JP2000180121A - 画像処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体

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JP2000180121A
JP2000180121A JP10360702A JP36070298A JP2000180121A JP 2000180121 A JP2000180121 A JP 2000180121A JP 10360702 A JP10360702 A JP 10360702A JP 36070298 A JP36070298 A JP 36070298A JP 2000180121 A JP2000180121 A JP 2000180121A
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camera
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Atsushi Yokoyama
敦 横山
Sachiko Miwa
祥子 三輪
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤検出を防止して、対応点を確実に、なおか
つ、迅速に検出できるようにする。 【解決手段】 ステップS12において、検出カメラ画
像から、背景に対応する画素と対象物に対応する画素を
分離する。ステップS15において、基準カメラ画像の
画素と対応する、分離された検出カメラ画像の対応画素
を検出する。ステップS16において、対応画素に基づ
き、基準カメラ画像の画素について、距離関係情報を算
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法、並びに提供媒体に関し、特に、例え
ば、所定の対象物を、複数のカメラで撮影して得られる
複数の画像の画素それぞれを相互に対応付け、対象物に
対する視差や、対象物までの距離などを、画素ごとに求
める、いわゆるステレオ画像処理を行う画像処理装置お
よび画像処理方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、文献「解説,ビデオレート・ス
テレオマシン(A Video-rate Stereomachine;金出(Kan
ade),木村 著、日本ロボット学会誌("Journal of the
Robotics Society of Japan (JRSJ)")vol.13 No.3, p
p.322〜pp.326, 1995)」などには、2箇所以上から同
一の対象物を撮影することにより、あるいは、2台以上
のカメラで撮影することにより得た複数の画像の間で、
互いに対応する画素の間の視差情報(視差)を得て、カ
メラから対象物上の各点までの距離を求め、さらには、
対象物の形状を計測する、いわゆるステレオ画像処理が
開示されている。
【0003】ここで、ステレオ画像処理は、2つ以上の
方向(異なる視線方向)からカメラで同一対象物を撮影
して得られる複数の画像間の画素同士を対応付けること
で、対応する画素間の視差情報や、カメラから対象物ま
での距離、対象物の形状を求めるものである。
【0004】即ち、図7に示すように、カメラ1および
2(撮像手段)は、異なる位置に固定された、例えばC
CD(Charge Coupled Device)ビデオカメラで、その
異なる位置(異なる視線方向)から対象物3を撮影し、
その結果得られる画像を出力する。カメラ1または2
は、それぞれ、いわゆる基準カメラまたは検出カメラと
して機能する。そこで、以下、適宜、カメラ1または2
を、それぞれ基準カメラ1または検出カメラ2と称する
とともに、それぞれが出力する画像を、基準カメラ画像
(第1の画像)または検出カメラ画像(第2の画像)と
称する。
【0005】基準カメラ1および検出カメラ2で対象物
3を撮影すると、基準カメラ1から対象物3の投影像を
含む基準カメラ画像が得られ、検出カメラ2から対象物
3の投影像を含む検出カメラ画像が得られる。いま、図
7における対象物3上のある点Pが、基準カメラ画像お
よび検出カメラ画像の両方に表示されているとすると、
その点Pが表示されている基準カメラ画像上の位置と、
検出カメラ画像上の位置、つまり対応点(対応画素)と
から、視差情報を求めることができ、さらに、三角測量
の原理を用いて、点Pの3次元空間における位置(3次
元位置)を求めることができる。
【0006】従って、ステレオ画像処理では、まず、対
応点を検出することが必要となるが、その検出方法とし
ては、エピポーラライン(Epipolar Line)を用いたエ
リアベースマッチング法などがある。
【0007】即ち、図8に示すように、基準カメラ1に
おいては、対象物3上の点Pは、その点Pと基準カメラ
1の光学中心(レンズ中心)O1とを結ぶ直線Lと、基
準カメラ1の撮像面S1との交点naに投影される。
【0008】また、検出カメラ2においては、対象物3
