JP2000167142A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000167142A
JP2000167142A JP10345060A JP34506098A JP2000167142A JP 2000167142 A JP2000167142 A JP 2000167142A JP 10345060 A JP10345060 A JP 10345060A JP 34506098 A JP34506098 A JP 34506098A JP 2000167142 A JP2000167142 A JP 2000167142A
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新吾 清水
Yoshikazu Onuki
芳和 大貫
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    • G07F17/32Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示手段における演出表示と図柄の変動表示
との間に一体感を持たせて表現することによって、演出
効果を高めるようにした遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技に関連する図柄を表示する表示手段
2aと、所定の入力信号に基づいて遊技者にとって有利
な特別状態に移行するか否かの判定を行い、該判定結果
に対応する表示態様を表示手段2aに出力する制御手段
とを備え、前記表示態様は、所定の停止態様で停止する
ことで前記特別状態への移行を示す特別図柄20L,2
0C,20Rと、該特別図柄の表示位置に対応した位置
に表示される付属図柄21L,21C,21Rとを含む
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に関連する図
柄を表示する表示手段と、該表示を制御するマイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンという)等の制御手段とを
備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、弾球遊技機の一種のパチンコ遊
技機においては、所定の条件が成立すると図柄を変動表
示する表示手段を設け、変動表示された図柄が所定の図
柄の組み合わせで停止した場合に遊技者に利益を与える
ようにしたものが提供されている。このような表示手段
として、近年では様々な演出が可能な液晶表示器等の電
気的表示装置が多く用いられている。
【0003】このような電気的表示装置では、例えば、
変動表示が特定の図柄の組合せ(大当り)で停止した時
に遊技者に有利な開成状態に変換される可変入賞球装置
の開成回数や、可変入賞球装置に入賞した遊技球の数等
をリアルタイムで表示したり、「大当り」をより派手に
演出するために特定の図柄の組合せで停止表示した画面
の背景を通常時とは異なる色調で表示するなどの表示が
可能である。
【0004】また、特定の図柄があと一つ並ぶと大当た
りになる状態(いわゆるリーチ状態)になったとき、そ
れを通常の表示動作とは別の態様で表示することによ
り、遊技者に「大当り」が近づいていることを認識させ
たりする等、遊技者の興趣を高める表示(演出表示)を
行うことが可能となった。
【0005】特に、遊技者の興趣を高めるのに有用な演
出表示は、前記「リーチ状態」での図柄表示であって、
「リーチアクション」とも呼ばれるものである。このリ
ーチアクションが始まると、遊技者は表示装置の表示に
注目し、大当たりの出現を期待することになる。リーチ
アクションの例としては、表示される図柄の変動表示速
度を通常時に比べて変化させたり、図柄の可変時間を変
化させたりする等があり、特定のリーチアクションで1
00%大当たりが出現する場合もある。すなわち、この
ようなリーチアクションは、遊技者に大当たりの出現を
予告する表示である。
【0006】また、このようなリーチアクション等の演
出表示を行う遊技機では、上記のような変動図柄の態様
の変化だけでなく、変動図柄とは別の図柄(キャラク
タ)によって演出表示することが主流となってきてい
る。このような演出表示によれば、大当たりの出現を予
告するだけでなく、変化に富んだ演出表示が可能とな
り、遊技全体の興趣を高めることできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような演出表示
は、より大きな演出効果を期待して、その表示内容が益
々多様化する傾向にある。
【0008】しかしながら、変動表示が特定の図柄の組
み合わせで停止することを期待する遊技者にとって、専
ら変動図柄の変化する表示態様についての動向に注目す
るあまり、変動図柄とは別の図柄で表現される演出表示
については、熟練者でなければ詳細部分まで目が届かな
い。
【0009】例えば、演出表示の微妙な態様の変化によ
って、その後の遊技結果に関する情報を報知したとして
も、遊技者に認識されないままとなり、その目的が達成
されずに終わってしまう場合がある。また、演出表示を
強調し過ぎた場合は、却って、本来注目すべき変動図柄
の表示が弱くなってしまう。
【0010】すなわち、演出表示を多様化させて演出効
果を高めようとした場合に、遊技者にその表示内容を容
易かつ的確に伝達できるような表示態様が期待されてい
る。
【0011】そこで、本発明の目的は、表示手段におけ
る演出表示と図柄の変動表示との間に一体感を持たせて
表現することによって、演出効果を高めるようにした遊
技機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
遊技に関連する図柄を表示する表示手段と、所定の入力
信号に基づいて遊技者にとって有利な特別状態に移行す
るか否かの判定を行い、該判定結果に対応する表示態様
を表示手段に出力する制御手段とを備え、前記表示態様
は、所定の停止態様で停止することで前記特別状態への
移行を示す特別図柄と、該特別図柄の表示位置に対応し
た位置に表示される付属図柄とを含むことを特徴とす
る。
【0013】第2の態様は、特別図柄は複数の図柄で構
成され、当該特別図柄のうちの少なくとも1つの図柄の
表示位置に対応した位置に前記付属図柄が表示されるこ
とを特徴とする。
【0014】第3の態様は、特別図柄及び付属図柄はそ
れぞれ複数の図柄で構成され、特別図柄を構成する各図
柄の表示位置に1対1で対応した位置に、付属図柄を構
成する各図柄が表示されることを特徴とする。
【0015】第4の態様は、付属図柄を構成する複数の
図柄はキャラクタ図柄であり、該キャラクタ図柄は特別
図柄の変動に伴って変化することを特徴とする。
【0016】第5の態様は、キャラクタ図柄の変化は、
当該キャラクタの表情又は姿勢の変化であることを特徴
とする。
【0017】第6の態様は、付属図柄は、前記特別図柄
の停止態様を予告する予告図柄であることを特徴とす
る。
【0018】第7の態様は、予告図柄が、変動表示する
特別図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なくと
も1回変化することを特徴とする。
【0019】第8の態様は、予告図柄が、変動表示する
特別図柄のうちの1つの図柄の停止を経て2つ目の図柄
が停止するまでの間に、少なくとも1回変化することを
特徴とする。
【0020】第9の態様は、予告図柄が、変動表示する
特別図柄のうちの2つの図柄の停止を経て3つ目の図柄
が停止するまでの間に、少なくとも1回変化することを
特徴とする。
【0021】第10の態様は、予告図柄が、変動表示す
る特別図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なく
とも1回変化し、かつ2つ目の図柄が停止するまでに少
なくとも1回変化することを特徴とする。
【0022】第11の態様は、予告図柄が、変動表示す
る特別図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なく
とも1回変化し、かつ2つ目の図柄の停止を経て3つ目
の図柄が停止するまでの間に少なくとも1回変化するこ
とを特徴とする。
【0023】第12の態様は、予告図柄が、変動表示す
る特別図柄のうちの1つの図柄の停止を経て2つ目の図
柄が停止するまでの間に少なくとも1回変化し、かつ2
つ目の図柄の停止を経て3つ目の図柄が停止するまでの
間に少なくとも1回変化することを特徴とする。
【0024】第13の態様は、予告図柄が、変動表示す
る特別図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なく
とも1回変化し、かつ1つ目の図柄の停止を経て2つ目
の図柄が停止するまでの間に少なくとも1回変化し、か
つ2つ目の図柄の停止を経て3つ目の図柄が停止するま
での間に少なくとも1回変化することを特徴とする。
【0025】
【作用及び効果】本発明の第1の態様によれば、遊技に
関連する図柄を表示する表示手段において、その表示態
