JP2000173721A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2000173721A
JP2000173721A JP10345393A JP34539398A JP2000173721A JP 2000173721 A JP2000173721 A JP 2000173721A JP 10345393 A JP10345393 A JP 10345393A JP 34539398 A JP34539398 A JP 34539398A JP 2000173721 A JP2000173721 A JP 2000173721A
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plug
contact
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electrical
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JP10345393A
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Masami Shimizu
正己 清水
Shinkichi Tanizawa
信吉 谷沢
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Akihiko Mochida
明彦 望田
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Nobuaki Akui
伸章 安久井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】防水キャプ等の補助具を取り付けることなくそ
のままの状態で洗浄することができるとともに、電気接
点が外部に露出しない着脱操作が容易な電気コネクタの
提供を目的としている。 【解決手段】本発明は、電気接点を有するプラグ1と、
プラグの受け取りが可能に構成され、プラグが挿入され
た時にプラグの電気接点38と接触する接点部45を有
するレセプタクル40とを具備し、前記プラグを前記レ
セプタクルに挿入することによって両者の電気的接続を
行なう電気コネクタにおいて、前記レセプタクルにはプ
ラグを受ける凹部49が形成され、この凹部の内面には
プラグの電気接点38と接触可能な接点部45が設けら
れ、前記プラグは、レセプタクルの前記凹部に引掛け可
能な形状を備え、レセプタクルの凹部に引掛けられた状
態でこの凹部の内面と当接する部位に、凹部の内面に設
けられた接点部と接触する電気接点38が設けられてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】工業等の他の分野で一般に使用されてい
るように、医療分野においても、医療装置間を電気的に
接続するために電気コネクタが使用されている。特に、
医療分野では、コネクタを洗浄する必要があることか
ら、防水手段を備えた電気コネクタが広く普及してい
る。例えば、内視鏡の接眼部に装着されるTVカメラか
ら延びるケーブルの端部にはコネクタが設けられている
が、このコネクタには、その洗浄時に、電気接点を水密
に保つための防水キャップが装着される。
【0003】また、電気コネクタにおいては、確実な電
磁シールドを図るとともに電気接点同士を確実に接続さ
せるために、電気接点部に板バネ等の弾性部材を使用
し、ネジ方式やプッシュ・プル方式の着脱を行なう場合
が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に医療分野で使用さ
れる防水手段を備えた電気コネクタは、その電気接点が
外部に露出している場合が多い。こうした場合には、電
気接点と接続される回路素子等が静電気によって破壊さ
れる虞がある。
【0005】また、防水キャップによって電気接点の防
水を図るタイプの電気コネクタの場合には、コネクタを
洗浄する度毎に防水キャップをコネクタに装着しなけれ
ばならず、洗浄作業が非常に煩雑であった。
【0006】また、電気コネクタの着脱において、ネジ
方式では着脱が煩雑であり、プッシュ・プル方式では、
電気接点部に使用される板バネ等の弾性部材により着脱
する際の力量が重くなるため、着脱時に一方のコネクタ
(例えばカメラコントロールユニットのレセプタクル)
側を手で保持する必要がある。そのため、着脱操作が非
常にやりにくかった。
【0007】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その主な目的は、電気接点が外部に露出せず着
脱操作が容易な電気コネクタを提供することにある。ま
た、さらなる目的は、防水キャプ等の補助具を取り付け
ることなくそのままの状態で洗浄することができる電気
コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、電気接点を有するプラグと、プラグの受
け取りが可能に構成され、プラグが挿入された時にプラ
グの電気接点と接触する接点部を有するレセプタクルと
を具備し、前記プラグを前記レセプタクルに挿入するこ
