JP2000175152A - 多重化装置、多重化方法及び記録媒体 - Google Patents

多重化装置、多重化方法及び記録媒体

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JP2000175152A JP34594698A JP34594698A JP2000175152A JP 2000175152 A JP2000175152 A JP 2000175152A JP 34594698 A JP34594698 A JP 34594698A JP 34594698 A JP34594698 A JP 34594698A JP 2000175152 A JP2000175152 A JP 2000175152A
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキップ点の前後における動画像の連続性を
保ちスキップ再生をし、デコーダのビデオバッファを破
綻させない。 【解決手段】 動画像記録再生装置1は、ディスク2に
記録されたMPEG2方式のビデオストリームを復号したの
ち編集処理を行い再符号化するデコーダ,エンコーダ1
2,13と、編集したビデオストリームとオーディオストリ
ームとを多重化するマルチプレクサ14と、上記編集処理
の制御をする解析制御部16とを有する。解析制御部16
は、第1から第2のビデオストリームへスキップ再生す
ることができる多重化ストリームを生成する場合、上記
第2のビデオストリームがデコーダのビデオバッファへ
入力開始する時刻から、上記第2のビデオストリームの
復号開始時刻までの間におけるこのビデオバッファのビ
ット占有量が、上記ビデオバッファの容量以下で0以上
となるように符号化を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ符号ストリ
ームの多重化装置、多重化方法及び記録媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク等の記録再生装置で
は、一般に、MPEG(Moving PictureExperts Grou
p)方式で画像の圧縮及び伸張を行うエンコーダ及びデ
コーダを備え、このMPEG方式で画像圧縮又は伸張を
行って、映像信号の記録再生をしている。
【0003】このMPEG方式では、動画像を構成する
画面(フレーム或いはフィールドの画面)を、Iピクチ
ャ,Pピクチャ,Bピクチャのいずれかのピクチャタイ
プに符号化して、画像圧縮を行っている。
【0004】Iピクチャは、画面内で符号化が完結して
いるもので、他画面とは独立して符号化したものであ
る。このため、このIピクチャは、例えば、ランダムア
クセスのエントリーポイントとして用いられたり、エラ
ーを回復するために用いられたりする。
【0005】Pピクチャは、時間的に過去に存在するI
ピクチャ或いはPピクチャから予測符号化したものであ
る。従って、このPピクチャを復号するためには、時間
的に過去のIピクチャ或いはPピクチャが復号されてい
なければならない。
【0006】Bピクチャは、時間的に過去に存在するI
ピクチャ或いはPピクチャと、時間的に未来に存在する
Iピクチャ或いはPピクチャから、前方向、後方向又は
双方向の予測符号化がされたものである。このため、こ
のBピクチャを復号するためには、時間的に過去及び未
来のIピクチャ又はPピクチャが復号されていなければ
ならない。
【0007】このようにMPEG方式では、ピクチャ間
予測符号化して画像圧縮を行い、動画像を効率的に圧縮
するとともに、圧縮した動画像に対してランダムにアク
セスができるようになっている。
【0008】また、MPEG方式では、これらの各ピク
チャを任意の枚数でグループ化した画面群(GOP:Gr
oup of pictures)単位で構成されるデータストリーム
に圧縮している。MPEG方式では、このGOP内に少
なくとも1枚のIピクチャを設けることを規定してい
る。そのため、このGOP単位で圧縮した動画像に対し
てランダムアクセスができるようになっている。
【0009】ここで、上述したような従来の記録再生装
置で、MPEG方式で画像圧縮された信号を再生する場
合について考えてみる。
【0010】例えば、記録媒体には、図10(A)に示
すようなデータストリームの符号化データが記録されて
いる。従来の記録再生装置は、この図10(A)に示す
ように記録されているデータストリームを復号して、図
10(B)に示すようなピクチャの順番で表示を行う。
ここで、各ピクチャに符号として付けている“I”,
“P”,“B”は、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチ
ャの区別を示しており、各添字は、GOP(Group of P
ictures)内の表示順序を表すいわゆるテンポラリリフ
ァレンスを示している。
【0011】従来の記録再生装置は、図10(A)に示
すようなデータストリームの符号化データを再生する為
に、まず、I0の復号を行う。Iピクチャは画面内で符
号化が完結しているものであるので、従来の記録再生装
置では他のピクチャを復号することなくI0を単独で復
号することができる。続いて、従来の記録再生装置は、
復号したI0に基づき、順方向予測符号化がされたP2
復号を行う。Pピクチャは時間的に前のIピクチャ又は
Pピクチャから予測符号化がされるものであるので、従
来の記録再生装置はこのP2を復号する前にI0を復号し
ていなければならない。続いて、従来の記録再生装置
は、復号したI0及びP2に基づき、双方向予測符号化が
されたB1の復号を行う。Bピクチャは時間的に前後の
Iピクチャ又はPピクチャから双方向符号化がされるも
のであるので、従来の記録再生装置はこのB1を復号す
る前にI0とP2を復号していなければならない。このよ
うに、この従来の記録再生装置では、図10(A)に示
すようなデータストリームの符号化データを、I0→P2
→B1→P4→B3→P6→B5→I8→B7→P10→B9→・
・・といった順序で復号を行う。
【0012】そして、従来の記録再生装置では、このよ
うな順序で復号した各ピクチャを表示する場合には、図
10(B)に示すようにその順序を入れ換えて、I0
1→P2→B3→P4→B5→P6→B7→I8→B9→P10
→・・・といった順序で表示を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の記録
再生装置では、記録媒体がランダムアクセス可能となっ
ていれば、MPEG方式で記録された符号化データに対
してランダムアクセスが可能となる。従って、従来の記
録再生装置は、例えば、図11で示しているストリーム
を、まずSA点で示すPピクチャまで再生し、これ以降
の各ピクチャの再生をせず、SB点で示すBピクチャ
(ピクチャB3)から再生を再開するといったピクチャ
を一部跳ばして再生することが可能である。ここで、ピ
クチャを一部跳ばすことを以後スキップと呼び、あるピ
クチャから別の離れたピクチャまでスキップさせて再生
することをスキップ再生と呼ぶ。また、スキップが開始
する直前のピクチャ(例えば図11に示すSAのピクチ
ャ)をアウト点ピクチャと呼び、スキップが終了して最
初に再生が開始するピクチャ(例えば図11に示すSB
のピクチャ)をイン点ピクチャと呼ぶ。
【0014】ところが、このような従来の記録再生装置
でこのスキップ再生を行った場合には、再生した映像の
時間的な連続性が途切れてしまう場合がある。
【0015】例えば、イン点ピクチャがBピクチャであ
る場合には、このBピクチャを復号するために必要なI
ピクチャ又はPピクチャを復号しておかなければなら
ず、この場合には、再生した映像の時間的な連続性が途
切れてしまう。具体的に図11で示した例を用いて説明
すると、従来の記録再生装置は、イン点ピクチャがB3
であるので、このB3を復号するために少なくともI0
2,P4を復号しなければならない。そのため、従来の
記録再生装置では、このI0,P2,P4を復号している
間は、ピクチャを表示することができず、映像の連続性
が途切れてしまうこととなる。
【0016】以上のように従来の記録再生装置では、ス
キップ再生をした場合に、スキップした前後のピクチャ
をシームレスに再生することができない。
【0017】なお、以上の例においては、MPEG方式
で画像圧縮した場合について考えたが、例えば、画像間
に相関があることを利用し、画像間の差分を求め、この
差分を符号化するようなピクチャ間予測符号化を用いた
場合であっても、同様にスキップ再生時における時間的
な連続性が途切れてしまう。
【0018】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、スキップ点の前後における動画像の連続
性を保ちスキップ再生をすることができる動画像データ
を符号化する多重化装置、多重化方法及び記録媒体を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる多重化装
置は、第1のピクチャで表示終了する第1のビデオ符号
