JP2000179953A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2000179953A
JP2000179953A JP10360615A JP36061598A JP2000179953A JP 2000179953 A JP2000179953 A JP 2000179953A JP 10360615 A JP10360615 A JP 10360615A JP 36061598 A JP36061598 A JP 36061598A JP 2000179953 A JP2000179953 A JP 2000179953A
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JP
Japan
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compressor
refrigerant
evaporator
solenoid valve
pipe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10360615A
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English (en)
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Tsutomu Itahana
勉 板鼻
Kanji Fudono
莞爾 不殿
Yoshimi Shimodaira
良美 下平
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡易な構成によりフォミング現象を防
止することができると共に圧縮機の潤滑を良好に行うこ
とができる冷凍装置を提供する。 【解決手段】 本発明の冷凍装置は、圧縮機(20)と、圧
縮機の吐出側(22)に接続された圧縮冷媒を凝縮させる凝
縮器(24)と、凝縮された冷媒を減圧する減圧装置(28)
と、減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(32)と、圧縮機
の吐出側と蒸発器とを連通するバイパス管(40)と、バイ
パス管に設置された電磁弁(42)と、を有し、電磁弁が少
なくとも冷凍装置の作動開始時に所定時間だけ開とされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置に係わ
り、特に、起動時のフォーミング現象を防止するように
した冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機が停止している間、圧縮
機の冷凍機油が冷媒に溶解し(以下、「寝込み」とい
う)、そのため、起動時フォーミング現象を起こし、冷
凍機油が圧縮機外部へ持ち出される。このフォーミング
現象により圧縮機の軸受部等が焼き付けを起こすため、
これを防止する対策がなされている。この対策として、
特開昭61-165556 号公報には、図1に示すように、圧縮
機1、凝縮器2、減圧装置3、蒸発器4及びアキュムレ
ータ5を環状に接続し、圧縮機1の吐出管6に第1電磁
弁7を設け、吐出管6の第1電磁弁7と圧縮機1の間の
部分とアキュムレータの入口管8とを連通させたバイパ
ス管9を設け、このバイパス管9に第2電磁弁10を設
け、さらに、圧縮機1の起動時に第1電磁弁7を閉とし
第2電磁弁10を開として一定時間だけバイパス管9に圧
縮機1からの吐出冷媒を流通させるようにしたものが開
示されている。この従来例によれば、圧縮機1の起動後
一定時間だけ第1電磁弁7を閉とし第2電磁弁10を開と
して圧縮機1からの冷凍機油を含んだ吐出冷媒をバイパ
ス管9を介してアキュムレータ5に流通させるようにし
ているため、オン時間運転の短いオン・オフ運転を繰り
返し行う場合でも、冷凍装置全体を通過して戻って来る
時間よりも短時間で冷凍機油を含んだ吐出冷媒を圧縮機
1に戻すことができるので、軸受部等の焼き付けを防止
できるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
許公報に示された従来例においては、上述したように、
フォーミング現象により多量の冷凍機油を含んだ吐出冷
媒を短時間でアキュムレータ5内に導き圧縮機1へ戻す
ようにしているため、圧縮機1の液圧縮を防止するため
に、大形のアキュムレータ5が必要となる。これは、配
管が長く冷媒封入量の多い冷凍装置では一層顕著であ
る。さらに、寝込んだ冷媒及び冷凍機油はフォーミング
現象により体積が数十倍に増大するため、液冷媒及び冷
凍機油が圧縮機1に流入し、軸受部等が焼き付けを起こ
し易いという問題もある。そこで、本発明は、従来技術
の問題点を解決するためになされたものであり、比較的
簡易な構成によりフォミング現象を防止することができ
ると共に圧縮機の潤滑を良好に行うことができる冷凍装
置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の冷凍装置は、圧縮機と、圧縮機の吐出側
に接続された圧縮冷媒を凝縮させる凝縮用熱交換器と、
凝縮された冷媒を減圧する減圧手段と、減圧された冷媒
を蒸発させる蒸発用熱交換器と、圧縮機の吐出側と蒸発
用熱交換器とを連通するバイパス手段と、バイパス手段
に設置された弁手段と、を有し、弁手段が少なくとも冷
凍装置の作動開始時に所定時間だけ開とされることを特
徴としている。このように構成された本発明の冷凍装置
においては、圧縮機の吐出側と蒸発用熱交換器とを連通
するバイパス手段に設置された弁手段が少なくとも冷凍
装置の作動開始時に所定時間だけ開とされることによ
り、圧縮機からの吐出冷媒が減圧手段をバイパスして蒸
発用熱交換器に注入されるため、圧縮機の吸入圧力は低
下することなく、そのため、圧縮機において、液冷媒及
び冷凍機油のフォーミングが防止される。さらに、圧縮
機内の冷凍機油が冷媒で希釈されないため圧縮機の潤滑
性が確保される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に付いて
