JP2000171320A - 圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法及びその装置とこれを用いた血圧測定装置 - Google Patents

圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法及びその装置とこれを用いた血圧測定装置

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JP2000171320A
JP2000171320A JP10345801A JP34580198A JP2000171320A JP 2000171320 A JP2000171320 A JP 2000171320A JP 10345801 A JP10345801 A JP 10345801A JP 34580198 A JP34580198 A JP 34580198A JP 2000171320 A JP2000171320 A JP 2000171320A
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康史 正木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電ダイアフラムポンプで得られる圧力を圧
電ダイアフラムポンプの特性を活かした状態で測定す
る。 【解決手段】 圧電素子にて駆動されるダイアフラム1
0を用いた圧電ダイアフラムポンプにおけるチャンバー
内の圧力を上記ダイアフラム10の変位に基づいて測定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電ダイアフラムポ
ンプの圧力測定方法及びその装置とこれを用いた血圧測
定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電ダイアフラムポンプは、圧電素子を
利用してダイアフラムを駆動するポンプであり、超小型
のものを得ることができるが、この圧電ダイアフラムポ
ンプで得られる加圧流体の圧力は、その排気側に接続し
た圧力測定手段を用いて計測していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、圧電ダイア
フラムポンプの小型であるという特性を十分に活かすこ
とができない。
【0004】また血圧測定装置は、阻血袋を加圧するポ
ンプと、血圧測定のための圧力測定手段とが必要なもの
であるが、その小型化のためにはポンプ及び圧力測定手
段の小型化を図らねばならない。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは圧電ダイアフラムポ
ンプで得られる加圧流体の圧力を圧電ダイアフラムポン
プの特性を活かした状態で測定することができる圧電ダ
イアフラムポンプの圧力測定方法及びその装置を提供す
るにあり、また他の目的とするところは小型の血圧測定
装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係る圧
電ダイアフラムポンプの圧力測定方法は、圧電素子にて
駆動されるダイアフラムを用いた圧電ダイアフラムポン
プにおけるチャンバー内に加圧流体を導いてチャンバー
内の圧力を上記ダイアフラムの変位に基づいて測定する
ことに特徴を有している。
【0007】この場合、ダイアフラムとして圧電材料か
らなるものを用いるとともに、圧電材料の圧電効果を利
用して圧力を測定することが最も好ましい。
【0008】また、ダイアフラムポンプに接続するバル
ブとして、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス
法で作成したマイクロバルブを用いたり、マイクロバル
ブとして、アクティブ型のものを用いることが周辺部材
を含む小型化の点で有利であり、上記アクティブ型マイ
クロバルブとしては、圧電素子で作動するものを好適に
用いることができる。
【0009】圧電材料からなるダイアフラムを用いる場
合、圧電定数と圧電電圧定数とが異なる複数種の圧電材
料からなる複合材料のものを用いるのも好ましく、ま
た、圧電効果による発生電圧の積分値を基に圧力を測定
することが好ましい。
【0010】ダイアフラムポンプに接続するリレーとし
て、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法で作
成したマイクロリレーを用いたり、ダイアフラムポンプ
として、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法
