JP2000178174A - バブルバス - Google Patents

バブルバス

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JP2000178174A
JP2000178174A JP35732198A JP35732198A JP2000178174A JP 2000178174 A JP2000178174 A JP 2000178174A JP 35732198 A JP35732198 A JP 35732198A JP 35732198 A JP35732198 A JP 35732198A JP 2000178174 A JP2000178174 A JP 2000178174A
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bathing
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Misaki Ishida
実咲 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起泡性および泡の持続性が良好であり、入浴
後の肌をしっとりとさせるとともに、ぬるつきがなくさ
っぱりとした感触を付与するバブルバスを提供する。 【解決手段】 a.30%粒径RAと70%粒径RCとの
差RC−RAが3μm以下または50%粒径RBと95%
粒径RDとの差RD−RBが6μm以下である金属石鹸微
粒子0.1〜20重量%、b.陰イオン性界面活性剤5
〜40重量%、c.両性界面活性剤またはアルカノール
アミド型非イオン性界面活性剤1〜10重量%および
d.多価アルコール1〜15重量%を含有することを特
徴とするバブルバス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風呂釜へ投入して蛇
口やシャワー等の水流(水圧)により泡立てるバブルバ
スタイプの入浴剤に関し、さらに詳しくは、起泡性およ
び泡の持続性が良好であり、入浴後の肌をしっとりとさ
せるとともに、ぬるつきがなくさっぱりとした感触を付
与するバブルバスに関する。
【0002】
【従来の技術】入浴は身体を清潔にするだけでなくその
温熱作用が血行を促進させ新陳代謝を早めるとともに精
神的にリラックスさせることから、美容と健康に種々の
効果が有ると言われており、半数以上の人が毎日入浴し
ている。中でもバブルバスは入浴時に豊かな泡と芳香を
楽しむとともに洗浄や硬水軟化を目的として使用される
嗜好性の高い商品であり、特に欧米で古くから広く使わ
れており、近年日本においても多く使用されるようにな
ってきている。
【0003】バブルバスはその起泡性が特に問題となる
商品であることから、一般的には主成分がアルキル硫酸
エステル塩やアルキルエーテル硫酸エステル塩等の陰イ
オン性界面活性剤であり、泡の安定性を保つ為に両性界
面活性剤やアルカノールアミド等の非イオン性界面活性
剤を添加している(特開平3−284619号公報)。
しかし、このバブルバスは入浴後の肌にぬるつきを有す
るだけでなくさっぱりとした感触が得られず、しかも界
面活性剤により皮膚表面の皮脂膜が取り除かれて肌がか
さつくという問題があった。そこで、多価アルコールや
特定の植物抽出液等を使用することにより入浴後の肌に
しっとり感を付与したバブルバス(特開平8−3192
27号公報、特開平8−333237号公報および特開
平9−20645号公報)が提案されているが、これら
のバブルバスにおいても入浴後の肌にぬるつきを有し、
しかもさっぱりとした感触が得られなかった。さらに、
メントール等の冷感剤を使用することにより入浴後にさ
っぱりとした感触を付与したバブルバス(特開平9−2
78646号公報)が提案されているが、このバブルバ
スは冷感剤によりクール感が付与され爽快感は得られる
もののさっぱりとした感触は満足できるものでは無く、
しかも入浴後の肌にぬるつきを有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、起泡性および泡の持続性が良好であり、入浴後の
肌をしっとりとさせるとともに、ぬるつきがなくさっぱ
りとした感触を付与するバブルバスを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
研究を重ねたところ、特定の粒度分布を有する金属石鹸
微粒子、陰イオン性界面活性剤、両性界面活性剤または
アルカノールアミド型非イオン性界面活性剤および多価
アルコールとを特定の比率で組み合わせることにより目
的のバブルバスを得るに至った。すなわち本発明は、
a.30%粒径RAと70%粒径RCとの差RC−RAが3
μm以下または50%粒径RBと95%粒径RDとの差R
D−RBが6μm以下である金属石鹸微粒子0.1〜20
重量%、b.陰イオン性界面活性剤5〜40重量%、
c.両性界面活性剤またはアルカノールアミド型非イオ
ン性界面活性剤1〜10重量%およびd.多価アルコー
ル1〜15重量%を含有することを特徴とするバブルバ
スである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のa.成分である金属石鹸
微粒子は脂肪酸の多価金属塩であり、脂肪酸としては例
えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘニン酸等が挙げられ、好ましくはパルミチ
ン酸およびステアリン酸である。多価金属原子としては
マグネシウム、カルシウム、亜鉛、アルミニウム、鉄等
が挙げられ、好ましくはマグネシウム、カルシウムおよ
び亜鉛である。そして、30%粒径RAと、70%粒径
Cとの差RC−RAが3μm以下または50%粒径RB
95%粒径RDとの差RD−RBが6μm以下であり、好
ましくはRC−RAが2μm以下またはRD−RBが3μm
以下である。RC−RAが3μmより大きいかまたはRD
