JP2000176655A - 摩擦攪拌接合方法およびパネル - Google Patents

摩擦攪拌接合方法およびパネル

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JP2000176655A
JP2000176655A JP10349584A JP34958498A JP2000176655A JP 2000176655 A JP2000176655 A JP 2000176655A JP 10349584 A JP10349584 A JP 10349584A JP 34958498 A JP34958498 A JP 34958498A JP 2000176655 A JP2000176655 A JP 2000176655A
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friction stir
stir welding
panel
rotating body
rollers
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Masaki Yono
正樹 与野
Mitsuo Nakamichi
光雄 中道
Takeshi Takenaka
剛 竹中
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1245Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/04Tubular or hollow articles
    • B23K2101/045Hollow panels

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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】曲面を有する部材を容易に接合できるようにす
ることを目的とする。 【解決手段】パネル1、2の接合部の近傍のL状の突出
片3、4に摩擦攪拌接合装置を載せている。ローラ6、
7は突出片3、4の先端に圧接されている。ローラ6、
7の上下のフランには突出片の上下の面に接することが
できる。回転体5を接合部に挿入して、突出片3、4を
レールとして摩擦攪拌接合装置を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は摩擦攪拌接合方法を
用いた構造体の製作方法に関するものであり、例えば、
アルミニウム合金製の鉄道車両、船舶、建築等に使用さ
れる押し出し型材の接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2つの部材の接合を回転体を用いて行う
摩擦攪拌接合方法は、接合部に挿入した丸棒(回転体と
いう)を回転させながら接合線に沿って移動させ、接合
部を発熱、軟化させ塑性流動を誘起して固相接合する方
法である。これは、特開平9−309164号公報(E
P0797043A2)に示されている。
【0003】また、この公報には二面構造体のパネルす
なわち中空型材の摩擦攪拌接合について示されている。
摩擦攪拌接合のために回転体を挿入するには大きな挿入
力が必要なので、中空型材が曲がる恐れがある。このた
め、回転体の挿入部において、2つの面板を接続する支
え板を設け、面板の曲がりを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の摩擦攪拌接合装
置は、中空型材などの部材を載せる架台と、回転体を駆
動する装置と、この装置が走行するレールと、からな
る。架台とレールは地面に設置されている。
【0005】このため、製品の形状として部材が上下方
向に湾曲している場合、部材から回転体までの距離が一
定になるように回転体を上下方向に移動させなければな
らない。つまり、回転体の高さを変えなければならな
い。
【0006】これについては回転体から部材までの距離
を検出し、回転体の高さ位置を変えることで対応でき
る。しかし、このためには距離検出器が必要であった
り、大きな距離の変化には対応が困難である。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成で、曲面を有
する部材の接合を行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、部材に設け
たレールに沿って摩擦攪拌接合装置を移動させること、
によって達成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1と図2に
より説明する。二面構造体(すなわち、中空型材)のパ
ネル1、2はアルミの押し出し型材により形成する。接
合部の近傍の外面側にL状の突出片3、4を一体に設け
ている。パネル1、2の端部すなわち接合部は図示のご
とく嵌め合いの関係にある。突出片3、4のL状の先端
は接合部ではない側をそれぞれ向いている。すなわち、
突出部のL状による凹部は他方の端部に向いている。パ
ネル1、2は架台に載せて固定してある。パネル1、2
は図2において上下方向に湾曲している。図2は直線部
を示している。
【0010】回転体5を有する摩擦攪拌接合装置は4つ
のローラ6、7によって突出片3、4に載っており、突
出片3、4に沿って走行する。ローラ6、7の上面のフ
ランジが突出片3、4の上面に載っている。これによっ
て摩擦攪拌接合装置は突出片3、4に載っている。ロー
ラ6、7は突出片3、4を左右から挟んでいる。ローラ
6、7は突出片3、4よりも外側にある。ローラ6、7
は下面にもフランジがあり、突出片3、4の下面に接し
ている。ローラ6、7の回転軸は垂直方向にある。上下
のフランジの間の回転面が突出片3、4の先端に接して
いる。図1において左右のそれぞれの1つのローラ6、
