JP2000172447A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

Info

Publication number
JP2000172447A
JP2000172447A JP34178798A JP34178798A JP2000172447A JP 2000172447 A JP2000172447 A JP 2000172447A JP 34178798 A JP34178798 A JP 34178798A JP 34178798 A JP34178798 A JP 34178798A JP 2000172447 A JP2000172447 A JP 2000172447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
pressed
pen
coordinate value
detection layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34178798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3758865B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Chikugi
利行 筑木
Osamu Nishikawa
修 西川
Minoru Koshimizu
実 小清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP34178798A priority Critical patent/JP3758865B2/ja
Publication of JP2000172447A publication Critical patent/JP2000172447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3758865B2 publication Critical patent/JP3758865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル面の任意の領域に手を接触させてペン
入力することができるとともに、ペン入力と指入力とを
同時に行うことができるようにする。 【解決手段】 液晶表示部10の下側に、電磁誘導方式
の電子ペン1によって指示された座標位置を検出するペ
ン座標検出層20を配置し、上側に、ペン1によって押
下された座標位置、ペン1を持つ手によって押下された
座標位置、および操作入力のために指によって押下され
た座標位置を検出する押下座標検出層30を配置する。
無効領域設定部41では、あらかじめ、ペン1を持つ手
によって押下される座標位置の領域を、ペン座標値に対
して相対的な位置が定められた無効領域として設定す
る。識別判定部40では、ペン座標値のそれぞれの値ご
とに、そのペン座標値に対する無効領域を算出する。そ
して、押下座標値のうち、ペン座標値と異なり、かつ算
出した無効領域内の座標値は、ペン1を持つ手によって
押下された座標位置と判定し、ペン座標値と異なり、か
つ算出した無効領域外の座標値は、操作入力のために指
によって押下された座標位置と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯情報機器な
どに用いられる、ペン(ペン形状の筆記具)や指によっ
て指示された座標位置を検出する座標入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような座標入力装置としては、従
来、抵抗膜方式、電磁誘導方式、静電結合方式、超音波
方式、赤外線方式などが考えられている。
【0003】抵抗膜方式は、2枚の抵抗膜を、わずかな
間隙をもって重ね合わせて、ペンや指によって押下され
た点で、2枚の抵抗膜が接触・通電するようにし、その
接触点での電位を検知することによって、ペンや指によ
って押下された点の座標位置を検出するものである。
【0004】電磁誘導方式は、先端にインダクタンスと
容量からなるLC回路が埋め込まれた専用の電子ペンを
用い、パネル側にはライン状またはループ状の電極パタ
ーンを形成し、ペンを電極パターンに近づけたときに誘
導電圧が得られることを利用して、ペンによって指示さ
れた点の座標位置を検出するものである。
【0005】静電結合方式は、パネルの4隅に電極を設
け、パネル表面にコーティングした導電薄膜に交番電圧
を印加して、パネルにペンや指が接触したとき、4隅の
電極からペンや指までの距離に比例した電流が流れるよ
うにし、この電流の比率を測定することによって、ペン
や指が接触した点の座標位置を検出するものである。
【0006】超音波方式は、パネルの隅に設けた超音波
発信子から発信された超音波を、表面弾性波としてパネ
ルの入力エリア内にくまなく走査させ、その超音波がペ
ンに設けた超音波受信子で受信されるまでに要した時間
と超音波の伝播速度とから、ペンによって指示された点
の座標位置を検出するものである。
【0007】赤外線方式は、パネル面上に赤外線ビーム
を網の目のように張り巡らせ、ペンや指によって、その
赤外線ビームが遮られたとき、どの位置で遮られたかを
検知することによって、ペンや指によって指示された点
の座標位置を検出するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上述した抵抗膜方式、静電結合方式、超音波方式および
赤外線方式は、ペン入力するとき、ペンを持つ手をパネ
ル面に接触させると、それも入力と判定されてしまうた
めに、ペンを持つ手をパネル面に接触させることができ
ず、ペン入力するときの操作性が悪いという欠点があ
る。
【0009】もっとも、特開平9−44304号には、
抵抗膜方式において、パネル面のペン入力するときにペ
ンを持つ手が触れる領域では、2枚の抵抗膜の間に挿入
するスペーサの密度を高くして、その領域にペンを持つ
手が触れても2枚の抵抗膜が接触・通電しないようにす
ることによって、ペンを持つ手をパネル面に接触させる
ことができるようにすることが示されている。
【0010】しかし、この方法は、スペーサ密度の高い
領域ではペン入力がしずらくなるとともに、スペーサ密
度の高い領域が固定されるために、同一の装置を右利き
の人と左利きの人で兼用することができないという欠点
がある。
【0011】これに対して、電磁誘導方式は、ペンを持
つ手をパネル面に接触させることができ、ペン入力がし
やすいものの、専用のペンしか使うことができず、指に
よる入力ができないため、パーソナルコンピュータなど
でマウスによって行っているようなウインドウ操作やス
クロール操作などの操作も、すべてペンによって行わな
ければならず、ペンを持つ手の負荷が大きくなって、や
はり操作性が悪いという問題がある。
【0012】しかも、従来のいずれの方式も、ペン入力
と指入力の両方が可能であっても、両者の識別ができな
いため、例えば、ペン入力のときには文字や図形などの
手書き入力となり、指入力のときにはウインドウ操作や
スクロール操作などの操作となる、というような、ペン
入力と指入力の自動的な区分けを行うことができないと
ともに、一方でペンによって文字や図形などを手書き入
力しながら、同時に他方で指によってウインドウ操作や
スクロール操作などの操作を行う、というように、ペン
と指によって同時に別個の操作ないし入力を行うことが
できず、携帯情報機器などにおいて操作入力スピードを
上げることができないという問題がある。
【0013】なお、特開平6−67788号には、抵抗
膜方式において、2枚の抵抗膜のうちの一方を一方向に
分割した多数の帯状抵抗膜によって構成して、そのうち
