JP2000176506A - 圧延と剪断処理および装置 - Google Patents

圧延と剪断処理および装置

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JP2000176506A
JP2000176506A JP11297849A JP29784999A JP2000176506A JP 2000176506 A JP2000176506 A JP 2000176506A JP 11297849 A JP11297849 A JP 11297849A JP 29784999 A JP29784999 A JP 29784999A JP 2000176506 A JP2000176506 A JP 2000176506A
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rolling
external
inlet
central
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Vladimir B Ginzburg
ビー ギンズバーグ ブラディミアー
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INTERNATL ROLLING MILL CONSULTANTS Inc
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Danieli United Inc
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DANIELI UNITED A DIVISION OF DANIELI CORP
INTERNATL ROLLING MILL CONSULTANTS Inc
INT ROLLING MILL CONSULTANTS
Danieli United Inc
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 圧延作業中に金属片の形状および平坦性を制
御することができ、複数の作業ロール配列を有する圧延
装置に金属片を通すことができる圧延装置。 【解決手段】 入口側コイラ１と出口側コイラ２との間
に、中央ロール７、入口側外部ロール８、出口側外部ロ
ール６、中央ロールと接触する頂部外部ロール１３、底
部外部ロール１４を有する圧延スタンドにおいて、前記
ロールを回転駆動させる手段、中央ロールと頂部外部ロ
ールとを垂直に移動させるための手段、外部ロールを水
平に移動し、底部外部ロールを垂直に移動して、中央ロ
ールの下降位置において中央ロールとの圧延接触状態と
したり、圧延接触状態を解除して、頂部外部ロールおよ
び底部外部ロールの長軸が、第２の垂直面内において、
中央ロールの長軸の端から端までを平行に延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央ロールと、中
央ロールに向かって、また中央ロールから離れて可動で
ある上部、下部、上流、下流ロールを含む、圧縮、引
張、剪断応力を用いて金属片を圧延するための圧延装置
に関するものである。この圧延装置では、圧延作業中の
金属片の形状と平坦性の制御が強調されており、複数の
圧延ロールに金属片を容易に通せるようになっている。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ロー
ルを逆方向に、異なる周速で回転して、金属片を引張し
ながら圧縮し板厚を減少させるために複数のロールを用
いた、例えばゲージの制御を向上するための金属片圧延
方法および装置が知られている。これは、例えば、米国
特許第３，７０９，０１７号明細書、第３，８２３，５
９３号明細書、第３，８７１，２２１号明細書、第４，
２６７，７２０号明細書、第４，４１４，８３２号明細
書に開示されている。
【０００３】米国特許第４，４７８，０６４号明細書
は、複数のロールバイトが金属片の板圧を徐々に減少す