化ストリームと、スキップ再生の際にこの第1のピクチ
ャに続けて表示される第2のピクチャから表示開始する
第2のビデオ符号化ストリームの符号化をするビデオ符
号化手段と、上記第1のビデオ符号化ストリームとこの
上記第1のビデオ符号化ストリームに同期したオーディ
オ符号化ストリームとをパック化して第1の多重化スト
リームを生成し、上記第2のビデオ符号化ストリームと
この第2のビデオ符号化ストリームに同期したオーディ
オ符号化ストリームとをパック化して第2の多重化スト
リームを生成する多重化手段とを備え、上記符号化手段
は、上記第2のビデオ符号化ストリームがデコーダのビ
デオバッファへ入力開始する時刻から、上記第1のビデ
オ符号化ストリームの最後の符号化ピクチャの復号終了
する時刻までの間におけるこのビデオバッファのビット
占有量が、上記ビデオバッファの容量以下で0以上とな
るように、上記第1のビデオ符号化ストリーム及び上記
第2のビデオ符号化ストリームの符号化をすることを特
徴とする。
【0020】この多重化装置では、第2のビデオ符号化
ストリームがデコーダのビデオバッファへ入力開始する
時刻から、上記第1のビデオ符号化ストリームの第1の
ピクチャの復号終了する時刻までの間におけるこのビデ
オバッファのビット占有量を、上記ビデオバッファの容
量以下で0以上となるように符号化する。
【0021】本発明にかかる多重化方法は、第1のピク
チャで表示終了する第1のビデオ符号化ストリームと、
スキップ再生の際にこの第1のピクチャに続けて表示さ
れる第2のピクチャから表示開始する第2のビデオ符号
化ストリームの符号化をするとともに、上記第2のビデ
オ符号化ストリームがデコーダのビデオバッファへ入力
開始する時刻から、上記第1のビデオ符号化ストリーム
の最後の符号化ピクチャの復号終了する時刻までの間に
おけるこのビデオバッファのビット占有量が、上記ビデ
オバッファの容量以下で0以上となるように、上記第1
のビデオ符号化ストリーム及び上記第2のビデオ符号化
ストリームの符号化をし、上記第1のビデオ符号化スト
リームとこの上記第1のビデオ符号化ストリームに同期
したオーディオ符号化ストリームとをパック化して第1
の多重化ストリームを生成し、上記第2のビデオ符号化
ストリームとこの第2のビデオ符号化ストリームに同期
したオーディオ符号化ストリームとをパック化して第2
の多重化ストリームを生成することを特徴とする。
【0022】この多重化方法では、第2のビデオ符号化
ストリームがデコーダのビデオバッファへ入力開始する
時刻から、上記第1のビデオ符号化ストリームの第1の
ピクチャの復号終了する時刻までの間におけるこのビデ
オバッファのビット占有量を、上記ビデオバッファの容
量以下で0以上となるように符号化する。
【0023】本発明にかかる記録媒体は、第1のピクチ
ャで表示終了する第1のビデオ符号化ストリームと、ス
キップ再生の際にこの第1のピクチャに続けて表示され
る第2のピクチャから表示開始する第2のビデオ符号化
ストリームの符号化をするとともに、上記第2のビデオ
符号化ストリームがデコーダのビデオバッファへ入力開
始する時刻から、上記第1のビデオ符号化ストリームの
最後符号化ピクチャの復号終了する時刻までの間におけ
るこのビデオバッファのビット占有量が、上記ビデオバ
ッファの容量以下で0以上となるように、上記第1のビ
デオ符号化ストリーム及び上記第2のビデオ符号化スト
リームの符号化をし、上記第1のビデオ符号化ストリー
ムとこの上記第1のビデオ符号化ストリームに同期した
オーディオ符号化ストリームとをパック化して多重化さ
れた第1の多重化ストリームと、上記第2のビデオ符号
化ストリームとこの第2のビデオ符号化ストリームに同
期したオーディオ符号化ストリームとをパック化して多
重化された第2の多重化ストリームとが記録されている
ことを特徴とする。
【0024】この記録媒体には、第2のビデオ符号化ス
トリームがデコーダのビデオバッファへ入力開始する時
刻から、上記第1のビデオ符号化ストリームの第1のピ
クチャの復号終了する時刻までの間におけるこのビデオ
バッファのビット占有量を、上記ビデオバッファの容量
以下で0以上となるように、第1のビデオ符号化ストリ
ーム及び第2のビデオ符号化ストリームが記録されてい
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、本発明を適用した動画像記録再生装置について、図
面を参照しながら説明する。
【0026】図1に、上記本発明を適用した動画像記録
再生装置のブロック図を示す。
【0027】この図1に示す動画像記録再生装置1は、
光ディスク2に記録されているMPEG2方式で圧縮符
号化された動画像データを編集することによって、復号
装置側でスキップ再生がシームレスに行えるような動画
像データを生成し、この動画像データを再度光ディスク
2に記録する装置である。
【0028】以下この動画像記録再生装置1を説明する
にあたり、光ディスク2には、MPEG2方式で符号化
したビデオデータ及びオーディオデータがパック化され
ており、このパック単位で時分割多重化された多重化ス
トリームが記録されているものとする。また、スキップ
再生の際のアウト点ピクチャが含まれる動画像プログラ
ムをアウト点側プログラムと呼び、イン点ピクチャが含
まれる動画像プログラムをイン点側プログラムと呼ぶ。
また、スキップ再生の際のアウト点ピクチャが含まれる
GOPをアウト点側GOPとも呼び、また、イン点ピク
チャが含まれるGOPをイン点側GOPとも呼ぶものと
する。
【0029】この動画像記録再生装置1は、光ディスク
2から多重化ストリームを読み出す読み出し部3と、読
み出し部3により読み出された多重化ストリームを復調
する復調部4と、復調部4により復調された多重化スト
リームに誤り訂正を施す誤り訂正処理部5と、誤り訂正
処理部5により誤り訂正が施された多重化ストリームを
一時格納するバッファ6と、編集処理をして生成された
多重化ストリームに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符
号付加部7と、誤り訂正符号付加部7により誤り訂正符
号が付加された多重化ストリームを変調する変調部8
と、変調部8により変調された多重化ストリームを光デ
ィスク2に書き込む書き込み部9とを備えている。
【0030】また、この動画像記録再生装置1は、バッ
ファ6に格納されている多重化ストリームをビデオスト
リームとオーディオストリームとに分離するデマルチプ
レクサ11と、デマルチプレクサ11により分離された
ビデオストリームを復号して画像データを生成するビデ
オデコーダ12と、ビデオデコーダ12により復号され
た画像データを再符号化してビデオストリームを生成す
るビデオエンコーダ13と、ビデオストリームとオーデ
ィオストリームと時分割多重化して多重化ストリームを
生成するマルチプレクサ14とを備えている。
【0031】また、この動画像記録再生装置1は、イン
点ピクチャの情報及びアウト点ピクチャの情報等のスキ
ップ再生をする際に必要となる編集情報を読み出し部3
に入力する編集情報入力部15を備えている。
【0032】また、この動画像記録再生装置1は、編集
情報入力部15により入力された編集情報、デマルチプ
レクサ11から供給される多重化ストリーム等を解析
し、復号装置でスキップ再生をシームレスに行わせるた
めに必要な編集処理(ビデオストリームの再エンコード
処理及び再多重化処理)方法を決定して、ビデオデコー
ダ12、ビデオエンコーダ13及びマルチプレクサ14
を制御する解析制御部16を備えている。
【0033】また、この動画像記録再生装置1は、デマ
ルチプレクサ11により分離されたビデオストリームの
供給先を切り換える第1の切換器17とマルチプレクサ
14に供給するビデオストリームの供給元を切り換える
第2の切換器18とを備えている。第1の切換器17及
び第2の切換器18は、解析制御部16の制御に応じ
て、デマルチプレクサ11により分離されたビデオスト
リームをビデオデコーダ12及びビデオエンコーダ13
により復号及び再符号化させてマルチプレクサ14に供
給するか、或いは、デマルチプレクサ11により分離さ
れたビデオストリームをそのままマルチプレクサ14に
供給するかを切り換える。なお、デマルチプレクサ11
により分離されたオーディオストリームは、復号及び再
符号化されずにそのままマルチプレクサ14に供給され
る。
【0034】以上のような構成の動画像記録再生装置1
では、解析制御部16が光ディスク2に記録されている
多重化ストリームを解析して、読み出し部3、ビデオデ
コーダ12、ビデオエンコーダ13、マルチプレクサ1
4、第1の切換器17、及び第2の切換器18を制御す
ることにより、復号装置でスキップ再生をシームレスに
行うためのブリッジシーケンス(詳細は後述する。)を
生成し、このブリッジシーケンスを光ディスク2に記録
する。
【0035】つぎに、動画像記録再生装置1でのビデオ
ストリームの再エンコード処理について説明する。
【0036】この動画像記録再生装置1では、復号装置
において動画像プログラムの一部分をスキップ再生する
際に、スキップ再生開始点であるアウト点ピクチャより