の複数の帯状抵抗膜が他方の抵抗膜と接触・通電すると
きには、例えば右手でペンを持ってペン入力した場合に
は、左側の帯状抵抗膜をペンによって押下された有効な
ものとし、右側の帯状抵抗膜はペンを持つ手によって押
下された無効なものとすることによって、ペンを持つ手
をパネル面に接触させることができるようにすることが
示されている。しかし、この方法も、ペン入力と指入力
とを同時に行うことができない。
【0014】また、特開平9−44293号には、静電
結合方式において、手書き入力枠の設定に対応して入力
無効領域を設定して、この入力無効領域にはペンを持つ
手を接触させることができるようにすることが示されて
いるが、この方法も、手書き入力枠内には手をつくこと
ができないとともに、ペン入力と指入力とを同時に行う
ことができないという問題がある。
【0015】そこで、この発明は、パネル面の任意の領
域に手を接触させてペン入力することができ、操作性が
良く、手が疲れないペン入力を行うことができるととも
に、ペン入力と指入力とを同時に行うことができるよう
にしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明では、座標入力
装置として、表示部に積層された、LC回路を有する電
子ペンによって指示された座標位置を検出するためのペ
ン座標検出層と、前記表示部に積層された、前記電子ペ
ンによって押下された座標位置、前記電子ペンを持つ手
によって押下された座標位置、および操作または入力の
ために指によって押下された座標位置を検出するための
押下座標検出層と、前記ペン座標検出層によって求めら
れたペン座標値、および前記押下座標検出層によって求
められた押下座標値に基づいて、前記電子ペンによって
押下された座標位置、前記手によって押下された座標位
置、および前記指によって押下された座標位置を、互い
に識別して判定する識別判定手段と、を設ける。
【0017】
【作用】上記のように構成した、この発明の座標入力装
置においては、一方で、ペン座標検出層によって、電磁
誘導方式により、電子ペンによって指示された座標位置
が、ペン座標値として検出されるとともに、他方で、押
下座標検出層によって、電子ペンによって押下された座
標位置、電子ペンを持つ手によって押下された座標位
置、および操作入力のために指によって押下された座標
位置、すなわちパネル面に接触した電子ペン、手または
指によって押下された座標位置が、すべて押下座標値と
して検出される。
【0018】そして、識別判定手段では、そのペン座標
検出層によって求められたペン座標値、および押下座標
検出層によって求められた押下座標値に基づいて、電子
ペンによって押下された座標位置、電子ペンを持つ手に
よって押下された座標位置、および操作入力のために指
によって押下された座標位置が、識別判定される。
【0019】具体的に、押下座標検出層によって求めら
れた押下座標値が、ペン座標検出層によって求められた
ペン座標値と一致するときには、その押下座標値は、電
子ペンによって押下された座標位置と判定され、押下座
標検出層によって求められた押下座標値が、ペン座標検
出層によって求められたペン座標値と異なるときには、
その押下座標値は、電子ペンを持つ手によって押下され
た座標位置、または操作入力のために指によって押下さ
れた座標位置と判定される。
【0020】さらに、右利きの人が右手でペンを持ち、
右手をパネル面に接触させてペン入力するときには、ペ
ン先端に対して右下に位置する一定領域内で右手の小指
側の側面がパネル面に接触し、左利きの人が左手でペン
を持ち、左手をパネル面に接触させてペン入力するとき
には、ペン先端に対して左下に位置する一定領域内で左
手の小指側の側面がパネル面に接触することから、識別
判定手段では、ペン座標検出層によって求められたペン
座標値ごとに、電子ペンを持つ手によって押下される座
標位置の領域が、そのペン座標値に対して相対的な位置
が定められた無効領域として算出され、押下座標検出層
によって求められた押下座標値が、ペン座標検出層によ
って求められたペン座標値と異なり、かつ算出された無
効領域内の座標値であるときには、その押下座標値は、
電子ペンを持つ手によって押下された座標位置と判定さ
れ、押下座標検出層によって求められた押下座標値が、
ペン座標検出層によって求められたペン座標値と異な
り、かつ算出された無効領域外の座標値であるときに
は、その押下座標値は、操作入力のために指によって押
下された座標位置と判定される。
【0021】あるいは、ペンを持つ手をパネル面に接触
させてペン入力するときの手とパネル面との接触面積
は、操作入力のために指をパネル面に接触させるときの
指とパネル面との接触面積に比べて、かなり大きいこと
から、押下座標検出層によって求められた押下座標値
が、ペン座標検出層によって求められたペン座標値と異
なり、かつ所定数を超える隣接する座標値からなるとき
には、その押下座標値は、電子ペンを持つ手によって押
下された座標位置と判定され、押下座標検出層によって
求められた押下座標値が、ペン座標検出層によって求め
られたペン座標値と異なり、かつ所定数以下の隣接する
座標値からなるときには、その押下座標値は、操作入力
のために指によって押下された座標位置と判定される。
【0022】このように、電子ペンを持つ手をパネル面
に接触させてペン入力したとき、その電子ペンを持つ手
によって押下された座標位置が識別され、その座標値に
ついては処理対象から除外されるので、パネル面の任意
の領域に手を接触させてペン入力することができ、操作
性が良く、手が疲れないペン入力を行うことができる。
【0023】また、電子ペンによって押下された座標位
置と、操作入力のために指によって押下された座標位置
とが、互いに識別されるので、ペン入力と指入力とを同
時に行うことができ、例えば、ペン入力のときには文字
や図形などの手書き入力となり、指入力のときにはウイ
ンドウ操作やスクロール操作などの操作となる、という
ような、ペン入力と指入力の自動的な区分けを行うこと
ができるとともに、一方でペンによって文字や図形など
を手書き入力しながら、同時に他方で指によってウイン
ドウ操作やスクロール操作などの操作を行う、というよ
うに、ペンと指によって同時に別個の操作ないし入力を
行うことができ、携帯情報機器などにおいて操作入力ス
ピードを上げることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の座標入力装置
の一実施形態の要部の概略的な断面構成を示す。この実
施形態では、液晶表示部10の下面にペン座標検出層2
0を配置し、上面に押下座標検出層30を配置する。図
では省略したが、押下座標検出層30上には保護絶縁層
を設ける。
【0025】ペン座標検出層20は、電磁誘導方式の電
子ペン1によって指示された座標位置を検出するための
もので、図2に示すように、ループコイルX1〜X5を
x方向に配列し、これと交差させてループコイルY1〜
Y5をy方向に配列して構成する。図2では便宜上、x
方向およびy方向とも5個のコイルしか示していない
が、実際上は、十分に小さい間隔で必要な数のコイルを
配列する。
【0026】コイルX1〜X5およびY1〜Y5の一端
には、それぞれ所定電圧を印加し、コイルX1〜X5の
他端側のスイッチSx1〜Sx5を順次、オンにして、
コイルX1〜X5に順次、所定電流を流すとともに、そ
の後、コイルY1〜Y5の他端側のスイッチSy1〜S
y5を順次、オンにして、コイルY1〜Y5に順次、所
定電流を流す。
【0027】これによって、インダクタンスLaおよび
容量CaからなるLC回路1aが内蔵された電子ペン1
が、図1に示すように押下座標検出層30に接触して、
