JP2000176500A - 汚泥中のリンの溶出防止方法および汚泥中のリンの溶出防止剤 - Google Patents
汚泥中のリンの溶出防止方法および汚泥中のリンの溶出防止剤Info
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Abstract
汚泥の濃縮処理や脱水処理によって分離された分離水中
のリン濃度を低減させるための汚泥中のリンの溶出防止
方法、および汚泥中にリンを固定化し、かつリンの再溶
出を防止する汚泥中のリンの溶出防止剤を提供する。 【解決手段】 廃水処理から発生する汚泥を濃縮した
後、脱水あるいは搬送する廃水処理システムにおける汚
泥中のリンの溶出防止方法において、脱水あるいは搬送
する前の汚泥に、無機凝集剤と殺菌剤とを添加すること
を特徴とする汚泥中のリンの溶出防止方法、および前記
無機凝集剤と殺菌剤とを含有することを特徴とする汚泥
中のリンの溶出防止剤。
Description
る汚泥を濃縮し、脱水あるいは搬送する廃水処理システ
ムにおける汚泥中のリンの溶出防止方法および汚泥処理
に使用される汚泥中のリンの溶出防止剤に関し、詳しく
は、汚泥に固定化されたリンの溶出を防止し、汚泥の濃
縮および脱水で発生する分離水中のリン濃度を低減させ
る汚泥中のリンの溶出防止方法および汚泥中のリンの溶
出防止剤に関する。
工場等からの有機性産業廃水などは、その中に含まれる
種々の懸濁物質(SS)を取り除く処理が施されてか
ら、河川などに放流されている。上記都市廃水や有機性
産業廃水の処理システムにおいては、例えば図2に示す
ように、まず、処理しようとする廃水原水が最初沈殿池
に導入され、ここで比較的大きな懸濁物質が沈殿分離さ
れる。次に、曝気槽にて、活性汚泥により廃水中の水溶
性有機成分等を分解する生物処理がなされる。その後、
最終沈殿池にて汚泥が沈殿分離された後、処理水は河川
などに放流され、一方、沈殿した汚泥は曝気槽に返送さ
れる。
部は、余剰汚泥として、最初沈殿池からの初沈汚泥とと
もに汚泥濃縮槽にて濃縮される。ここでの分離水は返流
水として最初沈殿池に返送される。濃縮された汚泥は汚
泥貯留槽に送られて貯留される。汚泥貯留槽に貯留した
汚泥は、適宜、脱水処理され、または脱水設備のない施
設においては他の処理施設へと搬送されて処理される。
脱水処理によって分離された分離水もまた、返流水とし
て最初沈殿池へと返送されるのが一般的である。
汚泥の濃縮処理や脱水処理の汚泥処理過程で汚泥から溶
出する高濃度のリンが、返流水と一緒に最初沈殿池に返
送されという問題があった。リンを高濃度で含む返流水
は、最終沈殿池から河川等への放流される処理水のリン
濃度へも影響を与えるため、汚泥処理過程からの返流水
中に含まれるリンの低減が望まれていた。
鉄系、アルミニウム系等の無機凝集剤を利用した脱リン
方法が提案されている。例えば、無機凝集剤が添加され
た汚泥を濃縮し、この濃縮汚泥にアニオン系高分子凝集
剤とカチオン系高分子凝集剤を添加して凝集フロックを
生成させ、脱水する方法(特開昭61−234999号
公報)、無機凝集剤を添加した汚泥を濃縮し、この濃縮
汚泥にさらに無機凝集剤を添加した後、アニオン系高分
子凝集剤とカチオン系高分子凝集剤を添加して凝集フロ
ックを生成させ、脱水する方法(特開昭63−9120
0号公報)、最初沈殿池および最終沈殿池からの汚泥そ
れぞれに無機凝集剤を添加した後、アニオン系高分子凝
集剤とカチオン系高分子凝集剤を添加して凝集フロック
を生成させ、脱水する方法(特開昭63−91199号
公報)等が提案されている。
アルミニウム系等の無機凝集剤を使用してリンを汚泥中
に固定化したとしても、経時によりリンが再溶出してし
まい、脱リン効果が長時間持続しないという問題があっ
た。すなわち、ほとんどの処理場では、汚泥の濃縮に固
形分の自然沈降を利用した重力濃縮槽を使用しているた
め、汚泥の濃縮に時間がかかり、無機凝集剤を添加して
リンを固定化しても、汚泥の濃縮している間にリンが分
離水中へ再溶出してしまうという問題があった。
リンの溶出を防止し、薬剤注入装置以外に新たな設備を
必要とせずに、汚泥の濃縮処理や脱水処理によって分離
された分離水中のリン濃度を低減させるための新たな汚
泥中のリンの溶出防止方法、および汚泥中にリンを固定
化し、かつリンの再溶出を防止する汚泥中のリンの溶出
防止剤を開発する目的でなされたものである。
中のリンの溶出防止方法は、廃水処理で発生する汚泥を
濃縮した後、脱水あるいは搬送する廃水処理システムに
おける汚泥中のリンの溶出防止方法において、脱水ある
いは搬送する前の汚泥に、無機凝集剤と殺菌剤とを添加
することを特徴とする。また、前記無機凝集剤は、鉄系
凝集剤およびアルミニウム系凝集剤からなる群より選ば
れる1種以上の無機凝集剤であることが望ましい。ま
た、前記殺菌剤が次亜塩素酸ソーダであることが望まし
い。また、本発明の汚泥中のリンの溶出防止剤は、無機
