JP2000171035A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2000171035A
JP2000171035A JP10346719A JP34671998A JP2000171035A JP 2000171035 A JP2000171035 A JP 2000171035A JP 10346719 A JP10346719 A JP 10346719A JP 34671998 A JP34671998 A JP 34671998A JP 2000171035 A JP2000171035 A JP 2000171035A
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pressure
fuel supply
combustion
burner
ventilation
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JP10346719A
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Yoshikatsu Ishikawa
善克 石川
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Harman Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな最大燃焼量を設定できるようにしなが
ら、燃焼不良の発生を抑制できるようにする。 【解決手段】 全一次予混合型のバーナ3と、燃焼用空
気を通風路7を通してバーナに通風し、かつ、その通風
に伴って、供給される燃料を燃焼用空気と混合して供給
する通風手段4と、通風手段の通風作用により吸引力が
作用するように通風路に接続されて、燃料を供給する燃
料供給路11と、燃料供給路に設置されて、その設置個
所よりも下流側の燃料供給圧力を設定圧力に維持する圧
力調整手段12と、バーナの燃焼を制御する制御手段H
と、圧力調整手段の設置個所よりも上流側の燃料供給圧
力を検出する圧力検出手段14とを設け、制御手段が、
圧力検出手段の検出情報に基づいて、上流側の燃料供給
圧力が適正範囲を外れると異常と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全一次予混合型の
バーナと、燃焼用空気を通風路を通して前記バーナに通
風し、かつ、その通風に伴って、供給される燃料を前記
燃焼用空気と混合して供給する通風手段と、前記通風手
段の通風作用により吸引力が作用するように前記通風路
に接続されて、燃料を供給する燃料供給路と、前記燃料
供給路に設置されて、その設置個所よりも下流側の燃料
供給圧力を設定圧力に維持する圧力調整手段と、前記バ
ーナの燃焼を制御する制御手段とが設けられている燃焼
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記燃焼装置は、全一次予混合型のバー
ナに供給する燃焼用空気の空気比を所定の燃焼量範囲で
略一定に保って適正な空燃比が得られるように、燃料供
給路に圧力調整手段を設けて、燃焼を継続できなくなっ
たり、不完全燃焼,失火,燃焼振動等の燃焼不良の発生
を抑制できるようにしたものであるが、圧力調整手段に
おいて空気比を略一定に保つことができる燃焼量範囲
は、その圧力調整手段の設置個所よりも上流側の燃料供
給圧力( 以下、一次燃料供給圧力という) によって異な
り、特に、最大燃焼量は、一次燃料供給圧力が低くなる
に従って小さくなる。そこで、従来の燃焼装置では、一
次燃料供給圧力の変動にかかわらず燃焼不良の発生を抑
制できるように、一次燃料供給圧力の変動幅を考慮し
て、その変動幅の範囲内で空気比を略一定に保つことが
できる燃焼量範囲を設定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、一次燃料供給
圧力の変動幅を広く見積もると設定できる燃焼量範囲が
狭くなり、実際には、一次燃料供給圧力が安定していて
その変動幅が狭く、従って、設定してある燃焼量範囲か
ら外れる燃焼量で使用しても、空気比を略一定に保って
燃焼不良の発生を抑制できる場合でも、狭い燃焼量範囲
で使用しなければならない欠点がある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、広い燃焼量範囲で使用できるようにしながら、
燃焼不良の発生を抑制できるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の特
徴構成は、前記圧力調整手段の設置個所よりも上流側の
燃料供給圧力を検出する圧力検出手段が設けられ、前記
制御手段が、前記圧力検出手段の検出情報に基づいて、
前記上流側の燃料供給圧力が適正範囲を外れると異常と
判断するように構成されている点にある。
【0006】つまり、一次燃料供給圧力が設定した燃焼
量範囲に対応する適正範囲を外れると、制御手段が異常
と判断する。
【0007】従って、一次燃料供給圧力の変動幅が狭い
ものとして、燃焼量範囲を広く設定しておいて、一次燃
料供給圧力がその燃焼量範囲に対応する適正範囲を外れ
ると、燃焼不良の発生を抑制するようにバーナの燃焼を
制御したり、警報を出したりすることができるので、広
い燃焼量範囲で使用できるようにしながら、燃焼不良の
発生を抑制できる。
【0008】請求項2記載の発明の特徴構成は、前記制
御手段が、前記異常と判断したときは、前記バーナの燃
焼を牽制する牽制処理を実行するように構成されている
点にある。
【0009】つまり、制御手段が異常と判断すると、例
えば、最大燃焼量を変更したり、燃料と燃焼用空気との
混合比を調節したり、或いは、バーナの燃焼を停止した
りして、燃焼不良の発生を抑制できるようにバーナの燃
焼を牽制できる。
【0010】従って、一次燃料供給圧力が設定した燃焼
量範囲に対応する適正範囲を外れると、燃焼不良の発生
を抑制するようにバーナの燃焼を制御することができ
る。
【0011】請求項3記載の発明の特徴構成は、前記圧
力検出手段の検出部が、前記圧力調整手段の設置個所よ
りも上流側の燃料供給路に設けられている点にある。
【0012】つまり、圧力調整手段の設置個所よりも上
流側の燃料供給路に設けた検出部によって、その燃料供
給路内における一次燃料供給圧力を検出する。
【0013】従って、一次燃料供給圧力を確実に検出で
きる。
【0014】請求項4記載の発明の特徴構成は、前記圧
力検出手段が、前記圧力調整手段の上流側の燃料供給路
と下流側の燃料供給路とを接続するバイパス路における
流量を検出する流量検出手段を備えて、前記設定圧力と
前記流量検出手段による検出流量とに基づいて前記上流
側の燃料供給圧力を求めるように構成されている点にあ
る。
【0015】つまり、圧力調整手段の上流側の燃料供給
路と下流側の燃料供給路との差圧を検出流量から逆算し
て求めたり、予め求めた流量と差圧との相関関係から求
めて、その差圧と下流側の燃料供給路の圧力である設定
圧力とから、一次燃料供給圧力を求めることができる。
【0016】従って、電気信号として検出し易い熱線流
量計や超音波流量計を使用して、一次燃料供給圧力を精
度良く検出することができる。
【0017】請求項5記載の発明の特徴構成は、前記圧
力調整手段が、その設置個所よりも下流側の燃料供給圧
力を大気圧に維持するゼロガバナで構成されている点に
ある。
【0018】つまり、圧力調整手段の設置個所よりも下
流側の燃料供給圧力( 以下、二次燃料供給圧力という)
を、電気的な制御手段を使用せず、かつ、通風量の多少
にかかわらず、ゼロに調整することができる。
【0019】従って、ガバナ付き比例弁等の一般的なガ
スガバナと比較して、通風路における燃料と燃焼用空気
との混合比を適正範囲になるように精度良く調整して、
燃焼不良の発生を抑制できる。
【0020】請求項6記載の発明の特徴構成は、前記制
御手段が、前記牽制処理として、前記通風手段による最
大通風量を前記圧力検出手段による検出圧力に応じて設
定して、前記バーナへの燃料供給量の上限を変更設定す
る設定処理を実行するように構成されている点にある。
【0021】つまり、制御手段が異常と判断すると、通
風手段による最大通風量を検出圧力に応じて設定して、
空気比を略一定に保つことができるようにバーナへの燃
料供給量の上限を変更設定して、燃焼不良の発生を抑制
する。
【0022】従って、一次燃料供給圧力が適正範囲を外
れても、燃焼を継続しながら、燃焼不良の発生を抑制で
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明にかかる燃焼装置を給湯装
置に適応した例を図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕この給湯装置は、図1に示すように、
供給される水を加熱して出湯栓6aに給湯する給湯部
K、この給湯部Kの動作を制御する制御手段としての制
御部H、この制御部Hに動作情報を指令するリモコン操
作部Rを備えて構成されている。
【0024】前記給湯部Kは、排気通路1aを備えた燃
焼室1内に設けられた水加熱用の熱交換器2、この熱交
換器2を加熱するガス燃焼式の全一次予混合型のバーナ
3などから構成され、このバーナ3の上流側から燃焼用
空気を通風路7を通して通風し、かつ、その通風に伴っ
て、供給される燃料ガスを燃焼用空気と混合して供給す
る通風手段としての回転数センサ4aを備えたファン4
も設けられている。そして、バーナ3の燃焼面は金属製
のプレート3aで構成され、熱交換器2には、例えば家
庭用の水道などから水が供給される入水路5、加熱後の
湯水を出湯栓6a等から出湯する出湯路6がそれぞれ接
続され、前記入水路5には、熱交換器2への通水量を検
出する通水量センサ8、入水路5を通して供給される水
の温度を検出する入水温サーミスタ9が設けられてい
る。また、出湯路6には、出湯栓6aから出湯される湯
水の温度を検出する出湯温サーミスタ10が設けられて
いる。
【0025】通風路7に対して燃料ガスを供給する燃料
ガス供給路11は、ファン4の通風作用により吸引力が
作用するように、通風路7に接続されている。つまり、
ファン4の通風量が大きくなるほど、通風路7に供給さ
れる燃料ガス供給量が大きくなるようになっている。そ
して、この燃料ガス供給路11には、その設置箇所より
も下流側の燃料供給圧力を設定圧力としての大気圧に維
持する圧力調整手段としてのゼロガバナ12と、ゼロガ
バナ12の上流側において燃料供給を断続する電磁遮断
弁13と、ゼロガバナ12の設置個所よりも上流側の燃
料供給圧力を検出する圧力検出手段14としての圧力セ
ンサとが設けられている。前記圧力センサ14は、遮断
弁13の上流側における燃料ガス供給路11内の燃料供
給圧力を測定圧として導入する検出部を備えている。
【0026】また、バーナ3の近くには、バーナ3に対
する点火動作を実行するイグナイタ15と、バーナ3が
着火されているか否かを検出する燃焼状態検出手段とし
てのフレームロッド16とがそれぞれ備えられている。
前記フレームロッド16は、フレームロッド16と金属
製プレート3aとに亘って流れる電流値を検出するもの
で、バーナ3の燃焼状態に応じてその電流値が変化する
ように構成されている。
【0027】前記ゼロガバナ12について説明を加える
と、図2に示すように、ガバナ入り口12aとガバナ出
口12bとを備えたケースに、ガス通路の開度を調整す
る弁体12cと、大気圧Ptとガバナ出口圧力P2の圧
力差を受けるメインダイヤフラム12dと、バランスダ
イヤフラム12eと、大気圧Ptをローディング圧とし
て導入するローディング圧導入口12fと、カウンター
スプリング12gと、二次圧設定スプリング12h等を
設けて構成されている。
【0028】そして、例えば、ガバナ入口圧力P1が上
昇側に圧力変動したときには、その圧力変動に伴ってガ
バナ出口圧力P2も上昇側に圧力変動するが、ガバナ出
口圧力P2の圧力変動に伴って、弁体12cが上方移動
し、ガバナ出口圧力P2を下降側に圧力変動させて、ガ
バナ出口圧力P2が大気圧Ptになるように調整する。
また、大気圧Ptが上昇側に圧力変動したときには、そ
の圧力変動に伴って弁体12cが下方移動し、ガバナ出
口圧力P2が上昇側に変動した大気圧Ptになるように
調整する。このようにして、ゼロガバナ12よりも上流
側の燃料供給圧力( 一次燃料供給圧力) であるガバナ入
口圧力P1や大気圧Ptが変動した場合においても、ゼ
ロガバナ12よりも下流側の燃料供給圧力( 二次燃料供
給圧力) であるガバナ出口圧力P2が大気圧Ptになる
ように調整される。
【0029】前記リモコン操作部Rは、給湯部Kの運転
の開始・停止を指令する運転スイッチ17、出湯用目標
温度を変更設定自在な温度設定スイッチ18、出湯温度
や出湯用目標温度などを表示する表示部19、運転状態
であることを表示する運転ランプ20、バーナ3が燃焼
状態であることを表示する燃焼ランプ21などを備えて
いる。
【0030】前記制御部Hは、マイクロコンピュータを
備えて構成され、リモコン操作部Rの操作指令に基づい
て出湯温度が目標給湯温度になるように制御する燃焼制
御処理を実行するように構成されている。
【0031】前記燃焼制御処理は、一次燃料供給圧力P
1が適正範囲を外れている時は、バーナ3の燃焼を牽制
する牽制処理を実行し、バーナ3の燃焼に支障がないと
きは、熱交換器2への通水が開始されるに伴ってバーナ
3の燃焼を開始し、熱交換器2への通水が停止されるに
伴ってバーナ3の燃焼を停止させるように制御するとと
もに、熱交換器2への通水が検出されているときには、
出湯温度が出湯用目標温度になるようにファン4の通風
量を調整する処理を実行する。
【0032】以下、図3〜図5を参照しながら具体的に
説明する。運転スイッチ17のON操作に伴って運転状
態に設定されると( ステップ1)、圧力センサ14によ
る一次燃料供給圧力P1の検出情報に基づいて、その一
次燃料供給圧力P1が下限供給圧力PL以上、かつ、上
限供給圧力PH以下として設定した適正範囲内であるか
否かを判別し( ステップ2) 、適正範囲内であるとき
は、バーナ3の最大燃焼量を、その適正範囲内において
燃焼用空気の空気比を略一定に保つことができるとして
予め設定してある最大燃焼量に初期化し( ステップ3)
、出湯栓6aの開操作に伴って通水量センサ8にて検
出される通水量が設定水量を超えると( ステップ4) 、
バーナ3の燃焼制御処理を開始する。
【0033】前記ステップ2において適正範囲から外れ
ていると判別すると、ガス圧異常と判断して、牽制処理
を実行する( ステップ5) 。この牽制処理は、図4に示
すように、一次燃料供給圧力P1が上限供給圧力PHを
越えている場合は、ガス圧や圧力センサ14が異常であ
ると判断して( ステップ50) 、バーナ3が燃焼中であ
れば、遮断弁13を閉弁し、ファン4の通風作動を停止
させて、バーナ3の燃焼を停止させる燃焼停止処理を実
行し( ステップ51,52) 、図外のガス圧警報ランプ
等を点灯させてガス圧異常の警報を発して( ステップ5
3) 、以後のリモコン操作部Rに対する操作を牽制する
操作牽制処理を実行した後( ステップ54) 、所定のエ
ラー処理を実行する( ステップ55) 。
【0034】また、一次燃料供給圧力P1が上限供給圧
力PHを越えおらず、かつ、一次燃料供給圧力P1が下
限供給圧力PLを下回っていない場合は、ガス圧や圧力
センサ14が異常であると判断して( ステップ56) 、
ステップ51〜55を実行し、一次燃料供給圧力P1が
下限供給圧力PLを下回っている場合は、ファン4によ
る最大通風量を一次燃料供給圧力P1に応じて設定し
て、最大燃焼量、つまり、バーナ3への燃料供給量の上
限を変更設定する最大燃焼量の変更設定処理を実行する
( ステップ57) 。
【0035】つまり、図6に示すように、燃焼量( I
p) と空気比との関係は、一次燃料供給圧力P1によっ
て変化し、ゼロガバナ12において空気比を略一定に保
つことができる燃焼量( Ip)範囲も一次燃料供給圧力
P1によって変化するので、例えば、最大燃焼量が図中
に示すIpmax 1として設定されている状態で、検出さ
れた一次燃料供給圧力P1が下限供給圧力PLを下回る
50mmH2 Oの場合は、一次燃料供給圧力P1が50
mmH2 Oのときに空気比を略一定に保つことができる
最大燃焼量として図中に示すIpmax 2に変更設定する
のである。
【0036】前記バーナ3の燃焼制御は、図5に示すよ
うに、ファン4による通風作動を開始しプレパージを行
い( ステップ6) 、イグナイタ15を作動させるととも
に(ステップ7) 、遮断弁13を開弁させ( ステップ8)
、点火用ガス量になるようにファン4の回転数を調整
して、フレームロッド16による火炎検出でバーナ3の
着火を確認する( ステップ9) 。
【0037】バーナ3の着火を確認できないときは、イ
グナイタ15の作動を停止させて(ステップ20) 、遮
断弁13を閉弁し( ステップ21) 、図外の警報ランプ
等を点灯させて警報を発し( ステップ22) 、ポストパ
ージを行って( ステップ23) 、所定のエラー処理を実
行する( ステップ24) 。
【0038】ステップ9でバーナ3の着火を確認したと
きは、イグナイタ15の作動を停止させて( ステップ1
0) 、入水温サーミスタ9、出湯温サーミスタ10、通
水量センサ8、回転数センサ4aのそれぞれの検出情
報、および、温度設定スイッチ18にて設定されている
出湯用目標温度の情報に基づいて、出湯温度を出湯用目
標温度にするために必要なガス量になるようにファン4
の通風量を調整する比例制御を実行する( ステップ1
1) 。このようにして、入水路5からの水は、熱交換器
2によって加熱されて、出湯栓6aから出湯用目標温度
の湯水が出湯されることになる。
【0039】そして、バーナ3の燃焼中においても、圧
力センサ14による一次燃料供給圧力P1の検出情報に
基づいて、その一次燃料供給圧力P1が下限供給圧力P
L以上、かつ、上限供給圧力PH以下として設定した適
正範囲内であるか否かを判別し( ステップ12) 、適正
範囲内であるときは、バーナ3の最大燃焼量を、その適
正範囲内において燃焼用空気の空気比を略一定に保つこ
とができるとして予め設定してある最大燃焼量に初期化
し( ステップ13) 、適正範囲から外れていると判別す
ると、ガス圧異常と判断して、前述と同様の牽制処理を
実行する( ステップ14) 。
【0040】前記比例制御は、通水量センサ8にて検出
される通水量が設定量未満になるか( ステップ15) 、
運転スイッチ18がOFF操作されるまで実行され( ス
テップ16) 、熱交換器2への通水量が設定量未満にな
るか、運転スイッチ18がOFF操作されると、遮断弁
13を閉弁してバーナ3の燃焼を停止させて、ポストパ
ージを行うバーナ燃焼停止処理を実行する( ステップ1
7,18) 。
【0041】〔第2実施形態〕図7は、圧力検出手段1
4が、第1実施形態で示した圧力センサに代えて、ゼロ
ガバナ12の上流側の燃料ガス供給路11aと下流側の
燃料ガス供給路11bとを接続するバイパス路22とし
ての絞り流路と、その絞り流路22における流量を検出
する熱線流量計や超音波流量計等の流量検出手段23と
を備えて、設定圧力( 大気圧Pt) と流量検出手段23
による検出流量とに基づいて一次燃料供給圧力P1を求
めるように構成されている実施形態を示す。
【0042】本実施形態では、予め求めた流量と差圧と
の相関関係が制御部Hのメモリに記憶されており、流量
検出手段23による検出情報を制御部Hに入力して、こ
の相関関係を参照して検出流量から求めた差圧と設定圧
力とを加算して、一次燃料供給圧力P1を求めるように
してあり、ゼロガバナ12は大気圧Ptを設定圧力とし
て設定してあるので、検出流量から求めた差圧を一次燃
料供給圧力P1として求めることができる。その他の構
成は第1実施形態と同様である。
【0043】〔その他の実施形態〕 (1) 上記実施形態では、バーナの燃焼を牽制する牽
制処理として、最大燃焼量を変更設定したり、バーナの
燃焼を停止して、燃焼不良の発生を抑制するようにした
が、燃料と燃焼用空気との混合比を調節して、燃焼不良
の発生を抑制するようにしても良い。 (2) 上記実施形態では、圧力調整手段としてゼロガ
バナを示したが、ガバナ付き比例弁等の一般的なガスガ
バナであっても良い。 (3) 上記実施形態では、本発明にかかる燃焼装置を
給湯装置に適応した例で示したが、暖房装置などのその
他各種の装置に適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の全体概略図
【図2】ゼロガバナの概略構成図
【図3】制御部の制御動作を示すフローチャート
【図4】制御部の制御動作を示すフローチャート
【図5】制御部の制御動作を示すフローチャート
【図6】燃焼量(Ip) と空気比と一次燃料供給圧力P
1との関係を示すグラフ
【図7】第2実施形態を示す要部の断面図
【符号の説明】
3 バーナ 4 通風手段 7 通風路 11 燃料供給路 11a 上流側の燃料供給路 11b 下流側の燃料供給路 12 圧力調整手段(ゼロガバナ) 14 圧力検出手段 22 バイパス路 23 流量検出手段 P1 上流側の燃料供給圧力 P2 下流側の燃料供給圧力 H 制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全一次予混合型のバーナと、燃焼用空気
    を通風路を通して前記バーナに通風し、かつ、その通風
    に伴って、供給される燃料を前記燃焼用空気と混合して
    供給する通風手段と、前記通風手段の通風作用により吸
    引力が作用するように前記通風路に接続されて、燃料を
    供給する燃料供給路と、前記燃料供給路に設置されて、
    その設置個所よりも下流側の燃料供給圧力を設定圧力に
    維持する圧力調整手段と、前記バーナの燃焼を制御する
    制御手段とが設けられている燃焼装置であって、 前記圧力調整手段の設置個所よりも上流側の燃料供給圧
    力を検出する圧力検出手段が設けられ、 前記制御手段が、前記圧力検出手段の検出情報に基づい
    て、前記上流側の燃料供給圧力が適正範囲を外れると異
    常と判断するように構成されている燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記異常と判断したと
    きは、前記バーナの燃焼を牽制する牽制処理を実行する
    ように構成されている請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力検出手段の検出部が、前記圧力
    調整手段の設置個所よりも上流側の燃料供給路に設けら
    れている請求項1又は2記載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力検出手段が、前記圧力調整手段
    の上流側の燃料供給路と下流側の燃料供給路とを接続す
    るバイパス路における流量を検出する流量検出手段を備
    えて、前記設定圧力と前記流量検出手段による検出流量
    とに基づいて前記上流側の燃料供給圧力を求めるように
    構成されている請求項1又は2記載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力調整手段が、その設置個所より
    も下流側の燃料供給圧力を大気圧に維持するゼロガバナ
    で構成されている請求項1〜4のいずれか1項記載の燃
    焼装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記牽制処理として、
    前記通風手段による最大通風量を前記圧力検出手段によ
    る検出圧力に応じて設定して、前記バーナへの燃料供給
    量の上限を変更設定する設定処理を実行するように構成
    されている請求項2〜5の何れか1項記載の燃焼装置。
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