の点Pは、その点Pと検出カメラ2の光学中心(レンズ
中心)O2とを結ぶ直線と、検出カメラ2の撮像面S2
の交点nbに投影される。
【0009】この場合、直線Lは、光学中心O1および
2、並びに点na(または点P)の3点を通る平面と、
検出カメラ画像が形成される撮像面S2との交線L2とし
て、撮像面S2上に投影される。点Pは、直線L上の点
であり、従って、撮像面S2において、点Pを投影した
点nbは、直線Lを投影した直線L2上に存在し、この直
線L2はエピポーララインと呼ばれる。即ち、点naの対
応点nbが存在する可能性のあるのは、エピポーラライ
ンL2上であり、従って、対応点nbの探索は、エピポー
ララインL2上を対象に行えば良い。
【0010】ここで、エピポーララインは、撮像面S1
に形成される基準カメラ画像を構成する画素ごとに考え
ることができるが、基準カメラ1と検出カメラ2の位置
関係が既知であれば、その画素ごとに存在するエピポー
ララインが求められる。
【0011】エピポーララインL2上の点からの対応点
bの検出は、次のようなエリアベースマッチングによ
って行なわれる。
【0012】即ち、エリアベースマッチングでは、図9
(A)に示すように、基準カメラ画像上の点naを中心
とする、長方形状の小ブロック(以下、適宜、基準ブロ
ックと称する)(第1のブロック)が、基準カメラ画像
から抜き出されるとともに、図9(B)に示すように、
検出カメラ画像に投影されたエピポーララインL2
の、ある点を中心とする、基準ブロックと同一の大きさ
の小ブロック(以下、適宜、検出ブロックという)(第
2のブロック)が、検出カメラ画像から抜き出される。
【0013】ここで、図9(B)の例においては、エピ
ポーララインL2上に、検出ブロックの中心の点とし
て、点nb1乃至nb6の6点が設けられている。この6点
b1乃至nb6は、図8に示した3次元空間における直線
Lを、所定の一定距離ごとに区分する点、例えば、基準
カメラ1からの距離が、1m,2m,3m,4m,5
m,6mの点それぞれを、検出カメラ2の撮像面S2
投影した点であり、従って、基準カメラ1からの距離が
1m,2m,3m,4m,5m,6mの点にそれぞれ対
応している。
【0014】エリアベースマッチングでは、検出カメラ
画像から、エピポーララインL2上に設けられている点
b1乃至nb6それぞれを中心とする検出ブロックが抜き
出され、各検出ブロックと、基準ブロックとの相関が、
所定の評価関数を用いて演算される。そして、点na
中心とする基準ブロックとの相関が最も高い検出ブロッ
クの中心の点nbが、点naの対応点として求められる。
【0015】即ち、いま、評価関数として、相関が高い
ほど小さな値をとる関数を用いた場合に、エピポーララ
インL2上の点nb1乃至nb6それぞれについて、図10
に示すような評価値(評価関数の値)が得られたとす
る。この場合、評価値が最も小さい(相関が最も高い)
点nb3が、点naの対応点として検出される。
【0016】図9の例では、上述したように、3次元空
間における直線Lを所定の等距離ごとに区分する点を、
検出カメラ2の撮像面S2に投影した点が設定されてい
るが、この設定は、基準カメラ1および検出カメラ2の
キャリブレーション時に行うことができる。そして、こ
のような設定を、基準カメラ1の撮像面S1を構成する
画素ごとに存在するエピポーララインごとに行い、図1
1(A)に示すように、エピポーラライン上に設定され
た点(以下、適宜、設定点という)と、基準カメラ1か
らの距離とを対応付ける設定点/距離テーブルをあらか
じめ作成しておけば、対応点となる設定点を検出し、設
定点/距離テーブルを参照することで、即座に、基準カ
メラ1からの距離(対象物3までの距離)を求めること
ができる。即ち、いわば、対応点から、直接、距離を求
めることができる。
【0017】一方、基準カメラ画像上の点naについ
て、検出カメラ画像上の対応点nbを検出すれば、点na
と点nbの間の視差(視差情報)を求めることができ
る。さらに、基準カメラ1と検出カメラ2の位置関係が
既知であれば、点naと点nbの間の視差から、三角測量
の原理によって、対象物3までの距離を求めることがで
きる。視差から距離の算出は、所定の式を演算すること
によって行うことができるが、あらかじめその演算を行
っておき、図11(B)に示すように、視差ζと距離と
を対応付ける視差/距離テーブルをあらかじめ作成して
おけば、対応点を検出し、視差を求め、視差/距離テー
ブルを参照することで、基準カメラ1からの距離を求め
ることができる。
【0018】また、対応点の検出に、基準ブロックおよ
び検出ブロックといった複数画素でなるブロックを用い
るのは、ノイズの影響を軽減し、基準カメラ画像上の画
素(点)naの周囲の画素のパターンの特徴と、検出カ
メラ画像上の対応点(画素)nbの周囲の画素のパター
ンの特徴との相関性を明確化して判断することにより、
対応点の検出の確実を期すためであり、特に、変化の少
ない基準カメラ画像および検出カメラ画像の場合、画像