とによって両者の電気的接続を行なう電気コネクタにお
いて、前記レセプタクルにはプラグを受ける凹部が形成
され、この凹部の内面にはプラグの電気接点と接触可能
な接点部が設けられ、前記プラグは、レセプタクルの前
記凹部に引掛け可能な形状を備え、レセプタクルの凹部
に引掛けられた状態でこの凹部の内面と当接する部位
に、凹部の内面に設けられた接点部と接触する電気接点
が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。
【0010】図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示
している。図1は、本実施形態に係る電気コネクタとし
てのプラグ1を示している。このプラグ1は、例えば内
視鏡の接眼部に装着されるTVカメラ(図示せず)から
延びるケーブル2の端部に設けられている。
【0011】図1に示されるように、プラグ1は、その
先端に開口部9を有する略有底矩形状のハウジング10
を有している。また、ハウジング10の先端開口部9に
は矩形状の先端部材11が装着されている。この場合、
先端部材11は、ネジ19によってハウジング10の先
端部内に固定されるとともに、ハウジング10との間に
介挿されたOリング17によりハウジング10に対して
水密状態で取り付けられている。また、この取り付け状
態では、先端部材11の先端面がハウジング10の先端
面と面一になる。
【0012】ハウジング10の基端壁(底壁)10aに
はハウジング10内に連通する貫通孔12が形成されて
おり、この貫通孔12にはL字型のコネクタアーム20
が嵌挿されている。コネクタアーム20は、樹脂材料に
よって形成され、貫通孔12に嵌挿可能な長尺のアーム
部20bと、アーム部20bの基端部に公知の手段で固
着されたフランジ状の取手20cと、アーム部20bの
先端から略直角に折れ曲がるように延びるプラグ部20
aとから成る。
【0013】コネクタアーム20のアーム部20bは、
貫通孔12を通じてハウジング10内に挿入され、ハウ
ジング10内をその長手方向に沿って延びている。ま
た、貫通孔12を貫通するアーム部20bがハウジング
10内で水平に延びるように、アーム部20bの先端側
を支持する支持部13が先端部材11の内面に突設され
ている。なお、貫通孔12を形成するハウジング10の
部位には、貫通孔12に挿通されるアーム部20bとハ
ウジング10との間を水密に保つOリング18が介挿さ
れている。
【0014】また、ハウジング10の内部には、アーム
部20aをハウジング10の基端側方向(図中矢印の方
向)に常時付勢するコイルバネ(圧縮バネ)23が配設
されている。この場合、コイルバネ23は、その一端が
ネジ8を介してハウジング10の基端壁10aに固定さ
れるとともに、その他端がアーム部20bから垂直に立
設された支柱24に固定されている。また、コイルバネ
23は、その付勢力によって、プラグ部20aを先端部
材11の支持部13の先端面13aに常時押し当ててハ
ウジング10内に収納するとともに、アーム部20bの
基端側の一部を貫通孔12を通じてハウジング10の外
部に突出させて、ハウジング10の外側で取手20cを
ハウジング10の基端壁10aから所定距離離間させ
る。また、このようにプラグ部20aがハウジング10
内に収納された状態では、プラグ部20aの先端が先端
部材11の先端開口部15で先端部材11およびハウジ
ング10の先端と面一に位置するとともに、先端部材1
1の内面に設けられたOリング16によってプラグ部2
0aと先端部材11との間が水密に保たれる。
【0015】図2に示されるように、プラグ1から延び
るケーブル2は、前記TVカメラに内蔵された撮像素子
と電気的に接続される複数の信号線からなるハーネス3
と、このハーネス3を外側から取り囲む総合シールド4
と、ケーブル2の外皮を形成する外側チューブ5とによ
って構成される。
【0016】図2の(a)に詳しく示されるように、コ
ネクタアーム20の内部には、アーム部20bの先端側
からプラグ部20aにわたって、フレキシブル基板30
が配設されている。このフレキシブル基板30はコネク
タアーム20と一体に形成されている。また、図2の
(c)に詳しく示されるように、先端部材11の支持部
13の先端面13aに押し当てられるプラグ部20aの
当接面33には、複数の電気接点38がプラグ部20a
の幅方向に沿って所定の間隔で設けられている。また、
当接面33には、電気接点38と並んで電源ラインに接
続される電源用接点39も設けられている。これらの接
点38,39は、プラグ部20a内に位置するフレキシ
ブル基板30の一端側に電気的に接続されている。な
お、電源用接点39は、電気接点38よりも長く形成さ
れており、プラグ部20aの先端まで延びている。
【0017】また、アーム部20b内に位置するフレキ
シブル基板30の他端側の端部30aは、アーム部20
bに形成された貫通穴32を通じてアーム部20bの外
部に延出されている。また、このフレキシブル基板30
の端部30aには、ケーブル2から延びるハーネス3が
半田付けにより電気的に接続されている。
【0018】また、 コネクタアーム20のアーム部2
