JP2000174994A - 画像データ処理装置及び画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理装置及び画像データ処理方法

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JP2000174994A
JP2000174994A JP10342837A JP34283798A JP2000174994A JP 2000174994 A JP2000174994 A JP 2000174994A JP 10342837 A JP10342837 A JP 10342837A JP 34283798 A JP34283798 A JP 34283798A JP 2000174994 A JP2000174994 A JP 2000174994A
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JP10342837A
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Ryuichiro Kobayashi
隆一郎 小林
Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の頁からなる原稿の画像データを読み込
んでも、情報の欠落や読みにくさが生じない画像データ
処理装置を提供する。 【解決手段】 原稿読取装置で読み取られた、複数頁の
原稿の画像データを処理する画像データ処理装置であっ
て、前記原稿の画像データを記憶する記憶手段と、前記
原稿の画像データに基づいて、前記複数頁の前記原稿の
頁順を判別する頁順判別手段と、前記頁順判別手段の判
別結果に基づいて、前記記憶手段に記憶した画像データ
を処理する画像データ処理手段とを有する事を特徴とす
る画像データ処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続的に原稿の
画像を読み取って、画像データを処理する画像データ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル化された画像データの処理技術
が普及した事により、デジタル複写機などの画像データ
処理装置が登場している。例えばデジタル複写機は、自
動原稿送り装置(ADF)、スキャナ部、エンジン部な
どを備え、ADFの原稿載置部に載置された複数頁から
なる原稿を順次スキャナ部に搬送して光学的にスキャニ
ングしてそれぞれの頁に対応した画像データを得る。そ
して、デジタル複写機では一般的にシェーディング補
正、エッジ強調などの画像データ処理を施して露光デー
タを得て、得られた露光データを頁毎に区別できるよう
に管理して一旦半導体メモリ等に記憶させ、これを順次
読み出して、エンジン部で静電記録方式により原稿に対
応した複数頁の複写物を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ADFを備えるデジタ
ル複写機では、ADFの原稿載置部に載置された原稿の
並び順に従って複写物が得られるが、ユーザーの手違い
で原稿の頁順が入れ違った状態でスキャナ部にて読みと
られる事がある。又、静電気や糊が原因で2枚の原稿が
ぴったり重なり、重なった2枚の原稿が同時にADFで
搬送され、スキャナ部で読みとられるという、いわゆる
重送が発生する事がある。又、原稿のうちの一部が、他
の原稿に対して天地が180度回転した状態でADFの
原稿載置部に載置され、スキャナ部で読み取られる事が
ある。又、原稿のうちの一部が、他の原稿に対して表裏
が入れ違えた状態でADFの原稿載置部に載置されて、
スキャナ部で読み取られる事がある。
【0004】原稿の頁順が入れ違えば、複写物の頁順も
入れ替わるので、複写物に目を通す者は複写物に記載さ
れた内容の理解に混乱をきたすという問題が発生する。
また、原稿の重送が発生すると、複写物には原稿の一部
の頁が欠落するので、複写物に目を通す者は、複写物か
らは原稿のすべての情報を得られないという問題が発生
する。一部の頁の天地が180°回転した場合は、複写
物に目を通す者は文章であれば読みにくさを感じるとい
う問題が発生する。一部の頁の表裏が異なった場合は、
一部の頁が欠落したり、一部の頁順が入れ違えたりする
ので、複写物に目を通す者は、原稿のすべての情報を得
られなかったり、複写物の内容の理解に混乱をきたすと
いう問題が発生する。
【0005】ADFを用いると、頁順の入れ違い、重
送、複写物の回転、裏向き等の問題は、複写終了後にユ
ーザーが複写物を目にして初めて判明する。従って、従
来は、原稿のとおりに複写できない場合には、一部又は
全部の原稿について複写し直す作業か、得られた複写物
を人手により並べ換える作業が必要となり、これらの作
業に長時間を要するという問題があった。
【0006】このような問題を避けるため、一部のデジ
タル複写機では、複数枚の原稿に基づきスキャニングし
た複数の画像データをそれぞれ記憶装置に記憶し、複数
部の複写物を得る複写動作を行う前に、1部のみ複写し
てユーザーが複写物の内容を予め検証できるようにし
た、試し印刷モードが装備されているものがあるが、作
業時間が増大してしまうという問題は解決できない。