時間的に前側のプログラムであるアウト点側プログラム
と、スキップ再生到達点であるイン点ピクチャより時間
に後側のプログラムであるイン点側プログラムとをシー
ムレスに接続できるように、ビデオストリームの再エン
コード処理を行う。
【0037】MPEG2規格に準じた画像群の単位であ
るGOP(group of pictures )には、他の画像からの
予測符号化なしに画像が符号化された参照画像である少
なくとも1つのI(Intra)ピクチャと、表示順序に順
方向の予測符号化を用いて画像が符号化された順方向予
測符号化画像であるP(predictive)ピクチャと、順方
向及び逆方向の予測符号化を用いて画像が符号化された
双方向予測符号化画像であるB(bidirectionally)ピ
クチャとの3種類の符号化画像が含まれている。
【0038】例えば、図2(A)に示すように、アウト
点ピクチャPoutが含まれるアウト点側GOPをGO
P(0)とし、アウト点ピクチャをその中のBピクチャ
であるB04とする。このGOP(0)は、GOP(−
1)から続くGOPである。また、図2(B)に示すよ
うに、イン点ピクチャPinが含まれるイン点側GOP
をGOP(n)とし、イン点ピクチャをその中のPピク
チャであるPn5とする。このGOP(n)には、GOP
(n+1)が後に続いている。なお、ここでは、表示順
序がi番目のGOPをGOP−iと表記する。また、i
番目のGOPにおける表示順序がj番目(すなわち、テ
ンポラルリファレンスがj)のIピクチャをIijと表記
し、i番目のGOPにおける表示順序がj番目のPピク
チャをPijと表記し、表示順序がj番目のBピクチャを
ijと表記する。
【0039】具体的に、アウト点側GOPであるGOP
(0)には、I02,B00,B01,P05,B03,B04,P
08,B06,B07の順序で配列されたピクチャが含まれて
いる。また、イン点側GOPであるGOP−nには、I
n2,Bn0,Bn1,Pn5,Bn3,Bn4,Pn8,Bn6,Bn7
の順序で配列されたピクチャが含まれいている。
【0040】この図2(A),(B)に示したようなプ
ログラムを例にとって、動画像記録再生装置1における
再エンコード処理を説明する。
【0041】まず、アウト点ピクチャPoutを含むア
ウト点側GOPであるGOP−0を復号する。続いて、
上記アウト点ピクチャPoutが、表示順序でアウト点
ピクチャPoutよりも後ろの符号化画像を予測参照し
なくても復号できるようにこのGOP−0を再びエンコ
ードする。例えば、図2(A)のようにアウト点側GO
PであるGOP−0のピクチャB04がアウト点ピクチャ
Poutである場合、ピクチャP05に基づき予測符号化
されているピクチャB03、B04を、このピクチャP05
基づき予測参照しないで作れるように再エンコードを行
い、新たなGOPであるGOP(new−0)を生成す
る。具体的に、このGOP(new−0)を生成するに
は、まず始めに、ピクチャI02,B00,B01,P05,B
03,B04を復号して圧縮していない画像データに戻して
から、ピクチャB04をピクチャI02に基づき予測符号化
されたPピクチャのピクチャP04xに再エンコードす
る。続いて、ピクチャB03をピクチャI02とピクチャP
04xに基づき予測符号化されるBピクチャのB03xに再エ
ンコードする。そして、ピクチャI02,B00,B02は再
エンコードを行わないで、GOP−0からコピーする。
なお、これらのピクチャI02,B00,B02についても再
エンコードしても良い。このように再エンコードされた
結果、図2(C)に示すような、I02,B00,B02,P
04x,B03xから構成されたGOP(new−0)が生成
される。
【0042】次に、イン点ピクチャPinを含むイン点
側GOPであるGOP−nを復号する。続いて、上記イ
ン点ピクチャPinが、表示順序でイン点ピクチャより
前の符号化画像を予測参照しなくても復号できるように
このGOP−nを再び符号化する。すなわち、図2
(B)のようにイン点側GOPであるGOP−nのピク
チャPn5がイン点ピクチャPinである場合、ピクチャ
n2に基づき予測符号化されているピクチャPn5を、こ
のピクチャIn2を予測参照しないで作れるように再エン
コードを行い、新たなGOPであるGOP(new−
n)を生成する。具体的に、このGOP(new−n)
を生成するには、まず始めに、ピクチャIn2,Bn0,B
n1,Pn5を復号して圧縮されていない画像データに戻し
てから、ピクチャPn5を独立に復号することができるI
ピクチャのピクチャIn5xに再エンコードする。そし
て、ピクチャPn8,Bn6,Bn7については、再エンコー
ドを行わないで、GOP−nからコピーする。なお、こ
れらのピクチャPn8,Bn6,Bn7についても再エンコー
ドしても良い。このように再エンコードされた結果、図
2(C)に示すような、In5x,Pn8,Bn6,Bn7から
構成されたGOP(new−n)が生成される。
【0043】動画像記録再生装置1では、以上のような
イン点側GOP及びアウト点側GOPの再エンコード処
理を、解析制御部16がビデオデコーダ12及びビデオ
エンコーダ13並びに第1の切換器17及び第2の切換
器18を制御して行う。そして、この動画像記録再生装
置1では、アウト点ピクチャB04より表示順序で前側の
画像(・・・I02,B00,B01,B03,B04)と、イン
点ピクチャPn5より表示順序で後ろ側の画像(Pn5,P
n8,Bn6,Bn7・・・)とを再エンコードすることによ
り、図2(D)に示すように、・・・B00,B01
02,B03x,P04x,In5x,Bn6,Bn7,Pn8・・・
といった順序で表示される動画像を生成することができ
る。そのため、動画像記録再生装置1では、イン点ピク
チャより前側の動画像とアウト点の後ろ側の動画像を継
ぎ目なくシームレスに再生させることができる。
【0044】つぎに、動画像記録再生装置1での多重化
ストリームの再多重化処理について説明する。
【0045】この動画像記録再生装置1では、復号装置
において動画像プログラムの一部分をスキップ再生する
際に、スキップ再生開始点であるアウト点ピクチャより
時間的に前側のプログラムであるアウト点側プログラム
と、スキップ再生到達点であるイン点ピクチャより時間
に後側のプログラムであるイン点側プログラムとをシー
ムレスに接続できるように、多重化ストリームの再多重
化処理を行う。
【0046】図3(A)に、アウト点側プログラムの多
重化ストリームの構造の一例を示す。Clip−Aは、
アウト点側プログラムが含まれている多重化ストリーム
であって、例えば、MPEG2システム規格(ISO/IEC 1
3818-1)で定義されてる連続したSCR(System Clock R
eference)が付加されているプログラムストリームであ
る。Clip−Aには、1本のビデオストリームと1本
のオーディオストリームがパック単位で時分割多重化さ
れている。図4において、v0,v1,v2,v3はG
OP長のビデオストリームであり、a0,a1,a2,
a3はGOP長のオーディオストリームである。例え
ば、Clip−Aの中のバイト位置BaからBjoの間
に、v1とa0とがパック単位で時分割多重化されてい
る。なお、1パックの大きさは、例えば、2048バイ
トである。
【0047】Clip−Aの中のオーディオストリーム
は、同期再生されるビデオストリームに対して所定のバ
イト量(audio skew:AV多重化位相差)の距離を離れた
バイト位置に存在している。この図3(A)に示す例で
は、このaudio skewを一定にしているが、この値はプロ
グラムストリーム中で変化しても良い。本例では、v0
とa0が同期しており、同様にv1とa1、v2とa
2、v3とa3が同期している。
【0048】ここで、Clip−Aのv3のGOPの中
からアウト点ピクチャPoutが選択されたとする。こ
の場合、動画像記録再生装置1では、以下に示す手順で
アウト点側のブリッジシーケンス(bridge sequence)を
生成する。ブリッジシーケンスとは、編集点付近のビデ
オストリームを再エンコードして生成したビデオストリ
ームを、再多重化した多重化ストリームである。
【0049】まず、第1に、上述したビデオストリーム
の再エンコード処理に基づいて、アウト点ピクチャが含
まれたv3のGOPを再エンコードする。この場合、v
3のGOPを再エンコードして、新たにv3′のGOP
を生成する。このv3′の時間長は、v3の時間長より
も短い。
【0050】第2に、Clip−Aからアウト点側のブ
リッジシーケンスへのジャンプ点をBjoとして、この
Bjo以降のバイト位置に存在するビデオストリームで
あってv3より前のビデオストリーム(この場合v2)
をClip−Aからコピーする。また、このBjo以降
のバイト位置に存在するオーディオストリームであって
v3′と同期したオーディオストリームより前のオーデ
ィオストリーム(この場合a1,a2)をClip−A
からコピーする。続いて、v3′に同期するオーディオ
ストリームを、a3内からコピーして、オーディオスト
