JP2000174609A - スキュ―抑制のための調整機能を有する入力バッファ - Google Patents

スキュ―抑制のための調整機能を有する入力バッファ

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JP2000174609A
JP2000174609A JP11189792A JP18979299A JP2000174609A JP 2000174609 A JP2000174609 A JP 2000174609A JP 11189792 A JP11189792 A JP 11189792A JP 18979299 A JP18979299 A JP 18979299A JP 2000174609 A JP2000174609 A JP 2000174609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速データ伝送において、信号電圧が変化し
ない期間の長さによりデータの遷移時間が異なることに
よるスキューを抑制すること。 【解決手段】 本発明による入力バッファ10は、入力
信号INにそれぞれ異なる位相調整を施した出力信号I
N1、IN2、IN3を出力する複数のレシーバ回路
2、3、4と、入力信号INの電圧が変化しない期間の
長さを検知するパターン検知回路1と、パターン検知回
路1の検知結果に応じて、複数のレシーバ回路2、3、
4が出力する複数の出力信号IN1、IN2、IN3の
うち1つを選択する信号選択回路5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路、特
に入力バッファ回路とその制御回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体チップ間のデータ転送レートの増
大にともない、クロック信号とデータ信号の間のスキュ
ーが問題となっている。ここで、スキューとは、並列に
読み取られるべきビットの間の非同期をいう。クロック
・データ間のスキューが存在すると、通常はデータ・デ
ータ間のスキューも存在することとなる。したがって、
スキューが存在すると正確なデータ転送をすることがで
きない。
【0003】一般に、高速なデータ転送が要求される場
合には、複数の信号間の位相差によるスキューを抑制す
るために、DLL(Delay Lock Loo
p)、PLL(Phase Lock Loop)等を
用いて、信号の出力タイミング調整が行われている。こ
の出力タイミング調整により、複数のデータ信号および
クロック信号の位相が一致し、複数の信号間の位相差に
よるスキューが抑制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データ転送速
度がさらに高速になると、信号が連続して同一の電圧
(論理)レベルである期間の長さによって信号の変化に
かかる時間(遷移時間)が異なることによるスキューが
問題となる。信号が同一の電圧レベルである期間が長い
ほど、信号を出力するドライバが信号を駆動するために
かかる時間等が長くなり、信号の遷移時間が長くなる。
【0005】そのため、1つのデータ信号において、同
じデータが連続した後にデータが変化した場合にはデー
タの遷移時間は長くなる。一方、1つのデータ信号にお
いて、連続してデータが変化した場合にはデータの遷移
時間は短くなる。このように、同じデータが連続した場
合と、連続してデータが変化した場合とでは、データの
遷移時間に違いが生じる。複数のデータ信号間におい
て、同一データの連続期間の長さによってデータの遷移
時間に違いが生じると、データ信号間のスキューが発生
する。
【0006】図6は、チップ間のデータ転送をする場合
に、同一データの連続期間の長さによってデータの遷移
時間が異なることによるスキューが発生する様子を示
す。図6を参照して、同一データの連続期間の長さが異
なる2つの信号がLレベルからHレベルに立ち上がる場
合を考える。本明細書において、Hレベルとは、信号電
圧の高い状態であって、2値レベルにおける高い論理値
