JP2000175207A - 画像補正方法、装置及び撮像装置 - Google Patents

画像補正方法、装置及び撮像装置

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JP2000175207A
JP2000175207A JP10347628A JP34762898A JP2000175207A JP 2000175207 A JP2000175207 A JP 2000175207A JP 10347628 A JP10347628 A JP 10347628A JP 34762898 A JP34762898 A JP 34762898A JP 2000175207 A JP2000175207 A JP 2000175207A
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histogram
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Shigeru Mizoguchi
茂 溝口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の高い画像補正が可能な画像補正方法を
提供すること 【解決手段】 画像の撮影時データを用いて適切な補正
内容を決定する。例えば、ストロボ使用の有無(S21
2)、日時情報と対応する日の出、日の入り時刻等のデ
ータから、光源がどのような色温度であったかを推定
(S213〜S215)するとともに、撮像素子のゲイ
ンを用いて撮影時の光量を推定(S216〜S218)
して、基準となる値にホワイトバランスを補正する(S
219〜S2111)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラやデ
ジタルスチルカメラ(以下デジカメと記述する)により
撮影した被写体のデータを補正する画像補正方法、装置
及び高品質な出力結果が得られる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジカメ等の入力機器を使用して
撮影された画像は、色かぶり等のホワイトバランス補
正、露出オーバーやアンダーによるコントラストの不足
の補正、更にコントラスト補正、シャープネス補正、彩
度補正などを必要とする画像が多く、そのまま使用する
には高品位の画像を期待出来ないため、画像データの輝
度部分より決めた補正を行い画質を向上する手法が採ら
れている(特開平10−198802号公報、特開平1
0−200778号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、天候や時間、撮影場所などの状況に関わら
ず、補正対象の画像データの輝度データのみを用いて推
測した結果に基づき補正を行うため、補正の精度が低い
という問題があった。
【0004】本出願に係わる発明の目的は、精度の高い
画像補正が可能な画像補正方法を提供することにある。
また本発明に係る別の目的は、忠実度の高い画像出力が
得られる撮像装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、撮像条件に関する情報を入力し、撮像条件によつて
得られた画像情報に基づきヒストグラムを作成し、撮像
条件およびヒストグラムに基づき、色処理条件を設定
し、設定された色処理条件に基づき画像情報に対して色
処理を行うことを特徴とする画像処理方法に存する。
【0006】また、本発明の別の要旨は、入力画像を示
す画像データを入力し、入力画像のハイライトボイント
を検出し、色順応変換処理を用いて得られたハイライト
ボイントに対応するターゲットポイントを設定し、ハイ
ライトボイントおよびターゲットポイントに基づき色補
正条件を設定し、設定された色補正条件に基づき、入力
画像を示す画像データに対して色補正することを特徴と
する画像処理方法に存する。
【0007】また、本発明の別の要旨は、撮像条件に関
する情報を入力する手段と、撮像条件によつて得られた
画像情報に基づきヒストグラムを作成する手段と、撮像
条件およびヒストグラムに基づき、色処理条件を設定す
る手段と、設定された色処理条件に基づき画像情報に対
して色処理を行う手段とを有することを特徴とする画像
処理装置に存する。
【0008】また、本発明の別の要旨は、入力画像を示
す画像データを入力する手段と、入力画像のハイライト
ボイントを検出する手段と、色順応変換処理を用いて得
られたハイライトボイントに対応するターゲットポイン
トを設定する手段と、ハイライトボイントおよびターゲ
ットポイントに基づき色補正条件を設定する手段と、設
定された色補正条件に基づき、入力画像を示す画像デー
タに対して色補正する手段とを有することを特徴とする
画像処理装置に存する。
【0009】また、本発明の別の要旨は、装置が実施可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、プログラ
ムを実行した装置を、撮像条件に関する情報を入力する
手段と、撮像条件によつて得られた画像情報に基づきヒ
ストグラムを作成する手段と、撮像条件およびヒストグ
ラムに基づき、色処理条件を設定する手段と、設定され
た色処理条件に基づき画像情報に対して色処理を行う手
段とを有する画像処理装置として動作させることを特徴
とする記憶媒体に存する。
【0010】また、本発明の別の要旨は、装置が実施可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、プログラ
ムを実行した装置を、入力画像を示す画像データを入力
する手段と、入力画像のハイライトボイントを検出する
