JP2000165757A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000165757A
JP2000165757A JP10339210A JP33921098A JP2000165757A JP 2000165757 A JP2000165757 A JP 2000165757A JP 10339210 A JP10339210 A JP 10339210A JP 33921098 A JP33921098 A JP 33921098A JP 2000165757 A JP2000165757 A JP 2000165757A
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pixel
image pickup
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JP10339210A
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English (en)
Inventor
Satoyuki Tsuribe
智行 釣部
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子から全画素を読み出して走査線
数最多の信号を方式変換することにより、任意な映像信
号方式を得る。 【解決手段】 固体撮像素子駆動回路102発生の駆動
パルスによって、固体撮像素子101から順次走査で全
画素の電荷を読み出し、前処理回路103、量子化回路
104で処理され、記憶回路105、106にディジタ
ル化された全画素が記憶される。両記憶回路からは制御
回路107のアドレス指定によって画素が読み出され、
加算器108は読み出された画素を加算して飛び越し走
査、順次走査やフレームレート変換を行える。固体撮像
素子のフォトダイオードの全画素からなる走査線数最多
の映像信号を一旦記憶し、隣接画素と加算の組み合わせ
を自由にできるので、順次走査信号と飛び越し走査信号
を同時に得ることもでき、任意の方式に変換することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子から
得られる映像信号を方式変換することによって複数の映
像信号方式を得ることのできる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いて光電変換により撮
像を行い、方式変換を行う撮像装置の一つは、放送技術
1998年5月号420頁から425頁に記載されてい
る。これは固体撮像素子を交換することにより、各種映
像信号方式を出力できるものである。図11はこの撮像
方式の概略ブロック図を示している。固体撮像素子11
01は、撮像により光電変換を行い、前処理回路110
2にて信号が増幅された後、量子化回路1103で量子
化されて方式1のディジタル映像信号が出力される。ま
た、量子化回路1103の出力は、方式変換回路110
4によって別の映像信号の方式2に変換される。このと
き固体撮像素子1101を交換することによって、方式
1と方式2と別の映像信号方式を得ることができる。
【0003】また別の方式変換を内蔵した撮像装置とし
ては、特開平9−322067号公報に記載されたもの
が知られている。この固体撮像装置のブロック図を図1
2に示す。固体撮像素子1201は、タイミングジェネ
レータ1202によって発生される駆動パルスにより撮
像を行う。飛び越し走査ON/OFF切り替え回路12
03は、タイミングジェネレータ1202が発生するパ
ルスを飛び越し走査駆動用か順次走査駆動用のいずれか
にするかを切り替える。飛び越し走査か順次走査かの切
り替えは、垂直方向におけるフォトダイオードの電荷混
合の組み合わせを変えることで実現できる。
【0004】図7はこの原理を示したものであり、
(a)の飛び越し走査において、固体撮像素子内で始め
のフィールドでは垂直方向のa行とb行、c行とd行の
電荷が混合されてラインが生成される。また次のフィー
ルドでは垂直方向のb行とc行、d行とe行の電荷が混
合されてラインを生成する。また(b)の順次走査で
は、常にa 行とb 行、c行とd行を混合してラインを生
成する。
【0005】図12において、前処理回路及びA/D変
換器1204は、固体撮像素子1201の信号をディジ
タル化し、ディジタルプロセス回路1205は、このデ
ィジタル化された信号をガンマ補正や輪郭補正などのデ
