JP2000165963A - 車載用受信機 - Google Patents

車載用受信機

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JP2000165963A
JP2000165963A JP33809598A JP33809598A JP2000165963A JP 2000165963 A JP2000165963 A JP 2000165963A JP 33809598 A JP33809598 A JP 33809598A JP 33809598 A JP33809598 A JP 33809598A JP 2000165963 A JP2000165963 A JP 2000165963A
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正穂 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーレス用のアンテナ及び受信回路の一部を
車載用ラジオ受信機のものと兼用することにより、車両
機器制御設備の構成の小型化や設置空間の縮小化及びロ
ーコスト化を図ると共に、消費電力を極力抑えることの
できる車載用受信機を提供すること。 【解決手段】 アンテナ11及び中間周波増幅回路19
Aをキーレス用とラジオ用とで兼用させるが、混合回路
3A、13Aや局部発振回路4A、14A等はキーレス
用とラジオ用とで別々に設けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用受信機に関
し、より詳細には車両のドアやトランク等のロック/ア
ンロックを遠隔制御するキーレス等に用いられるアンテ
ナ及び受信回路の一部を、車載用ラジオ受信機のものと
兼用させた車載用受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のドア等のロック/アンロッ
クを遠隔制御するキーレスエントリーシステムは、車載
用ラジオ受信機とは全く独立した構成となっていたた
め、キーレス用のアンテナ及び受信回路を、十分な配置
スペースが確保できないままに車両に設置しなければな
らず、設置構造の複雑化やコストが高くなるといった問
題点があった。
【0003】そこで上記問題点を解消するために、キー
レス用のアンテナ及び受信回路の一部を車載用ラジオ受
信機と兼用させることにより、車両機器制御設備の構成
の小型化や設置空間の縮小化を図ったシステムが提案さ
れている(実開平6−67748号公報)。
【0004】図9はラジオ受信機の要部を概略的に示し
たブロック図である。図中11はラジオ受信機としての
アンテナを示しており、アンテナ11に入力された高周
波信号は高周波増幅回路12で増幅される。増幅された
信号と局部発振回路14Bからの局部発振信号とは混合
回路13Bで混合され、中間周波信号として取り出され
る。混合回路13Bからの中間周波信号は中間周波増幅
回路19Bで増幅され、増幅された信号は検波回路20
で検波され、その後、低周波増幅回路21で増幅され、
そしてスピーカ22より音声として出力される。またP
LL回路15BはCPU16Bの制御下で、局部発振回
路14Bからの発振信号の位相ロックを行ない、混合回
路13Bの中間周波出力信号を安定化させている。
【0005】図10は上記公報に開示されている従来の
車載用受信機の要部を概略的に示したブロック図であ
る。図中31は局部発振回路14Cから発せられる発振
信号をラジオ用とキーレス用とで切り換える周波数切換
手段を示しており、周波数切換手段31はPLL回路1
5C及びCPU16Cから構成されている。
【0006】キーレス用の中間周波増幅回路23にはイ
グニッションスイッチ18の操作位置に応じて切り換え
られる切換スイッチ17を介して混合回路13Cが接続
され、コントローラ25にはキーレス用の検波回路24
が接続され、検波回路24からの出力を受けてドアのロ
ック/アンロックの駆動機構であるモータ26等を制御
するように構成されている。
【0007】車両に搭載されたバッテリ27の電圧は点
