超格子構造で形成することは赤、緑、青色それぞ
れの発光に適合な発光転移レベルが形成されるようにエ
ネルギーバンドギャップを設計するのが容易で、ウェル
及び障壁物質の成分比、厚さ及び層数の調節を通して製
作しやすいためである。
【0030】また、前記一体型及び分離型の2実施の形
態でレーザー共振器9、19を構成する共振器ミラー
4、14、6、16は高屈折率及び低屈折率の酸化物誘
電体の交番接合によるダイクロイックミラーよりなる。
この時、第1反射層4、14は紫外線は透過させ可視光
は反射させる多層構造で製作して紫外線光は半導体活性
層5、15を励起させ、活性層5、15から発生された
可視光は共振器内で共振増幅がおきるように反射させる
ように構成される。第2反射層6、16は部分反射層で
活性層から発生された光の共振増幅と共に増幅された光
が共振器の外に投射されるように反射率を第1反射層
4、14よりは低いように調節され、赤、緑、青色波長
に該当する反射帯を有するように製作される。
【0031】他の実施の形態で、共振器ミラー4、1
4、6、16は高屈折率及び低屈折率のII-VI族あるい
はIII-V族化合物半導体の交番接合に分散ブラッグ反射
器でなる場合もある。このように共振器ミラーは高屈折
率及び低屈折率物質の交番接合で構成される分散ブラッ
グ反射器は界面からの干渉効果を用いた多重層薄膜で構
成されたミラーである。ここに使われる物質は活性層物
質と同様なCd、Zn、Mg、S、Seを使用した化合
物及びGa、Al、In、Nを使用した化合物で、これ
ら化合物は一定成分比のバイナリ、ターナリ、またはク
ォータナリの形態で使われる。可視光の赤、緑、青色そ
れぞれのレーザー発光に適合な反射帯及び反射率を有す
るように厚さ及び成分比、層数が調節される。
【0032】また、前記2つの光ポンピングバルブでレ
ーザー共振器9、19をポンピングする光源すなわち光
ポンピングソース10、20は、紫外線領域の光を効果
的に発光する不活性ガス放電管で構成し、点光源または
面光源の形態で構成される。そして、レーザー共振器
9、19から放出されたレーザービームを映像信号を受
けて映像画面にフィルタリングする光バルブ8、18は
主に透過型液晶表示パネルよりなる。
【0033】このように、第1の実施の形態はCRTの
代りに光ポンピングバルブを配置することによって、既
存の映像投射装置に比べて輝度向上と鮮明度(cont
rast)を向上させると共にレーザー映像を実現でき
るのみならずCRTに比べて光ポンピングバルブはその
寸法がはるかに小さいので、装置のコンパクト化が可能
な利点がある。
【0034】このような第1の実施の形態の効果に加え
て、各光ポンピングバルブの光投射において、さらに収
束特性とホワイトバランス特性を改善したのが図6に示
した第2の実施の形態である。
【0035】第2の実施の形態の映像投射装置は、投射
スクリーン50に赤、緑、青色の画像をなす光を投射さ
せてカラー画像を形成するためのものである。これは、
図6に示したように、3つの光ポンピングバルブ(以下
R、G、B光ポンピングバルブと略称する)21、2
2、23をインライン状に配列し、両側に位置したR、
B光ポンピングバルブ21、23から投射された光の経
路が中央に位置したG光ポンピングバルブ22から投射
された光の経路と一致させて1つの光経路でスクリーン
50に投射されるようにすることによってコンバージェ
ンス特性とホワイトバランス特性が改善される。
【0036】このために、スクリーン50面と所定間隔
離隔されるようにそれぞれ設けられたR、B光ポンピン
グバルブ21、23から照射される光を中央に位置した
G光ポンピングバルブ22の光経路に反射させる反射ミ
ラー24、25と、スクリーンの前面中央に位置した前
記G光ポンピングバルブ22の光経路上に設けられて前
記両側反射ミラー24、25から反射された光をスクリ
ーン50に反射させると共にG光ポンピングバルブ22
から投射された光は通過させるカラープリズム30と、
前記カラープリズム30と投射スクリーン(図示せず)
の前面に設けられる1枚の投射レンズ群26を含む。
【0037】前記R、G、B光ポンピングバルブ21、
22、23は、光ポンピングソース10から発生された
レーザービームをレーザー共振器9で共振させて特定エ
ネルギー帯で光を放出するのでそれぞれR、G、Bのレ
ーザービームが発生される。ここで、前記R、G、B光
ポンピングバルブ21、22、23のスクリーン面から
前記投射レンズ群26までの光経路はこれらから放出さ