手段と、色順応変換処理を用いて得られたハイライトボ
イントに対応するターゲットポイントを設定する手段
と、ハイライトボイントおよびターゲットポイントに基
づき色補正条件を設定する手段と、設定された色補正条
件に基づき、入力画像を示す画像データに対して色補正
する手段とを有する画像処理装置として動作させること
を特徴とする記憶媒体に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施形態を
用いて詳細に説明する。以下の実施形態においては印刷
機能を有するデジタルカメラに本発明を適用した例を用
いて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態である印刷機能
付きデジタルカメラのブロック図である。同図におい
て、制御部101は、マイクロコンピュータを中心とす
る構成の制御回路部で、主にデジカメ機能を含むシステ
ムコントロールを行うシステムコントローラ1011
と、印刷のためのプリンタコントロールを行なうプリン
タコントローラ1012を有し、デジタルカメラの全体
制御を行なう。
【0013】撮像光学系は、複数のレンズ群の他、絞り
機構等が含まれ、オートフォーカス機能とAE機能によ
りピント、露出等が自動的に行われるようになっている
(詳細は不図示)。本ブロック図において撮像光学系は
レンズ102として表している。また、撮像対象を目で
見るためのファインダーは、光学系とミラーを介して撮
像対象からの像が現れるように構成してある(不図
示)。
【0014】撮像光学系により結像される被写体の静止
画(光学像)の結像面上には、CCDユニット103が
配置される。
【0015】CCDユニット103は、光学像を電気信
号に変換し蓄える部分で、図2に示すような構成になっ
ている。すなわち、レンズ102に近い方から、光学フ
ィルタ201、集光レンズ202、カラーフィルタ20
3及びCCD204の順に配置された構成を有する。光
学フィルタ201は本実施形態においては入射光から赤
外線を除去する。集光レンズ202はCCD204に結
像するためのものである。カラーフィルタ203は、画
像の色識別情報としてRGBの三原色に分解するために
設けられている。CCD204としては、例えば有効画
素1280ドット*1024ドットを得るため、140
万画素クラスのものを使用している。
【0016】図3は、色分解用カラーフィルタ203の
構成を示している。図3においては、便宜上かつ90°
回転した状態を示してある。カラーフィルタ203はR
GBの各色フィルタ要素が1画素毎に規則的に配列され
た構成を有する。具体的には横方向に緑信号(G)と赤
信号(R)が交互に配列された第1ラインと、青信号
(B)と緑信号(G)が交互に配列された第2ラインが
交互に配列され、単位印刷情報が形成される。
【0017】本実施形態においては、1280ドット*
1024ドットの有効画素が得られる様に構成するた
め、色分解用カラーフィルタを使用することにより足り
ない部分の色データは補間処理を用いて各有効画素分の
24ビットRGBデータ(各8ビット)を作成する。
【0018】また、本実施形態では、モザイクカラーフ
ィルタを用いた例を示したが、補間処理の必要の無い3
CCD構成によるカラーフィルタを用いる場合やカラー
フィルタとしてCMY(補色)系を用いてもよい。
【0019】図1に戻って、CCDユニット103の出
力は、信号増幅処理とノイズ除去を主に行なう信号処理
回路104を経由して、A/D変換器105へ入力さ
れ、デジタル信号化された後、メモリコントローラ10
6により記憶素子であるRAM107の所定領域にRG
B各8ビットの24ビットrawRGBデータとして蓄
えられる。
【0020】詳細は後で述べるが、モード設定がメモリ
ーカード111に画像を蓄えるモード(SAVEモー
ド)になっている場合、まず、RAM107に展開して
いるrawRGBデータを画像処理112ユニットにお
いて、ガンマ補正やシェーディング補正/エッジ補正や
色補正する。その後、符号化ユニット108は、画像処
理112ユニットからのデータを着脱可能なメモリーカ
ード111へ記録するために汎用の画像データファイル
形式(例えばJPEG形式)に変換する。符号化された
データはデータ書き込み用のカードインターフェイス回
路109及びコネクタ110を経てメモリーカード11
1へ画像ファイルとしてを蓄えられる。
【0021】一方、同様に詳細は後で述べるが、設定が
撮像直後の画像を同時印刷するモード(PRTモード)
になっている場合と、メモリーカード111に蓄えられ
ている画像データファイルを印刷するモード(SAVE
PRTモード)の場合においては、内蔵プリンタで印
字が行なえるように、画像処理112ユニットにより機
能選択した処理を行なう。
【0022】次に、その結果のRGBデータを印刷出力
の為の色空間(例えばCMYK)へ変換する処理を色変
換ユニット113で行ない、最後にプリンタ特有の階調
に変換する2値化処理(プリンタのドット階調表現能力
により異なる)を2値化処理ユニット114で行なう。
2値化処理ユニット114で形成したデータは、プリン
タエンジンにより、そのまま印刷出来る様にデータ展開
された後印字ヘッド(図示せず)ヘ送り込まれる。
【0023】図4は、印字ヘッドの構成を示す図であ
る。本図は発熱体を用いたインクジェットプリンタヘッ
ドを示している。
【0024】一列に配置される印字用ドットの抵抗体
(発熱体)アレイ405は、1280個の抵抗体(発熱
体)R1からR1280で構成され、例えば360ドッ
ト/インチで配置した場合の印字記録可能範囲は約90
[mm]となる。この抵抗体は、その片方を電源ライン
である“VH”と接続し、反対側はおのおの1280ビ