様は、所定態様で停止することで前記特別状態への移行
を示す特別図柄と、該特別図柄の表示位置に対応した位
置に表示される付属図柄とを含むので、特別図柄と付属
図柄との間に一体感を持たせた表現が可能となる。さら
に、付属図柄の表示態様がその対応した表示位置にある
特別図柄に関する情報を報知する場合は、上記のように
一体感を持たせた表現によって、その報知内容が認識し
やすくなる。
【0026】第2の態様によれば、特別図柄は複数の図
柄で構成され、当該特別図柄のうちの少なくとも1つの
図柄の表示位置に対応した位置に付属図柄が表示される
ので、互いに対応した図柄間に一体感が表現され、相互
の図柄の関連性や遊技に関する報知内容が容易に認識で
きるようになる。
【0027】第3の態様によれば、特別図柄及び付属図
柄はそれぞれ複数の図柄で構成され、特別図柄を構成す
る各図柄の表示位置に1対1で対応した位置に、付属図
柄を構成する各図柄が表示されるので、その1対1に対
応した各図柄間に一体感が表現されると共に、表示態様
全体として各図柄間の関連性が明確になる。さらに、遊
技者にとっては、表示手段における表示態様を明確に認
識できるので、遊技に関する報知内容を容易に知ること
ができる。
【0028】第4の態様によれば、付属図柄を構成する
複数の図柄はキャラクタ図柄であり、該キャラクタ図柄
は特別図柄の変動に伴って変化するので、特別図柄の停
止態様に注目する遊技者にとって、各特別図柄にそれぞ
れ対応して表示されるキャラクタ図柄も注目することと
なる。これによれば、特別図柄を停止表示させるに当た
って、各特別図柄毎に異なる演出表示を行うと共に、各
特別図柄毎に一体感のある演出表示が可能となる。
【0029】第5の態様によれば、特別図柄の表示態様
に応じてキャラクタ図柄の表情又は姿勢が変化するの
で、より現実的な表現による演出表示が可能となり、遊
技者は、遊技結果を予測するだけでなく、キャラクタの
変化を楽しみながら付属図柄に注目するようになる。
【0030】第6の態様によれば、付属図柄は特別図柄
が特別図柄の停止態様を予告する予告図柄であるので、
遊技者が特別図柄の表示態様に注目していても、予告図
柄が特別図柄に対応した一体感のある表示が行われる。
そのため、予告図柄を見逃すことなく、容易に認識でき
るようになる。従って、特別図柄の変化に伴って変化す
る予告図柄の表示態様も容易に認識でき、その後の特別
図柄の停止態様についての予測が容易になる。
【0031】また、予告図柄は、変動表示する特別図柄
の停止するタイミングに伴って変化するので、変動表示
する特別図柄の停止表示と予告表示との間に一体感が得
られる。従って、変動表示する特別図柄の停止表示に注
目する遊技者は予告表示の認識がしやすくなる。また、
予告図柄の変化態様によって信頼度を表すときは、変動
表示する特別図柄の停止タイミングと予告図柄の変化す
るタイミングとの関係について既に知っている遊技者に
とっては、それらのタイミングに合わせて表示内容を注
目することとなる。更に、遊技者が認識した予告図柄の
変化態様がどのくらいの信頼度を示しているかを理解し
ているとすれば、表示される予告図柄の変化態様からそ
れぞれ一定の確実性を持って大当りを期待することとな
り、遊技者の大当りに対する期待感を予告表示の変化タ
イミングに合わせて増大させるという効果が期待でき
る。
【0032】また、近年、特別図柄の変動図柄がある特
定の図柄で大当りとなれば、その後数ゲームに渡って特
別図柄の変動による遊技が大当りとなる確率が増大する
ボーナス遊技(確変遊技)を備えたパチンコ遊技機、い
わゆる確率変動機(確変機)、あるいは、ある特定の図
柄で大当りとなれば、その後数ゲームに渡って変動図柄
の変動表示時間が短縮するボーナス遊技(時短遊技)を
備えたパチンコ遊技機、いわゆる変動時間短縮機(時短
機)の割合が増大してきている。このような機種の場
合、大当りの後に上記のようなボーナス遊技を行えるか
否かは遊技者にとって重大な関心事となっている。
【0033】通常、上記のようなボーナス遊技に移行す
るか否かの判定は、予め定められた大当りとなる図柄
(大当り図柄)の組合せのうちの所定の図柄の組合せで
あるか否かの判定により決定されるのが主流であること
から(例えば、大当り図柄の組合せが“3−3−3”,
“5−5−5”,“7−7−7”のいずれかの場合に確
変遊技に移行等)、遊技者は、上記所定の大当り図柄に
よる組合せでの停止を期待し、通常遊技状態中は常に変
動図柄の停止表示に注目することとなる。
【0034】従って、予告図柄の変化態様によって変動
表示する特別図柄の停止態様を予告する場合において、
前述の第7の態様のように、「特別図柄の変動表示開
始」→「予告図柄変化」→「変動表示する特別図柄のう
ちの1つの図柄が停止」といった遊技の流れにすれば、
「予告図柄の変化が大当たりに結びつくものか」という
期待感を遊技者に抱かせるのに加え、引き続いて「停止
図柄が確変遊技(時短遊技)に移行する図柄か」という
期待感をも遊技者に抱かせることとになり遊技の面白み
が更に増すことになる。また、この場合において、遊技
者の目線の移動は“変化する予告図柄”→“停止する図
柄”となるが、ここで変化する予告図柄と停止する図柄
が対応した位置関係にあれば、目線の移動がスムーズに
なる。
【0035】また、特に3つの特別図柄を変動表示する
ように構成されている場合(特別図柄を構成する各図柄
の停止タイミングは異なっている)、2番目の停止図柄
はリーチ状態になるか否かを決定する役割をしており、
その2番目の停止図柄は遊技者とって重大な関心事とな
っている。ここで、予告図柄には、変動表示する特別図
柄が特定の停止態様で止まるか否かの大当たり発展率を
表している場合と、あと1つ特定の図柄が停止表示すれ
ば大当りとなるリーチ状態に発展するか否かのリーチ発
展率を表している場合の2通りのケースがある。
【0036】そこで、予告図柄の変化態様によってリー
チ発展率を表すような場合において、前述の第8の態様
のように、「特別図柄の変動表示開始」→「変動表示す
る特別図柄の最初の図柄停止」→「予告図柄変化」→
「2番目の図柄停止」といった遊技の流れにすれば、
「予告図柄の変化がリーチ状態に結びつくものか」とい
う疑問を持った後、「実際にリーチ状態になったか否
か」といったプロセスを理解することにより、どのよう
に予告図柄が変化すればリーチ状態に発展しやすいかと
いう、予告図柄の変化とリーチ状態への発展についての
関係を発見する面白みが増す。更にリーチ状態に発展し
やすい予告図柄の変化態様を遊技者が既に理解している
場合には、「この予告図柄の変化態様が表示されたか
ら、リーチ状態に発展する可能性が高いだろう」といっ
た期待感をもってその後の遊技動向に注目することがで
き、この期待感は一定の確実性を有しているため遊技の
面白みはますます増大することになる。また、この場合
において、遊技者の目線の移動は“最初に停止する図
柄”→“変化する予告図柄”→“2番目に停止する図
柄”となるが、ここで変化する予告図柄と2番目に停止
する図柄が対応した位置関係にあれば、目線の移動がス
ムーズになると共に、その予告図柄の変化と図柄の停止
結果(リーチ状態への発展)との関係が把握しやすくな
る。
【0037】また、例えば、3つの変動図柄を表示する
ように構成され、そのうち2つの図柄が既に停止してリ
ーチ状態を形成しているような場合、3番目(最後)の
停止図柄がどの図柄で停止するかは、大当たりになるか
否かのもっとも注目すべき点であるが、前述の第9の態
様に示すようにリーチ状態中に大当たり発展率を表す予
告図柄の変化を表示するようにすれば、予告図柄と大当
りへの発展についての関係を発見する面白みが増す。ま
た既に理解している予告図柄の変化が表示されることに
よって、大当たり出現について一定の確実性を有した期
待感を持って遊技結果に注目することができ、遊技の面
白みはますます増大することになる。また、この場合に
おいて、遊技者の目線の移動は“2番目に停止する図
柄”→“変化する予告図柄”→“最後に停止する図柄”
となるが、ここで変化する予告図柄と最後に停止する図
柄が対応した位置関係にあれば、目線の移動がスムーズ
になると共に、その予告図柄の変化と図柄の停止結果
(大当りへの発展)との関係が把握しやすくなる。
【0038】また、第13の態様に示すように、「特別
図柄の変動表示開始」→「予告図柄変化」→「変動表示
する特別図柄の最初の図柄停止」→「予告図柄変化」→
「2番目の図柄停止」→「予告図柄変化」→「最後の図
柄停止」といった遊技の流れの場合において、遊技者の
目線の移動は、“変化する予告図柄”→“最初に停止す
る図柄”→“変化する予告図柄”→“2番目に停止する
図柄”→“変化する予告図柄”→“最後に停止する図
柄”となる。ここで、変動表示する各図柄に対応した位
置(1対1)に予告図柄が表示されていれば、遊技者の
目線の移動がスムーズになり、その結果、遊技の進行が
把握しやすくなる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例のパチンコ遊技
機について説明する。