例えば図2に示すように、コイルX3とコイルY3の交
差位置の真上に位置するとき、すなわちコイルX3とコ
イルY3の交差位置を指示するときには、図3(A)お
よび(B)に示すように、コイルX3に電流が流れるタ
イミングおよびコイルY3に電流が流れるタイミングに
おいて、LC回路1aに閾値電圧Vtを超える誘導電圧
が得られる。
【0028】したがって、LC回路1aに得られる誘導
電圧Vaが閾値電圧Vtを超えるときのタイミングを検
知することによって、電子ペン1によって指示された座
標位置を検出することができる。
【0029】上述したように、コイルX1〜X5および
Y1〜Y5に別の期間において電流を流す代わりに、例
えば、スイッチSy1〜Sy5を順次、オンにして、コ
イルY1〜Y5に順次、所定電流を流すとともに、スイ
ッチSy1をオンにしてコイルY1に電流を流している
期間内において、スイッチSx1〜Sx5を順次、オン
にして、コイルX1〜X5に順次、所定電流を流し、同
様にスイッチSy2をオンにしてコイルY2に電流を流
している期間内において、スイッチSx1〜Sx5を順
次、オンにして、コイルX1〜X5に順次、所定電流を
流すというように、コイルX1〜X5とコイルY1〜Y
5の交差位置をx方向およびy方向に走査するように、
コイルX1〜X5およびY1〜Y5に電流を流すように
してもよい。
【0030】電圧測定部27は、LC回路1aに得られ
る誘導電圧Vaを閾値電圧Vtと比較して、誘導電圧V
aが閾値電圧Vtを超えるか否かを検出するものであ
り、ペン座標算出部28は、誘導電圧Vaが閾値電圧V
tを超えるときのタイミングから、電子ペン1によって
指示された座標位置を算出するものである。
【0031】押下座標検出層30は、電子ペン1によっ
て押下された座標位置、電子ペン1を持つ手によって押
下された座標位置、および操作入力のために指によって
押下された座標位置、すなわちパネル面に接触した電子
ペン1、手および指によって押下された座標位置を、す
べて検出するためのもので、図4に示すように、透明な
ライン状の導電体31a,31b…31jをy方向に配
列し、これと交差させて透明なライン状の導電体32
a,32b…32jをx方向に配列して構成する。導電
体31a〜31jおよび32a〜32jの幅は、それぞ
れ5〜10mm程度とし、それぞれの間隔は、絶縁が保
たれる範囲で十分に狭くし、0.5mm以下とする。
【0032】導電体31a〜31jおよび32a〜32
jは、それぞれ絶縁基板上に印刷や蒸着などによって形
成して、押下座標検出層30が電子ペン1、手または指
のいずれによっても押下されないときには両者間が絶縁
されるように、わずかな間隙をもって重ね合わせる。
【0033】図5は、この実施形態の座標入力装置の全
体構成を示し、スイッチ回路33を順次、切り替えて、
y方向に配列された導電体31a,31b…31jに順
次、電源35からの所定電圧Voを印加するとともに、
導電体31aに所定電圧Voを印加している期間内にお
いて、スイッチ回路34を順次、切り替えて、x方向に
配列された導電体32a,32b…32jを順次、検出
用抵抗36に接続し、同様に導電体31bに所定電圧V
oを印加している期間内において、スイッチ回路34を
順次、切り替えて、導電体32a,32b…32jを順
次、検出用抵抗36に接続するというように、導電体3
2a〜32jと導電体31a〜31jの交差位置をx方
向およびy方向に走査するように、導電体31a〜31
jに所定電圧Voを印加し、導電体32a〜32jを検
出用抵抗36に接続する。
【0034】これによって、電子ペン1、手または指の
いずれかによって、例えば、導電体31a,31bと導
電体32a,32bの交差位置、および導電体31iと
導電体32iの交差位置が押下されたときには、導電体
31a,31bと導電体32a,32bの交差位置にお
いて導電体31a,31bと導電体32a,32bとが
接触・通電するとともに、導電体31iと導電体32i
の交差位置において導電体31iと導電体32iとが接
触・通電して、導電体31aに所定電圧Voが印加さ
れ、かつ導電体32aが検出用抵抗36に接続されるタ
イミング、導電体31aに所定電圧Voが印加され、か
つ導電体32bが検出用抵抗36に接続されるタイミン
グ、導電体31bに所定電圧Voが印加され、かつ導電
体32aが検出用抵抗36に接続されるタイミング、導
電体31bに所定電圧Voが印加され、かつ導電体32
bが検出用抵抗36に接続されるタイミング、および導
電体31iに所定電圧Voが印加され、かつ導電体32
iが検出用抵抗36に接続されるタイミングにおいて、
検出用抵抗36に所定電流が流れて、検出用抵抗36の
両端間に所定電圧Voに達する電圧が得られる。
【0035】したがって、検出用抵抗36の両端間に得
られる電圧Vrが所定電圧Voに達するときのタイミン
グを検知することによって、電子ペン1、手または指の
いずれかによって押下された座標位置を検出することが
できる。
【0036】上述した方法とは逆に、導電体31a,3
1b…31jを順次、検出用抵抗に接続するとともに、
導電体31aを検出用抵抗に接続している期間内におい
て、導電体32a,32b…32jに順次、所定電圧を
印加し、同様に導電体31bを検出用抵抗に接続してい
る期間内において、導電体32a,32b…32jに順
次、所定電圧を印加するというように、導電体32a〜
32jと導電体31a〜31jの交差位置をx方向およ
びy方向に走査するように、導電体31a〜31jを検
出用抵抗に接続し、導電体32a〜32jに所定電圧を
印加するようにしてもよい。
【0037】電圧測定部37は、検出用抵抗36の両端
間に得られる電圧Vrを所定電圧Voより若干低い閾値
電圧と比較して、電圧Vrが閾値電圧を超えて所定電圧
Voに達するか否かを検出するものであり、押下座標算
出部38は、電圧Vrが所定電圧Voに達するときのタ
イミングから、電子ペン1、手または指のいずれかによ
って押下された座標位置を算出するものである。
【0038】さらに、この実施形態では、あらかじめ、
無効領域設定部41において、電子ペン1を持つ手によ
って押下される座標位置の領域が、電子ペン1によって
指示される座標位置に対して相対的な位置が定められた
無効領域として設定される。
【0039】すなわち、右利きの人が右手で電子ペン1
を持ち、右手をパネル面に接触させてペン入力するとき
には、図6に示すように、電子ペン1によって指示さ
れ、ペン座標算出部28によって算出されるペン座標値
Pa=(Xa,Ya)に対して右下に位置する、座標値
Pd=(Xa+Xd,Ya−Yd)を左上隅の点とし、
座標値Pe=(Xa+Xd+Xw,Ya−Yd)を右上
隅の点とし、座標値Pf=(Xa+Xd,Ya−Yd−
Yw)を左下隅の点とし、座標値Pg=(Xa+Xd+
Xw,Ya−Yd−Yw)を右下隅の点とする領域2R
内で、右手の小指側の側面がパネル面に接触する。
【0040】また、左利きの人が左手で電子ペン1を持
ち、左手をパネル面に接触させてペン入力するときに
は、同図に示すように、ペン座標値Pa=(Xa,Y
a)に対して左下に位置する、座標値Pd’=(Xa−
Xd,Ya−Yd)を右上隅の点とし、座標値Pe’=
(Xa−Xd−Xw,Ya−Yd)を左上隅の点とし、
座標値Pf’=(Xa−Xd,Ya−Yd−Yw)を右
下隅の点とし、座標値Pg’=(Xa−Xd−Xw,Y
a−Yd−Yw)を左下隅の点とする領域2L内で、左
手の小指側の側面がパネル面に接触する。
【0041】そこで、無効領域設定部41では、無効領
域として、領域2R,2Lのペン座標値Pa=(Xa,
Ya)に対するx,y方向の距離Xd,Ydと、領域2
R,2Lのx,y方向の幅Xw,Ywとが、設定され
る。