ットトランジスタアレイ401のコレクタと接続してい
る。この1280ビットトランジスタアレイを駆動する
ベース信号は、ヘッドコントローラ及びドライバ115
(図1)からシリアルデータとして1280ビットのS
/R(シフトレジスタ)404へDCLK(から入力さ
れる)信号に従ってIdata端子から入力され、ラッ
チユニット403にてLTCK(から入力される)信号
のタイミングでラッチされる。ヘッド・コントロール回
路402は、ラッチユニット403でラッチされたデー
タに基づき、特定のブロック単位で時間差の管理をしな
がら1280ビットトランジスタアレイ401のベース
駆動信号を供給する。詳細な説明は省くが、この印字ヘ
ッドは、製造工程ばらつきによる抵抗体R1〜R128
0の固体差を検出するためのRANK端子及び印字ヘッ
ドの温度を調整する目的で設けられたヒータ(図示せ
ず)の制御信号用端子SUBHなどを有している。
【0025】図4に示す印字ヘッドは、単色構成である
ので、印字色毎(4色ヘッドであれば例えばCMYKの
4色分)に一定の間隔を置いて並列に配置される。プリ
ンタコントローラ101は、4値化したデータをCMY
K毎に管理する。
【0026】印字ヘッドの“Block0〜4”の端子
は、ラッチユニット403に蓄えられている有効データ
の中で、一度に同時にヒータをONする(以下、ヒート
すると記述)ドット数(以後ヒートブロックと記述す
る)を指定する端子である。
【0027】ヒートブロックは“Block0〜4”の
5ビット信号で指定する。この5ビット信号の0から3
1に対して16個おきのヒートブロック0,16,3
2,48,64,…512がそれぞれ対応している。指
定されたヒートブロックごとのイネーブル信号が“EN
B0〜7”の8ビット信号で、ヘッドのヒータを駆動す
る。
【0028】図5は、ヒートブロックを”16”と指定
した場合の概念図である。1ライン分の有効ドット(印
刷する必要のあるドット)数により、ヒートブロックの
指定回数は変わることが考えられるが、印刷用画像デー
タにより同一ライン上の各色データの有効ドット数をカ
ウントし、ラインごとのヒートブロック指定回数を一致
させる。
【0029】印刷用ラインヘッドは、図6の様に360
dpiで1280ドット構成のものが各色、黒(K),
シアン(C),マゼンダ(M),イエロー(Y)の順に
一定間隔を置いて配置している。印刷においては、最初
に黒(K)のラインデータを指定のヒートブロックに従
って、順次行なう。同じ要領でシアン(C),マゼンダ
(M),イエロー(Y)のラインを印刷後、再び黒
(K)のラインの印刷を行なうシーケンスでカラー印刷
を行なう。
【0030】再び図1に戻って、LFモータ117は、
印刷用紙を用紙カセットより給紙し、また、印字中から
排紙までの紙搬送を行う紙送り用モータである。モータ
ドライバ116は、プリンタコントローラ1012の制
御信号によりLFモータ117を駆動する。
【0031】表示装置118は、撮像直後の画像やメモ
リーカード111に蓄積した画像ファイルデータやユー
ザに対するメッセージ等が表示でき、例えばカラーLC
Dで構成される。
【0032】システムコントローラ1011により制御
されるストロボ駆動ユニット119は、ストロボの発光
を行なう。I/F回路120は、外部とデータ、例えば
画像データの送受信を行なう。
【0033】センサー121は、主にプリンタコントロ
ーラ1012に対して、必要な情報を提供する。情報と
しては、 ・電池残量 :電池パックからの残量情報や、出力電
圧/電流値 ・電池ID :電力容量の異なる電池パックのうち、
どの電池パックが装着されているかを判別するために電
池パックが個別に有するID ・紙検出 :印刷用紙の有無 ・排紙検出 :印刷し終えた用紙が正常に排紙したか
否か ・温度 :環境温度 ・CCDゲイン:アンプのゲイン(撮影時の輝度レンジ
検出用) 等が考えられる。
【0034】操作部122は、シャッターの他、各種設
定用スイッチ(SW1〜3)、モードスイッチ(後述)
などの設定スイッチを有する。
【0035】図7は、モードスイッチの模式図であり、
上矢印方向からのシャッタースイッチを中心に、回転式
の切り換えスイッチが設けられており、目盛601が示
す位置のモードが設定される。各モードは例えば、 ★OFF:装置全体の電源OFF ★PRT:シャッターを押して入力した画像をそのまま
プリントするモード ★SAVE:シャッターを押して、入力した画像をプリ
ントせずメモリーカード111にファイルとして保存す
るモード ★PRT SAVE:メモリーカード111にファイル
として保存した画像をプリントアウトするモード である。
【0036】上述のモードのうち、PRT SAVEモ
ードを実行する方法としては、例えばLCD表示装置1
18にメモリーカード111から読み出した画像を表示
し、所定の位置に設けたスイッチ1で画像をスクロール
等によって切替表示して、印刷したい画面が表示されて
いる状態で、シャッタを押した回数だけ印刷する方法を
採ることができる。
【0037】図8は、本実施形態におけるデジタルカメ
ラの電源回路の構成を示すブロック図である。本実施形
態において利用可能な電源としては、ACアダプタ50
2と、例えばリチウムイオン電池の組み電池で構成され
る2次電池パック503がある。
【0038】図9は、2次電池パック503(タイプ
1)の構成を示す図である。制御部701は、直列に接
続している2次電池(702,703)の残量検知、充
電制御、ID管理、電圧/電流検出をしている。パワー
FET(704,705)は電源ラインのON/OFF
を制御し、そのラインに直列に温度ヒューズ706とポ
リスイッチ707が保護素子として挿入されている。ま
た、制御部701から電池パック情報をシリアルデータ