と低い論理値との内、高い論理値に対応する。Lレベル
とは、信号電圧の低い状態であって、低い論理値に対応
する。
【0007】図6において、データ信号D1は同じLレ
ベルのデータが連続した後に、LレベルからHレベルに
立ち上がった信号である。データ信号D2は、連続して
データが変化した後に、LレベルからHレベルに立ち上
がった信号である。ドライバのオン、オフのタイミング
調整のような出力タイミング調整により、データ信号D
1とデータ信号D2との立ち上がりが同時(時刻T1)
に開始されても、信号電圧が参照電位Vrefに到達す
るまでの時間には時間差TSKが発生している。
【0008】クロックCLKの立ち上がり時に対応する
時刻T0でデータ信号D2が変化し、さらにクロックC
LKの立ち下がり時に対応する時刻T1でデータ信号D
2が変化した場合には、クロックCLKの周波数が例え
ば100MHz程度に高くなると、データ信号D2は、
Lレベルに対応する電圧値VLに到達する前に、次のデ
ータ(Hレベルに対応する電圧値VH)へ移行する。デ
ータ信号D2とLレベルに対応する電圧値VLとの間に
差dVが生じる。このため、データ信号D1がデータの
受信側でHレベルあるいはLレベルを検知するための参
照レベルVrefに到達するまでの時間とデータ信号D
2が参照レベルVrefに到達するまでの時間との間に
時間差TSKが生じる。
【0009】このデータ信号D1とデータ信号D2との
立ち上がり時間の時間差TSKに起因して、データ信号
D1とデータ信号D2との間にスキューが発生するとい
う課題が生じる。クロックCLKの周波数が高くなれば
なるほど(例えば100MHz程度)、時間差TSKに
起因してデータ信号D1とデータ信号D2との間に発生
するスキューの問題は顕在化する。
【0010】上述の出力タイミング調整によって、複数
の信号(例えば8ビット)間の位相差によるスキューを
抑制できるが、信号電圧が変化しない期間の長さにより
信号の遷移時間が異なることによるスキューを抑制する
ことはできない。
【0011】本発明は、信号電圧が変化しない期間の長
さによりデータの遷移時間が異なることによるスキュー
を抑制することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る入力バッフ
ァは、入力信号にそれぞれ異なる位相調整を施した出力
信号を出力する複数のレシーバ回路と、前記入力信号の
電圧が変化しない期間の長さを検知するパターン検知回
路と、前記パターン検知回路の検知結果に応じて、前記
複数のレシーバ回路が出力する複数の前記出力信号のう
ち1つを選択する信号選択回路と、を備え、そのことに
より上記目的が達成される。
【0013】前記複数のレシーバ回路における前記それ
ぞれ異なる位相調整は、前記入力信号の電圧を前記複数
のレシーバ回路毎に異なる参照電位と比較することによ
り行われてもよい。
【0014】前記複数のレシーバ回路における前記それ
ぞれ異なる位相調整は、前記入力信号を前記複数のレシ
ーバ回路毎に異なる時間だけ遅延させることであっても
よい。
【0015】前記パターン検出回路は、前記入力信号を
増幅して出力するバッファ回路と、前記バッファ回路の
出力の電位レベルを検知し、検知結果を出力するレベル
検知回路と、を備えていてもよい。
【0016】前記入力信号の電圧は、Hレベルの電圧
と、Hレベルより低いLレベルの電圧との間において変
化し、前記信号選択回路は、前記入力信号の電圧が連続
してHレベルであった期間が所定の第1期間より長い場
合には、HレベルからLレベルへの変化が早く起こるよ
うに位相調整された、前記複数のレシーバ回路が出力す
る複数の前記出力信号のうち1つを選択し、前記入力信
号の電圧が連続してLレベルであった期間が所定の第2
期間より長い場合には、LレベルからHレベルへの変化
が早く起こるように位相調整された、前記複数のレシー
バ回路が出力する複数の前記出力信号のうち1つを選択
してもよい。
【0017】前記第1期間と前記第2期間とのそれぞれ
は、前記入力信号の論理値の最小遷移期間に基づいて定
められてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明の原理を説明す
る。
【0019】本発明による入力バッファは、パターン検
知回路と、複数のレシーバ回路と、信号選択回路とを備
えている。入力バッファへの入力信号は、複数のレシー
バ回路と、パターン検知回路とに入力される。各レシー
バ回路は、入力信号にそれぞれ異なる位相調整を施した
信号を信号選択回路に出力する。パターン検知回路は、
入力信号の電圧が変化しない期間の長さを検知し、検知
結果を信号選択回路に出力する。信号選択回路は、入力
された各レシーバ回路の出力信号のうちの1つを、パタ
ーン検知回路による検知結果に応じて選択し、入力バッ
ファの出力信号として出力する。
【0020】その結果、入力信号の電圧が変化しない期
間の長さによって入力バッファが入力信号に施す位相調
整内容が変化する。
【0021】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明する。
【0022】(実施形態1)図1Aは、本発明の実施形
態1のスキュー抑制機能を備えた入力バッファ10のブ
ロック図である。入力バッファ10は、パターン検知回
路1と、レシーバ回路2、3、4と、セレクタ回路5と
ラッチ回路6とを備える。
【0023】入力バッファ10は、入力信号INをレシ
ーバ回路2、3、4により受信する。レシーバ回路2に
は参照電位Vref1、レシーバ回路3には参照電位V
ref2、レシーバ回路4には参照電位Vref3がそ
れぞれ入力されている。レシーバ回路2、3、4は、入
力信号がそれぞれに入力された参照電位を超えるか否か
に従って、Lレベルの信号又はHレベルの信号を出力信
号IN1、IN2、IN3として出力する。すなわち、
レシーバ回路2、3、4は、入力信号が参照電位を超え
る場合にはHレベルの信号を出力し、入力信号が参照電
位を超えない場合にはLレベルの信号を出力する。
【0024】入力バッファ10は、パターン検知回路1
により入力信号が連続してHレベルである期間の長さ、
及び入力信号が連続してLレベルである期間の長さ(以
下、「入力信号の連続性」という。)を検知する。パタ
ーン検知回路1は、前記の検知結果をセレクト信号SE
L1、SEL2としてセレクタ5に出力する。
【0025】セレクタ5は、パターン検知回路1から入
力されたセレクト信号SEL1、SEL2の内容に応じ
て、レシーバ回路2、3、4からの出力信号IN1、I
N2、IN3のうちの1つを選択する。セレクタ5によ
り選択された信号が、入力バッファ10の出力信号IN
SELとして出力される。
【0026】図1Aでは、1ビットの信号を受信する例
を示しているが、本発明は、図1Bに示すように複数ビ
ットの信号を受信する場合にも適用することができる。
【0027】図1Bは、複数の入力バッファ10を用い
て複数ビットの信号INA、INB,INCを送受信す
るICチップの構成を示す。図1Aに示す入力バッファ
10は、チップ70に内蔵される。入力バッファ10
は、図1Bに示すように他のチップ60に内蔵される複
数の出力バッファ50から並列に送信される複数ビット
(例えば8ビット、又は図示したように3ビット)の信
号INA、INB,INCをケーブルやプリント基板上
の配線を介して受信する。出力バッファ50のそれぞれ
から出力される複数ビットの信号INA、INB,IN
Cのパターンは異なっているため、各出力バッファ50
から複数ビットの信号INA、INB,INCが同時に
送信される場合であっても、入力バッファ10のそれぞ
れで受信されるデータの間で前述したパターンに依存し
たスキューが発生する。
【0028】単一のクロック信号によりデータを受信す
る際に、クロック周波数が高くなると(例えば100M
Hz程度)、スキューが発生するため誤った信号を受信
しやすくなる。なお、図1Bに示す複数ビットの信号を
送受信する例を説明しているが、単一ビット信号を送受
信する場合にも同様である。即ち図1Aに示すように単
一ビットの信号INを送受信する場合にもクロック周波
数が高くなると(例えば100MHz程度)スキューが