ィジタル信号処理を施してA出力を行う。ディジタルプ
ロセス回路1205出力は、垂直方向DD変換回路12
06により走査線変換が行われてB出力となる。またP
/i変換回路1207によって、順次走査の信号は飛び
越し走査の信号に変換されてC出力となる。
【0006】以上のように、従来の技術では、固体撮像
素子を交換して対応したり、固体撮像素子内で行う垂直
方向の電荷混合の組み合わせを変えたりすることによ
り、固体撮像素子から得られた映像信号を方式変換し、
複数の映像信号方式を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の前者の方式では、各種映像信号方式を得るため
に、固体撮像素子を交換する作業が発生する問題点があ
る。また従来技術の後者の方式では、順次走査と飛び越
し走査を行う時に垂直方向のフォトダイオードの電荷が
固体撮像素子内部で混合されることによって、互いに隣
接したフォトダイオードの位置の電荷が保存されないた
め、変換することのできる映像信号方式が限定されてし
まう問題点がある。
【0008】例えば、垂直方向の2画素を混合して順次
走査を行うときは、図7(a)で示すように走査線数が
垂直方向のフォトダイオード数の半分に低下するため、
これ以上の走査線数の信号方式が得られなくなる。ま
た、図7(a)の飛び越し走査では、一度固体撮像素子
内で垂直方向のb行とc行、d行とe行の電荷が混合さ
れてラインが生成されると、順次走査におけるa 行とb
行、c行とd行を混合したラインを生成することができ
なくなってしまうので、図7の飛び越し走査と順次走査
の信号を同時に得ることができなくなる。すなわち、固
体撮像素子内で空間的に異なる位置のフォトダイオード
の電荷が混合されると、方式変換できる映像信号方式が
限定されてしまう。
【0009】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、方式変換できる映像信号方式が限定さ
れることがなく、任意の映像信号方式に変換して出力す
ることのできる撮像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、全画素の電荷を固体撮像素子から読み出
すことによって空間的に異なるフォトダイオードの位置
の画素を固体撮像素子内部で混合せず外部で混合するよ
うにしたものであり、方式変換できる映像信号方式が限
定されることがなく、任意の映像信号方式に変換して出
力することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、順次走査と飛び越し走査の映像信号を同時に出力す
ることができ、光電変換によって撮像を行う固体撮像素
子が順次走査駆動される撮像装置であって、固体撮像素
子から全画素を読み出すための固体撮像素子駆動手段
と、読み出された画素信号を増幅して量子化する手段
と、量子化された画素信号を加算混合する画素混合手段
とを備えた撮像装置であり、垂直方向のフォトダイオー
ド数と同じ走査線数の信号を得て、画素の混合加算を外
部回路によって自由に行えるので、任意に方式変換でき
る作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、画素混
合手段が、混合前の画素を記憶しておく第1の画素記憶
手段と、一定時間が経過した後に固体撮像素子から読み
出された同一位置の画素を記憶する第2の画素記憶手段
と、第1および第2の画素記憶手段からそれぞれ画素を
読み出す制御手段と、読み出された画素を混合する加算
手段とを有することを特徴とする請求項1記載の撮像装
置であり、垂直方向のフォトダイオード数と同じ走査線
数の信号を得て、かつ固体撮像素子の電荷の取扱量を増
やすのと等価な処理によってフレームレートを変えられ
るので、任意に方式変換できる作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、固体撮
像素子の構造が、光電変換を行なった全ての画素の電荷
を蓄積することのできる蓄積エリアを有する撮像装置で
あって、第1の垂直ブランキング期間中に全てのフォト
ダイオードに蓄積された電荷を第1の蓄積エリアに転送
し、一定時間の経過した第2の垂直ブランキング期間に
全てのフォトダイオードに蓄積された電荷を第2の蓄積
エリアに転送し、空間的に同一位置の第1の蓄積エリア
に蓄積されている電荷と第2の蓄積エリアに蓄積されて
いる電荷とを蓄積エリア内で混合して撮像を行うことを
特徴とする撮像装置であり、請求項2とは異なる構成に
