JP2000171285A - 液量検出器とこれを用いた電子機器 - Google Patents

液量検出器とこれを用いた電子機器

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JP2000171285A
JP2000171285A JP10343925A JP34392598A JP2000171285A JP 2000171285 A JP2000171285 A JP 2000171285A JP 10343925 A JP10343925 A JP 10343925A JP 34392598 A JP34392598 A JP 34392598A JP 2000171285 A JP2000171285 A JP 2000171285A
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JP
Japan
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liquid amount
container
amount detector
detector according
capacitance value
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JP10343925A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Ikeda
弘康 池田
Hiroyuki Takeuchi
宏之 竹内
Tomokazu Yamaguchi
朋一 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばインク残量などの液量検出器とこれを
用いた電子機器を提供することを目的とする。 【解決手段】 流出孔2を有する容器1に収納したスポ
ンジ7と、このスポンジ7に吸収させたインクと、スポ
ンジ7の表面あるいは内部に設けた電極4a,4bとこ
れに接続したリード端子5a,5bよりなる容量値検知
手段とを備えたものであり、スポンジ7に含浸された液
体量が変化すると電極4a,4b間の容量値が変化する
ため、この容量値変化により液体量を検出することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタの
インク残量を検出するための液量検出器とこれを用いた
電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタは、インク残量を検出す
ることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、インクがな
くなり印刷不可能になって初めてインクがなくなったこ
とがわかるものであった。
【0004】そこで本発明は例えばインク残量などの液
量検出器とこれを用いた電子機器を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液量検出器は、流出孔を有する容器と、この
容器に収納した多孔質体と、この多孔質体に吸収させた
液体と、前記多孔質体の表面あるいは内部に設けた容量
値検知手段とを備えたものであり、多孔質体に含浸され
た液体量が変化すると容量値検知手段で検出される容量
値が変化するため、この容量値変化により液体量を検出
することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、流出孔と空気孔を有する容器と、この容器内に収納
した多孔質体と、この多孔質体に吸収させた液体と、前
記多孔質体の表面あるいは内部に設けた容量値検知手段
とを備えた液量検出器であり、液体の量が変化すると容
量値も変化することから液体量を検知することができる
ものである。また多孔質体に液体が含浸されるため、容
器に振動が加わったとしても液面が変化しにくいので、
精度よく液体量を検知することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、流出孔を容器の
一端部側に設けるとともに、容量値検知手段は、前記容
器の他端部側に設けた請求項1に記載の液量検出器であ
り、多孔質体内の液体量を全体で計測することができる
