JP2000165925A - 選択呼出システムとその受信機 - Google Patents

選択呼出システムとその受信機

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JP2000165925A
JP2000165925A JP34001498A JP34001498A JP2000165925A JP 2000165925 A JP2000165925 A JP 2000165925A JP 34001498 A JP34001498 A JP 34001498A JP 34001498 A JP34001498 A JP 34001498A JP 2000165925 A JP2000165925 A JP 2000165925A
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JP34001498A
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Makoto Murai
誠 村井
Akihiro Suzuki
明弘 鈴木
Masashi Yoneyama
正史 米山
Takahide Saito
隆英 斎藤
Kiyoshi Wagai
清志 和賀井
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TOKYO TELEMESSAGE Inc
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
Original Assignee
TOKYO TELEMESSAGE Inc
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配信情報を情報提供側の意図通りに常に的確
に選択呼出受信機に表示できるようにし、これにより情
報伝達の信頼性向上を図る。 【解決手段】 情報サーバITがサービス情報を作成し
て中央局CSに送信する際に、配信情報としてのサービ
ス情報を構成するデータ毎にその表示形態を指定する情
報を付加し、一方選択呼出受信機PG1,PG2,PG
3,…では受信したサービス情報をLCD22に表示す
る際に、当該サービス情報に付加されている表示形態指
定情報を基に表示形態を判定し、この指定された表示形
態に従ってサービス情報をLCD22に表示するように
している。また同一のサービス情報を表示する毎にその
表示回数をカウントし、このカウント値が上記表示形態
指定情報により指定された回数を超えた場合には、同サ
ービス情報の以後の表示動作を行わないようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報提供サービ
ス機能を備えた選択呼出システムとこのシステムで使用
する選択呼出受信機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個人から外出中の個人ユーザへ個
別メッセージを簡易に伝達する手段として、選択呼出シ
ステムが多く利用されている。そして、最近ではこの種
のシステムが有する同報性を生かし、多数のユーザに対
して同一メッセージを一度に送る、いわゆる情報提供サ
ービスが始まっている。情報提供サービスは、例えば通
信事業者が、ニュースや天気予報等の情報を情報提供サ
ービスのためのアドレスとともに選択呼出信号に挿入し
て基地局から送信する。これに対し情報提供サービスを
受けようとする選択呼出受信機には、個別アドレス以外
に上記情報提供サービス用のアドレスが記憶してあり、
選択呼出受信機は情報提供サービス用のアドレスを受信
すると、受信した情報をメモリに一旦蓄積したのち読み
出して表示器に表示する。このような情報提供サービス
を受けることで、ユーザは常に最新の情報を得ることが
可能となり大変便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の情
報提供サービス機能を有した従来のシステムは、通信事
業者がサービス情報を個人メッセージと同様にただ単に
送信するだけであり、選択呼出受信機は受信したサービ
ス情報を表示器にそのまま表示するか、或いは予め選択
呼出受信機に設定した表示形態で表示するようにしてい
る。このため、通信事業者は情報提供者が意図する最適
な表示形態でサービス情報を選択呼出受信機に表示させ
ることができなかった。これは、サービス情報が文字の