【0042】この場合、無効領域の大きさを一律に規定
する場合には、人の手の大きさにはばらつきがあること
から、幅Xw,Ywを大きめに設定する。ただし、その
場合でも、装置の利用者が、装置の初期設定として、右
利きか左利きかを指定し、無効領域設定部41が、その
指定に応じて、右手によるペン入力か左手によるペン入
力かを示す情報を、距離Xd,Ydおよび幅Xw,Yw
とともに設定するように構成することができる。
【0043】また、装置の利用者が、装置の初期設定と
して、実際に電子ペン1および電子ペン1を持つ手をパ
ネル面に接触させることによって、装置の後述する識別
判定部40が、そのときにペン座標算出部28によって
算出されたペン座標値Paと押下座標算出部38によっ
て算出された押下座標値とから、押下座標値のうちのペ
ン座標値Paと異なる座標値を電子ペン1を持つ手によ
って押下された座標位置と判定し、それから領域2Rま
たは2Lを決定して、距離Xd,Ydおよび幅Xw,Y
wを算出し、それを無効領域として無効領域設定部41
に設定するように構成することもできる。
【0044】そして、識別判定部40では、以下に示す
ように、ペン座標算出部28によって算出されたペン座
標値、押下座標算出部38によって算出された押下座標
値、および無効領域設定部41での設定結果に基づい
て、電子ペン1によって押下された座標位置、電子ペン
1を持つ手によって押下された座標位置、および操作入
力のために指によって押下された座標位置が、識別判定
される。識別判定部40は、例えば、CPU、CPUが
実行すべき後述する判定処理ルーチンなどのプログラム
が書き込まれたROM、およびCPUの作業エリアとし
て機能するRAMなどを有するものとして構成する。
【0045】電子ペン1によって指示され、ペン座標算
出部28によって算出されるペン座標値Pa=(Xa,
Ya)は、電子ペン1によって文字や図形などを手書き
入力するときには逐次、その値が変化する。そして、こ
のペン座標値Paのそれぞれの値ごとに、押下座標算出
部38では、電子ペン1、手または指のいずれかによっ
て押下された座標値が算出される。
【0046】そこで、識別判定部40では、ペン座標値
Paのそれぞれの値ごとに、図7に示すような判定処理
ルーチン50によって、電子ペン1によって押下された
座標位置、電子ペン1を持つ手によって押下された座標
位置、および操作入力のために指によって押下された座
標位置が、識別判定される。
【0047】まず、ステップ51において、そのときの
ペン座標値Pa=(Xa,Ya)と、無効領域設定部4
1での設定結果、すなわち上記の距離Xd,Ydおよび
幅Xw,Ywとから、そのときのペン座標値Pa=(X
a,Ya)に対する無効領域として、図6に示したよう
な、座標値Pd=(Xa+Xd,Ya−Yd)を左上隅
の点、座標値Pe=(Xa+Xd+Xw,Ya−Yd)
を右上隅の点、座標値Pf=(Xa+Xd,Ya−Yd
−Yw)を左下隅の点、座標値Pg=(Xa+Xd+X
w,Ya−Yd−Yw)を右下隅の点とする領域2R、
または、座標値Pd’=(Xa−Xd,Ya−Yd)を
右上隅の点、座標値Pe’=(Xa−Xd−Xw,Ya
−Yd)を左上隅の点、座標値Pf’=(Xa−Xd,
Ya−Yd−Yw)を右下隅の点、座標値Pg’=(X
a−Xd−Xw,Ya−Yd−Yw)を左下隅の点とす
る領域2Lを算出する。
【0048】次に、ステップ52において、押下座標算
出部38によって算出された押下座標値の一つを選択
し、次にステップ53において、その選択した押下座標
値がペン座標値Pa=(Xa,Ya)と一致するか否か
を判断する。
【0049】そして、選択した押下座標値がペン座標値
Pa=(Xa,Ya)と一致するときには、ステップ5
3からステップ54に進んで、その選択した押下座標値
は、電子ペン1によって押下された座標位置であると判
定した上で、さらにステップ55に進んで、ほかに押下
座標値があるか否かを判断し、ほかに押下座標値がなけ
れば、判定処理を終了するが、ほかに押下座標値があれ
ば、ステップ52に戻って、押下座標値の他の一つを選
択する。
【0050】ステップ53において、ステップ52で選
択した押下座標値がペン座標値Pa=(Xa,Ya)と
一致しないと判断したときには、ステップ53からステ
ップ56に進んで、その選択した押下座標値がステップ
51で算出した領域2Rまたは2L内であるか否かを判
断する。
【0051】選択した押下座標値を、Pb=(Xb,Y
b)とすると、 (Xa+Xd)≦Xb≦(Xa+Xd+Xw) または、 (Xa−Xd−Xw)≦Xb≦(Xa−Xd) で、かつ、 (Ya−Yd−Yw)≦Yb≦(Ya−Yd) であるときには、押下座標値Pb=(Xb,Yb)は、
領域2Rまたは2L内である。
【0052】そして、選択した押下座標値が領域2Rま
たは2L内であるときには、ステップ56からステップ
57に進んで、その選択した押下座標値は、電子ペン1
を持つ手によって押下された座標位置であると判定した
上で、さらにステップ55に進んで、ほかに押下座標値
があるか否かを判断し、ほかに押下座標値がなければ、
判定処理を終了するが、ほかに押下座標値があれば、ス
テップ52に戻って、押下座標値の他の一つを選択す
る。
【0053】ステップ56において、ステップ52で選
択した押下座標値が領域2Rまたは2L内ではないと判
断したときには、ステップ56からステップ58に進ん
で、その選択した押下座標値は、電子ペン1によって押
下された座標位置でもなく、電子ペン1を持つ手によっ
て押下された座標位置でもない、操作入力のために指に
よって押下された座標位置であると判定した上で、さら
にステップ55に進んで、ほかに押下座標値があるか否
かを判断し、ほかに押下座標値がなければ、判定処理を
終了するが、ほかに押下座標値があれば、ステップ52
に戻って、押下座標値の他の一つを選択する。
【0054】以上のように、一つのペン座標値Pa=
(Xa,Ya)についての押下座標値のすべてにつき、
電子ペン1によって押下された座標位置であるか、電子
ペン1を持つ手によって押下された座標位置であるか、
操作入力のために指によって押下された座標位置である
かが、識別判定される。
【0055】そして、識別判定部40は、電子ペン1に
よって押下された座標位置と判定した押下座標値、すな
わちペン座標値Paについては、その座標値Paの位置
において液晶表示部10に文字や図形などの一部を構成
する線や点などを表示させて、文字や図形などの手書き
ペン入力の処理を行い、または、その座標値Paの位置
において液晶表示部10にアイコンなどで表示されてい
る項目の操作や入力の処理を行う。
【0056】また、識別判定部40は、電子ペン1を持
つ手によって押下された座標位置と判定した押下座標値
については、その座標値を無効として、特別の処理をし
ない。
【0057】さらに、識別判定部40は、操作入力のた
めに指によって押下された座標位置と判定した押下座標
値については、その座標値の位置において液晶表示部1
0にアイコンなどで表示されている項目の操作や入力の
処理を行う。
【0058】電子ペン1を持つ手をパネル面に接触させ
てペン入力するときの手とパネル面との接触面積は、操
作入力のために指をパネル面に接触させるときの指とパ
ネル面との接触面積に比べて、かなり大きい。
【0059】そこで、図5〜図7に示して上述した実施
形態のように、無効領域を設定し、算出することによっ
て、電子ペン1を持つ手によって押下された座標位置と
操作入力のために指によって押下された座標位置とを識
別する代わりに、押下座標算出部38によって算出され
た押下座標値が、ペン座標算出部28によって算出され
たペン座標値Paと異なり、かつ所定数を超える隣接す