として出力する端子707を備えている。
【0039】図10は、図9に示した2次電池パックよ
り、電源容量の大きい2次電池パック(タイプ2)の構
成を示す図である。図9との違いは、2次電池セル(8
02,803)が並列接続される所と、電池パックのI
D番号(例えばタイプ1はID=1、タイプ2はID=
2とする)である。
【0040】制御部101は、後述する用に、本体に接
続された電源の種類及び電池パックの種類と残容量を検
出し、プリンタ制御へ反映する。
【0041】ACアダプタ502及び2次電池パック5
03電源の少なくとも一方の供給を受けることでパワー
コントロールユニット501が起動し、各DC/DCコ
ンバータユニット501〜507を必要に応じて駆動す
る。
【0042】DC/DCコンバータ504〜507は、
それぞれ以下の機能を有する。 ・DC/DC for logic504 :ロジック
電圧供給用電源 ・DC/DC for motor505 :アクチュ
エータ駆動用電源 ・DC/DC for Head506 :ヘッド駆
動用電源 ・DC/DC for 充電507 :2次電池
パック充電用電源
【0043】(データ処理)PRTモードにおけるデー
タ処理の流れを図11及び図12に示す。図11は、デ
ジタルカメラとプリンタが別個である場合、図12は本
実施形態のごとく、デジタルカメラにプリンタ機能を含
む場合のデータ処理を示している。
【0044】先ず、カメラとプリンタが別個である構成
について説明する。デジタルカメラで撮影した画像に画
像処理を行い(S111)、そのデータをプリンタに送
信するための符号化処理を行う(S112)。図11に
おいて、画像はJPEGによる符号化を施されている。
【0045】一方、プリンタ側はデジタルカメラが送信
したJPEGファイルを受信すると、JPEGファイル
を解凍(展開)し、rawRGBデータへ変換する(S11
3)。次に、画像データの一辺の有効画素数とプリンタ
ヘッドのドット数とが整合するように画像データを変倍
(リサイズ)し(S114)、境界ずれ及び/又はエッ
ジ補正を行う(S115)。
【0046】次いで、ホワイトバランスの調整やガンマ
補正等の色補正が行われ(S116)た後、RGB色空
間からCMYK色空間への変換を行う(S117)。C
MYK色空間に変換されたデータは、更にハーフトーニ
ング処理及び4値化処理(S118)及びI/F用変換
処理(S119)が施された後にプリンタエンジンへ出
力される。
【0047】一方、図12に示すように、カメラとプリ
ンタを一体化することにより汎用ファイル(JPEGフ
ァイルなど)の作成及び解凍やI/F用変換処理が不要
となる。また、入力素子であるCCDの一辺の有効画素
数と、出力印字ヘッドの素子数を特定の条件下で一致さ
せることで、更にリサイズ(拡大など)処理が省略でき
る。
【0048】すなわち、CCDからの入力データは、カ
ラーフィルタを通したものを補間処理をすることによっ
て、一辺1280ドットかつ各ドットは、RGB各8ビ
ットの24ビットカラーとして扱う。また、出力用プリ
ンタは、1ドットの階調性はCMYK各4階調となり、
誤差拡散フィルタを通すことで拡大などのリサイズ処理
をすることなく1対1で対応する構成を特徴とする。当
然、プリンタの解像度が高いか、階調性の良いものを使
用し、誤差拡散フィルタを使用せずにCCDからの入力
画素データに対応することも考えられる。この場合、プ
リンタ解像度を高くして、CCDの1有効画素の階調に
よる色情報とプリンタの有効ドット数と階調性の積が一
致する関係においてもリサイズ処理を無くすことが出来
る。
【0049】よって、カメラとプリンタを一体化した場
合にはカメラの入力データに直接境界ずれ及び/又はエ
ッジ補正処理を行い(S121)、その後別構成の場合
と同様に色補正(S122)、RGB色空間からCMY
K色空間への変換(S123)、ハーフトーニング並び
に4値化処理(S124)を行った後、I/F用変換処
理を行わずにプリンタエンジンへ出力される。
【0050】(ヒートブロック制御)図4に示す印字ヘ
ッドは、先述したように印刷用紙の一辺(約90mm+
α[余白分])をカバー出来る1280ドット構成にな
っているが、1280ドットを一度にヒートすると瞬時
に大量の電力を必要とし、モバイル機器である本装置の
電源である電池パックは、負荷の超過により対応不可能
となるおそれがあるため、その電源パックの能力(ID
及び残容量)に合わせたヒートブロック制御を行なうこ
とが好ましい。
【0051】電池パック制御は、制御部101が行な
う。制御部101は、装着されている電源がACアダプ
タか電池パックかを確認し、ACアダプタが装着されて
いる時は、印刷のために印字ヘッドに同時に通電する事
を許す有効データの数を例えば128と設定し、電池パ
ックのみの接続の場合電池パック制御に移行する。ま
ず、電池パックの“ID/残量”端子(707又は80
8)よりシリアルデータとして得られる、識別子である
電池IDとその電池残容量情報をポーリングすることで
監視する。そこで検出したデータの基づいて制御を行
う。
【0052】図13は、電池パック制御の詳細を示すフ
ローチャートである。まず、S131において、電池パ
ックの残容量が10%以下と判断された場合は、装置本
体の動作が急激に悪化することが考えられるので画像デ
ータをメモリーカード111へ退避する処理(S13
5)を行ない、その後すべての電源を切断し、装置動作
を終了する。
【0053】S131において電池パックの残容量が1
0%を超えると判断され、かつS132において電池パ
ックの残容量が20%以下であると判断された場合、す
なわち電池パックの残容量が10%を超え20%以下の
場合は、電気的負荷の大きいプリンタ動作を禁止し(S