発生するため誤った信号を受信しやすくなる。
【0029】図2は、入力バッファ10における参照電
位を変更したときの信号検知期間の変化を示す。ここ
で、通常の参照電位をVref1とし、Vref1より
高い参照電位をVref2とし、Vref1より低い参
照電位をVref3とする。図2を参照して、入力バッ
ファ10への入力信号IN(データ信号D1またはD
2)がHレベルからLレベルに立ち下がる場合を考え
る。
【0030】データ信号D1は、入力信号INがHレベ
ルである期間が所定の第1期間以上連続した後に、Lレ
ベルに立ち下がった場合の波形である。一方、データ信
号D2は、入力信号INがLレベルからHレベルに立ち
上がった直後に、HレベルからLレベルに立ち下がった
場合の波形である。
【0031】入力バッファ10が参照電位として通常の
参照電位Vref1を用いて入力信号INを受信した場
合、データ信号D1の立ち下がりとデータ信号D2の立
ち下がりとの間には、遅延時間差TpdHLが存在す
る。しかし、入力バッファ10がデータ信号D1の場合
にVref2を用いて入力信号INを受信し、データ信
号D2の場合にVref1を用いて入力信号INを受信
することにより、同じタイミングTaで入力信号INの
立ち下がりを検知することができる。
【0032】次に、図2を参照して、入力バッファ10
への入力信号INがLレベルからHレベルに立ち上がる
場合を考える。
【0033】データ信号D3は、入力信号INがHレベ
ルからLレベルに立ち下がった直後に、LレベルからH
レベルに立ち上がった場合である。一方、データ信号D
4は、入力信号INがLレベルである期間が所定の第2
期間以上連続した後に、Hレベルに立ち上がった場合の
波形である。
【0034】入力バッファ10が参照電位として通常の
参照電位Vref1を用いて入力信号INを受信した場
合、データ信号D3の立ち上がりとデータ信号D4の立
ち上がりとの間には、遅延時間差TpdLHが存在す
る。しかし、入力バッファ10がデータ信号D3の場合
にVref1を用いて入力信号INを受信し、データ信
号D4の場合にVref3を用いて入力信号INを受信
することにより、同じタイミングTbで入力信号INの
立ち上がりを検知することができる。
【0035】そのため、入力バッファ10がパターン検
知回路1により入力信号の連続性を検知し、検知結果に
応じて参照電位を変化させることにより、遅延時間差T
pdLH、TpdHLを補正することができる。これに
より、遅延時間差TpdLH、TpdHLによるスキュ
ーを抑制することが可能となる。
【0036】前述した所定の第1期間と所定の第2期間
とのそれぞれは、例えば、図4Aを参照して後述するク
ロック信号RCLKにおける隣接する立ち上がりエッジ
と立ち下がりエッジとの間の期間Tminに対応する入
力信号INの論理値の最小遷移期間に基づいて定められ
る。所定の第1期間と所定の第2期間とは、同一の期間
であるように定めても良く、異なる期間であるように定
めても良い。
【0037】図3は、入力バッファ10が備えるパター
ン検知回路1の構成を示す。パターン検知回路1は、バ
ッファ回路21と、ノードNと、差動増幅器22、23
と、遅延回路24、25とを備える。
【0038】パターン検知回路1は、入力信号INを受
信する。バッファ回路21は、入力信号INを増幅して
出力する。バッファ回路21とノードNとの間には寄生
容量が存在する。
【0039】差動増幅器22、23は、ノードNの電位
CINに応じて信号を遅延回路24、25へ出力する。
差動増幅器22はノードNの電位CINと参照電位Vr
efHとを比較し、比較結果を遅延回路24へ出力す
る。差動増幅器23はノードNの電位CINと参照電位
VrefLとを比較し、比較結果をラッチ回路25へ出
力する。なお、参照電位VrefHは、参照電位Vre
fLより高い電位である。
【0040】具体的には、差動増幅器22は、ノードN
の電位CINが参照電位VrefHより高ければ、比較
結果を表す信号をHレベルとし、ノードNの電位が参照
電位VrefHより高くなければ、比較結果を表す信号