る座標値からなるときには、その押下座標値を、電子ペ
ン1を持つ手によって押下された座標位置と判定し、押
下座標算出部38によって算出された押下座標値が、ペ
ン座標算出部28によって算出されたペン座標値Paと
異なり、かつ所定数以下の隣接する座標値からなるとき
には、その押下座標値を、操作入力のために指によって
押下された座標位置と判定するようにしてもよい。この
場合には、ペン入力しないで指入力するだけのときに
も、指入力であることを識別判定することができる。
【0060】また、図1の実施形態は、液晶表示部10
を挟んでペン座標検出層20と押下座標検出層30を配
置する場合であるが、液晶表示部10の観察面側にペン
座標検出層20と押下座標検出層30を積層して配置し
てもよい。また、液晶表示部以外の表示部を用いること
もできる。
【0061】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、パ
ネル面の任意の領域に手を接触させてペン入力すること
ができ、操作性が良く、手が疲れないペン入力を行うこ
とができるとともに、ペン入力と指入力とを同時に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の座標入力装置の一実施形態の要部の
概略的な断面構成を示す図である。
【図2】ペン座標検出層の一例を示す図である。
【図3】電子ペンによって指示された座標位置の検出の
説明に供する図である。
【図4】押下座標検出層の一例を示す図である。
【図5】この発明の座標入力装置の一実施形態の全体構
成を示す図である。
【図6】無効領域の説明に供する図である。
【図7】識別判定部が行う判定処理ルーチンの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1…電子ペン 1a…LC回路 2R,2L…領域 10…液晶表示部 20…ペン座標検出層 X1〜X5,Y1〜Y5…ループコイル 27…電圧測定部 28…ペン座標算出部 30…押下座標検出層 31a〜31j,32a〜32j…導電体 33,34…スイッチ回路 35…電源 36…検出用抵抗 37…電圧測定部 38…押下座標算出部 40…識別判定部 41…無効領域設定部 50…判定処理ルーチン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小清水 実 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA05 AA11 AA22 AA23 BB01 BB14 BC02 BC15 BC16 BD02 BD07 BD17 BE08 CC12 CD06 5B087 AA09 AE09 BC03 CC01 CC11 CC16 CC26 CC32 CC41 DD17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部に積層された、LC回路を有する電
    子ペンによって指示された座標位置を検出するためのペ
    ン座標検出層と、 前記表示部に積層された、前記電子ペンによって押下さ
    れた座標位置、前記電子ペンを持つ手によって押下され
    た座標位置、および操作または入力のために指によって
    押下された座標位置を検出するための押下座標検出層
    と、 前記ペン座標検出層によって求められたペン座標値、お
    よび前記押下座標検出層によって求められた押下座標値
    に基づいて、前記電子ペンによって押下された座標位
    置、前記手によって押下された座標位置、および前記指
    によって押下された座標位置を、互いに識別して判定す
    る識別判定手段と、 を備えることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1の座標入力装置において、 前記識別判定手段は、前記押下座標検出層によって求め
    られた押下座標値が、前記ペン座標検出層によって求め
    られたペン座標値と一致するときには、その押下座標値
    を、前記電子ペンによって押下された座標位置と判定
    し、前記押下座標検出層によって求められた押下座標値
    が、前記ペン座標検出層によって求められたペン座標値
    と異なるときには、その押下座標値を、前記手によって
    押下された座標位置、または前記指によって押下された
    座標位置と判定することを特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】請求項2の座標入力装置において、 前記識別判定手段は、前記ペン座標検出層によって求め
    られたペン座標値ごとに、前記手によって押下される座
    標位置の領域を、そのペン座標値に対して相対的な位置
    が定められた無効領域として算出し、前記押下座標検出
    層によって求められた押下座標値が、前記ペン座標検出
    層によって求められたペン座標値と異なり、かつ前記算
    出した無効領域内の座標値であるときには、その押下座
    標値を、前記手によって押下された座標位置と判定し、
    前記押下座標検出層によって求められた押下座標値が、
    前記ペン座標検出層によって求められたペン座標値と異
    なり、かつ前記算出した無効領域外の座標値であるとき
    には、その押下座標値を、前記指によって押下された座
    標位置と判定することを特徴とする座標入力装置。
  4. 【請求項4】請求項2の座標入力装置において、 前記識別判定手段は、前記押下座標検出層によって求め
    られた押下座標値が、前記ペン座標検出層によって求め
    られたペン座標値と異なり、かつ所定数を超える隣接す
    る座標値からなるときには、その押下座標値を、前記手
    によって押下された座標位置と判定し、前記押下座標検
    出層によって求められた押下座標値が、前記ペン座標検
    出層によって求められたペン座標値と異なり、かつ前記
    所定数以下の隣接する座標値からなるときには、その押
    下座標値を、前記指によって押下された座標位置と判定
    することを特徴とする座標入力装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかの座標入力装置に
    おいて、 前記押下座標検出層は、前記表示部の表示面に沿う面の
    一方向に配列された複数の第1の導電体と、これと交差
    する方向に配列された複数の第2の導電体とを有し、第
    1の導電体と第2の導電体とが接触した点の座標位置
    が、押下座標値として算出されるものであることを特徴
    とする座標入力装置。
  6. 【請求項6】請求項5の座標入力装置において、 前記複数の第1の導電体を順次、電源または検出用抵抗
    に接続し、同一の第1の導電体を電源または検出用抵抗
    に接続している期間内において、前記複数の第2の導電
    体を順次、逆に検出用抵抗または電源に接続して、その
    検出用抵抗の両端間に得られる電圧が閾値電圧を超える
    ときのタイミングから、前記押下座標値を算出すること
    を特徴とする座標入力装置。
  7. 【請求項7】請求項1の座標入力装置において、 前記識別判定手段は、前記電子ペンによって押下された
    座標位置と判定した座標値については、手書きペン入力
    の処理を行い、前記指によって押下された座標位置と判
    定した座標値については、操作入力項目の操作または入
    力の処理を行うことを特徴とする座標入力装置。