リームa3′を生成する。
【0051】第3に、上記第1及び第2の処理で生成し
たビデオストリーム及びオーディオストリームを再多重
化する。この場合、v2,v3′と、a1, a2,a
3′とを再多重化して、図3(B)に示すようなbridge
sequence-Aを生成し、光ディスク2に記録する。
【0052】このようにbridge sequence-Aが記録され
た光ディスク2を復号装置でスキップ再生時に読み出す
場合、アウト点側の多重化ストリームを再生するときに
Clip−AをBjo点まで読み出した後、このbridge
sequence-Aを読み出すようにする。
【0053】なお、動画像記録再生装置1では、Bjo
点までのClip−Aからbridge sequence-Aへと続く
ストリームを、SCRが連続したプログラムストリーム
とするように多重化を行わなければならない。
【0054】図4(A)に、イン点側プログラムの多重
化ストリームの構造の一例を示す。Clip−Bは、イ
ン点側プログラムが含まれている多重化ストリームであ
って、例えば、MPEG2システム規格で定義されてる
連続したSCRが付加されているプログラムストリーム
である。Clip−Bには、1本のビデオストリームと
1本のオーディオストリームがパック単位で時分割多重
化されている。図3と同様にして図4において、v5,
v6,v7はGOP長のビデオストリームであり、a
6,a7,a8はGOP長のオーディオストリームであ
る。例えば、Clip−Bのバイト位置BjiからBb
の間にv8とa7がパック単位で時分割多重化されてい
る。Clip−Bの中のオーディオストリームは、同期
再生されるビデオストリームに対して所定のバイト量
(audio skew)の距離を離れたバイト位置に存在してい
る。この図4(A)に示す例も、audio skewを一定にし
ているが、この値はプログラムストリーム中で変化して
も良い。また、本例では、v5とa5が同期しており、
同様にv6とa6、v7とa7、v8とa8が同期して
いる。
【0055】ここで、Clip−Bのv5の中からイン
点ピクチャPinが選択されたとする。この場合、動画
像記録再生装置1では、以下に示す手順でイン点側のブ
リッジシーケンスを生成する。
【0056】まず、第1に、上述したビデオストリーム
の再エンコード処理に基づいて、イン点ピクチャが含ま
れたv5のGOPを再エンコードする。この場合、v5
のGOPを再エンコードして、新たにV5′のGOPを
生成する。このv5′の時間長は、v5の時間長よりも
短い。
【0057】第2に、イン点側のブリッジシーケンスか
らClip−Bへのジャンプ点をBjiとして、v5よ
り後のビデオパックであってこのBji以前のバイト位
置に存在するビデオストリーム(この場合v6,v7)
をClip−Bからコピーする。また、v5′と同期し
たオーディオストリームより後のオーディオストリーム
であってこのBji以前のバイト位置に存在するオーデ
ィオストリーム(この場合a6)をClip−Bからコ
ピーする。続いて、v5′に同期するオーディオストリ
ームを、a5内からコピーして、オーディオストリーム
a5′を生成する。
【0058】第3に、上記第1及び第2の処理で生成し
たビデオストリーム及びオーディオストリームを再多重
化する。v5′,v6,v7と、a5′,a6とを再多
重化して、図4(B)に示すようなbridge sequence-B
を生成し、光ディスク2に記録する。
【0059】このようにbridge sequence-Bが記録され
た光ディスク2を復号装置でスキップ再生時に読み出す
場合、イン点側プログラムを再生するときにこのbridge
sequence-Bを読み出した後、Clip−BをBji点
から読み出すようにする。
【0060】なお、動画像記録再生装置1では、Bridge
sequence-BからBji点以後のClip−Bへと続く
ストリームを、SCRが連続したプログラムストリーム
とするように多重化を行わなければならない。
【0061】動画像記録再生装置1では、以上のような
再多重化をすることによって、図3(B)に示すような
bridge sequence-Aと、図4(B)に示すようなbridge
sequence-Bを生成することができる。
【0062】図5に、Bjo点以前のClip−Aから
bridge sequence-Aへと続く多重化ストリームをCli
p−1とし、bridge sequence-BからBji点以後のC
lip−Bへと続く多重化ストリームをClip−2と
したときの、編集点前後での多重化ストリームの構造を
示す。復号装置側では、このClip−1からClip
−2へ続く多重化ストリームを連続してデコードしたと
き、シームレスにビデオ及びオーディオを表示する必要
がある。動画像記録再生装置1では、復号装置側でビデ
オ及びオーディオをシームレスに再生させるために、C
lip−1とClip−2とのオーディオストリームに
以下の制限を設けて、符号化及び多重化を行う。
【0063】Clip−1の終端部とClip−2の始
端部の境界において、オーディオの表示時間のギャップ
が存在しないよう制限をする。すなわち、Clip−1
のオーディオストリームはClip−1のビデオが表示
終了する時刻に表示されるオーディオサンプルを含むよ
うに再多重化をし、Clip−2のオーディオストリー
ムはClip−2のビデオが表示開始する時刻に表示さ
れるオーディオサンプルを含むように再多重化をする。
従って、この境界において、2 audio frame以下の表示
時間のオーバーラップが存在する可能性がある。ここ
で、1 audio frameは、例えば、MPEG1のオーディ
オストリームの場合、24msecの長さの表示時間の
オーディオストリームである。
【0064】なお、図5に示すV1LBI、A1LBI、V2FBI、A
2FBIは以下のとおりである。 V1LBI : Clip−1の中のvideo-1の最後のpackの最
終バイト位置 A1LBI : Clip−1の中のaudio-1の最後のpackの最
終バイト位置 V2FBI : Clip−2の中のvideo-2の最初のpackの第
1バイト位置 A2FBI : Clip−2の中のaudio-2の最初のpackの第
1バイト位置
【0065】また、これらV1LBI、A1LBI、V2FBI、A2FBI
の関係は以下のとおりである。 V1LBI < A1LBI V2FBI < A2FBI なお、上記以外の関係になることは、MPEGの規格上では
可能であるが、実用上では、ほとんど存在しない。
【0066】つぎに、この動画像記録再生装置1により
生成した上記Clip−1及びClip−2を再生する
仮想的なデコーダモデルであるシステムターゲットデコ
ーダのブロック図を図6に示し、このシステムターゲッ
トデコーダにおけるスキップ再生処理について説明す
る。
【0067】この図6に示すシステムターゲットデコー
ダ20は、光ディスク2から再生した多重化ストリーム
(Clip−1及びClip−2)が入力され、この多
重化ストリームをビデオストリームとオーディオストリ
ームに分離するデマルチプレクサ21と、デマルチプレ
クサ21により分離されたビデオストリームを一時格納
するビデオバッファ22と、デマルチプレクサ21によ
り分離されたオーディオストリームを一時格納するオー
ディオバッファ23と、ビデオバッファ22に格納され
たビデオストリームを抜き出して復号するビデオデコー
ダ24と、復号した画像データを一時格納するリオーダ
バッファ25と、オーディオバッファ23に格納された
オーディオストリームを抜き出して復号するオーディオ
デコーダ26と、ビデオデコーダ24により復号された
画像データとリオーダバッファ25に格納されている画
像データとを切り換えて出力する出力スイッチ27とを
備えている。
【0068】また、システムターゲットデコーダ20
は、デマルチプレクサ21の切り換えタイミング、ビデ
オデコーダ24の復号タイミング、オーディオデコーダ
26の復号及び出力タイミング、出力スイッチ27の出
力タイミングを制御するための基準同期信号(STC:
Systemu Time Clock)を供給する時間制御部28を備え
ている。
【0069】また、システムターゲットデコーダ20
は、時間制御部28から供給されるSTCを切り換える
第1から第4のSTCスイッチSW1〜SW4を備えて
いる。
【0070】デマルチプレクサ21には、多重化ストリ
ームに付加されているSCR(System Clock Reference)
に応じてこの多重化ストリームを構成する各パケットが
入力される。デマルチプレクサ21は、この多重化スト
リームを時間制御部28から供給されるSTCに基づい
てビデオストリームとオーディオストリームとに分離す
る。
【0071】ビデオデコーダ25は、ビデオストリーム
に付加されているDTS(DecodingTime Stamp)と、時
間制御部28から供給されたSTCとが一致したとき
に、ビデオバッファ24から所定のピクチャのデータを
抜き出して復号する。復号した画像データは、このビデ
オデコーダ24から直接出力スイッチ27を介して外部