ので、精度よく液体量を検知できる。
【0008】請求項3に記載の発明は、容器内壁面に容
量値検知手段の位置決め手段を設けた請求項1あるいは
請求項2に記載の液量検出器であり、容量値検知手段を
確実にかつ生産性良く設置できるものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、容器はほぼ角柱
状で、その断面は底辺の方が短い台形状とした請求項1
から請求項3のいずれか一つに記載の液量検出器であ
り、多孔質体を挿入しやすくするとともに、容器上方よ
り下方に圧力が多くかかるようにして、液体を流出孔よ
り出やすくしたものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、流出孔上端を容
器底面より突出させた請求項1から請求項4のいずれか
一つに記載の液量検出器であり、流出孔部分の多孔質体
にかかる圧力を高めて、液体を流出しやすくしたもので
ある。
【0011】請求項6に記載の発明は、容量値検知手段
の厚みを容器壁面の厚みより薄くした請求項1から請求
項5のいずれか一つに記載の液量検出器であり、容器内
壁面に密着させた時に、多孔質体から受ける圧力を均一
化することができ、容量値検知手段と多孔質体との間に
液体が偏在するのを防止するものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、容量値検知手段
を流出孔に対して傾斜させて設けた請求項1から請求項
6のいずれか一つに記載の液量検出器であり、多孔質体
内の液体量の減少方向に対してほぼ垂直方向に測定で
き、容量値検知精度を向上させたものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、容量値検知手段
を容器内壁面に埋め込んだ請求項1から請求項7のいず
れか一つに記載の液量検出器であり、使用時の容量値検
知手段の位置ずれなどを防止し、測定精度を向上させる
とともに、インサート成形により量産性良く生産できる
ものである。
【0014】請求項9に記載の発明は、容量値検知手段
を容器内壁面と同一面上に設けた請求項8に記載の液量
検出器であり、多孔質体からの圧力を容量値検知手段に
集中し、液体が偏在するのを防止するものである。
【0015】請求項10に記載の発明は、容量値検知手
段を容器内壁面より突出させた請求項8に記載の液量検
出器であり、容量値検知手段と多孔質体とを確実に密着
できるものである。
【0016】請求項11に記載の発明は、容量値検知手
段を容器内壁面に設けるとともに、前記容器内壁面とほ
ぼ同じ接触角を有するものである請求項1から請求項1
0のいずれか一つに記載の液量検出器であり、容量値検
知手段表面に液体が偏在するのを防止するものである。
【0017】請求項12に記載の発明は、所定の間隔を
有するよう少なくとも二つの電極を設け、さらにこの電
極にリード端子を接続したものを容量値検知手段とする
請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の液量検
出器であり、この電極に電圧を印加することにより、液
体量変化による容量値変化を測定できる。
【0018】請求項13に記載の発明は、電極の容器内
壁面側の端部に凸部を設けた請求項12に記載の液量検
出器であり、容器内壁面と電極との接着性が向上し、振
動などによる容量値検知手段の位置ずれを抑制すること
ができる。
【0019】請求項14に記載の発明は、板状の絶縁体
の表面に所定の間隔を有するように少なくとも二つの電
極を設け、さらにこの電極にリード端子を接続したもの
を容量値検知手段として用いた請求項1から請求項11
のいずれか一つに記載の液量検出器であり、この電極に
電圧を印加することにより、液体量変化による容量値変
化を測定できる。
【0020】請求項15に記載の発明は、少なくとも絶
縁体の多孔質体側表面は、撥水性を有するものである請
求項14に記載の液量検出器であり、電極間の液体ブリ
ッジの形成による誤動作、つまり液体量減少による容量
値変化の非検知を防止するものである。
【0021】請求項16に記載の発明は、少なくとも絶
縁体の多孔質体側表面に撥水性の膜を形成した請求項1