るように、ロールを蛇行形式に配置した圧延装置システ
ムを示している。
【０００４】米国特許第４，２４４，２０３号明細書
は、１通過ごとの板厚減少割合を増加するための、金属
片がロールを１回蛇行通過するごとに厚板の減少が３回
行われる４段高速圧延（4-high mill）を開示してい
る。これと類似する配置が、米国特許第４，３８２，３
７５号明細書に開示されている。米国特許第４，３８
２，３７５号明細書はさらに、金属片が１対の作業ロー
ルで形成されたロールパスを離れる速度よりも速い、よ
り高速な作業ロールの周速を開示している。
【０００５】日本国特許公報第５５−９４７０６号で
は、３つの周囲作業ロールを中央作業ロール周囲に１２
０の間隔で集め、この中央ロールと周囲ロールとの間で
引張した金属片を圧延する。
【０００６】日本国特許公報第５４−４６１５０号で
は、２つの作業ロールを縦に整列し、その内の１つのロ
ールがその軸周囲で水平面において旋回することができ
る。
【０００７】こうした従来技術における向上にもかかわ
らず、圧延作業中に金属片の形状および平坦性を制御す
ることが困難であるという問題は依然として存在し、ま
た、こうした複数の作業ロール配置では圧延装置に金属
片を通すことが困難である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで上述の欠点に鑑
み、本発明は、各々が縦軸を備えた、中央作業ロール、
中央作業ロールを挟んで対向する頂部外部ロールと底部
外部ロール、入口側外部ロールと出口側外部ロールを設
けているため、入口リールから側部外部ロールを横切り
出口リールへと通過する金属片平面の上で、中央ロー
ル、頂部外部ロール、底部外部ロールが垂直方向に可動
であり、このため金属片の圧延装置への通しが容易にな
り、また、圧延位置を形成するために中央ロールと頂部
外部ロールが下降し、底部外部ロールが上昇する逆方向
圧延装置を提供する。中央ロールと側部外部ロール、ま
たは中央ロールと頂部および底部外部ロールを、金属片
の形状および平坦性制御を強調した「３重ロール交差」
の形で交差することが可能である。
【０００９】本発明の一態様によれば、入口側コイラ
と、第１の出口側コイラと、少なくとも１つの圧延スタ
ンドとを備えた金属片を圧延するための圧延装置であっ
て、前記圧延スタンドが、中央ロールと、入口側外部ロ
ールと、第１の水平面内において該中央ロールの長い軸
に平行に設けられた出口側外部ロールと、該中央ロール
と接触する頂部外部ロールと、底部外部ロールと、前記
ロールを駆動し、前記ロールをそれぞれ長軸の回りに回
転するための手段とからなり、該中央ロールと頂部外部
ロールとを垂直に移動するための手段と、該外部ロール
を水平に移動し、該底部外部ロールを垂直に移動して、
該中央ロールの下降された位置において中央ロールとの
圧延接触状態したり、圧延接触状態を解除したりし、前
記頂部外部ロールおよび底部外部ロールの長軸が、第２
の垂直面内において、前記中央ロールの長軸の端から端
までを平行に延びてなることを特徴とする圧延装置が提
供される。
【００１０】本発明の他の態様によれば、請求項１の圧
延装置を少なくとも２つ備えた逆タンデム圧延装置であ
って、第１のミルスタンドの入口側コイラの上流に設け
られたペイオフリールと、第２のミルスタンドの出口側
コイラと出口側外部ロールとのあいだに設けられ剪断機
とからなり、前記第２のミルスタンドの出口側コイラが
第１のミルスタンドの出口側コイラの上流に設けられて
なることを特徴とする逆タンデム圧延装置が提供され
る。
【００１１】本発明のさらに他の態様によれば、請求項
１記載の圧延装置の操作方法であって、中央ロールおよ
び頂部外部ロールを、入口側コイラ、入口側外部ロー
ル、出口側外部ロールおよび第１の出口側コイラのそれ
ぞれの頂部表面に接する第３の水平面の上まで持ち上げ
る工程と、金属片を該入口側コイラから該それぞれの頂
部表面を横切って第１の出口側コイラまで通す工程と、
前記入口側コイラと第１の出口側コイラとの間の金属片