より垂直方向のフォトダイオード数と同じ走査線数の信
号を得て、かつ固体撮像素子の電荷の取扱量を増やして
フレームレートを変えられるので、任意に方式変換でき
る作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、固体撮
像素子の構造が、光電変換を行なった全ての画素の電荷
を蓄積することのできる蓄積エリアを有する撮像装置で
あって、第1の垂直ブランキング期間に全てのフォトダ
イオードに蓄積された電荷を第1の蓄積エリアに転送
し、一定時間の経過した第2の垂直ブランキング期間に
全てのフォトダイオードに蓄積された電荷を第2の蓄積
エリアに転送し、空間的に同一位置の第1の蓄積エリア
に蓄積されている電荷と第2の蓄積エリアに蓄積されて
いる電荷とを水平方向転送時に混合して撮像を行うこと
を特徴とする撮像装置であり、請求項2や請求項3とは
異なる構成により垂直方向のフォトダイオード数と同じ
走査線数を得て、かつ固体撮像素子の電荷の取扱量を増
やしてフレームレートを変えられるので、任意に方式変
換できる作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、画素混
合手段が、画素の加算混合を行う際に、垂直方向画素の
画素混合の組み合わせを切り替えることを特徴とする請
求項1記載の撮像装置であり、順次走査と飛び越し走査
とを容易に切り替えできる作用を有する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、順次走
査と飛び越し走査の映像信号を同時に出力することがで
き、光電変換によって撮像を行う固体撮像素子が順次走
査駆動される撮像装置であって、固体撮像素子から全画
素を読み出すための固体撮像素子駆動手段と、読み出さ
れた画素信号を増幅して量子化する手段と、量子化され
た画素信号を加算混合するその組み合わせが異なる複数
の画素混合手段と、複数の画素混合手段の出力から異な
る映像信号方式に変換する複数の方式変換手段とを備え
たことを特徴とする撮像装置であり、1つの撮像素子か
ら全画素を読み出して、複数の画素混合手段を用いてフ
レームレート変換を行ったり、順次走査信号と飛び越し
走査信号とを同時に得られるようにしたり、複数の方式
変換手段を用いてこれらの信号の水平画素数と垂直ライ
ン数を変換することによって、垂直方向のフォトダイオ
ード数と同じ走査線数の映像信号方式から任意の複数の
方式に変換できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、順次走
査と飛び越し走査の映像信号を同時に出力することがで
き、光電変換によって撮像を行う固体撮像素子が順次走
査駆動される撮像装置であって、固体撮像素子から全画
素を読み出すための固体撮像素子駆動手段と、読み出さ
れた画素信号を増幅して量子化する手段と、量子化され
た画素信号を加算混合する画素混合手段と、画素混合手
段の出力から異なる映像信号方式に変換する方式変換手
段と、固体撮像素子から読み出された画素信号を画素混
合手段を通すかまたは通さないかを選択する選択手段と
を備えたことを特徴とする撮像装置であり、固体撮像素
子から全画素を読み出して、一組の画素混合手段と方式
変換手段とを用いて、画素混合手段の動作をフレームレ
ート変換にするか、または順次走査か飛び越し走査への
変換かを選択できることによって、複数の映像信号方式
から一つを選択して出力でき、回路構成を簡単にできる
作用を有する。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、固体撮
像素子から読み出された画素信号を方式変換手段を通す
かまたは通さないかを選択する選択手段を備えたことを
特徴とする請求項7記載の撮像装置であり、画素混合手
段および方式変換手段の両方を通さない、あるいは方式
変換手段を通さない方式だけを選択できる作用を有す
る。
【0019】本発明の請求項9に記載の発明は、方式変
換手段が 映像信号方式を変換するためのフィルタ回路
の係数を切り替える手段を有し、画素混合手段からの制
御信号によりフィルタ回路の係数を切り替えることを特
徴とする請求項7または8記載の撮像装置であり、水平
方向画素数と垂直方向のライン数を変換する方式変換手
段のフィルタ回路の係数を自由に選択できる作用を有す
る。
【0020】本発明の請求項10に記載の発明は、画素
混合手段が、半導体メモリーによる画素記憶手段を含む
ことを特徴とする請求項1、2または5から9のいずれ
