JP2000169374A - Igf増強剤 - Google Patents

Igf増強剤

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JP2000169374A
JP2000169374A JP34378798A JP34378798A JP2000169374A JP 2000169374 A JP2000169374 A JP 2000169374A JP 34378798 A JP34378798 A JP 34378798A JP 34378798 A JP34378798 A JP 34378798A JP 2000169374 A JP2000169374 A JP 2000169374A
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Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Yutaka Mizushima
裕 水島
Yasuo Kosaka
康雄 小坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IGF−Iの産生を促進する物質の提供。 【解決手段】 11βーヒドロキシー4−アンドロステ
ンー3,17−ジオンおよびそのひとつを有効成分とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIGF増強剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】インスリン様成長因子I(Insulin like
growth factorI,IGF‐I)は、肝臓をはじめ臓器
各所で産生される成長因子で、インスリンに類似した構
造をもつアミノ酸70個からなるポリペプチドである。
糖代謝促進作用を有する点はインスリンに似ているが、
インスリンに比較して細胞増殖促進作用が強い。近年、
IGF‐Iが神経細胞の増殖と分化を促進することが発
見され、神経組織の発達に重要な役割を果たしているこ
とが明らかにされた。つまり、IGF‐Iは培養神経細
胞に対して細胞増殖促進、生存率の延長、細胞体の肥
大、神経線維の成長、分化の促進等の作用が確認されて
おり、in vivo(生体内)においても解剖学的に正常な
状態で脳の成長を促進しその重量を増加させることが明
らかにされている。ラットにおける試験で酸素欠乏によ
る脳障害に対しIGF‐Iの保護作用および修復作用が
確認されている。さらに、末梢神経細胞の再生作用も証
明されている。その臨床的応用に関しては、筋萎縮性側
索硬化症(ALS)に対する効果が検討されており、予
備的な試験成績では有効性が認められている。今後の可
能性として、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、アルツ
ハイマー病、パーキンソン病、頭部外傷等の中枢神経系
の疾患に対する治療効果が期待されている。
【0003】以上述べたことの関連の参考文献としては
以下の文献がある。 1)D'Ercole et al, Mol Neurobiol (USA) Dec 1996 13
(3) p227-55 The role of insulin-growth factor in the central n
ervous system 2) Johnston BM et al, J Clin Invest (USA) Jan 15 1
996, 97 (2) p300-8 Insulin-like growth factor 1 is a potent neuronal
rescue against afterhypoxic- ischemic injury in fe
tal lambs 3) Sortino MA; Canonico PL., Endocrinology (USA),
April 1996, 137 (4) p1418-22 Neuroprotective effect of insulin-like growth fact
or 1 in immortalizedhypothalamic cells 4) Dore S.; Kar S; Quirion R, Proc Natl Acad Sci U
SA, Apr 29 1997, 94 (9) p4772-7 Insulin-like growth factor 1 protects and rescues
hippocampal neuronsagainst beta-amyloid-and amylin
-induced toxicity 5)Dore S, Kar S, Quirion R, Trends Neurosci. (199