の相関性により、ブロックの大きさが大きければ大きい
ほど対応点の検出の確実性が増す。
【0019】エリアベースマッチングにおいて、基準ブ
ロックと検出ブロックとの相関性を評価する評価関数と
しては、基準ブロックを構成する画素と、それぞれの画
素に対応する、検出ブロックを構成する画素の画素値の
差分の絶対値の総和や、その差分の自乗和、正規化され
た相互相関(normalized cross correlation)などを用い
ることができる。
【0020】基準ブロックを構成する画素と、それぞれ
の画素に対応する、検出ブロックを構成する画素の画素
値の差分の絶対値の総和を評価関数として用いる場合、
その評価値(評価関数の値)は、次式で計算することが
できる。
【0021】
【数1】 ・・・(1) なお、式(1)において、xpは、対応点を求めようと
して注目している基準画像上の画素(注目画素)を表
し、従って、基準ブロックを構成する中心の画素を表
す。また、yqは、検出ブロックを構成する中心の画素
を表し、S(xp,yq)は、基準カメラ画像上の画素x
pを中心とする基準ブロックと、検出カメラ画像上の画
素yqを中心とする検出ブロックとの相関性を示す評価
値を表す。さらに、WAまたはWBは、基準ブロックまた
は検出ブロックをそれぞれ表し、j∈WA,WBであるか
ら、xp+jは、基準ブロックWAを構成する画素を表
し、yq+jは、画素xp+jに対応する、検出ブロック
Bを構成する画素を表す。また、YA(xp+j)また
はYB(yq+j)は、それぞれ、画素xp+jまたはyq
+jの画素値を表す。
【0022】式(1)を用いる場合においては、画素y
qを、エピポーラライン上に設定された設定点に順次ず
らしながら、評価値S(xp,yq)を計算し、その評価
値S(xp,yq)を最も小さくする検出カメラ画像の画
素yq(=yqmin)が、基準カメラ画像の画素xpの対応
点として検出される。なお、視差は、画素xpとyqm in
との位置から計算される。
【0023】また、基準ブロックを構成する画素と、そ
れぞれの画素に対応する、検出ブロックを構成する画素
の画素値の差分の自乗和を評価関数として用いる場合、
その評価値は、次式で計算することができる。
【0024】
【数2】 ・・・(2) なお、式(2)において、x,yは、画素のx座標、y
座標をそれぞれ表し、η,ξは、x方向の視差、y方向
の視差をそれぞれ表す。そして、SSD(x,y,η,
ξ)は、視差が(η,ξ)であると仮定した場合の評価
値、即ち、基準カメラ画像上の座標(x,y)に位置す
る画素を中心とする基準ブロックと、検出カメラ画像上
の座標(x−η,y−ξ)に位置する画素を中心とする
検出ブロックとの相関性を示す評価値を表す。また、W
AまたはWBは、基準ブロックまたは検出ブロックをそれ
ぞれ表し、i,j∈WA,WBであるから、(x+i,y
+j)または(x+i−η,y+j−ξ)は、基準カメ
ラ画像または検出カメラ画像上の座標をそれぞれ表す。
そして、YA(x+i,y+j)は、基準カメラ画像上
の座標(x+i,y+j)に位置する画素の画素値を表
し、YB(x+i−η,y+j−ξ)は、検出カメラ画
像上の座標(x+i−η,y+j−ξ)に位置する画素
の画素値を表す。
【0025】式(2)を用いる場合には、視差(η,
ξ)を変化させならが、評価値SSD(x,y,η,
ξ)を計算し、その評価値SSD(x,y,η,ξ)を
最も小さくする検出カメラ画像の画素(x−η,y−
ξ)が、基準カメラ画像の画素(x,y)の対応点とし
て検出される。なお、評価値SSD(x,y,η,ξ)
を最も小さくするときの視差(η,ξ)を、(ηmin
ξmin)と表すと、基準カメラの画素と、その対応点と
の距離としての視差ζは、次式で求められる。
【0026】
【数3】 ・・・(3)
【0027】ここで、式(1)および(2)に示した評
価値は、基準ブロックを構成する画素と、それぞれの画
素に対応する、検出ブロックの画素との画素値の差が少
ないほど小さくなる。従って、基準カメラ画像の画素n
aについての評価値を最も小さくする検出カメラ画像の
画素nbについては、その評価値が小さいほど、画素na
の対応点であることの確実性が大きく、逆に、その評価
値が大きいほど、画素naの対応点であることの確実性
が低くなる。
【0028】次に、図12(A)に示すように、背景と
なる壁の前方(基準カメラ1および検出カメラ2に近い
位置)に置かれた対象物3を、基準カメラ1および検出
カメラ2で撮影し、エピポーララインを用いてエリアベ
ースマッチングを行うことにより、対応点の検出を行う
場合について説明する。
【0029】上述したように、視差を求めることとと、
対象物3までの距離を求めることとは等価であり、以下
では、対応点から、図11(A)に示したような設定点
/距離対応テーブルを参照して、距離を求めるものとし
て、説明を行う。さらに、以下では、式(1)の評価値
を用いることとする。
【0030】図12(A)に示した場合においては、基
準カメラ1または検出カメラ2それぞれから、図12