れる光が完壁に理想的な平行光でなく無視できる程度の
発散光であることを考慮する時同一長さで形成するのが
望ましい。このためにはR、G、B光ポンピングバルブ
21、22、23のうち、中央に位置して直線の光経路
を有するG光ポンピングバルブ22はR、B光ポンピン
グバルブ21、23に比べてスクリーン50から後退さ
せて配置することが望ましい。
【0038】また、前記両側R、B光ポンピングバルブ
21、23の光経路を変更するためにスクリーン面と所
定間隔離隔されるよう設けられた反射ミラー24、25
は、図7及び図8に示したように所定の曲率を有するよ
うに形成された反射面41a、42aを有する曲面ミラ
ー41、42よりなる場合もある。このような曲面ミラ
ー41、42を備えたものが第3の実施の形態である。
【0039】第3の実施の形態で、前記反射面41a、
42aの曲率は光ポンピングバルブにより形成された画
像の投射光が拡散されずカラープリズム30側に平行あ
るいは集束されるように入射できるように形成するのが
望ましい。
【0040】このように、プロジェクターの光ポンピン
グバルブ組立体は各光ポンピングバルブにより形成され
た画像の光中、両側のR、B光ポンピングバルブ21、
23により形成された赤色と青色画像の光は反射ミラー
41、42とカラープリズム30を通して投射レンズ群
40に入射され、中央に位置したG光ポンピングバルブ
により形成された緑色画像の光はカラープリズム30を
通過して投射レンズ群40に入射される。前記のように
投射レンズ群40により集束及び発散されて投射スクリ
ーン50に走査されることによってカラー画像を形成す
るようになる。
【0041】前記のようにカラー画像を形成する過程で
R、B光ポンピングバルブ21、23から投射された画
像の光は図7、8に示されたように反射ミラー41、4
2の反射面41a、42aが曲面の形状で形成されてい
るので、画像の縁部の光が反射ミラー41、42により
中央部側に集束されることによって光が拡散されること
を防止できる。
【0042】また前記R、G、B光ポンピングバルブ2
1、22、23の各スクリーン面から投射レンズ群40
までの光経路の距離が一定に形成されているので、距離
差による光損失を減らすことができ、各光ポンピングバ
ルブ21、22、23により形成されて投射レンズ群4
0に入射される光の照度すなわち、画像の輝度が一定に
なる。したがって、前記投射レンズ群40を通過して投
射スクリーン50に投射されるホワイトバランス特性が
向上される。
【0043】一方、ここまでは投射型液晶パネルが光バ
ルブとして採用された光ポンピングバルブを用いた実施
の形態を紹介したが、次に図9乃至図12では反射型液
晶パネルが光バルブとして採用された光ポンピングバル
ブを用いた実施の形態を詳しく説明する。
【0044】図9は反射型液晶パネル8’を用いた光ポ
ンピングバルブの作動原理を説明するための図面であ
る。図示されたように、透過型液晶パネルとは異なり反
射型液晶パネル8’はレーザー共振器9から放出された
レーザービームの経路と並んで側面に配置され、前記レ
ーザービームの経路上にダイクロイックミラー60が配
置される。したがって、レーザー共振器9から放出され
たレーザービームはダイクロイックミラー60により進
行経路が変わって反射型液晶パネル8’に入射され、反
射型液晶パネル8’から反射された光は再びダイクロイ
ックミラー60により進路が変更されて投射レンズ群側
に進めるようになる。
【0045】このような反射型液晶表示パネルを採用し
た光ポンピングバルブを用いた映像投射装置の実施の形
態として第4の実施の形態、第5の実施の形態及び第6
の実施の形態がある。
【0046】まず、第4の実施の形態は、図10に示し
たように、第1の実施の形態(図1参照)とは反射型液晶
表示パネル8’が採用された光ポンピングバルブを使用
した点のみ異なるだけである。したがって、第1の実施
の形態のように収束特性とホワイトバランス特性の改善
効果はないが、CRTを用いた映像投射装置に比べて映
像投射装置のサイズをコンパクト化する長所はある。
【0047】次に、第5の実施の形態は、図11に示し
たように、第2の実施の形態(図6参照)で透過型液晶表
示パネルの代りに反射型液晶表示パネル8’とダイクロ
イックミラー60が採用された光ポンピングバルブを使
用した点のみ異なるだけである。したがって、第2の実
施の形態のように収束特性とホワイトバランス特性の改
善効果のみならず、CRTを用いた映像投射装置に比べ
て映像投射装置のサイズをコンパクト化できる長所もあ