かに記載の撮像装置であり、回路構成に簡単にできる作
用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の請求項1に対応する実
施の形態1における撮像装置の画素の混合加算を行う回
路構成を示すブロック図である。図1において、101
は固体撮像素子、102は固体撮像素子を駆動する固体
撮像素子駆動回路である。固体撮像素子駆動回路102
は、固体撮像素子101を順次走査で全画素読み出しを
行うようにするタイミングを発生するのが好ましい。1
03は前処理回路、104は量子化回路である。10
5、106は半導体メモリーからなる記憶回路、107
は各記憶回路105、106からの読み出しを制御する
制御回路、108は各記憶回路105、106から読み
出された画素を加算する加算器であり、これらにより、
画素混合手段を構成する。
【0022】固体撮像素子101から出力された画素信
号は、前処理回路103により量子化可能な信号振幅ま
で増幅され、量子化回路104により量子化される。量
子化回路104から出力される画素信号のうち、所定の
タイミングで読み出された画素は第1の画素記憶手段で
ある記憶回路A105に記憶され、一定時間が経過した
後に固体撮像素子から読み出された同一位置の画素は、
第2の画素記憶手段である記憶回路B106に記憶され
る。各記憶回路105、106に記憶された画素は、制
御回路107により読み出されて、加算器108により
混合加算されて出力される。
【0023】本実施の形態1は、以上のように構成され
ているので、画素を混合するにあたり、半導体メモリー
の画素の格納アドレスを制御回路107で指定すること
によって、互いに隣接した任意のフォトダイオードの画
素を混合することができ、任意な走査を実現することが
できる。従来の方式変換内蔵の撮像装置では、あらかじ
め垂直方向の画素が決まった組み合わせて混合されてい
るため、変換される走査線数や、走査方式に限定があっ
たが、本実施の形態1では、全画素を記憶回路105、
106に記憶することによって、垂直方向のフォトダイ
オードの数と同一の走査線数の映像信号方式から方式変
換することができる。
【0024】(実施の形態2)本発明の請求項2に対応
する実施の形態2は、装置構成として図1に示した実施
の形態1と同じものを使用する。本実施の形態2では、
時間的に異なる全ての画素をそれぞれ図1の記憶回路A
105と記憶回路B106とに記憶し、同一位置のフォ
トダイオードの画素を制御回路107により読み出し、
加算器108により画素を混合する。
【0025】図2はこのときの固体撮像素子の電荷転送
原理を示したものである。図2において、固体撮像素子
101は、受光部201内のフォトダイオード202で
撮像により光電変換する手段と、蓄積部204に転送す
る手段と、水平CCD205に転送する手段を備えてお
り、垂直ブランキング期間に転送を行うことによって全
画素を読み出し、外部回路にて画素の混合を行う。
【0026】ここで、転送の詳細について説明すると、
転送1では、フォトダイオード202の全ての電荷が垂
直CCD203に読み出され、垂直ブランキング期間に
蓄積部204に転送される。蓄積部204に蓄積された
電荷は、順次水平CCD205により転送されて固体撮
像素子101から出力される。その後、図1の前処理回
路103と量子化回路104によりディジタル化され、
記憶回路A105に記憶される。一定時間後、同様にし
てフォトダイオードに蓄積された電荷は蓄積部204に
転送され、水平CCD205と前処理回路103と量子
化回路104で処理されて、記憶回路B106に記憶さ
れる。
【0027】図3は本実施の形態2における固体撮像素
子から読み出された画素を混合する原理を示した図であ
る。制御回路107は、固体撮像素子101の撮像面に
おいて、図3の水平方向座標xと垂直方向座標yとで示
される記憶回路A105に記憶されたフォトダイオード
の画素P(x、y)と、一定時間後に記憶回路B106
に記憶された同一位置のフォトダイオードの画素Q
(x、y)とを混合加算してR(x、y)の画素を得ら
れるように制御を行う。これにより、フォトダイオード
の隣接画素を混合しないので、全画素を保存しつつフレ
ームレートを変えることができる。
【0028】本実施の形態2では、2回に分けて蓄積し
た電荷を垂直CCD203と水平CCD205で転送
し、外部回路で画素を混合するので、見かけ上取り扱い
電荷量を増やすことができ、ダイナミックレンジを向上