4に記載の液量検出器であり、電極間の液体ブリッジの
形成による誤動作、つまり液体量減少による容量値変化
の非検知を防止するものである。
【0022】請求項17に記載の発明は、撥水性の膜
は、液量検出器の使用開始時のインピーダンスより低い
インピーダンスを有する請求項16に記載の液量検出器
であり、液体がなくなったときを精度よく検知できる。
【0023】請求項18に記載の発明は、少なくとも絶
縁体の多孔質体側表面は、非凹部形成面とした請求項1
4に記載の液量検出器であり、電極間の液体ブリッジの
形成による誤動作、つまり液体量減少による容量値変化
の非検知を防止するものである。
【0024】請求項19に記載の発明は、少なくとも絶
縁体の多孔質体側表面の気孔率を10%以下とした請求
項14に記載の液量検出器であり、電極間の液体ブリッ
ジの形成による誤動作、つまり液体量減少による容量値
変化の非検知を防止するものである。
【0025】請求項20に記載の発明は、電極間距離
は、少なくとも0.5mm以上とした請求項12から請求
項20のいずれか一つに記載の液量検出器であり、毛細
管現象による液体ブリッジの形成を防止し、液体量変化
による容量値変化を精度よく検出できるものである。
【0026】請求項21に記載の発明は、電極のインピ
ーダンスを液体のインピーダンスより小さくした請求項
12から請求項20のいずれか一つに記載の液量検出器
であり、液体量変化による容量値変化を精度よく測定で
きる。
【0027】請求項22に記載の発明は、電極をAu,
Ag,Pd,Ptの内の少なくとも一種類を用いて形成
した請求項12から請求項21のいずれか一つに記載の
液量検出器であり、液体により電極が腐食しないので、
液体量変化による容量値変化を精度よく検知できる。
【0028】請求項23に記載の発明は、電極間距離を
容器上部側より下部側を長くした請求項12から請求項
22のいずれか一つに記載の液量検出器であり、液体が
なくなる直前の容量値変化を大きくすることにより、液
切れを検知しやすくなる。
【0029】請求項24に記載の発明は、電極下端を流
出孔より上部に設けた請求項12から請求項23のいず
れか一つに記載の液量検出器であり、例えばプリンタの
場合流出孔上端よりも下方に存在する印字に寄与しない
液体量を検知するのを防止するものである。
【0030】請求項25に記載の発明は、電極の多孔質
体側外周部は、曲面状とした請求項12から請求項24
のいずれか一つに記載の液量検出器であり、電極端部へ
の電界集中を防止して、電極表面全体で容量値を検知す
るものである。
【0031】請求項26に記載の発明は、リード端子の
表面を絶縁物で被覆した請求項12から請求項25のい
ずれか一つに記載の液量検出器であり、リード端子に液
体が接触することによる容量値変化を防止するものであ
る。
【0032】請求項27に記載の発明は、多孔質体とし
て各辺の長さが容器内側の各辺の長さと同等以上の長さ
で、かつ容器内容積の1.5倍以上の体積を有するもの
を用いた請求項1から請求項26のいずれか一つに記載
の液量検出器であり、液体量変化による容量値変化を精
度よく検出できるものである。
【0033】請求項28に記載の発明は、本体と、この
本体の中に設けた印字手段と、この印字手段にインクを
供給するためのインク供給手段とを設け、このインク供
給手段は、請求項1から請求項27のいずれか一つに記
載の液量検出器を有するものである電子機器であり、液
量検出器によりインク残量を検出し、印字の可否を判断
できるため、印字の途中での印刷停止を防止することが
できる。
【0034】請求項29に記載の発明は、液量検出器に
表示手段を接続した請求項28に記載の電子機器であ
り、インク残量を把握しやすくし、インク供給時期ある
いはインクカートリッジ交換時期を表示できるため、印
字途中での印刷停止を防止することができる。
【0035】以下本発明の実施の形態についてインクジ
ェットプリンタを例に説明する。図2は以下に記載する
各実施の形態で用いたインクカートリッジの斜視図であ
り、外観はいずれの場合も同じであるので共用して説明
する。
【0036】(実施の形態1)図1は図2のA−B断面
図、図3は図2のC−D断面図、図4は図2のE−F断
面図、図5は図2のG−H断面図、図6は一般的なイン