る。
【0048】次に、第6の実施の形態は図12に示した
ように、第3の実施の形態(図7参照)で透過型液晶表示
パネルの代りに反射型液晶表示パネル8’とダイクロイ
ックミラー60が採用された光ポンピングバルブを使用
した点のみ異なるだけである。したがって、第3の実施
の形態のようにコンバージェンス特性とホワイトバラン
ス特性の改善効果のみならずCRTを用いた映像投射装
置に比べて映像投射装置のサイズをコンパクト化できる
長所もある。
【0049】以上説明した第4、5、6の実施の形態
は、透過型液晶表示パネルが採用された光ポンピングバ
ルブを用いた第1、2、3の実施の形態に比べてダイク
ロイックミラー60がさらに使用されるので、サイズ面
では不利な点があるものの、反射型液晶表示パネルを光
バルブとして採用できるという利点がある。
【0050】なお、以上説明した全ての実施の形態にお
いて、光ポンピングバルブとしては一体型あるいは分離
型のいずれにも適用でき、かつ光バルブとして透過型液
晶表示パネルあるいは反射型液晶表示パネルのいずれも
適用できることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光ポ
ンピングバルブを用いた映像投射装置は一定な波長の光
に対して共振を起こすレーザー共振器と、前記レーザー
共振器がレーザービームを生成できるようにポンピング
する光ポンピングソース、及び前記レーザー共振器から
放出されたレーザービームが映像画面を形成するように
フィルタリングする光バルブとを備えた光ポンピングバ
ルブをCRTの代わりに使用して映像を形成することに
よって、それぞれ次のような長所を有する。
【0052】1)分散角が小さくて直進性を有した面発
光レーザーを利用するので損失が少ない映像投射装置を
構成できて画面の輝度が向上される。 2)レーザーを直接適用するので既存のCRTを用いた
映像投射装置より鮮明度が向上される。 3)レーザー共振器は発光効率が高くて光損失が少ない
ので省電力化が可能である。 4)簡単で体積が少ない素材と部品を使用するのでコン
パクト化が可能である。 5)レーザーによる新映像文化実現が可能である。 6)新しいポンピング法によるレーザー装置の実現が可
能である。 7)第2、3、5、6の実施の形態の場合、光が1枚の
投射レンズ群により集束及び発散されて投射スクリーン
に投射されるので収束特性が向上される。さらに、第の
3の実施の形態及び第6の実施の形態の場合光ポンピン
グバルブにより形成される画像で縁部の光が拡散される
ことを防止できる。
【0053】本発明は図面に示された一実施の形態を挙
げて説明したが、これは例示的なことに過ぎなく、本願
発明の属する技術的範囲内で当業者により多様な実施の
形態で変形可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ポンピングバルブを用いたレー
ザー映像投射装置の第1の実施の形態の概略的構成を示
す図面である。
【図2】図1の映像投射装置に適用された一体型光ポン
ピングバルブの概略的構造を示す断面図である。
【図3】図1の映像投射装置に適用された分離型光ポン
ピングバルブの概略的構造を示す断面図である。
【図4】図2あるいは図3の光ポンピングバルブのレー
ザー共振器が単結晶で形成された例を示す断面図であ
る。
【図5】図2あるいは図3の光ポンピングバルブのレー
ザー共振器が量子ウェル多重層で形成された例を示す断
面図である。
【図6】本発明に係る光ポンピングバルブを用いたレー
ザー映像投射装置の第2の実施の形態の概略的構成を示
す図面である。
【図7】本発明に係る光ポンピングバルブを用いたレー
ザー映像投射装置の第3の実施の形態の概略的構成を示
す図面である。
【図8】図7の第3の実施の形態で曲面ミラーからカラ
ープリズムに光が入射される状態を示す図面である。
【図9】光ポンピングバルブに光バルブとして反射型液
晶表示パネルを適用するための原理を示す図面である。
【図10】本発明に係る光ポンピングバルブを用いたレ
ーザー映像投射装置の第4の実施の形態の概略的構成を
示す図面である。
【図11】本発明に係る光ポンピングバルブを用いたレ
ーザー映像投射装置の第5の実施の形態の概略的構成を
示す図面である。
【図12】本発明に係る光ポンピングバルブを用いたレ
ーザー映像投射装置の第6の実施の形態の概略的構成を
示す図面である。
【図13】従来の液晶光バルブを用いた立体映像プロジ
ェクターの概略的構成を示す図面である。
