JP2000174712A - 赤外線リモートコントロールシステム - Google Patents

赤外線リモートコントロールシステム

Info

Publication number
JP2000174712A
JP2000174712A JP10346026A JP34602698A JP2000174712A JP 2000174712 A JP2000174712 A JP 2000174712A JP 10346026 A JP10346026 A JP 10346026A JP 34602698 A JP34602698 A JP 34602698A JP 2000174712 A JP2000174712 A JP 2000174712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
signal
infrared
carrier
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10346026A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Ozaki
和也 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10346026A priority Critical patent/JP2000174712A/ja
Publication of JP2000174712A publication Critical patent/JP2000174712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声用FM変調ICを用いて、従来よりも低
い周波数帯域のFM変調で信号伝送する。 【解決手段】 リモートコントロール信号を受光する赤
外線信号受光部1と、前記受光部1の出力を入力する帯
域透過フィルタ(BPF)3と、前記BPF3の出力信号に含
まれる前記特定周波数を判別するキャリア判別回路1と
を有する受信装置と、前記リモートコントロール信号を
発光する赤外線信号発光部11を有する送信装置とを伝
送路に接続する赤外線リモートコントロールシステムに
おいて、前記リモートコントロール信号には、コマンド
データでオン/オフ変調された前記特定周波数の信号を
用いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線リモートコ
ントロールシステムに関し、特に、キャリア周波数を判
別しコード化することで、伝送線路上にキャリア周波数
の変調信号を重畳することなく伝送する赤外線リモート
コントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭において使用されているテレビ
やAV機器制御用リモコンについて、リモコン信号から
出力された赤外線リモコン制御信号を直接赤外線の到達
しない場所にあるテレビやAV機器を制御する方法とし
て、赤外線によるリモコン信号を電気信号に変換し、赤
外線の到達できない場所まで伝送線路により電気信号に
より伝達し、伝送先にて赤外線リモコン信号を再生し、
テレビやAV機器を制御する手段が用いられる。このよ
うなシステムは、特開平7−322365号公報(「赤
外線リモートコントロールシステム」)に開示されてい
る。 図5は、上記公報に開示された赤外線リモートコ
ントロールシステムのブロック図である。図5に示すよ
うに、このシステムは、リモコン制御信号で変調された
リモコン送信機1,2,3からの赤外光を受信し、信号
ケーブル20に送出する赤外線受信機60と、このリモ
コン制御信号を受信し、検波し、検波されたリモコン制
御信号に従って、制御を行う制御機70とを備えてい
る。更に、この制御機70は、赤外受信機60から送出
されたリモコン制御信号で変調された赤外光を発生する
赤外線発光ダイオード(IR−LED)を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のシステムでは、赤外線リモコン制御信号として、キャ
リア信号のON/OFFによる信号伝送方式が用いられ
ており、各装置によりそのキャリア周波数も異なるた
め、キャリア信号を除去してから、伝送線路に重畳し、
伝送先にて赤外線リモコン信号を再生する方法では、伝
送先にて入力時のキャリア周波数が特定できないため、
ある決まったキャリア周波数のみでしか赤外線リモコン
信号の再生が行われない。
【0004】このため、キャリア周波数の異なるテレビ
やAV機器の制御を行うことができなかった。また、あ
らゆるテレビやAV機器の制御に対応するためには、赤
外線リモコン制御信号のキャリア信号を付加した状態で
FM変調を行い伝送を行っていたため、キャリア周波数
の高調波による伝送障害が発生していた。
【0005】また、キャリアを付加した状態では、キャ
リア周波数30KHz〜40KHz付近を変調する必要
があり、音声用FM変調ICを使用することができない
ため、回路の複雑化及び高価格化が問題となっていた。
【0006】そこで、本発明は、伝送線路上にキャリア
信号成分を重畳せずに赤外線リモコン信号を伝達するこ
とを課題としている。
【0007】又、本発明は、音声用FM変調ICを用い
て、従来よりも低い周波数帯域のFM変調で信号伝送す
ることを課題としている
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、リモートコントロール信号を受光する赤
外線信号受光部と、前記受光部の出力を入力する帯域透