136)、プリンタ駆動用DC/DCコンバータ(mo
tor/Head)505及び506も停止する。但
し、この状態を検出した時にプリンタが印刷動作をして
いる場合は一連の動作を終了した後に移行する。
【0054】S132において電池パックの残容量が2
0%を超えると判断され、かつS133において電池パ
ックの残容量が30%以下であると判断された場合、す
なわち電池パックの残容量が20%を超え30%以下の
場合は、印刷のために印字ヘッドに同時に通電する事を
許す有効データの数(ヒート・ブロック)を、電力供給
能力の違いのある電池パックIDを元に、各々設定す
る。S137において、例えば、ID=1(タイプ1)
の場合はヒートブロックを32ドットに設定し(S13
11)、ID=1でない場合、すなわちID=2(タイ
プ2)の場合は64ドットと設定(S1310)して、
処理を終了する。
【0055】S133において電池パックの残容量が3
0%を超えると判断された場合、すなわち電池パックの
残容量が30%より多く100%までの場合は、装着さ
れている電池の能力を最大活用できるので、電池のタイ
プによって印字ヘッドに同時に通電する事を許す有効デ
ータの数を設定する。S134において装着されている
電池タイプを判断し、例えばID=1(タイプ1)の場
合はヒートブロックを64ドットに設定し(S13
9)、ID=1でない場合、すなわちID=2(タイプ
2)の場合はヒートブロックを128ドットとセ設定
(S138)して、処理を終了する。
【0056】この様に、ヒートブロックの最大幅を状況
により変更する場合、ヒートブロックの幅の大小により
1ライン分のデータを印字し終える時間が違うので、そ
の大きさにより紙送り用フィードモータの単位時間当た
りの送り量を連動させる。
【0057】また、2次電池パックは使用環境により内
部抵抗が変化するので、低温に対しての設定温度より環
境温度が低い場合は、設定されたヒートブロックの数に
対して、特定の比率を乗算または特定の値を減算して、
1ヒートブロックの数を減らす。
【0058】モード設定において、“SAVEモード”
においてはプリンタ駆動系であるモータ用とヘッド用D
C/DCコンバータは発振を行なわず動作を禁止する。
【0059】“PRTモード”と“PRT SAVEモ
ード”においても、画像入力及び印刷命令であるシャッ
ターを押された時に、制御部101からパワーコントロ
ールユニットを経て、プリンタ駆動系であるモータ用と
ヘッド用DC/DCコンバータに10msecの間隔を
あけ順次起動をかけ、その後プリンタの初期化及びその
後の印刷を行なう。
【0060】DC/DCコンバータ回路は起動時の突入
電流を避けるためにスロースタート回路を採用している
が、起動がかかってから約10msec後には電源が安
定し、プリンタ動作が可能になる。図14は、立上げの
タイミングチャートを示す。
【0061】また、画像入力データを印刷するプリンタ
動作は、装置全体の消費電力の大きな比率を占めるた
め、装置の電源を有効使用するために、プリンタ動作中
はそれ以外の装置での電力消費を抑制或いは禁止する。
例えば、表示装置118への電力供給を停止し、ストロ
ボ駆動119への充電動作を禁止するなど、印刷動作に
不必要な機能の動作を停止或いは禁止する。
【0062】プリント時の制御動作について図15を参
照して更に詳細に説明する。PRTモードでシャッター
入力があると(S151)、ストロボの充電中であるか
否かをチェックし(S152)、充電中でなければ直ち
に、充電中の場合は充電動作を中止(S153)してか
ら、ストロボの充電が可能か否かを示すストロボ充電フ
ラグを無効にセットする(S154)。
【0063】ついで、表示装置への電力供給を停止し
(S155)、プリンタ用DC/DCコンバータ(for
moter505及びfor Head506)のフラグを有効にセ
ットする(S156)。DC/DCコンバータの動作安
定を待つため、例えば制御部101内部に有するタイマ
ーをスタートさせ(S157)、上述した安定動作に必
要な10msec待つ(S158)。タイマーが10m
secを経過したら、プリンタの初期化動作を行い(S
159)、ヘッドのヒートブロック数をセットして(S
1510)印刷を開始する(S1511)。
【0064】印刷が終了したら(S1512)、表示装
置への電力供給を再開するとともに、動作を有効にする
(1513)。次いでストロボ充電フラグを有効にセッ
トし(S1514)て印刷時の電力制御を終了する。
【0065】(画像補正)本実施形態において、撮影し
た入力画像を印刷する場合、入力されたRGB信号形式
の画像データは、画像補正を加える必要があるか判断す
るため、画像処理ユニット112において例えば次の式
を適用して輝度情報に分解し、ヒストグラムを作成す
る。 Y(輝度)=0.299R+0.587G+0.114
【0066】図16は、薄暗い室内で撮影したシーン
(A)の補正前のデータについて、上式を用いて輝度、
R,G,Bのヒストグラムを作成したものである。縦軸
は、発生頻度を表し、横軸は、8ビット(0〜255)
で表される階調成分で左端が“0”、右端が“255”
になる。この撮影データは露出不足のため画像全体が暗
く、高輝度部分にはデータが無いことがわかる。この画
像においてはコントラストの増加による補正が必要であ
る。
【0067】図17は補正後のヒストグラムである。輝
度及びR,G,Bにおいて、同じ程度コントラストが補
正されたヒストグラムとなっている。
【0068】図18は、撮影したシーン(B)の補正前
のデータである。日没1時間前の夕焼けの状況であり、
高輝度部分におけるR,G,Bの値で、Rが突出して高
い。この画像においてはコントラストの増加による補正