JP34178798A 1998-12-01 1998-12-01 座標入力装置 Expired - Fee Related JP3758865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34178798A JP3758865B2 (ja) 1998-12-01 1998-12-01 座標入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34178798A JP3758865B2 (ja) 1998-12-01 1998-12-01 座標入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000172447A true JP2000172447A (ja) 2000-06-23
JP3758865B2 JP3758865B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=18348764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34178798A Expired - Fee Related JP3758865B2 (ja) 1998-12-01 1998-12-01 座標入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3758865B2 (ja)

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006517319A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 エヌ−トリグ リミテッド デジタイザ用のタッチ検出
CN100426214C (zh) * 2003-02-14 2008-10-15 微软公司 确定电子笔笔尖的位置
JP2009162538A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Wacom Co Ltd 位置検出装置
WO2009139532A1 (en) * 2008-05-10 2009-11-19 Chang Seop Han Multi-key input method and device using touchpad and magnetic sensor
CN102117134A (zh) * 2009-12-31 2011-07-06 上海京城高新技术开发有限公司 一种电磁感应交互式白板系统
JP2011186550A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Lenovo Singapore Pte Ltd 座標入力装置、座標入力方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム
US8125463B2 (en) 2004-05-06 2012-02-28 Apple Inc. Multipoint touchscreen
JP2012146012A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012160084A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012164274A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012164139A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012164192A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、電子ペン入力システム、及びプログラム
JP2012221358A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Sharp Corp 電子機器、手書き入力方法、および手書き入力プログラム
WO2012153536A1 (ja) * 2011-05-12 2012-11-15 パナソニック株式会社 座標入力装置及び座標入力方法
JP2012530306A (ja) * 2009-06-19 2012-11-29 タイグエン テクノロジー (シェン_ゼン) カンパニー リミテッド 液晶パネル、液晶表示装置
US8432371B2 (en) 2006-06-09 2013-04-30 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
CN103197808A (zh) * 2012-01-09 2013-07-10 联想(北京)有限公司 响应电容式触摸屏输入的方法、装置及电子设备
US8493330B2 (en) 2007-01-03 2013-07-23 Apple Inc. Individual channel phase delay scheme
US8552989B2 (en) 2006-06-09 2013-10-08 Apple Inc. Integrated display and touch screen
US8654083B2 (en) 2006-06-09 2014-02-18 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US8743300B2 (en) 2010-12-22 2014-06-03 Apple Inc. Integrated touch screens
WO2014147724A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 株式会社 東芝 電子機器および入力方法
US9389737B2 (en) 2012-09-14 2016-07-12 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes
JP2017041093A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社 情報端末装置
US9710095B2 (en) 2007-01-05 2017-07-18 Apple Inc. Touch screen stack-ups
JP2019192142A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 情報処理装置、入力制御方法、及び入力制御プログラム
JP2021002403A (ja) * 2016-03-30 2021-01-07 インテル コーポレイション 意図的でないタッチセンサへの接触を排除するモバイルデバイス
US11314368B2 (en) 2012-09-14 2022-04-26 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes

Cited By (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8228311B2 (en) 2003-02-10 2012-07-24 N-Trig Ltd. Touch detection for a digitizer
US8400427B2 (en) 2003-02-10 2013-03-19 N-Trig Ltd. Touch detection for a digitizer
US8373677B2 (en) 2003-02-10 2013-02-12 N-Trig Ltd. Touch detection for a digitizer
US8593433B2 (en) 2003-02-10 2013-11-26 N-Trig Ltd. Touch detection for a digitizer