過フィルタ(BPF)と、前記BPFの出力信号に含まれる前
記特定周波数を判別するキャリア判別回路と、前記特定
周波数を発生するキャリア発生回路とを有する受信装置
と、前記リモートコントロール信号を発光する赤外線信
号発光部を有する送信装置とを伝送路に接続する赤外線
リモートコントロールシステムであって、前記リモート
コントロール信号には、コマンドデータでオン/オフ変
調された前記特定周波数の信号を用いている。
【0009】すなわち、本発明においては、赤外線リモ
コン信号のキャリア判別回路を組み込み、それにより入
力されたキャリア信号の周波数を判別しコード化を行い
伝送することで、赤外線リモコン信号を伝達している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の赤外線リモコン信号伝送
システムのブロック図である。図1に示すように、本発
明システムは、赤外線受光部2、バンドパスフィルタB
PF3、キャリア判別回路1、コマンド復調回路4、判
別コード付加回路5、伝送周波数変調回路6、伝送周波
数復調回路7、判別コード分別回路8、キャリア発生回
路10、リモコン信号生成回路9、赤外線発光部11よ
り構成される。
【0012】赤外線受光部2では、赤外線リモコン信号
の電気信号化を行う。
【0013】BPF3では想定されるリモコンのキャリ
ア周波数帯域を通過させ不要な周波数成分の信号の除去
を行う。
【0014】キャリア判別回路1では、入力されたリモ
コン信号のキャリア周波数の判別を行う。
【0015】コマンド復調回路4ではキャリア周波数の
ON/OFFによって送られるコマンドデータの抽出を
行う。
【0016】判別コード付加回路5では、コマンドデー
タに対してキャリア周波数の判別コードの付加を行う。
【0017】伝送周波数変調回路6では、判別コードが
付加されたコマンドデータに対して、伝送周波数でのF
M変調が行われ伝送線路への送出が行われる。
【0018】伝送周波数復調回路7では、伝送信号に対
して伝送周波数によるFM復調が行われ、判別コードが
付加されたコマンドデータの抽出を行う。
【0019】判別コード分別回路8では、判別コードが
付加されたコマンドデータから判別コードとコマンドデ
ータの分別を行う。
【0020】キャリア発生回路10は、判別コードから
得られた周波数のキャリア出力を行う。
【0021】リモコン信号生成回路9では、コマンドデ
ータに対してキャリア発生回路10からのキャリア出力
との合成が行われる。赤外線発光部11では、光信号へ
の変換が行われる。
【0022】図2は、赤外線リモコン信号の波形図であ
る。赤外線リモコン信号は、キャリア信号ON/OFF
により信号形成が行われており、キャリア信号ON時が
Hiレベル2、OFF時がLowレベル3の信号とし
て、リモコン信号情報が伝達されコマンドデータ化が行
われる。図3はキャリア判別回路1のブロック図であ
り、図4はキャリア判別回路の動作を説明するためのフ
ローチャートである。以下、図4を参照して、本発明の
赤外線リモコン信号伝送システムについて説明する。
【0023】図示しない赤外線リモコンから送信側の赤
外線受光部2に赤外線リモコン信号が入力されると、赤
外線受光部2にて電気信号化が行われBPF3に入力さ
れる。
【0024】BPF3では想定されるリモコンのキャリ
ア周波数帯域を通過させ不要な周波数成分の信号の除去
が行われ、キャリア判別回路1及びコマンド復調回路4
に入力される。キャリア判別回路1に入力されたリモコ
ン信号は、マイクロコンピュータ199とカウンタ21
1に入力される。
【0025】マイクロコンピュータ19内部では、リモ
コン信号の入力に対してキャリアの有無の判定(ステッ
プS1)を行い、キャリア入力が発生した時にカウンタ
21へのリセット信号の解除及びタイマ31へのリセッ
ト信号の解除(図ステップS2)が行われ、カウンタ2
1及びタイマ31の動作が開始される。
【0026】カウンタ21は動作が開始されるとリモコ
ン信号のキャリア信号のLOWレベルからHIレベルへ
の変化に伴いカウントアップを行い、動作開始からの変
化の数を記録する。その後マイクロコンピュータ19
は、タイマ割り込み信号の有無の判定(ステップS3)
を行い、タイマ割り込みが発生した時点でカウンタ21
のカウントデータを取り込み、得られたカウントデータ
からキャリア周波数の演算を行う(ステップS4)。
【0027】最後にキャリア周波数の演算結果からキャ
リア周波数の判別コードへのデータ変換を行い(ステッ
プS5)、判別コード付加回路5に判別コードを送出す
る。
【0028】コマンド復調回路4ではキャリア周波数の
ON/OFFによって送られるコマンドデータの抽出を
行い、判別コード付加回路5へコマンドデータの出力を
行う。判別コード付加回路5では、コマンドデータに対
してキャリア周波数の判別コードの付加を行い、伝送周
波数変調回路6に出力を行う。伝送周波数変調回路6で
は、判別コードが付加されたコマンドデータに対して、
伝送周波数でのFM変調が行われ伝送線路に送出され
る。
【0029】受信側では、伝送周波数復調回路7にて伝
送周波数によるFM復調が行われ、判別コードが付加さ
れたコマンドデータが抽出され、判別コード分別回路8
に入力される。判別コード分別回路8では、判別コード
が付加されたコマンドデータから判別コードとコマンド
データの分別を行い、コマンドデータは、リモコン信号
生成回路9に出力し、判別コードについては、判別コー
ドからキャリア周波数を判別し、キャリア発生回路10
に対して判別コードから得られたキャリア周波数を発生
するための設定データを送出する。リモコン信号生成回