みにより構成されている場合にはそれほど大きな問題に
はならない。しかし、サービス情報を文字だけでなく画
像や音楽等の複数種のデータを合成して構成する場合に
は、選択呼出受信機においてこれらの文字や画像、音楽
等が相互に最適な関係性をもって表示されず、サービス
情報がユーザに効果的に伝わらないことがあり、非常に
好ましくなかった。この発明は上記事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、配信情報を情報
提供側の意図通りに常に的確に選択呼出受信機に表示で
きるようにし、これにより情報伝達の信頼性向上を図り
得る選択呼出システムとその受信機を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、呼出制御局が配信情報を呼出信号に挿入
して基地局から送信し、受信機が自機宛の呼出信号を受
信すると当該呼出信号に含まれる配信情報を蓄積して表
示する機能を備えた選択呼出システムにおいて、前記呼
出制御局に、配信情報にその表示形態を指定するための
情報を付加して送信する送信手段を備え、前記受信機に
は、受信した配信情報を表示する際に、当該配信情報に
付加されている表示形態指定情報に従って前記配信情報
の表示形態を制御する制御手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0005】このような選択呼出システム及びその受信
機によれば、受信機において、受信された配信情報の表
示形態は、この配信情報とともに受信された表示形態指
定情報に従って、指定された表示形態となるように制御
される。したがって、常に情報提供者又は通信事業者が
意図する表示形態で配信情報を受信機に表示させること
が可能となる。
【0006】具体的には、呼出制御局から、表示形態指
定情報として配信情報の表示回数を指定する情報を含め
て送信し、受信機において、受信した配信情報の表示
を、当該配信情報に付加されている表示形態指定情報に
より指定された回数だけ行う構成が考えられる。このよ
うにすることで、例えば配信情報として広告宣伝メッセ
ージを送信して受信機に表示させる場合に、この広告宣
伝メッセージの表示回数を適切な回数に指定することが
できる。
【0007】また、呼出制御局から、表示形態指定情報
として配信情報の受信を報知するための鳴音を発生させ
るか否かを指定する情報を含めて送信し、受信機におい
て、自機宛の配信情報を受信した場合に、当該配信情報
に付加されている表示形態指定情報に含まれる鳴音の発
生指定情報に従って鳴音の発生を制御する構成が考えら
れる。このように構成することで、例えば受信機に鳴音
を発生させないサイレントモードが設定されている場合
でも、配信情報が受信された旨を確実にユーザに報知す
ることができる。この構成は、例えば配信情報として災
害などに関する重要な情報や、広告宣伝メッセージを送
信する場合に特に有効である。
【0008】さらに、配信情報が文字データ、文字テロ
ップ・データ、画像データ及び音楽データのうちの少な
くとも一つにより構成される場合に、中央局から当該配
信情報を構成するデータの表示形態をデータ毎に指定す
る情報を表示形態指定情報に含めて送信し、受信機にお
いて、配信情報を受信した場合に、当該配信情報に付加
されている表示形態指定情報に含まれるデータの表示形
態を指定する情報に基づいて、上記受信した配信情報を
再構成して表示する構成も考えられる。
【0009】このように構成することで、配信情報が複
数種のデータにより構成される場合でも、これらのデー
タ毎にその表示形態が指定されるので、情報提供側が構
成した配信情報を受信機においても正確に再構成して表
示することができる。このため、配信情報を情報提供側
が意図した通りに受信機に表示させることができ、これ
により表現力豊かで効果的な情報伝達が可能となる。こ
れは、特に広告宣伝メッセージを送信する場合に有効で
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係わる選択呼
出システムの一実施形態を示す概略構成図である。この
システムは、呼出制御局としての中央局CSと、サービ
スエリアに分散配置された複数の基地局BS1,BS
2,BS3,…と、これらの基地局BS1,BS2,B
S3,…から送信された選択呼出信号を受信する複数の
選択呼出受信機PG1,PG2,PG3,…とから構成
される。
