JP2000177944A - 油圧エレベータのパッキン交換作業装置 - Google Patents
油圧エレベータのパッキン交換作業装置Info
- Publication number
- JP2000177944A JP2000177944A JP10359266A JP35926698A JP2000177944A JP 2000177944 A JP2000177944 A JP 2000177944A JP 10359266 A JP10359266 A JP 10359266A JP 35926698 A JP35926698 A JP 35926698A JP 2000177944 A JP2000177944 A JP 2000177944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection lamp
- packing
- lamp support
- guide rail
- hydraulic jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 点検灯などの落下を阻止できるとともに、安
全にパッキン交換作業を行うことのできる油圧エレベー
タのパッキン交換作業装置を提供する。 【解決手段】 油圧ジャッキ7のシリンダー5外周に設
けた作業台13と、昇降路2内のガイドレール10、1
0Aを固定するガイドレール取付ブラケット11に設け
た点検灯支柱14と、この点検灯支柱14に設けた点検
灯15とからなる油圧エレベータ用パッキン交換作業装
置により達成できる。
全にパッキン交換作業を行うことのできる油圧エレベー
タのパッキン交換作業装置を提供する。 【解決手段】 油圧ジャッキ7のシリンダー5外周に設
けた作業台13と、昇降路2内のガイドレール10、1
0Aを固定するガイドレール取付ブラケット11に設け
た点検灯支柱14と、この点検灯支柱14に設けた点検
灯15とからなる油圧エレベータ用パッキン交換作業装
置により達成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧エレベータの
パッキン交換作業装置に関するものである。
パッキン交換作業装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、油圧ジャ
ッキのシリンダー部に作業台を取り付けて、その作業台
に1人の保守員が乗り、グランド部のパッキンを交換す
るようにしたものが知られていた。
ッキのシリンダー部に作業台を取り付けて、その作業台
に1人の保守員が乗り、グランド部のパッキンを交換す
るようにしたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、油圧
ジャッキのシリンダーに作業台を取り付けるため、その
作業台を十分に大きなものとすることができない。その
ため、点検灯を作業台に置くと落下してしまう危険があ
るという問題点があった。また、作業台に乗った1人の
保守員が手に点検灯を持ちながらのパッキン交換作業は
きわめて不安定で危険であるという問題点があった。
ジャッキのシリンダーに作業台を取り付けるため、その
作業台を十分に大きなものとすることができない。その
ため、点検灯を作業台に置くと落下してしまう危険があ
るという問題点があった。また、作業台に乗った1人の
保守員が手に点検灯を持ちながらのパッキン交換作業は
きわめて不安定で危険であるという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、点検灯の落下を阻止でき
るとともに、安全にパッキン交換作業を行うことのでき
る油圧エレベータのパッキン交換作業装置を提供するこ
とにある。
るとともに、安全にパッキン交換作業を行うことのでき
る油圧エレベータのパッキン交換作業装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、昇降路内に
昇降可能に設けられた乗りかごと、この乗りかごをワイ
ヤーロープを介して昇降させる油圧ジャッキと、この油
圧ジャッキのグランド部における油漏れを防止するパッ
キンとを少なくとも有する油圧エレベータであって、こ
の油圧エレベータの前記パッキンを交換するのに用いら
れるパッキン交換作業装置において、油圧ジャッキのシ
リンダー部外周に脱着可能に設けられる作業台と、昇降
路内にガイドレールを固定するガイドレール取付ブラケ
ットに脱着可能に設けられる点検灯支柱と、この点検灯
支柱に脱着可能に設けられる点検灯とからなる構成とす
ることにより達成される。
昇降可能に設けられた乗りかごと、この乗りかごをワイ
ヤーロープを介して昇降させる油圧ジャッキと、この油
圧ジャッキのグランド部における油漏れを防止するパッ
キンとを少なくとも有する油圧エレベータであって、こ
の油圧エレベータの前記パッキンを交換するのに用いら
れるパッキン交換作業装置において、油圧ジャッキのシ
リンダー部外周に脱着可能に設けられる作業台と、昇降
路内にガイドレールを固定するガイドレール取付ブラケ
ットに脱着可能に設けられる点検灯支柱と、この点検灯
支柱に脱着可能に設けられる点検灯とからなる構成とす
ることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0007】図1において、油圧エレベータ1は、昇降
路2内に昇降可能に設けられた乗りかご3と、この乗り
かごを案内するガイドレール4と、シリンダー5及びプ
ランジャー6からなる油圧ジャッキ7と、プランジャー
6の上端に回転可能に取り付けられるプーリー8と、こ
のプーリー8に巻回されて一端が乗りかご3に、かつ、
他端がシリンダー5にそれぞれ係着してなるワイヤーロ