(B)に示すような基準カメラ画像または検出カメラ画
像が得られる。
【0031】そして、いま、図12(B)に示した基準
カメラ画像において、図13(A)に示すように、対象
物3の投影像である前景に接する背景の画素k(図13
(A)において、■印で示す)の対応点k'を検出する
ことを考える。
【0032】この場合、画素kと対応点k'との間の視
差ζが大きいと、図13(B)に示すように、基準カメ
ラ画像において前景に接する背景の画素kの、検出カメ
ラ画像上の真の対応点k'が、対象物3の投影像である
前景から離れた位置に観察されることがある。
【0033】このような場合においては、基準カメラ画
像の画素kを中心画素とする基準ブロックは、図13
(C)に示すように、一部に前景の画素を含み、残りに
背景の画素を含むものとなる。なお、図13(C)の例
では、画素kを中心とする5×5画素(横×縦)が、基
準ブロックとして構成されており、左側の2列が前景の
画素で、右側の3列が背景の画素で、それぞれ構成され
ている。
【0034】図13(C)に示した場合において、基準
ブロックの左側の2列と、右側の3列にそれぞれ対応す
る検出カメラ画像の画素は、図13(D)に示すよう
に、2カ所に分かれる。即ち、基準ブロックの、前景の
画素でなる左側の2列は、検出カメラ画像における前景
の画素群Aに対応する。一方、基準ブロックの、背景の
画素でなる右側の3列は、検出カメラ画像における真の
対応点k'の部分の背景の画素群Bに対応する。
【0035】そして、このように、基準ブロックを構成
する画素に対応する検出カメラ画像の画素が分かれる場
合においては、基準ブロックについて計算される評価値
が、画素群Bを含む検出ブロックを対象としたときより
も、画素群Aを含む検出ブロックを対象としたときの方
が小さくなることがある。即ち、図13(E)に示すよ
うに、検出カメラ画像において、前景に接する背景の画
素k''を中心として構成される検出ブロックが、基準ブ
ロックとの間の評価値を最も小さくすることがある。こ
の場合、真の対応点k'ではない点k''が、画素kの対
応点として検出され、従って、対応点を誤検出すること
になり、その誤検出に起因して、画素kに対応する3次
元空間上の点までの距離も、誤った値が求められること
になる。即ち、上述のような対応点の誤検出があると、
画素kに対応する3次元空間上の点までの距離は、前景
を構成する対象物3までの距離に近い値となって求めら
れる。その結果、そのような距離を画素値とする距離画
像は、対象物3の横幅が広がったようなものとなる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】以上のような対応点の
誤検出は、前景と背景の絵柄が異なっている場合に比較
的生じやすく、さらに、その絵柄が大きく異なっている
場合には、特に生じやすい。
【0037】上述のような対応点の誤検出は、基準ブロ
ック(従って、検出ブロックも)を小さくする(基準ブ
ロックを構成する画素数を少なくする)ことにより低減
することができるが、これでは、エリアベースマッチン
グによる対応点の検出の確実性が低下する。
【0038】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、誤検出を防止して、対応点を確実に、なお
かつ、迅速に検出できるようにすることを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、第2の画像から、背景に対応する画素と対象
物に対応する画素を分離する分離手段と、第1の画像の
画素と対応する、分離手段により分離された第2の画像
の対応画素を検出する検出手段と、対応画素に基づき、
第1の画像の画素について、距離関係情報を算出する算
出手段とを備えることを特徴とする。
【0040】請求項3に記載の画像処理方法は、第2の
画像から、背景に対応する画素と対象物に対応する画素
を分離する分離ステップと、第1の画像の画素と対応す
る、分離ステップで分離された第2の画像の対応画素を
検出する検出ステップと、対応画素に基づき、第1の画
像の画素について、距離関係情報を算出する算出ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0041】請求項4に記載の提供媒体は、画像処理装
置に、第2の画像から、背景に対応する画素と対象物に
対応する画素を分離する分離ステップと、第1の画像の
画素と対応する、分離ステップで分離された第2の画像
の対応画素を検出する検出ステップと、対応画素に基づ
き、第1の画像の画素について、距離関係情報を算出す
る算出ステップとを含む処理を実行させるコンピュータ
が読み取り可能なプログラムを提供することを特徴とす
る。
【0042】請求項1に記載の画像処理装置、請求項3
に記載の画像処理方法、および請求項4に記載の提供媒
体においては、第2の画像から、背景に対応する画素と
対象物に対応する画素が分離され、第1の画像の画素と
対応する、分離された第2の画像の対応画素が検出さ