【0011】中央局CSには、公衆電話網(PSTN)
NW1を介して有線端末TMが接続される。有線端末T
Mとしては、DTMF信号送出機能を有する電話機や、
パーソナル・コンピュータ端末、電子メール端末等が用
いられる。これらの有線端末TMは加入者を個別に呼出
すために用いる。
【0012】また中央局CSには、パケット網NW2を
介して情報サーバITが接続される。この情報サーバI
Tは、例えば情報提供者がヘッドラインや天気予報等の
ニュース情報、広告宣伝メッセージ情報等のサービス情
報を作成して中央局CSに送出するために使用される。
このときサービス情報は、文字データ、文字テロップ・
データ、画像データ及び音楽データを選択的に組み合わ
せることにより構成され、これらのデータには各データ
の表示形態を指定するための情報がそれぞれ付加され
る。なお、情報サーバITはインターネット等のコンピ
ュータ・ネットワークを介して中央局CSに接続するこ
とも可能であり、また中央局CS内に設けることも可能
である。
【0013】中央局CSは、無線呼出装置1と、符号化
装置2と、モデム装置(MODEM)3とを備えてい
る。無線呼出装置1は、接続センタ1aと、加入者情報
データベース1bとを備えている。加入者情報データベ
ース1bには、加入者の個別アドレスや情報サービス用
のアドレス、認証のための情報等が格納してある。
【0014】接続センタ1aは、有線端末TMから個別
呼出しのための要求とメッセージが到来した場合に、呼
出先の加入者に対応する個別アドレスを加入者情報デー
タベース1bから読み出し、この個別アドレスと発信元
の有線端末TMから送出されたメッセージとを選択呼出
信号に挿入して出力する。また情報サーバITからパケ
ット網NW2を介して情報提供サービスのための呼出要
求とサービス情報が到来した場合には、加入者情報デー
タベース1bから該当する情報提供サービス用のアドレ
スを読み出し、このアドレスとサービス情報とを選択呼
出信号に挿入して出力する。
【0015】符号化装置2は、上記無線呼出装置1から
出力された選択呼出信号を符号化する。モデム装置3
は、上記符号化装置2から出力された選択呼出信号を各
基地局BS1,BS2,BS3,…へそれぞれ送出し、
システムのサービスエリアに向け送信させる。
【0016】一方、選択呼出受信機PG1,PG2,P
G3,…は次のように構成される。図2はその構成を示
す機能ブロック図である。同図において、基地局BS
1,BS2,BS3,…から到来した選択呼出信号はア
ンテナ11を介して無線回路(RX)12で受信され、
さらに復調回路(DEM)13で復調されて制御回路1
4に入力される。制御回路14は、上記受信選択呼出信
号に含まれる受信アドレスを、個別アドレスメモリ(個
別ID−ROM)15に格納されている個別アドレスと
照合する。そして両アドレスが一致すると、予め設定し
てある報知形態に従い、例えば増幅器18へ鳴動信号を
供給してスピーカ19から呼出鳴音を発生させる。また
それとともに、上記受信選択呼出信号から個別メッセー
ジを抽出し、この個別メッセージをメッセージメモリ
(M−RAM)17に記憶させるとともに、表示駆動回
路21を介して液晶表示器(LCD)22に供給して表
示させる。
【0017】また制御回路14は、上記受信アドレスを
個別アドレスと照合した結果、両アドレスが一致しない
場合には、続いて情報アドレスメモリ(情報ID−RO
M)16から情報提供サービス用のアドレスを読み出し
て、受信アドレスをこの情報提供サービス用のアドレス
と照合する。そして、両アドレスが一致すると、上記選
択呼出信号からサービス情報及びこれに付属する表示形
態指定情報を抽出してメッセージメモリ17に格納す
る。そして、後に詳しく述べるサービス情報の表示制御
を実行する。
【0018】ところで制御回路14は、上記したアドレ
ス照合や呼出報知制御機能等に加え、サービス情報の表
示動作を制御するための、メッセージ表示制御手段と1
4aと、メッセージ表示形態判定手段14bと、表示回
数管理手段14cとを備えている。
【0019】メッセージ表示制御手段14aは、表示ス
イッチ23が押下された場合に、現時点の動作モードが
待受モードであるか又はスタンバイモードであるかに応
じて、さらにはメッセージメモリ17にサービス情報が
記憶されているか否かに応じて、所定の手順でサービス
情報の表示制御を実行する。
【0020】メッセージ表示形態判定手段14bは、上
記サービス情報の表示に際し、当該サービス情報ととも
