JP2000176779A - リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法 - Google Patents

リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法

Info

Publication number
JP2000176779A
JP2000176779A JP10366105A JP36610598A JP2000176779A JP 2000176779 A JP2000176779 A JP 2000176779A JP 10366105 A JP10366105 A JP 10366105A JP 36610598 A JP36610598 A JP 36610598A JP 2000176779 A JP2000176779 A JP 2000176779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
coordinate
input
error
equation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10366105A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Tamaki
茂 玉木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGE TECHNO KK
Original Assignee
YAMAGE TECHNO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGE TECHNO KK filed Critical YAMAGE TECHNO KK
Priority to JP10366105A priority Critical patent/JP2000176779A/ja
Publication of JP2000176779A publication Critical patent/JP2000176779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド可能な複数のリンク棒の先端にてス
ピンドル等の可動部を連結し、この可動部を所定の位置
へ移動する際、リンク構造体の加工及び組立て誤差を求
めて正しく位置決めする方法の提供。 【解決手段】 可動部の移動量をセンサーで測定し、可
動部への直交座標系の動きをコンピュータに入力するこ
とでリンク棒のスライド量を計算する直交座標系から、
リンク座標系への変換式を内蔵し、且つ各リンク点の座
標値を書き換え可能なパラメータで内蔵し、入力として
直交座標値Aを入力し、この場合、フィードバック制御
により可動部の位置座標が約Aになるまで該入力Aを収
束させて入力Bを与え、同じくデータを複数点とってf
(A) = f(B) の式を成り立たせ、f(B) の式には加工及
び組み立て誤差がリンク点の座標誤差として含まれる為
にf(A) = f(B) の式は1本のリンク棒の両端の座標値
の式にも成り立ち、該式にデータを入れて座標誤差を求
め、該座標誤差を含んだ両リンク点間距離からリンク棒
の実質長さを求めて可動部を正しく移動・位置決めす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガイド機構を持たな
いでパラレルリンク機構にて工作機械等のスピンドルや
テーブル等の可動部を移動・位置決めする為に、外部セ
ンサーとフィードバック制御系とコンピュータにより、
入力値と出力位置を近似入力値に収束させ、複数のデー
タよりリンク構造体の加工及び組み立て誤差を簡単な式
で求め、この誤差を是正した上で正しく位置決めをする
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機のテーブルには加工されるワーク
が固定され、このワークはテーブルと共に縦方向及び横
方向へ移動して所定の位置に位置決めされたところで所
定の形状に加工される。機械工作ではこのテーブルの位
置決め精度がワークの寸法精度に大きく影響している訳
であって、その為にテーブルを移動する為のガイド並び
に送り装置は工作機械の最も重要な箇所の1つである。
【0003】テーブルの移動は一般にX方向とY方向に
分離され、それぞれに独立したガイド並びに送り装置が
備わっている。そして、X方向、Y方向への移動をそれ
ぞれ行うことで、あらゆる位置への位置決めが出来るよ
うになる。ところで、このようなX方向とY方向の位置
決め移動をそれぞれ独立して構成している従来の装置で
は、両装置を同一面にて構成することが出来ず、すなわ
ちX方向へ移動するXテーブル上にY方向へ移動するY
テーブルが組み合わされている。
【0004】そしてガイドを備えた従来の移動機構では
X方向、Y方向、Z方向への三次元空間内での移動を具
現することは構造的に容易ではなく、さらに傾きを与え
る動きともなれば不可能である。そこで、出願人は平成
10年5月16日付で「テーブルの位置決め装置」に関