【0007】従って、本発明は、複数の頁からなる原稿
の画像データを読み込んでも、情報の欠落や読みにくさ
が生じない画像データ処理装置、及び画像データ処理方
法を提供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は請求項1
に記載の画像データ処理装置によって解決できる。すな
わち、請求項1に記載の画像データ処理装置は、原稿読
取装置で読み取られた、複数頁の原稿の画像データを処
理する画像データ処理装置であって、前記原稿の画像デ
ータを記憶する記憶手段と、前記原稿の画像データに基
づいて、前記複数頁の前記原稿の頁順を判別する頁順判
別手段と、前記頁順判別手段の判別結果に基づいて、前
記記憶手段に記憶した画像データを処理する画像データ
処理手段とを有する事を特徴とする。
【0009】この画像データ処理装置によれば、複数の
頁からなる原稿の画像データを読み込んでも、情報の欠
落や読みにくさが生じないようにする事ができた。
【0010】又、本発明の課題は請求項9に記載の画像
データ処理方法によって解決できる。すなわち、請求項
9に記載の画像データ処理方法は、原稿読取装置で読み
取られた、複数頁の原稿の画像データを処理する画像デ
ータ処理方法であって、前記原稿の画像データを記憶す
る工程と、前記原稿の画像データに基づいて、前記原稿
の頁順を判別する工程と、前記頁順の判別結果に基づい
て、前記記憶された原稿の画像データを処理する工程と
を含む事を特徴とする。
【0011】この画層データ処理方法によれば、複数の
頁からなる原稿の画像データを読み込んでも、情報の欠
落や読みにくさが生じないようにすることができた。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1ないし図7によって説明する。
【0013】図1は、本発明の画像データ処理装置の一
例であるデジタル複写機200の構成を説明するブロッ
ク図である。
【0014】デジタル複写機200は、ADF10、ス
キャナ機構20、スキャナ制御部30、操作パネル4
0、パネル制御部50、プリンタエンジン70、プリン
タ制御部90、全体制御部100、画像処理部110、
画像メモリ120、内部バス130、バス制御部140
とを備えている。
【0015】全体制御部100は、デジタル複写機20
0全体の制御を司る制御手段である。全体制御部100
は、MPU171と、半導体メモリであるROM17
2、フラッシュROM173、RAM174とを備えて
いる。ROM172は全体制御用のプログラム等を記憶
する読み出し専用の記憶媒体である。フラッシュROM
173は、デジタル複写機200の動作履歴、ユーザー
やメーカーによる設定情報などが記憶されている。RA
M174は、MPU171が利用するメモリ空間を提供
し、MPU171は、RAM174へ読み出されたプロ
グラム、動作履歴、設定情報等により全体制御を実行す
る。
【0016】スキャナ機構20は、光学的に原稿Dを走
査してCCD(図3参照)で光電変換を行い、原稿Dか
ら読み取った画像情報に対応した電気信号を出力する。
スキャナ制御部30ではスキャナ機構20の出力した電
気信号をD/A変換して、概画像情報に対応したデジタ
ル画像データ(以下、画像データとも言う)を得る。ス
キャナ制御部30は、得られたデジタル画像データに各
頁を区別する頁符号を付加し、更に、一度の複写動作で
連続して読取まれた複数の頁のデジタル画像データを1
つのファイルとして纏めて扱うために、ファイル区別符
号を付加する。スキャナ制御部30は、デジタル画像デ
ータに頁符号とファイル区別符号を付加すると内部バス
130での転送に適した状態にマッチングをとる。
【0017】ADF10は、一葉の両面に情報が記録さ
れた両面原稿Dをスキャナ機構20で読み取る時に、両
面原稿Dを反転搬送してスキャナ機構20による面毎の
読取を実行可能とする。
【0018】ADF10、スキャナ機構20、スキャナ
制御部30により、本発明の原稿読取装置が構成されて
いる。
【0019】スキャナ制御部30で得られたデジタル画
像データは、バス制御部140の制御により内部バス1
30を介して画像処理部110に転送される。
【0020】画像処理部110は、転送された頁毎の画
像データに後述のごとく適宜画像データ処理を施して露
光データを得て、画像メモリ120に格納する。又、後
述のごとく頁毎の画像データ相互の関連性について判別
を行い、頁毎に状態を記憶する。
【0021】MPU171からの印刷信号により、画像
処理部110は1つのファイルに含まれる複数の画像デ
ータを所望の頁順で画像メモリ120から読み出して必
要な処理を施して内部バス130によりプリンタ制御部
90に転送する。
【0022】プリンタエンジン70は、転送されたデジ
タル画像データに基づき、電子写真方式により紙等の記
録材にトナー画像を形成する。本実施の形態では、電子
写真方式でモノクロの画像形成を行う手段である。
【0023】操作パネル40は、液晶タッチパネルと各
種ボタン等とが設けられており、ユーザーは液晶タッチ
パネルに表示されるアイコンと各種ボタンなどとを操作
してデジタル複写機200に必要な指示を与える。又、
液晶タッチパネルはデジタル複写機200の状態を表示
する機能を兼ね備えている。