−RBが6μmより大きいと泡の持続性が悪くなるとと
もに形状を液状とした時に安定性が悪くなる。
【0007】ここで、30%粒径RAとは、金属石鹸粒
子全重量中の30%の粒子がその粒径以下であることを
示し、例えば図1の一般的な金属石鹸であるステアリン
酸亜鉛の粒度累積グラフ中の累積(%)における30%
での粒径である3.2μmをRAと定義する。RB、RC
およびRDも同様に定義され、それぞれ5.3μm、
8.3μm、19.6μmである。従ってRC−RAおよ
びRD−RBは、それぞれ5.1μm、14.3μmとな
る。すなわち、RC−RAおよびRD−RBの各々の値が低
い程、粒度分布の範囲が狭いことを示す。
【0008】なお、粒度分布の測定には一般的な粒度分
布測定法を用いる。例えば、フルイ分け法、沈殿法、顕
微鏡法、光走査法、レーザー回折散乱法等が挙げられる
が、本発明に使用する金属石鹸微粒子の測定法において
は、より微細な粒子に対して精度良く測定が可能な光走
査法、レーザー回折散乱法等が好適に使用される。さら
に、本発明に用いられる金属石鹸微粒子においては10
μmよりも大きな粒径粒子の全体に対する含有率が4%
以下であることが好ましく、実質的に10μmよりも大
きな粒径粒子を含まないことが更に好ましい。
【0009】本発明の金属石鹸微粒子は通常次のように
して調製される。すなわち、脂肪酸のアルカリ金属塩ま
たはアンモニウム塩0.001〜20重量%を含有する
水溶液と、無機金属塩0.001〜20重量%を含有す
る水溶液または分散液とを、生成する金属石鹸の結晶転
移開始温度以下の温度で混合して金属石鹸スラリーを調
製し、次いでこのスラリーを金属石鹸の結晶転移開始温
度以下の温度で乾燥処理する。ここで、結晶転移開始温
度とは、金属石鹸の結晶構造が変化し始める温度のこと
であり、例えば図2の一般的なステアリン酸亜鉛の示差
熱分析による熱吸収グラフにおいて、吸熱開始前の勾配
の延長線Aと吸熱開始後の勾配の延長線Bとの交点Cの
温度を結晶転移開始温度とする。例えば、ステアリン酸
亜鉛で100℃、ステアリン酸カルシウムで94℃、ス
テアリン酸マグネシウムで73℃である。
【0010】本発明のb.成分である陰イオン性界面活
性剤としては例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
α―スルホコハク酸エステル塩、アルキル硫酸エステル
塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、α−オレフィン
スルホン酸塩、アシルアミノ酸塩、アシルメチルタウリ
ン塩、アミドエーテル硫酸エステル塩、アシルスルホコ
ハク酸塩、アミドスルホコハク酸塩、アシルイセチオン
酸塩、アルキル燐酸エステル塩等が挙げられるが、中で
も好ましいものはアルキル硫酸エステル塩、アルキルエ
ーテル硫酸エステル塩、アシルアミノ酸塩、アシルメチ
ルタウリン塩、アミドエーテル硫酸エステル塩であり、
特に好ましいものアルキル硫酸エステル塩、アルキルエ
ーテル硫酸エステル塩、アミドエーテル硫酸エステル塩
である。
【0011】本発明のc.成分である両性界面活性剤と
しては例えばアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ア
ミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルヒ
ドロキシエチルメチルスルホベタイン、アミドアミノ酸
塩、アルキルイミノジカルボン酸塩、アルキルアミノエ
チルグリシン等が挙げられ、中でも好ましいものはアミ
ドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アミドアミノ
酸塩、アルキルイミノジカルボン酸塩である。
【0012】本発明のc.成分であるアルカノールアミ
ド型非イオン性界面活性剤としては例えば、ラウリン酸
モノエタノールアミド、ラウリン酸モノイソプロパノー
ルアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪
酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノイソプロパ
ノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等が挙
げられ、好ましくはラウリン酸モノイソプロパノールア
ミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モ
ノイソプロパノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノール
アミドである。
【0013】本発明のd.成分である多価アルコールは
分子内に水酸基を2つ以上有する水溶性の有機化合物で
あり、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジ
オール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、
ソルビトール、マルチトール等が挙げられる。
【0014】本発明のa.成分である金属石鹸微粒子は
バブルバス全量中に0.1〜20重量%であり、好まし
くは0.5〜18重量%、更に好ましくは1〜15重量
%である。0.1重量%未満では入浴後にぬるつきを有
し、さらにさっぱりとした感触を付与することができな
く、20重量%を超えると泡の持続性が悪くなるととも
にコスト的に不利である。
【0015】本発明のb.成分である陰イオン性界面活
性剤はバブルバス全量中に5〜40重量%であり、好ま
しくは7〜38重量%、更に好ましくは10〜35重量
%である。5重量%未満では十分な起泡性が得られず、
40重量%を超えるとゲル化等を起こして調製が困難に
なる。
【0016】本発明のc.成分である両性界面活性剤ま
たはアルカノールアミド型非イオン性界面活性剤はバブ
ルバス全量中に1〜10重量%であり、好ましくは1.