0bおよびプラグ部20aの外面には、電気接点38,
39が設けられた当接面33の一部を除くその略全面に
わたって、蒸着もしくは立体配線などによりGND処理
が施されたGND処理部35が形成されている。特に当
接面33においては、電気接点38,39を外側から取
り囲むようにGMD処理部35が延びている。なお、こ
のGND処理部35には、ケーブル2の総合シールド4
から延びるフレキシブルメッシュ4aが接続されてい
る。この場合、フレキシブルメッシュ4aは、 別体の
市販のものを使用し、GND処理部35および総合シー
ルド4に端部を半田付けしても良い。
【0019】図3に示されるように、プラグ1と接続さ
れる例えばカメラコントロールユニット(CCU)側の
レセプタクル40は、樹脂製のハウジング41によって
構成されている。ハウジング41には、プラグ1側のコ
ネクタアーム20のプラグ部20aを受ける凹状の受け
部49が形成されている。
【0020】また、ハウジング41の外面には、蒸着も
しくは立体配線などによりGND処理が施されたGND
処理部43が形成されている。このGND処理部43は
受け部49の内面まで延びている。また、受け部49の
内面には、受け部49の開口付近とその奥部に、GND
処理部43に接続された板バネ状のGND接点44が設
けられている。
【0021】また、ハウジング41内には、立体配線や
フレキシブル基板等によって形成される信号ライン47
が設けられている。これらの信号ライン47は、プラグ
1側の電気接点38,39に対応して受け部49の内面
の奥部に設けられた板バネ状の電気接点45に接続され
ている。
【0022】上記構成のプラグ1をレセプタクル40に
電気的に接続するためには、まず、プラグ1のコネクタ
アーム20の取手20cを握って、コネクタアーム20
をコイルバネ23の付勢力に抗して前方に押し出す。こ
れにより、プラグ部20aの当接面33と先端部材11
の支持部13との当接状態が解除されて電気接点38,
39が外部に露出するとともに、プラグ部20aがハウ
ジング10の先端開口部9から前方に突出される。その
状態で、プラグ部20aをレセプタクル40の受け部4
9内に挿入していくと、まず、プラグ1側のGND処理
部35がレセプタクル40側のGND接点44に接触
し、続いて、プラグ1側の電源用接点39がレセプタク
ル40側の対応する電気接点45に接続し、最後に、プ
ラグ側の電気接点38とレセプタクル40側の電気接点
45とが接続される。その状態が図4に示されている。
【0023】この状態で、コネクタアーム20に対する
押し出し力を解除すると、コイルバネ23の復元力によ
り、プラグ部20aがレセプタクル40の受け部49の
内面に強く押し付けられ、プラグ1とレセプタクル40
との接続状態、すなわち、TVカメラの撮像素子とCC
U側との電気的な接続状態が保持される。
【0024】以上説明したように、本実施形態のプラグ
1は、図1に示されるようにレセプタクル40に接続さ
れていない状態では、コイルバネ23の付勢力によって
プラグ部20aの当接面33が先端部材11の支持部1
3に突き当てられた状態に保持され、Oリング15によ
ってその内側に位置する電気接点38,39が外部に対
して水密に保持される(防水される)。したがって、防
水キャプ等の補助具をプラグ1に取り付けることなくそ
のままの状態でプラグ1の洗浄を行なうことができる。
すなわち、洗浄作業が容易となる。
【0025】また、本実施形態のプラグ1においては、
プラグ部20aの当接面33が先端部材11の支持部1
3に常時突き当てられることにより、電気接点38,3
9がハウジング10の内側に引き込んだ状態にある。す
なわち、レセプタクル40と接続されないそれ単体の状
態では、電気接点38,39が外部に露出されることな
く遮蔽され、電気接点38,39に触れることができな
い。そのため、静電気によって撮像素子が破壊されてし
まうことがない。
【0026】また、本実施形態では、コネクタアーム2
0を片手で押し出してプラグ部20aをレセプタクル4
0の受け部49に挿入することができる。すなわち、プ
ラグ部20aを凹状の受け部49に単に引掛けるだけ
で、コネクタ同士の電気的な接続を果たすことができる
ようになっている。したがって、レセプタクル40とプ
ラグ1との着脱操作が容易である。
【0027】図5はプラグ部20aの変形例を示してい
る。この変形例では、積層された2枚のプリント基板5
0,51がプラグ部20a内に配設されており、配線パ
ターン52が形成された第1の基板50にフレキシブル
基板30が半田付けによって接続されている。また、第
2の基板51に形成された パターン状のGND処理部
53はGND処理部35と接続している。さらに、当接
面33に設けられた電気接点38は、第2の基板51に
設けられたスルーホール54を介して第1の基板50上
の配線パターン52に電気的に接続されている。
【0028】なお、第1の実施形態において、ケーブル
2は、ハウジング10の長手方向に沿って延びている
が、図6に示されるようにハウジング10の長手方向に
対して垂直に延びていても良い。
【0029】図7〜図10は本発明の第2の実施形態を