【0024】次に図2の画像処理部の回路ブロック図を
用いて、画像処理部110で実行される画像データ処理
について説明する。
【0025】図2で、画像処理部110は、内部バス1
30経由で画像処理部に転送された画像データに対して
適宜画像データ処理を実行する。
【0026】まず、画像データに対して、シェーディン
グ補正回路110Aが、CCD(図3参照)の備える各
光電変換素子のばらつきを補正する処理を施す。次に、
エッジ補正回路110Bが、微分演算により画像のエッ
ジを強調する処理を施す。次に、変倍処理回路110C
が、画像データを構成する各画素間の間引き又は補間か
のいずれか一方の処理を施す。次に、濃度補正回路11
0Dが、所望濃度への変換処理を施す。次に、二値化回
路110Eが、画像データからプリンタエンジン70で
の露光に適したデータ(露光データ)への変換処理を施
す。以下の説明では、シェーディング補正回路110A
から二値化回路110Eまでの連続した処理を露光デー
タ変換処理と言う。
【0027】二値化回路110Eで得られた露光データ
は、圧縮・伸張回路112で圧縮されてから、画像メモ
リ120に記憶される。画像メモリ120には、複数の
頁の画像データからなる1つのファイルが保存される。
【0028】なお、画像処理部110に、更に、線画/
階調画像判別回路とスムージング回路とを備えさせ、画
像データが線画(文字、記号、罫線など)の時はエッジ
補正回路110Bによる処理を行い、階調画像の時はス
ムージング回路による処理を行うように、エッジ補正回
路110Bとスムージング回路とが選択的に動作するよ
うにしても良い。
【0029】露光データ変換処理と平行して、エッジ補
正回路110Bから出力された段階の画像データは、次
の一連の処理を施される。
【0030】まず、頁順判別手段と裏表判別手段との一
例である頁番号/表裏判別回路111Aが、特定領域に
着目したOCR処理(OCR=Optical cha
racter Recognition)を施して、特
定パターンに該当する原稿Dに記録された頁を示すナン
バーを記載頁データとして取得する。加えて、OCR処
理により、1葉の両面に情報を記録した両面原稿Dに記
録された、表面を示す表面識別マークの有無を判別す
る。
【0031】頁番号/表裏判別回路111Aが着目する
特定領域とは、一般にヘッダ部、フッタ部などと呼ばれ
る原稿Dの辺縁部で、書籍やワードプロセッサからのプ
リントアウトにおいては、数字により頁番号が印刷され
ている領域である。又、記載頁データは代数演算を行う
事で互いの大小を比較できるデータ形式で取得する。頁
番号判別回路は、この特定領域に印刷された頁番号等の
特定パターンに対してOCR処理を施し、概画像データ
が原稿の何頁目であるかを判別する。又、頁番号/表裏
判別回路111Aが判別する表面識別マークは、OCR
処理で判別しやすい線画である事が好ましい。
【0032】次に、白紙判別回路111Bが、それぞれ
の画像データの画像濃度分布状態を調べて、1頁中での
最高濃度と最低濃度の差が所定値以下である画像データ
は、原稿Dの裏面(情報が記録されていない面)をスキ
ャンして得られた画像データと判別し、前記差が所定値
以上であれば、原稿Dの表面(情報が記録された面)を
スキャンして得られた画像データと判別する。又、1葉
の原稿Dで両面とも、前記差が所定値以上であれば、両
面原稿、すなわちそれぞれの面に異なる頁の情報が記録
された原稿の原稿Dと判別する。
【0033】次に、表示方向判別手段の一例である向き
判別回路111Cが、原稿D中の文字領域に含まれる個
々の文字からいくつかを抽出し、ROMに保存された文
字のデータと向きの比較を行い、原稿Dの文字が上下左
右のいずれを向いているかに基づいて原稿Dの向きを判
別する。
【0034】頁番号/表裏判別回路111A、白紙判別
回路111B、向き判別回路111Cの判別結果は、メ
モリコントローラ114に制御されて、頁状態記憶メモ
リ113に保存される。メモリコントローラ114はス
キャナ機構20で読み取った頁毎に、読み取られた順と
前記各判別結果とを対応させて、頁状態記憶メモリ11
3に記憶させる。
【0035】又、メモリコントローラ114は、頁状態
記憶メモリ113に保存された判別結果を全体制御部1
00に転送し、全体制御部100で実行されるプログラ
ムの指令に従って、画像メモリ圧縮して保存した露光デ
ータを、圧縮・伸張回路112で伸張してから内部バス
130に送出する。バス制御部140は画像処理部11
0から送出された露光データをプリンタ制御部90に転
送する。又、メモリコントローラ114による、全体制
御部100への判別結果の転送は1つの画像データを処
理する毎に実行される。
【0036】図3はデジタル複写機200のスキャナ機
構20とプリンタエンジン70を説明する正面断面図で
ある。
【0037】図3で、デジタル複写機200は上部にA
DF10とスキャナ機構20を、下部にプリンタエンジ
ン70を配置してある。
【0038】まずADF10について説明する。給紙皿
11は、幅規制部材12で原稿Dの給紙方向と直交する
幅方向が揃うように幅規制して原稿Dを積載できる。原
稿D長検出センサ13A、13B、13Cは原稿Dの幅
方向と直行する長さを検出する。
【0039】昇降可能な送り出しローラ対14Aは駆動