に引張り力を確立する工程と、前記中央ロールの底部表
面が実質的に前記第３の水平面内に位置づけられるよう
に、前記中央ロールおよび頂部外部ロールを下降する工
程と、下部外部ロールを上昇させて中央ロールとの圧延
関係を生じさせる工程と、前記中央ロールと下部外部ロ
ールとのあいだで金属片を圧延して、圧延装置を貫く金
属片の１回の通過毎に金属片の厚さを１回だけ減少する
工程とからなる操作方法が提供される。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１において、本発明による新規
の圧延装置は、金属片２を巻き付けるための入口側コイ
ラ１を備えている。中央ロール７の垂直位置調整のため
に手段３が設けられている。また、出口側コイラ４が設
けられている。出口側外部ロール６、入口側外部ロール
８の水平位置調節のために、手段５、９が各々設けられ
ている。出口側外部ロール６と入口側外部ロール８は、
各々モータ１０、１２によって個別に駆動される。手段
３によって垂直方向に可動な頂部外部ロール１３と、手
段１１によってやはり垂直方向に可動な底部外部ロール
１４が設けられている。中央ロール７、頂部外部ロール
１３、底部外部ロール１４も、モータ１０、１２と類似
したモータ（図示せず）によって個別に駆動される。
【００１３】図１の圧延は、図２に示すように圧延装置
に金属片を通すための第１段階である。中央ロール７、
これと関連する上部外部ロール１３（これらのロール
は、相互に垂直方向に移動可能になるように装置に取付
けられている）、底部外部ロール１４が手段３、１１に
よって牽引されることにより、コイラ１と４の間に金属
片引張が確立されるまで、金属片２が側部外部ロール
６、８の頂部を横切って通される。図３には金属片通し
の第２段階が示されている。第２段階では、金属片の板
厚を最初の板厚ｈ0から板厚ｈ1に減少させるために、底
部外部ロール１４が持上げられて中央ロール７と回転接
触する。このようにしてロール間の隙間が埋められる
と、上部外部ロール１３と中央ロール７を備えたロール
装置が低下し、底部外部ロール１４が上昇し、同時に入
口側外部ロール８と出口側外部ロール６が中央ロール７
と接触させられて図１、図４、図５に示す圧延配置が形
成される。
【００１４】本発明の工程において、以下に示す３種類
の応力を導入することで、ロールにかけられた金属片２
の板厚が減少する。
【００１５】ａ．圧縮応力 ロール位置調整手段３、９、５、１１の使用によって、
外部ロール６、８、１３、１４と中央ロール７の間に力
を付加することによって生じる。 ｂ．引張応力 外部ロールの周速を相互に関連して規制することによっ
て生じる。 ｃ．剪断応力 外部ロールの周速を中央ロールの速度に関連して規制す
ることによって生じる。
【００１６】中央ロールと外部ロール７、６、８、１
３、１４（図１参照）の各々は、独立したモータによっ
て個別に駆動されるため、これらのモータを用いて、各
ロールの周速を独立して規制することができる。出口お
よび入口側外部ロール６、８を駆動するためのモータ１
０、１２が示されているが、中央ロール７、頂部および
底部外部ロール１３、１４用のモータは示されていな
い。
【００１７】引張応力と剪断応力の生成を説明するため
には、左から右方向への圧延を考慮する。必要な圧延速
度を画定するためには、最初に外部ロール８、１４、６
の流量周速Ｖ8、Ｖ14、Ｖ6を次の関係に従って決定す
る。
【００１８】 ｈ1（Ｖ8） ＝ ｈ2（Ｖ14） ＝ ｈ3（Ｖ6） 式１ ここで、ｈ1、ｈ2、ｈ3＝１、２、３の各々を通過した
後の出口の板厚である。中央ロール７の流量周速Ｖ7は
底部外部ロール１４の流量周速Ｖ14と等しく、すなわ
ち、Ｖ7＝Ｖ14である。
【００１９】圧延した金属片において引張応力を生成す
るには、入口側外部ロール８の周速を流量速度Ｖ8の周
速と等しく維持し、同時に出口側外部ロール６と底部外
部ロール１４の周速を、次の式と等しくなるように次第
に増加された流量値Ｖ14、Ｖ 6に対して増加する。