に出力されるか、或いは、リオーダバッファ25に一旦
格納された後出力スイッチ27を介して出力される。
【0072】オーディオデコーダ26は、オーディオス
トリームを復号し、このオーディオストリームに付加さ
れているPTS(Presentation Time Stamp)と、時刻
制御部29から供給されたSTCとが一致したときに、
復号したオーディオデータを出力する。
【0073】なお、このオーディオデコーダ26の前段
にあるオーディオバッファ23のバッファサイズ(addi
tional_buffer_size)は、MPEG~2 CSPS=1に規定された
バッファサイズに比べて、次に示すだけの大きさが必要
である。
【0074】additional_buffer_size = (program_mux_
rate ~ Ra)*Ra / program_mux_rateここで、“Ra”は、
オーディオストリームの最大ビットレートである。“pr
ogram_mux_rate”は、Clip−1 とClip−2の
プログラムストリームの最大ビットレートのうち、大き
いほうの値である。例えば、 program_mux_rate=10 Mb
ps, Ra=256 kbpsであれば、オーディオバッファ23の
バッファサイズ(additional_buffer_size)は、0.249
Mbitとなる。
【0075】出力スイッチ27は、ビデオストリームに
付加されているPTSと、時刻制御部29から供給され
たSTCとが一致したときに、復号したビデオデータを
出力する。なお、この出力スイッチ27は、必要に応じ
て、リオーダバッファ25に格納されたビデオデータを
出力する。
【0076】時間制御部28は、スキップ再生の際のア
ウト点側プログラムからイン点側プログラムへの切り換
え時に、アウト点側プログラムのSCRに同期したST
Cと、イン点側プログラムのSCRに同期したSTCと
の2つのSTCを発生する。
【0077】時間制御部28は、例えば、STCを発生
するSTC発生器28aと、STC発生器28aが発生
したSTCから所定のオフセット値(STC_delta)を減
算する減算器28bとを有しており、オフセット値が減
算されていないSTC発生器28aから直接出力された
STC(これはアウト点側プログラムのSCRに同期し
たSTCであり、以下STC−1と呼ぶ。)と、STC
発生器28aから直接出力されるSTC−1からオフセ
ット値(STC_delta)を減算したSTC(これはイン点
側プログラムのSCRに同期したSTCであり、以下S
TC−2と呼ぶ。)との2つのSTCを出力する。
【0078】すなわち、このオフセット値(STC delt
a)は、Clip−1とClip−2との多重化ストリ
ームの時間軸のオフセット量を示しており、Clip−
1のビデオを表示終了する時のClip−1の時間軸上
での時刻とClip−2のビデオを表示開始する時のC
lip−2の時間軸上での時刻の差を示している。
【0079】例えば、ここで、Clip−1の時間軸上
におけるアウト点ピクチャPoutのPTSを“PTS_Po
ut”とし、アウト点ピクチャPoutの表示期間を“Tp
p”とし、Clip−2の時間軸上におけるイン点ピク
チャPinのPTSを“PTS_Pin”とすると、オフセッ
ト値“STC delta”は、以下の式に示すようになる。
【0080】 PTS_Pout_end = PTS_Pout + Tpp STC_delta = PTS_Pout_end ~ PTS_Pin ・・・(1) この時間制御部28から出力される2つのSTC(ST
C−1,STC−2)は、第1から第4のSTCスイッ
チSW1〜SW4によりいずれか一方が選択されて、デ
マルチプレクサ21、ビデオデコーダ24、オーディオ
デコーダ26、出力スイッチ27に供給される。第1の
STCスイッチSW1は、端子AにSTC−1が入力さ
れ、端子BにSTC−2が入力され、いずれか一方の端
子を選択して選択した端子に入力されたSTCをデマル
チプレクサ21に供給する。第2のSTCスイッチSW
2は、端子AにSTC−1が入力され、端子BにSTC
−2が入力され、いずれか一方の端子を選択して選択し
た端子に入力されたSTCをビデオデコーダ24に供給
する。第3のSTCスイッチSW3は、端子AにSTC
−1が入力され、端子BにSTC−2が入力され、いず
れか一方の端子を選択して選択した端子に入力されたS
TCをオーディオデコーダ26に供給する。第4のST
CスイッチSW4は、端子AにSTC−1が入力され、
端子BにSTC−2が入力され、いずれか一方の端子を
選択して選択した端子に入力されたSTCを出力スイッ
チ27に供給する。
【0081】続いてこのように構成されるシステムター
ゲットデコーダ20の動作について説明する。
【0082】図7にClip−1からClip−2へと
連続して続く2つの多重化ストリームが入力されたとき
のシステムターゲットデコーダ20の動作タイミングを
表すタイミングチャートを示す。
【0083】まず、Clip−1の最初のパックに示さ
れているSCRがSTC発生器28aにSTCとしてセ
ットされる。第1から第4の各STCスイッチSW1〜
SW4は全て端子A側に切り換えられ、STC−1(C
lip−1のSCRに同期したSTC)がデマルチプレ
クサ21、ビデオデコーダ24、オーディオデコーダ2
6及び出力スイッチ27に供給されている。すなわち、
Clip−1に付加されたSCRに基づき全ての機能が
動作している。
【0084】時刻T1以前では、デマルチプレクサ21
には、Clip−1の各パックに付加されているsystem
_clock_referenceと第1のSTCスイッチの端子Aから
供給されるオフセットが加算されていないSTC−1と
が一致したタイミングで入力される。
【0085】続いて時刻T1となると、Clip−1の
最後のvideo packのデマルチプレクサ21への入力が終
了する。
【0086】続いて時刻T1から時刻T2の間では、デ
マルチプレクサ21には、Clip−1の各packが、各
packに付加されたsystem_clock_referenceを無視して、
Clip−1の最大ビットレートprogram_mux_rate1で
入力される。この最大ビットレートprogram_mux_rate1
は、例えば、光ディスク2からデータを読み出す際の最
大転送レートであってもよい。
【0087】ここで、Clip−1の最後のビデオパッ
クの次のパックから、Clip−1の最後のパックまで
のデータ量を“N1”とすると、時刻T1から時刻T2ま
での時間“ΔT1”は、以下のようになる。
【0088】 ΔT1 =T2 ~ T1 = N1 / program_mux_rate1 ・・・(2) 続いて時刻T2となると、Clip−1の最後のpack(a
udio pack)のデマルチプレクサ21への入力が終了す
る。この時刻T2において、第1のSTCスイッチSW
1は端子B側に切り換えられ、デマルチプレクサ21に
STC−2(Clip−2のSCRに同期したSTC)
が供給される。そのため、デマルチプレクサ21は、C
lip−2に付加されたSCRに基づき動作を開始す
る。
【0089】続いて時刻T2から時刻T3の間では、C
lip−2の最初のパケットがvideo packでない場合、
デマルチプレクサ21には、Clip−2の最初のpack
からClip−2の最初のvideo packの前のパックまで
のパックが、各packのsystem_clock_referenceを無視し
て、Clip−2の最大ビットレートprogram_mux_rate
2で入力される。この最大ビットレートprogram_mux_rat
e2は、例えば、光ディスク2からデータを読み出す際の
最大転送レートであってもよい。
【0090】ここで、Clip−2の最初のパックか
ら、Clip−2の最初のビデオパックの前のパックま
でのデータ量を“N2”とすると、時刻T2から時刻T3
までの時間“ΔT2”は、以下のようになる。
【0091】 ΔT2 =T3 ~ T2 = N2 / program_mux_rate2 ・・・(3) なお、MPEG2プログラムストリームは、一般的に、
最初のパックがvideopackであるため、ΔT2=0である。
【0092】続いて時刻T3となると、Clip−2の
最初のvideo packのデマルチプレクサ21への入力が開
始し、以後デマルチプレクサ21には、Clip−2の
各packのsystem_clock_referenceと第1のSTCスイッ
チSW1の端子Bから供給されるオフセットが加算され
たSTC−1とが一致したタイミングで入力される。
【0093】ここで、Clip−2の最初のvideo pack
の system_clock_referenceは、次の不等式を満たさな
ければならない。
【0094】 SCR_video2_start > SCR_video1_end ~ STC_delta +ΔT1+ΔT2・・・(4) SCR_video1_end = SCR_last_video1 + pack_length/pro
gram_mux_rate1
【0095】“SCR_video2_start”はClip−2の最