させてフレームレートを変えることができる。そしてフ
レームレートを変えつつ垂直方向のフォトダイオードの
数と同一の走査線数の映像信号方式から方式変換でき
る。
【0029】なお、本実施の形態2では、図2のような
蓄積部204がある固体撮像素子を例として説明した
が、蓄積部がない固体撮像素子についても適用可能であ
る。
【0030】(実施の形態3)図4は本発明の請求項3
に対応する実施の形態3における固体撮像素子の垂直電
荷転送の原理を示したものであり、装置構成は、図1か
ら記憶回路A105、記憶回路B106、制御回路10
7および加算器108からなる外部回路を除いたものと
同じである。図4に示した固体撮像素子の構造は図2と
同じである。図4では、始めにフォトダイオードに蓄積
された全画素の電荷を垂直ブランキング期間に転送1と
して領域1に転送し、次の垂直ブランキング期間にフォ
トダイオードに再び蓄積された全画素を転送2として領
域2に転送する点が異なり、他の垂直転送の原理は図2
の固体撮像素子の場合と同じである。
【0031】図5は本実施の形態3における固体撮像素
子内の電荷混合の原理を示したものである。図5におい
て、図4のように蓄積部404の2つの領域に転送され
た全画素の電荷において、領域1のそれぞれの電荷は、
後に転送されてきた領域2の電荷とフォトダイオードで
同一位置の電荷混合が転送3により行われる。この転送
と蓄積部404における電荷混合は、例えば固体撮像素
子駆動回路のタイミング設計により実現することができ
る。混合された電荷は、転送4に示すように水平CCD
405に転送され、そして水平CCD405により水平
方向に転送されて出力される。このとき、領域1と領域
2を十分大きくすることによって、各画素の電荷を蓄積
して混合する領域が大きくなるので、電荷を混合する最
に電荷の取り扱い量を増加させることができ、ダイナミ
ックレンジの向上のできる画素の混合を実現することが
できる。固体撮像素子から出力された電荷は、前処理回
路から量子化回路を通って混合画素として出力される。
【0032】以上のように、本実施の形態3によれば、
実施の形態2とは別の形態でフレームレートを可変させ
ることができ、フォトダイオードの全画素からなる走査
線数が最多の映像信号方式から方式変換できるので、隣
接した画素を混合する組み合わせを自由にできる方式変
換を後に行うことができ、任意の方式に変換することが
できる。そして固体撮像素子によって連続して同一位置
の電荷を蓄積部に転送する動作を行い、領域を大きくし
た蓄積部にて電荷混合することは、電荷の取り扱い量を
増加させることと等価であり、実施の形態1、2のよう
な画素混合手段なしでダイナミックレンジを向上させて
フレームレートを変えることができる。
【0033】(実施の形態4)本発明の請求項4に対応
する実施の形態4における装置構成は、図1から記憶回
路A105、記憶回路B106、制御回路107および
加算器108からなる外部回路を除いたものと同じであ
る。固体撮像素子の垂直電荷転送の原理は、図4に示し
た実施の形態3と同じである。
【0034】図6は本実施の形態4における固体撮像素
子内の電荷混合の原理を示したものである。図6におい
て、領域1と領域2のそれぞれの電荷は転送5と転送6
によって、同時に水平CCD405に転送されて電荷混
合が行われる。このときフォオダイオードの同一位置の
電荷が混合される。水平CCD405を十分大きくする
ことによって、電荷を混合する領域が大きくなるので、
電荷の取り扱い量を増加させることができ、ダイナミッ
クレンジの向上を実現することができる。この転送と水
平CCD405における電荷混合は、例えば固体撮像素
子駆動回路のタイミング設計により実現することができ
る。混合された電荷は水平CCD405により水平方向
に転送されて出力される。固体撮像素子から出力された
電荷は、前処理回路から量子化回路を通って混合画素と
して出力される。
【0035】以上のように、本実施の形態4によれば、
フォトダイオードから全画素を読み出して、実施の形態
3とは異なる形態によって固体撮像素子内で全画素の同
一位置の電荷混合を行うことができ、実施の形態1、2
のような画素混合手段なしでフレームレートを可変させ
ることができる。
【0036】(実施の形態5)図7は本発明の請求項5
に対応する実施の形態5における垂直方向の画素混合の
組み合わせを切り替える原理を示したものであり、装置
構成は図1に示した実施の形態1と同じである。図7
(a )の飛び越し走査の場合は、始めのフィールドでa