で作成したマイクロポンプを用いることも小型化の点で
好ましい。
【0011】圧電材料としては、スパッタ法もしくは水
熱合成法で作成したものを好適に用いることができる。
【0012】ダイアフラムと固定平板電極との間の静電
容量変化を基に圧力を測定するようにしてもよく、この
場合、ダイアフラムとして、このダイアフラム駆動用の
圧電材料を介して周縁が固定された平板状のものを用い
たり、固定平板電極として、ダイアフラム上に犠牲層を
介して形成されるとともに犠牲層の除去でダイアフラム
と微小間隔で対向するものを用いたり、圧電材料として
積層構造を持つものを用いたりするのが好ましい。
【0013】さらにはダイアフラム上に設けたピエゾ抵
抗体の出力を基に圧力を測定してもよく、この場合、ピ
エゾ抵抗体として、ダイアフラム上に薄膜形成法で形成
したものを用いたり、ピエゾ抵抗体として、高ゲージ率
材料からなるものを用いることが好ましい。
【0014】そして本発明に係る圧電ダイアフラムポン
プの圧力測定装置は、圧電素子にて駆動されるダイアフ
ラムを用いた圧電ダイアフラムポンプで加圧された流体
の圧力を測定する圧力測定装置であって、加圧流体をチ
ャンバー内に導く導入手段と、上記ダイアフラムの変位
に基づいて上記圧力を測定する測定手段を備えているこ
とに特徴を有している。
【0015】ダイアフラムが圧電材料で形成されてお
り、上記測定手段は圧電材料の圧電効果を基に圧力を測
定するものであると、さらに好ましいものとなる。
【0016】また、ダイアフラムポンプに接続するバル
ブとして、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス
法で作成されたマイクロバルブが用いられていたり、マ
イクロバルブとして、アクティブ型のものが用いられて
いれば、小型化の点で有利であり、アクティブ型マイク
ロバルブとしては、圧電素子で作動するものが好適であ
る。
【0017】ダイアフラムとして、圧電定数と圧電電圧
定数とが異なる複数種の圧電材料からなる複合材料のも
のが用いられていても、好ましい結果を得ることができ
る。
【0018】ダイアフラムポンプに接続するリレーとし
て、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法で作
成されたマイクロリレーが用いられていたり、ダイアフ
ラムポンプとして、半導体プロセス法もしくはLIGA
プロセス法で作成されたマイクロポンプが用いられてい
ても、小型化の点で有利である。
【0019】測定手段は、ダイアフラムと固定平板電極
との間の静電容量変化を基に圧力を測定するものであっ
てもよく、この場合、ダイアフラムは、このダイアフラ
ム駆動用の圧電材料を介して周縁が固定された平板状の
ものとしておくとよい。また、圧電材料が積層構造を持
つものであっても良い結果を得ることができる。
【0020】さらに測定手段は、ダイアフラム上に設け
たピエゾ抵抗体の出力を基に圧力を測定するものであっ
てもよく、この場合のピエゾ抵抗体は、ダイアフラム上
に薄膜形成法で形成されたものとしておくとよい。
【0021】また、本発明に係る血圧測定装置は、上述
の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置を用いた血圧
測定装置であり、圧電ダイアフラムポンプが阻血袋への
空気供給手段であり、測定手段が血圧値測定手段である
ことに特徴を有している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1における圧電ダイアフラムポ
ンプ1は、図2及び図3に示すように、圧電材料によっ
て形成されたダイアフラム10の両面に電極11,11
を形成することで、圧電素子そのものがダイアフラム1
0を構成しているもので、ベース12部には図4に示す
ようにダイアフラム10の作動によるチャンバー15内
の圧力変化に応じて作動するパッシブ型の吸気弁13と
排気弁14とを備えたものとなっている。
【0023】今、ダイアフラム10が膨らんでチャンバ
ー15内の圧力が大気圧より低くなれば、差圧によって
吸気弁13が開いてチャンバー15内に大気が流入し、
ダイアフラム10が圧縮されれば、圧縮された大気が排
気弁14を押し開いて出ていくものである。このポンプ
1の圧力は、ダイアフラム10が膨らんだ時と圧縮した
時のチャンバー15の容積変化による大気の圧力増加と
排気側の圧力との差圧により決定され、チャンバー15
の容積変化による大気の圧力増加が排気側の圧力と等し
くなったときに流量が0となって、圧力が飽和した状態