7) 20,326]331 Rediscovering an old friend, IGF-I: potential use
in the treatment of neurodegenerative diseases
【0004】IGF‐Iはポリペプチドであるため製剤
として臨床的に使用する場合、経口的に投与することは
困難であり、注射剤として使用される。このことは上記
の疾患に応用する場合大きな障害となる。また、注射剤
の場合、製剤に混入する不純物によるアレルギー等の副
作用も問題となる。さらに、中枢神経系疾患に使用する
場合、脳内に投与することが必要とされ、これも実際の
臨床では大きな制限因子となる。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】上述のような背景のも
とで、われわれは生体内で自身のIGF‐Iの産生を促
進する物質(IGF‐I増強剤)があればIGF‐Iが
効果を示す病気の治療薬として応用できるのではないか
と考えた。即ち本発明はIGF‐Iの産生を促進する物
質を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かねてよりわれわれが研
究をしてきたステロイド化合物である11β―ヒドロキ
シ−アンドロステンー3,17−ジオンおよびその塩
類、11β―ヒドロキシ−アンドロスタジエンー3,1
7−ジオンおよびその塩類にIGF‐I増強作用がある
のではないかと考え、これら化合物の代表例として11
β―ヒドロキシー4−アンドロステンー3,17−ジオ
ン(11β―OH−Aと略す)を選び検討した結果、1
1β―OH−Aに骨芽細胞のIGF‐I産生を増強させ
る作用があることを発見した。
【0007】そしてこの11−β―OH−Aは生体内で
は副腎皮質に存在する11β酸化酵素によりアンドロス
テンジオン(4−アンドロステンー3,17−ジオン)
から生成されるほか、糖質コルチコイドであるコルチゾ
ールの17位の側鎖切断によっても生成される生理的物
質であり、骨形成促進作用を有することが既に実験的に
証明されている。骨形成促進剤として実用化するために
一般毒性、男性ホルモン作用、女性ホルモン作用、蛋白
同化作用、黄体ホルモン作用、糖質コルチコイド作用、
薬物動態に関して検討がなされており、経口投与で消化
管から十分に吸収され、特記すべき毒性はなく、上記の
ホルモン作用も極めて弱く実用上問題のないことが実験
的に確認されている。
【0008】
【実験例】以下に本発明の実験例を示す。
【0009】実験例1:骨芽細胞のIGF‐I産生に及ぼす11β―OH−Aの
作用 方法 骨芽細胞としてUMR106(ラット骨肉腫骨芽細胞)
を使用し、その培養液に11β―OH−Aを添加し検討
した。UMR106を8×104 cell/well で24のwell
に植え込み、10%FCSを含むDMEMで培養し、培
養2日後にconfluent に達した後、0.1%BSAを含
むフェノールレッド不含有DMEMに置き換え11β―
OH−Aを添加し、さらに培養2日目に培養上清中のI
GF‐I量を125I-RIA(ラジオインムノアッセイ)にて
測定した。群構成は、コントロール群、11β―OH−
A群として 10-11、10- 10、10-9、10-8M、陽性対照群
として1.25(OH)2D310-8Mであった(各群n=4)。 結果 図1にUMR106の培養上清中のIGF‐I量を示し
た。IGF‐I産生促進作用を有することが知られてい
る1.25(OH)2D3 は、コントロール群に比較して有意に培
養上清中のIGF‐I量の産生を促進したことより、骨
芽細胞のIGF‐I量に対する11β―OH−Aの効果
を検討する実験系として妥当であることが示された。図
にしめされる如く11β―OH−A添加群では用量依存
的に培養上清中IGF‐I量の増加が認められ、10-9M
以上の濃度でコントロール群に比較し有意に高いIGF
‐I量が見られ、IGF‐I促進作用が確認された。1
1β―OH−A 10-8M添加によって促進されたIGF‐
I量は、1.25(OH)2D3 10-8M添加と同程度であった。以
上より11β―OH−Aは骨芽細胞のIGF‐I産生を
促進することが証明された。
【0010】実験例2:11β―OH−Aを経口投与した卵巣摘除ラットにおけ
るIGF‐Iの変化 方法 11β―OH−Aの骨形成作用を検討する目的で両側卵
巣摘除(OVX)ラットを使用した実験を行い、同時に
血漿中のIGF‐1の変化を検討した。11週齢で購入
したSD系雌ラットを13週齢で両側卵巣摘除(OV
X)を施し,偽手術を施したSham群,OVXのみの対照
群および11β―OH−A経口投与群(1.0と10.