れ、対応画素に基づき、第1の画像の画素について、距
離関係情報が算出される。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0044】すなわち、請求項1に記載の画像処理装置
は、第2の画像から、背景に対応する画素と対象物に対
応する画素を分離する分離手段(例えば、図4のステッ
プS12)と、第1の画像の画素と対応する、分離手段
により分離された第2の画像の対応画素を検出する検出
手段(例えば、図4のステップS15)と、対応画素に
基づき、第1の画像の画素について、距離関係情報を算
出する算出手段(例えば、図4のステップS16)とを
備えることを特徴とする。
【0045】図1は、本発明を適用した距離測定装置の
一実施の形態の構成を示している。
【0046】カメラ1および2は、異なる位置に固定さ
れた、例えばCCDビデオカメラで、その異なる位置か
ら対象物3を撮影し、その結果得られる画像を、距離測
定装置11のカメラインターフェイス21に出力する。
【0047】カメラインターフェイス21は、基準カメ
ラ1または検出カメラ2それぞれからの基準カメラ画像
または検出カメラ画像を受信し、フレームメモリ22に
供給する。フレームメモリ22は、カメラインターフェ
イス21からの基準カメラ画像および検出カメラ画像
を、例えば、フレーム単位などで記憶する。
【0048】演算処理部23は、フレームメモリ22に
記憶された基準カメラ画像および検出カメラ画像に基づ
いて、基準カメラ1または検出カメラ2のうちの、例え
ば、基準カメラ1から対象物3までの距離に関係する距
離関係情報を求め、その距離関係情報に対応する画素値
を有する画像を生成する。
【0049】即ち、演算処理部23は、基準カメラ画像
の画素と、検出カメラ画像の画素との間の対応をとり、
基準カメラ画像の画素それぞれについて、対象物3まで
の距離を求めて、その距離に対応する画素値を有する画
像(例えば、距離が大きいほど輝度値が大きい画像)
(以下、適宜、距離画像と称する)を生成する。図2
は、距離画像の例を示す図である。図2に示す距離画像
は、対象物3に対応する領域に属する各画素に対して、
対象物3の対応する点までの距離を示す情報を割り当て
た画像である。
【0050】あるいは、演算処理部23は、対応をとっ
た画素間の視差ζを測定し、その視差ζに対応する画素
値を有する画像(以下、適宜、視差画像という)を生成
する。なお、演算処理部23においては、視差ζから、
距離画像を求めたり、さらに、距離画像から、対象物3
の3次元形状の解析を行うようにすること等も可能であ
る。
【0051】具体的には、演算処理部23は、制御用の
CPU(Central Processing Unit)23A,ROM(Read
Only Memory)23B,RAM(Random Access Memory)
23C、および画像処理用のDSP(Digital Signal Pr
ocessor)23Dなどから構成されている。そして、CP
U23Aは、記録部24に記憶されたアプリケーション
プログラムを実行することで、距離測定装置を構成する
各ブロックを制御するとともに、後述するようなステレ
オ画像処理および画像の分離処理等を行うことにより、
距離画像等を生成するようになされている。
【0052】なお、ROM23Bは、例えば、IPL
(Initial Program Loading)用のプログラムその他の
必要なデータを記憶している。RAM23Cは、CPU
23Aが実行するプログラムや、CPU23Aの処理上
必要なデータなどを一時記憶する。DSP23Dは、C
PU23Aの制御の下、必要な積和演算その他の演算を
行う。
【0053】記録部24は、例えば、HD(Hard Dis
k)や、CD−ROM(Compact DiscRead Only Memor
y)などで構成され、演算処理部23が実行するOS(O
perating System)のプログラムや、上述したような処
理を行うためのアプリケーションプログラムなどを記録
している。また、記録部24は、演算処理部23が出力
する距離画像等を記録するようにもなされている。出力
部25は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)または
液晶パネル、およびIEEE(Institute of Electricaland
Electronics Engineers)1394インターフェースなどで構
成され、演算処理部23が出力する距離画像等を表示
し、距離画像等を外部の図示せぬ機器に出力する。
【0054】以上のように構成される距離測定装置で
は、基準カメラ1および検出カメラ2によって対象物3
が撮影される。さらに、その結果得られる基準カメラ画
像および検出カメラ画像が、カメラインターフェイス2
1を介してフレームメモリ22に供給されて記憶され
る。そして、その基準カメラ画像および検出カメラ画像
を用いて、演算処理部23において、ステレオ画像処理
が行われる。
【0055】次に、演算処理部23の画像の分離および