源に接続されていて、給紙皿11上に積載された原稿D
の上層の少数枚の原稿Dを送り出す。送り出しローラ対
14Aの下流側に配置された分離給送ローラ対14B
は、駆動源に接続されていて回転可能な送りローラと、
トルクリミッタを有する停止ローラとからなる。分離給
送ローラ対14Bの更に下流側に配置されたレジストロ
ーラ対14Cは、駆動源に接続されていて回転可能なレ
ジストローラと従動ローラとからなり、画像読取位置R
への原稿Dの給紙タイミングを調整する。前記送り出し
ローラ対14A、分離給送ローラ対14B、レジストロ
ーラ対14Cの駆動源は例えばステッピングモータを使
用できる。
【0040】レジストローラ対14Cから給紙された原
稿Dは、片面読取の場合は画像読取位置Rを経由して、
排紙皿19上に排出されるように搬送され、両面読取の
場合は、反転搬送されて再度画像読取位置Rを経由して
から排紙皿19上に排紙される。
【0041】レジストローラ対14Cから排出された原
稿Dは、案内板16Aに沿って進行し、回転する大径の
搬送ドラム15と従動ローラ16B、16Cにより挟持
され、搬送ドラム15の外周面に沿って搬送され、画像
読取位置Rを通過する。
【0042】画像読取位置Rでは、光透過性の原稿台2
1と案内板16Dとが対向する間隙を原稿Dが通過する
時、後述のスキャナ部110Aにより、原稿Dに記録さ
れた画像に対応した画像情報が読み取られる。
【0043】ADF10は、原稿Dの両面を読み取る場
合と片面だけを読み取る場合とでは異なる動作をする
が、この違いは後述する。
【0044】スキャナ部110Aは、搬送されて原稿台
21上の画像読取位置Rを通過する原稿Dに対して、静
止状態の光源22により光照射を行う静止光学系型読取
動作と、プラテン27上に停止した原稿Dに対して、光
源22で走査して光照射を行う移動光学系型読取動作と
を選択的に実行できる。
【0045】静止光学系型読取動作で原稿Dの画像を読
み取る際には、光源22は、原稿台21上の読取位置ま
で搬送された原稿D、及びプラテン27上の読取位置ま
で搬送されて停止した原稿Dに対して、光照射を行う。
光源22は主走査方向(図2において紙面垂直方向)に
伸びる線状光源であり、ハロゲンランプなどを用いる。
光源22から出射し、原稿Dから反射した光像は、第1
ミラー23、Vミラー24A、24Bを経て、撮像レン
ズ25によりCCD26に結像する。
【0046】移動光学系型読取動作で原稿Dの画像を読
み取る際には、光源22及び第1ミラー23は一体とな
って主走査方向と直交する副走査方向(図2において左
右方向)に移動するとともに、Vミラー24A、24B
は光源22及び第1ミラー23の移動速度の1/2の移
動速度で移動するよう構成されている。なお原稿Dで反
射した光像は、Vミラー24A、24Bを経て撮像レン
ズ25によりCCD26上へ結像する。
【0047】CCD26は、原稿Dで反射した光を1画
素毎に光電変換する光電変換素子である。本実施の形態
では、主走査方向に伸びるラインCCDで構成されてい
る。そして、CCD26は原稿Dの搬送につれて、1ラ
イン単位で原稿Dの画像を読み取る動作を繰り替えす事
により、順次、原稿Dの全面の画像を読み取る事ができ
る。CCD26の出力する電気信号は、スキャナ制御部
30でD/A変換される。
【0048】プリンタエンジン70は、本体内部の給紙
カセット81に転写紙Pを蓄積していて、重送防止機構
を備える給紙部82で複写動作に用いる転写紙Pを一枚
ずつ給紙経路83に搬入する。この給紙経路83は画像
形成部の直前に配置されるもので、レジストローラ84
とを有している。
【0049】一方、画像形成部では、感光体ドラム71
が矢印Aの向きに回転していて帯電用電極72により一
様の電位が付与され、画像メモリ120から転送された
デジタル画像データに基づき走査露光部79が回転中の
感光体ドラム71の表面を照射し、原稿Dに対応した静
電潜像を形成する。ついで前記静電潜像を現像ユニット
73により顕像化し、感光体ドラム71の表面にトナー
像を現像する。
【0050】レジストローラ84が感光体ドラム71の
回転に同期して駆動されて、転写紙Pは転写用電極74
に送り込まれる。転写用電極74に送り込まれた転写紙
Pには感光体ドラム71に形成されたトナー像の転写が
なされ、その後、転写紙Pは分離用電極75と分離爪
(不図示)により感光体ドラム71から分離され、搬送
ユニット77が定着ユニット78に搬送する。分離爪
(不図示)に対して、感光体ドラム71の回転方向Aの
下流側に配設されたクリーニングユニット76が、転写
後の感光体ドラム71の表面を清掃して、異物や残留ト
ナー等を除去する。残留トナーが除去されると、再度帯
電用電極72が次の複写動作に備えて感光体ドラム71
の表面を帯電させる。
【0051】定着ユニット78内では、転写紙Pが加熱
・加圧されて、トナー像の定着が行われて、片面コピー
の場合は排紙ローラ85に挟持されて排紙トレー(不図
示)に送られる。又両面コピーの場合は、トナー像を定
着済みの転写紙Pは搬送ローラ86により待避搬送路8
7を経て、スタッカ88に送り込まれて一時待避させら
れる。スタッカ88内に一時待避した転写紙Pは再度送
り出され、水平搬送路89を介して給紙経路83に搬入