する特許出願を行っている。この装置は「工作機械等の
テーブルを固定ベース上で位置決めする為の装置におい
て、テーブルには所定の距離をおいて2か所に軸を設
け、各軸には2本のシャフトを揺動出来るように連結す
ると共に、これら各シャフトには駆動部を設けて固定ベ
ースに取り付けし、該駆動部によってシャフトをスライ
ドさせることでテーブルを移動し、所定の位置にて位置
決めすることが出来るようにしたことを特徴とするテー
ブルの位置決め装置」である。
【0005】ところで、上記テーブルの位置決め装置も
含めてパラレルリンク機構においては、各リンク点の座
標位置が正確に測定又は把握されていなければ可動部の
X、Y、Z方向、X、Y、Z軸の回転位置決めの誤差と
なる。そこで各部品の加工組み立て精度を限界まで高め
て誤差を出来る限り小さくする方法がある。又各部品の
加工組み立て精度をそこそこにし、三次元空間上で動か
しながら実測し、その補正値を三次元配列上に記憶して
おき、補正しながら移動する方法がある。さらに各部品
の加工組立精度をそこそこにしておき、実際に三次元空
間上で動かしながら実測し、入力値と移動後の実測値の
27回以上のデータを膨大な計算式を使用して各部品の
誤差を求め、この誤差を是正した移動量を与えて可動部
を正しく位置決めする方法がある。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来の方法に
て、加工組立精度を限界まで高める方法は加工組立費の
コスト高となる。又各部品の加工組立精度をそこそこに
しておき、実際の三次元空間上で動かしながら実測し、
その補正値を三次元配列上に記憶しておいて補正しなが
ら移動する方法は、実測範囲が広いと測定器が高価にな
り、補正値を記憶しておく間隔を細かくすると記憶容量
が膨大になる。又、移動時に補正計算を常に行わなくて
はならない為に、移動速度を高める為には高速なCPU
やプロセッサーを必要とし、各台ごとに測定しなくては
ならないこともあり、コスト高を招くといった問題があ
る。
【0007】そこで本発明では上記最後の方法を採用
し、膨大な計算式を簡単な計算式に置き換えることでリ
ンク構造体の加工及び組み立て誤差を求めて各リンク点
の正確な座標を計算し、可動部の移動位置決めを行うこ
とが出来るリンク構造体の加工組み立て誤差解析方法を
提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は複数のリンク棒
にて可動部を保持し、リンク棒の伸縮(スライド)にて
可動部を移動させるリンク構造体である。ここで各リン
クの伸縮手段は限定しないが、リンクと可動部との連結
及びリンクの伸縮駆動部には加工並びに組み立て誤差が
存在し、本発明ではこの誤差を把握する。そしてこの誤
差を考慮した上で可動部を移動させ所定の位置に正しく
位置決めする。
【0009】本発明のリンク構造体から成る位置決め方
法は所定の距離をおいて設けた可動部の少なくとも2点
にそれぞれ2本のリンク棒を揺動出来るように連結して
いる。そして各リンク棒には駆動部を備え、駆動部は固
定ベースに対してその方向を自由に変えることが出来る
ように揺動可能に軸支されている。そして駆動部に備え
ているモーターにてリンク棒は伸縮(スライド)して可
動部を移動させる。ここで上記リンク棒のスライド手段
としてはモーターやシリンダーを使用することも出来
る。
【0010】例えばリンク構造体の形態として、上記駆
動部を所定の距離をおいて互いに対を成して配置し、両
駆動部間距離を底辺とし両リンク棒を両辺とした三角形
を構成することが出来る。そして複数のリンク構造体に
て可動部を保持し、各駆動部にてリンク棒をスライドさ
せるならば各三角形は変形して該可動部はあらゆる方向
へ移動することが出来る。例えば、各三角形が連携を保
ちながら変形することで、可動部はその向きを変えるこ
となくX、Y、Z方向へ自由に移動することも出来る。
【0011】可動部はこのようにして所定の位置へ移動
し、そこで必要に応じて何らかのロック手段によって固
定することも出来る。この可動部の応用について本発明
は限定せず、例えば工作機械の場合であれば可動部をテ
ーブルとしてワークを固定し、該可動部を所定の位置へ
移動させて加工することが出来る。又逆に工具を可動部
に取り付けし、該工具を所定の位置へ移動して加工する
場合もある。
【0012】ところで、可動部が正確に移動して正しく
位置決めされなくてはならず、上記リンク棒のスライド
量をリンク構造体の加工及び組み立て誤差を考慮した上
で定める。その為にまず上記加工及び組み立て誤差を知
る必要がある。可動部のX方向、Y方向、Z方向への移
動量、X軸回りの回転、Y軸回りの回転、Z軸回りの回
転を測定するセンサーが固定ベースに取り付けられ、該
センサーにて測定された移動量の信号は接続しているコ
ンピュータに入力される。
【0013】可動部の直交座標系の動きをコンピュータ
に入力すると、該コンピュータは内蔵しているプログラ
ムにて直交座標系からリンク座標系への理論変換式(各
リンク点の座標値から計算する)を用いてリンク棒のス
ライド量を計算し、且つ各リンク点の座標値を求めるこ