対応点の検出の処理を、図3を参照して説明する。ま
ず、図3(A)に示すように、対象物3の投影像の上の
画素k(図3(A)において、■印で示す)の対応点を
検出するときの処理を説明する。画素kが対象物3の投
影像の上にあるので、図3(B)に示すように、画素k
に対応するエピポーララインは、対象物3の投影像の上
に位置する。初めに、演算処理部23は、図3(B)に
示すような、検出カメラ画像から、対象物3の投影像の
みの画像を抽出する。
【0056】対象物3の投影像を抽出する処理として
は、予め記憶している背景画像(対象物3を含まない画
像)との差分より抽出する方法、特公平6−9062号
公報に開示されている空間フィルタにより得られた微分
値を2値化して境界線を検出し、連結領域にラベル付け
する方法、または、特公平7−16250号公報に開示
されている抽出対象の色彩モデルを用いて、背景を含む
現画像の色彩変換データ、背景画像と現画像との明度の
差を示すデータから抽出対象の存在確率分布を算出する
方法などが利用できる。また、画像から対象物の外輪郭
線を抽出して特定対象物の画像を抽出する動的輪郭法
(M.Kass et al.,"Snakes: Active Contour Models, "In
ternational Journal of Computer Vision,vol.1,pp.32
1-331,1987)などを利用してもよい。
【0057】次に、演算処理部23は、図3(C)に示
すように、対象物3の投影像の上のエピポーララインに
ついてのみ、対応点を探索する。
【0058】従って、演算処理部23は、背景の投影像
の上で対応点を探索することがないため、誤検出が防止
され、更に、検索範囲が狭まることにより、処理が迅速
化される。
【0059】また、背景の投影像の上の画素の対応点を
検出するとき、図3(D)に示すように、演算処理部2
3は、対象物3の投影像と分離された背景の投影像の上
のエピポーララインについてのみ、対応点を探索する。
この場合にも同様に、演算処理部23は、対象物3の投
影像の上で対応点を探索することがないため、誤検出が
防止され、更に、検索範囲が狭まることにより、処理が
迅速化される。
【0060】このように、演算処理部23は、対象物2
の投影像と背景の投影像に分離された画像を用いて検索
を実行するため、誤検出が防止されるとともに、迅速に
処理できるようになる。
【0061】次に、基準カメラ画像および検出カメラ画
像から、距離測定装置11が距離を測定する処理を、図
4のフローチャートを参照して説明する。ステップS1
1において、距離測定装置11の演算処理部23は、基
準カメラ画像の対象物3の投影像と背景の投影像を、動
的輪郭法などを利用して分離する。ステップS12にお
いて、距離測定装置11の演算処理部23は、検出カメ
ラ画像の対象物の投影像と背景の投影像を、動的輪郭法
などを利用して分離する。
【0062】ステップS13において、距離測定装置1
1の演算処理部23は、距離を求める基準カメラ画像内
の画素を選択する。ステップS14において、演算処理
部23は、ステップS13において選択された画素が基
準カメラ画像の対象物3の投影像上の画素であるか否か
を判定し、画素が基準カメラ画像の対象物3の投影像上
の画素であると判定された場合、ステップS15に進
み、ステップS12で分離された検出カメラ画像の対象
物の投影像から、エリアベースマッチング法で、エピポ
ーラライン上を探索し、対応点を求める。ステップS1
6において、演算処理部23は、視差を計算し、対応す
る距離を算出して、出力部25に出力する。
【0063】ステップS17において、演算処理部23
は、他の画素の視差を求めるか否かを判定し、他の画素
の視差を求めると判定された場合、ステップS13に戻
り、距離を算出する処理を繰り返す。
【0064】ステップS17において、他の画素の視差
を求めないと判定された場合、処理は終了する。
【0065】ステップS14において、ステップS13
において選択された画素が基準カメラ画像の対象物3の
投影像上の画素でないと判定された場合、ステップS1
8に進む。ステップS18において、演算処理部23
は、ステップS12で分離された検出カメラ画像の背景
の投影像から、エピポーラライン上を探索し、対応点を
求め、ステップS16に進み、距離を計算する。
【0066】このように、距離測定装置11は、基準カ
メラ画像および検出カメラ画像から、選択された画素の
距離を測定する。
【0067】次に、基準カメラ画像および検出カメラ画
像から、距離測定装置11が距離を測定する他の処理
を、図5のフローチャートを参照して説明する。ステッ
プS31において、距離測定装置11は、基準カメラ1
および検出カメラ2に背景を撮影させる。ステップS3
2において、距離測定装置11の演算処理部23は、背
景を撮像した基準カメラ画像および検出カメラ画像をR
AM23Cに記憶する。ステップS33において、演算
処理部23は、基準カメラ画像の所定の画素の視差を検
出カメラ画像を参照して計算し、その画素に対する距離