示している。 図7に示されるように、本実施形態に係
るプラグ70は、2枚のプリント基板63,64を積層
することによって構成されたプラグ本体62と、プラグ
本体62を保持する保持部材60とから成る。
【0030】図8に詳しく示されるように、 プラグ本
体62を構成する第1の基板63には、第2の基板64
と接合される一方側の面に配線パターン67,68が形
成されている。このうち、電源用の1つの配線パターン
67は、ケーブル2から延びる電源ラインと電気的に接
続されるとともに、第1の基板63の周端部に設けられ
た電源用の接点66aに接続している。また、信号用の
複数の配線パターン68は、ケーブル2から延びる複数
の信号線とそれぞれ電気的に接続されるとともに、第1
の基板63の周端部に設けられた複数の電気接点66b
にそれぞれ接続している。なお、この場合、電源用の接
点66aは、電気接点66bよりも長く形成されて第1
の基板63の周端縁近傍まで延びている。
【0031】また、第1の基板63の他方側の面には、
プリント配線によりGND処理が施されたGND処理部
69が形成されている。このGND処理部69は、ケー
ブル2の総合シールドと電気的に導通している。
【0032】一方、プラグ本体62を構成する第2の基
板64の周端部には、第1の基板63の電気接点66
a,66bを外部に露出させる複数の凹部(第2の基板
64の周端縁から延びるスリット状の貫通穴)65が形
成されている。
【0033】なお、プラグ本体62の基端部には、第1
および第2の基板63,64の端縁から所定の長さにわ
たって切り欠かれた切り欠き部61が設けられている。
【0034】このような構成のプラグ70は、図9に示
されるようなレセプタクル80に接続される。図示のよ
うに、レセプタクル80は、プラグ70が挿入される挿
入口75を有するハウジング72から成る。ハウジング
72内には、プラグ70の第1の基板63のGND処理
部69と接触する部位にバネ性を有するGND接点74
が少なくとも1つ設けられている。このGND接点74
はハウジング72の内面に形成されたGND処理部73
と接続している。
【0035】また、図10に詳しく示されるように、ハ
ウジング72の内側には、プラグ本体62の切り欠き部
61と係合する段部79が挿入口75に位置して設けら
れている。この段部79によって挿入口75よりも低く
なったハウジング72内の部位(凹部85)には、プラ
グ70の第1の基板63の電気接点66a,66bと接
触する複数の電気接点76が設けられている。
【0036】上記構成のプラグ70をレセプタクル80
と電気的に接続させるためには、まず、図10に破線で
示されるように、プラグ本体62をレセプタクル80の
挿入口75からハウジング72内に挿入してプラグ70
側の切り欠き部61をレセプタクル80側の段部79に
対向させる。この状態では、プラグ70側のGND処理
部69がレセプタクル80側のGND接点74に接触す
るとともに、 プラグ70側の電気接点66a,66b
がレセプタクル80側の電気接点76と対向する。
【0037】次に、 この状態からプラグ本体62をハ
ウジング72内で下側に移動させると、まず、プラグ7
0側の電源用の接点66aとレセプタクル側の対応する
電気接点76とが電気的に接続され、続いて、信号用の
電気接点66b,76同士が接続され、切り欠き部61
と段部79とが完全に係合する。このように切り欠き部
61と段部79とが完全に係合した状態では、 プラグ
70を引張っただけでは、レセプタクル80からプラグ
70を外すことができない。
【0038】以上説明したように、本実施形態では、電
気接点を凹部に設けることにより、静電気を帯びた手指
が触れ、電気接点と接続される回路素子等が破壊される
ことを防止できるとともに、プラグ本体62をハウジン
グ72に形成された凹部85に単に引掛けるだけで、コ
ネクタ同士の電気的な接続を果たすことができるように
なっている。したがって、レセプタクル80とプラグ7
0との着脱操作が容易である。
【0039】図11は、第2の実施形態におけるプラグ
本体62の第1の変形例を示している。図示のように、
第2の基板64に設けられた各凹部65にはそれぞれ、
第1の基板63に設けられた電気接点66bが2つずつ
配置されている。なお、それ以外の構成は第2の実施形
態と同一である。
【0040】図12は、第2の実施形態におけるプラグ
本体62の第2の変形例を示している。図示のように、
プラグ本体62は、3枚の基板91,92,93を積層
することによって構成されている。プラグ本体62は、
絶縁材料からなる基体の片側の面にプリント配線によっ
てグランド(GND)処理が施されたGND処理部69
を有する第1および第2のの基板91,92と、絶縁材
料からなる基体の両面に配線パターン68が形成された
第3の基板93とからなり、第1の基板91と第2の基
板92との間で第3の基板93を挟み込むことによって
形成されている。この場合、第1および第2の各基板9
1,92の2つの面のうちGND処理部69を有してい
ない面が第3の基板93に接合され、GND処理部69
が外側に露出している。また、第1および第2の基板9
1,92には、第3の基板93上に形成された配線パタ