路9では、コマンドデータに対してキャリア発生回路1
0からのキャリア出力との合成が行われ、赤外線発光部
11に送出される。赤外線発光部11では、光信号への
変換が行われ、送信側にて入力された赤外線リモコン信
号と同様の信号が出力される。
【0030】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限らず、キャリア判別回路におい
て、PLL回路を搭載しキャリアとの同調を図り、同調
後にPLLの設定パラメータを読みとることでキャリア
周波数の判別を行ってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、赤外線リ
モコン信号伝送システムにおいて、伝送線路上にキャリ
ア信号成分を重畳せずに赤外線リモコン信号を伝達する
ことを可能とすることにより以下に示す優れた効果をが
得られる。
【0032】キャリアを付加した時には、キャリア周波
数30KHz〜40KHzを変調する必要があるため音
声用FM変調ICを使用することができないが、本発明
ではキャリアを付加せずにキャリア周波数判別コードと
リモコンコマンドのみを伝送するため、より低周波の帯
域のFM変調で実現可能であり、回路も一般の音声用F
M変調ICを使用でき、簡単で安価に実現が可能にな
る。
【0033】キャリア周波数の高調波妨害波による影響
を防止できるため、より安定した伝送が可能である。
【0034】又、キャリア判別回路において、マイクロ
コンピュータで全てのキャリア周波数判別動作を行わず
に、外部にカウンタを利用した回路構成としているた
め、マイクロコンピュータにおける処理の負荷を低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外線リモコン信号伝送システム
【図2】赤外線リモコン信号の波形図
【図3】キャリア判別回路の回路図
【図4】本発明の動作を説明するためのフローチャート
【図5】従来の赤外線リモートコントロールシステムの
ブロック図
【符号の説明】
1 キャリア判別回路 2 赤外線信号受光部 3 バンドパスフィルタBPF 4 コマンド復調回路 5 判別コード付加回路 6 伝送周波数変調回路 7 伝送周波数復調回路 8 判別コード分別回路 9 リモコン信号発生回路 10 キャリア発生回路 11 赤外線信号発光部 19 マイクロコンピュータ(マイコン) 21 カウンタ 31 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 27/06 H04Q 9/14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール信号を受光する赤
    外線信号受光部と、前記受光部の出力を入力する帯域透
    過フィルタ(BPF)と、前記BPFの出力信号に含まれる前
    記特定周波数を判別するキャリア判別回路とを有する受
    信装置と、前記リモートコントロール信号を発光する赤
    外線信号発光部を有する送信装置とを伝送路に接続する
    赤外線リモートコントロールシステムであって、 前記リモートコントロール信号は、コマンドデータでオ
    ン/オフ変調された前記特定周波数の信号であることを
    特徴とする赤外線リモートコントロールシステム。
  2. 【請求項2】 前記記特定周波数の信号は、前記特定周
    波数の矩形波であることを特徴とする請求項1記載の赤
    外線リモートコントロールシステム。
  3. 【請求項3】 前記特定周波数を複数設定することを特
    徴とする請求項1記載の赤外線リモートコントロールシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記キャリア判別回路は、前記リモート
    コントロール信号を入力するタイマ及びカウンタと、前
    記タイマ及び前記カウンタとを制御するマイクロコンピ
    ュータとを有し、 前記マイクロコンピュータは、前記BPSの出力に基い
    て、前記タイマを起動させ、 前記矩形波に含まれるパルス数を前記カウンタに計数さ
    せ、 タイマの割り込みまでの前記計数値を取り込んで、前記
    特定周波数を判定することを特徴とする請求項1記載の
    赤外線リモートコントロールシステム。
  5. 【請求項5】 前記コマンドデータに、前記特定周波数
    を識別するコードを付加した信号を周波数変調して前記
    伝送路で伝送することを特徴とする請求項1記載の赤外
    線リモートコントロールシステム。
JP10346026A 1998-12-04 1998-12-04 赤外線リモートコントロールシステム Pending JP2000174712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10346026A JP2000174712A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 赤外線リモートコントロールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10346026A JP2000174712A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 赤外線リモートコントロールシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000174712A true JP2000174712A (ja) 2000-06-23