【００２０】Ｖ14′ ＝ Ｖ14（１−Ａ14） 式２ Ｖ6′ ＝ Ｖ6（１−Ａ6） 式３ ここで、Ａ14、Ａ6は、各々ロール１４、６の周速の相
対変化である。Ａ14、Ａ6の値は金属片の板厚と幅の関
数として、また圧延された材料の品質等級の関数として
も選択されるため、金属片における引張応力は材料の降
伏応力の約８０％を越えることはない。
【００２１】圧延した金属片において剪断応力を生成す
るには、中央ロール７の周速を、外部ロール８、１４、
６の平均周速とほぼ等しくなるように、流量速度値Ｖ7
に対して変更する。
【００２２】
【数１】
【００２３】中央ロール７の周速の最終調整が、パス
１、２における減少の機能として行われ、また各々、ロ
ール分離力Ｐ、工程中で使用する回転潤滑剤の種類に依
存するロールバイトμにおける摩擦係数、ｉ番目のパス
のロールバイトにおける剪断応力τが次の関係に従って
行われる。
【００２４】τi ＝ ｆ（ｒiＰiμi） 式５ ここで、 ｒi＝ｉ番目のパスのための減少 Ｐi＝ｉ番目のパスのためのロール分離力 μi＝ｉ番目のパスのロールバイトにおける摩擦係数で
ある。
【００２５】さらに本発明の装置ではロール交差も可能
である。図６および７は、頂部外部ロール１３の軸と底
部外部ロール１４の軸とに関連して交差角度αで交差す
る入口外部ロール８の軸、中央ロール７の軸、出口外部
ロール６の軸を含む、図１の圧延装置の側面および正面
平面図の両方を示している。こうしたロール交差は、入
口および出口外部ロール位置調整手段９、６の各々によ
って達成される。これは、３つの（「３重交差の」）ロ
ール８、７、６を含むロールスタックを同時に傾斜させ
て行う。
【００２６】図８、図９は、側部外部ロール８、６と中
央ロール７の交差を示すものである。これは、３つのロ
ール１３、７、１４を含むロールスタックを同時に傾斜
させて行う。
【００２７】ロール交差の結果、ロールの中央からその
円周に向かうロールの隙間が徐々に開き、金属片の形状
および平坦性の規制を増すべく正ロールベンディングと
類似した働きをする。後者の特性は、本明細書中で示し
上述した「３重ロール交差」によって特に正確に制御さ
れる。
【００２８】図１０は図１のものと類似した、本発明の
改良型の圧延装置を示すが、ここでは底部外部ロール１
４の代わりに引張ロール２２を使用している。この改良
型の圧延装置は、金属片を１方向に圧延して板厚ｈ0か
らｈ1、ｈ2へと減少し、その後、逆方向に圧延して
ｈ3、ｈ4へと減少する。
【００２９】図１１に示すように、図１の改良型圧延装
置も本発明の原理による３重ロール交差を実行し易い。
従って、図８において、頂部外部ロール１３、中央ロー
ル７、引張ロール２２の軸が、入口外部ロール８、出口
外部ロール６の軸と交差し、前述したような有益な結果
が得られる。
【００３０】図１２は、図１に示した圧延装置のさらな
る改良型を示すものである。図１２の圧延装置は追加の
装置としてペイオフリール１５、入口および出口添え金
１６、１７を備えている。これらは各々、圧延作業中に
金属片に付加される張力をさらに制御するためのもので
ある。
【００３１】図１３は、図１のものと類似した２つの圧
延装置スタンドを示す。この２つの圧延装置スタンドは
タンデムで圧延し、さらにペイオフリール１５、剪断機
２１、第２出口側コイラ４を備えている。図に示すよう
に、こうしたタンデム圧延装置を介した単一通過におい
て、金属片の板厚は第１圧延装置スタンドで最初のｈ 0
からｈ1、ｈ2、ｈ3に、次いで第２圧延装置スタンドで
ｈ3からｈ4、ｈ5、ｈ6へと減少される。
【００３２】図１４は、１対のステアリングロール１８
を介して金属片アキュムレータまたは連続処理ライン１
９と接続した図１３のタンデム圧延装置スタンドを示
す。
【００３３】
【発明の効果】本発明の圧延装置は、単一スタンド形態
またはタンデムスタンド形態のいずれにおいても、１通
過で複数の金属片の板厚減少が可能であり、中央ロー
ル、頂部および底部外部ロールを昇降するために既述の
ようにロール組立が可動であるため、圧延装置に金属片
を通すことが容易であり、材料および作業コストを抑え
ることが可能である。本発明の圧延装置の３重ロール交
差特性は、圧延する金属片の形状と平坦性を非常に正確
に制御することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】圧延する材料２の板厚が、１方向に圧延した後
にｈ0からｈ1、ｈ2に減少し、さらに逆方向に圧延した
後にｈ4、ｈ5、ｈ6に減少する、作動圧延モードにおけ
る本発明の逆方向圧延を示す側面図である。
【図２】中央ロール、頂部および底部外部ロールが金属
片の平面から牽引される、金属片を圧延装置に通す第１
段階にある、図１の逆方向圧延を示す側面図である。
【図３】底部外部ロールが中央ロールとのロール隙間付
近にまで上昇される、金属片を圧延装置に通す第２段階
にある、図１の逆方向圧延を示す側面図である。
【図４】ロールが交差していない状態にある、図１に示
した作動圧延モードにおける逆方向圧延を示す側面図で
ある。
【図５】図４の圧延装置の平面図である。
【図６】図１に示した作動圧延モードにおける逆方向圧
延を示す側面図であるが、ここでは中央ロールと側部外
部ロールが交差した状態にある。
【図７】図６の圧延装置の平面図である。
【図８】図１に示した作動圧延モードにおける逆方向圧
延を示す側面図であるが、ここでは中央ロールと頂部お
よび底部外部ロールが交差した状態にある。
【図９】図８の圧延装置の平面図である。
【図１０】底部外部ロールを引張ロールで代用した、図
１と類似した図である。
【図１１】図１０と類似した図であり、ここで、頂部外
部ロール、中央ロール、引張ロールが側部外部ロールに
対して交差している。
【図１２】図１と類似しているが、ペイオフリールと入
口および出口添え金を備えた改良型の圧延装置を示す。
【図１３】タンデムで圧延し、さらにペイオフリール、
剪断機、第２出口側コイラを備えた図１の２つの圧延装
置スタンドを示す側面図である。
【図１４】金属片アキュムレータまたは連続処理ライン
のいずれかと接続した状態にある、図１に示した２つの
タンデム圧延装置スタンドを示す側面図である。
【符号の説明】
１ 入口側コイラ ２ 金属片 ３、５、９、１１ 手段 ４ 出口側コイラ ６ 出口側外部ロール ７ 中央ロール ８ 入口側外部ロール １０、１２ モータ １３ 上部外部ロール １４ 底部外部ロール
フロントページの続き (71)出願人 592229340 インターナショナル ローリング ミル コンサルタンツ インコーポレイテッド ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ ＲＯＬＬＩ ＮＧＭＩＬＬ ＣＯＮＳＵＬＴＡＮＴＳ, ＩＮＣ. アメリカ合衆国 15222 ペンシルベニア, ピッツバーグ・フォート ドゥケーン ブ ルバード 948 (72)発明者 ブラディミアー ビー ギンズバーグ アメリカ合衆国、15238 ペンシルベニア 州、ピッツバーグ、ドリフトウッド ドラ イブ 612

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 入口側コイラと、第１の出口側コイラ
    と、少なくとも１つの圧延スタンドとを備えた金属片を
    圧延するための圧延装置であって、前記圧延スタンド
    が、中央ロールと、入口側外部ロールと、第１の水平面
    内において該中央ロールの長い軸に平行に設けられた出
    口側外部ロールと、該中央ロールと接触する頂部外部ロ
    ールと、底部外部ロールと、前記ロールを駆動し、前記
    ロールをそれぞれ長軸の回りに回転するための手段とか
    らなり、該中央ロールと頂部外部ロールとを垂直に移動
    するための手段と、該外部ロールを水平に移動し、該底
    部外部ロールを垂直に移動して、該中央ロールの下降さ
    れた位置において中央ロールとの圧延接触状態したり、
    圧延接触状態を解除したりし、前記頂部外部ロールおよ