となる。
【0024】そして、上記ダイアフラム10である圧電
素子には、リレーr1を介して駆動電源2が接続されて
いるとともに、リレーr2を介して信号処理回路3が接
続されており、さらにポンプ1の吸気弁13側にはバル
ブSV1を介して吸気口が設けられるとともにバルブS
V2を介してタンク4が接続されており、ポンプ1の排
気弁14側にはバルブSV3を介して排気口が設けられ
るとともにバルブSV4を介してタンク4が接続されて
いる。
【0025】上記信号処理回路3は、ダイアフラム10
を構成している圧電素子の圧電効果を利用してタンク4
内の圧力をチャンバー15内の圧力として測定するもの
であり、該圧力測定は、駆動電源2によるダイアフラム
10の駆動状態からリレーr1、r2を切り換えること
によって行う。
【0026】すなわち、ポンプ1の駆動時は、リレーr
1によって駆動電源2がダイアフラム(圧電素子)10
に接続されるとともに、バルブSV1,SV4が開、バ
ルブSV2,SV3が閉の状態に保たれ、ポンプ1によ
って加圧された空気はタンク4内に送り込まれる。
【0027】圧力上昇時に圧力測定を行う場合は、ポン
プ1の作動中にあるタイミングでバルブSV1,SV4
を閉とし、リレーr1、r2を切り換えることでポンプ
1の作動を止めて信号処理回路3をダイアフラム(圧電
素子)10に接続する。
【0028】そして、バルブSV3を開としてポンプ1
の下流をいったん大気に開放することでチャンバー15
内の空気を抜いた後、バルブSV3を閉じ、次いでバル
ブSV2を瞬間的に開いてタンク4内の空気をチャンバ
ー15内に送り込む。ダイアフラム10は、チャンバー
15内に送り込まれた空気の圧力に応じて膨らむことか
ら、ダイアフラム10である圧電素子は、圧力に応じた
電圧を圧電効果によって発生するものであり、この電圧
から信号処理回路3が圧力の測定を行う。
【0029】開放時の減圧中の圧力測定は、リレーr1
を開、リレーr2を閉とするとともに、バルブSV1,
SV4を閉、バルブSV3を開とした状態で、バルブS
V2を瞬間的に開いてタンク4内の空気のチャンバー1
5内に送り込み、この時のダイアフラム(圧電素子)1
0の圧電効果から測定する。
【0030】タンク4内の流体振動の検出も行うことが
できる。バルブSV1,SV3,SV4を閉、バルブS
V2を開状態とすれば、タンク4内の流体振動が流体を
通じてポンプ1内に伝わることから、圧電効果で発生す
る電圧の変化から流体振動を検出することができる。
【0031】圧電素子を構成しているダイアフラム10
は、圧電材料として、圧電定数(d定数)と圧電電圧定
数(g定数)とが異なる複数種の圧電材料からなる複合
材料のものを用いるのが好ましい。アクチュエータとし
て用いるだけであるならば、圧電定数が大きい圧電材
料、たとえばPZTが好ましく、また、センサとして用
いるだけであれば、圧電電圧定数が大きい(感度が高
い)圧電材料、たとえばポリマーであるPVDFが好ま
しいのであるが、アクチュエータとセンサとを兼用する
ものにおいて、上記両定数が共に好ましい圧電材料が存
在していないことから、圧電定数が大である圧電材料
と、圧電電圧定数が大である圧電材料とを組み合わせた
複合材料とすることで、アクチュエータとしてもセンサ
としても優れた特性を持つものとすることができる。
【0032】ところで、圧電効果によって発生する電圧
を信号処理回路3で処理することで圧力を測定するわけ
であるが、この時、圧電効果で発生する電圧の積分値か
ら圧力を測定することが好ましい。加圧時及び減圧時の
圧力測定は、圧電効果による発生電圧のピーク電圧から
求めることはできるが、たとえばバルブの開閉速度が早
い場合は図6(a)に示すようにピーク電圧が大となり、
バルブの開閉速度が遅い場合は図6(b)に示すように、
ピーク電圧が小となるというばらつきが生じ、結果とし
て測定した圧力値が異なることになる。しかし、積分値
から求めるならば、バルブの開閉速度のばらつきに関係
なく、正確な圧力値を求めることができる。
【0033】そして、上記のような圧電素子であるダイ
アフラム10を備えたポンプ1は、半導体プロセスやL
IGAプロセスによってダイアフラム10、更には吸入
弁13,14を形成したマイクロポンプとすることによ
り、系全体を小型化することができる。また、圧電素子
であるダイアフラム10については、薄膜形成法(たと
えばスパッタ法や水熱合成法)で形成することで、粉末
を焼結して形成した場合のような研磨工程や分極処理工
程が不要となり、製造が容易となる。
【0034】各バルブSV1,SV2,SV3,SV4
も半導体プロセスやLIGAプロセスによって形成した