及びホワイトバランス補正が必要である。
【0069】撮影時には、撮影データのほかにセンサー
121からは撮影時のCCD103の信号をA/D変換
器105のレンジに適合させたアンプのCCDゲイン
(L)情報(65,536段階/16bit)と温度セ
ンサーからの温度情報、システムコントローラ1011
からは国情報を含む日時情報を、画像情報やストロボ使
用の有無など画像補正判断に有効な情報に対応して装置
内の記憶素子107に記憶し、画像情報が削除されるま
で対応して保持する。
【0070】一般的に画像補正におけるターゲットハイ
ライトは、RGB階調値で247〜235程度、ターゲ
ットシャドウは、RGB階調値で15〜25程度が得ら
れるように「レベル補正」や「トーンカーブ補正」の処
理を与えている。
【0071】本実施形態においては、図21に示す入出
力特性を有するルックアップテーブル(以下、LUTと
記述する)を用いてコントラストとホワイトバランスの
補正を行なっている。データとしては、3原色信号であ
る赤(R)、緑(G)、青(B)信号で各8ビットであ
る。図21における縦軸は、元の信号値である0〜25
5幅の入力信号、横軸は、変換後の出力信号である。ホ
ワイトバランス補正では基本画像条件下において、出力
値240の値に対して、ヒストグラムの上から2%の輝
度に対するRGBのバランスを調整する方法である。
【0072】このLUTの場合、ターゲットハイライト
を240とし、ここでホワイトバランスを補正してい
る。図21では、シーン(B)について行なっているも
のである。
【0073】(ホワイトバランス補正)ホワイトバラン
スの補正方法について説明する。人間の視覚系は明るさ
や色に対する恒常性を有するため、照明光源の変化は色
の見えに大きな変化は与えない色順応特性を持ってい
る。この色順応を定量化し、ホワイトバランスに、その
比率を反映させることで、人間の見た目の色を標準観察
環境下において再現することが可能になる。ここで言う
標準観察環境下とは、sRGB色空間において規定して
いる発行体色のD65光源(x=0.3127,y=
0.3291)の基準白を想定している。
【0074】利用する色順応式は「von Kries」や、「F
airchild」モデルによるものが有力であり、ここでは図
20に示すように、3項目((1)日の出1時間後及び日
の入り1時間前の太陽光[4000K]、(2)日の出2
時間後及び日の入り2時間前の太陽光[4800K]、
(3)正午平均光[5035K])と、D65光源の輝度
240相当時の色差を、「von Kries」モデルにより求
めた、(1)(R1,G1,B1)、(2)(R2,G2,B
2)、(3)(R3,G3,B3)を代表値とする。この
ような、ホワイトバランスによれば人間の視覚特性(恒
常性)に応じた良好な補正を行うことができる。
【0075】図22は図20のテーブルを利用する適応
条件を規定するフローチャートである。まず、撮影時の
日時情報から、その日の日の出時間、日の入り時間を例
えばI/F回路120に接続された外部記憶装置等から
読み出して、RAM107の所定領域にセットする(S
211)。図20のテーブルは記載されているように、
全て野外の太陽光を光源としているため、撮影されたシ
ーンが野外の太陽光下であることが適応の条件になる。
よって、撮影時の情報から、ストロボが未使用であるか
否か確認し(S212)、ストロボ使用時には画像デー
タから抽出した輝度情報を用いた従来のホワイトバラン
ス補正処理(S2112)を行って処理を終了する。S
212においてストロボを使用していないと判断された
場合は、撮影時間が上述の(1)〜(3)の条件のいずれかに
適応しているか否かを撮影時の日時情報とステップS2
11でセットした日の出時刻及び日の入り時刻とを比較
してチェックする。
【0076】すなわち、S213において撮影時刻が夜
及び日の出後或いは日の入り前30分未満か否かをチェ
ックし、そうであれば従来のホワイトバランス補正処理
を行って(S2112)処理を終了し、そうでなければ
S214で日の出後或いは日の入り前30分〜1時間3
0分未満であるかをチェックする。この期間に該当する
場合には撮影時のCCDゲインを所定の値(L1)未満
であるかどうかをチェックする(S217)。これは、
時間が条件を満たしても、光源として十分な太陽光が使
用されているかが不明であるため、曇天時や室内での撮
影を除去するためのチェックである。すなわち、天候が
良い時に比べて曇天や室内撮影においてはCCDゲイン
が大きくなることを利用し、所定のゲインレベルL1と
比較している。
【0077】S217において、CCDゲインがL1を
超える場合は従来のホワイトバランス補正処理(S21
12)を行った後処理を終了し、L1未満であればター
ゲットハイライト(R,G,B)を図20に示した代表
値(1)(R1,G1,B1)に設定し(S2111)、
処理を終了する。
【0078】一方、S214において、撮影時刻が日の
出後或いは日の入り前30分〜1時間30分未満でない
と判断された場合は、撮影時刻が日の出後或いは日の入
り前1時間30分〜2時間30分未満であるかどうかを
チェックする。この範囲に含まれる場合はさらにS21
8においてCCDゲインが所定の値(L2)未満である
かをチェックする。CCDゲインがL2未満である場合
はターゲットハイライト(R,G,B)を図20に示し
た代表値(2)(R2,G2,B2)に設定(S211
0)して処理を終了する。S218においてCCDゲイ
ンがL2を超えると判断された場合には、従来のホワイ
トバランス補正処理(S2112)を行って処理を終了
する。
【0079】S215において撮影時間が日の出後或い
は日の入り前1時間30分〜2時間30分未満ではない