    び底部外部ロールの長軸が、第２の垂直面内において、
    前記中央ロールの長軸の端から端までを平行に延びてな
    ることを特徴とする圧延装置。
  2. 【請求項２】 前記入口側外部ロール、中央ロールおよ
    び入口側外部ロールの長軸を前記頂部外部ロールおよび
    底部外部ロールの長軸と交差させるための手段をさらに
    備えてなる請求項１記載の圧延装置。
  3. 【請求項３】 頂部外部ロール、中央ロールおよび底部
    外部ロールの長軸を前記入口側外部ロールおよび出口側
    外部ロールの長軸と交差させるための手段をさらに備え
    てなる請求項２記載の圧延装置。
  4. 【請求項４】 前記底部外部ロールがテンションロール
    と置き換えられてなる請求項１記載の圧延装置。
  5. 【請求項５】 前記頂部外部ロール、中央ロールおよび
    テンションロールの長軸を前記入口側外部ロールおよび
    出口側外部ロールの長軸と交差させるための手段をさら
    に備えてなる請求項４記載の圧延装置。
  6. 【請求項６】 前記入口側外部ロール、中央ロールおよ
    び出口側外部ロールを前記頂部外部ロールおよびテンシ
    ョンロールの長軸と交差させるための手段をさらに備え
    てなる請求項４記載の圧延装置。
  7. 【請求項７】 前記入口側コイラの上流に設けられたペ
    イオフリールと、前記入口側コイラと前記入口側外部ロ
    ールとのあいだに設けられた入口側添え金と、および前
    記出口側コイラと前記出口側外部ロールとのあいだに設
    けられた出口側添え金とをさらに備えてなる請求項１記
    載の圧延装置。
  8. 【請求項８】 請求項１の圧延装置を少なくとも２つ備
    えた逆タンデム圧延装置であって、第１のミルスタンド
    の入口側コイラの上流に設けられたペイオフリールと、
    第２のミルスタンドの出口側コイラと出口側外部ロール
    とのあいだに設けられ剪断機とからなり、前記第２のミ
    ルスタンドの出口側コイラが第１のミルスタンドの出口
    側コイラの上流に設けられてなることを特徴とする逆タ
    ンデム圧延装置。
  9. 【請求項９】 前記第１のミルスタンドの入口側コイラ
    と入口側外部ロールとのあいだに設けられた金属片アキ
    ュムレータをさらに備えてなる請求項８記載の逆タンデ
    ム圧延装置。
  10. 【請求項１０】 前記第１のミルスタンドの入口側コイ
    ラと入口側外部ロールとのあいだに設けられた金属片加
    工処理部をさらに備えてなる請求項８記載の逆タンデム
    圧延装置。
  11. 【請求項１１】 請求項１記載の圧延装置の操作方法で
    あって、中央ロールおよび頂部外部ロールを、入口側コ
    イラ、入口側外部ロール、出口側外部ロールおよび第１
    の出口側コイラのそれぞれの頂部表面に接する第３の水
    平面の上まで持ち上げる工程と、金属片を該入口側コイ
    ラから該それぞれの頂部表面を横切って第１の出口側コ
    イラまで通す工程と、前記入口側コイラと第１の出口側
    コイラとの間の金属片に引張り力を確立する工程と、前
    記中央ロールの底部表面が実質的に前記第３の水平面内
    に位置づけられるように、前記中央ロールおよび頂部外
    部ロールを下降する工程と、下部外部ロールを上昇させ
    て中央ロールとの圧延関係を生じさせる工程と、前記中
    央ロールと下部外部ロールとのあいだで金属片を圧延し
    て、圧延装置を貫く金属片の１回の通過毎に金属片の厚
    さを１回だけ減少する工程とからなる操作方法。
  12. 【請求項１２】 前記中央ロールの軸が前記第３の面の
    下になるように、前記頂部外部ロールと中央ロールとを
    下降する工程と、前記底部ロールを上昇させて前記中央
    ロールとの圧延関係を生じさせる工程と、前記通された
    金属片を前記入口側外部ロールと中央ロールとのあい
