JP2000173330A - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
- Publication number
- JP2000173330A JP2000173330A JP10368514A JP36851498A JP2000173330A JP 2000173330 A JP2000173330 A JP 2000173330A JP 10368514 A JP10368514 A JP 10368514A JP 36851498 A JP36851498 A JP 36851498A JP 2000173330 A JP2000173330 A JP 2000173330A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- guide
- fiber
- monitor
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ライトガイドの一部であるモニタファイバの
外径のバラツキや、光源ランプの光軸バラツキ等による
ライトガイドの配光パターンの変化に起因する不具合を
解消する光源装置を簡単な構成にて提供する。 【解決手段】 光源装置本体１のライトガイドの入射端
２ａにおいて、ライトガイド２の外周上に全周に渡る漏
光部３を形成するとともに、漏光部３上にリング状モニ
タファイバ４を嵌合させる。
外径のバラツキや、光源ランプの光軸バラツキ等による
ライトガイドの配光パターンの変化に起因する不具合を
解消する光源装置を簡単な構成にて提供する。 【解決手段】 光源装置本体１のライトガイドの入射端
２ａにおいて、ライトガイド２の外周上に全周に渡る漏
光部３を形成するとともに、漏光部３上にリング状モニ
タファイバ４を嵌合させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理検査装置
の照明や医療用、あるいはイルミネーション用照明に用
いられる光源装置に関するものである。
の照明や医療用、あるいはイルミネーション用照明に用
いられる光源装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、照明光の光量を一定にするため、
電球等の光源から照射される光を光センサでモニタしな
がら、その光センサの出力に基づいて光源の光量が一定
になるように電源電圧を制御するような機能が付加され
た光源装置がある。このうち、投光ファイバ（ライトガ
イド）の入射端において、投光ファイバの一部を分岐さ
せ光量をモニタするモニタファイバを使用した例とし
て、特開平５−３１２６７３号公報が掲げられる。
電球等の光源から照射される光を光センサでモニタしな
がら、その光センサの出力に基づいて光源の光量が一定
になるように電源電圧を制御するような機能が付加され
た光源装置がある。このうち、投光ファイバ（ライトガ
イド）の入射端において、投光ファイバの一部を分岐さ
せ光量をモニタするモニタファイバを使用した例とし
て、特開平５−３１２６７３号公報が掲げられる。
【０００３】しかしながら、このような従来の光源装置
では、投光ファイバ（ライトガイド）の入射端に入射す
る光の一部をモニタファイバにてモニタしているだけ
で、対象物に実際に照射する出射端全体をモニタしてい
ないので、例えば、光源ランプを交換した場合には、ラ
ンプの光軸のバラツキ等によりライトガイドの配光パタ
ーンが変化してしまい、モニタファイバに入射する光量
が変化してしまい、対象物に照射される光量が以前の光
量と変わってしまうという不都合を生ずる。この現象
は、モニタファイバが細径化する程顕著に現れる。
では、投光ファイバ（ライトガイド）の入射端に入射す
る光の一部をモニタファイバにてモニタしているだけ
で、対象物に実際に照射する出射端全体をモニタしてい
ないので、例えば、光源ランプを交換した場合には、ラ
ンプの光軸のバラツキ等によりライトガイドの配光パタ
ーンが変化してしまい、モニタファイバに入射する光量
が変化してしまい、対象物に照射される光量が以前の光
量と変わってしまうという不都合を生ずる。この現象
は、モニタファイバが細径化する程顕著に現れる。
【０００４】また、ライトガイドを別の物と交換した場
合、細径であるモニタファイバの外径バラツキによっ
て、モニタ光量が変化し対象物に照射される光量が以前
の光量と変わってしまうという問題もある。この問題を
解消するために、ライトガイドの入射端面に偏りなく分
散して配置されたモニタファイバを使用した光源装置が
知られている（特開平８−３２７８２６号公報）。しか
し、この方法は、ライトガイドの加工方法、製造方法が
大変複雑で、低コストでは実現できなく実用的ではな
い。さらに、この方法では、通常の方法より、より細径
の多数本の光ファイバを集結させモニタファイバとして
いるので、光ファイバの外径バラツキの影響を受けやす
く、光量変化の問題は依然として解消していない。
合、細径であるモニタファイバの外径バラツキによっ
て、モニタ光量が変化し対象物に照射される光量が以前
の光量と変わってしまうという問題もある。この問題を
解消するために、ライトガイドの入射端面に偏りなく分
散して配置されたモニタファイバを使用した光源装置が
知られている（特開平８−３２７８２６号公報）。しか
し、この方法は、ライトガイドの加工方法、製造方法が
大変複雑で、低コストでは実現できなく実用的ではな
い。さらに、この方法では、通常の方法より、より細径
の多数本の光ファイバを集結させモニタファイバとして
いるので、光ファイバの外径バラツキの影響を受けやす