と判断された場合には、日の出後2時間30〜日の入り
前2時間30分までに撮影されたものであるから、正午
付近と見なし、CCDゲインを所定値L3と比較(S2
16)して、CCDゲインがL3未満であればターゲッ
トハイライト(R,G,B)を図20における平均正午
光の代表値(3)(R3,G3,B3)に設定し(S21
9)、処理を終了する。一方、S219においてCCD
ゲインがL3を超えると判断された場合は、従来のホワ
イトバランス補正処理(S2112)を行って処理を終
了する。
【0080】このようして設定されたターゲットハイラ
イトに基づき作成されたLUTを用いることによって人
間の視覚に残る色と近似の画像を作り出すことが出来
る。本実施形態において、S216〜S218で用いら
れるCCDゲインは、例えば緑色用のCCDのゲインを
代表値として用いることができる。また、比較する閾値
L1〜L3は、所望の輝度を得るためのCCDゲインか
ら決定することができる。
【0081】また、ホワイトバランス補正方法は数式に
よる変換など他の方法も利用できることは容易に考えら
れるし、テーブルを利用する適応条件に漏れたものにつ
いてもホワイトバランスの一致を行なうような処理を入
れても良い。
【0082】さらに、ターゲットシャドゥにおいても、
ターゲットハイライトに対する補正と同じ手法にて対応
することができる。
【0083】図18のシーン(B)に対して以上の画像
補正を行なった結果を図19に示す。R信号が突出して
いたのがG,B信号との比率差が減り、加えてコントラ
ストが改善されていることがわかる。
【0084】以上の様に、本実施形態においては画像が
夕焼や朝焼という特定の場合にはターゲットハイライト
又はターゲットシャドゥを色順応式を用いて求めるの
で、良好なホワイトバランス補正を行うことができる。
つまり、人間の視覚特性の恒常性に応じたホワイトバラ
ンス補正を行うことができる。
【0085】
【他の実施形態】上述の実施形態においては、日時情報
とCCDゲインを用いてホワイトバランスの補正を行っ
たが、温度など他の情報を用いて行っても良い。また、
カメラとプリンタをデチャッタブルな構成として、カメ
ラの可搬性を向上させても良い。
【0086】また、デジタルスチルカメラのみならず、
ビデオカメラの静止画撮影機能を用いて撮影したデータ
や、ビデオのフレーム画像データなど、いかなる撮影デ
ータに対しても本発明の補正方法を適用することができ
る。
【0087】また、撮影時に自動的に状況データを記録
するようにしたが、例えば補正時にマニュアル入力する
こともできる。また、撮像器が外光センサーを有してい
る場合には、外光センサーにより得られた光源情報に基
づき、特定シーンにおけるターゲットハイライトを色順
応志木を用いて求めるようにしても構わない。
【0088】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0089】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0090】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0091】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係わる発
明によれば、画像データを補正する場合に、撮影時の情
報およびヒストグラムに基づき色補正条件を設定するの
で、高精度な色補正を行うことができる。また、色順変
換処理によりターゲットポイントを求めるので人間の視
覚特性に応じた良好な色補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるデジタルカメラのシス
テムブロック図である。
【図2】図1における受光系概念図である。
【図3】図1におけるCCD用カラーフィルタ構成図で
ある。
【図4】本発明の実施形態における印字ヘッドの構成図
である。
【図5】本発明の実施形態におけるヒートブロック概念
図である。
【図6】本発明の実施形態における各色ラインヘッドの
構成図である。
【図7】本発明の実施形態におけるスイッチを含む繰作
部の外観図である。
【図8】本発明の実施形態における電源回路のブロック
図である。
【図9】本発明の実施形態における電池パック(タイプ
1)の構成図である。
【図10】本発明の実施形態における電池パック(タイ
プ2)の構成図である。
【図11】印刷機能を一体化しない場合のデータ処理フ
ロー図である。
【図12】本発明の実施形態におけるデータ処理フロー
図である。
【図13】本発明の実施形態における電池制御のフロー
チャートである。
【図14】本発明の実施形態におけるDC/DCコンバ
ータの起動タイミングのタイミングチャートである。
【図15】本発明の実施形態におけるプリント制御を示
すフローチャートである。
【図16】シーン(A)の補正前ヒストグラム(輝度,
R,G,B)である。
【図17】シーン(A)の補正後ヒストグラム(輝度,
R,G,B)である。
【図18】シーン(B)の補正前ヒストグラム(輝度,
R,G,B)である。
【図19】シーン(B)の補正後ヒストグラム(輝度,
R,G,B)である。
【図20】本発明の実施形態における時間による色温度
とホワイトバランスの対応を示す図である。
【図21】本発明の実施形態におけるルックアップテー
ブルの入出力特性を示す図である。
【図22】本発明の実施形態におけるホワイトバランス