クジェットプリンタの斜視図、図7は本実施の形態にお
けるインクジェットプリンタの動作説明のためのブロッ
ク図、図8は本実施の形態におけるインク残量と容量値
の関係を示す特性曲線図である。
【0037】1は容器、2は流出孔、3はインク供給
溝、4a,4bは電極、5a,5bはリード端子、6
a,6bは接続端子、7はスポンジ、8は蓋、9は空気
孔である。
【0038】まずポリスチレンあるいはポリプロピレン
などの絶縁材料を用いて、底面の一端側に流出孔2とこ
の流出孔2にインクを供給するためのインク供給溝3を
有するとともに、上部が開口した容器1をインサート成
型により作製する。この容器1は、ほぼ角柱状でその断
面は底辺の方が短いほぼ台形をしており、流出孔2は容
器1の一端部側の底面に設けている。また流出孔2及び
インク供給溝3の上端は容器1の底面より上部へ突出さ
せて形成している。さらにこの容器1を形成する際、こ
の容器1の長手方向の相対向する壁の内部に、容量値検
知手段が埋め込まれるように一体成形する。この容量値
検知手段は、板状の一対の電極4a,4b及びこの電極
4a,4bにリード端子5a,5bの一端を接続したも
のであり、他端は容器1の外部へ導出し、外部回路との
接続端子6aとするものである。また電極4a,4bの
一表面のみを容器1の内壁面に露出させてリード端子5
a,5bは容器1の壁の中に埋め込まれてインクと接触
しないような構造となっている。さらに、電極4a,4
bの下端が流出孔2の上端より上に位置するように、か
つ電極4a,4bの上端が容器1の流出孔2に対して傾
斜させて設ける。
【0039】次に各辺の長さが容器1の内側の各辺の長
さと同等以上の長さで、容器1の内容積の1.5倍以上
の体積を有する直方体のスポンジ7を容器1内に圧入す
る。スポンジ7を圧入することにより、スポンジ7の表
面と電極4a,4bの表面全体とが密着した状態とな
る。
【0040】次いで流出孔2を一時的に封止した後、イ
ンクを容器1内に注入してスポンジ7に吸収させる。
【0041】その後容器1と同じ材料で形成した蓋8で
容器1の開口部を封止して液量検出器としても作用する
インクカートリッジ100を得る。またこの蓋8には空
気孔9を設けてある。
【0042】次に図6、図7を用いてこのインクカート
リッジ100を使用したプリンタについて説明する。こ
のインクカートリッジ100は、プリンタ本体101内
で印字手段にその流出孔2を押しつけて、印字手段20
0にインクを供給する。また接続端子6a,6bはプリ
ンタ本体101内に設けた容量値測定回路201に接続
され、プリンタ本体101の電源を入れると容量値測定
回路201を通して、容量値検知手段202であるイン
クカートリッジ100内の電極4a,4bに交流電圧を
印加して、電極4a,4b間の容量値を計測する。また
この容量値測定回路201には表示部203が接続され
ており、容量値に応じてインク残量が表示されるように
なっている。同時に容量値測定回路201にはプリンタ
制御回路204が接続されており、インク残量の情報を
供給し、インク残量が印字するのに不足している場合に
は印字を停止する。
【0043】本実施の形態においては、電極4a,4b
に0.5Vで10kHzの周波数の交流電圧を印加した。
このとき、印字開始前の電極4a,4b間の誘電体共振
周波数より低い周波数であればよい。周波数が低い方が
容量値変化は大きいため、できるだけ低くすることが望
ましい。
【0044】ここで図8を見ると分かるように、インク
が減るにつれて容量値が減少する。容量値は、インクカ
ートリッジ使用開始時の300pF近傍から、印字不可
能の時の1pFまで変化する。
【0045】従って所望の容量値になれば、表示部20
3に設けたランプが点灯するか、あるいは点灯したラン
プが消灯するようにしておけば、インク残量を視覚的に
とらえることができ、印字が不可能となる前にインクカ
ートリッジの交換時期を知ることができる。
【0046】(実施の形態2)図9は図2のA−B断面
図、図10は図2のC−D断面図であり、実施の形態1
と同じものについては同番号を付しており、10は絶縁
基板である。
【0047】実施の形態1と異なる点について以下に説
明する。まず容量値検知手段は、アルミナなどの薄板状