マイクロバルブとすれば、系全体の小型化を更に促進す
ることができる。また、マイクロバルブを用いたなら
ば、バルブSV2の瞬間的開閉でタンク4から放出する
流体量を少なくすることができるために、タンク4内の
圧力を監視しながらタンク4内の圧力を高めていく場
合、図7にイで示すところのバルブSV2の瞬間的開に
よる圧力低下量を小さくすることができるために、タン
ク4内の加圧を早く行うことができ、また、タンク4内
の圧力を監視しながらタンク4内の圧力を下げていく解
放時においても、図8にロで示す圧力低下量を小さくす
ることができるために、圧力測定頻度を大きくすること
ができるものであり、このような特性は、この圧電ダイ
アフラムポンプの圧力測定装置を後述の血圧測定装置に
用いる場合、きわめて好ましいものとなる。
【0035】図9はポンプ1にパッシブ型の吸気弁13
及び排気弁14に加えて、もう一系統の吸排弁をアクテ
ィブ型のマイクロバルブMV1,MV2を設けたものを
示している。ポンプ1の作動時はマイクロバルブMV
1,MV2を共に閉じておき、吸気弁13と排気弁14
とで吸排気を行わせる。圧力上昇時の測定は、ポンプ1
作動中にあるタイミングでリレーr1、r2を切り換え
てポンプ1の動作を止めるとともに信号処理回路3をダ
イアフラム(圧電素子)10に接続し、マイクロバルブ
MV2を開にして排気側を大気に解放する。この状態で
マイクロバルブMV1を瞬間的に開いてタンク4内の流
体をチャンバー15内に送りこみ、圧電効果を利用して
圧力測定を行う。解放時の測定も同様にして行う。な
お、圧力測定時には圧力差の関係でパッシブ型の吸気弁
13及び排気弁14は共に閉じていることになるため
に、圧力測定に影響を与えることはない。タンク3内の
流体振動は、マイクロバルブMV2を閉、マイクロバル
ブMV1を開状態とすることで測定することができる。
【0036】アクティブ型のマイクロバルブとしては、
図10に示すシリコンSiとシリコンダイオードSD及
びアルミニウムAlからなるバイメタル型、図11に示
す駆動用流体Fを閉じ込めた気体/液体膨張型、図12
に示す形状記憶合金MとばねSとを用いた形状記憶合金
型、図13に示すピエゾアクチュエータPを用いた圧電
型などがあるが、応答速度の点では圧電型のものが好ま
しく、この場合、圧電ダイアフラム10の動作に追従さ
せることができる。
【0037】また、応答速度が早いことから、図14に
示すように、吸気弁13及び排気弁14を圧電型のマイ
クロバルブMV1,MV2が兼用したものを得ることが
でき、バルブ数を更に削減することができる。なお、こ
の場合のマイクロバルブMV1,MV2は、ポンプ1の
動作中、吸排気動作に合わせて作動させるが、圧力上昇
時の圧力測定は、ポンプ1の作動中にあるタイミングで
リレーr1、r2を切り換えて、信号処理回路3をポン
プ1に接続し、吸気弁であるマイクロバルブMV1を開
いてチャンバー15内の空気を抜き、この状態で排気弁
であるマイクロバルブMV2を開いてタンク4内の流体
をチャンバー15内に導いて、圧力を測定する。解放時
の減圧中の圧力測定も、同様にして行う。タンク4内の
流体の振動は、マイクロバルブMV1を閉、マイクロバ
ルブMV2を開とすることで測定することができる。
【0038】リレーr1、r2も半導体プロセスやLI
GAプロセスによって形成したマイクロリレーとするこ
とで、系全体の小型化の点で更に有利となる。図15は
犠牲層上にLIGAプロセスで接点51を作成した後、
エッチングで犠牲層を除くことで作成したマイクロリレ
ーの一例を示しており、図中51は接点、52は電極
(固定子)である。
【0039】以上の各例では、ダイアフラム10を圧電
素子で構成するとともに、圧電素子を利用してダイアフ
ラム10の変位に基づく圧力の測定を行っているが、ダ
イアフラム10の変位に基づく圧力測定は他のセンサを
利用するものであってもよい。図16は圧電素子である
ダイアフラム10上に絶縁膜16を介して平板電極17
を配置し、ダイアフラム10の上方に間隔を置いて固定
平板電極18を配置し、両平板電極17,18により、
図17に示すようにダイアフラム10の変位を電極1
7,18間の間隔の変化に伴う静電容量Cの変化として
捉えるようにしたものを示しており、この場合、微小な
圧力変化も検出することができる上に、信号処理的にも
デジタル処理が可能となる。
【0040】静電容量変化から圧力を測定する場合、ダ
イアフラム10として、図18に示すように、剛性体で
できた平板状のものを用いて、このダイアフラム10の
周縁部をリング状に形成した圧電素子PEを介してベー