をLレベルとする。差動増幅器23は、ノードNの電位
CINが参照電位VrefLより低ければ、比較結果を
表す信号をHレベルとし、ノードNの電位CINが参照
電位VrefLより低くなければ、比較結果を表す信号
をLレベルとする。
【0041】図4Aは、本発明の実施形態1におけるス
キュー抑制機能を設けた入力バッファ10の各ノードの
動作タイミングを示す。図4Aを参照して、パターン検
知回路1の各ノードにおける動作を説明する。
【0042】図4Aは、入力バッファ10の入力信号I
N、レシーバ2、3、4の出力信号IN1、IN2、I
N3、図3に示すパターン検知回路1のノードNでの電
圧波形CIN、パターン検知回路1の遅延回路24の出
力信号SEL1、遅延回路25の出力信号SEL2、セ
レクタ5の出力信号INSELおよびデータ受信用のク
ロック信号RCLKの動作タイミングを示している。入
力信号INが、図4Aに示されるように変化したと仮定
して、パターン検知回路1の動作を考える。
【0043】入力バッファ10は、入力信号INをレシ
ーバ回路2〜4で受け取り、参照電位Vref1〜Vr
ef3のそれぞれに基づいて出力信号IN1〜IN3を
出力する。レシーバ回路2〜4のそれぞれは、入力信号
INが参照電位Vref1〜Vref3を超えれば、”
H”に対応する論理値を出力する。レシーバ回路2〜4
のそれぞれは、入力信号INがレシーバ回路2〜4のそ
れぞれに入力される参照電位Vref1〜Vref3を
下回れば”L”に対応する論理値を出力する。
【0044】一方パターン検知回路1は、入力信号IN
を差動増幅器22、23で受け取る。差動増幅器22
は、入力信号INが参照電位VrefHを超えるとHレ
ベルの信号に対応する高い論理値を出力する。差動増幅
器23は、入力信号INが参照電位VrefLを下回る
とHレベルの信号に対応する高い論理値を出力する。
【0045】遅延回路24、25のそれぞれは、差動増
幅器22、23のそれぞれの出力信号をクロック信号R
CLKの半周期程度遅延させ、遅延させた出力信号SE
L1、SEL2をセレクタ5に送信する。
【0046】セレクタ5は、出力信号SEL1、SEL
2に対応する論理値に基づいてレシーバ2〜4からの出
力信号IN1〜IN3のうちの1つを選択し、選択結果
に基づいて出力信号INSELを出力する。ラッチ回路
6は、データ受信用のクロック信号RCLKに基づいて
出力信号INSELをラッチする。
【0047】上記の手法を採用することにより、単一の
参照電位に基づいてデータを受信する従来の場合と比較
して、受信データが確定してからデータ受信用のクロッ
ク信号RCLKに同期して受信データをラッチするまで
の期間を多く取る事が可能となる。受信データが確定し
てからデータ受信用のクロック信号RCLKに同期して
受信データをラッチするまでの期間は、図4Aに示すよ
うに、従来では期間TM1、期間TM3であるが、本実
施の形態では期間TM2、期間TM4となる。このよう
に本実施の形態によれば、受信データが確定してからデ
ータ受信用のクロック信号RCLKに同期して受信デー
タをラッチするまでの期間に関するマージンを大きく取
ることができる。
【0048】そのため、周波数が高くなったり、ノイズ
によるスキューが発生した場合に、従来に比べデータの
ミスラッチが起こりにくくなる。
【0049】なお、クロック信号RCLKの立ち上がり
エッジに同期して受信データをラッチする例を示してい
るが、本発明はこれに限定されない。受信データは、ク
ロック信号RCLKの立ち下がりエッジに同期してラッ
チしても良い。また、受信データはクロック信号RCL
Kの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの双方に同
期してラッチしても良い。
【0050】上述のように、セレクタ5はセレクト信号
SEL1、SEL2の内容に応じて、出力信号IN1、
IN2、IN3のうちの1つを出力信号INSELとし
て選択出力する。
【0051】図4Bは、セレクト信号SEL1、SEL
2の状態と、セレクタ5が選択する信号との関係を示