とが出来る。入力に直交座標値Aを入力し、可動部の位
置座標が約Aになるまで入力値Aを収束させる入力Bを
与える。この要領でデータを複数点取り、全体でのf
(A) =f(B) の式を成り立たせるならば、f(B)の式に
は加工及び組み立て誤差がリンク点の座標誤差として含
まれる。又ある移動リンク点のみを考える時に、目的点
に近似した点にある移動リンク点も移動したことにな
り、f(A) =f(B) の式は1本のリンク棒両端の座標値
の式にも成り立つので、この式にデータを入れ、座標誤
差(加工及び組み立て誤差)を求めることが出来、式が
いたって簡略化される。
【0014】
【作用】ところで、f(A) =f(B) の式は1本のリンク
棒両端の座標値の式にも成り立つ為、例えばリンク棒6
本のリンク点12個とした時に加工及び組み立て誤差は
各リンク点の誤差に置き換えられ、リンク点の座標値数
は36個と成る。式は1本のリンク棒両端の座標値の式
にも成立する為に、単純に計算しても未知数6個の連立
二次方程式6式を6回解く計算式となり、計算の負担は
軽減される。しかも、式が小さく且つ同じ式での繰り返
し計算となり、簡単に全箇所の加工組み立て誤差(全シ
ャフト端の誤差)を求めることが出来る。以下、本発明
に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
【実施例】図1はリンク構造体を用いたスピンドルの位
置決め装置の正面図、図2は該装置の側面図を示してい
る。同図において1は筐体、2は固定ベースを示し、こ
の固定ベース2にユニバーサル軸受け3、3…が所定の
位置に取りつけられている。ユニバーサル軸受け3はそ
の詳細を図3に示すように、その中心にナット4が配置
され、このナット4はユニバーサル軸受け3に設けてい
るサーボモータ5のプーリ6とベルト7を介して繋がれ
ている。
【0016】そしてナット4のネジ穴には外周にネジを
形成したリンク棒8が螺合していて一方のリンク点を構
成し、該リンク棒8の他端はユニバーサルリンク部9と
連結して回転しないようになっている。このユニバーサ
ルリンク部9は他方のリンク点となるが、リンク棒8は
回転しない為に、サーボーモータ5にてナット4が回転
するならば該リンク棒8はスライド(伸縮動)すること
になる。
【0017】この実施例では工作機械を対象として説明
しており、工具を取り付ける為のスピンドル10を備え
ている本体11を6本のリンク棒8、8…によって吊設
している。このリンク棒8、8は2本が対を成して設け
られ、所定の間隔をおいて固定ベースに配置されている
両ユニバーサル軸受け3、3から下方へ延び、その下端
はユニバーサルリンク部9に連結している。すなわち、
ユニバーサル軸受け3、3に設けていてリンク棒8、8
が螺合している両ナット4、4間を底辺とし、ユニバー
サルリンク部9の連結軸となるリンク点を頂点とする三
角形が形成される。
【0018】この三角形が3か所に設けられて、計6本
のリンク棒8、8…にて吊設されると共に、正しく位置
決めがなされる。そして各リンク棒8、8…がスライド
(伸縮)することによりスピンドル10の位置は変化
し、又その向きも変わる。スピンドル10を取り付けし
ている本体11の後方端はピン12を介してスライド部
13と連結している。スライド部13は筐体1の後方に
設けている垂直レール14に沿って上下動することが出
来る。
【0019】そして後方に配置しているユニバーサルリ
ンク部9は筐体1とスライド部13を繋ぐピン12に連
結している。そして同図の15はセンサーを示し、筐体
1の所々に取り付けされ、本体11の上面、側面、及び
後端面に接し、該本体11のX、Y、Z方向の動き、並
びにX、Y、Z方向を軸とした回転を測定することが出
来る。図4に示すように、上記サーボモータ5、5…は
サーボアンプ16、16…と接続し、又該サーボアンプ
16、16…はセンサー15、15…と共にコンピュー
タ17に接続している。
【0020】コンピュータ17には直交座標系入力を6
本のリンク棒8の長さに変換して動かす為のプログラム
P1が備わっている。又図5のフローチャートに示して
いるように直交座標系入力をプログラムP1で動作しな
がらセンサー15の測定値と比較し、差分を繰り返し入
力し、該差分を収束させながらセンサー15の値が初期
入力値の近似又は同値になった時に収束時の入力値と初
期入力値のデータを収集するプログラムP2を備えてい
る。そしてデータより各リンク点の座標位置の加工及び
組み立て誤差を算出する各リンク棒毎の式より構成して
いるプログラムP3を有している。
【0021】例えば、スピンドル10の中心先端部の可
動範囲を、X=0〜400mm、Y=0〜400mm、
Z=0〜400mm方向と、Z軸回転=±10°、X軸
回転=±5°、Y軸回転=±5°とし、初期状態のスピ
ンドル10の中心先端部の大まかな位置をX=200m
m、Y=200mm、Z=0mm、Z軸回転=±0°、
X軸回転=±0°、Y軸回転=±0°とする。
【0022】プログラムP2の直交座標系入力にX方向
のみ5mmピッチで6回、X=205mm、X=210
mm、X=215mm、X=220mm、X=225m
m、X=230mmとし、他はY=200mm、Z=0