ス12に取り付けたものを用いてもよい。圧力の変化に
対してダイアフラム10は平行に移動するために、静電
容量変化が大きくなる上に、出力の線形性が向上する。
【0041】また、ダイアフラム10上の平板電極17
と固定平板電極18との間隔をd、静電容量をC、誘電
率をε、電極面積をSqとすると、 C=ε・Sq/d であることから、上記間隔dが小さいほど、図20に示
すように、静電容量Cの変化が大きくて感度の点で好ま
しい。このために、図19において(a)〜(e)の順に示す
ように、外枠の形成、犠牲層19の形成を行った後、犠
牲層19の上に固定平板電極18を形成し、次いで犠牲
層19をエッチングで除去するとよい。両電極17,1
8の間隔の狭いものを確実に且つ簡便に得ることができ
る。
【0042】また、リング状の圧電素子PEとして、図
21(a)に示す単一の圧電材料Peの両面に電極11,
11を配したバルク状のものではなく、図21(b)に示
すように、複数の圧電材料Peを電極11を介して積層
した積層構造のものを用いることで、駆動電圧の低圧化
と変位量の増大を図ることができる。
【0043】図22は圧力測定のためのセンサとして、
圧電素子からなるダイアフラム10上に絶縁膜16を介
して配設したピエゾ抵抗体20を用いたものを示してお
り、ダイアフラム10の変位をこのピエゾ抵抗体20に
よって検出する。
【0044】ピエゾ抵抗体20としては、貼り付けたも
のを用いることができるほか、薄膜で形成したものを用
いることができ、特に後者の場合、酸化クロム、アモル
ファスシリコン、ポリシリコン等のゲージ率が高い材料
で形成したものが好ましい。金属のゲージ率は約2であ
るが、酸化クロム(ゲージ率5)やアモルファスシリコ
ン(ゲージ率約10)、ポリシリコン(ゲージ率約3
0)を用いれば、ピエゾ抵抗効果による検知において感
度を高くすることができる。
【0045】そして、上記の圧電ダイアフラムポンプ1
とその圧力測定装置は、図23に示すように、オシロメ
トリック法で血圧値の測定を行う血圧測定装置に好適に
用いることができる。圧電ダイアフラムポンプ1を腕に
巻き付けるカフ5内に配した阻血袋への圧力供給源と
し、前記タンク4を阻血袋とし、前記のバルブを阻血袋
の減圧時の排気用とし、圧力測定装置を脈圧波の検出用
として血圧測定を行うのである。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明においては、圧電素
子にて駆動されるダイアフラムを用いた圧電ダイアフラ
ムポンプにおけるチャンバー内に加圧流体を導いてチャ
ンバー内の圧力を上記ダイアフラムの変位に基づいて測
定するために、別途圧力測定のための装置を必要とする
ことなく、加圧流体の圧力を測定することができるもの
である。
【0047】この時、ダイアフラムとして圧電材料から
なるものを用いれば、圧電材料の圧電効果を利用して圧
力を測定することができ、部品数をさらに少なくするこ
とができる。
【0048】また、ダイアフラムポンプに接続するバル
ブとして、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス
法で作成したマイクロバルブを用いたり、マイクロバル
ブとして、アクティブ型のものを用いと、周辺部材を含
む小型化をさらに促進することができ、上記アクティブ
型マイクロバルブとしては、圧電素子で作動するものを
用いと、応答性の高いものを得ることができる。
【0049】圧電材料からなるダイアフラムを用いる場
合、圧電定数と圧電電圧定数とが異なる複数種の圧電材
料からなる複合材料のものを用いることで、アクチュエ
ータとしての機能とセンサとしての機能を両立させたも
のを得ることができ、圧電効果による発生電圧の積分値
を基に圧力を測定すると、バルブの開閉速度の影響を受
けることなく正確な圧力測定を行うことができる。
【0050】さらにダイアフラムポンプに接続するリレ
ーとして、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス
法で作成したマイクロリレーを用いたり、ダイアフラム
ポンプとして、半導体プロセス法もしくはLIGAプロ
セス法で作成したマイクロポンプを用いれば、小型化の
点できわめて有利なものとなる。
【0051】圧電材料としては、スパッタ法もしくは水
熱合成法で作成したものを用いれば、製造工程の簡略化
を図ることができる。
【0052】ダイアフラムの変位に基づく圧力測定は、
ダイアフラムと固定平板電極との間の静電容量変化を基
に行ってもよく、この場合、ダイアフラムとして、この
ダイアフラム駆動用の圧電材料を介して周縁が固定され