す。図4Bにおいて、セレクタ5が選択する信号を選択
信号とする。図4Bに示すように、セレクト信号SEL
1がLレベルであり、かつ、セレクト信号SEL2がL
レベルであるとき、セレクタ5は信号IN1を選択す
る。セレクト信号SEL1がHレベルであり、かつ、セ
レクト信号SEL2がLレベルであるとき、セレクタ5
は信号IN2を選択する。セレクト信号SEL1がLレ
ベルであり、かつ、セレクト信号SEL2がHレベルで
あるとき、セレクタ5は信号IN3を選択する。なお、
セレクト信号SEL1がHレベルであり、かつ、セレク
ト信号SEL2がHレベルであることはあり得ない。
【0052】このように、入力バッファ10がパターン
検知回路1により入力信号の連続性を検知し、検知結果
に応じて出力信号INSELを選択することにより、実
質的に参照電位を変化させることができる。これによ
り、同一データの連続期間の長さの違いにより生じる遅
延時間差TpdLH、TpdHLを補正することが可能
となり、遅延時間差TpdLH、TpdHLによるスキ
ューを抑制することできる。
【0053】なお、本実施の形態においては、入力バッ
ファが備えるレシーバ回路の数を3であるとして説明し
たが、本発明による入力バッファが備えるレシーバ回路
の数は3には限られない。入力バッファが備えるレシー
バ回路の数が3以外の場合は、パターン検知回路の検知
する入力信号の連続性を、レシーバ回路の数と同一の数
のパターンにすれば足りる。
【0054】また、上記のパターン検知回路1における
ノードCINの電位の変化時間は、バッファ回路21の
電流駆動能力を変化させることにより調整することが可
能である。バッファ回路21の電流駆動能力を外部から
の信号によって変化させることができるように構成する
ことにより、入力バッファ10の電源電圧の変化や製造
プロセスのバラツキにも対応できる。
【0055】また、参照電位Vref1、Vref2、
Vref3の値は、入力バッファ10にテスト信号を送
ることにより決定することもできる。これにより、入力
バッファ10の製造プロセスのバラツキおよび使用条件
の違いによるスキューも抑制することができる。
【0056】(実施形態2)図5Aは、本発明の実施形
態2のスキュー抑制のための位相調整機能を備えた入力
バッファ50のブロック図である。入力バッファ50
は、パターン検知回路1と、レシーバ51と、遅延回路
52a、52b、52cと、セレクタ53とラッチ回路
6とを備える。
【0057】入力バッファ50は、入力信号INをレシ
ーバ51により受信する。レシーバ51には参照電位V
refが入力されている。レシーバ51は、入力信号が
参照電位Vrefを超える場合にはHレベルの信号を出
力し、入力信号が参照電位Vrefを超えない場合には
Lレベルの信号を出力する。レシーバ51が出力する信
号は、パターン検知回路1と、遅延回路52a、52
b、52cとに入力される。
【0058】遅延回路52aとレシーバ51とは、第1
のレシーバ回路を構成する。遅延回路52bとレシーバ
51とは、第2のレシーバ回路を構成する。遅延回路5
2cとレシーバ51とは、第3のレシーバ回路を構成す
る。このようにレシーバ51は複数のレシーバ回路で共
有される。図5Aでは、レシーバ51が複数のレシーバ
回路で共有される例を示しているが、本発明はこれに限
定されない。レシーバ51は、複数のレシーバ回路のそ
れぞれに設けられても良い。
【0059】入力バッファ50は、パターン検知回路1
により入力信号の連続性を検知する。パターン検知回路
1は、前記の検知結果をセレクト信号SEL1、SEL
2としてセレクタ53に出力する。パターン検知回路1
の動作は、実施形態1において説明した動作と同様であ
る。
【0060】遅延回路52a、52b、52cは、レシ
ーバ51から出力された信号を、それぞれ所定の時間だ
け遅延させて出力信号DL1、DL2、DL3として出
力する。遅延回路52aは、レシーバ51から入力され
た信号を遅延時間DT1だけ遅延させて出力信号DL1
として出力する。遅延回路52bは、レシーバ51から
入力された信号を遅延時間DT2だけ遅延させて出力信