され、再度トナー像を転写、定着される。
【0052】次に、図4のADF10の動作を示す模式
図により、片面読取と両面読取を説明する。なお図4で
は、原稿Dの区別を示すために、模式的な突起を描いて
1、2等と記して、原稿Dの一枚毎の区別を示し、又突
起に1A、1Bと記して一葉の原稿Dに関してその表裏
の区別を示している。現実の原稿Dに突起が設けられて
いるものではない。
【0053】図4(a)は片面原稿Dの搬送経路を示す
模式図である。片面読取の場合には、画像読取位置Rに
おける画像読み取り後、原稿Dは引き続き搬送ドラム1
5の外周面に沿って搬送され、分岐板17A、17Bを
経由して、排紙ローラ対18Aにより排紙皿19上に排
出される。
【0054】図4(b)は両面原稿Dの第1面画像の読
み取り搬送経路を示す模式図である。両面読取の場合に
は、画像読取位置Rにおいて原稿Dの第1面画像(1
A)を読み取り後、分岐板17Aにより搬送ドラム15
の外周面から分岐されて搬送され、排紙ローラ対18B
により原稿D押圧板33と一体をなす両面原稿D皿32
上に一旦排出される。この原稿D排出時に、原稿Dの後
端部は排紙ローラ対18Bにより挟持されている。
【0055】図4(c)は両面原稿Dの第2面画像の読
み取り搬送経路を示す模式図である。図4(b)の動作
に引き続き、排紙ローラ対18Bが逆転駆動する。排紙
ローラ対18Bが逆転駆動すると、原稿Dはその後端部
を排紙ローラ対18Bにより挟持されているから搬送ド
ラム15の外周面方向に搬送され、搬送ドラム15と従
動ローラ16Eに挟持され、更に第1面画像読み取り搬
送経路と共通の経路の従動ローラ16B、16Cとに順
次挟持されて、再び原稿台21と案内板16Dとが対向
する画像読取位置Rを通過し、スキャナ部110Aによ
り、原稿Dの第2面画像(1B)が読み取られる。第2
面画像読み取り後、引き続き搬送ドラム15の外周面に
沿って搬送され、分岐板17A、17Bによる搬送路切
り替えによって、排紙ローラ対18Aにより排紙皿19
上に排出される。
【0056】次に、図5、図6、図7の全体制御部10
0で実行される制御プログラムの一部を示すフローチャ
ートにより説明する。図5と図6は片面原稿をADF1
0に載置して複写動作を実行する片面モードの制御フロ
ーを、図7は両面原稿をADF10に載置して複写動作
を実行する両面モードの制御フローを示してある。
【0057】図5で、ユーザーによる操作パネル40へ
の指示入力に従って、全体制御部100がスキャナ制御
部30に対して、原稿Dの読み取りの開始を指示する。
【0058】スキャナ機構20が原稿Dの情報を読み取
ると(ステップa1)、画像処理部110での表面識別
マークの有無の判別結果を参照して(ステップb1)、
原稿Dの表裏を判断する。表面識別マークがあると判断
された場合は、ステップm1に進んで、読取結果情報に
この面が表面である事を示す情報を記憶する。
【0059】一方、表面識別マークが無いと判別された
場合は、ステップc1に進んで、画像処理部110での
白紙判別の結果を参照して、原稿Dが白紙であるか否か
を判断する。読み取った原稿Dを白紙でないと判別する
と、ステップm1に進んで読取結果情報にこの面が白紙
でない事を示す情報を記憶する。
【0060】ステップc1で原稿Dを白紙であると判別
すると、ADF10で原稿Dを反転搬送して(ステップ
d1)、スキャナ機構20により再度、原稿Dの情報を
読み取る(ステップe1)。このときスキャナ機構20
によって読み取られる原稿Dの面は、ステップa1で読
み取った面に対する裏側の面である。
【0061】ステップe1で概裏側の面が読み取られる
と、画像処理部110は概裏側の面について表面識別マ
ークの有無の判別結果を参照して(ステップf1)、原
稿Dの表裏を判断する。表面識別マークがあると判断さ
れた場合は、ステップk1に進んで、読取結果情報にこ
の面が表面である事を示す情報を記憶する。
【0062】一方、ステップf1で、表面識別マークが
無いと判断された場合は、ステップg1に進んで、画像
処理部110の白紙判別の結果を参照して(ステップg
1)、原稿Dが白紙であるか否かを判断する。読み取っ
た原稿Dを白紙でないと判断すると、ステップk1に進
んで読取結果情報にこの面が表面である事を示す情報を
記憶する。
【0063】一方ステップg1で原稿Dを白紙であると
判断すると、読取結果情報にこの面が白紙である事を示
す情報を記憶する(ステップh1)。
【0064】ステップk1、ステップm1、ステップh
1で読取結果情報に記憶する際に、表1のテーブルに示
すごとく、各頁のスキャン番号と読取結果情報とを対応
させて記憶している。
【0065】
【表1】
【0066】表1で、スキャン番号は、スキャナ機構2
0での読み取の順序に対応したナンバーであり、前述の
頁符号と対応していて画像データを特定できる。又、結
果欄で、白紙とは原稿Dが白紙である事を示す情報、O
Kとは原稿Dが白紙でも裏側でもない事を示す情報であ
る。表1のテーブルは、頁状態記憶メモリ113に保存
される。
【0067】ステップh1、k1、m1の処理が終了す
ると、ADF10は原稿Dを排紙皿19上に排出する
(ステップj1)。以上で、ADF10に載置された複
数頁の原稿Dのうちの一枚の読取が完了する。又、画像