【0040】図1は、パチンコ遊技機1の遊技盤面10
を示す正面図である。遊技盤面10のほぼ中央には、遊
技に関連する図柄を表示する表示手段として液晶表示装
置2が配置されている。その液晶表示装置2は、画像で
表現される複数の図柄を変動表示して、スロットマシン
の3列の回転リールを擬似的に表示する。この変動表示
する図柄を特別図柄という。この特別図柄は、その停止
態様が予め定められた所定の態様(例えば、“7−7−
7”のような停止態様で、これを「大当り」という。)
となれば、遊技者にとって有利な特別遊技状態へ移行す
るものである。この特別遊技状態については後述する。
【0041】また、この液晶表示装置2において、上記
特別図柄の変動表示中には、遊技の興趣を高めるために
上記特別図柄とは別の付属図柄による演出表示が行われ
る。この付属図柄は、種々の映像態様で表示され、上記
特別遊技状態への移行を示す所定の停止態様で停止する
ことを予告する予告演出図柄や、あと一つ停止すれば上
記特別遊技状態への移行を示す所定の停止態様となる状
態(リーチ状態)のときに表示されるリーチ演出図柄が
含まれる。
【0042】本実施例では、図2に示すように、液晶表
示装置2の表示画面2aの下方の表示領域に特別図柄2
0L,20C,20Rが変動表示され、それ以外の表示
領域に上記付属図柄としての予告演出図柄やリーチ演出
図柄等が表示される。上記特別図柄20L,20C,2
0Rは、スロットマシンにおける3列の回転リール上の
図柄を電気信号により擬似的に表示したものであり、予
告演出図柄やリーチ演出図柄は、図柄、動画、文字等で
表示される。ここでは、予告演出図柄として3人の女の
子のキャラクタ21L,21C,21Rを、変動表示さ
れる特別図柄20L,20C,20Rに1対1で対応さ
せて表示している。
【0043】予告演出図柄は、特別図柄20L,20
C,20Rの変動表示が、その後リーチ状態になること
を予告したり、リーチ状態を経て停止したときの停止態
様が「大当り」を示す所定の態様、例えば「7−7−
7」、となることをを予告する表示である。また、この
予告演出図柄は、その表示態様が様々な態様に変化し得
るように構成されており、その表示される予告演出図柄
の態様によって大当り信頼度やリーチ発展率を異ならせ
ている。
【0044】具体的には、特別図柄20L,20C,2
0Rの内の1つの表示態様が変化すれば、それに伴って
当該特別図柄に対応した位置にある予告演出図柄として
のキャラクタの表情や動作が変化したり、そのキャラク
タに対応した別図柄が表示されたり、そのキャラクタが
言葉を発したりする。
【0045】このような予告演出図柄の表示態様の変化
は、その変化の内容が各キャラクタ21L,21C,2
1R間に一定の関連性を有したものとなっており、その
表現される関連性の内容によって大当り信頼度やリーチ
発展率を異ならせるものとする。従って、予告演出図柄
の表示態様がどのような関連性を持って変化しているか
を認識することにより、遊技者は、リーチに発展するか
或いは大当りの出現が期待できるかについて、ある程度
の予測ができるようになる。
【0046】また、リーチ状態になった場合は、リーチ
状態であることを報知するための演出表示として、予告
演出図柄とは別のリーチ演出図柄を表示させるようにす
る。このリーチ演出図柄も大当り信頼度によって異なる
態様で表示するものとする。
【0047】以上のことは、異なる複数の予告演出図柄
やリーチ演出図柄を大当り信頼度やリーチ発展率に対応
させて、予め記憶手段(図3に示すROM50C)に格
納しておくことで実現される。
【0048】なお、表示手段としては、液晶表示装置の
ほか、多数のLEDを配列して構成した表示器やCR
T、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンス
等の電気的表示器も使用できる。
【0049】再び、図1において、液晶表示装置2の下
方には、遊技球が入ると液晶表示装置2の図柄変動が開
始される始動入賞口(いわゆるスタート孔)3が設けら
れている。始動入賞口3は、遊技者にとって不利な第1
状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な可
変入賞装置からなり、これに遊技球が入賞すると所定個
数(例えば5個)の賞球を払い出されるように定められ
ている。
【0050】なお、始動入賞口3は、遊技者にとって不
利な第1状態であっても、遊技球が1個程度入賞可能な
入賞空間を保持しているので、遊技球の入賞は発生し得
る。
【0051】液晶表示装置2の上方には、図柄変動記憶
ランプ15が4個設けられている。表示画面2aの特別
図柄20L,20C,20Rが変動表示されている最中
に始動入賞口3に入賞した回数を4回を上限として記憶
させ、その時点での液晶表示装置2の変動表示可能な回
数を遊技者に知らせるものである。5回目以降の入賞
は、変動表示開始条件としては無効になる。
【0052】始動入賞口3の下方には、遊技者にとって
不利な閉状態と遊技者にとって有利な開状態とに変換可
能な大入賞口(いわゆるアタッカ)4が設けられてい
る。大入賞口4は、前記液晶表示装置2の表示画面2a
の図柄の変動が「大当り」となる特定の図柄の組合せで
停止すると所定時間遊技者にとって有利な開状態に変換
される扉開閉式の変動入賞装置からなり、これに遊技球
が入賞すると所定個数(例えば15個)の賞球が払い出
されるように定められている。前述の特別遊技状態と
は、この大入賞口4が開状態となって、かつ液晶表示装
置2における図柄の変動時間を短くして始動入賞口3へ
の入賞回数を増やすようにした遊技状態をいう。
【0053】遊技盤面10の下部には、可変表示装置5
が設けられ、可変表示装置5は、前記液晶表示装置2の
左右に設けられた可変表示作動用ゲート6a,6bを遊
技球が通過すると、可変表示を開始するように設定され
ている。可変表示装置5が予め定められた特定の図柄で
停止すると,始動入賞口3が遊技者にとって有利な第2
状態に変換される。
【0054】可変表示装置5の周辺には、可変表示記憶
ランプ8が4個設けられている。この可変表示記憶ラン
プ8は、可変表示装置5が可変表示作動用ゲート6a,
6bを遊技球が通過する度に4回を限度としてして記憶
させ、その時点での可変表示装置5の図柄変動可能な回
数を遊技者に知らせるものである。5回目以降の通過は
カウントされず、無効となる。
【0055】更に、遊技盤面10上には、発光部を備え
たランプ付き風車11a,11b及び、通常の風車12
a,12b、入賞球がある毎に15個の賞球を遊技者に
払い出す一般入賞口13a,13b,13c,13d,
13f,13g、盤面サイドランプ14a,14b等が
設けられている。
【0056】上記の可変表示装置5と始動入賞口3と大
入賞口4とは、可変入賞球装置9として前記一般入賞口
13f,13gと共に一体のユニットとして構成され、
遊技盤面に設置されている。
【0057】次に、以上のようなパチンコ遊技機の遊技
制御について説明する。この種のパチンコ遊技機は、制
御手段としてマイクロコンピュータを備え、これによっ
て遊技全般を制御する。上記実施例の制御手段も、図3
のブロック図に示すように、マイクロコンピュータを中
心に構成されている。
【0058】マイクロコンピュータ50は、CPU50
A、RAM50B、ROM50C及び汎用I/O50D
で構成され、入力回路51から入力される各種の入力信
号をROM50C内に書き込まれたプログラムに従って
処理し、必要に応じて出力回路52から各駆動手段へ出
力信号を送出する。
【0059】また、遊技の進行過程でCPU50Aは種
々の決定、例えば表示画面2aの特別図柄20L,20
C,20Rの変動表示が停止したときの図柄の組合せ
(以下、停止図柄)の決定、表示するリーチ演出図柄や
予告演出図柄の表示態様の決定を行う。また、CPU5
0Aには乱数を発生する乱数発生回路53が接続され、
CPU50Aは発生した乱数を抽出し、抽出した乱数の
値に基づいて種々の決定を行う。なお、乱数発生手段と
しては、外付けの乱数発生回路53に限らず、プログラ
ム上において乱数を発生するCPU50A内部の手段で
もよい。
【0060】入力回路51には、前記可変表示作動用ゲ
ート6a,6bを遊技球が通過すると信号を発生する通
過球検出用スイッチ6a’,6b’、始動入賞口3に遊
技球が入賞すると信号が発生する始動入賞スイッチ4’
等が接続される一方、出力回路52には、可変表示装置
5、液晶表示装置2、可変表示記憶ランプ14、図柄変
動記憶ランプ15、始動入賞口3を変換駆動する始動入
賞口ソレノイド30、大入賞口4変換駆動する大入賞口
ソレノイド31等が接続されている。
【0061】次に、液晶表示装置2に表示される停止図
柄や予告演出図柄及びリーチ演出図柄の表示についての
決定を行う処理手順について、図4〜図6のフローチャ
ート及び図7〜図23を参照して説明する。
【0062】始動入賞口3に遊技球が入ると(始動入
賞)、これを検知した始動入賞スイッチ3’はCPU5
0Aに信号を送り、液晶表示装置2の表示画面2aにお
ける特別図柄20L,20C,20Rの変動を開始する