【図14】従来の陰極線管(CRT)プロジェクターの概
略的構成を示す図面である。
【符号の説明】
1、11 メタル反射器 2、12 不活性ガス 3、13 透明導電膜 4、14 酸化物ミラー 5、15 活性層 6、16 分散ブラッグ反射器 7、17 透明基板 8、18 光バルブ 9、19 レーザー共振器 10、20 光ポンピングソース 21、22、23 光ポンピングバルブ 24、25 反射ミラー 26 投射レンズ群 30 カラープリズム 40 投射レンズ群 41、42 曲面ミラー 41a、42a 反射面 50 投射スクリーン 8’ 反射型液晶パネル 60 ダイクロイックミラー 120、220、320 光ポンピングバルブ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その中心光軸が一点に集まるようにし、
    前記光軸が集まった点から同一距離に配置された3個の
    光ポンピングバルブと、 前記3個の光ポンピングバルブの前面にそれぞれ設けら
    れて前記3つの光ポンピングバルブからの光を投射する
    3枚の投射レンズ群と、 を備えたことを特徴とする光ポンピングバルブを用いた
    レーザー映像投射装置。
  2. 【請求項2】 前記3つの光ポンピングバルブはそれぞ
    れ、 一定な波長の光に対して共振を起こすレーザー共振器
    と、 前記レーザー共振器がレーザービームを生成できるよう
    にポンピングする光ポンピングソースと、 前記レーザー共振器から放出されたレーザービームが映
    像画面を形成するようにフィルタリングする光バルブ
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光ポンピン
    グバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  3. 【請求項3】 前記3つの光ポンピングバルブはそれぞ
    れ、 一定な波長の光に対して共振を起こすレーザー共振器
    と、 前記レーザー共振器がレーザービームを生成できるよう
    にポンピングする光ポンピングソースと、 光バルブとして前記レーザー共振器から放出されたレー
    ザービームの直進経路を外れた位置に前記直進経路と平
    行に設けられて前記レーザー共振器から放出されたレー
    ザービームが映像画面を形成するようにフィルタリング
    する反射型液晶表示パネルと、 前記直進経路上に配置されて前記レーザー共振器から放
    出されたレーザービームを前記反射型液晶表示パネルに
    反射させ、前記反射型液晶表示パネルからフィルタリン
    グされて反射されたレーザービームは前記直進経路に再
    び反射させるダイクロイックミラーと、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光ポンピン
    グバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザー共振器は垂直共振面発光レ
    ーザーダイオードよりなることを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の光ポンピングバルブを用いた映像投射装
    置。
  5. 【請求項5】 前記垂直共振面発光レーザーダイオード
    で活性層はII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体の単結
    晶層で形成されたことを特徴とする請求項4に記載の光
    ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  6. 【請求項6】 前記垂直共振面発光レーザーダイオード
    で活性層はII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体の異種
    物質が交番接合を通して多重量子ウェル層あるいは超格
    子層で形成されたことを特徴とする請求項4に記載の光
    ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  7. 【請求項7】 前記垂直共振面発光レーザーダイオード
    で共振器をなすミラーは相対的に高屈折率と低屈折率を
    それぞれ有する酸化物誘電体が交番接合されて形成され
    たダイクロイックミラーよりなることを特徴とする請求