7の前記回転面にはローレットがあり、突出片の先端を
滑ることがないようにしている。
【0011】ローラ6、7は駆動用モータ10から減速
機11を介して回転する。減速機11、ローラ6、7を
装着したブラケット8、9はリニヤガイド12の上に載
っている。ブラケット7、8は水平なリニヤガイド12
に沿って直線運動をする。リニヤガイド12はベース1
3に設置されている。送りねじ機構14によってベース
8、9の間隔すなわちローラ6、7の間隔を変える。こ
れによってローラ6、7は突出片3、4の先端を圧接す
る。
【0012】回転体5はモータ18によって回転させら
れる。モータ18を有するブラケット19はリニヤガイ
ド20に沿って垂直に移動できる。ブラケット19はモ
ータ23によって回転する送りねじ機構22によって上
下動できる。21は送りねじ機構22およびリニアガイ
ド12を設置した柱である。
【0013】かかる構成において、架台に固定したパネ
ル1、2に摩擦攪拌接合装置を上記のようにセットす
る。送りねじ機構14によってローラ6、7を突出片
3、4の先端に圧接させる。送りねじ機構22によって
回転体5を接合部に所定量挿入し、回転体5を回転させ
つつ、モータ10を運転させて、摩擦攪拌接合装置を走
行させ、接合線に沿った接合を行う。摩擦攪拌接合装置
は突出片3、4をレールとして走行する。
【0014】また、回転体5の挿入力の反力はローラ
6、7の下面のフランジと突出片3、4で負担する。こ
の反力を受ける位置、すなわち、フランジの位置から回
転体5までの距離は従来よりも短くできる。このため、
パネル1、2の面板の曲りを小さくできるものである。
【0015】図1において、パネル1、2の下面側の接
合部の接合は、パネル1、2の上下を反転させて行う。
又は、下面の突出片に摩擦攪拌接合装置を載せて(すな
わち、吊下げて)、摩擦攪拌接合を行う。いずれかの面
の突出片3、4が不要の場合は、接合後、突出片3、4
を切削して除く。例えば、鉄道車両の場合は、外面側に
なる突出片を切削する。
【0016】上記実施例では、摩擦攪拌接合装置はロー
ラ3、4の上方のフランジを介してパネル1、2に載っ
ているが、水平な回転軸を中心として回転するローラを
介して載せることができる。
【0017】図3、図4の実施例は、直交するパネル2
4、25を接合する例である。パネルは一面構造であ
り、アルミ合金の押し出し型材である。例えば、鉄道車
両における側構体と妻構体の接合部である。パネル25
の端部はパネル24の端部の段部に載っている。回転体
5は上方から挿入して摩擦攪拌接合を行う。上側の水平
なパネル25のL状の突出片3は上方に突出し、接合部
から離れる方向に突出している。垂直なパネル24のL
状の突出片は側方に突出し、接合部から離れる方向(下
方)に突出している。
【0018】摩擦攪拌接合装置のベース26はL状であ
り、水平片の上方に、回転体5を駆動するモータ18等
が載っている。突出片3の先端を転動するローラ6はL
状のベース26の水平片に設置されている。この水平片
にはローラ6を駆動させるモータ10や、突出片3に対
するローラ6の位置を変えるための送りねじ機構14等
を有する。突出片4の先端を転動するローラ7はL状の
ベース26の垂直片に設置されている。この垂直片には
ローラ7を駆動させるモータ10や、突出片4に対する
ローラ7の位置を変えるための送りねじ機構14等を有
する。この送りねじ機構14はローラ7を上下方向に移
動させる。
【0019】突出片とローラとの関係は、摩擦攪拌接合
装置を導くレールになり、回転体の挿入反力に耐えるも
のであれば、L状である必要はない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、被接合部材に設けたレ
ールに沿って摩擦攪拌接合装置を移動させるので、設備
を大掛かりにすることを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の二面構造体のパネルを接合
する装置の正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本発明の他の実施例の一面構造体のパネルのコ
ーナー部を接合する装置の正面図である。
【図4】図3の右側面図である。
【符号の説明】
1、2…二面構造体パネル、3、4…突出片、5…回転
体、6、7…ローラ、10…モータ、13…ベース、1
4…送りねじ機構、18、23…モータ、24、25…
一面構造パネル、26…ベース。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 11/00 F16B 11/00 D // B23K 103:10 (72)発明者 竹中 剛 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 Fターム(参考) 3J023 EA02 FA01 GA03 4E067 AA05 BG02 CA01 CA04 EA08 EA09 EA10 EB00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの部材のそれぞれに一体に設けたレー
    ルに摩擦攪拌接合装置を載せた状態で、前記レールに沿
    って移動させて、前記2つの部材の摩擦攪拌接合を行う
    こと、を特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記摩擦かうはん接合
    装置は、前記部材に挿入される摩擦接合用の回転体の挿
    入反力を前記レールで受けるようにしていること、を特
    徴とする摩擦攪拌接合方法。
  3. 【請求項3】パネルの端部の近傍においてL状の突出片
    を設けていること、を特徴とするパネル。
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