初のvideo packのsystem_clock_referenceであり、“SC
R_video1_end”はClip−1の最後のvideo packがデ
マルチプレクサ21へ入力終了する時のClip−1の
時間軸上での時刻である。これは、Clip−1の最後
のvideo packのsystem_clock_reference(SCR_last_vide
o1)とprogram_mux_rate1とパック長(pack_length)から
以下のように計算することができる値である。pack_len
gthは、例えば、2048 byteである。
【0096】SCR_video1_end=SCR_last_video1 + pack_
length/program_mux_rate1
【0097】続いて時刻T4にとなると、第2のSTC
スイッチSW2が端子A側から端子B側に切り換えら
れ、ビデオデコーダ24が参照しているSTCがSTC
−1からSTC−2に切り換えられる。ビデオデコーダ
24は、ビデオストリームの各ピクチャに付けられてい
るdecoding_time_stampを参照するためのSTCが切り
換えられることにより、Clip−2のビデオストリー
ムの復号を開始する。
【0098】続いて時刻T5となると、第3のSTCス
イッチSW3が端子A側から端子B側に切り換えられ、
オーディオデコーダ26が参照しているSTCがSTC
−1からSTC−2に切り換えられる。オーディオデコ
ーダ26は、オーディオストリームに付けられているpr
esentation_time_stampを参照するためのSTCが切り
換えられることにより、Clip−2のオーディオスト
リームの出力を開始する。なお、オーディオデコーダ2
6は、Clip−1の終了部分のオーディオデータとC
lip−2の開始部のオーディオデータに、データのオ
ーバーラップがあるときには、どちらのオーディオのサ
ンプルを表示するか選択する必要がある。
【0099】続いて時刻T6となると、第4のSTCス
イッチSW4が端子A側から端子B側に切り換えられ、
出力スイッチ27が参照しているSTCがSTC−1か
らSTC−2に切り換えられる。出力スイッチ27は、
ビデオストリームの各ピクチャに付けられているpresen
tation_time_stampを参照するためのSTCが切り換え
られることにより、Clip−2のビデオストリームの
出力を開始する。
【0100】そして、この時刻T6において、第1から
第4のSTCスイッチSW1〜SW4が全て端子B側に
切り換えられると、STC発生器28aから発生される
STCの値が、[STC~STC_delta]にリセットされ、それ
とともに、第1から第4のSTCスイッチSW1〜SW
4がすべて端子A側に切り換えられ、上述した時刻T1
以前の状態と同一となる。
【0101】つぎに、動画像記録再生装置1において再
エンコードして生成するブリッジシーケンスのレートコ
ントロールと、ブリッジシーケンスの再多重化処理の制
限について説明する。
【0102】光ディスク2に記録するClip−1とC
lip−2は、ともにMPEG2システムで定義されるP−
STD(Program stream System Target Decoder)の動作
を満たすプログラムストリームとなるように再エンコー
ド及び再多重化をしなければならない。動画像記録再生
装置1では、Clip−1及びClip−2の再エンコ
ード及び再多重化を以下のような制限のもとで行う。
【0103】動画像記録再生装置1は、Clip−1か
らClip−2へ多重化ストリームを連続してデコード
するときにP−STDのビデオバッファがアンダーフロ
ーおよびオーバーフローしないように再エンコード及び
再多重化を行う。例えば、上述したシステムターゲット
デコーダ20であれば、Clip−1に続いてClip
−2のビデオパケットをビデオバッファ22へ入力する
場合に、このビデオバッファ22がオーバーフローおよ
びアンダーフローしないように、Clip−1の時間軸
とClip−2の時間軸とを同じ時間軸に換算してCl
ip−2のビデオパケットがビデオバッファ22へ入力
される時刻を制限し、ブリッジシーケンスの再エンコー
ド及び再多重化を行う。
【0104】上記システムターゲットデコーダ20のビ
デオバッファ22のビット占有量を図示し、ブリッジシ
ーケンスのレートコントロールとその再多重化処理の制
限について具体的に説明する。
【0105】図8に、Clip−1の多重化ストリーム
のシステムターゲットデコーダ20におけるビデオバッ
ファ22のビット占有量の変化を示す。ここで、横軸ti
me1は、Clip−1の時間軸上での時刻を表す。縦軸
は、ビデオバッファ22のビット占有量を示し、BSの
値は、例えば、MPEG2 MP@MLでは232 kByteである。
【0106】図8中のa1(i)は、Clip−1 の復号順
でi番目の符号化ピクチャのビット量を表す。t1(i)は、
a1(i)が復号される時刻を表し、この値はDTSとして
ビットストリーム中に付加されている。また、a1(n)
は、Clip−1の最後に復号されるピクチャのビット
量を表し、t1(n)は、a1(n)がデコードされる時刻を表
す。図中のバッファ占有量の軌跡が、右上がりになって
いる時間帯は、ビデオバッファ22へデータが、Cli
p−1のビットレートprogram_mux_rate1で入力されて
いることを表す。また、傾きゼロの直線(水平)の時間
帯は、ビデオバッファ22へのデータ入力が停止してい
ることを表す。
【0107】時刻SCR_video1_endは、Clip−1の最
後のビデオパック(図3に示すbridge sequence~Aの最
後のvideo pack)のデータがビデオバッファ22に入力
終了する時刻である。Bbは、時刻SCR_video1_endにお
けるビデオバッファ22のビット占有量である。時刻SC
R_video1_end以降は、DTSで決められた時刻にデータ
がバッファから引き抜かれるだけで、ビデオバッファ2
2にはデータが入力されず、ビット占有量が減少してい
く。
【0108】t1(n+1)は、a1(n)がデコード終了する時刻
を表す。t1(n+1)は、ビットストリーム中には現れない
時間である。(t1(n+1)~t1(n))は、a1(n)のpicture_stru
cture, picture_coding_type, repeat_first_field, a1
(n)の直前のcoded~I~frameまたはcode~P~frameのrepeat
_first_fieldであるprev_IP_repeat_firat_fieldから次
のように計算できる。
【0109】
【数1】
【0110】図9は、Clip−2の多重化ストリーム
のシステムターゲットデコーダ20におけるビデオバッ
ファ22のビット占有量の変化を示す。ここで、横軸ti
me2は、Clip−2の時間軸上での時刻を表す。縦軸
は、ビデオバッファ22のビット占有量を示し、BSの
値は、例えば、MPEG2 MP@MLでは232 kByteである。
【0111】図9中のa2(i)は、Clip−2の復号順
でi番目の符号化ピクチャのビット量を表す。t2(i)
は、a2(i)が復号される時刻を表し、この値はDTSと
してビットストリーム中に付加されている。また、a2
(0)は、Clip−2の最初に復号されるピクチャのビ
ット量を表し、t2(0)は、a2(0)がデコードされる時刻を
表す。図中のバッファ占有量の軌跡が、右上がりになっ
ている時間帯は、ビデオバッファ22へデータが、Cl
ip−2のビットレートprogram_mux_rate2で入力され
ていることを表す。また、傾きゼロの直線(水平)の時
間帯は、ビデオバッファ22へのデータ入力が停止して
いることを表す。
【0112】時刻SCR_video2_startは、Clip−2の
最初のビデオパック(図4に示すbridge sequence-Bの
最初のvideo pack)がビデオバッファ22に入力開始す
る時刻である。時刻SCR_video2_startは、Clip−2
の最初のビデオパックに符号化されているSCRに示さ
れている時刻である。SCR_video2_startは、上述した
(4)式を満たさねばならない。
【0113】また、Clip−2のビット占有量の軌跡
は、Clip−1の終端部分でのビデオバッファ22の
ビット占有量から制限を受ける。すなわち、Clip−
1とClip−2のそれぞれの時間軸を同じ時間軸に換
算して、Clip−1に続いてClip−2のビデオパ
ケットを同一のビデオバッファ22へ入力する場合に、
このビデオバッファ22がオーバーフローおよびアンダ
ーフローしないように、Clip−2のビデオパケット
がビデオバッファへ入力される時刻が制限されていなけ
ればならない。
【0114】この図9において、time2=SCR_video1_end
- STC_delta は、time1=SCR_video1_endをtime2上の値
に換算した時刻である。ここで、STC_deltaは、上述し
た式(1)により定義される値である。時刻time2=SCR_