く、光量変化の問題は依然として解消していない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
モニタファイバの外径のバラツキや、光源ランプの光軸
バラツキに起因する上記不都合を解消する光源装置を簡
単な構成にて提供することを課題とするものである。
モニタファイバの外径のバラツキや、光源ランプの光軸
バラツキに起因する上記不都合を解消する光源装置を簡
単な構成にて提供することを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ライトガイド
の入射端において、ライトガイドの外周、全周に渡って
漏光部を設けるとともに、漏光部上にリング状のモニタ
ファイバを嵌合することを着想し、本発明を完成するに
至った。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ライトガイド
の入射端において、ライトガイドの外周、全周に渡って
漏光部を設けるとともに、漏光部上にリング状のモニタ
ファイバを嵌合することを着想し、本発明を完成するに
至った。
【０００７】即ち、本発明は、光源から照射された光を
対象物に導く多数の光ファイバを束ねたライトガイドを
用いる光源装置において、ライトガイドの入射端におい
て該ライトガイドの外周に全周に渡る漏光部を形成する
とともに、該漏光部上にリング状モニタファイバを嵌合
させたことを特徴とする光源装置である。
対象物に導く多数の光ファイバを束ねたライトガイドを
用いる光源装置において、ライトガイドの入射端におい
て該ライトガイドの外周に全周に渡る漏光部を形成する
とともに、該漏光部上にリング状モニタファイバを嵌合
させたことを特徴とする光源装置である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を参照
しながら説明する。図１において、１は光源装置本体、
２は光源からの光を対象物に照射させるライトガイド、
３はライトガイドの入射端２ａにてライトガイド２の外
周上に形成した漏光部、４は漏光部３上に嵌合させたリ
ング状モニタファイバである。
しながら説明する。図１において、１は光源装置本体、
２は光源からの光を対象物に照射させるライトガイド、
３はライトガイドの入射端２ａにてライトガイド２の外
周上に形成した漏光部、４は漏光部３上に嵌合させたリ
ング状モニタファイバである。
【０００９】本発明の特徴であるライトガイド２及びリ
ング状モニタファイバ４について図１の詳細図を基に説
明をする。図１に示される様に、ライトガイド２の入射
端２ａにおいて、光量をモニタするためライトガイド２
の外周、全周に渡って漏光部３を形成する。漏光部３を
形成するには、例えば、エメリーリロス、サンドグライ
ンダ等によりライトガイドを形成している光ファイバの
クラッド表面を擦過して傷を付ければ良い。漏光部３を
形成する範囲は、光源ランプの光軸バラツキによる配光
パターンの影響を受けない様全周とし、ライトガイド２
の長さ方向も一定幅とする。ただし、幅の範囲はモニタ
する光量に応じて適宜な幅を選択すれば良い。
ング状モニタファイバ４について図１の詳細図を基に説
明をする。図１に示される様に、ライトガイド２の入射
端２ａにおいて、光量をモニタするためライトガイド２
の外周、全周に渡って漏光部３を形成する。漏光部３を
形成するには、例えば、エメリーリロス、サンドグライ
ンダ等によりライトガイドを形成している光ファイバの
クラッド表面を擦過して傷を付ければ良い。漏光部３を
形成する範囲は、光源ランプの光軸バラツキによる配光
パターンの影響を受けない様全周とし、ライトガイド２
の長さ方向も一定幅とする。ただし、幅の範囲はモニタ
する光量に応じて適宜な幅を選択すれば良い。
【００１０】次に、ライトガイド２上の漏光部３からの
光を受光するため、漏光部３の部分のライトガイド２の
外径、漏光部３の形成幅に応じたリング状モニタファイ
バ４を嵌合させる。リング状モニタファイバ４の幅は、
漏光部３から外部への漏光を防止するため、漏光部３の
形成幅より少し広くするのが望ましい。なお、リング状
モニタファイバ４は、ライトガイド２の入射端２ａに設
けたので、ライトガイド取付けコネクタ等のカバーで保
護でき、突起物を生ぜず、取抜上邪魔にならなく、構造
もシンプルである。なお、ここでは、光源装置全体の構
成の詳細は省略したが、公知のモニタファイバにより光
量を測定、フィードバックコントロールする構成であ
る。光量を測定、フィードバックコントロールする制御
部は、光源装置本体１に内蔵するか、あるいは外部に設
けるか、いずれの構成でも良い。
光を受光するため、漏光部３の部分のライトガイド２の
外径、漏光部３の形成幅に応じたリング状モニタファイ
バ４を嵌合させる。リング状モニタファイバ４の幅は、
漏光部３から外部への漏光を防止するため、漏光部３の
形成幅より少し広くするのが望ましい。なお、リング状
モニタファイバ４は、ライトガイド２の入射端２ａに設
けたので、ライトガイド取付けコネクタ等のカバーで保
護でき、突起物を生ぜず、取抜上邪魔にならなく、構造
もシンプルである。なお、ここでは、光源装置全体の構
成の詳細は省略したが、公知のモニタファイバにより光
量を測定、フィードバックコントロールする構成であ
る。光量を測定、フィードバックコントロールする制御
部は、光源装置本体１に内蔵するか、あるいは外部に設
けるか、いずれの構成でも良い。
【００１１】以上説明した様に、本発明では、モニタフ
ァイバの一部を分岐させた細径モニタファイバでなく、
リング状モニタファイバにより光量を測定しているの