た平板状のものを用いると、より線形性に優れた測定結
果を得ることができる上に、感度の点でも有利となる。
また、固定平板電極として、ダイアフラム上に犠牲層を
介して形成されるとともに犠牲層の除去でダイアフラム
と微小間隔で対向するものを用いることで、ダイアフラ
ムの変位に伴う静電容量変化を大きいものを確実に得る
ことができる。また、圧電材料として積層構造を持つも
のを用いることで、ダイアフラムの変位量を大きくする
ことができる。
【0053】圧力の測定は、ダイアフラム上に設けたピ
エゾ抵抗体の出力を基に行ってもよく、この場合、ピエ
ゾ抵抗体として、ダイアフラム上に薄膜形成法で形成し
たものを用いたり、ピエゾ抵抗体として、高ゲージ率材
料からなるものを用いると、好ましい結果を得ることが
できる。
【0054】そして本発明に係る血圧測定装置は、上述
の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置を用いた血圧
測定装置であり、圧電ダイアフラムポンプが阻血袋への
空気供給手段であり、測定手段が血圧値測定手段である
ために、小型の血圧測定装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック回路
図である。
【図2】同上のポンプの動作を示すもので、(a)(b)は概
略断面図である。
【図3】同上のダイアフラムの断面図である。
【図4】同上の排気弁の動作を示すもので、(a)は吸気
時の概略断面図、(b)は排気時の概略断面図である。
【図5】同上の吸気弁の動作を示すもので、(a)は吸気
時の概略断面図、(b)は排気時の概略断面図である。
【図6】(a)(b)はバルブの開閉速度と圧電素子で発生す
る電圧との関係を示す説明図である。
【図7】加圧中に圧力測定動作を行う場合の圧力変化の
タイムチャートである。
【図8】排気中に圧力測定動作を行う場合の圧力変化の
タイムチャートである。
【図9】他例のブロック回路図である。
【図10】同上に用いるアクティブ型のマイクロバルブ
の一例を示しており、(a)は閉じた時の断面図、(b)は開
いた時の断面図である。
【図11】アクティブ型のマイクロバルブの他例を示し
ており、(a)は閉じた時の断面図、(b)は開いた時の断面
図である。
【図12】アクティブ型のマイクロバルブのさらに他例
を示しており、(a)は閉じた時の断面図、(b)は開いた時
の断面図である。
【図13】アクティブ型のマイクロバルブの別の例を示
しており、(a)(b)は断面図である。
【図14】さらに他例のブロック回路図である。
【図15】リレーの他例の斜視図である。
【図16】圧力測定手段の他例を示すもので、(a)は断
面図、(b)は拡大断面図である。
【図17】(a)(b)は同上の動作を示す断面図である。
【図18】同上の別の例を示す断面図である。
【図19】同上における固定平板電極の製造手順を示す
もので、(a)〜(e)は各々断面図である。
【図20】電極間隔と静電容量との相関の説明図であ
る。
【図21】(a)(b)は夫々同上に用いる圧電素子の一例の
断面図である。
【図22】圧力測定手段の別の例を示す断面図である。
【図23】血圧測定装置とした場合の概略図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 10 ダイアフラム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月18日(1999.1.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】アクティブ型のマイクロバルブとしては、
図10に示すシリコンSiとシリコンディオキサイド
D及びアルミニウムAlからなるバイメタル型、図11
に示す駆動用流体Fを閉じ込めた気体/液体膨張型、図
12に示す形状記憶合金Mとばね材Sとを用いた形状記
憶合金型、図13に示すピエゾアクチュエータPを用い
た圧電型などがあるが、応答速度の点では圧電型のもの
が好ましく、この場合、圧電ダイアフラム10の動作に
追従させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 AA11 BB14 CC02 DD09 DD19 EE14 EE23 EE25 FF43 HH06 3H077 AA12 CC02 CC09 CC17 DD06 EE36 EE37 EE40 FF07 FF08 FF57 4C017 AA08 AB01 AC03 AD04 FF08