5〜8重量%、更に好ましくは2〜7重量%である。1
重量%未満では泡の持続性が悪くなり、10重量%を超
えると入浴後にぬるつきを有して感触が悪くなるととも
に泡立ちが悪くなる。
【0017】本発明のd.成分である多価アルコールは
バブルバス全量中に1〜15重量%であり、好ましくは
2〜12重量%、更に好ましくは3〜10重量%であ
る。1重量%未満では入浴後の肌にしっとりした感触が
付与できなく、15重量%を超えると起泡性が悪くな
る。なお、本発明のバブルバスの形状は液状、ゲル状、
粉末状、固形状等であるが、好ましくは液状である。
【0018】本発明の入浴剤には化粧品に使用される従
来公知の成分を本発明の性能を損なわない範囲で配合す
ることができる。例えば、流動パラフィン、流動イソパ
ラフィン、スクワラン、ワセリン、固形パラフィン等の
炭化水素系油、ホホバ油、オリーブ油、ヒマシ油、ひま
わり油等の天然油脂、トリ2−エチルヘキサン酸グリセ
リル等の合成トリグリセライド、ミリスチン酸イソプロ
ピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチ
ル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、ミリスチ
ン酸オクチルドデシル等のエステル油、ミツロウ、カル
ナバロウ等のロウ、直鎖および環状のジメチルポリシロ
キサン、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン、ア
ミノ変性ジメチルポリシロキサン等のシリコーン誘導
体、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイ
ルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコー
ル、蛋白誘導体、ラノリン、ラノリン誘導体、レシチン
等の油性成分、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステル、アルキ
ルポリグルコシド、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンブロックポリマー、ポリエーテル変性ジメチルポ
リシロキサン等の非イオン性界面活性剤、せっけん、ア
ルキルアミンオキシド、ポリオキシエチレンアルキルア
ミンオキシド等の半極性界面活性剤、塩化アルキルトリ
メチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニ
ウム等の陽イオン性界面活性剤、アルキルアミンやアミ
ドアミンの塩酸塩や酢酸塩、タルク、カオリン、セリサ
イト、雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、珪ソウ土、珪酸マグネシウム、珪酸カル
シウム、珪酸アルミニウム、珪酸バリウム、珪酸ストロ
ンチウム、硫酸バリウム、タングステン酸金属塩、シリ
カ、ゼオライト、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、
セラミックスパウダー等の無機粉末、結晶セルロース、
ポリエチレン粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末等の有機
粉末、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、赤色酸
化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ
−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄色酸化鉄、黄土等の無
機黄色系顔料、黒色酸化鉄、カーボンブラック等の無機
黒色系顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレッ
ト等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チ
タン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無
機青色系顔料、酸化チタン被覆雲母、オキシ塩化ビヒマ
ス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビヒマス、酸化チタン被
覆タルク、魚鱗箔、着色酸化チタン被覆雲母等のパール
顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金
属粉末顔料、赤色201号、赤色202号、赤色204
号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色
228号、赤色405号、橙色203号、橙色204
号、黄色205号、黄色401号、青色404号等の有
機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色
227号、赤色230号、赤色401号、赤色505
号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202
号、黄色203号、緑色3号、青色1号等のジルコニウ
ム、バリウムまたはアルミニウムレーキ等の有機顔料、
クロロフィル、β−カロチン等の天然色素、エタノー
ル、イソプロピルアルコール等の低級アルコール、カル
ボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、キサンタンガム、ヒアルロン酸等の水溶
性高分子、硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム、塩化ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナト
リウム等の無機または有機塩類、pH調製剤である酸お