    だ、前記下部外部ロールと中央ロールとのあいだおよび
    前記出口側外部ロールと中央ロールとのあいだで圧延し
    て、圧延装置を貫く金属片の１回の通過毎に金属片の厚
    さを３回減少するする工程とをさらに有してなる請求項
    １１記載の操作方法。
  13. 【請求項１３】 前記入口側外部ロール、中央ロールお
    よび出口側外部ロールの長軸を前記頂部外部ロールおよ
    び底部外部ロールの長軸と交差させる工程と、金属片を
    ３度交差圧延する工程とをさらに有してなる請求項１２
    記載の操作方法。
  14. 【請求項１４】 前記頂部外部ロール、中央ロールおよ
    び底部外部ロールの長軸を前記入口側外部ロールおよび
    出口側外部ロールの長軸と交差させる工程と、金属片を
    ３度交差圧延する工程とをさらに有してなる請求項１３
    記載の操作方法。
  15. 【請求項１５】 請求項４記載の圧延装置の操作方法で
    あって、前記頂部外部ロール、中央ロールおよびテンシ
    ョンロールの長軸を前記入口側外部ロールおよび出口側
    外部ロールの長軸と交差させる工程と、金属片を交差さ
    せる工程とを有してなる操作方法。
  16. 【請求項１６】 請求項４記載の圧延装置の操作方法で
    あって、前記入口側外部ロール、中央ロールおよび出口
    側外部ロールの長軸を前記頂部外部ロールおよびテンシ
    ョンロールの長軸と交差させる工程と、金属片を交差圧
    延する工程とを有してなる操作方法。
  17. 【請求項１７】 （ａ）前記外部ロールと中央ロールと
    のあいだに圧縮応力、（ｂ）それぞれの中央ロールの周
    速度を調整することによる引張り応力、および（ｃ）前
    記中央ロールの速度に対する外部ロールの周速度を調整
    することによる剪断応力が、前記圧延される金属片に加
    える工程をさらに有してなる請求項１３記載の操作方
    法。
  18. 【請求項１８】 前記圧縮応力、引張り応力および剪断
    応力が、圧延される金属片に実質的に同時に加えられる
    請求項１７記載の操作方法。
  19. 【請求項１９】 前記入口側および出口側外部ロールの
    うちの１つの周速度を該１つの外部ロールの質量速度Ｖ
    8と実質的に等しく維持する工程と、前記入口側および
    出口側外部ロールのうちの他の１つおよび下部ロールの
    周速度を該他の１つの外部ロールの質量速度Ｖ6および
    下部外部ロールの質量速度Ｖ14に対して増加して、
    Ｖ14′＝Ｖ14（１−Ａ14）およびＶ6′＝Ｖ6（１−
    Ａ6）の関係を満足し、前記質量速度Ｖ6および質量速度
    Ｖ14が、ｈ1（Ｖ8）＝ｈ2（Ｖ14）＝ｈ3（Ｖ6）によっ
    て決定されて、圧延中に金属片に加えられる引張り応力
    が確立され、前記Ｖ14′およびＶ6′が、周速度が増加
    される前の周速度であり、前記Ａ14およびＡ6が周速度
    の変化率であり、前記ｈ1、ｈ2およびｈ3が入口側外部
    ロール、出口側外部ロールおよび下部外部ロールを出た
    直後の金属片の厚さである請求項１８記載の操作方法。
  20. 【請求項２０】 前記入口側および出口側外部ロールと
    底部外部ロールの平均周速度にほぼ等しくなるように、
    前記中央ロールの質量速度に対する中央ロールの周速度
    を変更する工程と、前記圧延装置に金属片をｉ番目に通
    過させたばあいの減少（ｒi）、ロール分離力（Ｐi）、
    ロールバイトにおける摩擦係数（μi）および剪断応力
    （τi）の関数として前記中央ロールの周速度を最終的
    に調整する工程とを有し、これによって、圧延中に金属
    片に加えられる剪断力を該関数にしたがって確立し、該
    関数がτi＝ｆ（ｒiＰiμi）で表されてなる請求項１８
    記載の操作方法。
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