絶縁基板10の一方の表面上に所望の間隔を有するよう
に銀を主成分とする電極ペーストを塗布、焼き付けて一
対の電極4a,4bを設け、この電極4a,4bにリー
ド端子5a,5bの一端を接続したものである。
【0048】また、容量値検知手段は容器1の長手方向
の一方の内壁面にのみ設ける。さらに絶縁基板10の電
極4a,4bの形成面を容器1の内壁面に露出させる。
【0049】(実施の形態3)図11は図2のA−B断
面図、図12は図2のI−J断面図であり、実施の形態
1と同じものについては同じ番号を付している。
【0050】実施の形態1と異なる点は、電極4a,4
bを流出孔2に対して傾斜させるのではなく、容器1の
流出孔2を設けた側とは反対側の端部側に底面から上端
に向かってほぼ垂直に設ける点である。
【0051】(実施の形態4)図13は図2のA−B断
面図であり、実施の形態1〜3と同じものには同じ番号
を付してある。
【0052】実施の形態2と異なる点は、電極4a,4
bを設けた絶縁基板10を流出孔2に対して傾斜させる
のではなく、容器1の流出孔2を設けた側とは反対側の
端部側に底面から上端に向かってほぼ垂直に設ける点で
ある。
【0053】(実施の形態5)図14は図2のA−B断
面図であり、実施の形態1〜4と同じものについては同
じ番号を付している。
【0054】実施の形態1〜4と異なる点は、容量値検
知手段を複数個設けたことである。またこの容量値検知
手段は、流出孔2から容器の流出孔2を設けた側とは反
対側の上端に向けて、つまりインクが減る方向に沿っ
て、階段状に設け、それぞれの容量値検知手段は、イン
ク残量がある量になると容量値変化を生じるようにし
た。
【0055】この容量値検知手段は、電極4a,4bに
リード端子を接続したものであるが、実施の形態2,4
に示す容量値検知手段を用いても構わない。
【0056】以下、本発明のポイントについて説明す
る。 (1)実施の形態1,2,5において、容量値検知手段
を流出孔2に対して、容量1の流出孔2を設けた側とは
反対側の上方に向けて傾斜させたのは、インクが流出孔
2を中心として放射状に減少していくからである。すな
わち、容量値検知手段は、流出孔2の上部付近からイン
クの減る方向に対して平行に設けることにより、より精
度よくインク残量の変化による容量値変化を検知でき
る。
【0057】(2)容量値検知手段は、上記実施の形態
のようにスポンジ7と容器1との間や、スポンジ7の内
部など容器1の内部であればどの部分に設けても構わな
い。しかしながら容器1の内壁面に固定させることによ
り、使用中の振動などによる容量値検知手段の位置ずれ
を防止できるため、容器1の内壁面に設ける方が好まし
い。
【0058】(3)容量値検知手段を容器1の内壁面に
設ける場合、容器1の内壁面と同一面上となるように設
けても、容器1の内壁面より突出させて設けても構わ
ず、同一面上とする場合は、スポンジ7からの圧力が容
量値検知手段に集中するのを抑制するとともに、インク
がスポンジ7からにじみ出て偏在するのを防止でき、突
出させる場合は、電極4a,4bの表面全体を確実にス
ポンジ7に密着させることができる。
【0059】また、内壁面より突出させる場合は容量値
検知手段を少なくとも一組の電極4a,4bとリード端
子5a,5bとで形成し、電極4a,4bが容器1の、
スポンジ7を介して対向するようにした方がより精度よ
く、インク残量変化による容量値変化を検知できる。
【0060】(4)容量値検知手段を容器1の内壁面に
設ける場合、容量値検知手段の厚みを容器1の壁の厚み
より薄くすることにより、スポンジ7に密着させて、ス
ポンジ7から受ける圧力を均一化することができ、容量
値検知手段とスポンジ7との間にインクが偏在するのを
防止できる。
【0061】(5)容量値検知手段表面の接触角を容器
1の内壁面とほぼ同等とすることにより、容量値検知手
段表面にインクが偏在するのを防止することができる。
この場合接触角は、小さいほどインクは偏在しにくい。
【0062】(6)インク残量変化による容量値変化を
精度よく検知するために、電極4a,4b間距離は、イ
ンクカートリッジ使用開始時の容量値が200〜500
pFで、印字不可能の時の容量値が1pF以下となるよ
うに、電極4a,4bの形状及び電極4a,4b間距離