データは先に説明したとおり、画像データ処理を施され
た上で、画像メモリ120に記憶される事は言うまでも
ない。
【0068】引き続いてスキャナ制御部30は読み取る
べき原稿がADF10に載置されているかいないかを判
別して(ステップn1)、原稿が載置されている場合
は、ステップa1に戻り、載置されていない場合は、読
み取を終了する(ステップn1)。
【0069】次に、読み取り終了後の画像データ処理を
図6のフローチャートに基づいて説明する。図5の読み
取りが終了すると、画像処理部110における原稿Dの
向きの判別結果を参照して、原稿Dの向きの修正情報を
読取結果情報に記憶する(ステップo1)。向きの修正
情報は、例えば、90度回転すべき場合は、90°、1
80度回転すべき場合は180°と記憶する。又、原稿
の向きは、先頭頁にあわせる様にしても良いし、原稿D
の複数の頁の向きで一番多い向きにあわせても良いし、
ユーザーが操作パネル40より任意に指示できるように
しても良い。
【0070】次に、画像処理部110での記載頁データ
に従って、画像メモリ120からの画像データの出力順
序を出力頁順序データとして読取結果情報に記憶する
(ステップp1)。
【0071】次に記載頁データの並び順を検証して、抜
け頁(欠落頁)の有無を判別する(ステップq1)。ス
テップq1での判別結果は記載頁データと対応させて記
憶する。ここで、抜け頁とは、ヘッダ部やフッタ部に記
録された頁(記載頁データと一致する。)に着目して、
例えば、1頁、2頁、3頁、5頁、6頁と並んでいる場
合の4頁目の事である。並び順の検証は、並び替えた記
載頁データ同士の差が2以上となる記載頁データの組を
抽出して、概組の間の記載頁データを取るべき頁を抜け
頁として記憶する。このステップの処理は、欠落頁を識
別する識別手段の一例である全体制御部100において
処理される。
【0072】ステップq1で抜け頁があると判別される
と、画像処理部110は、白紙頁の有無を判別する(ス
テップr1)。一方、抜け頁が無いと判別されると、後
述するステップx1に進む。
【0073】次に、ステップq1とステップr1との判
別結果の表示を行う。すなわち、抜け頁と白紙頁がとも
にある場合は、ステップs1に進んで、抜け頁と白紙頁
とがある旨と、原稿Dを給紙皿11に再度載置する必要
がある旨とを表示する。又、抜け頁があるものの白紙頁
は無い場合は、ステップt1に進んで、抜け頁がある旨
と、原稿Dを給紙皿11に再度載置する必要がある旨と
を表示する。これらの表示は、全体制御部100の指令
に基づいていて、給紙皿に原稿Dを再度載置する必要が
ある旨の表示は、欠落頁の入力要求の一例である。
【0074】ステップs1、t1の表示を実行し、原稿
Dが再度載置された事を確認すると、再度読み取(再読
取り)を実行するか否かをユーザーに確認する(ステッ
プu1)。この確認は操作パネル40の液晶タッチパネ
ル(不図示)へのユーザーからの指示入力により確認す
る。再読取りの指示入力がなされると、ステップa1に
戻って、再度ADF10に載置されたすべての原稿Dの
読み取を実行する。
【0075】一方、再読取りの指示入力がなされなかっ
た場合は、編集の実行の可否をユーザーに対して確認す
る(ステップv1)。ここで、編集とは、頁順の並び替
え、原稿Dの向きの変更の事であり、液晶タッチパネル
(不図示)により、それぞれ独立して選択できる。例え
ば、ユーザーにより頁順の並び替えを実行するように指
示入力された場合は、記載頁データの並び順を画像メモ
リ120からの画像データの読み出し順序として設定す
る。
【0076】さて、ステップq1で抜け頁が無いと判別
されると、画像処理部110での白紙頁の有無の判別結
果を参照して(ステップx1)、原稿Dが白紙であるか
否かを判断する。ステップx1での判別結果は記載頁デ
ータと対応させて記憶する。
【0077】ステップx1で白紙頁が無いと判別される
と、画像データ処理の制御は終了する。
【0078】一方、ステップx1で白紙頁があると判別
されると、ステップy1に進んで、白紙頁がある旨を表
示する。ステップy1での表示に引き続いて、既に説明
したステップv1、ステップw1の処理を実行して、画
像データ処理の制御を終了する。以上の画像データ処理
により、表2に示す読取結果情報のテーブルが得られ
る。
【0079】
【表2】
【0080】表2で、スキャン番号は、スキャナ機構2
0での読み取の順序に対応したナンバーであり、前述の
頁符号と対応しており、画像データを特定できる。スキ
ャン番号の3番には、3表と3裏として、複数の原稿D
の3枚目に関しては、両面を読みとっているので表裏を
区別する情報も付加してある。白紙とは原稿Dが白紙で
ある事を示す情報、OKとは原稿Dが白紙でない事を示
す情報である。出力頁順序は、出力頁順序データに対応
していて、画像メモリ120からの読み出し順序であ
る。回転の欄は向きの修正情報に対応していて、画像デ
ータを回転すべき角度に対応したデータが記述されてい
る。表2のテーブルは、頁状態記憶メモリ113に保存
される。
【0081】デジタル複写機200は、画像データ処理
の制御が終了すると、引き続き画像記録の制御を開始す
る。画像記録の制御は概略以下の手順で進行する。ま
ず、画像データ処理で決定した並べ換えの順序に従って