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子にて駆動されるダイアフラムを
    用いた圧電ダイアフラムポンプにおけるチャンバー内に
    加圧流体を導いてチャンバー内の圧力を上記ダイアフラ
    ムの変位に基づいて測定することを特徴とする圧電ダイ
    アフラムポンプの圧力測定方法。
  2. 【請求項2】 ダイアフラムとして圧電材料からなるも
    のを用いるとともに、圧電材料の圧電効果を利用して圧
    力を測定することを特徴とする請求項1記載の圧電ダイ
    アフラムポンプの圧力測定方法。
  3. 【請求項3】 ダイアフラムポンプに接続するバルブと
    して、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法で
    作成したマイクロバルブを用いることを特徴とする請求
    項1記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  4. 【請求項4】 マイクロバルブとして、アクティブ型の
    ものを用いることを特徴とする請求項3記載の圧電ダイ
    アフラムポンプの圧力測定方法。
  5. 【請求項5】 アクティブ型マイクロバルブとして、圧
    電素子で作動するものを用いることを特徴とする請求項
    4記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  6. 【請求項6】 ダイアフラムとして、圧電定数と圧電電
    圧定数とが異なる複数種の圧電材料からなる複合材料の
    ものを用いることを特徴とする請求項2記載の圧電ダイ
    アフラムポンプの圧力測定方法。
  7. 【請求項7】 圧電効果による発生電圧の積分値を基に
    圧力を測定することを特徴とする請求項2または6記載
    の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  8. 【請求項8】 ダイアフラムポンプに接続するリレーと
    して、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法で
    作成したマイクロリレーを用いることを特徴とすること
    を特徴とする請求項1記載の圧電ダイアフラムポンプの
    圧力測定方法。
  9. 【請求項9】 ダイアフラムポンプとして、半導体プロ
    セス法もしくはLIGAプロセス法で作成したマイクロ
    ポンプを用いることを特徴とする請求項1記載の圧電ダ
    イアフラムポンプの圧力測定方法。
  10. 【請求項10】 圧電材料として、スパッタ法もしくは
    水熱合成法で作成したものを用いることを特徴とする請
    求項2記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  11. 【請求項11】 ダイアフラムと固定平板電極との間の
    静電容量変化を基に圧力を測定することを特徴とする請
    求項1記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  12. 【請求項12】 ダイアフラムとして、このダイアフラ
    ム駆動用の圧電材料を介して周縁が固定された平板状の
    ものを用いることを特徴とする請求項11記載の圧電ダ
    イアフラムポンプの圧力測定方法。
  13. 【請求項13】 固定平板電極として、ダイアフラム上
    に犠牲層を介して形成されるとともに犠牲層の除去でダ
    イアフラムと微小間隔で対向するものを用いることを特
    徴とする請求項12記載の圧電ダイアフラムポンプの圧
    力測定方法。
  14. 【請求項14】 圧電材料として積層構造を持つものを
    用いることを特徴とする請求項12記載の圧電ダイアフ
    ラムポンプの圧力測定方法。
  15. 【請求項15】 ダイアフラム上に設けたピエゾ抵抗体
    の出力を基に圧力を測定することを特徴とする請求項1
    記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  16. 【請求項16】 ピエゾ抵抗体として、ダイアフラム上
    に薄膜形成法で形成したものを用いることを特徴とする
    請求項15記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方
    法。
  17. 【請求項17】 ピエゾ抵抗体として、高ゲージ率材料
    からなるものを用いることを特徴とする請求項16記載