を設定することが望ましい。具体的には電極4a,4b
間距離は少なくとも0.5mm以上とすることが好まし
い。
【0063】さらに電極4a,4bは、板状とし、平面
がスポンジ7を介して対向するようにし、対向する電極
面積を大きくすることが望ましい。
【0064】(7)実施の形態2,4のように、絶縁基
板10の表面に電極4a,4bを形成したものを容量値
検知手段として用いる場合、少なくとも絶縁基板10の
スポンジ7側表面は撥水性を有するように、撥水性を有
する絶縁基板10を用いるか、あるいは絶縁基板10の
前記表面に撥水性の膜を形成したものを用いることによ
り、電極4a,4b間の液体ブリッジの形成による誤動
作、つまり液体量減少による容量値変化の非検知を防止
できる。
【0065】また撥水性の膜を形成する場合、インクカ
ートリッジ使用開始時の容量値より低い容量値、具体的
にはインクの容量値の100分の1以下の容量値を有す
る膜を形成することにより、印字不可能な状態を精度よ
く検知できる。
【0066】さらに電極4a,4b間の液体ブリッジ形
成を防止するためには、少なくとも絶縁基板10の多孔
質体側表面を非凹部形成面とし、インクが偏在する原因
となる凹凸をできるだけ少なくすることが重要である。
具体的には少なくとも絶縁基板10の多孔質体側表面の
気孔率を10%以下とすることが望ましい。
【0067】(8)電極4a,4bのインピーダンス
を、インクのインピーダンスよりも小さくすることによ
り、インク残量変化による容量値変化を精度よく検知で
きる。
【0068】(9)電極4a,4bをインクと接触して
も変質しないような、Au,Ag,Pd,Ptなどの貴
金属の内少なくとも一種類を用いて形成することによ
り、インクによる電極4a,4bの腐食を抑制し、精度
よく容量値を検知できる。つまり電極4a,4bが腐食
することにより、電極4a,4b自身のインピーダンス
が高くなるため、印字可能であるにもかかわらず、印字
不可能と誤判断するのを防止できる。
【0069】この場合電極4a,4b全体を前記材料を
用いて形成しても構わないが、他の金属の表面を上記金
属を用いてメッキしたものを電極4a,4bとして用い
ても構わない。
【0070】(10)電極4a,4b間距離を容器1の
上部側より下部側を長くして、インク残量が少なくなる
につれて容量値変化を大きくすることにより、精度良く
インク残量を検知できる。
【0071】(11)電極4a,4bの下端を流出孔2
よりも上部に設けることにより、流出孔2及びインク供
給溝3よりも下方に存在し、印字には直接関係のないイ
ンク残量を検知するのを防止することができる。
【0072】(12)金属板を打ち抜くことにより電極
4a,4bを形成する場合、一方の面の端部に通称バリ
といわれる凸部が形成される。この場合、凸部を有する
面を容器1の内壁面側とすることにより、この凸部が容
器1の内壁面へのくさびの役割を果たすため、容器1の
内壁面と電極4a,4bとの接着性が向上し、振動など
による容量値検知手段の位置ずれを抑制することができ
る。
【0073】(13)電極4a,4bを金属板を打ち抜
いて形成すると一方の面の外周部は曲面状となる。ま
た、絶縁基板10の上に印刷により形成する場合もその
外周部は曲面状となる。この外周部が曲面状の側を多孔
質体側とすることにより、電極4a,4bの外周部への
電界集中を防止し、電極4a,4bの表面全体で容量値
を検知できる。
【0074】(14)リード端子5a,5bは、容器1
の壁内に埋め込んだり、その表面を絶縁物で被覆するこ
とにより、リード端子5a,5bに液体が接触すること
による容量値変化を防止できる。
【0075】また上記実施の形態では、容器1の上部外
周にリード端子5a,5bの一端を導出して、接続端子
6a,6bとしたが、接続端子6a,6bは、他の回路
と接続しやすいように容器1のどの部分に設けても構わ
ない。
【0076】(15)実施の形態5に示したように容量
値検知手段は、複数組設けても構わない。また容量値検
知手段に電極4a,4bを形成する場合、電極4a,4
bの大きさ、形は異なっていても構わない。
【0077】(16)上記実施の形態においては、容量
値検知手段は、容器1の内壁面に埋め込んで設けたが、
容器1の内壁面にガイドなどの位置決め手段を設け、容