US7843439B2 (en) 2003-02-10 2010-11-30 N-Trig Ltd. Touch detection for a digitizer
US8952930B2 (en) 2003-02-10 2015-02-10 N-Trig Ltd. Touch detection for a digitizer
JP2006517319A (ja) * 2003-02-10 2006-07-20 エヌ−トリグ リミテッド デジタイザ用のタッチ検出
CN100426214C (zh) * 2003-02-14 2008-10-15 微软公司 确定电子笔笔尖的位置
US8982087B2 (en) 2004-05-06 2015-03-17 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US9035907B2 (en) 2004-05-06 2015-05-19 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US8872785B2 (en) 2004-05-06 2014-10-28 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US11604547B2 (en) 2004-05-06 2023-03-14 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US8125463B2 (en) 2004-05-06 2012-02-28 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US10908729B2 (en) 2004-05-06 2021-02-02 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US8605051B2 (en) 2004-05-06 2013-12-10 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US10331259B2 (en) 2004-05-06 2019-06-25 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US9454277B2 (en) 2004-05-06 2016-09-27 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US8416209B2 (en) 2004-05-06 2013-04-09 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US8928618B2 (en) 2004-05-06 2015-01-06 Apple Inc. Multipoint touchscreen
US11886651B2 (en) 2006-06-09 2024-01-30 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US9244561B2 (en) 2006-06-09 2016-01-26 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US8451244B2 (en) 2006-06-09 2013-05-28 Apple Inc. Segmented Vcom
US10191576B2 (en) 2006-06-09 2019-01-29 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US9268429B2 (en) 2006-06-09 2016-02-23 Apple Inc. Integrated display and touch screen
US8552989B2 (en) 2006-06-09 2013-10-08 Apple Inc. Integrated display and touch screen
US8432371B2 (en) 2006-06-09 2013-04-30 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US11175762B2 (en) 2006-06-09 2021-11-16 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US8654083B2 (en) 2006-06-09 2014-02-18 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US9575610B2 (en) 2006-06-09 2017-02-21 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US10976846B2 (en) 2006-06-09 2021-04-13 Apple Inc. Touch screen liquid crystal display
US8493330B2 (en) 2007-01-03 2013-07-23 Apple Inc. Individual channel phase delay scheme
US9710095B2 (en) 2007-01-05 2017-07-18 Apple Inc. Touch screen stack-ups
US10521065B2 (en) 2007-01-05 2019-12-31 Apple Inc. Touch screen stack-ups
JP2009162538A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Wacom Co Ltd 位置検出装置
WO2009139532A1 (en) * 2008-05-10 2009-11-19 Chang Seop Han Multi-key input method and device using touchpad and magnetic sensor
JP2012530306A (ja) * 2009-06-19 2012-11-29 タイグエン テクノロジー (シェン_ゼン) カンパニー リミテッド 液晶パネル、液晶表示装置
US8988370B2 (en) 2009-06-19 2015-03-24 Taiguen Technology (Shen—Zhen) Co., Ltd. Liquid crystal panel and liquid crystal display device
CN102117134A (zh) * 2009-12-31 2011-07-06 上海京城高新技术开发有限公司 一种电磁感应交互式白板系统
JP2011186550A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Lenovo Singapore Pte Ltd 座標入力装置、座標入力方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム
US8804056B2 (en) 2010-12-22 2014-08-12 Apple Inc. Integrated touch screens
US10409434B2 (en) 2010-12-22 2019-09-10 Apple Inc. Integrated touch screens
US9025090B2 (en) 2010-12-22 2015-05-05 Apple Inc. Integrated touch screens