を求める。ステップS34において、演算処理部23
は、基準カメラ画像の所定の画素の距離をRAM23C
に記憶する。
【0068】ステップS35において、距離測定装置1
1は、基準カメラ1および検出カメラ2に対象物3およ
び背景を撮影させる。ステップS36において、距離測
定装置11の演算処理部23は、RAM23Cに記憶さ
れている背景を撮像した基準カメラ画像と、ステップS
35で撮影した対象物3および背景の基準カメラ画像の
差分を算出し、基準カメラ画像の対象物3の投影像と背
景の投影像を分離する。ステップS37において、距離
測定装置11の演算処理部23は、RAM23Cに記憶
されている背景を撮像した検出カメラ画像と、ステップ
S35で撮影した対象物3および背景の検出カメラ画像
の差分を算出し、検出カメラ画像の対象物3の投影像と
背景の投影像を分離する。
【0069】ステップS38において、距離測定装置1
1の演算処理部23は、距離を求める基準カメラ画像内
の画素を選択する。ステップS39において、演算処理
部23は、ステップS38において選択された画素が基
準カメラ画像の対象物3の投影像上の画素であるか否か
を判定し、画素が基準カメラ画像の対象物3の投影像上
の画素であると判定された場合、ステップS40に進
み、ステップS12で分離された検出カメラ画像の対象
物の投影像から、エリアベースマッチング法にて、エピ
ポーラライン上を探索し、対応点を求める。ステップS
41において、演算処理部23は、視差を計算し、対応
する距離を算出して、出力部25に出力する。
【0070】ステップS42において、演算処理部23
は、他の画素の視差を求めるか否かを判定し、他の画素
の視差を求めると判定された場合、ステップS38に戻
り、距離を算出する処理を繰り返す。
【0071】ステップS42において、他の画素の視差
を求めないと判定された場合、処理は終了する。
【0072】ステップS39において、ステップS38
において選択された画素が基準カメラ画像の対象物3の
投影像上の画素ではない(背景の投影像上の画素であ
る)と判定された場合、ステップS43に進む。ステッ
プS43において、演算処理部23は、RAM23Cに
記憶されている基準カメラ画像の所定の画素に対する距
離を出力し、ステップS42に進む。
【0073】以上のように、図5に示すフローチャート
に対応する処理でも、距離測定装置11は、基準カメラ
画像および検出カメラ画像から、選択された画素の距離
を測定することができる。背景が固定されていれば、図
5に示すフローチャートに対応する処理は、対象物3が
移動しても、ステップS35からの処理を繰り返すこと
で、図4に示すフローチャートに対応する処理に比較
し、より少ない計算量で、距離を求めることができる。
【0074】図6に距離測定装置11を利用した3次元
合成画像の表示システムの例を示す。距離測定装置11
は、基準カメラ画像および検出カメラ画像から、輝度お
よび色のデータを含むテクスチャ画像、並びにテクスチ
ャ画像に対応する距離画像を求め、3次元画像合成回路
31に供給する。コンピュータグラフックス装置32
は、輝度および色のデータを含むテクスチャ画像、並び
にテクスチャ画像に対応する距離画像を生成し、3次元
画像合成回路31に供給する。
【0075】3次元画像合成回路31は、距離測定装置
11から入力された距離画像の画素値(視点からの距
離)とコンピュータグラフックス装置32の画素値(視
点からの距離)を比較し、視点からの距離が短い画素を
選択し、選択された画素に対応するテクスチャ画像(距
離測定装置11から入力されたテクスチャ画像またはコ
ンピュータグラフックス装置32から入力されたテクス
チャ画像のいずれか)の画素(輝度および色のデータを
有する)を選択して、3次元合成画像を生成して、表示
装置33に出力する。CRTまたは液晶パネルからなる
表示装置33は、3次元画像合成回路31から供給され
た3次元合成画像を表示する。
【0076】このように、図6の表示システムは、対象
物3および背景の距離、並びにコンピュータグラフック
ス装置32が生成する距離の情報を利用して、3次元的
な奥行きを考慮した画像の合成ができる。
【0077】なお、図6の表示システムは、コンピュー
タグラフックス装置32に代えて、もう1台の距離測定
装置11を利用することで、奥行きを考慮して、2つの
実写画像を合成することができる。
【0078】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものとす
る。
【0079】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0080】
【発明の効果】請求項1に記載の画像処理装置、請求項
3に記載の画像処理方法、および請求項4に記載の提供
媒体によれば、第2の画像から、背景に対応する画素と
対象物に対応する画素が分離され、第1の画像の画素と
対応する、分離された第2の画像の対応画素が検出さ
れ、対応画素に基づき、第1の画像の画素について、距