量値検知手段を設置しても構わない。
【0078】(17)上記実施の形態においては、多孔
質体としてスポンジ7を用いたが、弾力性に富み、イン
クにより変質しないようなもので、できるだけ均質なも
のであればどのような多孔質体を用いても構わない。ま
たインク注入状態及びインク残量がよく分かるように、
多孔質体はインクと異なる色にすることが好ましい。
【0079】(18)容器1は、環境に与える影響を考
慮してポリプロピレンなどのダイオキシンの発生原因と
ならない材料を用いて形成することが好ましい。
【0080】(19)液体量の変化による容量値変化
は、容量値検知手段の設定(電極4a,4bの大きさ、
形及び設置場所など)により図8に示すような曲線状や
あるいは直線状など自由に設定できる。
【0081】(20)上記実施の形態においては、流出
孔2を容器1と一体成形したが、容器1と流出孔2とを
別々に形成しても構わない。
【0082】(21)上記実施の形態においては、イン
クカートリッジと、パーソナルコンピュータなどに用い
るプリンタを例に説明したが、液体量を検知する必要の
ある電子機器であれば同様の効果が得られる。
【0083】
【発明の効果】以上本発明によると、多孔質体に含浸さ
れた液体量が変化すると容量値検知手段で検出される容
量値が変化するため、この容量値変化により液体量を検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のインクカートリッジの
断面図(図2のA−B断面図)
【図2】本発明の一実施の形態におけるインクカートリ
ッジの斜視図
【図3】図2のC−D断面図
【図4】図2のE−F断面図
【図5】図2のG−H断面図
【図6】一般的なインクジェットプリンタの斜視図
【図7】図6に示すインクジェットプリンタの動作説明
のためのブロック図
【図8】実施の形態1におけるインク残量と容量値の関
係を示す特性曲線図
【図9】図2のA−B断面図
【図10】図2のC−D断面図
【図11】図2のA−B断面図
【図12】図2のI−J断面図
【図13】図2のA−B断面図
【図14】図2のA−B断面図
【符号の説明】
1 容器 2 流出孔 3 インク供給溝 4a 電極 4b 電極 5a リード端子 5b リード端子 6a 接続端子 6b 接続端子 7 スポンジ 8 蓋 9 空気孔 10 絶縁基板 100 インクカートリッジ 101 プリンタ本体 200 印字手段 201 容量値測定回路 202 容量値検知手段 203 表示部 204 プリンタ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 朋一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA29 EB20 EB51 KC12 2F014 AB01 AB02 AB03 AB04 EA10

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流出孔及び空気孔を有する容器と、この
    容器内に収納した多孔質体と、この多孔質体に吸収させ
    た液体と、前記多孔質体の表面あるいは内部に設けた少
    なくとも一つの容量値検知手段とを備えた液量検出器。
  2. 【請求項2】 流出孔を容器の一端部側に設けるととも
    に、容量値検知手段は、前記容器の他端部側に設けた請
    求項1に記載の液量検出器。
  3. 【請求項3】 容器内壁面に容量値検知手段の位置決め
    手段を設けた請求項1あるいは請求項2に記載の液量検
    出器。
  4. 【請求項4】 容器はほぼ角柱状で、その断面は底辺の
    方が短い台形状とした請求項1から請求項3のいずれか
    一つに記載の液量検出器。
  5. 【請求項5】 流出孔上端は、容器底面より突出させた
    請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の液量検出
    器。
  6. 【請求項6】 容量値検知手段の厚みは、容器壁面の厚
    みより薄くした請求項1から請求項5のいずれか一つに
    記載の液量検出器。
  7. 【請求項7】 容量値検知手段は、流出孔に対して傾斜
    させて設けた請求項1から請求項6のいずれか一つに記