mm、Z軸回転=±0°、X軸回転=±0°、Y軸回転
=±0°と入力し、6回分のデータを収集し、この6回
分のデータをプログラムP3に入れて加工及び組み立て
誤差を算出し、プログラムP1の各リンク点の設計座標
位置を加工及び組み立て誤差を含む座標位置に修正す
る。
【0023】すなわち、各リンク棒のリンク点座標が加
工及び組み立て誤差を含んだ値として求められること
で、両リンク点間距離は分かり、可動部を正しく位置決
めすることが出来る。従って、従来のように加工及び組
み立て精度を極限に上げることや、誤差を三次元配列上
に測定配列することや、膨大な計算式を解くことがな
く、簡単で少ない式を解くことで高精度の位置決めが可
能となる。
【0024】
【発明の効果】入力として直交座標値Aを入力し、可動
部の位置座標が約Aになるまで入力Aを収束させて入力
Bを得ると、全体でのf(A)=f(B)の式が成り立ち、f(B)
の式には加工及び組み立て誤差がリンク点の座標誤差と
して含まれる。そしてf(A)=f(B)の式は1本のリンク棒
の両端座標値の式にも成り立つので、例えばリンク棒6
本のリンク点12個とした時、加工及び組み立て誤差は
各リンク点の誤差に置き換えられ、リンク点の座標数値
は36個となるが、上記式は1本のリンク棒の両端の座
標値にも成り立ち、単純に計算しても未知数6個の連立
二次方程式6個を6回解く計算式となる。すなわち、式
が小さく且つ同じ式の繰り返し計算となり、プログラム
に向いた形となって、簡単に全箇所の加工及び組み立て
誤差を求めることが出来、該誤差を考慮して可動部を正
しく移動し、正確に位置決めすることが出来る。この手
法はアルゴリズム開発やプログラムングにおいてコスト
の低減となり、且つ機械の位置決め精度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リンク構造体から成るスピンドルの位置決め装
置の正面図。
【図2】リンク構造体から成るスピンドルの位置決め装
置の側面図。
【図3】ユニバーサル構造の軸受け。
【図4】本発明の制御系統図。
【図5】本発明のフローチャート。
【符号の説明】 1 筐体 2 固定ベース 3 ユニバーサル軸受け 4 ナット 5 サーボモータ 6 プーリ 7 ベルト 8 リンク棒 9 ユニバーサルリンク部 10 スピンドル 11 本体 12 ピン 13 スライド部 14 垂直レール 15 センサー 16 サーボアンプ 17 コンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ベース上に複数のリンク棒の一方を
    保持すると共にスライド可能とし、そしてリンク棒の他
    方を可動部に連結し、該リンク棒のスライドにより可動
    部を所定の位置へ移動する為に、リンク構造体の加工及
    び組立て誤差を求めて正しく位置決めする方法におい
    て、上記可動部の移動量をセンサーにて測定し、フィー
    ドバック制御とセンサーをコンピュータに接続すると共
    に入出力可能とし、可動部への直交座標系の動きをコン
    ピュータに入力することでリンク棒のスライド量を計算
    する直交座標系からリンク座標系への変換式を内蔵し、
    且つ各リンク点の座標値を書き換え可能なパラメータで
    内蔵し、入力として直交座標値Aを入力し、この場合、
    フィードバック制御により可動部の位置座標が約Aにな
    るまで該入力Aを収束させて入力Bを与え、同じくデー
    タを複数点とってf(A) = f(B) の式を成り立たせ、f
    (B) の式には加工及び組み立て誤差がリンク点の座標誤
    差として含まれる為にf(A) = f(B) の式は1本のリン
    ク棒の両端の座標値の式にも成り立ち、該式にデータを
    入れて座標誤差を求め、該座標誤差を含んだ両リンク点
    間距離からリンク棒の実質長さを求めて可動部を正しく
    移動・位置決めすることを特徴とするリンク構造体にて
    保持される可動部の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 加工及び組み立て誤差を求めた上でパラ
    レルリンク構造体の可動部を正しく位置決めする方法に
    おいて、可動部の姿勢を検出するセンサーを設け、パラ
    レルリンク構造体のリンク棒を伸縮動する構造とそれを
    動かすサーボ制御系を有し、又サーボ制御系とセンサー
    とを管理制御するコンピュータを有すシステムであり、
    可動部への直交座標系の動きをコンピュータに入力する
    とリンク棒の伸縮値を計算する直交座標系からリンク座
    標系への理論変換式をコンピュータは内蔵し、そして入
    力として目的座標値Aをインプットし、可動部の位置座
    標がセンサー値で約Aになるまで入力値と出力値の差分
    を再入力して繰り返し、前記差分を収束させる入力Bを
    求めることでf(A) = f(B) の式を成立させ、同時にこ
    の式は一本のリンク棒の両端の座標値に対しても成立す
    る為に、該式にデータを入れて座標誤差を求め、該座標