で、例え光源ランプの交換により光軸バラツキによる配
光パターンに変化が生じても、ライトガイドの全周から
の漏光をモニタしているので、モニタする光量は平均化
され、以前の光量が維持できる。さらに、細径のモニタ
ファイバを使用していないので、モニタファイバの外径
バラツキの影響も無く、ライトガイドを変換しても以前
の光量が維持できる。また、構成がシンプル且つ製造が
容易で、低コストで実現できる。
ァイバの一部を分岐させた細径モニタファイバでなく、
リング状モニタファイバにより光量を測定しているの
で、例え光源ランプの交換により光軸バラツキによる配
光パターンに変化が生じても、ライトガイドの全周から
の漏光をモニタしているので、モニタする光量は平均化
され、以前の光量が維持できる。さらに、細径のモニタ
ファイバを使用していないので、モニタファイバの外径
バラツキの影響も無く、ライトガイドを変換しても以前
の光量が維持できる。また、構成がシンプル且つ製造が
容易で、低コストで実現できる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、モニタファイバの外径
バラツキや、光源ランプの光軸バラツキ等によるライト
ガイドの配光パターンの変化の影響を受けず、簡単な構
成で正確に光量が測定できる。
バラツキや、光源ランプの光軸バラツキ等によるライト
ガイドの配光パターンの変化の影響を受けず、簡単な構
成で正確に光量が測定できる。
【図１】本発明の光源装置の実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
１ 光源装置本体 ２ ライトガイド ２ａ ライトガイド入射端 ３ 漏光部 ４ リング状モニタファイバ
Claims (1)
- 【請求項１】 光源から照射された光を対象物に導く多
数の光ファイバを束ねたライトガイドを用いる光源装置
において、ライトガイドの入射端において該ライトガイ
ドの外周に全周に渡る漏光部を形成するとともに、該漏
光部上にリング状モニタファイバを嵌合させたことを特
徴とする光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10368514A JP2000173330A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10368514A JP2000173330A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 光源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000173330A true JP2000173330A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18492027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10368514A Pending JP2000173330A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000173330A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005233927A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-09-02 | Iwasaki Electric Co Ltd | 光源装置とそれに使用する光量モニタ |
| JP2008295929A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Olympus Corp | 照明装置及び内視鏡装置 |
| US9018828B2 (en) | 2007-10-16 | 2015-04-28 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Light emitting element lamp and lighting equipment |
-
1998
- 1998-12-08 JP JP10368514A patent/JP2000173330A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005233927A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-09-02 | Iwasaki Electric Co Ltd | 光源装置とそれに使用する光量モニタ |
| JP4604572B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2011-01-05 | 岩崎電気株式会社 | 光源装置とそれに使用する光量モニタ |
| JP2008295929A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Olympus Corp | 照明装置及び内視鏡装置 |
| US9018828B2 (en) | 2007-10-16 | 2015-04-28 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Light emitting element lamp and lighting equipment |
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