    載の液量検出器。
  8. 【請求項8】 容量値検知手段は、容器内壁面に埋め込
    んだものである請求項1から請求項7のいずれか一つに
    記載の液量検出器。
  9. 【請求項9】 容量値検知手段は、容器内壁面と同一面
    上に設けた請求項8に記載の液量検出器。
  10. 【請求項10】 容量値検知手段は、容器内壁面より突
    出させたものである請求項8に記載の液量検出器。
  11. 【請求項11】 容量値検知手段は、容器内壁面に設け
    るとともに、前記容器内壁面とほぼ同じ接触角を有する
    ものである請求項1から請求項10のいずれか一つに記
    載の液量検出器。
  12. 【請求項12】 容量値検知手段は、所定の間隔を有す
    るよう少なくとも二つの電極を設け、さらにこの電極に
    リード端子を接続したものである請求項1から請求項1
    1のいずれか一つに記載の液量検出器。
  13. 【請求項13】 電極の容器内壁面側の端部に凸部を設
    けた請求項12に記載の液量検出器。
  14. 【請求項14】 容量値検知手段は、板状の絶縁体の一
    表面に所定の間隔を有するように少なくとも二つの電極
    を設け、さらにこの電極にリード端子を接続したもので
    ある請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の液
    量検出器。
  15. 【請求項15】 少なくとも絶縁体の多孔質体側表面
    は、撥水性を有するものである請求項14に記載の液量
    検出器。
  16. 【請求項16】 少なくとも絶縁体の多孔質体側表面に
    撥水性の膜を形成した請求項14に記載の液量検出器。
  17. 【請求項17】 撥水性の膜は、液量検出器使用開始時
    の抵抗値より低い抵抗値を有する請求項16に記載の液
    量検出器。
  18. 【請求項18】 少なくとも絶縁体の多孔質体側表面
    は、非凹部形成面とした請求項14に記載の液量検出
    器。
  19. 【請求項19】 絶縁体の多孔質体側表面の気孔率は1
    0%以下である請求項14に記載の液量検出器。
  20. 【請求項20】 電極間距離は、少なくとも0.5mm以
    上とした請求項12から請求項19のいずれか一つに記
    載の液量検出器。
  21. 【請求項21】 電極は、液体よりインピーダンスを低
    くした請求項12から請求項20のいずれか一つに記載
    の液量検出器。
  22. 【請求項22】 電極は、Au,Ag,Pd,Ptの内
    少なくとも一種類を用いて形成したものである請求項1
    2から請求項21のいずれか一つに記載の液量検出器。
  23. 【請求項23】 電極間距離は、容器上部側より下部側
    を長くした請求項12から請求項22のいずれか一つに
    記載の液量検出器。
  24. 【請求項24】 電極下端は、流出孔より上部に設けた
    請求項12から請求項23のいずれか一つに記載の液量
    検出器。
  25. 【請求項25】 電極の多孔質体側外周部は、曲面状と
    した請求項12から請求項24のいずれか一つに記載の
    液量検出器。
  26. 【請求項26】 リード端子は、表面が絶縁物で被覆さ
    れている請求項12から請求項25のいずれか一つに記
    載の液量検出器。
  27. 【請求項27】 多孔質体は、各辺の長さが容器内側の
    各辺の長さと同等以上の長さで、かつ容器内容積の1.
    5倍以上の体積を有するものである請求項1から請求項
    26のいずれか一つに記載の液量検出器。
  28. 【請求項28】 本体と、この本体の中に設けた印字手
    段と、この印字手段にインクを供給するためのインク供
    給手段とを設け、このインク供給手段は、請求項1から
    請求項27のいずれか一つに記載の液量検出器を有する
    ものである電子機器。
  29. 【請求項29】 液量検出器に表示手段を接続した請求
    項28に記載の電子機器。
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