線で囲むキーレス回路28に対しては常時印加され、ま
たイグニッションスイッチ18の操作位置に応じてAC
C接点18a、イグニッション接点18b、及びスター
ト接点18cに選択的に供給される。またキーレス側が
動作可能となるのはイグニッションスイッチ18がオフ
接点(OFF)にあるときであり、ラジオ側が動作可能
となるのはイグニッションスイッチ18がACC接点1
8aにあるときである。
【0008】図11は従来のキーレスエントリーシステ
ムの受信機の要部を概略的に示したブロック図である。
各受信回路(高周波増幅回路2、混合回路3B、・・
・、信号処理回路7)は電力を供給するための電源ライ
ン8を介してバッテリ27に接続されている。また電源
ライン8にはCPU10によって間欠的に開閉制御され
るスイッチ9が設けられており、これによって各受信回
路は間欠的に電力が供給されるようになり(例えば、1
00msec毎に10msec間電力を供給する)消費電力が抑
えられている。
【0009】図12はCPU10からのオン/オフ制御
信号の出力されるタイミングと各受信回路へ電力が供給
されるタイミングとの一例を示したタイミングチャート
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ラジオの受信周波数は
100MHz以下であり、図9に示したようにラジオの
みに対応したPLL回路15Bではこの範囲の位相をロ
ックさせることができれば十分であった。
【0011】ところがキーレスの受信周波数は通常30
0〜400MHzであり、ラジオの受信周波数の3〜4
倍に当たるため、図10に示したキーレス兼用車載用ラ
ジオ受信機におけるPLL回路15Cではラジオのみに
対応した場合よりも広範囲にわたってロック可能なもの
としなければならず、コストアップやうまく同調がとれ
ないといった問題点があった。
【0012】またイグニッションスイッチ18がオフ接
点にあるとき(エンジンが回っていないとき)、すなわ
ち本来であるならば消費電力を極力抑えたいときに、キ
ーレス兼用車載用ラジオ受信機に電力を供給しつづけな
ければならないといった問題点があった。
【0013】またイグニッションスイッチ18の操作位
置に応じて、ラジオ受信モードとキーレス受信モードと
が切り換えられるので、ラジオ受信モードとなっている
場合にはキーレス信号を受信することができないといっ
た問題点があった。
【0014】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、車両のドアやトランク等のロック/アンロックを
遠隔制御するキーレス等に用いられるアンテナ及び受信
回路の一部を、車載用ラジオ受信機と兼用させることに
より、車両機器制御設備の構成の小型化や設置空間の縮
小化及びローコスト化を図ると共に、消費電力を極力抑
えることのできる車載用受信機を提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る車載用受信機(1)は、車
両に装備された駆動機構部を遠隔制御する遠隔制御用信
号を受信するための遠隔制御用アンテナ及び遠隔制御用
受信回路と、ラジオ用信号を受信するためのラジオ用ア
ンテナ及びラジオ用受信回路とを備え、前記遠隔制御用
アンテナと前記ラジオ用アンテナとが同一のアンテナで
構成されると共に、前記遠隔制御用受信回路の一部と前
記ラジオ用受信回路の一部とが同一体で構成されている
車載用受信機において、前記遠隔制御用受信回路には前
記アンテナで入力された信号について所定周波数への変
換を行なう第1の周波数変換手段が設けられ、前記ラジ
オ用受信回路には前記アンテナで入力された信号につい
て所定周波数への変換を行なう第2の周波数変換手段が
設けられ、前記第1の周波数変換手段と前記第2の周波
数変換手段とが別体で構成されていることを特徴として
いる。
【0016】上記車載用受信機(1)によれば、前記第
1の周波数変換手段(すなわち遠隔制御用の周波数変換
手段)と前記第2の周波数変換手段(すなわちラジオ用
の周波数変換手段)とが別体で構成されているので、車
内でラジオを聴いている場合にも遠隔制御側からの信号
を受信することが可能になる。
【0017】また本発明に係る車載用受信機(2)は、
上記車載用受信機(1)において、これら前記第1の周
波数変換手段及び前記第2の周波数変換手段は局部発振
回路であることを特徴としている。
【0018】上記車載用受信機(2)によれば、局部発
振回路がラジオ用と遠隔制御用とで別々に設けられてい
るので、車内でラジオを聴いている場合にも遠隔制御側
からの信号を受信することが可能になる。また遠隔制御
用の受信周波数はラジオ用の受信周波数とは異なり固定
周波数であるので、SAW共振子等を用いてダイレクト
に局部発振信号を発生させた方が立ち上がり時間が早
く、間欠受信に有利となり低消費電力化が図られる。
【0019】また本発明に係る車載用受信機(3)は、
上記車載用受信機(1)において、これら前記第1の周
波数変換手段及び前記第2の周波数変換手段は局部発振
回路及び混合回路であることを特徴としている。
【0020】低消費電力化の観点から遠隔制御用の混合
回路は(ラジオ用の混合回路とは違って常時信号を受信
しつづける必要性がない、すなわち遠隔制御用の混合回
路へは常時電力を供給しつづける必要性がないので)間
欠受信に対応させた方が良く、遠隔制御用の混合回路は
ラジオ用の混合回路と兼用させずに立ち上がりの早い回
路を使った別の混合回路とする方が良い。すなわち、図
10に示した従来の車載用受信機のように、混合回路1
3Cをラジオ用と遠隔制御用とで兼用させることは賢明
ではない。
【0021】そこで、上記車載用受信機(3)では、ラ
ジオ用と遠隔制御用とで混合回路を別に設けることで上
記問題点を解決している。また遠隔制御用の混合回路は
ラジオ用の混合回路に比べて、さほど性能の高さが要求
されないので、シンプルな回路構成にすることが可能で
あり、消費電力をできるだけ抑えた回路にすることがで
きる。
【0022】また本発明に係る車載用受信機(4)は、
上記車載用受信機(1)〜(3)のいずれかにおいて、
前記遠隔制御用受信回路には前記遠隔制御用信号のみを
検出するための第1のフィルタが設けられ、前記ラジオ
用受信回路には前記ラジオ用信号のみを検出するための
第2のフィルタが設けられ、前記第1のフィルタと前記
第2のフィルタとが別体で構成されていることを特徴と
している。
【0023】上記車載用受信機(4)によれば、ラジオ
用と遠隔制御用との区別なく、どちらの信号もパラレル
に中間周波増幅回路へ入力させたとしても、前記フィル
タによってラジオ用と遠隔制御用とに取り出すことがで
きる。よって前記中間周波増幅回路の兼用が可能にな
る。
【0024】また本発明に係る車載用受信機(5)は、
上記車載用受信機(1)〜(4)のいずれかにおいて、
前記遠隔制御用受信回路は、処理した信号を次段へ出力
する複数の信号処理要素を含んで構成され、これら各信
号処理要素へ電力を供給するための各電源ラインにはそ
れぞれスイッチが設けられ、これら各スイッチを所定の
タイミングで順次間欠的にオン/オフ制御していく第1
の制御手段を備えていることを特徴としている。
【0025】上記車載用受信機(5)によれば、従来の
ように、各受信回路全てに対し同一タイミングで電力を
供給(図12参照)するのではなく、各信号処理要素毎
に順次電力を供給していくので、各受信回路への電力供
給時間を従来よりも短縮することができ、回路全体とし
て大幅な低消費電力化が図られる。また前記第1の制御
手段によるスイッチ制御であるのでタイミング設定を容
易に行なうことができる。
【0026】また本発明に係る車載用受信機(6)は、
上記車載用受信機(1)〜(4)のいずれかにおいて、
前記遠隔制御用受信回路は、処理した信号を次段へ出力
する複数の信号処理要素を含んで構成され、これら各信
号処理要素へ電力を供給するための各電源ラインにはそ
れぞれスイッチが設けられ、これら各スイッチをオン/
オフ制御する第2の制御手段を備えると共に、該第2の
制御手段からのオン/オフ制御信号をこれら各スイッチ
へ伝達するための各制御ラインにそれぞれ遅延回路が介
装され、これら各スイッチが順次間欠的にオン/オフさ
れていくように構成されていることを特徴としている。
【0027】上記車載用受信機(6)によれば、従来の
ように、受信回路全てに対し同一タイミングで電力を供
給(図12参照)するのではなく、各信号処理要素毎に
順次電力を供給していくので、各受信回路への電力供給
時間を従来よりも短縮することができ、回路全体として
大幅な低消費電力化が図られる。また前記遅延回路を設
けることによって、前記第2の制御手段から前記制御ラ
インへ出力される信号は従来通り1つで良いことにな
る。
【0028】また本発明に係る車載用受信機(7)は、
上記車載用受信機(1)〜(4)のいずれかにおいて、
前記遠隔制御用受信回路は、処理した信号を次段へ出力
する複数の信号処理要素を含んで構成され、これら各信
号処理要素へ電力を供給するための各電源ラインにはそ
れぞれスイッチが設けられ、電力が供給されている所定
の信号処理要素から出力された信号を検出し、その出力
信号に遠隔制御用信号が存在するか否かを判定する判定
手段と、該判定手段からの判定結果に基づいて、前記所
定の信号処理要素より次段の信号処理要素に対応する前
記スイッチをオン/オフ制御する第3の制御手段とを備
え、これら各スイッチが順次間欠的にオン/オフされて
いくように構成されていることを特徴としている。
【0029】上記車載用受信機(7)によれば、従来の
ように、受信回路全てに対し同一タイミングで電力を供
給(図12参照)するのではなく、各信号処理要素毎に
順次電力を供給していくので、各受信回路への電力供給
時間を従来よりも短縮することができ、回路全体として
大幅な低消費電力化が図られる。また必要最小限の受信
回路を順番に立ち上げることが可能になるので、無駄な
消費電力をより一層少なくすることができる。
【0030】また本発明に係る車載用受信機(8)は、
上記車載用受信機(5)〜(7)のいずれかにおいて、
これら信号処理要素それぞれが、前記アンテナで入力さ
れた信号について所定周波数への変換を行なう第1の周
波数変換手段や、該第1の周波数変換手段により変換さ
れた受信信号を増幅する増幅回路や、該増幅回路で増幅
された受信信号をラジオ用と遠隔制御用とで濾波する第
1のフィルタであることを特徴としている。
【0031】上記車載用受信機(8)によれば、前記第
1の周波数変換手段、前記増幅回路、及び前記第1のフ
ィルタを必要に応じて順番に立ち上げていくことが可能
になる。
【0032】また本発明に係る車載用受信機(9)は、
上記車載用受信機(1)〜(8)のいずれかにおいて、
前記駆動機構部が前記車両のドア等のロック/アンロッ
クを行なう駆動機構であることを特徴としている。
【0033】上記車載用受信機(9)によれば、車両の
ドア等のロック/アンロックを遠隔制御するキーレスエ
ントリーシステムの受信機の一部を、ラジオ用の受信機
のものと兼用させることにより、車両機器制御設備の構
成の小型化や設置空間の縮小化及びローコスト化を図る
ことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車載用受信機
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の
形態(1)に係る車載用受信機の要部を概略的に示した
ブロック図である。なお、ここでは車両のドアやトラン
ク等のロック/アンロックを指示する暗号コードを乗せ
た搬送波のことをキーレス信号と言う。
【0035】アンテナ11はドア等のロック/アンロッ
クを遠隔制御するためのキーレス信号及びラジオ放送の
電波を受信するものであり、アンテナ11に入力された
高周波信号は高周波増幅回路2(12)で増幅される。
増幅された信号と局部発振回路4A(14A)から発生
された局部発振信号とが混合回路3A(13A)で混合
され、中間周波信号として取り出される。混合回路3A
(13A)からの中間周波信号は中間周波増幅回路19
Aで増幅され、増幅された信号は検波回路6(20)で
検波され(すなわち、搬送波が取り除かれ)、その後、
ラジオ側ではフィルタ32でキーレス用の暗号コードが
排除され、ラジオ用信号のみが低周波増幅回路21で増
幅され、そしてスピーカ22より音声として出力され
る。一方、キーレス側ではフィルタ33でラジオ用信号
が排除され、キーレス用の暗号コードのみが信号処理回
路7で信号処理が施され、コントローラ25で車両のド
アやトランク等のロック/アンロックの駆動機構である
モータ(図示せず)等が制御される。またフィルタ32
は、低周波からなる音声信号を取り出すものであり、フ
ィルタ33は、高周波からなるキーレス用の暗号コード
を取り出すものである。
【0036】またPLL回路15AはCPU16Aの制
御下で、局部発振回路14Aからの発振信号の位相ロッ
クを行ない、混合回路13Aの中間周波出力信号を安定
化させている。
【0037】上記実施の形態(1)に係る車載用受信機
によれば、局部発振回路14A、4Aがラジオ用とキー
レス用とで別々に設けられているので、車内でラジオを
聴いている場合にもキーレス信号を受信することが可能
になる。またキーレス用の受信周波数はラジオ用の受信
周波数と異なり固定周波数であるので、SAW共振子等
を用いてダイレクトに局部発振信号を発生させた方が立
ち上がり時間が早く、間欠受信に有利となり低消費電量
化が図られる。
【0038】またPLL回路15Aは図10におけるP
LL回路15Cとは異なり、広範囲にわたってロック可
能なものとしなくて良いので、コストアップやうまく同
調がとれないといった問題点を解消することができる。
【0039】また低消費電力化の観点からキーレス用の
混合回路3Aは(ラジオ用の混合回路とは違って常時信
号を受信しつづける必要性がない、すなわちキーレス用
の混合回路へは常時電力を供給しつづける必要性がない
ので)間欠受信に対応させた方が良く、キーレス用の混
合回路3Aはラジオ用の混合回路13Aと兼用させずに
立ち上がりの早い回路を使った別の混合回路3Aとする
方が良い。すなわち、図10に示した従来の車載用受信
機のように、混合回路13Cをラジオ用とキーレス用と
で兼用させることは賢明ではない。
【0040】そこで、上記車載用受信機(1)では、ラ
ジオ用とキーレス用とで混合回路13A、3Aを別に設
けることで上記問題点を解決している。またキーレス用
の混合回路3Aはラジオ用の混合回路13Aに比べて、
さほど性能の高さが要求されないので、シンプルな回路
構成にすることが可能であり、消費電力をできるだけ抑
えた回路にすることができる。
【0041】またラジオ用とキーレス用との区別なく、
どちらの信号もパラレルに中間周波増幅回路19Aへ入
力させたとしても、フィルタ32、33によってラジオ
用とキーレス用とに取り出すことができる。よって中間
周波増幅回路19Aの兼用が可能になる。
【0042】図2は実施の形態(1)に係る車載用受信
機のキーレス用に使用される各受信回路への電力供給方
式を示している。なお、ここではラジオ用のみに使用さ
れる高周波増幅回路12や混合回路13A等は示してい
ない。
【0043】キーレス用に使用される各受信回路(高周
波増幅回路2、混合回路3A、局部発振回路4A、中間
周波増幅回路19A、検波回路6、フィルタ33、及び
信号処理回路7)は電力を供給するための電源ライン8
を介してバッテリ27に接続され、これら受信回路は3
つのグループ(信号処理要素に相当(第1のグループ:
高周波増幅回路2、混合回路3A、局部発振回路4A、
第2のグループ:中間周波増幅回路19A、第3のグル
ープ:検波回路6、フィルタ33、信号処理回路7))
に分割されている。
【0044】第1のグループ、第2のグループ、及び第
3のグループそれぞれに属する受信回路へ電力を供給す
るための電源ライン8a、8b、8cにはスイッチ3
5、36、37がそれぞれ設けられている。またスイッ
チ35、36、37それぞれはCPU34(第1の制御
手段に相当)によって所定のタイミングで開閉制御され
るようになっている。
【0045】図3はCPU34からのオン/オフ制御信
号の出力されるタイミングと各受信回路へ電力が供給さ
れるタイミングとの一例を示したタイミングチャートで
あり、CPU34によってスイッチ35、36、37が
順次間欠的に開閉制御され、いずれの受信回路も一回当
たり4msec間電力が供給されるようになっている。図3
から明らかなように、受信回路をグループ分けすること
によって、各受信回路への電力供給時間を従来(図12
参照)よりも短縮することができるので、回路全体とし
て大幅な低消費電力化が図られる。
【0046】図4は実施の形態(2)に係る車載用受信
機のキーレス用に使用される各受信回路への電力供給方
式を示している。なお、ここではラジオ用のみに使用さ
れる高周波増幅回路12や混合回路13A等は示してお
らず、また図2に示した車載用受信機と同様の構成につ
いてはその説明を省略する。
【0047】第1のグループ、第2のグループ、及び第
3のグループそれぞれに属する受信回路へ電力を供給す
るための電源ライン8a、8b、8cにはスイッチ3
5、36、37がそれぞれ設けられ、これらスイッチ3
5、36、37それぞれは制御ラインLを介してCPU
38(第2の制御手段に相当)に接続されている。
【0048】CPU38から出力されるスイッチ35、
36、37のオン/オフ制御信号を伝達する制御ライン
Lには遅延回路39、40が介装されており、第2のグ
ループ及び第3のグループに属する受信回路には前記オ
ン/オフ制御信号が所定のタイミングだけ遅れて伝達さ
れる。
【0049】図5はCPU38からのオン/オフ制御信
号の出力されるタイミングと各受信回路へ電力が供給さ
れるタイミングとの一例を示したタイミングチャートで
あり、CPU38及び遅延回路39、40によってスイ
ッチ35、36、37が順次間欠的に開閉制御され、い
ずれの受信回路も一回当たり4msec間電力が供給され
る。図5から明らかなように、受信回路をグループ分け
することによって、各受信回路への電力供給時間を従来
(図12参照)よりも短縮することができるので、回路
全体として大幅な低消費電力化が図られる。また遅延回
路39、40を設けることによって、CPU38からの
制御信号は従来通り1つで良いことになる。
【0050】図6は実施の形態(3)に係る車載用受信
機のキーレス用に使用される各受信回路への電力供給方
式を示している。なお、ここではラジオ用のみに使用さ
れる高周波増幅回路12や混合回路13A等は示してお
らず、また図2に示した車載用受信機と同様の構成につ
いてはその説明を省略する。
【0051】第1のグループ、第2のグループ、及び第
3のグループそれぞれに属する受信回路へ電力を供給す
るための電源ライン8a、8b、8cにはスイッチ3
5、36、37がそれぞれ設けられ、これらスイッチ3
5、36、37それぞれは制御ラインLを介してCPU
41(第3の制御手段に相当)に接続されている。
【0052】また判定回路42、43それぞれは、混合
回路3A、中間周波増幅回路19Aそれぞれからの出力
信号にキーレス信号が存在するか否かを判定する回路で
あり、その判定結果はCPU41へ出力され、CPU4
1はその判定結果に応じて、スイッチ36、37それぞ
れをオン/オフさせるようになっている。
【0053】すなわち、CPU41はスイッチ35をオ
ンしたとき、判定回路42により混合回路3Aからの出
力にキーレス信号が存在すると判定された場合にはスイ
ッチ36をオンし、さらに判定回路43により中間周波
増幅回路19Aからの出力にキーレス信号が存在すると
判定された場合にはスイッチ37をオンするようにして
いる。
【0054】図7はCPU41からのオン/オフ制御信
号の出力されるタイミングと各受信回路へ電力が供給さ
れるタイミングとの一例を示したタイミングチャートで
あり、CPU41及び判定回路42、43によってスイ
ッチ35、36、37が順次間欠的に開閉制御され、い
ずれの受信回路も一回当たり4msec間電力が供給される
ようになっている。図7から明らかなように、受信回路
をグループ分けすることによって、各受信回路への電力
供給時間を従来(図12参照)よりも短縮することがで
きるので、回路全体として大幅な低消費電力化が図られ
る。また必要最小限の受信回路を順番に立ち上げること
が可能になるので、無駄な消費電力をより一層少なくす
ることができる。
【0055】上記実施の形態(1)〜(3)に係る車載
用受信機においては、グループを3つに分けた場合につ
いてのみ説明しているが、グループ分けはこの場合に限
定されるものではなく、図8に示したように、例えば各
受信回路それぞれに対応するスイッチ45〜51を設
け、CPU44に接続することもできる。この場合、回
路全体の配線がやや複雑になるが、大幅に消費電力を抑
えることが可能になる。
【0056】なお、ここでは駆動機構部として、車両の
ドアやトランク等のロック/アンロックを行なう場合に
ついてのみ説明しているが、前記駆動機構部としてはこ
れらに限らず、ミラーの開閉やエンジンの始動/停止を
行なうものなどに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る車載用受信機
の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る車載用受信機のキーレ
ス用に使用される各受信回路への電力供給方式を示した
ブロック図である。
【図3】実施の形態(1)に係る車載用受信機における
CPUからのオン/オフ制御信号の出力されるタイミン
グと各受信回路へ電力が供給されるタイミングとの一例
を示したタイミングチャートである。
【図4】実施の形態(2)に係る車載用受信機のキーレ
ス用に使用される各受信回路への電力供給方式を示した
ブロック図である。
【図5】実施の形態(2)に係る車載用受信機における
CPUからのオン/オフ制御信号の出力されるタイミン
グと各受信回路へ電力が供給されるタイミングとの一例
を示したタイミングチャートである。
【図6】実施の形態(3)に係る車載用受信機のキーレ
ス用に使用される各受信回路への電力供給方式を示した
ブロック図である。
【図7】実施の形態(3)に係る車載用受信機における
CPUからのオン/オフ制御信号の出力されるタイミン
グと各受信回路へ電力が供給されるタイミングとの一例
を示したタイミングチャートである。
【図8】実施の形態(1)に係る車載用受信機のキーレ
ス用に使用される各受信回路への電力供給方式の他の例
を示したブロック図である。
【図9】従来のラジオ受信機の要部を概略的に示したブ
ロック図である。
【図10】従来の車載用受信機の要部を概略的に示した
ブロック図である。
【図11】従来のキーレスエントリーシステムの受信機
の要部を概略的に示したブロック図である。
【図12】図11に示したキーレスエントリーシステム
において、CPUから発せられる制御信号のタイミング
と各受信回路へ電力供給されるタイミングとの一例を示
したタイミングチャートである。
【符号の説明】
3A、3B、13A、13B、13C 混合回路 4A、4B、14A、14B、14C 局部発振回路 5B、19A、19B、19C 中間周波増幅回路 10、34、38、41、44 CPU 32、33 フィルタ 39、40 遅延回路 42、43 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/06 H04B 1/06 Z Fターム(参考) 2E250 AA21 BB61 JJ03 5K048 AA03 AA16 BA05 BA42 BA52 CA13 DB01 DC01 HA06 HA31 5K061 AA02 AA16 BB01 CC02 CC08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御
    する遠隔制御用信号を受信するための遠隔制御用アンテ
    ナ及び遠隔制御用受信回路と、ラジオ用信号を受信する
    ためのラジオ用アンテナ及びラジオ用受信回路とを備
    え、前記遠隔制御用アンテナと前記ラジオ用アンテナと
    が同一のアンテナで構成されると共に、前記遠隔制御用
    受信回路の一部と前記ラジオ用受信回路の一部とが同一
    体で構成されている車載用受信機において、 前記遠隔制御用受信回路には前記アンテナで入力された
    信号について所定周波数への変換を行なう第1の周波数
    変換手段が設けられ、前記ラジオ用受信回路には前記ア
    ンテナで入力された信号について所定周波数への変換を
    行なう第2の周波数変換手段が設けられ、前記第1の周
    波数変換手段と前記第2の周波数変換手段とが別体で構
    成されていることを特徴とする車載用受信機。
  2. 【請求項2】 これら前記第1の周波数変換手段及び前
    記第2の周波数変換手段は局部発振回路であることを特
    徴とする請求項1記載の車載用受信機。
  3. 【請求項3】 これら前記第1の周波数変換手段及び前
    記第2の周波数変換手段は局部発振回路及び混合回路で
    あることを特徴とする請求項1記載の車載用受信機。
  4. 【請求項4】 前記遠隔制御用受信回路には前記遠隔制
    御用信号のみを検出するための第1のフィルタが設けら
    れ、前記ラジオ用受信回路には前記ラジオ用信号のみを
    検出するための第2のフィルタが設けられ、前記第1の
    フィルタと前記第2のフィルタとが別体で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載
    の車載用受信機。
  5. 【請求項5】 前記遠隔制御用受信回路は、処理した信
    号を次段へ出力する複数の信号処理要素を含んで構成さ
    れ、これら各信号処理要素へ電力を供給するための各電
    源ラインにはそれぞれスイッチが設けられ、 これら各スイッチを所定のタイミングで順次間欠的にオ
    ン/オフ制御していく第1の制御手段を備えていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の車載
    用受信機。
  6. 【請求項6】 前記遠隔制御用受信回路は、処理した信
    号を次段へ出力する複数の信号処理要素を含んで構成さ
    れ、これら各信号処理要素へ電力を供給するための各電
    源ラインにはそれぞれスイッチが設けられ、これら各ス
    イッチをオン/オフ制御する第2の制御手段を備えると
    共に、 該第2の制御手段からのオン/オフ制御信号をこれら各
    スイッチへ伝達するための各制御ラインにそれぞれ遅延
    回路が介装され、これら各スイッチが順次間欠的にオン
    /オフされていくように構成されていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかの項に記載の車載用受信機。
  7. 【請求項7】 前記遠隔制御用受信回路は、処理した信
    号を次段へ出力する複数の信号処理要素を含んで構成さ
    れ、これら各信号処理要素へ電力を供給するための各電
    源ラインにはそれぞれスイッチが設けられ、 電力が供給されている所定の信号処理要素から出力され
    た信号を検出し、その出力信号に遠隔制御用信号が存在
    するか否かを判定する判定手段と、該判定手段からの判
    定結果に基づいて、前記所定の信号処理要素より次段の
    信号処理要素に対応する前記スイッチをオン/オフ制御
    する第3の制御手段とを備え、これら各スイッチが順次
    間欠的にオン/オフされていくように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の車
    載用受信機。
  8. 【請求項8】 これら信号処理要素それぞれが、前記ア
    ンテナで入力された信号について所定周波数への変換を
    行なう第1の周波数変換手段や、該第1の周波数変換手
    段により変換された受信信号を増幅する増幅回路や、該
    増幅回路で増幅された受信信号をラジオ用と遠隔制御用
    とで濾波する第1のフィルタであることを特徴とする請
    求項5〜7のいずれかの項に記載の車載用受信機。
  9. 【請求項9】 前記駆動機構部が前記車両のドア等のロ
    ック/アンロックを行なう駆動機構であることを特徴と
    する請求項1〜8のいずれかの項に記載の車載用受信
    機。
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