    の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定方法。
  18. 【請求項18】 圧電素子にて駆動されるダイアフラム
    を用いた圧電ダイアフラムポンプで加圧された流体の圧
    力を測定する圧力測定装置であって、加圧流体をチャン
    バー内に導く導入手段と、上記ダイアフラムの変位に基
    づいて上記圧力を測定する測定手段を備えていることを
    特徴とする圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置。
  19. 【請求項19】 ダイアフラムが圧電材料で形成されて
    おり、上記測定手段は圧電材料の圧電効果を基に圧力を
    測定するものであることを特徴とする請求項18記載の
    圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置。
  20. 【請求項20】 ダイアフラムポンプに接続するバルブ
    として、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法
    で作成されたマイクロバルブが用いられていることを特
    徴とする請求項18記載の圧電ダイアフラムポンプの圧
    力測定装置。
  21. 【請求項21】 マイクロバルブとして、アクティブ型
    のものが用いられていることを特徴とする請求項20記
    載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置。
  22. 【請求項22】 アクティブ型マイクロバルブとして、
    圧電素子で作動するものが用いられていることを特徴と
    する請求項21記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測
    定装置。
  23. 【請求項23】 ダイアフラムとして、圧電定数と圧電
    電圧定数とが異なる複数種の圧電材料からなる複合材料
    のものが用いられていることを特徴とする請求項19記
    載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置。
  24. 【請求項24】 ダイアフラムポンプに接続するリレー
    として、半導体プロセス法もしくはLIGAプロセス法
    で作成されたマイクロリレーが用いられていることを特
    徴とすることを特徴とする請求項18記載の圧電ダイア
    フラムポンプの圧力測定装置。
  25. 【請求項25】 ダイアフラムポンプとして、半導体プ
    ロセス法もしくはLIGAプロセス法で作成されたマイ
    クロポンプが用いられていることを特徴とする請求項1
    8記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置。
  26. 【請求項26】 測定手段は、ダイアフラムと固定平板
    電極との間の静電容量変化を基に圧力を測定するもので
    あることを特徴とする請求項18記載の圧電ダイアフラ
    ムポンプの圧力測定装置。
  27. 【請求項27】 ダイアフラムは、このダイアフラム駆
    動用の圧電材料を介して周縁が固定された平板状のもの
    であることを特徴とする請求項26記載の圧電ダイアフ
    ラムポンプの圧力測定装置。
  28. 【請求項28】 圧電材料は積層構造を持つものである
    ことを特徴とする請求項27記載の圧電ダイアフラムポ
    ンプの圧力測定装置。
  29. 【請求項29】 測定手段は、ダイアフラム上に設けた
    ピエゾ抵抗体の出力を基に圧力を測定するものであるこ
    とを特徴とする請求項18記載の圧電ダイアフラムポン
    プの圧力測定装置。
  30. 【請求項30】 ピエゾ抵抗体は、ダイアフラム上に薄
    膜形成法で形成されたものであることを特徴とする請求
    項29記載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置。
  31. 【請求項31】 請求項18〜30のいずれかの項に記
    載の圧電ダイアフラムポンプの圧力測定装置を用いた血
    圧測定装置であって、圧電ダイアフラムポンプが阻血袋
    への空気供給手段であり、測定手段が血圧値測定手段で
    あることを特徴とする血圧測定装置。
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