JP2000177779A - ビン又はビン詰商品の保護並びに保冷用パッキング装置 - Google Patents

ビン又はビン詰商品の保護並びに保冷用パッキング装置

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JP2000177779A
JP2000177779A JP10377945A JP37794598A JP2000177779A JP 2000177779 A JP2000177779 A JP 2000177779A JP 10377945 A JP10377945 A JP 10377945A JP 37794598 A JP37794598 A JP 37794598A JP 2000177779 A JP2000177779 A JP 2000177779A
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Wataru Kawashima
渉 川嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、日本酒等の箱入りビン詰商品の破損
を防止する為のビン保護並びに保冷パッキング装置に関
するもので、その目的とするところは、収納された上記
ビン詰商品の底部及び胴部を、強固な衝撃緩衝部材で保
護すると同時に、ビン頸部にも箱型の上部保護部材を取
り付けて補強すると供に、その内部に封入した冷媒に依
って、ビン詰商品を冷却、保冷して品質及び味を保証す
る事を課題とする。 【解決手段】上記課題を解決する為に、ビン胴部に二重
構造の衝撃緩衝部片を取り付けて横方向からの衝撃に対
抗し、それと同時に底方向からの衝撃には、此の部片の
底部受け台で吸収する如く構成し、更にビン上部の衝撃
は、ビン頸部に設けられた箱型上部保持部材に依って緩
衝すると同時に、その内部の冷媒の下方えの対流に依っ
てビン商品の温度を所定温度に維持し、商品の品質と味
を良好な状態に維持する如く作用させた事を特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、日本酒等のビン詰
商品又はガラスビン、陶磁器(以下此等商品、ビン、器
等を単にビンと記載する)等に詰められた商品の保護並
びに保冷用パッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビン入りの日本酒を配送する場合
等では、ビンの破損を避ける為に、ビンの形に合わせた
発泡スチロール等をパッキングとして使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】斯の如き従来の包装手
段では、以下の如き好ましく欠点がある。 (1) 発泡スチロール製パッキングは折畳みが出来な
い為に、不使用の格納、保管或は輸送時に嵩張って好ま
しくない。 (2) 成型用金型を必要としコスト高となる。 (3) パッキングの成形材料として生分解性成分を利
用する事が提案されているが、当該プラスチック原料が
高価であり、その利用面が限定せれている。 従って本発明は、上記の如き従来品の欠陥を解消する為
の新規なビン又はビン詰商品の保護並びに保冷用パッキ
ング装置を提供する事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本出願人は、実用新案登録第3043489号及び第3
048905号においては、厚紙又はダンボール紙等の
ビン包装箱用パッキング装置を提案して、従来の発泡ス
チロール製パッキング手段の欠点を改良する事に成功し
た。
【0005】加えて本発明は、此等パッキング装置を更
に改良して、ビンの保護性を一層強化させると供に、外
部温度に依って影響される商品の品質を維持し得る様
に、その保冷効果を高める事を目的とするものである。
【0006】従って本発明の保護並びに保冷パッキング
装置は、一連のダンボール打抜き片から製作された耐衝
撃手段を、ビン本体胴部と頚部とに装着して、両者の相
互作用で衝撃等に依る破損率を低下させると同時に、頸
部の保護手段内に保冷剤を内蔵させて、外部温度に関係