添付図面を参照して説明する。図2は、本発明の冷凍装
置の実施形態を示す全体構成図である。この図1におい
て、20は、圧縮機であり、この圧縮機20の冷媒の吐出側
には吐出管22が接続され、この吐出管22の下流側には、
凝縮用熱交換器である凝縮器24が接続されている。この
凝縮器24には、配管26を介して減圧手段である減圧装置
28が接続され、この減圧装置28には、配管30を介して蒸
発用熱交換器である蒸発器32が接続されている。蒸発器
32には、アキュムレータの入口管34を介してアキュムレ
ータ36が接続され、さらに、このアキュムレータ2には
配管38を介して圧縮機20に接続されている。このよう
に、圧縮機20、吐出管22、凝縮器24、配管26、減圧装置
28、配管30、蒸発器32、アキュムレータの入口管34、ア
キュムレータ36及び配管38が、環状に接続されている。
本実施形態においては、さらに、圧縮機20の吐出管22と
減圧装置28と蒸発器32とを接続する配管30とを連通させ
るバイパス手段であるバイパス管40を設け、このバイパ
ス管40の途中に大口径の電磁弁42を取り付けている。な
お、電磁弁42の代わりに電動弁でもよい。次に本実施形
態の動作を説明する。この冷凍装置の基本動作は、従来
と同様である。即ち、圧縮機20から高温高圧の冷媒が吐
出管22を介して凝縮器24に供給され、凝縮器24で冷媒は
放熱して液化し過冷却される。次に、冷媒は、減圧装置
28で低温低圧となり、さらに、蒸発器32で周囲の被冷却
媒体より熱をうばって気化し、その後、アキュムレータ
36により所定の圧力まで昇圧されて、最終的に、圧縮器
20に戻る。このようにして冷凍サイクルが実行される。
次に、本実施形態では、通常運転中に、バイパス管40に
設けた電磁弁42を開とすることにより、吐出管22内の高
温高圧のガス冷媒を蒸発器32内に注入することにより、
蒸発器32の表面に付着した氷を解氷することができる。
さらに、電磁弁42の開度を調整することにより、蒸発器
32の蒸発圧力及び蒸発温度を調整し、蒸発器32の吹出温
度を制御し、冷凍能力を抑制することもできる。更に、
本実施形態では、冷凍装置が長時間停止し、冷媒が圧縮
機20、アキュムレータ36及び吐出管22内で液状となって
寝込んだ状態から圧縮機20を起動する場合は、以下の操
作を行う。即ち、圧縮機20の起動直前に電磁弁42を全開
し、さらに、圧縮機20の起動後も所定時間開状態を継続
し、所定時間経過後この電磁弁42を閉とする。このよう
な電磁弁42の操作により、以下のような効果を得ること
ができる。第1に、装置起動直後は、冷媒が減圧装置28
をバイパスして循環するため、圧縮機20の吸入圧力は低
下することなく、そのため、アキュムレータ36及び圧縮
機20内の液冷媒及び冷凍機油のフォーミングを防止する
ことができる。第2に、装置起動直後は、吐出管22内に
寝込んでいた液冷媒は、蒸発器32内に注入されてホール
ドされ、その液冷媒のアキュムレータ36及び圧縮機20内
への流入が防止される。これにより、フォーミングが防
止でき、さらに、圧縮機20内の冷凍機油が冷媒で希釈さ
れないため圧縮機20の潤滑性が確保される。第3に、装
置起動直後に、通常の蒸発温度より高い温度の冷媒を高
速流で蒸発器32に流入させるので、蒸発器32内に留まっ
ていた冷凍機油を圧縮機20に回収することができる。第
4に、図1に示す従来の冷凍装置のように、フォーミン
グを防止するための専用のバイパス回路(バイパス管
9)を設ける必要がなく、低コスト化や省スペース化が
図れる。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷凍装置
によれば、比較的簡易な構成によりフォミング現象を防
止することができると共に圧縮機の潤滑を良好に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の冷凍装置を示す全体構成図
【図2】 本発明の冷凍装置の実施形態を示す全体構成
【符号の説明】
20 圧縮機 22 吐出管 24 凝縮器 28 減圧装置 32 蒸発器 34 アキュムレータの入口管 36 アキュムレータ 26,30,38 配管 40 バイパス管 42 電磁弁
フロントページの続き (72)発明者 下平 良美 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、圧縮機の吐出側に接続された
    圧縮冷媒を凝縮させる凝縮用熱交換器と、凝縮された冷
    媒を減圧する減圧手段と、減圧された冷媒を蒸発させる
    蒸発用熱交換器と、圧縮機の吐出側と蒸発用熱交換器と
    を連通するバイパス手段と、バイパス手段に設置された
    弁手段と、を有し、 上記弁手段が少なくとも冷凍装置の作動開始時に所定時
    間だけ開とされることを特徴とする冷凍装置。
JP10360615A 1998-12-18 1998-12-18 冷凍装置 Withdrawn JP2000179953A (ja)

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JP10360615A JP2000179953A (ja) 1998-12-18 1998-12-18 冷凍装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501927A (ja) * 2004-06-02 2008-01-24 アドバンスト・サーマル・サイエンシーズ・コーポレイション 熱制御方法及びそのシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501927A (ja) * 2004-06-02 2008-01-24 アドバンスト・サーマル・サイエンシーズ・コーポレイション 熱制御方法及びそのシステム

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Effective date: 20060307