    誤差を含んだ両リンク点間距離からリンク棒の実質長さ
    を求めて可動部を正しく移動・位置決めすることを特徴
    とするリンク構造体にて保持される可動部の位置決め方
    法。
JP10366105A 1998-12-07 1998-12-07 リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法 Pending JP2000176779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366105A JP2000176779A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366105A JP2000176779A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000176779A true JP2000176779A (ja) 2000-06-27

Family

ID=18485943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10366105A Pending JP2000176779A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000176779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040384A1 (ja) * 2002-10-30 2004-05-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 数値制御方法及びその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040384A1 (ja) * 2002-10-30 2004-05-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 数値制御方法及びその装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101158772B1 (ko) 수치제어 공작기계 및 수치제어 장치
US4653011A (en) Method of measuring by coordinate measuring instrument and coordinate measuring instrument
US6918188B2 (en) Performing measurement or calibration on positioning machines
US9797700B2 (en) Variable modelling of a measuring device
JP2510216B2 (ja) 産業用ロボットのセンサを校正するための方法
CA2807204C (en) Device for error correction for cnc machines
JP4504818B2 (ja) 加工物検査方法
US4799170A (en) Method of measuring by coordinate measuring instrument
CN108351203B (zh) 提供精确坐标测量的方法、独立基准模块和坐标测量机
JP2008275624A (ja) 座標測定方法および座標測定装置
JP2000046541A (ja) 測定エラ―低減方法および該方法を用いる測定機械
CN101866163A (zh) 数值控制机床及数值控制装置
JP5355037B2 (ja) 精度測定方法及び数値制御工作機械の誤差補正方法並びに誤差補正機能を有した数値制御工作機械
CN113733102B (zh) 一种用于工业机器人的误差标定装置
JP2014135068A (ja) エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
JP2000176779A (ja) リンク構造体にて保持される可動部の位置決め方法
JP5210911B2 (ja) 形状測定装置
JP2012079358A (ja) エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
JP2016154039A (ja) エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械
JP2005114549A (ja) 表面形状測定装置および表面形状測定方法
JPH08210837A (ja) 三次元座標測定機の回転角度誤差補正におけるプローブ位置ベクトル算出装置
CN110411347B (zh) 数控机床工作台瞬时旋转中心的检测装置及其检测方法
JP2009288227A (ja) 三次元測定機
JPH054150A (ja) テーブルの撓みを考慮したワークの位置・姿勢修正方法及び装置
JP2012104153A (ja) エラーマップ作成方法及び装置並びにエラーマップ作成機能を有した数値制御工作機械