号DL2として出力する。遅延回路52cは、レシーバ
51から入力された信号を遅延時間DT3だけ遅延させ
て出力信号DL3として出力する。遅延回路52a、5
2b、52cが信号を遅延させる時間はそれぞれ異な
る。各遅延時間の間には、DT1>DT2、DT1>D
T3の関係が成立する。
【0061】セレクタ53は、パターン検知回路1から
入力されたセレクト信号SEL1、SEL2の内容に応
じて、遅延回路52a、52b、52cからの出力信号
DL1、DL2、DL3のうちの1つを選択する。セレ
クタ53により選択された信号が、入力バッファ50の
出力信号INSELとして出力される。
【0062】図5Bは、セレクト信号SEL1、SEL
2の状態と、セレクタ53が選択する信号との関係を示
す。図5Bにおいて、セレクタ53が選択する信号を選
択信号とする。図5Bに示すように、セレクト信号SE
L1がLレベルであり、かつ、セレクト信号SEL2が
Lレベルであるとき、セレクタ53は信号DL1を選択
する。セレクト信号SEL1がHレベルであり、かつ、
セレクト信号SEL2がLレベルであるとき、セレクタ
53は信号DL2を選択する。セレクト信号SEL1が
Lレベルであり、かつ、セレクト信号SEL2がHレベ
ルであるとき、セレクタ53は信号DL3を選択する。
なお、セレクト信号SEL1がHレベルであり、かつ、
セレクト信号SEL2がHレベルであることはあり得な
い。
【0063】このように、入力バッファ50がパターン
検知回路1により入力信号INの連続性を検知し、検知
結果に応じて出力信号INSELを選択することによ
り、入力信号INに付加する遅延時間を実質的に変化さ
せることができる。これにより、実施形態1において説
明した遅延時間差TpdLH、TpdHLを補正するこ
とが可能となり、遅延時間差TpdLH、TpdHLに
よるスキューを抑制することできる。
【0064】なお、本実施の形態においては、入力バッ
ファが備える遅延回路の数を3であるとして説明した
が、本発明による入力バッファが備える遅延回路の数は
3には限られない。入力バッファが備える遅延回路の数
が3以外の場合は、パターン検知回路の検知する入力信
号の連続性を、遅延回路の数と同一の数のパターンにす
れば足りる。より細かい入力信号の連続性を検知し、そ
れを遅延時間に反映させる場合には、多数の遅延回路を
用意する必要がある。また、遅延時間差TpdLHとT
pdHLがほぼ等しい場合には、遅延回路の数は2つで
足りる。
【0065】また、上記のパターン検知回路1における
ノードCINの電位の変化時間が、バッファ回路21の
電流駆動能力を変化させることにより調整することが可
能である点は、実施形態1と同様である。
【0066】また、遅延時間DL1、DL2、DL3の
値は、入力バッファ50にテスト信号を送ることにより
決定することもできる。これにより、製造プロセスのバ
ラツキおよび使用条件の違いによるスキューも抑制する
ことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明による入力バッファは、入力信号
にそれぞれ異なる位相調整を施した出力信号を出力する
複数のレシーバ回路と、入力信号の電圧が変化しない期
間の長さを検知するパターン検知回路と、パターン検知
回路の検知結果に応じて、複数のレシーバ回路が出力す
る複数の出力信号のうち1つを選択する信号選択回路を
備えることにより、入力信号の電圧が変化しない期間の
長さに応じて入力信号に異なる位相調整を施すことがで
きる。その結果、複数の入力信号の電圧が変化しない期
間の長さの違いによって発生する入力信号間の立ち上が
り又は立ち下がりの遅延時間差を補正することにより、
入力信号間のスキューを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の実施形態1のスキュー抑制のための
調整機能を備えた入力バッファのブロック図である。
【図1B】本発明の実施形態1の複数の入力バッファを
含むICチップの構成図である。
【図2】本発明の実施形態1における参照電位を変更し