にメッセージメモリ17に記憶されている表示形態指定
情報を基に、サービス情報を構成する各データの表示形
態を判定する。
【0021】表示回数管理手段14cは、上記サービス
情報の表示制御においてサービス情報の表示回数を計数
し、その計数値が上記表示形態指定情報に含まれている
表示回数の指定情報を超えないように制御する。
【0022】次に、以上のように構成されたシステムの
動作を説明する。いま仮に情報サーバITが、サービス
情報として新たな広告宣伝メッセージを作成して中央局
CSに送出したとする。このとき、広告宣伝メッセージ
には当該メッセージを構成するデータ毎にその表示形態
を指定する情報が付加される。例えば、広告宣伝メッセ
ージが画像データ1行と、文字データ3行と、音楽デー
タとから構成されている場合には、画像データに対しそ
の表示位置、画像寸法及び色を指定する情報が付加さ
れ、文字データには表示位置と表示色が付加される。さ
らに音楽データはテンポデータと音符データとから構成
される。なお、サービス情報を構成するデータとして文
字テロップが含まれている場合には、文字データにその
表示位置と表示色を表す情報が付加される。
【0023】中央局CSは、情報サーバITからサービ
ス情報が到来すると、情報提供サービス用のアドレスと
このサービス情報を選択呼出信号に挿入し、この選択呼
出信号を複数の基地局BS1,BS2,BS3,…から
加入者に向け送信する。
【0024】図3はこの選択呼出信号の送信フォーマッ
トを示すものである。選択呼出信号の最大送信周期は1
5サイクル=1時間であり、各サイクルは128フレー
ム=4分に設定されている。各フレームは、同期信号と
11個のブロックとからなり、このうち同期信号は同期
部1(S1)、フレーム情報(FI)及び同期部2(S
2)により構成される。
【0025】11個のブロックでは、ブロック情報(B
I)と、アドレスフィールド(AF)と、ベクトルフィ
ールド(VF)と、メッセージフィールド(MF)と、
アイドルブロック(IB)とが、複数のフェーズにイン
タリーブされて送信される。ブロック情報は、フレーム
及びシステム構成の情報であり、ブロック0に挿入され
る。アドレスフィールドには加入者の個別アドレス又は
情報提供サービス用のアドレスが挿入される。ベクトル
フィールドはアドレスフィールドと一対一の関係を有
し、ベクトルフィールドには関連するメッセージワード
の起点のワード番号と、フレーム中のメッセージの長さ
のワード数及びそのフレームにおける関連メッセージの
タイプを表す情報が挿入される。メッセージフィールド
には、ベクトルフィールドにより指定されたメッセージ
が挿入される。アイドルブロックは未使用のブロックで
あり、所定の“1”と“0”のワードで埋められる。な
お、メッセージフィールドに挿入される情報量が多い場
合には、メッセージを分割して複数のフレームに分けて
送信する場合もある。
【0026】上記サービス情報及びこれに付属する表示
形態指定情報は、上記メッセージフィールドに挿入され
る。すなわち、サービス情報及び表示形態指定情報は、
図3に示すように、先頭部に種別記号及び動作制御情報
を配置し、続いて画像情報、文字情報、文字情報、文字
テロップ情報及び音楽情報を順に配置したものとなって
いる。
【0027】種別記号は、以下送信しようとするメッセ
ージが個別メッセージであるかサービス情報であるかを
識別するものである。動作制御情報は、以下送信するメ
ッセージの表示回数を指定する。
【0028】画像情報は、画像データと、その表示位
置、画像寸法及び色を指定する情報とから構成される。
表示位置は、選択呼出受信機のLCD22上において何
行目から画像を表示するかを指定し、画像寸法は画像の
大きさが何行分に相当するかを指定する。なお、画像寸
法は、縦ビット数×横ビット数によりその大きさを指定
するものでもよい。色指定は、画像データが単色かカラ
ーかを指定する。
【0029】文字情報及び文字テロップ情報はともに、
文字データと、その表示位置及び表示色を表す情報とに
より構成される。表示位置は、選択呼出受信機のLCD
22上において何行目から文字を表示するかを指定し、
表示色により文字の色が指定される。また文字パターン
により、文字の倍角や反転等といった文字修飾を指定す
るようにしてもよい。音楽情報は、一音のデータ長を指
定するテンポデータと、メロディの曲データを指定する
音符データとからなる。