0mg/kgの2群)を設けた。投与期間は卵巣摘除直
後より12週間とした。投与期間終了後屠殺し血漿中の
IGF‐Iを測定した。 結果 11β―OH−A投与群における血漿中IGF‐1は、
OVX対照群およびSham群に比し増加傾向が認められ
た。その結果を下記に示す。 IGF‐I(ng/ml) Sham 155.0±23.7 OVXのみ 195.7±39.4 OVX+11β―OH−A 1.0 224.6±39.8 10.0 232.7±48.3
【0011】実験例3:男性ホルモン作用及び蛋白同化作用 方法 Herschbergerらの方法に従って行った。4週齢の雄性ラ
ットを経口投与時には6群(1群5匹)、皮下投与時に
は9群(1群5匹)に分け、それぞれ5群及び8群につ
いて睾丸及び副睾丸を摘出し去勢ラットを作製した。残
りのそれぞれ各1群は偽手術群とした。翌日より11β
―OH−Aあるいはtestosterone propionateを1日1
回7日間連続投与した。偽手術群及び対照群にはvehicl
eを投与した。最終投与の翌日前立腺前葉及び肛門挙筋
を摘出し、その重量を測定した。前立腺前葉重量の増加
より男性ホルモン作用を、肛門挙筋重量の増加より蛋白
同化作用を評価した。 結果 去勢により前立腺前葉重量は減少した。11β―OH−
A0.1、1及び10mg/kg経口投与では前立腺重量
の変化は認められなかったが、100mg/kg経口投
与では顕著な増加を示し、去勢群との間に有意差が認め
られた。これからOCS経口投与時の男性ホルモン作用
の発現用量は100mg/kgと推定された。また、経
口投与時の肛門挙筋重量の増加は前立腺前葉重量の増加
と同様の変化を示した。以上より11β―OH−A経口
投与時の蛋白同化作用の発現用量は100mg/kgと
推定された(図2)。11β―OH−A0.1、1及び
10mg/kg皮下投与では前立腺重量の変化は認めら
れなかったが、100mg/kg皮下投与では顕著な増
加を示し、去勢群との間に有意差が認められた。これか
ら11β―OH−A皮下投与時の男性ホルモン作用の発
現用量は100mg/kgと推定された。また、testost
erone propionateの0.1mg/kg皮下投与では前立腺
重量の変化は認められなかったが1及び10mg/kg
では用量依存的に顕著な増加を示し、去勢群との間に有
意差が認められた。これから11β―OH−Aの男性ホ
ルモン作用はtestosterone propionateの1/10〜1/
100程度と推定された(図3)。
【0012】実験例4:女性ホルモン作用 方法 3.5週齢の雌性ラットを経口投与時には5群(1群5
匹)、皮下投与時には7群(1群5匹)に分け、それぞ
れ4群及び6群について卵巣を摘出し、残りの各1群は
偽手術群とした。卵巣摘出11日後からOCSを1日1
回3日間連続投与した。偽手術群及び対照群にはvehicl
eを投与した。最終投与の翌日子宮を摘出しその重量を
測定した。子宮重量の増加より女性ホルモン作用を評価
した。 結果 卵巣摘出により子宮重量は減少した。11β―OH−A
の1及び10mg/kg経口投与では子宮重量の変化は
認められなかったが、100mg/kgでは増加を示
し、卵巣摘出群との間に有意差が認められた。これから
11β―OH−A経口投与時の女性ホルモン作用の発現
用量は100mg/kgと推定された(図4)。11β
―OH−Aの1及び10mg/kg皮下投与では子宮重
量の変化は認められなかったが、100mg/kgでは
増加を示し、卵巣摘出群との間に有意差が認められた。
これから11β―OH−A皮下投与時の女性ホルモン作
用の発現用量は100mg/kgと推定された。また、1
7β-estradiolの0.1μg、1μg皮下投与では用量依
存的な増加を示し、いずれも卵巣摘出群との間に有意差
が認められた。これから11β―OH−Aの女性ホルモ
ン作用は、17β-estradiolの1/1、000、000程