画像メモリ120に記憶された画像データを読み出し
て、プリンタ制御部90に転送し、プリンタ制御部90
は転送された順序に従って、画像データに基づいてプリ
ンタエンジン70による記録動作を実行する。
【0082】次に、図7を用いて、両面原稿をADF1
0に載置して複写動作を実行する両面モードの制御を説
明する。
【0083】図7で、ユーザーによる操作パネル40へ
の指示入力に従って、全体制御部100がスキャナ制御
部30に対して、原稿Dの読み取の開始を指示する。
【0084】スキャナ機構20が原稿Dの情報を読み取
ると(ステップa2)、画像処理部110での表面識別
マークの有無の判別結果と白紙判別の結果を参照して、
読取結果情報にこの面が表裏いずれであるか、白紙であ
るか否かを示す情報を記録する(ステップb2)。
【0085】次に、ADF10で原稿Dを反転搬送して
(ステップc2)、スキャナ機構20により再度、原稿
Dの情報を読み取る(ステップd2)。このときスキャ
ナ機構20によって読み取られる原稿Dの面は、ステッ
プa2で読み取った面に対する裏側の面である。
【0086】ステップd2で、スキャナ機構20が原稿
Dの情報を読み取ると、画像処理部110での表面識別
マークの有無の判別結果と白紙判別の結果を参照して、
読取結果情報にこの面が表裏いずれであるか、白紙であ
るか否かを示す情報を記録する(ステップe2)。
【0087】ステップe2の処理が終了すると、ADF
10は原稿Dを排紙皿19上に排出する(ステップf
2)。以上で、ADF10に載置された複数頁の原稿D
のうちの一枚の読取が完了する。又、画像データは先に
説明したとおり、画像データ処理を施された上で、画像
メモリ120に記憶される事は言うまでもない。
【0088】引き続いてスキャナ制御部30は読み取る
べき原稿がADF10に載置されているかいないかを判
別して(ステップg2)、原稿が載置されている場合
は、ステップa2に戻り、載置されていない場合は、読
み取を終了する。
【0089】ステップb2、e2で読取結果情報に記憶
する際に、表3のテーブルに示すごとく、各頁の画像デ
ータと頁番号とを対応させて記憶している。
【0090】
【表3】
【0091】表3で、スキャン番号は、スキャナ機構2
0での読み取の順序に対応したナンバーであり、前述の
頁符号と対応しており、画像データを特定できる。スキ
ャン番号には、原稿Dの表裏を区別する情報も付加して
ある。結果欄で、白紙とは原稿Dが白紙である事を示す
情報、OKとは原稿Dが白紙でない事を示す情報であ
る。表3のテーブルは、頁状態記憶メモリ113に保存
される。
【0092】読み取が終了した後の画像データ処理の制
御の手順は、図6で説明した読み取り後の画像データ処
理の制御の手順と同様であり、図7のステップg2に引
き続いて、ステップo1の処理を実行する。そして、ス
テップu1からステップa2に戻る点を除けば、一致し
ているので、説明は省略する。そして、表4に示した各
頁のスキャン番号と読取結果情報とを対応したテーブル
を頁状態記憶メモリ113に記憶する。
【0093】
【表4】
【0094】表4で、スキャン番号は、スキャナ機構2
0での読み取の順序に対応したナンバーであり、前述の
頁符号と対応しており、画像データを特定できる。スキ
ャン番号の表裏とは、原稿Dの表裏を区別する情報も付
加してある。結果欄で、白紙とは原稿Dが白紙である事
を示す情報、数値は記載頁データに対応している。出力
頁順序は、出力頁順序データに対応していて、画像メモ
リ120からの読み出し順序である。回転の欄は向きの
修正情報に対応していて、画像データを回転すべき角度
に対応したデータが記述されている。表4のテーブル
は、頁状態記憶メモリ113に保存される。
【0095】
【発明の効果】本発明の画像データ処理装置及び画像デ
ータ処理方法によれば、複数の頁からなる原稿の画像デ
ータを読み込んでも、情報の欠落や読みにくさが生じな
いようにできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル複写機の構成を説明するブロック図で
ある。
【図2】画像処理部の回路ブロック図である。
【図3】スキャナ機構とプリンタエンジンを説明する正
面断面図である。
【図4】ADFの動作を示す模式図である。
【図5】全体制御部で実行される制御プログラムの一部
を示すフローチャートである。
【図6】全体制御部で実行される制御プログラムの一部
を示すフローチャートである。
【図7】全体制御部で実行される制御プログラムの一部
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ADF 20 スキャナ機構 30 スキャナ制御部 100 全体制御部 110 画像処理部 111A 頁番号/表裏判別回路 111B 白紙判別回路 111C 向き判別回路 113 頁状態記憶メモリ 114 メモリコントローラ 120 画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AA27 AB02 BA01 BA07 BB02 BC05 BC09 CA14 CA21 CB09 CB23 DC07 DC09 EB17 5C072 AA01 AA03 AA05 BA13 EA05 NA01 RA01 RA04 SA03 UA11 VA07 WA02 XA01 XA04 5C073 AA02 BB03 BB07 CA01 CC02 CC03 CC04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取装置で読み取られた、複数頁の