が、その前処理として上記のマイクロコンピュータ50
によって、液晶表示装置2に表示される停止図柄、リー
チ演出図柄、及び予告演出図柄の表示態様を決定する処
理を行う。
【0063】図4に示すように、始動入賞があれば、ま
ず前述の乱数発生回路53は、特別図柄20L,20
C,20Rの停止図柄が「大当り」を示す態様となる
か、或いは「ハズレ」を示す態様となるかの大当り判定
をするために必要な「大当り判定用」乱数を抽出する
(ST1)。ここで抽出される乱数は、図7に示すよう
に「0〜255」の範囲で抽出される。
【0064】次に、「ハズレ」の場合に表示すべき3つ
の停止図柄を決定するための決定用乱数として「停止図
柄決定用」乱数を、それぞれ「0〜14」の乱数値範囲で
抽出し(ST2)、「大当り」の場合に表示すべき3つ
の停止図柄を決定するための決定用乱数として「大当り
図柄決定用」乱数を「0〜14」の乱数値範囲で抽出する
(ST3)。
【0065】そして、リーチ演出図柄を決定するときの
決定用乱数として「リーチ演出図柄決定用」乱数を抽出
し(ST4)、さらに、後述の予告演出パターンを決定
するときの決定用乱数として「予告演出パターン決定
用」乱数を抽出する(ST5)。ここで抽出される乱数
は、図7に示すように、「リーチ演出図柄決定用」乱数
については「0〜139」の範囲で、「予告演出パターン決
定用」乱数については「0〜511」の範囲で抽出される。
【0066】続いて、図5において、ST1において抽
出した「大当り判定用」乱数に基づいて、これから行う
特別図柄の変動表示が「大当り」となるか否かを判定す
る(ST6)。
【0067】ここで、図8に示すように、「大当り」と
なる乱数値範囲が予め割り当てられた「大当り判定テー
ブル」が、図3のROM50Cに格納されており、「大
当り判定用」乱数として、例えば“7”が抽出された場
合は、「大当り」との判定がされる。
【0068】ST6で「大当り」との判定がされた場合
は、表示画面2aの変動表示が停止したときの図柄が
「大当り」を表わす停止図柄となることが必要になるの
で、次に、表示すべき「大当り」図柄を決定する処理を
行う(ST7)。
【0069】このST7の処理では、ST3において抽
出された「大当り図柄決定用」乱数に基づいて、図9に
示した「大当り図柄決定テーブル」を参照して表示すべ
き大当り図柄を決定する。「大当り図柄決定テーブル」
は、図9に示すように、大当り図柄として、14通りの
特別図柄の組合せが予め定められ、抽出された「大当り
図柄決定用」乱数を照合させるための数値が各大当り図
柄毎に割り当てられている。この「大当り図柄決定テー
ブル」は、ROM50Cに格納される。
【0070】例えば、抽出された「大当り図柄決定用」
乱数が“6”の場合は、停止図柄として、“7−7−
7”が決定される。このように、「大当り」との判定を
して、表示すべき大当り図柄が決定した後は、図6のS
T12の処理に移る。ST12以下の処理は後述する。
【0071】再びST6において、「大当り判定用」乱
数が“7”以外で、図8に示した「大当り判定テーブ
ル」を参照して「ハズレ」との判定がされた場合は、前
記ST2において抽出された3つの「停止図柄決定用」
乱数に基づいて、それぞれ図10に示した「停止図柄決
定テーブル」を参照して、停止図柄(左図柄20L、中
図柄20C及び右図柄20R)を決定する(ST8)。
「停止図柄決定テーブル」は、図10に示すように、1
5種類ある停止図柄について、抽出された「停止図柄決
定用」乱数を照合させるための数値がそれぞれ割り当て
られ、ROM50Cに格納されている。
【0072】決定した停止図柄のうち、左図柄2Lの停
止図柄と右図柄2Rの停止図柄が同一かどうかについて
判別し(ST9)、異なる場合は、リーチ状態とはなら
ないので、リーチ演出図柄の表示をする必要がなく、図
6のST16の処理に移る。一方、左図柄20Lの停止
図柄と右図柄20Rの停止図柄が同一の場合は、さらに
中図柄20Cの停止図柄も同一かどうかを判別し(ST
10)、異なれば、図6のST14に移る。一方、3つ
の停止図柄左図柄20L,20C,20Rが全て同一と
なる場合は、中図柄20Cを1コマずらした図柄を中図
柄20Cの停止図柄に変更する(ST11)。これは、
前記ST6において「ハズレ」と判定されているため、
3つの停止図柄が同一となる「大当り」図柄を表示させ
ないためである。
【0073】表示画面2aの停止図柄が決定したら、続
いて、図6のST14の処理に移る。ST14以下の処
理は後述する。
【0074】次に図6を参照して説明する。まず、ST
12は、前述のST6の処理で「大当り」と判定した場
合であるので、図11に示す「大当り用リーチ演出図柄
決定テーブル」を参照して、前記ST4において抽出さ
れた「リーチ演出図柄決定用」乱数に基づき表示すべき
リーチ演出図柄を決定する。
【0075】ここで、図11の「大当り用リーチ演出図
柄決定テーブル」に示すように、大当り用のリーチ演出
図柄として、「ノーマルリーチ」、「懸垂リーチ」及び
「満員電車リーチ」の3種類のリーチ演出図柄を備えて
いる。これらのリーチ演出図柄の詳細については、後で
図28〜図32を参照して説明する。
【0076】抽出された「リーチ演出図柄決定用」乱数
の属する範囲が「0〜24」であれば「ノーマルリー
チ」、「25〜64」であれば「懸垂リーチ」、「65〜13
9」であれば「満員電車リーチ」というように表示すべ
きリーチ演出図柄が決定する。この図11の「大当り用
リーチ演出図柄決定テーブル」では、「満員電車リー
チ」の乱数値範囲が他のリーチ演出図柄より広く設定さ
れており、特別図柄がリーチ状態のときに「満員電車リ
ーチ」が表示された場合は、高い確率で「大当り」とな
ることを示している。
【0077】次に、ST13において、前記ST5にお
いて抽出された「予告演出パターン決定用」乱数に基づ
いて、表示すべき予告演出パターンを決定する。「予告
演出パターン」は、複数の異なる態様の予告演出図柄の
組合せで構成され、それぞれの組み合わせは関連性のあ
る図柄の構成となっている。そして、表示すべき予告演
出パターンは、各予告演出パターン毎にそれぞれ乱数値
範囲が定められた、図13〜図17に示す「予告演出パ
ターン決定テーブル」を参照して決定される。
【0078】「予告演出パターン決定テーブル」は、大
当り用の「予告演出パターン決定テーブル」とハズレ用
の「予告演出パターン決定テーブル」とで構成され、さ
らにリーチ演出図柄の種類毎にそれぞれ対応した決定テ
ーブルを備え、ROM50Cに格納される。例えば、
「大当り」判定で、表示すべきリーチ演出図柄が「ノー
マルリーチ」又は「満員電車リーチ」の場合は、図13
に示す「予告演出パターン決定テーブル」を選択して、
予告演出パターンを決定する。また、表示すべきリーチ
演出図柄が「懸垂リーチ」の場合は、図14に示す「予
告演出パターン決定テーブル」を選択して、予告演出パ
ターンを決定する。尚、予告演出パターンの詳細につい
ては後述する。
【0079】従って、ST13においては、大当り用の
「予告演出パターン決定テーブル」のうち、上記ST1
2において決定されたリーチ演出図柄に対応した「予告
演出パターン決定テーブル」を選択し、抽出された「予
告演出パターン決定用」乱数の属する乱数値範囲から表
示すべき予告表示パターンが決定される。
【0080】また、ST14においては、前述のST6
の処理で「ハズレ」を判定し、ST9でリーチ状態とな
る判定がなされた場合であるので、図12に示す「ハズ
レ用リーチ演出図柄決定テーブル」を参照し、前記ST
4において抽出された「リーチ演出図柄決定用」乱数に
基づいて表示すべきリーチ演出図柄を決定する。
【0081】図12の「ハズレ用リーチ演出図柄決定テ
ーブル」に示すように、抽出された乱数の属する範囲が
「0〜4」であれば「ノーマルリーチ」、「5〜8」であれ
ば「懸垂リーチ」がそれぞれ選択される。尚、抽出され
た「リーチ演出図柄決定用」乱数の属する範囲が「9〜1
39」であれば、リーチ演出図柄は表示されない。この図
12の「ハズレ用リーチ演出図柄決定テーブル」では、
「リーチなし」の乱数値範囲が広く設定されており、リ
ーチ演出図柄が表示されない場合は、「ハズレ」となる
確率が高いことを示している。
【0082】次に、ST15において、上記ST14に
おいて先に決定されたリーチ演出図柄に対応した「ハズ
レ用予告演出パターン決定テーブル」を選択して、前記
ST5において抽出された「予告演出パターン決定用」
乱数に基づいて表示すべき予告演出パターンを決定す
る。従って、決定されたリーチ演出図柄が「ノーマルリ
ーチ」の場合は図15に示す「ハズレ用予告演出パター
ン決定テーブル」を、決定されたリーチ演出図柄が「懸
垂リーチ」の場合は図16に示す「ハズレ用予告演出パ
ターン決定テーブル」を、「リーチなし」の場合は図1
7に示す「ハズレ用予告演出パターン決定テーブル」
を、それぞれ選択して抽出された「予告演出パターン決
定用」乱数に基づいて予告演出パターンを決定する。
【0083】次にST16においては、ST9でリーチ
状態とならないとの判定がなされた場合であるので、リ
ーチ演出図柄を決定する必要はなく、前記ST5におい
て抽出された「予告演出パターン決定用」乱数に基づい
て、図17に示す「ハズレ用予告演出パターン決定テー
ブル」を選択して表示すべき予告演出パターンを決定す
る。
【0084】以上の決定後、パチンコ遊技機1は、液晶
表示装置2における図柄の変動を開始し、停止図柄、リ
ーチ演出図柄及び予告演出図柄のそれぞれについて、決
定した表示内容に従って表示を行う。
【0085】次に、前述の予告演出パターンの例につい
て、説明する。
【0086】予告演出パターンは、「セリフ予告パター
ン」と「アクション予告パターン」とに分けられる。
【0087】「セリフ予告パターン」は、前述の図2に
示した予告演出図柄としての3人の女の子のキャラクタ
21L,21C,21Rのそれぞれが、お互いにセリフ
を掛け合わされるような表示による予告演出パターンで
ある。このセリフの掛け合いは、例えば、図柄や文字で
表示される。また、このセリフの掛け合いを音で表現す
るようにしてもよい。
【0088】「アクション予告パターン」は、上記3人
の女の子のキャラクタが、それぞれ何らかの動作を行う
ことによる予告表示である。動作とは、例えば、キャラ
クタの表情の変化や姿勢の変化である。尚、この「アク
ション予告パターン」は、通常、「セリフ予告パター
ン」との組合せで表示される。
【0089】このような予告表示パターンは、図18〜
図21の「予告演出パターン組合せ表」に示すように、
203種類の「セリフ予告パターン」と「アクション予
告パターン」との組合せから成り、これらの組合せを予
め定めてROM50C内に格納している。この図18〜
図21に示される予告演出パターン(予告演出1〜予告
演出203)は、前述の図13〜図17に示す「予告演
出パターン決定テーブル」内の予告演出パターン(予告
演出1〜予告演出203)にそれぞれ対応する。
【0090】この図18〜図21に示される「予告演出
パターン組合せ表」において、キャラクタ名“クミ”と
は上記3人の女の子のキャラクタの中の左側のキャラク
タ21Lを示し、キャラクタ名“ユミ”とは中央のキャ
ラクタ21Cを示し、キャラクタ名“アミ”とは右側の
キャラクタ21Rを示す。
【0091】「セリフ予告パターン」は、図18〜図2
1に示した言葉をそれぞれのキャラクタが喋っているよ
うな表示をすることによる予告演出のパターンである。
【0092】また、図18〜図21に示した「アクショ
ン予告パターン(A,B,C1,C2,D,E1,E
2,F,G,H1,H2,I1,I2,J,K)」につ
いては、図22及び図23にその表示内容を示す。
【0093】図22及び図23は、上記3人の女の子の
キャラクタ21L,21C,21Rのそれぞれが行う
「アクション予告パターン」についての具体的表示内容
を示している。各「アクション予告パターン」は、動画
像で表示されるものであるが、ここでは、大きく3つの
動作で概略的に表現している。従って実際は、図3に示
したマイクロコンピュータ50のROM50C内には、
「アクション予告パターン」に必要な図柄等のすべてが
記憶されている。すなわち、この図22及び図23にお
けるキャラクタの3つの動作は、時間的に変化するキャ
ラクタの表示態様を3段階に分けて表現したもので、表
示されるキャラクタの動作態様の第1段階(第1アクシ
ョン態様)を左側に示し、表示されるキャラクタの動作
態様の第2段階(第2アクション態様)を中央に示し、
表示されるキャラクタの動作態様の第3段階(第3アク
ション態様)を右側に示している。但し、「Jパター
ン」については動作が複雑なため、図23に示すように
4段階で示している。
【0094】例えば、前記ST5(図4)において抽出
された「予告演出パターン決定用」乱数に基づいて、図
13に示す「大当り用予告演出パターン決定テーブル」
を選択して表示すべき予告演出パターンを決定するもの
とする。例えば、抽出された「予告演出パターン決定
用」乱数が「190」であるならば、予告演出パターン
として予告演出27が選択される。この選択された予告
演出27は、図18を参照すれば、キャラクタ“クミ”
(左側に表示されるキャラクタ21L)は、「セリフ予
告」として「えい!」、「アクション予告」としてE2
パターンを表示し、キャラクタ“アミ”(右側に表示さ
れるキャラクタ21R)が、「セリフ予告」として「う
りゃ!」、「アクション予告」としてH2パターンを表
示する。この例を図で示すと、図25及び図26に示す
ようになる。
【0095】まず、図25では、左側に表示されるキャ
ラクタ“クミ”21Lについて、「アクション予告パタ
ーン」として、図22に示したE2パターンの第2アク
ション態様“横向きになって右足を蹴り上げた”状態を
表示し、「セリフ予告」として楕円形の吹出しの中に
“えい!”との文字を表示している。
【0096】次に、図26では、右側に表示されるキャ
ラクタ“アミ”21Rについて、「アクション予告パタ
ーン」として、図23に示したH2パターンの第3アク
ション態様“少しかがんで振り向きウインクしている”
状態を表示し、「セリフ予告」として、楕円形の吹出し
を表示してその中に“うりゃ!”との文字を表示してい
る。
【0097】以上の予告演出パターンの例から分かるよ
うに、予告演出図柄であるキャラクタ同士がお互いにセ
リフを掛け合っているような表示を行っている。掛け合
わされるセリフは、図18〜図21に示すように、大当
りを予感させるような言葉であったり、気持ちや感情を
表現する言葉であったり、意味深な言葉であったり、或
いは意味不明な言葉であったりする。
【0098】このようなキャラクタ同士で掛け合わされ
るセリフは、その意味合いに何らかの関連性を有してい
る場合があり、その関連性の有無によって、その後の特
別図柄20L,20C,20Rの停止態様を異ならせれ
ば、予告演出の演出効果が高まる。すなわち、「セリフ
予告パターン」が関連性を有している場合は、大当り信
頼度が高い場合であるとすれば、遊技者は、キャラクタ
間に掛け合わされるセリフに注目するようになる。ま
た、関連性を有していなくても、特定のセリフ予告パタ
ーンが表示されたときに、大当り信頼度が高いようにし
てもよい。
【0099】また、“チャンス”や“ドキドキ”という
ように大当りを予感させるようなセリフが掛け合わされ
る「セリフ予告パターン」の場合に、大当り信頼度を高
くするようにしてもよい。
【0100】また、セリフの後に表示される “ハート
マーク”や“星マーク”のような記号或いはその意味合
いによっても、大当り信頼度を異ならせるようにする。
例えば、図18の予告演出1のように、セリフの後に
“ハートマーク”が付く場合は、大当り信頼度が高く、
予告演出44のように、セリフの後に“破れたハートマ
ーク”が付く場合は、大当り信頼度が低いものとする。
【0101】また、図20に示す予告演出141のよう
に、最初に表示されるキャラクタ“クミ”21Lの「セ
リフ予告」が“チャンス+ハートマーク”であり、遊技
者に大当りを予感させるような表示であったとしても、
その後に表示されるキャラクタ“アミ”21Rの「セリ
フ予告」が“ダメッ+破れたハートマーク”となって大
当りが期待できない表示がされる場合もある。このよう
に、1つのキャラクタの表示内容だけではその後の遊技
の展開が予測できないため、各キャラクタの態様の変化
に遊技者は注目することとなる。
【0102】また、図18〜図21に示す「予告演出パ
ターン組合せ表」では、中央のキャラクタ“ユミ”21
Cについての「セリフ予告」及び「アクション予告」を
含む予告演出パターンが少ない構成となっている。そこ
で、この中央のキャラクタ“ユミ”21Cが、「セリフ
予告」及び「アクション予告」を行ったときは、大当り
信頼度が非常に高い予告(例えば大当り100%)とな
るようにする。このようにすれば、大当りを期待する遊
技者は、中央のキャラクタ“ユミ”21Cの動きに注目
するという面白味が増す。
【0103】さらに、図18〜図21に示すように予告
演出パターンは、「セリフ予告パターン」と「アクショ
ン予告パターン」との組合せで表示されるので、同じ
「セリフ予告パターン」であっても、それと同時に或い
はその後に表示される「アクション予告」が異なるパタ
ーンで表示されれば、その後の遊技結果が異なるように
することもできる。また、「アクション予告パターン」
は、大当りの期待が高いときにキャラクタの動作や表情
を派手にさせるなど、遊技者の、大当りへの期待感を盛
り上げるための演出表示として大きな効果が得られる。
また、キャラクタ同士で交わされるセリフの関連性も、
「アクション予告パターン」によって、より関連性を明
確に表現させることができる。
【0104】このように、複数のキャラクタの「セリフ
予告パターン」や、それと同時に或いはその後に表示さ
れる「アクション予告パターン」を注意深く見ていなけ
れば、それらの表示内容が意味する関連性が把握できな
くなるため、大当りを期待する遊技者は、表示画面2a
に表示される種々の図柄に一層注目することとなる。さ
らに、遊技の進行を予測する手段についてのバリエーシ
ョンが多くなるので、遊技者を飽きさせることなく、遊
技に対する興味を長期間持続させることが出来るように
なる。
【0105】また、本実施例によれば、予告演出のバリ
エーションが増大するが、表示内容が会話や動作等の日
常的な経験に基づいた内容で構成されているため、初心
者でも容易に予告演出の内容を理解することができる。
【0106】次に、表示画面2aにおける表示の一連の
流れについて説明する。
【0107】図24は、特別図柄20L,20C,20
Rが変動表示中の表示態様を示している。ここでは、予
告演出図柄である3人の女の子のキャラクタ(左からク
ミ21L、ユミ21C、アミ21R)が、揃って駅の階
段を駆け上がっている様子を表示しており、上記各キャ
ラクタは、3箇所で変動表示している特別図柄20L,
20C,20Rのそれぞれに1対1で対応した位置に表
示されている。詳細には、特別図柄20L,20C,2
0Rの各図柄の背景に1対1で対応した位置に表示され
ている。これら3人の女の子のキャラクタは、それぞれ
に1対1で対応した位置で変動表示される特別図柄20
L,20C,20Rのその後の表示態様に関連した内容
の演出表示が行われるものである。
【0108】その後、まず、1回目の予告演出パターン
が表示されて、左側の特別図柄20Lが停止表示され
る。この1回目の予告演出パターンの例として、図25
に示すように、左側の特別図柄20Lに1対1で対応す
る位置に表示されるキャラクタ“クミ”21Lが、“横
向きになって右足を蹴り上げる”アクション予告を表示
すると共に“えい!”とのセリフ予告を表示する。
【0109】その後、2回目の予告演出パターンが表示
された後に、右側の特別図柄20Rが停止表示される。
この2回目の予告演出パターンの例として、図26に示
すように、右側の特別図柄20Rに1対1で対応する位
置に表示されるキャラクタ“アミ”21Rが“少しかが
んで振り向きウインクをする”アクション予告を表示す
ると共に、“うりゃ!”とのセリフ予告を表示する。
【0110】ここで、予告演出パターンの表示タイミン
グは、特別図柄の停止タイミングに合わせて行うことと
している。すなわち、上記のように「特別図柄の変動開
始」→「左側のキャラクタによる予告表示」→「左側の
特別図柄停止」→「右側のキャラクタによる予告表示」
→「右側の特別図柄停止」とした場合、予告表示と停止
図柄の表示態様に注目する遊技者の目線は、「左側のキ
ャラクタ」→「左側の停止図柄」→「右側のキャラク
タ」→「右側の停止図柄」となるが、左側のキャラクタ
図柄は左側の停止図柄に、右側のキャラクタ図柄は右側
の停止図柄に1対1の位置関係で表示されているので、
目線の移動がスムーズになり、遊技の進行が把握しやす
くなる。
【0111】また、予告演出パターンの表示タイミング
は、上記の例に限らず、特別図柄の表示態様に合わせた
様々なタイミングが考えられ、図35〜図40を参照し
て後述する。
【0112】図26は、右側の特別図柄20Rが停止表
示されて、左右の特別図柄20L,20Rが共に同じ図
柄“7”となった場合で、いわゆるリーチ状態となった
ことを示している。このようなリーチ状態となれば、そ
の後、図27に示すように、3人の女の子のキャラクタ
21L,21C,21Rが一斉に喜びの表情と共に飛び
上がる様子を表示する。このとき、表示画面2aの中央
に大きく“リーチ”と表示される。
【0113】さらに、図28に示すように、電車が表示
画面2aの中央を勢いよく通り過ぎる様子が表示され、
その後、前述の図6のST12又はST14で決定され
たリーチ演出図柄の表示を開始する。
【0114】また、リーチ状態となった後、図27に示
した予告演出が表示される前に、中央のキャラクタ“ユ
ミ”21Cが予告演出を表示する場合がある。例えば、
図29に示すように、中央のキャラクタ“ユミ”21C
が“振り向いてウインクする”アクション予告と共に、
“GO”とのセリフ予告を表示する。
【0115】通常は停止図柄に1対1で対応した位置に
表示されるキャラクタが予告演出をするので、このよう
に停止図柄に1対1で対応しない位置に表示されるキャ
ラクタが予告演出をすることは、遊技者にとって意表を
突かれた演出表示となる。また、このような予告演出
は、例えば、「大当り」となる確率が高い場合、或いは
「大当り」となる確率が100%の場合に表示するよう
にする。
【0116】リーチ演出図柄としては、予め複数の図柄
パターンが、前記マイクロコンピュータ50内のROM
50C(図3)に格納されている。本実施例では、3種
類のリーチ演出図柄パターン(ノーマルリーチ、満員電
車リーチ、けんすいおじさんリーチ)があるので、以下
これについて説明する。
【0117】図30及び図31は、「ノーマルリーチ」
について示している。このように、リーチ演出図柄の表
示が開始されると、中央の特別図柄20Cは、図柄が認
識できる程度にゆっくりとした変動表示に変わる。
【0118】「ノーマルリーチ」では、まず図30に示
すように、電車の中の様子が表示される。その後、図3
1に示すように、特別図柄20Cに対応した位置の画面
中央において、女の子のキャラクタ“ユミ”23の背後
に、如何にも怪しい雰囲気のキャラクタ“でんすけ”2
4が近づいてくる様子が表示され、その後、電車の停止
する揺れと共に中央の特別図柄20Cが停止表示され
る。
【0119】「満員電車リーチ」では、図30に示した
状態の後、図29及び図30に示された網棚の上で寝て
いる女の子のキャラクタ“アミ”25が、図32に示す
ように、キャラクタ“ユミ”を助けるために、キャラク
タ“でんすけ”24に向かって定期入れ26を投げつけ
る様子が表示される。
【0120】図33及び図34は、「けんすいおじさん
リーチ」について示す。図33に示すように、「けんす
いおじさんリーチ」に突入すると、表示画面2aの上側
領域に通常の特別図柄とは別の特別図柄28L,28
C,28Rが表示され、横方向にゆっくり移動表示す
る。この図33に示す例では、左右の停止した特別図柄
20L,20Rが“7”を表示しており、中央の特別図
柄が“7”となれば「大当り」となるリーチ状態であ
る。この「けんすいおじさんリーチ」では、特別図柄2
0Cに対応した位置の画面中央において、電車の吊革に
ぶら下がっているキャラクタ“けん吉”27の頭上を、
特別図柄28L,28C,28Rが移動する状態とな
る。
【0121】そして、図34に示すように、中央に停止
表示すれば「大当り」となる図柄“7”を示す特別図柄
28Cが、キャラクタ“けん吉”26の頭上に表示され
たとき、その特別図柄“7”を引きずり降ろそうと、キ
ャラクタ“けん吉”26が懸命に懸垂を行う様子を表示
する。
【0122】その後、特別図柄が3つ揃って停止表示さ
れると「大当り」となり、遊技者にとって有利な特別遊
技状態に移ることとなる。
【0123】このように、リーチ状態となったときに表
示されるリーチ演出図柄は、変動表示する特別図柄20
Cに対応した位置の画面中央において展開されることと
している。従って、リーチ状態における遊技者の注目
は、中央位置で変動表示する特別図柄20Cであるた
め、これに対応した画面の中央位置でリーチ演出図柄を
展開することにより、変動表示する特別図柄20Cとリ
ーチ演出図柄とが一体的に表示され、遊技者の注目がよ
り集中する。さらに、このようなリーチ演出図柄の表示
は、遊技結果に対する遊技者の期待感を一層高める効果
がある。
【0124】次に、図35〜図40のタイムチャート
は、予告演出パターンの表示開始及び表示終了のタイミ
ングと、特別図柄の変動開始及び変動停止のタイミング
との関係について示している。
【0125】まず、特別図柄20L,20C,20Rの
変動又は停止のタイミングに関連して表示される予告演
出パターンが2回表示される場合について説明する。す
なわち、2人の女の子のキャラクタ(3人の女の子のキ
ャラクタ、“クミ”21L,“ユミ”21C,“アミ”
21Rのうちのいずれか2人)について予告演出が行わ
れる場合である。予告演出パターンとは、前述したよう
に、図18〜図21に示した「セリフ予告パターン」及
び「アクション予告パターン」の組合せで演出表示され
る。
【0126】上記2回表示される予告表示パターンが、
1回目に表示される予告演出パターンは、左側の特別図
柄20Lに対応して表示されるキャラクタ“クミ”21
Lについての予告演出パターンで、2回目に表示される
予告演出パターンは、右側の特別図柄20Rに対応して
表示されるキャラクタ“アミ”21Rについての予告演
出パターンであるとし、これら2回の予告表示パターン
が表示されるタイミングについての5つのパターンを図
35〜図39のタイムチャートに示す。
【0127】図35に示すタイムチャートでは、3つの
特別図柄20L,20C,20Rの変動表示が開始(t
1)してから、左側の特別図柄20Lが停止(t6)する
までの間に、1回目の予告演出パターン(左側の特別図
柄20Lに対応して表示されるキャラクタ“クミ”21
Lについての予告演出パターン)を表示し(t3〜t
4)、つぎに左側の特別図柄20Lが停止(t6)してか
ら右側の特別図柄20Rが停止(t11)するまでの間
に、2回目の予告演出パターン(右側の特別図柄20R
に対応して表示されるキャラクタ“アミ”21Rについ
ての予告演出パターン)を表示する(t8〜t9)。
【0128】図36に示すタイムチャートでは、左側の
特別図柄20Lが停止(t6)してから右側の特別図柄
20Rが停止(t11)するまでの間に、1回目の予告演
出パターン(左側の特別図柄20Lに対応して表示され
るキャラクタ“クミ”21Lについての予告演出パター
ン)を表示し(t8〜t9)、次に、右側の特別図柄20
Rが停止(t11)してから、中央の特別図柄20Cが停
止(t16)するまでの間に、2回目の予告演出パターン
(右側の特別図柄20Rに対応して表示されるキャラク
タ“アミ”21Rについての予告演出パターン)を表示
する(t14〜t15)。
【0129】図37に示すタイムチャートでは、3つの
特別図柄20L,20C,20Rの変動表示が開始(t
1)してから、左側の特別図柄20Lが停止(t6)する
までの間に、1回目の予告演出パターン(左側の特別図
柄20Lに対応して表示されるキャラクタ“クミ”21
Lについての予告演出パターン)を表示し(t2〜t
3)、続いて2回目の予告演出パターン(右側の特別図
柄20Rに対応して表示されるキャラクタ“アミ”21
Rについての予告演出パターン)を表示する(t4〜t
5)図38に示すタイムチャートでは、左側の特別図柄
20Lが停止(t6)してから、右側の特別図柄20R
が停止(t11)するまでの間に、1回目の予告演出パタ
ーン(左側の特別図柄20Lに対応して表示されるキャ
ラクタ“クミ”21Lについての予告演出パターン)を
表示し(t6〜t7)、続いて2回目の予告演出パターン
(右側の特別図柄20Rに対応して表示されるキャラク
タ“アミ”21Rにおける予告演出)を表示する(t10
〜t11)。
【0130】図39に示すタイムチャートでは、右側の
特別図柄20Rが停止(t11)してから、中央の特別図
柄20Cが停止(t16)するまでの間に、1回目の予告
演出パターン(左側の特別図柄20Lに対応して表示さ
れるキャラクタ“クミ”21Lについての予告演出パタ
ーン)を表示し(t12〜t13)続いて2回目の予告演
出パターン(右側の特別図柄20Rに対応して表示され
るキャラクタ“アミ”21Rにおける予告演出)を表示
する(t14〜t15)。
【0131】次に、特別図柄20L,20C,20Rの
変動又は停止のタイミングに関連して表示される予告演
出パターンが3回表示される場合について説明する。
【0132】ここで、上記3回表示される予告表示パタ
ーンは、1回目に表示される予告演出パターンは、左側
の特別図柄20Lに対応して表示されるキャラクタ“ク
ミ”21Lについての予告演出パターンで、2回目に表
示される予告演出パターンは、右側の特別図柄20Rに
対応して表示されるキャラクタ“アミ”21Rについて
の予告演出で、に表示される予告演出パターンは、中央
の特別図柄20Cに対応して表示されるキャラクタ“ユ
ミ”21Cについての予告演出パターンであるとし、こ
れら3回の予告表示パターンが表示されるタイミングに
ついての例を図40のタイムチャートに示す。
【0133】この図40に示すタイムチャートでは、3
つの特別図柄20L,20C,20Rの変動表示が開始
(t1)してから、左側の特別図柄20Lが停止(t6)
するまでの間に、1回目の予告演出パターンを表示し
(t3〜t4)、つぎに左側の特別図柄20Lが停止(t
6)してから右側の特別図柄20Rが停止(t11)する
までの間に、2回目の予告演出パターンを表示し(t8
〜t9)、さらに右側の特別図柄20Rが停止(t11)
してから中央の特別図柄20Cが停止(t16)するまで
の間に、3回目の予告演出パターンを表示する(t8〜
t9)。
【0134】以上のように、予告演出パターンは特別図
柄の変動開始又は停止のタイミングに関連したタイミン
グで表示されるため、遊技者が、特別図柄の停止表示に
注目する場合でも、予告演出パターンの認識を容易にさ
せるという効果が得られる。
【0135】また、左側のキャラクタ図柄は左側の特別
図柄20Lに、右側のキャラクタ図柄は右側の特別図柄
20Rに、中央のキャラクタ図柄は中央の特別図柄20
Cに、それぞれ1対1の位置関係で表示されているの
で、特別図柄の表示態様と予告演出パターンの表示との
間に一体感が得られると共に、遊技者の目線の移動がス
ムーズになり、遊技の進行が把握しやすくなる。
【0136】以上の例は、パチンコ遊技機における場合
であるが、本発明は、他の遊技機、例えば、電気的表示
装置や他の映像装置を備えたTVゲーム機等にも、同様
に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面を
示す正面図。
【図2】液晶表示装置の表示画面を示す正面図。
【図3】パチンコ遊技機の電気回路部の構成を示すブロ
ック図。
【図4】液晶表示装置の表示についての決定処理手順を
示すフローチャート。
【図5】図4に続くフローチャート。
【図6】図5に続くフローチャート。
【図7】抽出する乱数範囲を示す表。
【図8】大当り判定テーブルを示す図。
【図9】大当り図柄決定テーブルを示す図。
【図10】停止図柄決定テーブルを示す図。
【図11】大当り用リーチ演出図柄決定テーブルを示す
図。
【図12】ハズレ用リーチ演出図柄決定テーブルを示す
図。
【図13】ノーマルリーチ又は満員電車リーチの場合に
参照される大当り用予告演出パターン決定テーブルを示
す図。
【図14】懸垂リーチの場合に参照される大当り用予告
演出パターン決定テーブルを示す図。
【図15】ノーマルリーチの場合に参照されるハズレ用
予告演出パターン決定テーブルを示す図。
【図16】懸垂リーチの場合に参照されるハズレ用予告
演出パターン決定テーブルを示す図。
【図17】リーチ無しの場合に参照されるハズレ用予告
演出パターン決定テーブルを示す図。
【図18】各予告演出パターンに対応した「セリフ予告
パターン」及び「アクション予告パターン」の組合せを
示す表。
【図19】図18の表の続きを示す表。
【図20】図19の表の続きを示す表。
【図21】図20の表の続きを示す表。
【図22】「アクション予告パターン」の表示態様につ
いての例を示す図。
【図23】「アクション予告パターン」の表示態様につ
いての別の例を示す図。
【図24】変動表示を開始した時の予告演出の表示態様
を示す図。
【図25】左側の特別図柄を停止表示するときに表示さ
れる予告演出を示す図。
【図26】右側の特別図柄を停止表示するときに表示さ
れる予告演出を示す図。
【図27】左右の特別図柄を停止表示した後に表示され
る予告演出を示す図。
【図28】図27に示した予告演出の後に表示される予
告演出を示す図。
【図29】右側の特別図柄を停止表示するときに表示さ
れる予告演出についての別の例を示す図。
【図30】「ノーマルリーチ」の第1の態様を示す図。
【図31】「ノーマルリーチ」の第2の態様を示す図。
【図32】「満員電車リーチ」の表示態様を示す図。
【図33】「けんすいおじさんリーチ」の第1の態様を
示す図。
【図34】「けんすいおじさんリーチ」の第2の態様を
示す図。
【図35】予告演出の表示タイミングを示すタイムチャ
ート。
【図36】予告演出の表示タイミングについての第2の
例を示すタイムチャート。
【図37】予告演出の表示タイミングについての第3の
例を示すタイムチャート。
【図38】予告演出の表示タイミングについての第4の
例を示すタイムチャート。
【図39】予告演出の表示タイミングについての第5の
例を示すタイムチャート。
【図40】予告演出の表示タイミングについての第6の
例を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、2…液晶表示装置、2a…表示画
面、3…始動入賞口、3’…始動入賞口スイッチ、4…
大入賞口、5…可変表示装置、6a,6b…可変表示作
動用ゲート、6a’,6b’…通過球検出用スイッチ、
8…可変表示記憶ランプ、10…遊技盤面、11a,1
1b…ランプ付き風車、12a,12b…風車、13
a,13b,13c,13d,13e,13f,13g
…一般入賞口、14a,14b…盤面サイドランプ、1
5…図柄変動記憶ランプ、30…始動入賞口ソレノイ
ド、31…大入賞口ソレノイド、50…マイクロコンピ
ュータ、50A…CPU、50B…RAM、50C…R
OM、50D…汎用I/O 、51…入力回路、52…
出力回路、53…乱数発生回路。
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月18日(1999.1.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】ここで、図11の「大当り用リーチ演出図
柄決定テーブル」に示すように、大当り用のリーチ演出
図柄として、「ノーマルリーチ」、「けんすいおじさん
リーチ」及び「満員電車リーチ」の3種類のリーチ演出
図柄を備えている。これらのリーチ演出図柄の詳細につ
いては、後で図28〜図32を参照して説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】抽出された「リーチ演出図柄決定用」乱数