    項4に記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像
    投射装置。
  8. 【請求項8】 前記垂直共振面発光レーザーダイオード
    で共振器をなすミラーは相対的に高屈折率と低屈折率を
    それぞれ有するII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体が
    交番接合されて形成された分散ブラッグ反射器よりなる
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ポンピングバルブ
    を用いたレーザー映像投射装置。
  9. 【請求項9】 前記光ポンピングソースはガス放電管よ
    りなることを特徴とする請求項2または3に記載の光ポ
    ンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  10. 【請求項10】 前記光ポンピングソースは点光源ある
    いは面光源形態よりなることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像
    投射装置。
  11. 【請求項11】 前記光バルブは透過型液晶表示パネル
    よりなることを特徴とする請求項2に記載の光ポンピン
    グバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  12. 【請求項12】 前記光ポンピングバルブは前記レーザ
    ー共振器及び前記光ポンピングソースが直接接合された
    一体型であることを特徴とする請求項2または3に記載
    の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  13. 【請求項13】 前記光ポンピングバルブは前記レーザ
    ー共振器及び前記光ポンピングソースは別途に分離され
    た分離型であることを特徴とする請求項2または3に記
    載の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装
    置。
  14. 【請求項14】 インライン状に配列された3個の光ポ
    ンピングバルブと、 前記3個の光ポンピングバルブ中両側の2つの光ポンピ
    ングバルブの前面に設けられてこの両側光ポンピングバ
    ルブの光経路を中央に位置した光ポンピングバルブの光
    経路側に変更させるミラーと、 前記中央に位置した光ポンピングバルブの光経路上に設
    けられて前記両側のミラーから反射された光を前記中央
    に位置した光ポンピングバルブの光経路と一致した光経
    路に沿って進めるように反射させ、前記中央の光ポンピ
    ングバルブから照射された光は通過させるカラープリズ
    ムと、 前記3つの光ポンピングバルブの一致した光経路上の前
    記カラープリズムの前面に設けられて前記3つの光ポン
    ピングバルブからの光を投射する少なくとも1枚の投射
    レンズと、 を備えたことを特徴とする光ポンピングバルブを用いた
    レーザー映像投射装置。
  15. 【請求項15】 前記3つの光ポンピングバルブはそれ
    ぞれ、 一定な波長の光に対して共振を起こすレーザー共振器
    と、 前記レーザー共振器がレーザービームを生成できるよう
    にポンピングする光ポンピングソースと、 前記レーザー共振器から放出されたレーザービームが映
    像画面を形成するようにフィルタリングする光バルブ
    と、 を備えたことを特徴とする請求項14に記載の光ポンピ
    ングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  16. 【請求項16】 前記3つの光ポンピングバルブはそれ
    ぞれ、 一定な波長の光に対して共振を起こすレーザー共振器
    と、 前記レーザー共振器がレーザービームを生成できるよう
    にポンピングする光ポンピングソースと、 光バルブとして前記レーザー共振器から放出されたレー
    ザービームの直進経路を外れた位置に前記直進経路と平
    行に設けられて前記レーザー共振器から放出されたレー
    ザービームが映像画面を形成するようにフィルタリング
    する反射型液晶表示パネルと、 前記直進経路上に配置されて前記レーザー共振器から放
    出されたレーザービームを前記反射型液晶表示パネルに