video1_end - STC_deltaから始まる階段状の軌跡の図面
上側の斜線領域は、Clip−1の終端部分におけるビ
デオデータのビット占有量の変化を表す。Clip−1
からClip−2へ続けて、ビデオパケットをビデオバ
ッファ22へ入力するときに、このビデオバッファ22
がオーバーフローしないためには、この図9に示すCl
ip−2のビット占有量の軌跡が図面の斜線領域の下側
となっているようにbridge sequence-Bを再エンコード
と多重化しなければならない。
【0115】この関係を式で表すと次のようになる。
【0116】b1(time1) + b2(time1-STC_delta) <= BS ここで、“b1”は、Clip-1の時間軸上の時刻time1にお
けるP-STDのビデオバッファのビット占有量の変化であ
る。また、“b2”は、Clip-2の時間軸上の時刻time2= t
ime1-STC_deltaにおけるP-STDのビデオバッファのビッ
ト占有量の変化である。
【0117】以上のように動画像記録再生装置1では、
再エンコードして生成するブリッジシーケンスのレート
コントロールとブリッジシーケンスの再多重化処理の制
限することによって、Clip−2のビデオストリーム
がデコーダのビデオバッファに入力開始する時刻から、
Clip−1のビデオストリームがデコーダのビデオバ
ッファに入力開始する時刻までの間におけるこのビデオ
バッファのビット占有量を、上記ビデオバッファの容量
以下で0以上となるように符号化して、スキップ点の前
後における動画像の連続性を保ちスキップ再生をし、ス
キップ再生時にデコーダのビデオバッファをオーバーフ
ロー及びアンダーフローさせることなく再生の連続性を
確保することができる。
【0118】なお、デコードしたブリッジシーケンスが
高画質となるようにエンコードするための例を以下に挙
げる。
【0119】例えば、図8における (t(n+1)~ SCR_vide
o1_end)をできるだけ大きくする。
【0120】そのためには、Clip~1のビデオのバッファ
への入力をできるだけ早く終了するように、プログラム
ストリームを多重化する必要がある。
【0121】また、例えば、図9における斜線領域を、
Clip~1の画質を考慮してできるだけ小さくする。
【0122】この斜線領域が大きいほどtime2=SCR_vide
o2_startからt2(0)までの間にビデオバッファへ入力で
きるデータ量が制限を受ける。すなわち、この斜線領域
が大きいほど、Clip~2のBridge sequenceのビデオの再
エンコードにおいて、ピクチャのビット量を小さくしな
ければならなくなる。具体的には、Clip~1の最後のピク
チャから2、3フレーム以内にI~pictureがある場合、
上記斜線領域が大きくなる場合がある。このような場
合、以下に示すように、そのIピクチャをPピクチャに
変更して再エンコードすることにより、発生ビット量を
小さくすることができるので、上記斜線領域を小さくす
ることができる。
【0123】 改善前 I2 B0 B1 P5 B3 B4 P8 B6 B7 I11 B9 B10 改善後 I2 B0 B1 P5 B3 B4 P8 B6 B7 P11 B9 B10
【0124】
【発明の効果】本発明にかかる多重化装置及び多重化方
法では、第2のビデオ符号化ストリームがデコーダのビ
デオバッファへ入力開始する時刻から、上記第1のビデ
オ符号化ストリームの第1のピクチャの復号終了する時
刻までの間におけるこのビデオバッファのビット占有量
を、上記ビデオバッファの容量以下で0以上となるよう
に符号化する。
【0125】このことにより本発明にかかる多重化装置
及び多重化方法では、デコーダ側で、スキップ点の前後
における動画像の連続性を保ちスキップ再生をし、スキ
ップ再生時にデコーダのビデオバッファをオーバーフロ
ー及びアンダーフローさせることなく再生の連続性を確
保することができる。
【0126】また、本発明にかかる記録媒体には、第2
のビデオ符号化ストリームがデコーダのビデオバッファ
へ入力開始する時刻から、上記第1のビデオ符号化スト
リームの第1のピクチャの復号終了する時刻までの間に
おけるこのビデオバッファのビット占有量を、上記ビデ
オバッファの容量以下で0以上となるように、第1のビ
デオ符号化ストリーム及び第2のビデオ符号化ストリー
ムが記録されている。
【0127】このことにより本発明にかかる記録媒体で
は、この記録媒体の再生装置に対して、スキップ点の前
後における動画像の連続性を保ちスキップ再生をし、ス
キップ再生時にデコーダのビデオバッファをオーバーフ
ロー及びアンダーフローさせることなく再生の連続性を
確保させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した動画像記録再生装置のブロッ
ク図である。
【図2】上記動画像記録再生装置が再エンコードするビ
デオストリーム及び再エンコードしたビデオストリーム
を示す図である。
【図3】上記動画像記録再生装置が再多重化するアウト
点側プログラムの多重化ストリーム及び再多重化して生
成したブリッジシーケンスを示す図である。
【図4】上記動画像記録再生装置が再多重化するイン点
側プログラムの多重化ストリーム及び再多重化して生成
したブリッジシーケンスを示す図である。
【図5】アウト点側プログラムとイン点側プログラムの
編集点前後の多重化ストリームの構造を示す図である。
【図6】上記動画像記録再生装置が多重化した多重化ス
トリームを復号するシステムターゲットデコーダのブロ
ック図である。
【図7】上記動画像記録再生装置により多重化された多
重化ストリームが入力されたときの上記システムターゲ
ットデコーダの動作タイミングを表すタイミングチャー
トである。
【図8】上記システムターゲットデコーダのビデオバッ
ファにアウト点側プログラムが入力されたときのビット
占有量の変位を表す図である。
【図9】上記システムターゲットデコーダのビデオバッ
ファにイン点側プログラムが入力されたときのビット占
有量の変位を表す図である。
【図10】MPEG方式で符号化された各ピクチャを説
明する図である。
【図11】MPEG方式で符号化された符号化データの
スキップ再生について説明する図である。
【符号の説明】
1 動画像記録再生装置、2 光ディスク、11 デマ
ルチプレクサ、12ビデオデコーダ、13 ビデオエン
コーダ、14 マルチプレクサ、15 編集情報入力
部、16 解析制御部、20 システムターゲットデコ
ーダ、21 デマルチプレクサ、22 ビデオバッフ
ァ、23 オーディオバッファ、24 ビデオデコー
ダ、26 オーディオデコーダ、28 時間管理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のピクチャで表示終了する第1のビ
    デオ符号化ストリームと、スキップ再生の際にこの第1
    のピクチャに続けて表示される第2のピクチャから表示
    開始する第2のビデオ符号化ストリームの符号化をする
    ビデオ符号化手段と、 上記第1のビデオ符号化ストリームとこの上記第1のビ
    デオ符号化ストリームに同期したオーディオ符号化スト
    リームとをパック化して第1の多重化ストリームを生成
    し、上記第2のビデオ符号化ストリームとこの第2のビ
    デオ符号化ストリームに同期したオーディオ符号化スト
    リームとをパック化して第2の多重化ストリームを生成
    する多重化手段とを備え、 上記符号化手段は、上記第2のビデオ符号化ストリーム
    がデコーダのビデオバッファへ入力開始する時刻から、
    上記第1のビデオ符号化ストリームの最後の符号化ピク
    チャの復号終了する時刻までの間におけるこのビデオバ
    ッファのビット占有量が、上記ビデオバッファの容量以
    下で0以上となるように、上記第1のビデオ符号化スト
    リーム及び上記第2のビデオ符号化ストリームの符号化
    をすることを特徴とする多重化装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のビデオ符号化ストリームの時
    間軸上における上記第1のピクチャの表示終了時刻(PT
    S_Pout_end)と、上記第2のビデオ符号化ストリームの
    時間軸上における上記第2のピクチャの表示開始時刻
    (PTS_Pin)との時間差(STC_delta=PTS_Pout_end-PTS_
    Pin)を求め、上記第1の多重化ストリームの最後のビ
    デオパックを上記デコーダのビデオバッファへ入力終了
    する上記第1のビデオ符号化ストリームの時間軸上にお
    ける時刻(SCR_video1_end)を求め、上記第1の多重化
    ストリームの最後のビデオパックの次のパックからこの
    第1の多重化ストリームの最後のパックまでのデータ量
    (N1)を求め、上記データ量(N1)を上記デコーダへ入力
    する際に要する時間(ΔT1)を求め、上記第2の多重化
    ストリームの最初のビデオパックを上記デコーダのビデ
    オバッファへ入力開始する上記第2のビデオ符号化スト