の属する範囲が「0〜24」であれば「ノーマルリー
チ」、「25〜64」であれば「けんすいおじさんリー
チ」、「65〜139」であれば「満員電車リーチ」という
ように表示すべきリーチ演出図柄が決定する。この図1
1の「大当り用リーチ演出図柄決定テーブル」では、
「満員電車リーチ」の乱数値範囲が他のリーチ演出図柄
より広く設定されており、特別図柄がリーチ状態のとき
に「満員電車リーチ」が表示された場合は、高い確率で
「大当り」となることを示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】「予告演出パターン決定テーブル」は、大
当り用の「予告演出パターン決定テーブル」とハズレ用
の「予告演出パターン決定テーブル」とで構成され、さ
らにリーチ演出図柄の種類毎にそれぞれ対応した決定テ
ーブルを備え、ROM50Cに格納される。例えば、
「大当り」判定で、表示すべきリーチ演出図柄が「ノー
マルリーチ」又は「満員電車リーチ」の場合は、図13
に示す「予告演出パターン決定テーブル」を選択して、
予告演出パターンを決定する。また、表示すべきリーチ
演出図柄が「けんすいおじさんリーチ」の場合は、図1
4に示す「予告演出パターン決定テーブル」を選択し
て、予告演出パターンを決定する。尚、予告演出パター
ンの詳細については後述する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】図12の「ハズレ用リーチ演出図柄決定テ
ーブル」に示すように、抽出された乱数の属する範囲が
「0〜4」であれば「ノーマルリーチ」、「5〜8」であれ
ば「けんすいおじさんリーチ」がそれぞれ選択される。
尚、抽出された「リーチ演出図柄決定用」乱数の属する
範囲が「9〜139」であれば、リーチ演出図柄は表示され
ない。この図12の「ハズレ用リーチ演出図柄決定テー
ブル」では、「リーチなし」の乱数値範囲が広く設定さ
れており、リーチ演出図柄が表示されない場合は、「ハ
ズレ」となる確率が高いことを示している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】次に、ST15において、上記ST14に
おいて先に決定されたリーチ演出図柄に対応した「ハズ
レ用予告演出パターン決定テーブル」を選択して、前記
ST5において抽出された「予告演出パターン決定用」
乱数に基づいて表示すべき予告演出パターンを決定す
る。従って、決定されたリーチ演出図柄が「ノーマルリ
ーチ」の場合は図15に示す「ハズレ用予告演出パター
ン決定テーブル」を、決定されたリーチ演出図柄が「
んすいおじさんリーチ」の場合は図16に示す「ハズレ
用予告演出パターン決定テーブル」を、「リーチなし」
の場合は図17に示す「ハズレ用予告演出パターン決定
テーブル」を、それぞれ選択して抽出された「予告演出
パターン決定用」乱数に基づいて予告演出パターンを決
定する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】けんすいおじさんリーチの場合に参照される
大当り用予告演出パターン決定テーブルを示す図。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】けんすいおじさんリーチの場合に参照される
ハズレ用予告演出パターン決定テーブルを示す図。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図35
【補正方法】変更
【補正内容】
【図35】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図36
【補正方法】変更
【補正内容】
【図36】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図37
【補正方法】変更
【補正内容】
【図37】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図38
【補正方法】変更
【補正内容】
【図38】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図39
【補正方法】変更
【補正内容】
【図39】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図40
【補正方法】変更
【補正内容】
【図40】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技に関連する図柄を表示する表示手段
    と、所定の入力信号に基づいて遊技者にとって有利な特
    別状態に移行するか否かの判定を行い、前記表示手段が
    当該判定結果に対応した表示態様を表示するように制御
    する制御手段とを備え、前記表示態様は、所定の停止態
    様で停止することで前記特別状態への移行を示す特別図
    柄と、該特別図柄の表示位置に対応した位置に表示され
    る付属図柄とを含むことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記特別図柄は複数の図柄で構成され、当
    該特別図柄のうちの少なくとも1つの図柄の表示位置に
    対応した位置に前記付属図柄が表示されることを特徴と
    する請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記特別図柄及び前記付属図柄はそれぞれ
    複数の図柄で構成され、前記特別図柄を構成する各図柄
    の表示位置に1対1で対応した位置に、前記付属図柄を
    構成する各図柄が表示されることを特徴とする請求項1
    記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記付属図柄を構成する複数の図柄はキャ
    ラクタ図柄であり、該キャラクタ図柄は前記特別図柄の
    変動に伴って変化することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記キャラクタ図柄の変化は、当該キャラ
    クタの表情又は姿勢の変化であることを特徴とする請求
    項4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記付属図柄は、前記特別図柄の停止態様
    を予告する予告図柄であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記予告図柄は、変動表示する前記特別図
    柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なくとも1回
    変化することを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記予告図柄は、変動表示する前記特別図
    柄のうちの1つの図柄の停止を経て2つ目の図柄が停止
    するまでの間に、少なくとも1回変化することを特徴と
    する請求項6記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記予告図柄は、変動表示する前記特別図
    柄のうちの2つの図柄の停止を経て3つ目の図柄が停止
    するまでの間に、少なくとも1回変化することを特徴と
    する請求項6記載の遊技機。
  10. 【請求項10】前記予告図柄は、変動表示する前記特別
    図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なくとも1
    回変化し、かつ2つ目の図柄が停止するまでに少なくと
    も1回変化することを特徴とする請求項6記載の遊技
    機。
  11. 【請求項11】前記予告図柄は、変動表示する前記特別
    図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なくとも1
    回変化し、かつ2つ目の図柄の停止を経て3つ目の図柄
    が停止するまでの間に少なくとも1回変化することを特
    徴とする遊技機。
  12. 【請求項12】前記予告図柄は、変動表示する前記特別
    図柄のうちの1つの図柄の停止を経て2つ目の図柄が停
    止するまでの間に少なくとも1回変化し、かつ2つ目の
    図柄の停止を経て3つ目の図柄が停止するまでの間に少
    なくとも1回変化することを特徴とする請求項6記載の
    遊技機。
  13. 【請求項13】前記予告図柄は、変動表示する前記特別
    図柄のうちの1つの図柄が停止するまでに少なくとも1
    回変化し、かつ1つ目の図柄の停止を経て2つ目の図柄
    が停止するまでの間に少なくとも1回変化し、かつ2つ
    目の図柄の停止を経て3つ目の図柄が停止するまでの間
    に少なくとも1回変化することを特徴とする請求項6記
    載の遊技機。
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