たときの信号検知期間の変化を示す図である。
【図3】本発明による入力バッファが備えるパターン検
知回路の構成を示す図である。
【図4A】本発明の実施形態1におけるパターン検知回
路の動作タイミングを示す図である。
【図4B】本発明の実施形態1におけるセレクト信号の
状態とセレクタが選択する信号との関係を示す図であ
る。
【図5A】本発明の実施形態2のスキュー抑制のための
調整機能を備えた入力バッファのブロック図である。
【図5B】本発明の実施形態2におけるセレクト信号の
状態とセレクタが選択する信号との関係を示す図であ
る。
【図6】チップ間のデータ転送をする場合に、信号の確
定期間に依存してデータの遷移時間が異なることによる
スキューが発生する様子を示す図である。
【符号の説明】
1 パターン検知回路 2、3、4 レシーバ回路 5、53 セレクタ 10、50 入力バッファ 21 バッファ回路 22、23 差動増幅器 51 レシーバ 52a、52b、52c 遅延回路 D1、D2、D3、D4 データ信号 DT1、DT2、DT3 遅延時間 TpdHL、TpdLH、T1 遅延時間差 Vref、Vref1、Vref2、Vref3、Vr
efH、VrefL参照電位

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号にそれぞれ異なる位相調整を施
    した出力信号を出力する複数のレシーバ回路と、 前記入力信号の電圧が変化しない期間の長さを検知する
    パターン検知回路と、 前記パターン検知回路の検知結果に応じて、前記複数の
    レシーバ回路が出力する複数の前記出力信号のうち1つ
    を選択する信号選択回路と、 を備えた、入力バッファ。
  2. 【請求項2】 前記複数のレシーバ回路における前記そ
    れぞれ異なる位相調整は、前記入力信号の電圧を前記複
    数のレシーバ回路毎に異なる参照電位と比較することに
    より行われる、請求項1に記載の入力バッファ。
  3. 【請求項3】 前記複数のレシーバ回路における前記そ
    れぞれ異なる位相調整は、前記入力信号を前記複数のレ
    シーバ回路毎に異なる時間だけ遅延させることである、
    請求項1に記載の入力バッファ。
  4. 【請求項4】 前記パターン検出回路は、 前記入力信号を増幅して出力するバッファ回路と、 前記バッファ回路の出力の電位レベルを検知し、検知結
    果を出力するレベル検知回路と、 を備えている、請求項1に記載の入力バッファ。
  5. 【請求項5】 前記入力信号の電圧は、Hレベルの電圧
    と、Hレベルより低いLレベルの電圧との間において変
    化し、 前記信号選択回路は、前記入力信号の電圧が連続してH
    レベルであった期間が所定の第1期間より長い場合に
    は、HレベルからLレベルへの変化が早く起こるように
    位相調整された、前記複数のレシーバ回路が出力する複
    数の前記出力信号のうち1つを選択し、前記入力信号の
    電圧が連続してLレベルであった期間が所定の第2期間
    より長い場合には、LレベルからHレベルへの変化が早
    く起こるように位相調整された、前記複数のレシーバ回
    路が出力する複数の前記出力信号のうち1つを選択す
    る、請求項1に記載の入力バッファ。
  6. 【請求項6】 前記第1期間と前記第2期間とのそれぞ
    れは、前記入力信号の論理値の最小遷移期間に基づいて
    定められる、請求項5に記載の入力バッファ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030077322A (ko) * 2002-03-26 2003-10-01 주식회사 하이닉스반도체 슈미트 트리거를 이용한 입출력 버퍼
JP2006246424A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子のデータ入力バッファ

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