    原稿の画像データを処理する画像データ処理装置であっ
    て、前記原稿の画像データを記憶する記憶手段と、前記
    原稿の画像データに基づいて、前記複数頁の前記原稿の
    頁順を判別する頁順判別手段と、前記頁順判別手段の判
    別結果に基づいて、前記記憶手段に記憶した画像データ
    を処理する画像データ処理手段とを有する事を特徴とす
    る画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記頁順判別手段は、前記原稿の画像デ
    ータに含まれる、特定パターンの画像データに基づいて
    前記原稿の頁順を判別する事を特徴とする請求項1に記
    載の画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ処理手段は、前記複数頁
    の原稿の画像データの頁順を前記頁順判別手段で判別し
    た頁順に並び替える画像データ処理を行う事を特徴とす
    る請求項1又は2に記載の画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数頁の原稿の画像データの中か
    ら、欠落頁を識別する欠落頁識別手段と、前記欠落頁の
    識別に基づいて、前記画像データ処理手段を制御する画
    像データ処理制御手段を有する事を特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の画像データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記欠落頁識別手段は、欠落頁の識別を
    前記頁順判別手段の判別した頁順に基づいて行い、前記
    画像データ処理手段は、前記欠落頁の入力要求を行う事
    を特徴とする請求項4に記載の画像データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿読取装置で読み取られる原稿の
    裏表を判別する裏表判別手段を有し、前記頁順判別手段
    は前記裏表判別手段の判別結果に基づいて、前記原稿の
    頁順を判別する事を特徴とする請求項1、2、3、4又
    は5に記載の画像データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿の画像データに基づいて、前記
    原稿の表示方向を判別する表示方向判別手段と、前記表
    示方向判別手段の判別結果に基づいて、前記原稿の画像
    データを処理する第2の画像データ処理手段とを有する
    事を特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載
    の画像データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の画像データ処理手段は前記表
    示方向判別手段の判別結果に基づいて前記画像データに
    回転処理を行う事を特徴とする請求項7に記載の画像デ
    ータ処理装置。
  9. 【請求項9】 原稿読取装置で読み取られた、複数頁の
    原稿の画像データを処理する画像データ処理方法であっ
    て、前記原稿の画像データを記憶する工程と、前記原稿
    の画像データに基づいて、前記原稿の頁順を判別する工
    程と、前記頁順の判別結果に基づいて、前記記憶された
    原稿の画像データを処理する工程とを含む事を特徴とす
    る画像データ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記画像データの処理は、前記複数頁
    の原稿の画像データを、原稿の頁に対応した頁順に並び
    替える画像データ処理を行う事を特徴とする請求項9に
    記載の画像データ処理方法。
  11. 【請求項11】 更に、前記複数頁の原稿の画像データ
    の中から、欠落頁を識別する工程と、欠落頁の識別に基
    づいて、前記記憶された原稿の画像データを処理する工
    程を含む事を特徴とする請求項9又は10に記載の画像
    データ処理方法。
  12. 【請求項12】 更に、前記原稿の画像データに基づい
    て、前記原稿の裏表を判別する工程と、前記裏表の判別
    結果に基づいて、前記記憶された原稿の画像データを処
    理する工程とを含む事を特徴とする請求項9、10又は
    11に記載の画像データ処理方法。
  13. 【請求項13】 前記原稿の画像データに基づいて、前
    記原稿の表示方向を判別する工程と、前記表示方向の判
    別結果に基づいて、前記記憶された原稿の画像データを
    処理する工程とを含むことを特徴とする請求項9、1
    0、11又は12に記載の画像データ処理方法。
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