Family

ID=18380640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10346026A Pending JP2000174712A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 赤外線リモートコントロールシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000174712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101911854B1 (ko) * 2017-03-08 2018-12-28 레이트론(주) 다중 주파수를 수신 가능한 외란광 감지 센서 내장형 리모콘 패키지

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101911854B1 (ko) * 2017-03-08 2018-12-28 레이트론(주) 다중 주파수를 수신 가능한 외란광 감지 센서 내장형 리모콘 패키지

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3153084B2 (ja) パルス変調方法
US6157319A (en) Universal remote control system with device activated setup
US4752954A (en) Upstream signal control apparatus in bidirectional CATV system
JP2003198464A (ja) 光送受信器
JPH053588A (ja) 赤外線データ送受信システム
JP2000174712A (ja) 赤外線リモートコントロールシステム
JP5444455B2 (ja) 無線リモコン信号送信装置および無線リモコン信号受信装置
JPH0341899A (ja) リモートコントロール装置
JPH03249900A (ja) 遠隔操作装置
JP3212505B2 (ja) 有料視聴装置
KR930000224B1 (ko) Vcr과 tv간의 제어신호 처리회로
JPH098728A (ja) 双方向光無線通信装置及びこれを用いた通信方法
US20030215024A1 (en) Modulation apparatus, modulation method, modulated wave receiving apparatus, and modulation system
JPH0951593A (ja) 赤外線式リモートコントローラ
JPH1022923A (ja) 赤外線デジタルデータ通信装置
JPH11145908A (ja) 遠隔制御用受信装置
US7136948B2 (en) Status notification apparatus status notification method and status notification program
JP3384025B2 (ja) 映像信号送信機および映像信号受信機
JPS62260455A (ja) 信号検出回路
JPH11239103A (ja) 光空間伝送装置
JP2005051462A (ja) デジタルオーディオデータの伝送における付帯データの伝送方式
JP2000244343A (ja) Fm変調回路、及びfm復調回路
JP2000047682A (ja) 遠隔制御システム
JPH0961517A (ja) 非接触識別コード読取装置
JPH02902B2 (ja)