よびアルカリ、殺菌剤、キレート剤、抗酸化剤、紫外線
吸収剤、動植物由来の天然エキス、香料等を配合でき
る。
【0019】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜7および比較例1〜7 表1に示す金属石鹸微粒子を使用して表3〜表4に示す
バブルバスを調製し、下記の方法により評価を行なっ
た。但し、添加成分として表2に示す5成分を共通添加
成分として使用し、一回の使用量はお湯200Lに対し
て15mlとした。結果を表3〜表4に示す。なお、表
1の金属石鹸微粒子の粒度分布は以下のようにして測定
した。すなわち、金属石鹸微粒子0.5gに10mlの
エタノールを加え、日本精機株式会社製の超音波分散器
を用いて5分間超音波分散を行った。次に測定溶媒とし
てエタノールを循環している日機装株式会社製マイクロ
トラック粒度分布測定装置(SPA型)に得られた金属
石鹸分散液をDV値が0.6〜0.8になるまで添加
し、この状態における各サンプルの粒度分布を測定し
た。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】(1)泡立ち 試料濃度1重量%の水溶液を調整してロスマイルス法に
より、25℃で投入直後と5分後の泡高さを測定した。
投入直後の泡高さが250mm以上のもので、次の式よ
り求められる泡の持続率が90%以上のものを泡立ちの
良好なバブルバスであると評価した。 泡の持続率=[(5分後の泡高さ)/(試料投入直後の
泡高さ)]×100
【0025】(2)入浴後のぬめり感 20名の女性(20〜35才)をパネラーとし、バブル
バスを使用して入浴した後の感触について下記のように
判定し、20名の平均値を求めて、平均1.5点以上を
入浴後にぬめり感のないバブルバスであると評価した 2点:入浴後の肌にぬめり感が無いと感じた場合。 1点:入浴後の肌にややぬめり感があると感じた場合。 0点:入浴後の肌が明らかにぬめると感じた場合。
【0026】(3)入浴後のしっとり感 20名の女性(20才〜35才)をパネラーとし、バブ
ルバスを使用して入浴した後の感触について下記のよう
に判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以
上を入浴後にしっとり感のあるバブルバスであると評価
した。 2点:入浴後の肌がしっとりすると感じた場合。 1点:入浴後の肌がややしっとりすると感じた場合。 0点:入浴後の肌がかさついてしっとり感がないと感じ
た場合。
【0027】(4)入浴後のさっぱり感 20名の女性(20才〜35才)をパネラーとし、バブ
ルバスを使用して入浴した後の感触について下記のよう
に判定し、20名の平均値を求めて、平均値1.5点以
上を入浴後にさっぱり感のあるバブルバスであると評価
した。 2点:入浴後に肌がさっぱりすると感じた場合。 1点:入浴後に肌がややさっぱりすると感じた場合。 0点:入浴後の肌にさっぱりがないと感じた場合。
【0028】実施例1〜7より、本発明のバブルバスは
起泡性および泡の持続性が良好であり、入浴後の肌をし
っとりとさせるとともに、ぬるつきがなくさっぱりとし
た感触を付与していた。
【0029】一方、比較例1〜7では十分な性能が得ら
れていない。つまり、比較例1ではa.成分が配合され
ていないことから入浴後の肌にぬるつきを感じるととも
にさっぱり感がなくなっており、比較例2ではb.成分
が本発明の範囲より少なく配合されいることから泡立ち
が極端に悪くなっている。そして、比較例3ではc.成
分が配合されていないことから泡の持続性が悪くなって
おり、比較例4ではc.成分が本発明の範囲を超えて配
合されいることから入浴後の肌のぬるつきを有するとと
もに泡立ちが悪くなっている。また、比較例5ではd.
成分が配合されていないことから入浴後のしっとり感が
悪くなっており、比較例6ではd.成分が本発明の範囲
を超えて配合されいることから泡立ちが悪くなってい
る。一方、比較例7ではa.成分の金属石鹸微粒子に変
えて本発明の範囲を超えた金属石鹸粒子が配合されてい
ることから、泡の持続性が悪くなっている。
【0030】
【発明の効果】本発明のバブルバスは起泡性および泡の
持続性が良好であり、入浴後の肌をしっとりとさせると
ともに、ぬるつきがなくさっぱりとした感触を付与して
いた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 金属石鹸の一般品であるステアリン酸亜鉛の
粒度分布および粒度累積グラフを示す。
【図2】 金属石鹸の一般品であるステアリン酸亜鉛の
示差熱分析結果を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.30%粒径RAと70%粒径RCとの
    差RC−RAが3μm以下または50%粒径RBと95%
    粒径RDとの差RD−RBが6μm以下である金属石鹸微
    粒子0.1〜20重量%、b.陰イオン性界面活性剤5
    〜40重量%、c.両性界面活性剤またはアルカノール
    アミド型非イオン性界面活性剤1〜10重量%および
    d.多価アルコール1〜15重量%を含有することを特
    徴とするバブルバス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8449806B2 (en) 2002-09-05 2013-05-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8449806B2 (en) 2002-09-05 2013-05-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser processing apparatus

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