    反射させ、前記反射型液晶表示パネルからフィルタリン
    グされて反射されたレーザービームは前記直進経路に再
    び反射させるダイクロイックミラーと、 を備えたことを特徴とする請求項14に記載の光ポンピ
    ングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  17. 【請求項17】 前記レーザー共振器は垂直共振面発光
    レーザーダイオードよりなることを特徴とする請求項1
    5または16に記載の光ポンピングバルブを用いた映像
    投射装置。
  18. 【請求項18】 前記垂直共振面発光レーザーダイオー
    ドで前記活性層はII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体
    の単結晶層で形成されたことを特徴とする請求項17に
    記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装
    置。
  19. 【請求項19】 前記垂直共振面発光レーザーダイオー
    ドで活性層はII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体の異
    種物質が交番接合を通して多重量子ウェル層あるいは超
    格子層で形成されたことを特徴とする請求項17に記載
    の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  20. 【請求項20】 前記垂直共振面発光レーザーダイオー
    ドで共振器をなすミラーは相対的に高屈折率と低屈折率
    をそれぞれ有する酸化物誘電体が交番接合されて形成さ
    れたダイクロイックミラーよりなることを特徴とする請
    求項17に記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー
    映像投射装置。
  21. 【請求項21】 前記垂直共振面発光レーザーダイオー
    ドで共振器をなすミラーは相対的に高屈折率と低屈折率
    をそれぞれ有するII-VI族あるいはIII-V族化合物半導体
    が交番接合されて形成された分散ブラッグ反射器よりな
    ることを特徴とする請求項17に記載の光ポンピングバ
    ルブを用いたレーザー映像投射装置。
  22. 【請求項22】 前記光ポンピングソースはガス放電管
    よりなることを特徴とする請求項15または16に記載
    の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  23. 【請求項23】 前記光ポンピングソースは点光源ある
    いは面光源形態よりなることを特徴とする請求項15ま
    たは16に記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー
    映像投射装置。
  24. 【請求項24】 前記光バルブは透過型液晶表示パネル
    よりなることを特徴とする請求項15に記載の光ポンピ
    ングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
  25. 【請求項25】 前記光ポンピングバルブは前記レーザ
    ー共振器及び前記光ポンピングソースが直接接合された
    一体型であることを特徴とする請求項15または16に
    記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射装
    置。
  26. 【請求項26】 前記光ポンピングバルブは前記レーザ
    ー共振器及び前記光ポンピングソースは別途に分離され
    た分離型であることを特徴とする請求項15または16
    に記載の光ポンピングバルブを用いたレーザー映像投射
    装置。
  27. 【請求項27】 前記ミラーは縁部の映像が拡散される
    ことを防止するために曲面で形成されたことを特徴とす
    る請求項14、15及び16のいずれかに記載の光ポン
    ピングバルブを用いたレーザー映像投射装置。
JP11350356A 1998-12-10 1999-12-09 光ポンピングバルブを用いたレ―ザ―映像投射装置 Withdrawn JP2000180959A (ja)

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