補正動作を示すフローチャート図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/73 G06F 15/68 310A Fターム(参考) 5B047 AA30 AB02 AB04 DA03 DA04 DC04 5B057 AA20 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CE17 CG02 CG03 DA20 DB06 DC23 5C065 AA01 AA03 BB02 BB08 BB11 BB12 BB41 BB48 CC01 CC09 DD02 EE02 EE05 EE06 EE12 FF02 FF03 GG18 GG30 GG31 GG32 GG50 HH02 5C066 AA01 BA20 CA17 EC05 GA01 KE09 KM02 KM13 LA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像条件に関する情報を入力し、 前記撮像条件によつて得られた画像情報に基づきヒスト
    グラムを作成し、 前記撮像条件および前記ヒストグラムに基づき、色処理
    条件を設定し、 前記設定された色処理条件に基づき前記画像情報に対し
    て色処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像条件が、撮像時間に関する情
    報、撮像時の光量に関する情報、撮像時の温度に関する
    情報、撮像時の場所に関する情報のいずれかを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像時の光量に関する情報が、撮像
    素子の制御情報であることを特徴とする請求項2記載の
    画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記ヒストグラムは、前記画像情報から
    求められた輝度情報のヒストグラムであることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 入力画像を示す画像データを入力し、 前記入力画像のハイライトボイントを検出し、 色順応変換処理を用いて得られた前記ハイライトボイン
    トに対応するターゲットポイントを設定し、 前記ハイライトボイントおよび前記ターゲットポイント
    に基づき色補正条件を設定し、 前記設定された色補正条件に基づき、前記入力画像を示
    す画像データに対して色補正することを特徴とする画像
    処理方法。
  6. 【請求項6】 前記色順応変換処理は、前記入力画像に
    関する撮像条件に基づいていることを特徴とする講求項
    5記我の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 入力画像が特定のシーンであると判定さ
    れた場合に、前記色順応変換処理を用いてターゲットポ
    イントを設定することを特徴とする請求項5記載の画像
    処理方法.
  8. 【請求項8】 撮像条件に関する情報を入力する手段
    と、 前記撮像条件によつて得られた画像情報に基づきヒスト
    グラムを作成する手段と、 前記撮像条件および前記ヒストグラムに基づき、色処理
    条件を設定する手段と、 前記設定された色処理条件に基づき前記画像情報に対し
    て色処理を行う手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 入力画像を示す画像データを入力する手
    段と、 前記入力画像のハイライトボイントを検出する手段と、 色順応変換処理を用いて得られた前記ハイライトボイン
    トに対応するターゲットポイントを設定する手段と、 前記ハイライトボイントおよび前記ターゲットポイント
    に基づき色補正条件を設定する手段と、 前記設定された色補正条件に基づき、前記入力画像を示
    す画像データに対して色補正する手段とを有することを
    特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 装置が実施可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、プログラムを実行した装置を、撮
    像条件に関する情報を入力する手段と、 前記撮像条件によつて得られた画像情報に基づきヒスト
    グラムを作成する手段と、 前記撮像条件および前記ヒストグラムに基づき、色処理
    条件を設定する手段と、 前記設定された色処理条件に基づき前記画像情報に対し
    て色処理を行う手段とを有する画像処理装置として動作
    させることを特徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 装置が実施可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、プログラムを実行した装置を、 入力画像を示す画像データを入力する手段と、 前記入力画像のハイライトボイントを検出する手段と、 色順応変換処理を用いて得られた前記ハイライトボイン
    トに対応するターゲットポイントを設定する手段と、 前記ハイライトボイントおよび前記ターゲットポイント
    に基づき色補正条件を設定する手段と、 前記設定された色補正条件に基づき、前記入力画像を示
    す画像データに対して色補正する手段とを有する画像処
    理装置として動作させることを特徴とする記憶媒体。
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KR101509992B1 (ko) 2013-11-28 2015-04-08 창원대학교 산학협력단 고휘도 영역 선택 기반의 광원 보정 장치 및 방법

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