ーン68の各電気接点部66bと対向する部位に、電気
接点部66bに達する貫通孔(内面がテーパ状に形成さ
れている)93が設けられている。
【0041】図13は、第2の実施形態におけるプラグ
本体62の第3の変形例を示している。この変形例で
は、第1の基板63に接合される第2の基板64の一方
側の面に配線パターンおよび電気接点66cが設けられ
ており、他方側の面にGND処理部69が形成されてい
る。この場合、第2の基板64に設けられる電気接点6
6cと第1の基板63に設けられる電気接点66bは互
い違いに位置して設けられている。さらに、第1の基板
63側にも、第2の基板64上の電気接点66cを外部
に露出させる凹部65が形成されている。なお、それ以
外の構成は第2の実施形態と同一である。
【0042】図14は本発明の第3の実施形態を示して
いる。図示のように本実施形態のプラグは、 第1の実
施形態におけるプラグアーム20それ単体からなる。す
なわち、ハウジング10(図1参照)を介することなく
直接にケーブル2がコネクタアーム20に取り付けられ
て電気的に接続されている。ただし、アーム部20aは
基端側の途中からさらに直角に折り返されている。そし
て、コの字状の凹部90は手指が挿入できない程度の幅
に設けられている。
【0043】このような構成では、プラグ部20aを図
3に示されるレセプタクル40にその上方から差し込ん
で引掛けることにより、レセプタクル40と電気的に接
続される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気コネ
クタは、防水キャプ等の補助具を取り付けることなくそ
のままの状態で洗浄することができるとともに、電気接
点が外部に露出せず、着脱操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタと
してのプラグの側断面図。
【図2】(a)は図1のプラグを構成するコネクタアー
ムの側断面図、(b)は(a)のA方向矢視図、(c)
は(a)のB方向矢視図である。
【図3】図1のプラグと接続されるレセプタクルの断面
図である。
【図4】図1のプラグを図3のレセプタクルに接続した
状態を示す断面図である。
【図5】図1のプラグのプラグ部の変形例を示す断面図
である。
【図6】図1のプラグの変形例を示す側断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るプラグの斜視図
である。
【図8】図7のプラグのプラグ本体の正面図である。
【図9】図7のプラグと接続されるレセプタクルをその
挿入口側から見た図である。
【図10】図7のプラグを図9のレセプタクルに接続し
た状態を示す図である。
【図11】図7のプラグのプラグ本体の第1の変形例を
示す正面図である。
【図12】図7のプラグのプラグ本体の第2の変形例を
示す断面図である。
【図13】図7のプラグのプラグ本体の第3の変形例を
示す断面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係るプラグの斜視
図である。
【符号の説明】 1,70…プラグ(電気コネクタ) 40,80…レセプタクル 38,45…電気接点(接点部) 49…受け部(凹部) 85…凹部
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 克行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 望田 明彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安久井 伸章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA24 DA00 5E023 AA04 AA10 AA11 AA18 BB02 BB03 DD06 DD29 EE22 GG02 HH09 HH12 HH14 HH15 HH18 HH30 5E087 EE04 EE11 FF01 HH02 LL02 LL03 LL12 MM05 PP01 QQ06 RR12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接点を有するプラグと、プラグの受
    け取りが可能に構成され、プラグが挿入された時にプラ
    グの電気接点と接触する接点部を有するレセプタクルと
    を具備し、前記プラグを前記レセプタクルに挿入するこ
    とによって両者の電気的接続を行なう電気コネクタにお
    いて、 前記レセプタクルにはプラグを受ける凹部が形成され、
    この凹部の内面にはプラグの電気接点と接触可能な接点
    部が設けられ、 前記プラグは、レセプタクルの前記凹部に引掛け可能な
    形状を備え、レセプタクルの凹部に引掛けられた状態で
    この凹部の内面と当接する部位に、凹部の内面に設けら
    れた接点部と接触する電気接点が設けられていることを
    特徴とする電気コネクタ。
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