ープ9とを有している。
路2内に昇降可能に設けられた乗りかご3と、この乗り
かごを案内するガイドレール4と、シリンダー5及びプ
ランジャー6からなる油圧ジャッキ7と、プランジャー
6の上端に回転可能に取り付けられるプーリー8と、こ
のプーリー8に巻回されて一端が乗りかご3に、かつ、
他端がシリンダー5にそれぞれ係着してなるワイヤーロ
ープ9とを有している。
【0008】油圧ジャッキ7のプーリー8は、昇降路内
に設けたガイドレール10、10Aによって案内され
る。ガイドレール10、10Aは、ガイドレール取付ブ
ラケット11によって固定される。油圧ジャッキ7のグ
ランド部7A内には、油漏れ防止用のパッキンが設けら
れている。パッキン交換作業装置12は、油圧ジャッキ
7のシリンダー5外周に固定した作業台13と、点検灯
支柱14と、点検灯15と、携帯用工具収納体16とか
らなっている。作業台13は、1人の保守員が乗るのに
十分な強度と大きさを有しており、鋼板から形成されて
いる。点検灯支柱14は、複数本のパイプからなり、伸
縮自在に構成されている。点検灯15は、100Wの明
るさを有しており、点検灯支柱14の先端に設けた掛け
金具17に脱着可能に設けられている。
に設けたガイドレール10、10Aによって案内され
る。ガイドレール10、10Aは、ガイドレール取付ブ
ラケット11によって固定される。油圧ジャッキ7のグ
ランド部7A内には、油漏れ防止用のパッキンが設けら
れている。パッキン交換作業装置12は、油圧ジャッキ
7のシリンダー5外周に固定した作業台13と、点検灯
支柱14と、点検灯15と、携帯用工具収納体16とか
らなっている。作業台13は、1人の保守員が乗るのに
十分な強度と大きさを有しており、鋼板から形成されて
いる。点検灯支柱14は、複数本のパイプからなり、伸
縮自在に構成されている。点検灯15は、100Wの明
るさを有しており、点検灯支柱14の先端に設けた掛け
金具17に脱着可能に設けられている。
【0009】点検灯支柱14は、ガイドレール取付ブラ
ケット11に固定金具18を用いて脱着可能に取り付け
られている。油圧ジャッキ7は、支持金具19を用いて
ガイドレール10、10Aに支持される構成にしてあ
る。
ケット11に固定金具18を用いて脱着可能に取り付け
られている。油圧ジャッキ7は、支持金具19を用いて
ガイドレール10、10Aに支持される構成にしてあ
る。
【0010】携帯用工具収納体16は、図3に示すよう
に、合成樹脂製の収納部16Aと、把手部16Bとから
なっている。携帯用工具収納体16は、図2に示すよう
に、点検灯支柱14の中間部分に設けた掛け金具20に
脱着可能に設けられている。点検灯支柱14は、点検灯
15で油圧ジャッキ7のグランド部7Aを十分に照らす
ように、その長さを調整することが可能である。
に、合成樹脂製の収納部16Aと、把手部16Bとから
なっている。携帯用工具収納体16は、図2に示すよう
に、点検灯支柱14の中間部分に設けた掛け金具20に
脱着可能に設けられている。点検灯支柱14は、点検灯
15で油圧ジャッキ7のグランド部7Aを十分に照らす
ように、その長さを調整することが可能である。
【0011】上記本実施形態のパッキン交換作業装置1
2によれば、次のようなメリットが奏しえる。
2によれば、次のようなメリットが奏しえる。
【0012】(1)作業台13に乗った保守員は、点検
灯15を点検灯支柱14に引っ掛けるとともに、携帯用
工具類を携帯用工具収納体16に入れておけるので、両
手でパッキン交換作業を実施することができ、安全であ
る。
灯15を点検灯支柱14に引っ掛けるとともに、携帯用
工具類を携帯用工具収納体16に入れておけるので、両
手でパッキン交換作業を実施することができ、安全であ
る。
【0013】(2)点検灯14で、油圧ジャッキ7のグ
ランド部7Aを十分に明るくすることができ、作業性が
向上する。
ランド部7Aを十分に明るくすることができ、作業性が
向上する。
【0014】(3)従来、携帯用工具収納体16内に入
れた携帯用工具類の取り扱い性が向上して作業性がよく
なり、携帯用工具類の落下を阻止できる。
れた携帯用工具類の取り扱い性が向上して作業性がよく
なり、携帯用工具類の落下を阻止できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、点検灯
や携帯用工具類の落下を阻止できるとともに、安全に、
かつ、効率よくグランド部のパッキン交換作業を実施す
ることを可能にした油圧エレベータのパッキン交換作業
装置がえられた。
や携帯用工具類の落下を阻止できるとともに、安全に、
かつ、効率よくグランド部のパッキン交換作業を実施す
ることを可能にした油圧エレベータのパッキン交換作業
装置がえられた。
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施形態を示す要部拡大斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施形態を示す携帯用工具収納体の
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
1 油圧エレベータ 2 昇降路 3 乗りかご 4 ガイドレール 5 シリンダー 6 プランジャー 7 油圧ジャッキ 8 プーリー 9 ワイヤーロープ 10、10A ガイドレール 11 ガイドレール取付ブラケット 12 パッキン交換作業装置 13 作業台 14 点検灯支柱 15 点検灯 16 携帯用工具収納体
Claims (2)
- 【請求項1】 昇降路内に昇降可能に設けられた乗りか
ごと、この乗りかごをワイヤーロープを介して昇降させ
る油圧ジャッキと、この油圧ジャッキのグランド部にお
ける油漏れを防止するパッキンとを少なくとも有する油