なくビン詰商品の品質を保護する様に構成したことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】斯くの如き構成に依って、本発明
のビン並びにビン詰商品の保護並びに保冷用パッキング
装置は、ビン本体胴部に設けられた二重構造の耐衝撃性
部材と、此の部材に一体的な底部衝撃保護部材とより成
る胴部保護手段の為に、横方向並びに底方向からの衝撃
を緩衝し吸収する供に、その頸部に設けられた箱型の頸
部保護手段に依って横方向からの衝撃を吸収すると供
に、箱本体内に装着された冷媒に依って包装箱内のビン
詰商品の温度上昇を防止して、その品質を保証すると供
に、包装箱自体の上部多重折り込み蓋の構造に依って、
上方からの衝撃をも吸収すると同時に、外部温度の伝導
を一層確実に防止する様に作用している。以下に図面を
参照して、本発明の好個の実施例を説明する。
【0008】
【実施例】本発明のビン詰商品の保護並びに保冷用パッ
キング装置は、図1乃至図3に示す如く、包装箱(B)
内に封入され、ビン(1)の胴体部に加わる外部からの
衝撃を緩衝する二重構造の胴部緩衝部材(2)と、ビン
頸部の衝撃を緩衝する箱型の上部保持部材(3)とより
成る。
【0009】斯の如き胴部緩衝部材(2)は、以下に詳
述し、図4に示す胴部緩衝部材主部(2’)と、図5及
び6に示す別途の受け台部材(4’)との組合せより成
る。
【0010】斯の如き構成に於て、前記胴部緩衝部材主
部(2’)は、展開図4に示す如く、前記前、後、左、
右面板(5)(6)(8)(7)を折線(9)(10)
(11)を介して横並びに連設し、更にその両側に、折
線(12)(13)を介して内側胴部緩衝部片(18)
(19)を備えた逆U字状の受け台部片(4)(4)を
連設した一連のダンボール紙の如き厚紙より成るもので
ある。
【0011】更に又、上記胴部緩衝部材主部(2’)に
挿入組合される別途の受け台部材(4’)は、図5に示
す如く、その展開図がH状厚紙板より成り、折線(l)
に沿って折り返し、図6の如き長手方向に開口した切り
欠き(34)と、折線(l)に沿って開閉する内側胴緩
衝部片(32)(31)を備えたU字状受け台部材
(4’)を形成する。
【0012】斯の如き両者は、先ず胴部緩衝部材主部
(2’)が図4の折線に沿って折り畳まれ、受け台部材
(4)が長方形状の外側胴緩衝部片(a)の対角線上に
来る様に折り返される。次いで、別途に製作された図6
の受け台部材(4’)を矢印(p)方向に挿入して、上
記受け台部材(4)の切り欠き(16)内に上記受け台
部材(4’)の切り欠き(34)が相互に衝頭する様に
挿入されて胴部緩衝部材(2)を完成する。
【0013】斯の如く形成された胴部緩衝部材(2)
は、ビン(1)が挿入された場合、その底部は、交叉す
る受け台部材(4)(4’)の底板(b)(b’)上で
受け止められ、それと同時にその胴部は、折線(l)に
依って開放された内側胴部緩衝部片(18)(19)
(32)(33)でしっかりと受け止められる。更に
又、此等内側胴部緩衝部片(18)(19)...は受
け台部材の台部(b)(b’)から直立する側方緩衝部
片(14)(15)(30)(31)に依って、外側胴
緩衝部片(a)の対角線上で受け止められて、ビンに加
わる外側からの衝撃を効率よく吸収する如く構成されて
いる。
【0014】一方、ビン頚部に装着される箱型の上部保
持部材(3)は、図8に示す如く、ビン(1)の頚部を
支承する第一の開孔(27)と多数の小孔(28)とを
備えた底面(20)と、前後左右面(21)(22)
(23)(24)と、ビン口を支承する第二の開孔(2
6)と引き抜き孔(29)とを備えた上面とより成り、
その内部に適当な冷媒例えばドライアイス、ノンスメル
等を封入した容器(35)が収納されたものである。
【0015】此の様な状態にある上部保持部材(3)
は、外部からの衝撃からビンを保護するばかりでなく、
その内部の冷媒から発する冷気を矢印(F)から
(F”)方向に循環させ、ビン内の商品を冷却並びに保
温して品質の劣化及び味の低下を防止する。
【0016】此の場合、内外二重の緩衝部材間の空間
は、ビン胴部以下の空間をぐるりと取り巻いているの
で、外部からの熱の侵入、外部えの逃失を防止し、又冷
媒からの冷気はビン内の下方に溜り易いので、商品の冷
却並びに保冷に有効に作用する。
【0017】更に又、斯の如き保護及び保冷パッキング
装置(2)(3)とビン本体(1)とを収納する包装用
化粧箱の最上部は、いずれかの一辺(37)が箱の内側
に折り返され、上部保持部材(3)の上面(25)をも
(36)の如く被覆し、冷気の上方えの漏洩を防止する
と供に、他の三辺(38)(39)(40)も夫々最上
面で折り返されて四層の蓋(C)を形成するので、上部
からの衝撃に強く、又外気の侵入も完全に遮断し得る様
に構成されている。
【0018】
【発明の効果】此の様な構成及び作用に依って本発明の
ビン保護並びに保冷用パッキング装置は、ビン底部並び
に胴体部を二重構造の衝撃緩衝部材で保護されているの
で、従来品の此の種厚紙に依る耐衝撃部材よりも強く、
加えてビン頸部位置に設けられた上部保持部材は、包装
箱自体の頂部密閉手段と相乗して、上面及び左右前後面
からの衝撃に対して充分拮抗し、内部のビンを確実に保
護する。
【0019】斯の如き機械的保護作用に加えて、上部保
護部材内の冷媒と、胴部緩衝部材の空隙多い二重構造と
に依って充分な冷気がビン底部まで行きわたり、効率よ
くこれを冷却保冷して商品の品質及び味を正常に維持す
る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の保護並びに保冷用パッキング装置
に依って、包装箱内に維持されたビンの状態を示す切断
正面図である。
【図2】 図1の線II−IIに沿って切断した断面
図である。
【図3】 図1のパッキング装置内に納められたビンの
底面図である。
【図4】 ビン胴部の衝撃緩和部片主部の展開図であ
る。
【図5】 別途に製作されたビン受け台部の展開図であ
る。
【図6】 図5の受け台部の正面図である。
【図7】 ビン胴部緩衝部材の組み立て方法を示す斜視
図である。
【図8】 ビン頸部の箱型上部保持部材の展開図であ
る。
【符号の説明】
(1) ビン (2) ビン胴部緩衝部材 (2’) ビン胴部緩衝部材主部 (3) 箱型上部保持部材 (4) ビン受け台部材 (4’) 別途に製作された受け台部材 (B) 包装箱 (a) 外側胴部緩衝部片 (14) 側方緩衝部片 (18) 内側胴部緩衝部片 (28) 冷気用小孔 (35) 冷媒容器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダンボール等の厚紙より形成され、包装さ
    れるべきビン詰液体商品を破損から保護する為の二重構
    造の胴緩衝部材と、前記胴緩衝部材下部に設けられた交
    叉する受け台部材と、ビン頸部に設けられた孔付箱型の
    上部保持部材とより成り、前記胴部緩衝部材の一部を、
    一連の折代を介して外側胴緩衝部片と内側胴緩衝部片並
    びに受け台部材より構成し、残余の内側胴緩衝部片並び
    に受け台部材を、別途に連設形成して前記外側胴緩衝部
    片の受け台部材に交叉連結する如く構成し、更に前記上
    部保持部材を、その上下二個の開口に依ってビン頸部を
    挟持すると供に、折り込み形成された孔付箱型状部材内
    に適当量の保冷剤を内包させたことを特徴とするビン又
    はビン詰商品の保護並びに保冷用パッキング装置。
  2. 【請求項2】請求項1のパッキング装置を備えたビン詰
    商品を保冷性の優れた包装用厚紙箱内に内包し、その箱
    の上部を四重構造の折り込み蓋として保護並びに保冷性
    を高めたことを特徴とするビン又はビン詰商品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100874105B1 (ko) 2007-08-08 2008-12-15 삼성에버랜드 주식회사 와인 병 포장박스
CN109435338A (zh) * 2018-12-24 2019-03-08 天津天地伟业机器人技术有限公司 一种承重较大的可折叠瓦楞纸内衬
CN110155513A (zh) * 2019-06-23 2019-08-23 孙立强 一种瓶身多点平衡夹固的红酒包装盒

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