度と推定された(図4)。
【0013】実験例5:糖質コルチコイド作用に関する検討 方法 Kobayashiらの方法を一部改変して実施した。7週齢の
雄性または雌性ラットを5群(1群8匹)に分け、エー
テル麻酔下に背部より両側の副腎を摘出し、以後3日間
固形飼料と飲料水の代わりに0.9%食塩水を与えて飼
育した。次いで18時間0.9%食塩水のみを与えて絶
食とし、その後実験に供した。11β―OH−Aおよび
デキサメサゾンは、0.5%CMCに懸濁し、5ml/k
gあて経口投与した。また対照群にはvehicleを投与し
た。投与8時間後にラットを断頭し直ちに肝臓を摘出
し、肝臓中のグリコーゲンを定量した。 結果 雌性ラットへの11β―OH−A25及び100mg/
kg経口投与では肝臓中のグリコーゲン量に変化はなか
ったが、200mg/kg投与時にはグリコーゲン量が
有意に増加し、0.64mg/gliverを示した。尚、デ
キサメサゾンの0.1mg/kg皮下投与ではグリコーゲ
ン量は9.26mg/gliverにまで増加した(図5の
(A))。一方、雄性ラットにおいては200mg/k
g経口投与時においても肝臓中のグリコーゲン量に増加
は認められなかった(図5の(B))。
【0014】実験例6:イヌにおけるOCS単回投与時の薬物動態 方法 生後約1年のHazleton系雄性ビーグル犬(体重:9.9
〜11.6kg)5例を用い、薬物投与前18時間、投
与後10時間絶食させた。経口投与試験では50%DM
SO―プロピレングリコールに溶解させた11β―OH
−Aをゼラチンカプセルに充填し、5mg/kg、10
mg/kg及び25mg/kgをイヌ4例に強制経口投与
した。各投与間に1週間以上の休薬期間を設けた。投与
前及び投与後15、30、60、90、120、18
0、240、360、480、600及び1440分に
採血し、氷冷下で遠心分離し血漿を得た。血漿は測定ま
で凍結乾燥した。尿及び糞は1日単位で3日間採取し測
定試料とした。 結果 11β―OH−A5mg/kg投与により速やかに吸収
され、15分でCmax(1499ng/kg)に達
し、T1/235.8分で消失した。10mg/kg投与で
は投与後45分でCmax(1942ng/ml)に達
し、T1/2 46.9分で血漿中より消失した。25mg/
kg投与では投与後49分でCmax(3603ng/
ml)に達し、T1/2 51分で血漿中より消失した。2
4時間後の11β―OH−A血漿中濃度は検出限界以下
であった。11β―OH−Aの投与量とAUCとの相関
性を検討したところ投与量に相関したAUCの増加がみ
られた(図6)。
【0015】実験例7:サルにおける11β―OH−A単回投与時の薬物動態 方法 雄性カニクイザル(生後3〜4年、体重3.4kg)3
例を用いて試験を行った。経口投与試験においては、微
粉化した11β―OH−Aを5%アラビアゴム溶液に懸
濁させ、10mg/kgの投与量でサル3例に栄養カテ
ーテルを鼻より挿入し胃内に直接投与した。投与前及び
投与後15、30、60、90、120、180、24
0及び360分後に左右股静脈より採血し、又尿及び糞
は1日単位で2日間採取して測定用試料とした。 結果 11β―OH−A10mg/kg経口投与時の血漿中濃
度推移を図7に示した。11β―OH−Aは投与後いず
れのサルにおいても15分後に血漿中への出現が確認さ
れた。その後、緩やかな上昇を示し110分でCmax
(1287.2ng/ml)に達した後、32.6分の
1/2で速やかに消失した。
【0016】実験例8:イヌにおける14日間経口反復投与毒性試験 方法 16匹の雄ビーグル犬を4群に分け、11β―OH−A
1日あたり4、20および100mg/kgまたはゼラ
チン・カプセルのみ(コントロール群)の投与群とし、
14日間経口反復投与した。さらに、投与終了後28日