圧エレベータであって、この油圧エレベータの前記パッ
キンを交換するのに用いられるパッキン交換作業装置に
おいて、油圧ジャッキのシリンダー部外周に脱着可能に
設けられる作業台と、昇降路内にガイドレールを固定す
るガイドレール取付ブラケットに脱着可能に設けられる
点検灯支柱と、この点検灯支柱に脱着可能に設けられる
点検灯とからなることを特徴とする油圧エレベータのパ
ッキン交換作業装置。 - 【請求項2】 前記点検灯支柱に、携帯用工具収納体を
設けたことを特徴とする請求項1記載の油圧エレベータ
のパッキン交換作業装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359266A JP2000177944A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 油圧エレベータのパッキン交換作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10359266A JP2000177944A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 油圧エレベータのパッキン交換作業装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000177944A true JP2000177944A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18463622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10359266A Pending JP2000177944A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 油圧エレベータのパッキン交換作業装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000177944A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005320121A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの乗場ドア装置 |
CN106315325A (zh) * | 2015-06-25 | 2017-01-11 | 蒂森克虏伯家用电梯(上海)有限公司 | 机械阻挡装置和具有该机械阻挡装置的锁住装置 |
-
1998
- 1998-12-17 JP JP10359266A patent/JP2000177944A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005320121A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの乗場ドア装置 |
CN106315325A (zh) * | 2015-06-25 | 2017-01-11 | 蒂森克虏伯家用电梯(上海)有限公司 | 机械阻挡装置和具有该机械阻挡装置的锁住装置 |
CN106315325B (zh) * | 2015-06-25 | 2020-06-23 | 蒂森克虏伯家用电梯(上海)有限公司 | 机械阻挡装置和具有该机械阻挡装置的锁住装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
PL361942A1 (en) | Crane and method of mounting the hoisting gear | |
MY140616A (en) | Elevator | |
JP2000177944A (ja) | 油圧エレベータのパッキン交換作業装置 | |
KR101866656B1 (ko) | 고소 작업 장치 | |
KR101927241B1 (ko) | 외벽용 와이어로프 견인장치 | |
CN117620760A (zh) | 一种具有防护防尘机械制造用切割装置 | |
DE60236056D1 (de) | Vorrichtung zur Handhabung einer Last | |
KR20090006716U (ko) | 고소작업대의 협착방지장치 | |
JP2865540B2 (ja) | エレベーターの乗りかご吊上げ装置 | |
CN2500657Y (zh) | 具有安全保护装置的建筑物料提升机吊篮 | |
CN112414127A (zh) | 一种机械制造用金属熔炼装置 | |
CN214321811U (zh) | 梨形头浇铸工作台 | |
CN211971571U (zh) | 一种机械制造用吊装结构 | |
JP2849288B2 (ja) | エレベータの主索牽引装置 | |
CN218203869U (zh) | 一种桥梁养护悬挂梯 | |
KR100294806B1 (ko) | 각도조정이 가능한 고가용 작업대 | |
CN214780612U (zh) | 一种机电设备安装辅助升降设备 | |
KR200158101Y1 (ko) | 선박의 환기용 벤트의 설치 장치 | |
CN216516796U (zh) | 一种新型电力铁塔休息平台 | |
CN217173112U (zh) | 一种方便吊装的汽修工作台 | |
CN218487567U (zh) | 一种施工架焊接设备 | |
CN210764200U (zh) | 一种数控落地铣镗床走台升降装置 | |
DE200325C (ja) | ||
JPS5919712Y2 (ja) | 転炉用ダクトの専用作業台 | |
KR101490696B1 (ko) | 콘 로드 가공 장치 |