離関係情報が算出されるので、誤検出を防止して、対応
点を確実に、なおかつ、迅速に検出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した距離測定装置の一実施の形態
の構成を示している。
【図2】距離画像の例を示す図である。
【図3】演算処理部23の画像の分離および対応点の検
出の処理を説明する図である。
【図4】基準カメラ画像および検出カメラ画像から、距
離測定装置11が距離を測定する処理を説明するフロー
チャートである。
【図5】基準カメラ画像および検出カメラ画像から、距
離測定装置11が距離を測定する他の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図6】距離測定装置11を利用した3次元合成画像の
表示システムの例を示す図である。
【図7】対象物3並びに2台の基準カメラ1および検出
カメラ2の関係を説明する図である。
【図8】エピポーララインを説明する図である。
【図9】エリアベースマッチングの処理を説明する図で
ある。
【図10】評価値から対応点を選択する処理を説明する
図である。
【図11】設定点/距離テーブルおよび視差/距離テー
ブルを説明する図である。
【図12】撮影シーンおよびカメラ画像を説明する図で
ある。
【図13】基準カメラ画像の画素kに対応する、検出カ
メラ画像の対応点k'の誤検出を説明する図である。
【符号の説明】
1,2 カメラ, 3 対象物, 11 距離測定装
置, 21 カメラインターフェース, 22 フレー
ムメモリ, 23 演算処理部, 24 記録部, 2
5 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 DD04 DD06 FF04 FF09 JJ03 JJ05 JJ26 QQ03 QQ13 QQ24 QQ29 QQ31 QQ38 SS13 2F112 AD05 BA05 BA07 CA12 FA03 FA07 FA21 FA38 5B047 AA07 BB06 5B057 AA20 BA02 CA12 CA16 CB13 CF04 DC30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景および対象物を撮影した第1および
    第2の画像に基づき、前記背景および前記対象物までの
    距離に関係する距離関係情報を求める画像処理装置にお
    いて、 前記第2の画像から、前記背景に対応する画素と前記対
    象物に対応する画素を分離する分離手段と、 前記第1の画像の画素と対応する、前記分離手段により
    分離された前記第2の画像の対応画素を検出する検出手
    段と、 前記対応画素に基づき、前記第1の画像の画素につい
    て、前記距離関係情報を算出する算出手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記背景のみを撮影した第1および第2
    の画像、並びに前記背景に関係する前記距離関係情報を
    記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 背景および対象物を撮影した第1および
    第2の画像に基づき、前記背景および前記対象物までの
    距離に関係する距離関係情報を求める画像処理装置の画
    像処理方法において、 前記第2の画像から、前記背景に対応する画素と前記対
    象物に対応する画素を分離する分離ステップと、 前記第1の画像の画素と対応する、前記分離ステップで
    分離された前記第2の画像の対応画素を検出する検出ス
    テップと、 前記対応画素に基づき、前記第1の画像の画素につい
    て、前記距離関係情報を算出する算出ステップとを含む
    ことを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 背景および対象物を撮影した第1および
    第2の画像に基づき、前記背景および前記対象物までの
    距離に関係する距離関係情報を求める画像処理装置に、 前記第2の画像から、前記背景に対応する画素と前記対
    象物に対応する画素を分離する分離ステップと、 前記第1の画像の画素と対応する、前記分離ステップで
    分離された前記第2の画像の対応画素を検出する検出ス
    テップと、 前記対応画素に基づき、前記第1の画像の画素につい
    て、前記距離関係情報を算出する算出ステップとを含む
    処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP10360702A 1998-12-18 1998-12-18 画像処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体 Withdrawn JP2000180121A (ja)

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