行とb行、c行とd行の画素を混合してラインを生成す
る。そして次のフィールドでは、画素の混合加算を行う
組み合わせを変えて、b 行とc 行、d 行とe 行の画素を
混合してラインを生成する。図7(b)の順次走査の場
合は、画素混合を行う組み合わせを変えずに、常にa 行
とb行、c行とd行の画素を混合してラインを生成する
ことによりフレームを生成し、順次走査を行う。これら
の画素の混合組み合わせ制御を、図1の制御回路107
によって行う。
【0037】本実施の形態5における固体撮像素子の動
作原理は図2と同じである。図2において、固体撮像素
子101は、受光部201内のフォトダイオード202
によって、光電変換する手段と、蓄積部204に転送す
る手段と、水平CCD205に転送する手段を備えてお
り、これは垂直ブランキング期間に転送を行うことによ
って全画素を読み出し、図1の記憶回路A105、記憶
回路B106、制御回路107および加算器108から
なる画素混合手段により画素の混合を行う。
【0038】転送の詳細を図2を用いて説明する。転送
1では、フォトダイオード202の全電荷が垂直CCD
203に読み出され、垂直ブランキング期間に蓄積部2
04に転送される。次に蓄積部204の電荷は水平CC
D205により固体撮像素子外部へと読み出され、図1
の前処理回路103と量子化回路104によりディジタ
ル化されて、1ライン毎に交互に記憶回路A105と記
憶回路B106に記憶される。制御回路107により記
憶回路A105と記憶回路B106から画素が読み出さ
れて、加算器108により垂直方向の画素は混合加算さ
れ、走査線の変換が行われる。画素混合手段における画
素の混合は、図1の制御回路107の制御によって行わ
せることができる。
【0039】以上のように、本実施の形態5によれば、
固体撮像素子の全画素を読み出してから垂直画素の混合
の組み合わせを変えることによって、順次走査と飛び越
し走査のいずれも実現させることができる。なお、本実
施の形態5では、図2に示すような蓄積部204がある
固体撮像素子を例として説明したが、蓄積部がない固体
撮像素子についても適用可能である。
【0040】(実施の形態6)図8は本発明の請求項6
に対応する実施の形態6における撮像装置の構成を示し
たものである。図8において、801は固体撮像素子、
802は固体撮像素子801を駆動する固体撮像素子駆
動回路である。固体撮像素子駆動回路802は、固体撮
像素子801の全画素のフォトダイオードに蓄積された
電荷を読み出す順次走査を行うタイミング発生をするの
が好ましい。803は前処理回路、804は量子化回路
である。固体撮像素子のフォトダイオードに蓄積された
画素は、画素混合の組み合わせが異なる複数の画素混合
手段で混合され、複数の方式変換手段により複数の映像
信号方式に変換される。複数の画素混合手段として、例
えば半導体メモリーによる記憶回路805、806、8
08、809、812、813と、加算器807、81
0、814の組み合わせを用いている。また複数の方式
変換手段として、方式変換回路811、815、816
を用いている。
【0041】固体撮像素子801から出力された信号
は、前処理回路803により量子化可能な信号振幅まで
増幅され、量子化回路804により量子化される。量子
化回路804の出力は、方式Aの映像信号方式として出
力されるとともに、記憶回路C805、記憶回路C80
6、記憶回路E808、記憶回路F809、記憶回路G
812、記憶回路H813へ出力されて全画素値が保存
される。記憶回路C805、記憶回路D806と加算器
807の動作は、図3で示すようにフォトダイオードの
同一位置の画素を全画素について混合加算する。このよ
うにして固体撮像素子801で撮像された信号と同一走
査線数のフレームレートを下げた方式Bの順次走査信号
を得ることができる。
【0042】記憶回路E808、記憶回路F809と加
算器810の動作は、図7(a)で示す飛び越し走査の
信号を生成する動作であり、一定時間毎に垂直方向に混
合する画素の組み合わせを変更する。従って固体撮像素
子801で撮像された信号と同一の走査線数の飛び越し
走査となる方式Cの信号を得ることができる。一方、方
式Cの信号を、方式変換回路A811によって画面の水
平方向の画素数を変換するフィルタや、画面の垂直方向
のライン数を変換するフィルタを用いてアスペクト比変
換をすれば、方式Dの信号を得ることができる。
【0043】また、記憶回路812G、記憶回路H81
3と加算器814の動作は、図7(b)で示す順次走査