凝集剤と殺菌剤とを含有することを特徴とする。
参照して説明する。この例では、まず、処理しようとす
る廃水原水は最初沈殿池に導入される。この最初沈殿池
では、比較的大きな懸濁物質が沈殿分離される。そし
て、廃水は曝気槽で活性汚泥によって生物処理され、廃
水中の水溶性有機成分等が分解される。なお、ここでは
曝気槽の代わりに嫌気・好気循環式硝化脱窒槽のような
種々の生物処理法を適用してもよい。次いで、最終沈殿
池に導かれて活性汚泥のフロックが分離沈殿される。そ
して、最終沈殿池での処理水は放流され、最終沈殿池で
沈降した汚泥の一部は余剰汚泥として、最初沈殿池から
の初沈汚泥とともに汚泥濃縮槽に供給される。
集剤と殺菌剤が添加される。そして、この汚泥は、汚泥
濃縮槽で重力沈降によって濃縮される。汚泥濃縮槽で分
離された分離水は返流水として最初沈殿池に返送され、
汚泥濃縮槽で濃縮された濃縮汚泥は汚泥貯留槽に貯留さ
れる。汚泥貯留槽に貯留した汚泥は、適宜、脱水処理さ
れ、または脱水設備のない施設においては他の処理施設
へと搬送されて処理される。脱水処理によって分離され
た分離水もまた、返流水として最初沈殿池へと返送され
る。
て、通常の汚泥処理で添加される鉄系やアルミニウム系
等の無機凝集剤に加えて、新たにリンの溶出防止効果を
有する、殺菌剤を添加して、前記無機凝集剤と殺菌剤と
を併用することに特徴がある。
ば、鉄系凝集剤、アルミニウム系凝集剤、カルシウム系
凝集剤等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。中でも、汚泥の凝集能力に優れることから、鉄系
凝集剤およびアルミニウム系凝集剤が好適に用いられ
る。鉄系凝集剤としては、例えば、ポリ硫酸第二鉄、硫
酸第二鉄、塩化第二鉄等の3価の鉄塩が挙げられる。ア
ルミニウム系凝集剤としては、ポリ塩化アルミニウム、
塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウ
ムカリウム、硫酸アルミニウムアンモニウム、アルミン
酸ナトリウム等のアルミニウム塩が挙げられる。中で
も、汚泥の凝集能力に優れることから、硫酸第二鉄、硫
酸アルミニウムが好適に用いられる。これら無機凝集剤
は、単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよ
い。
観察され、汚泥中の溶解性リン濃度が1mg/L以下に
なる程度が好ましく、通常、汚泥中の懸濁物質(SS)
100重量部に対して1〜200重量部となる量が好ま
しいが、これに限定されるものではない。1重量部未満
では、溶解性リンの除去が不十分となる。また、200
重量部を超えると、後の濃縮汚泥の脱水処理に悪影響を
与えるので好ましくない。
素系化合物、イソチアゾロン系化合物、ピリジン系化合
物およびハロゲンカルボニル系化合物等が用いられる
が、これらに限定されるものではない。塩素系化合物と
しては、例えば、次亜塩素酸、亜塩素酸、トリクロロイ
ソシアヌル酸、およびこれらの塩等が挙げられ、さらに
具体的に、次亜塩素酸、次亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸
カリウム、亜塩素酸、亜塩素酸ソーダ、トリクロロイソ
シアヌル酸、トリクロロイソシアヌル酸ソーダ、トリク
ロロイソシアヌル酸カリウム等が挙げられる。イソチア
ゾロン系化合物としては、例えば、1,2−ベンゾイソ
チアゾロン−3−オン、1,2−ベンゾイソチアゾロン
−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾ
ロン−3−オン等が挙げられる。ピリジン系化合物とし
ては、例えば、ソジウム−2−ピリジンチオール−1−
オキサイド、2−メルカプトピリジン−N−オキサイド
等が挙げられる。ハロゲンカルボニル系化合物として
は、例えば、ビスブロモアセトキシエタン、トリクロロ
酢酸、ビス(1,4−ブロモアセトキシ)−2−ブテン
等が挙げられる。中でも、リンの溶出防止効果に優れる
ことから、次亜塩素酸、、次亜塩素酸ソーダ、次亜塩素
酸カリウム、亜塩素酸、亜塩素酸ソーダ、トリクロロイ
ソシアヌル酸、トリクロロイソシアヌル酸ソーダ、トリ
クロロイソシアヌル酸カリウム、1,2−ベンゾイソチ
アゾロン−3−オン、ビスブロモアセトキシエタンが好
適に用いられる。これら殺菌剤は、単独で用いてもよ
く、2種類以上を併用してもよい。
いが、汚泥中の懸濁物質(SS)100重量部に対して
0.1〜100重量部となる量が好ましい。0.1重量
部未満では、リンの再溶出防止効果が不十分となる。ま
た、100重量部を超えて添加しても、リンの再溶出防
止効果の大きな向上が望めず、経済的でないため好まし
くない。
は、これらが脱水あるいは搬送する前の汚泥に添加され
ていれば、特に限定されず、例えば、両方を汚泥濃縮槽
または汚泥貯留槽に加える方法、一方を汚泥濃縮槽にも
う一方を汚泥貯留槽に加える方法等が挙げられる。汚泥
に無機凝集剤および殺菌剤が十分撹拌混合され、汚泥濃
縮槽から出る分離水中のリン濃度を下げることができる
ことから、汚泥濃縮槽に添加する方法が好ましい。ま
た、添加順序も、特に限定されず、まず無機凝集剤を添
加し、次いで殺菌剤を添加してもよく、まず殺菌剤を添
加して、次いで無機凝集剤を添加してもよく、無機凝集
剤と殺菌剤を同時に添加してもよい。また、前記無機凝
集剤と殺菌剤とをあらかじめ混合し、この混合物を汚泥
中のリンの溶出防止剤として汚泥に添加してもよい。
例示された重力沈降による重力濃縮法以外に、遠心濃縮
法、膜濃縮法等の公知の方法を適用できるが、これらに
限定されるものではない。このようにして得られた濃縮
汚泥は高分子凝集剤を添加して脱水する。濃縮汚泥の脱
水方法としては、ベルトプレス脱水法、遠心脱水法、ス
クリュープレス脱水法、フィルタープレス脱水法等の公
知の方法を適用できるが、これらに限定されるものでは
ない。濃縮汚泥に高分子凝集剤を添加することによっ
て、脱水ケーキ含水率の低下、濾液量の増加等の効果が
得られる。
アニオン系、両性系の公知の高分子凝集剤を用いること
ができる。これらは、単独で用いてもよく、2種類以上
を併用してもよい。カチオン系高分子凝集剤としては、
例えば、ポリアミン、ポリエチレンイミン等の縮合系高
分子凝集剤、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物な
いしホフマン分解物、ポリアミジン系高分子凝集剤、お
よびジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドもしくはこれらの中和塩
や四級塩からなる重合体もしくは共重合体、あるいはこ
れらのカチオン性モノマーに対して(メタ)アクリルア
ミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジエチル(メタ)アクリルアミド等を共重合させた
もの等が挙げられる。アニオン系高分子凝集剤として
は、例えば、アクリルアミドと、(メタ)アクリル酸、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、
ビニルスルホン酸またはこれらの塩との共重合物、ポリ
アクリルアミドの部分加水分解物等が挙げられる。
オン性基としてカルボキシル基またはその塩を有し、カ
チオン性基として第三級アミン、その中和塩、四級塩等
を有する高分子凝集剤であり、これらのイオン性成分の
他にノニオン成分が含まれているものであってもよい。
この両性系の高分子凝集剤は通常、前記のカチオン性
基、アニオン性基や更にノニオン性基を有するモノマー
単位を共重合することによって得られるものである。構
成単位となるアニオン性モノマー単位としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、もしくはこれらのアルカリ金属塩
等を挙げることができる。カチオン性モノマー単位とし
ては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミドもしくはこれらの中和
塩や四級塩等を挙げることができる。ノニオン性のモノ
マー単位としては、(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル
(メタ)アクリルアミド等を挙げることができる。
いては、脱水あるいは搬送する前の汚泥に前記無機凝集
剤と殺菌剤とを添加しているので、汚泥中にリンを固定
化し、かつ固定化されたリンの溶出を防止し、汚泥の濃
縮処理や脱水処理によって分離される分離水中のリン濃
度を低減させることができる。また、本発明の汚泥中の
リンの溶出防止剤は、前記無機凝集剤と殺菌剤とを含有
しているので、これが添加された汚泥中にリンを固定化
し、かつ固定化されたリンの溶出を防止し、汚泥の濃縮
処理や脱水処理によって分離される分離水中のリン濃度
を低減させることができる。
ンの溶出が防止される理由としては、次のようなことが
考えられる。すなわち、無機凝集剤によるリンの固定化
は、例えば、鉄系凝集剤を用いた場合、鉄イオンとリン
酸イオンとの反応による難溶性金属リン酸塩の生成(下
記(式1))、および下記(式2)のようにして生成す
る水酸化鉄へのリン酸イオンの吸着によって行われてい
るものと考えられている。 Fe3+ + PO4 3- → FePO4 ↓ (式1) Fe3+ + 3OH- → Fe(OH)3 ↓ (式2)
は、難溶性である3価の鉄イオンが易溶性である2価の
鉄イオンに還元されてしまい、経時により鉄イオンが液
相に溶出し、吸着していたリンを放出するため、固定化
されていたリンは、分離水中に再溶出してしまう。しか
しながら、次亜塩素酸ソーダ等の殺菌剤が存在すること
によって、汚泥中の微生物が減少し、汚泥の嫌気化が抑
制され、鉄イオンが還元されにくい環境となっているた
め、リンの再溶出を防止しているものと考えられる。
8、SS=1.25重量%、VSS(SSの強熱減量)
=54.6%)に、ポリ硫酸第二鉄を、汚泥中のSSに
対して13重量%となるように添加し、ついで次亜塩素
酸ソーダを、汚泥中のSSに対して8.0重量%となる
ように添加した。これを重力沈降によって24時間濃縮
した後、上澄み液と沈降濃縮汚泥とに分離し、それぞれ
の溶解性リン濃度を測定した。溶解性リン濃度は、溶解
性リンをモリブデンブルー吸光光度法にて測定した。結
果を表1に示す。
かった以外は、実施例1と同様に行った。結果を表1に
示す。次亜塩素酸ソーダを添加しない場合、上澄み液、
沈降濃縮汚泥ともに、溶出性リン濃度の増加が見られ
た。
硫酸アルミニウムを汚泥中のSSに対して20重量%と
なるように添加した以外は、実施例1と同様に行った。
結果を表2に示す。
かった以外は、実施例2と同様に行った。結果を表2に
示す。次亜塩素酸ソーダを添加しない場合、上澄み液、
沈降濃縮汚泥ともに、溶出性リン濃度の増加が見られ
た。
リンの溶出防止方法によれば、脱水あるいは搬送する前
の汚泥に前記無機凝集剤と殺菌剤とを添加しているの
で、汚泥中にリンを固定化し、かつ固定化されたリンの
溶出を防止し、汚泥の濃縮処理や脱水処理によって分離
される分離水中のリン濃度を低減させることができ、そ
して、汚泥処理過程から廃水処理過程へ返送される返流
水中のリンの量を低減させ、河川等に放流される処理水
中のリン濃度を低減させることができる。また、本発明
の汚泥中のリンの溶出防止剤は、前記無機凝集剤と殺菌
剤とを含有しているので、これが添加された汚泥中にリ
ンを固定化し、かつ固定化されたリンの溶出を防止し、
汚泥の濃縮処理や脱水処理によって分離される分離水中
のリン濃度を低減させることができる。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 廃水処理で発生する汚泥を濃縮した後、
脱水あるいは搬送する廃水処理システムにおける汚泥中
のリンの溶出防止方法において、 脱水あるいは搬送する前の汚泥に、無機凝集剤と殺菌剤
とを添加することを特徴とする汚泥中のリンの溶出防止
方法。 - 【請求項2】 前記無機凝集剤が、鉄系凝集剤およびア
ルミニウム系凝集剤からなる群より選ばれる1種以上の
無機凝集剤であることを特徴とする請求項1記載の汚泥
中のリンの溶出防止方法。 - 【請求項3】 前記殺菌剤が次亜塩素酸ソーダであるこ
とを特徴とする請求項1記載の汚泥中のリンの溶出防止
方法。 - 【請求項4】 無機凝集剤と殺菌剤とを含有することを
特徴とする汚泥中のリンの溶出防止剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35523398A JP4145406B2 (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 汚泥中のリンの溶出防止方法および汚泥中のリンの溶出防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP4145406B2 JP4145406B2 (ja) | 2008-09-03 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP4145406B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086949A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Shikoku Chem Corp | 余剰汚泥の減量化方法 |
JP2008183507A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Daiyanitorikkusu Kk | 汚泥の濃縮方法 |
JP2012069488A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非水電解液二次電池 |
JP2016055229A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 栗田工業株式会社 | 汚泥濃縮方法 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP35523398A patent/JP4145406B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012069488A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非水電解液二次電池 |
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