【0030】一方選択呼出受信機では、次のようにメッ
セージの表示制御が行われる。図4はその手順及び内容
を示すフローチャートである。すなわち、選択呼出受信
機は通常の場合スタンバイモードになっている。スタン
バイモードとは、待受モードにおいて一定期間にわたり
自機宛のメッセージの受信及びスイッチ操作が行われな
かった場合に移行するモードであり、LCD表示を一部
のみ又は全消去とすることで消費電流を低減する。
【0031】以上のようなスタンバイモード(ステップ
4a)において、制御回路14は自機宛のメッセージの
到来監視と、表示スイッチ23の操作監視(ステップ4
b)を行っている。この状態で例えばユーザが表示スイ
ッチ23を押下したとする。そうすると制御回路14
は、先ずステップ4cでメッセージメモリ17にサービ
ス情報が格納されているか否かを判定し、サービス情報
が格納されていなければ、ステップ4dで選択呼出受信
機の動作モードを待受モードに移行させる。
【0032】この待受モードにおいて、制御回路14は
ステップ4eで一定時間の時間経過を監視しながら、ス
テップ4fにより表示スイッチ23の押下を監視する。
そして、一定期間内に表示スイッチ23が再押下されな
ければそのままスタンバイモードに復帰する。これに対
し上記一定期間内に表示スイッチ23が押下されると、
制御回路14はステップ4gでメッセージメモリ17に
個人メッセージが格納されているか否かを判定する。そ
して格納されていれば、ステップ4hにおいてメッセー
ジメモリ17から個人メッセージを読み出してLCD2
2に表示させる。なお、この個人メッセージの表示動作
は、図示しないリセットスイッチ等により表示終了操作
が行われるか又は一定時間が経過した時点で終了し(ス
テップ4i)、選択呼出受信機はスタンバイモードに復
帰する。
【0033】一方、中央局CSから先に述べたように広
告宣伝メッセージ等のサービス情報が送信され、このサ
ービス情報が選択呼出受信機のメッセージメモリ17に
格納されたとする。そうすると選択呼出受信機の制御回
路14は、表示スイッチ23の押下に応じてステップ4
cからステップ4jに移行し、ここで先ずメッセージメ
モリ17からサービス情報に付加されている動作制御情
報を読み出し、当該サービス情報の表示回数が指定表示
回数を超えているか否かを判定する。
【0034】いま例えばメッセージメモリ17に格納さ
れているサービス情報が未表示だったとすれば、制御回
路14はステップ4kに移行してここでサービス情報の
表示形態を判定する。この表示形態の判定は、サービス
情報とともに受信された表示形態指定情報により、各デ
ータ毎に行われる。表示形態が判明すると制御回路14
は、続いてステップ4lに移行し、ここでメッセージメ
モリ17からサービス情報を読み出して、このサービス
情報を上記表示形態に従ってLCD23に表示させる。
【0035】この結果、例えばいまサービス情報が画像
データ(カラー1行)、文字データ(3行)及び音楽デ
ータから構成されており、画像データの表示開始位置と
して1行目が、また画像寸法として1行が指定され、さ
らに文字データの表示開始位置として2行目が指定され
ていれば、LCD22には図5に示すようにサービス情
報が表示される。またこのとき、上記画像データ及び文
字データの表示に連動して、スピーカ19からは例えば
CMソングが出力される。
【0036】また、受信したサービス情報が画像データ
(カラー2行)と文字テロップとから構成されており、
画像データの表示開始位置として1行目が、画像寸法と
して2行が指定され、さらに文字テロップの表示開始位
置として4行目が指定されている場合には、LCD22
には図6に示すようにサービス情報が表示される。
【0037】そうしてサービス情報の表示が開始される
と、制御回路14は表示終了操作が行われるか又は一定
時間が経過した時点で上記サービス情報の表示動作を終
了する(ステップ4m)。そして、最後にステップ4n
で上記サービス情報の表示回数をカウントアップし、待
受モード4dに移行する。
【0038】以上のようにこの実施形態では、情報サー
バITがサービス情報を作成して中央局CSに送信する
際に、サービス情報を構成するデータ毎にその表示形態
を指定する情報を付加し、一方選択呼出受信機PG1,
PG2,PG3,…では受信したサービス情報をLCD
22に表示する際に、当該サービス情報に付加されてい
る表示形態指定情報を基に表示形態を判定し、この指定