の信号を生成する動作であり、垂直方向に混合する画素
の組み合わせを変更しない。従って、固体撮像素子80
1によって撮像された信号のライン数の半分でかつフレ
ームレートが同一の信号を得ることができる。加算器8
14から出力されるこの信号を、方式変換回路B815
によって、画面の水平方向の画素数を変換するフィルタ
や、画面の垂直方向のライン数を変換するフィルタを用
いてアスペクト比変換をすれば、方式Eの信号を得るこ
とができる。また、固体撮像素子801出力の信号方式
を、方式変換器C816によって、画面の垂直方向のラ
イン数を変換するフィルタを用いてアスペクト比変換を
すれば、方式Fの信号も得ることができる。
【0044】以上のように、本実施の形態6によれば、
1つの撮像素子から全画素を読み出して、複数の画素混
合手段を用いてフレームレート変換を行ったり、順次走
査信号と飛び越し走査信号とを同時に得られるようにし
たり、複数の方式変換手段を用いてこれらの信号の水平
画素数と垂直ライン数を変換することによって、同時に
複数の映像信号方式を得ることができる。なお、図8の
方式A〜Fの方式は、一例であって別の走査線数と垂直
同期周波数にすることもできる。
【0045】(実施の形態7)図9は本発明の請求項
7、8、9に対応する実施の形態7における撮像装置の
構成を示し、図10は図9の方式変換回路の詳細につい
て示したものである。図9において、901は固体撮像
素子、902は固体撮像素子901を駆動する固体撮像
素子駆動回路である。固体撮像素子駆動回路902は、
固体撮像素子901の全画素のフォトダイオードに蓄積
された電荷を読み出す順次走査を行うタイミング発生を
するのが好ましい。903は前処理回路、904は量子
化回路である。固体撮像素子のフォトダイオードに蓄積
された画素は、記憶回路905、906と加算器907
と制御回路908からなる画素変換手段により混合加算
されるとともに、方式変換回路909により複数の映像
信号方式に変換される。さらに、各記憶回路905、9
06の前段に設けられた選択スイッチ910により、画
素混合手段を通す場合と通さない場合とが選択され、方
式変換回路909の前段に設けられた選択スイッチ91
1により、方式変換回路909を通す場合と通さない場
合とが選択される。これにより、例えば図8に示した方
式Aから方式Fのうち任意のいずれかの方式を選択して
出力させることができる。
【0046】固体撮像素子901から出力された信号
は、前処理回路903により量子化可能な振幅まで増幅
された後、量子化回路904で量子化され、記憶回路I
905と記憶回路J906とに記憶される。画素の加算
については、図3に示したフレームレートを変える方法
と、図7に示した飛び越し走査と順次走査を実現する方
法とがあるが、このいずれにするかを制御回路908
は、記憶回路I905、記憶回路J906に指示して読
み出しを行わせる。選択スイッチ910は、固体撮像素
子901の映像信号方式をそのまま方式変換回路D90
9に出力させるか、または加算器907の出力を方式変
換回路D909に出力させるかを選択する。また選択ス
イッチ911は、方式変換回路D909からの信号を得
るか得ないかを選択する。これら選択スイッチ910、
911の切り替えは、操作者の指示によって行われる。
【0047】図10に示す方式変換回路D909は、画
面の水平画素数を変換する水平フィルタ回路1001
と、垂直ライン数を変換する垂直フィルタ回路1002
と、水平フィルタ回路のフィルタ係数を変える水平フィ
ルタ係数選択回路1003と、垂直フィルタ回路100
2のフィルタ係数を変える垂直フィルタ係数選択回路1
004とから構成されている。水平フィルタ係数選択回
路1003と垂直フィルタ係数選択回路1004は、映
像信号を複数の方式に変換するためのフィルタ係数を複
数用意しておき、制御回路908からの制御信号によっ
てフィルタ係数が選択されて、水平フィルタ回路100
1と垂直フィルタ回路1002に与えられる。従って、
水平フィルタ回路1001と垂直フィルタ回路1002
は、制御信号に応じた方式に映像信号の変換を行う。
【0048】以上のように、本実施の形態7によれば、
1つの撮像素子から全画素を読み出して、一組の画素混
合手段と方式変換手段とを用いて、画素混合手段の動作
をフレームレート変換にするか、順次走査か飛び越し走
査への変換か、または両変換を行わないようにするかを
選択でき、また水平方向画素数と垂直方向のライン数を
変換する方式変換手段のフィルタ回路の係数を自由に選