US8743300B2 (en) 2010-12-22 2014-06-03 Apple Inc. Integrated touch screens
US9727193B2 (en) 2010-12-22 2017-08-08 Apple Inc. Integrated touch screens
US9146414B2 (en) 2010-12-22 2015-09-29 Apple Inc. Integrated touch screens
JP2012146012A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012160084A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012164139A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012164192A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、電子ペン入力システム、及びプログラム
JP2012164274A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム
JP2012221358A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Sharp Corp 電子機器、手書き入力方法、および手書き入力プログラム
WO2012153536A1 (ja) * 2011-05-12 2012-11-15 パナソニック株式会社 座標入力装置及び座標入力方法
CN103197808A (zh) * 2012-01-09 2013-07-10 联想(北京)有限公司 响应电容式触摸屏输入的方法、装置及电子设备
CN103197808B (zh) * 2012-01-09 2016-08-17 联想(北京)有限公司 响应电容式触摸屏输入的方法、装置及电子设备
US10191580B2 (en) 2012-09-14 2019-01-29 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes
US10921924B2 (en) 2012-09-14 2021-02-16 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes
US11314368B2 (en) 2012-09-14 2022-04-26 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes
US11775124B2 (en) 2012-09-14 2023-10-03 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes
US9389737B2 (en) 2012-09-14 2016-07-12 Samsung Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same in two modes
WO2014147724A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 株式会社 東芝 電子機器および入力方法
JP2017041093A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 三洋テクノソリューションズ鳥取株式会社 情報端末装置
JP2021002403A (ja) * 2016-03-30 2021-01-07 インテル コーポレイション 意図的でないタッチセンサへの接触を排除するモバイルデバイス
JP2019192142A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 情報処理装置、入力制御方法、及び入力制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3758865B2 (ja) 2006-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3758865B2 (ja) 座標入力装置
JP3758866B2 (ja) 座標入力装置
US10386965B2 (en) Finger tracking in wet environment
JP5106268B2 (ja) タッチパネル
US6054979A (en) Current sensing touchpad for computers and the like
TWI291161B (en) Automatic switching for a dual mode digitizer
JP2599019B2 (ja) ペン入力装置
US6970160B2 (en) Lattice touch-sensing system
KR101352994B1 (ko) 적응형 온 스크린 키보드 제공 장치 및 그 제공 방법
KR101084448B1 (ko) 멀티 포인트 터치 감지 시스템
EP3106967B1 (en) Multipoint touch screen
JP5372000B2 (ja) デジタイザのためのジェスチャ検出
US5815141A (en) Resistive touchscreen having multiple selectable regions for pressure discrimination
US8493355B2 (en) Systems and methods for assessing locations of multiple touch inputs
KR101084438B1 (ko) 멀티 포인트 터치 감지 시스템의 동작 방법
EP3625657B1 (en) Pcap with enhanced immunity to water contaminants
US20120235937A1 (en) Two-Dimensional Touch Sensors
EP2159674A2 (en) Multi-point touch-sensitive device
JPH05204538A (ja) ストロークに墨入れする際のオーバーヘッドを低減する方法及びそのためのデータ処理装置
EP3356917B1 (en) Supporting multiple users on a large scale projected capacitive touchscreen
US9330249B2 (en) Information terminal
JP2000148396A (ja) 情報入力装置および方法
JP5262703B2 (ja) 座標入力システム
JPH0667788A (ja) タブレット装置
US20230096098A1 (en) Multi-touch user interface for an electronic device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110113

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120113

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130113

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140113

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees