JP2000169601A - 熱収縮性ポリエステル系フィルム - Google Patents
熱収縮性ポリエステル系フィルムInfo
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Abstract
トルのラベル用の熱収縮性ポリエステル系フィルムであ
って、収縮によるシワ、収縮斑、歪みの発生が極めて少
ない熱収縮性ポリエステル系フィルムを提供すること。 【解決手段】 熱収縮性ポリエステル系フィルムであ
って、ポリエステル系エラストマーを0.1重量%以上
20重量%以下含有し、該ポリエステル系フイルムの温
湯収縮率が、主収縮方向において、処理温度70℃・処
理時間5秒で10〜50%であり、85℃・5秒で75
%以上であり、主収縮方向と直交する方向において、8
5℃・5秒で10%以下である熱収縮性ポリエステル系
フィルム。
Description
テル系フィルムに関し、特にラベル用途に好適な熱収縮
性ポリエステル系フィルムに関する。さらに詳しくは、
フルボトルのラベル用、特にガラス製フルボトルのラベ
ル用であって、熱収縮によるシワ、収縮斑、歪みの発生
が極めて少ない熱収縮性ポリエステル系フィルムに関す
る。
ラベル用の熱収縮性フィルムとしては、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン等からなるフィルムが主として用いら
れている。しかし、ポリ塩化ビニルについては、近年、
廃棄時に焼却する際の塩素系ガス発生が問題となり、ポ
リエチレンについては、印刷が困難である等の問題があ
る。さらに、PETボトルの回収リサイクルにあたって
は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等のPET以外の樹
脂のラベルは分別する必要がある。このため、これらの
問題の無いポリエステル系の熱収縮性フィルムが注目を
集めている。
びボトルの装飾性を目的に、熱収縮性ポリエステル系フ
ィルムが使用されるケースが増加している。その中で特
に、衛生性及び安全性の面から、ガラス瓶全体にラベル
を貼り付けて使用するフルボトルラベルとして使用する
場合がある。
て使用の場合、ガラス瓶形状が複雑でかつ多くの種類が
あるため、従来のポリエステル系熱収縮性フィルムでは
収縮仕上りで問題が生じる場合がある。特に飲料瓶で、
飲み口部分が細く胴部との瓶径の差が大きいもののフル
ボトルラベルの場合では、従来のポリエステル系熱収縮
性フィルムは瓶の口部で収縮不足などが起こる。このよ
うなフルボトルラベルに使用の熱収縮性フィルムは、高
収縮率などの収縮性能が必要である。さらに、飲料用ボ
トルの場合、生産性向上のために、ラベル装着、収縮を
飲料充填ライン中で行う場合が増えている。充填ライン
は高速であるため、ラベルの装着、収縮が高速になり、
収縮時間が短時間になる方向にある。したがって、熱収
縮フィルムには高速装着に耐えるフィルム腰、及び短時
間で高収縮率となる収縮性能が必要である。
に高速装着の場合、これまでのポリエステル系熱収縮性
フィルムでは性能が不十分であった。
を解決するものであり、その目的とするところは、フル
ボトルのラベル用、特にガラス製フルボトルのラベル用
の熱収縮性ポリエステル系フィルムであって、収縮によ
るシワ、収縮斑、歪みの発生が極めて少ない熱収縮性ポ
リエステル系フィルムを提供することにある。
ポリエステル系フィルムは、ポリエステル系エラストマ
ーを0.1重量%以上20重量%以下含有し、該ポリエ
ステル系フイルムの温湯収縮率が、主収縮方向におい
て、処理温度70℃・処理時間5秒で10〜50%であ
り、85℃・5秒で75%以上であり、主収縮方向と直
交する方向において、85℃・5秒で10%以下である
ことを特徴とし、そのことにより上記目的が達成され
る。
記熱収縮性ポリエステル系フィルムを用いて作製され、
圧縮強度が300g以上であることを特徴とし、そのこ
とにより上記目的が達成される。
的に説明する。
は、ジカルボン酸成分とジオール成分とを構成成分とす
るポリエステルと、ポリエステル系エラストマーとを含
有するポリエステル組成物から作製される。該ポリエス
テル組成物は、ポリエステル系エラストマーを0.1重
量%以上20重量%以下含有し、ポリエステルを通常8
0〜99.9重量%含有する。 (ポリエステル)該ポリエステルを構成するジカルボン
酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、オルトフタル酸等の芳香族ジカルボ
ン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカン
ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸、および脂環式ジ
カルボン酸等が挙げられる。
セバシン酸、デカンジカルボン酸等)を含有する場合、
含有率は3モル%未満(使用する全ジカルボン酸成分に
対して、以下同じ)であることが好ましい。これらの脂
肪族ジカルボン酸を3モル%以上含有するポリエステル
を使用して得た熱収縮性ポリエステル系フィルムでは、
高速装着時のフィルム腰が不十分である。
ば、トリメリット酸、ピロメリット酸及びこれらの無水
物等)は含有しないことが好ましい。好ましくは3モル
%以下である。これらの多価カルボン酸を含有するポリ
エステルを使用して得た熱収縮性ポリエステル系フィル
ムでは、必要な高収縮率を達成しにくくなる。
ジオール成分としては、エチレングリコール、プロパン
ジオール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
ヘキサンジオール等の脂肪族ジオール;1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール等の脂環式ジオール、芳香族ジオ
ール等が挙げられる。
に用いるポリエステルは、炭素数3〜6個を有するジオ
ール(例えばプロパンジオール、ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ヘキサンジオール等)のうち1種
以上を含有させて、ガラス転移点(Tg)を60〜75
℃に調整したポリエステルが好ましい。
ポリエステル系フィルムとするためには、ネオペンチル
グリコールをジオール成分の1種として用いることが好
ましい。好ましくは15〜25モル%である(使用する
全ジオール成分に対して、以下同じ)。
ンジオール等)、又は3価以上の多価アルコール(例え
ば、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
グリセリン、ジグリセリン等)は、含有しないことが好
ましい。好ましくは3モル%以下である。これらのジオ
ール、又は多価アルコールを含有するポリエステルを使
用して得た熱収縮性ポリエステル系フィルムでは、必要
な高収縮率を達成しにくくなる。
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
はできるだけ含有しないことが好ましい。特にジエチレ
ングリコールは、ポリエステル重合時の副生成成分のた
め、存在しやすいが、本発明で使用するポリエステルで
は、ジエチレングリコールの含有率が4モル%未満であ
ることが好ましい。
は、2種以上のポリエステルを混合して使用する場合、
ポリエステル全体の酸成分、ジオール成分に対する含有
率である。混合後にエステル交換がなされているかどう
かにはかかわらない.上記ポリエステルは、いずれも従
来の方法により重合して製造され得る。例えば、ジカル
ボン酸とジオールとを直接反応させる直接エステル化
法、ジカルボン酸ジメチルエステルとジオールとを反応
させるエステル交換法などを用いて、ポリエステルが得
られる。重合は、回分式および連続式のいずれの方法で
行われてもよい。 (ポリエステル系エラストマー)本発明において使用さ
れるポリエステル系エラストマー(ポリエステル系ブロ
ック共重合体)とは、高融点結晶性ポリエステルセグメ
ント(ハードセグメント)と分子量400以上の低融点
軟重合体セグメント(ソフトセグメント)からなる共重
合体であり、かつ高融点結晶性ポリエステルセグメント
構成成分だけで高重合体を形成した場合の融点が200
℃以上であり、低融点軟重合体セグメント構成成分だけ
で測定した場合の融点ないし軟化点が80℃以下である
構成単位からなる重合体をいう。
成分は、その構成成分だけで繊維形成性高重合体とした
ときに融点が200℃以上のものであるが、例えば、テ
レフタル酸、イソフタル酸、1,5−ナフタレンジカル
ボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸の残基と、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、テトラメチレングリコール,ペンタメチレ
ングリコール、2,2−ジメチルトリメチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコー
ル、p−キシレングリコール、シクロヘキサンジメタノ
ール等の脂肪族、芳香族、あるいは脂肪族ジオールの残
基とからなるポリエステル;あるいはp−(β−ヒドロ
キシエトキシ)安息香酸、p−オキシ安息香酸ピバロラ
クトン等のオキシ酸の残基からなるポリエステル;さら
に1,2−ビス(4,4’−ジカルボキシメチルフェノ
キシ)エタン、ジ(4−カルボキシフェノキシ)エタン
等の芳香族エーテルジカルボン酸の残基と上記と同様の
ジオールの残基とからなるポリエーテルエステル、ビス
(N−パラカルボエトキシフェニル)テレフタルイミド
等の芳香族アミドジカルボン酸の残基と上記と同様のジ
オールの残基とからなるポリアミドエステルなどを示す
ことができる。
あるいは2種以上のグリコールを併用した共重合ポリエ
ステルなども示すことができる。
ント構成成分は、ポリエステル系ブロック共重合体中で
実質的に非晶の状態を示すものであり、該セグメント構
成成分だけで測定した場合の融点ないし軟化点が80℃
以下のものをいう。
ましくは700〜5000である。
低融点軟重合体セグメント構成成分の割合は1〜90
(重量)%であるのが好ましい。特に好ましい割合は5
〜80(重量)%である。
分としては、ポリエチレンオキサイドグリコール、ポリ
プロピレンオキサイドグリコール、ポリテトラメチレン
オキサイドグリコール、エチレンオキサイドとプロピレ
ンオキサイドとの共重合グリコール、エチレンオキサイ
ドとテトラヒドロフランとの共重合グリコール等のポリ
エーテル、ポリネオペンチルアゼレート、ポリネオペン
チルアジペート、ポリネオペンチルセバケート等の脂肪
族ポリエステル、ポリ−ε−カプロラクトン等のポリラ
クトンなどを示すことができる。
エステル系フィルムを構成するポリエステル組成物に、
0.1重量%以上5重量%未満好ましく含有されるが、
特に好ましくは1〜4.9重量%である。
発明で規定する範囲を外れる場合は、本発明のポリエス
テル系フィルムにて形成されるラベルのミシン目開封性
が悪い。
場合があるが、商品が飲料用ガラス瓶の場合冷蔵される
のが通常であり、ラベルの開封時は低温度であるために
開封不良が発生しやすい。そこで、本発明では、ポリエ
ステル系フィルムを構成するポリエステル組成物がポリ
エステル系エラストマーを0.1重量%以上20重量%
以下含有することにより、低温時においても、ミシン目
に沿ってラベルを容易に切断することができるようにな
る。
において、収縮後のミシン目開封性不良率は70%以下
が好ましく、さらに好ましくは50%以下である。
された熱収縮性ポリエステル系フィルムからなるラベル
をガラスボトルに収縮させた後、5℃に冷蔵し、その
後、冷蔵庫から取り出した直後のボトルのラベルのミシ
ン目を指先で切り裂いて引っ張り、ミシン目の途中で切
断が発生した割合を意味する。ミシン目に沿ってフィル
ムが切断される場合を良好とする。
ン目に沿ってラベルが破断しないために、ボトル表面か
らラベルを剥離しにくくなる。
収縮性フィルムの易滑性を向上させるために、例えば、
二酸化チタン、微粒子状シリカ、カオリン、炭酸カルシ
ウムなどの無機滑剤、また例えば、長鎖脂肪酸エステル
などの有機滑剤を含有させるのも好ましい。また、必要
に応じて、安定剤、着色剤、酸化防止剤、消泡剤、静電
防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤を含有させてもよい。
は、温水中で無荷重状態で処理して収縮前後の長さか
ら、熱収縮率=((収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収
縮前の長さ)×100(%)の式で算出したフィルムの
温湯収縮率が、主収縮方向において、処理温度70℃・
処理時間5秒で10〜50%であり、好ましくは10〜
30%であり、85℃・5秒で75%以上であり、好ま
しくは75〜95%であり、主収縮方向と直交する方向
において、85℃・5秒で10%以下であり、好ましく
は8%以下であり、より好ましくは6%以下である。
10%未満の場合は、低温収縮性が不足し、収縮温度を
高くする必要があり好ましくない。一方、50%を越え
る場合は、熱収縮によるラベルの飛び上がりが発生し好
ましくない。
95%であり、75%未満の場合は、瓶の口部の収縮が
不十分になり好ましくない。一方、95%を越える場合
は加熱収縮後もさらに収縮する力があるため、ラベルが
飛び上がりやすくなる。
は、90℃での収縮応力が1.0kg/mm2以上であ
ることが好ましい。さらに好ましくは、1.0kg/m
m2以上、3.0kg/mm2未満である。収縮応力が
1.0kg/mm2未満の場合、収縮速度が遅すぎて、
瓶の口部で収縮不足になる可能性がある。3.0kg/
mm2を越えると、フィルム中に含有される滑剤周辺に
ボイドを生じ、フィルムの透明性が悪化する可能性があ
る。
ィルムは、フィルムから作製したラベルの圧縮強度が3
00g以上であることが好ましい。さらに好ましくは4
00g以上である。圧縮強度はフィルムの厚みにより影
響を受けるが、高速装着機械適性上、300g以上であ
ることが必要であり、300g未満の場合、ラベル装着
不良の問題を生ずる可能性がある。
の厚みは、特に限定するものではないが、ラベル用熱収
縮性フィルムとして10〜200μmが好ましく、20
〜100μmがさらに好ましい。
ルムの製造法について、具体例を説明するが、この製造
法に限定されるものではない。
ードライヤー、パドルドライヤー等の乾燥機、または真
空乾燥機を用いて乾燥し、200〜300℃の温度で溶
融しフィルム状に押し出す。押し出しに際してはTダイ
法、チューブラー法等、既存の任意の方法を採用して構
わない。押し出し後、急冷して未延伸フィルムを得る。
ステルのTg−5℃以上、ポリエステルのTg+15℃
未満の温度で、横方向(押し出し方向に対して直交する
方向)に3.0倍以上、好ましくは3.5倍以上延伸す
る。
で熱処理して、熱収縮性ポリエステル系フィルムを得
る。
みでなく、付加的に縦方向に延伸し2軸延伸することも
可能である。このような2軸延伸は、逐次2軸延伸法、
同時2軸延伸法のいずれの方法によってもよく、さらに
必要に応じて、縦方向または横方向に再延伸を行っても
よい。
縮方向としては横方向が実用的であるので、以上では、
主収縮方向が横方向である場合の製膜法の例を示した
が、主収縮方向を縦方向とする場合も、上記方法におけ
る延伸方向を90度変えるほかは、上記方法の操作に準
じて製膜することができる。
延伸フィルムを、Tg−5℃以上、Tg+15℃未満の
温度で延伸することが好ましい。
発明の構成要件である熱収縮率を得にくいばかりでな
く、得られたフィルムの透明性が悪化するため好ましく
ない。
合、得られたフィルムは高速装着時のフィルム腰が不十
分であり、かつフィルムの厚みむらが著しく損なわれる
ため好ましくない。
は、フィルムの厚みから、厚み分布=((最大厚み−最
小厚み)/平均厚み)×100(%)の式で算出された
フィルムの厚み分布が6%以下であることが好ましい。
さらに好ましくは、5%以下である。
収縮仕上り性評価時に実施する3色印刷で、色の重ね合
せが容易であるのに対し、6%を越えたフィルムは色の
重ね合せの点で好ましくない。
布を均一化させるためには、テンターを用いて横方向に
延伸する際、延伸工程に先立って実施される予備加熱工
程では、熱伝達係数が0.0013カロリー/cm2・
sec・℃以下となるよう低風速で所定のフィルム温度
になるまで加熱を行うことが好ましい。
制し、巾方向のフィルム温度斑を小さくするためには、
延伸工程の熱伝達係数は0.0009カロリー/cm2
・sec・℃以上、好ましくは0.0011〜0.00
17カロリー/cm2・sec・℃の条件がよい。
カロリー/cm2・secを越える場合、また、延伸工
程での熱伝達係数が0.0009カロリー/cm2・s
ec未満の場合、厚み分布が均一になりにくく、得られ
たフィルムを多色印刷加工する際、多色の重ね合せで図
柄のずれが起こり好ましくない。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これら
の実施例に限定されるものではない。
である。
温度±0.5℃の温水中において、無荷重状態で所定時
間処理して熱収縮させた後、フィルムの縦および横方向
の寸法を測定し、下記(1)式に従いそれぞれ熱収縮率
を求めた。該熱収縮率の大きい方向を主収縮方向とし
た。
さ)/収縮前の長さ)×100(%) (1)
の草・金・白色のインキで3色印刷した。
式:SH−1500−L)を用い、通過時間2.5秒、
ゾーン温度80℃で、334mlのガラス瓶(高さ19
0cm、中央部直径6.9cm)(アサヒビール(株)
のスタイニースーパードライに使用されているボトル)
を用いてテストした(測定数=20)。
た。
08mm、長さ196mmのラベルを作製した。該ラベ
ルを折りかえした底面が四角形の筒体を作製し、該筒体
の上下方向の圧縮強度を測定した。
V10−C)を用いて、圧縮モードでクロスヘッドスピ
ード200mm/分での圧縮強度(g)の最大値を測定
した(試料数=5)。
0)を用いて、未延伸フィルム10mgを、−40℃か
ら120℃まで、昇温速度20℃/分で昇温し、得られ
た吸熱曲線より求めた。吸熱曲線の変曲点の前後に接線
を引き、その交点をTg(ガラス転移点)とした。
を用いて、縦方向5cm、横方向50cmのサンプルの
厚みを測定し(測定数=20)、各々のサンプルについ
て、下記(3)式により厚み分布(厚みのバラツキ)を
求めた。また、該厚み分布の平均値(n=50)を下記
の基準に従って評価した。
機を用い、熱収縮性フィルムから主収縮方向の長さ20
0mm、幅20mmのサンプルを切り出し、チャック間
距離100mmで、予め90℃に加熱した雰囲気中で送
風を止めて、サンプルをチャックに取り付け、その後速
やかに電気炉の扉を閉め送風を開始した時に検出される
収縮応力を測定し、チャートから求まる最大値を収縮応
力(kg/mm2)とした。
の草・金・白色のインキで3色印刷した。
りラベルを作成し、Fuji Astec Inc製スチームトンネル
(型式:SH−1500−L)を用い、通過時間2.5
秒、ゾーン温度80℃で、334mlのガラス瓶(高さ
190cm、中央部直径6.9cm)(アサヒビール
(株)のスタイニースーパードライに使用されているボ
トル)を用いて、このガラスボトルに収縮させた。
庫から取り出した直後のボトルのラベルのミシン目を指
先で引き裂き、そのとき、ミシン目の途中で切断が発生
したか否かを目視にて観察し、下記の通りとした。(測
定数=20) ミシン目の途中切断が未発生:○ ミシン目の途中切断が発生 :× そして、全測定数20に対する切断が発生したもの
(×)の割合で、ミシン目の開封性を表した。
の形状および寸法は以下の通りである。
ミシン目:長さ1mmの孔を0.5mm間隔で入れ、ラベル
縦方向に幅22mm、長さ57mmに渡って2本設ける。
である。
ート(極限粘度(IV)0.75dl/g) ポリエステルB:エチレングリコール70モル%、ネオ
ペンチルグリコール30モル%とテレフタル酸とからな
るポリエステル(IV 0.72dl/g) ポリエステルC:ポリブチレンテレフタレート(IV
1.20dl/g) ポリエステルD:ブタンジオール85モル%、ポリテト
ラメチレングリコール15モル%と、テレフタル酸とか
らなるポリエステル(IV 1.90dl/g、分子量10
00) ポリエステルE:ブタンジオール93.3モル%、ポリ
テトラメチレングリコール6.7モル%と、テレフタル
酸とからなるポリエステル(IV 1.50dl/g、分子
量1000) ポリエステルF:ブタンジオール88.1モル%、ポリ
テトラメチレングリコール11.9モル%と、テレフタ
ル酸とからなるポリエステル(IV 2.00dl/g、分
子量1500) ポリエステルG:ブタンジオール89.5モル%、ポリ
テトラメチレングリコール10.5モル%と、テレフタ
ル酸とからなるポリエステル(IV 2.07dl/g、分
子量2000)
%、ポリエステルB75重量%、ポリエステルC10重
量%およびポリエステルD4.5重量%を混合したポリ
エステルを、280℃で溶融しTダイから押出し、チル
ロールで急冷して未延伸フィルムを得た。この未延伸フ
ィルムのTgは70℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に73
℃で4.47倍延伸した。次いで73℃で10秒間熱処
理しながら1.1倍さらに延伸し(延伸倍率の合計は
4.47×1.1=5.1)、厚み50μmの熱収縮性
ポリエステル系フィルムを得た。
%、ポリエステルB85重量%、ポリエステルD4.5
重量%を混合したポリエステルを、280℃で溶融しT
ダイから押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルム
を得た。この未延伸フィルムのTgは70℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に74
℃で4.47倍延伸した。次いで74℃で10秒間熱処
理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの熱収
縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB80重量%、ポリエステルE10重量%
を混合したポリエステルを、280℃で溶融しTダイか
ら押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得
た。この未延伸フィルムのTgは69℃であった。
84℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に
71℃で4.47倍延伸した。次いで71℃で10秒間
熱処理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの
熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB80重量%、ポリエステルE10重量%
を混合したポリエステルを、280℃で溶融しTダイか
ら押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得
た。この未延伸フィルムのTgは69℃であった。
84℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に
75℃で4.47倍延伸した。次いで75℃で10秒間
熱処理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの
熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB80重量%、ポリエステルG10重量%
を混合したポリエステルを、280℃で溶融しTダイか
ら押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得
た。この未延伸フィルムのTgは69℃であった。
84℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に
75℃で4.47倍延伸した。次いで75℃で10秒間
熱処理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの
熱収縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB85重量%を混合したポリエステルを、
280℃で溶融しTダイから押出し、チルロールで急冷
して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムのTg
は71℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に80
℃で4.47倍延伸した。次いで80℃で10秒間熱処
理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの熱収
縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB75重量%、ポリエステルC10重量%
を混合したポリエステルを、280℃で溶融しTダイか
ら押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得
た。この未延伸フィルムのTgは70℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に83
℃で4.47倍延伸した。次いで83℃で10秒間熱処
理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの熱収
縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB50重量%、ポリエステルC10重量%
を混合したポリエステルを、280℃で溶融しTダイか
ら押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得
た。この未延伸フィルムのTgは69℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に77
℃で4.47倍延伸した。次いで77℃で10秒間熱処
理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの熱収
縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB60重量%、ポリエステルC25重量%
を混合したポリエステルを280℃で溶融しTダイから
押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得た。
この未延伸フィルムのTgは62℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に70
℃で4.47倍延伸した。次いで70℃で10秒間熱処
理しながら1.1倍さらに延伸し、厚み50μmの熱収
縮性ポリエステル系フィルムを得た。
ポリエステルB75重量%、ポリエステルC10重量%
を混合したポリエステルを280℃で溶融しTダイから
押出し、チルロールで急冷して未延伸フィルムを得た。
この未延伸フィルムのTgは69℃であった。
℃になるまで予備加熱した後、テンターで横方向に78
℃で4倍延伸し、厚み50μmの熱収縮性ポリエステル
系フィルムを得た。
フィルムの評価結果を表1に示す。
得られたフィルムはいずれも収縮仕上り性が良好であっ
た。また、厚み分布も良好であった。低温時においての
ミシン目開封性も良好であった。本発明の熱収縮性ポリ
エステル系フィルムは高品質で実用性が高く、特に収縮
ラベル用として好適である。
ムは厚み分布が劣っていた。また比較例3、4及び5で
得られた熱収縮性フィルムは、収縮によってシワ、収縮
不足が発生し、いずれも収縮仕上り性が劣っていた。さ
らに、比較例1〜5で得られたフィルムは、いずれもミ
シン目開封性が劣っていた。このように比較例で得られ
た熱収縮性ポリエステル系フィルムはいずれも品質が劣
り、実用性が低いものであった。
用、特にガラス製フルボトルのラベル用に好適な熱収縮
性ポリエステル系フィルムが得られる。
は、フルボトルラベルとして使用する場合、熱収縮によ
るシワ、収縮斑、歪み及び収縮不足の発生が極めて少な
い良好な仕上がり性が可能であり、またラベルの開封不
良が発生しにくく、フルボトルラベル用途として極めて
有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 熱収縮性ポリエステル系フィルムであっ
て、ポリエステル系エラストマーを0.1重量%以上2
0重量%以下含有し、該ポリエステル系フイルムの温湯
収縮率が、主収縮方向において、処理温度70℃・処理
時間5秒で10〜50%であり、85℃・5秒で75%
以上であり、主収縮方向と直交する方向において、85
℃・5秒で10%以下であることを特徴とする熱収縮性
ポリエステル系フィルム。 - 【請求項2】 厚み分布が6%以下であることを特徴と
する請求項1に記載の熱収縮性ポリエステル系フィル
ム。 - 【請求項3】 90℃での収縮応力が1.0kg/mm
2以上であることを特徴とする請求項1に記載の熱収縮
性ポリエステル系フィルム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の熱
収縮性ポリエステル系フィルムを用いて作製され、圧縮
強度が300g以上であるフルボトルのラベル。
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