間の回復期間を設けた。 (投与量および群構成) 群番号 薬物名 投与量(mg/kg/day) 動物数(匹) 連続投与 休薬群(回復期間) 1 コントロール 0 3 2 2 11β―OH−A 4 3 ― 3 11β―OH−A 20 3 ― 4 11β―OH−A 100 3 2 検査項目は以下のとおりである。死亡動物の有無、一般
状態、体重、摂餌量、飲水量、尿検査、血液学的検査、
血液化学的検査、眼科学的検査、心機能検査、聴覚機能
検査、病理学的検査(剖検所見)、臓器重量、病理組織
学的検査。 結果 100mg/kg投与群において、投与期間中に総コレ
ステロール値の低下傾向、間代性痙攣様症状(1例)、
剖検所見で胸腺の退縮(2例)、臓器重量では胸腺重量
の低下傾向(2例)、病理組織学的検査で胸腺皮質の萎
縮(2例)が認められた。しかし、これ以外に各群とも
コントロール群との間で特記すべい変化は見られなかっ
た。総コレステロール値の低下傾向は回復期間中に回復
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】骨芽細胞のIGF−I産生に及ぼす11β―OH
−Aの作用を示す図である。
【図2】11β―OH−Aの蛋白同化作用(経口投与)を
示す図である。
【図3】11β―OH−Aの男性ホルモン作用(経口投与)
を示す図である。
【図4】11β―OH−Aの女性ホルモン作用(経口投与)
を示す図である。
【図5】(A)は雌性ラットの11β―OH−Aの糖質コル
チコイド作用を示す図である。(B)は雄性ラットの11
β―OH−Aの糖質コルチコイド作用を示す図である。
【図6】イヌにおける11β―OH−A経口投与後の血漿中
濃度の推移を示す図である。
【図7】サルにおける11β―OH−A経口投与後の血漿中
濃度の推移を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 11β―ヒドロキシー4−アンドロステ
    ンー3,17−ジオンおよびその塩類のいずれかひとつ
    を有効成分とするIGF増強剤
  2. 【請求項2】 11β―ヒドロキシ−アンドロステンー
    3,17−ジオンおよびその塩類のいずれかひとつを有
    効成分とするIGF増強剤
  3. 【請求項3】 11β―ヒドロキシ−アンドロスタジエ
    ンー3,17−ジオンおよびその塩類のいずれかひとつ
    を有効成分とするIGF増強剤
  4. 【請求項4】 11β―ヒドロキシ−アンドロステンー
    3,17−ジオンおよびその塩類のいずれかひとつの誘
    導体を有効成分とするIGF増強剤
  5. 【請求項5】 11β―ヒドロキシ−アンドロスタジエ
    ンー3,17−ジオンおよびその塩類のいずれかひとつ
    の誘導体を有効成分とするIGF増強剤
  6. 【請求項6】 11β―ヒドロキシ−アンドロステンー
    3,17−ジオンおよび11β―ヒドロキシ−アンドロ
    スタジエンー3,17−ジオンの誘導体が、11β―ヒ
    ドロキシー1,4−アンドロスタジエンー3,17−ジ
    オン、9α―フルオロー11β,16α―ジヒドロキシ
    ー1,4−アンドロスタジエンー3,17−ジオン、9
    α―フルオロー11β―ヒドロキシー16α―メチルー
    1,4−アンドロスタジエンー3,17−ジオン、9α
    ―フルオロー11β―ヒドロキシー16β―メチルー
    1,4−アンドロスタジエンー3,17−ジオン、6α
    ―フルオロー11β―ヒドロキシー16α―メチルー
    1,4−アンドロスタジエンー3,17−ジオン、また
    はその誘導体の塩のいずれかひとつであることを特長と
    する請求項4または5に記載するIGF増強剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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