された表示形態に従ってサービス情報をLCD22に表
示するようにしている。また同一のサービス情報を表示
する毎にその表示回数をカウントし、このカウント値が
上記表示形態指定情報により指定された回数を超えた場
合には、同サービス情報の以後の表示動作を行わないよ
うにしている。
【0039】従ってこの実施形態によれば、画像データ
や文字データ等の複数のデータを組み合わせて構成した
サービス情報を、選択呼出受信機PG1,PG2,PG
3,…に情報提供者が意図する表示形態で忠実に表示さ
せることが可能となる。
【0040】また、サービス情報として例えば広告宣伝
メッセージを送信して選択呼出受信機PG1,PG2,
PG3,…に表示させる場合に、この広告宣伝メッセー
ジの表示回数を情報提供者が指定する適切な回数に設定
することができる。
【0041】さらにこの実施形態の選択呼出受信機で
は、メッセージメモリ17にサービス情報が格納されて
いる場合には、表示スイッチ23の押下に応じて当該サ
ービス情報が個別メッセージに優先してLCD22に強
制表示される。このため、例えば災害情報等の重要な情
報や、広告宣伝メッセージ等のように通信事業者として
加入者に確実に報知する義務がある情報を、優先的に加
入者に報知することができる。
【0042】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、動作制御情報に鳴音の発生の
有無を指定する情報を付加して送信し、この情報により
選択呼出受信機PG1,PG2,PG3,…においてサ
ービス情報が受信された時点で強制的に鳴音を発生させ
るようにしてもよい。このようにすると、例えば選択呼
出受信機PG1,PG2,PG3,…に鳴音を発生させ
ないサイレントモードが設定されている場合でも、サー
ビス情報が受信された旨を確実にユーザに報知すること
ができる。
【0043】その他、配信情報の構成やその表示形態指
定情報の内容、表示形態指定情報の送信方法等について
も、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施できる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、呼出
制御局に、配信情報にその表示形態を指定するための情
報を付加して送信する送信手段を備え、受信機には、受
信した配信情報を表示する際に、当該配信情報に付加さ
れている表示形態指定情報に従って前記配信情報の表示
形態を制御する制御手段を備えるように構成している。
【0045】従ってこの発明によれば、配信情報を情報
提供側の意図通りに常に的確に選択呼出受信機に表示す
ることができ、これにより情報伝達の信頼性向上を図り
得る選択呼出システムとその受信機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる選択呼出システムの一実施
形態を示す概略構成図。
【図2】 図1に示したシステムの選択呼出受信機の構
成を示す機能ブロック図。
【図3】 選択呼出信号の信号フォーマットを示す図。
【図4】 図2に示した選択呼出受信機におけるメッセ
ージ表示制御の手順とその内容を示すフローチャート。
【図5】 サービス情報の表示形態の一例を示す図。
【図6】 サービス情報の表示形態の他の例を示す図。
【符号の説明】
CS…中央局 IT…情報サーバ TM…有線端末 NW1…公衆電話網(PSTN) NW2…パケット網 BS1,BS2,BS3…基地局 PG1,PG2,PG3…選択呼出受信機 1…無線呼出装置 1a…接続センタ 1b…加入者情報データベース 2…符号化装置 3…モデム装置(MODEM) 11…アンテナ 12…無線受信回路(TX) 13…復調回路(DEM) 14…制御回路 14a…メッセージ表示制御手段 14b…メッセージ表示形態判定手段 14c…表示回数計数手段 15…個別アドレスメモリ(個別ID−ROM) 16…情報サービス用アドレスメモリ(情報ID−RO
M) 17…メッセージメモリ(M−RAM) 18…増幅器 19…スピーカ 21…表示駆動回路 22…液晶表示器(LCD) 23…スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 村井 誠 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 鈴木 明弘 東京都文京区本駒込2丁目28番8号 東京 テレメッセージ株式会社内 (72)発明者 米山 正史 東京都文京区本駒込2丁目28番8号 東京 テレメッセージ株式会社内 (72)発明者 斎藤 隆英 東京都文京区本駒込2丁目28番8号 東京 テレメッセージ株式会社内 (72)発明者 和賀井 清志 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東 芝コミュニケーションテクノロジ株式会社 内 Fターム(参考) 5K015 AB00 CA00 CA04 5K024 AA05 AA44 AA71 BB00 CC07 CC11 DD04 FF03 FF04 FF05 FF06 GG00 5K067 AA21 AA33 BB23 CC12 DD23 DD27 DD51 EE02 EE10 EE16 EE71 FF02 FF23 FF27 FF31 GG11 HH22 HH23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出制御局は配信情報を呼出信号に挿入
    して基地局から送信し、受信機は自機宛の呼出信号を受
    信すると当該呼出信号に含まれる配信情報を蓄積して表
    示する機能を備えた選択呼出システムにおいて、 前記呼出制御局は、配信情報にその表示形態を指定する
    ための情報を付加して送信する送信手段を備え、 前記受信機は、受信した配信情報を表示する際に、当該
    配信情報に付加されている表示形態指定情報に従って前
    記配信情報の表示形態を制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする選択呼出システム。
  2. 【請求項2】 前記呼出制御局は、表示形態指定情報と
    して配信情報の表示回数を指定する情報を含めて送信
    し、 前記受信機は、受信した配信情報の表示を、当該配信情
    報に付加されている表示形態指定情報により指定された
    回数だけ行うことを特徴とすることを特徴とする請求項
    1記載の選択呼出システム。
  3. 【請求項3】 前記呼出制御局は、表示形態指定情報と
    して配信情報の受信を報知するための鳴音を発生させる
    か否かを指定する情報を含めて送信し、 前記受信機は、自機宛の配信情報を受信した場合に、当
    該配信情報に付加されている表示形態指定情報に含まれ
    る鳴音の発生指定情報に従って鳴音の発生を制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の選択呼出システム。
  4. 【請求項4】 前記呼出制御局は、配信情報が文字デー
    タ、文字テロップ・データ、画像データ及び音楽データ
    のうちの少なくとも1つにより構成される場合に、当該
    配信情報を構成するデータの表示形態をデータ毎に指定
    する情報を表示形態指定情報に含めて送信し、 前記受信機は、配信情報を受信した場合に、当該配信情
    報に付加されている表示形態指定情報に含まれるデータ
    の表示形態を指定する情報に基づいて、前記データごと
    に指定された表示形態で受信した配信情報を表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の選択呼出システム。
  5. 【請求項5】 配信情報と、この配信情報の表示形態を
    指定する情報とが挿入された呼出信号を受信し、この呼
    出信号が自機宛のものである場合、この呼出信号に挿入
    されている配信情報を蓄積して表示する受信手段と、 この受信手段が配信情報を含む自機宛の呼出信号を受信
    すると、当該呼出信号から前記配信情報の呼出形態を指
    定するための情報を抽出してその指定内容を判定する判
    定手段と、 受信した配信情報を表示する際に、前記判定手段が判定
    する表示形態の指定内容に応じて前記配信情報を表示制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とする受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063832A1 (ja) * 2007-11-16 2009-05-22 Ntt Docomo, Inc. 緊急情報配信システム、緊急情報配信方法、送信サーバ及び携帯端末

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