    リームの時間軸上における時刻(SCR_video2_start)
    が、 SCR_video2_start>SCR_video1_end - STC_delta +ΔT1 上式の関係を満たすように上記符号化手段を制御する制
    御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の多重化
    装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記第2の多重化スト
    リームの最初のパックがビデオパックでない場合には、
    上記第2の多重化ストリームの最初のパックからこの第
    2の多重化ストリームの最初のビデオパックの直前のパ
    ックまでのデータ量(N2)を求め、上記データ量(N2)を
    上記デコーダへ入力する際に要する時間(ΔT2)を求
    め、上記第2の多重化ストリームの最初のビデオパック
    を上記デコーダのビデオバッファへ入力開始する上記第
    2のビデオ符号化ストリームの時間軸上における時刻
    (SCR_video2_start)が、 SCR_video2_start>SCR_video1_end - STC_delta + ΔT1
    + ΔT2 上式の関係を満たすように上記符号化手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の多重化装置。
  4. 【請求項4】 第1のピクチャで表示終了する第1のビ
    デオ符号化ストリームと、スキップ再生の際にこの第1
    のピクチャに続けて表示される第2のピクチャから表示
    開始する第2のビデオ符号化ストリームの符号化をする
    とともに、上記第2のビデオ符号化ストリームがデコー
    ダのビデオバッファへ入力開始する時刻から、上記第1
    のビデオ符号化ストリームの最後の符号化ピクチャの復
    号終了する時刻までの間におけるこのビデオバッファの
    ビット占有量が、上記ビデオバッファの容量以下で0以
    上となるように、上記第1のビデオ符号化ストリーム及
    び上記第2のビデオ符号化ストリームの符号化をし、 上記第1のビデオ符号化ストリームとこの上記第1のビ
    デオ符号化ストリームに同期したオーディオ符号化スト
    リームとをパック化して第1の多重化ストリームを生成
    し、上記第2のビデオ符号化ストリームとこの第2のビ
    デオ符号化ストリームに同期したオーディオ符号化スト
    リームとをパック化して第2の多重化ストリームを生成
    することを特徴とする多重化方法。
  5. 【請求項5】 上記第1のビデオ符号化ストリームの時
    間軸上における上記第1のピクチャの表示終了時刻(PT
    S_Pout_end)と、上記第2のビデオ符号化ストリームの
    時間軸上における上記第2のピクチャの表示開始時刻
    (PTS_Pin)との時間差(STC_delta=PTS_Pout_end-PTS_
    Pin)を求め、 上記第1の多重化ストリームの最後のビデオパックを上
    記デコーダのビデオバッファへ入力終了する上記第1の
    ビデオ符号化ストリームの時間軸上における時刻(SCR_
    video1_end)を求め、 上記第1の多重化ストリームの最後のビデオパックの次
    のパックからこの第1の多重化ストリームの最後のパッ
    クまでのデータ量(N1)を求め、 上記データ量(N1)を上記デコーダへ入力する際に要する
    時間(ΔT1)を求め、 上記第2の多重化ストリームの最初のビデオパックを上
    記デコーダのビデオバッファへ入力開始する上記第2の
    ビデオ符号化ストリームの時間軸上における時刻(SCR_
    video2_start)が、 SCR_video2_start>SCR_video1_end - STC_delta +ΔT1 上式の関係を満たすように上記第1のビデオ符号化スト
    リーム及び上記第2のビデオ符号化ストリームの符号化
    することを特徴とする請求項4記載の多重化方法。
  6. 【請求項6】 上記第2の多重化ストリームの最初のパ
    ックがビデオパックでない場合には、 上記第2の多重化ストリームの最初のパックからこの第
    2の多重化ストリームの最初のビデオパックの直前のパ
    ックまでのデータ量(N2)を求め、 上記データ量(N2)を上記デコーダへ入力する際に要する
    時間(ΔT2)を求め、 上記第2の多重化ストリームの最初のビデオパックを上
    記デコーダのビデオバッファへ入力開始する上記第2の
    ビデオ符号化ストリームの時間軸上における時刻(SCR_
    video2_start)が、 SCR_video2_start>SCR_video1_end - STC_delta + ΔT1
    + ΔT2 上式の関係を満たすように上記第1のビデオ符号化スト
    リーム及び上記第2のビデオ符号化ストリームの符号化
    することを特徴とする請求項5記載の多重化方法。
  7. 【請求項7】 第1のピクチャで表示終了する第1のビ
    デオ符号化ストリームと、スキップ再生の際にこの第1
    のピクチャに続けて表示される第2のピクチャから表示
    開始する第2のビデオ符号化ストリームの符号化をする
    とともに、上記第2のビデオ符号化ストリームがデコー
    ダのビデオバッファへ入力開始する時刻から、上記第1
    のビデオ符号化ストリームの最後の符号化ピクチャの復
    号終了する時刻までの間におけるこのビデオバッファの
    ビット占有量が、上記ビデオバッファの容量以下で0以
    上となるように、上記第1のビデオ符号化ストリーム及
    び上記第2のビデオ符号化ストリームの符号化をし、上
    記第1のビデオ符号化ストリームとこの上記第1のビデ
    オ符号化ストリームに同期したオーディオ符号化ストリ
    ームとをパック化して多重化された第1の多重化ストリ
    ームと、上記第2のビデオ符号化ストリームとこの第2
    のビデオ符号化ストリームに同期したオーディオ符号化
    ストリームとをパック化して多重化された第2の多重化
    ストリームとが記録されていることを特徴とする記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 上記第1のビデオ符号化ストリームの時
    間軸上における上記第1のピクチャの表示終了時刻(PT
    S_Pout_end)と上記第2のビデオ符号化ストリームの時
    間軸上における上記第2のピクチャの表示開始時刻(PT
    S_Pin)との時間差(STC_delta=PTS_Pout_end-PTS_Pi
    n)と、上記第1の多重化ストリームの最後のビデオパ
    ックを上記デコーダのビデオバッファへ入力終了する上
    記第1のビデオ符号化ストリームの時間軸上における時
    刻(SCR_video1_end)と、上記第1の多重化ストリーム
    の最後のビデオパックの次のパックからこの第1の多重
    化ストリームの最後のパックまでのデータ量(N1)と、
    上記データ量(N1)を上記デコーダへ入力する際に要する
    時間(ΔT1)とに基づき、上記第2の多重化ストリーム
    の最初のビデオパックを上記デコーダのビデオバッファ
    へ入力開始する上記第2のビデオ符号化ストリームの時
    間軸上における時刻(SCR_video2_start)が、SCR_vide
    o2_start>SCR_video1_end - STC_delta +ΔT1上式の関
    係を満たすように上記第1のビデオ符号化ストリーム及
    び上記第2のビデオ符号化ストリームが制限されている
    ことを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 上記第2の多重化ストリームの最初のパ
    ックがビデオパックでない場合には、上記第2の多重化
    ストリームの最初のパックからこの第2の多重化ストリ
    ームの最初のビデオパックの直前のパックまでのデータ
    量(N2)と、上記データ量(N2)を上記デコーダへ入力す
    る際に要する時間(ΔT2)とに基づき、上記第2の多重
    化ストリームの最初のビデオパックを上記デコーダのビ
    デオバッファへ入力開始する上記第2のビデオ符号化ス
    トリームの時間軸上における時刻(SCR_video2_start)
    が、 SCR_video2_start>SCR_video1_end - STC_delta + ΔT1
    + ΔT2 上式の関係を満たすように上記第1のビデオ符号化スト
    リーム及び上記第2のビデオ符号化ストリームが制限さ
    れていることを特徴とする請求項8記載の記録媒体。
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