択したり、あるいは方式変換手段を動作させるかどうか
を選択できることによって、複数の映像信号方式から一
つを選択して出力でき、回路構成を簡単にすることがで
きる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態1から明らか
なように、固体撮像素子から順次走査によって読み出さ
れた全ての電荷を記憶回路に記憶してから画素の混合を
行うようにしたので、固体撮像素子のフォトダイオード
の全画素から垂直方向のフォトダイオードと同じ最多の
走査線数の映像信号方式から他の方式へ変換できる効果
を有する。従来の順次走査に基づく方式変換内蔵の撮像
装置では、垂直方向の画素の混合が既に固体撮像素子内
で行われるため、垂直方向のフォトダイオード数より少
ない走査線数になってしまうため、変換できる映像信号
方式が限定されている。本発明では、固体撮像素子内部
ではなく、外部の画素混合手段で画素の混合加算を行う
ので、隣接画素を混合する組み合わせを自由にでき、任
意の方式に変換できる効果が得られる。
【0050】また本発明は、上記実施の形態2から明ら
かなように、固体撮像素子の電荷を全て読み出して、空
間的に同一位置の画素を混合してフレームレートを変え
るものであり、フレームレートを変えた後でも、固体撮
像素子のフォトダイオードの全画素からなる走査線数の
最多の映像信号方式から他の方式へ変換できる効果を有
する。したがって、隣接した画素を混合する組み合わせ
を後から自由に行わせることができ、任意の方式に変換
できる効果が得られる。そして外部の画素混合手段によ
り画素を混合加算することは、電荷取り扱い量を増加さ
せることと等価であり、ダイナミックレンジを向上させ
てフレームレートを変えることができる効果も得られ
る。
【0051】また本発明は、上記実施の形態3から明ら
かなように、固体撮像素子が連続して光電変換を行い、
蓄積部の2つの領域にそれぞれ連続して電荷を転送し、
蓄積部にて電荷混合を行うことによって、本発明の実施
の形態2とは別の形態でフレームレートを可変させるこ
とができ、フォトダイオードの全画素からなる走査線数
が最多の映像信号方式から他の方式へ変換できるので、
隣接した画素を混合する組み合わせを後から自由に行わ
せることができ、任意の方式に変換できる効果が得られ
る。そして固体撮像素子によって連続して同一位置の電
荷を蓄積部に転送する動作を行い、領域を大きくした蓄
積部にて電荷混合することは、電荷の取り扱い量を増加
させることと等価であり、ダイナミックレンジを向上さ
せてフレームレートを変えることができる効果も得られ
る。
【0052】また本発明は、上記実施の形態4から明ら
かなように、固体撮像素子が連続して光電変換する動作
を行い、蓄積部の2つの領域にそれぞれ連続して電荷を
転送し、水平CCDに電荷転送を行う最に、電荷混合を
行うことによって、本発明の実施の形態2、3とは別の
形態でフレームレートを可変させることができ、フォト
ダイオードの全画素からなる最多の走査線の映像信号方
式から他の方式へ変換できるので、隣接した画素を混合
する組み合わせを後から自由に行わせることができ、任
意の方式に変換できる効果が得られる。そして領域を大
きくした水平CCDにて電荷混合することは、最大の電
荷取り扱い量を増加させることと等価であり、ダイナミ
ックレンジを向上させてフレームレートを変えることが
できる効果も得られる。
【0053】また本発明は、上記実施の形態5から明ら
かなように、固体撮像素子の電荷を全て読み出してか
ら、垂直画素の混合加算の組み合わせを変えることによ
って、順次走査と飛び越し走査とを実現させることがで
きる。従来は、一度固体撮像素子で垂直方向の電荷が混
合されると混合する電荷の組み合わせが決まってしまう
ので、順次走査と飛び越し走査の信号を同時に得ること
ができなかったが、本発明は、外部の画素混合手段によ
って別々に垂直画素の混合加算の組み合わせを変えるこ
とができるので、両走査の信号を同時に得ることができ
る効果が得られる。
【0054】また本発明は、上記実施の形態6から明ら
かなように、1つの撮像素子から全画素を読み出して、
複数の画素混合手段を用いてフレームレート変換を行っ
たり、順次走査信号と飛び越し走査信号とを同時に得ら
れるようにしたり、複数の方式変換手段を用いてこれら
の信号の水平画素数と垂直ライン数を変換することによ
って、同時に複数の映像信号方式を得ることができる効
果が得られる。
【0055】また本発明は、上記実施の形態7から明ら
かなように、1つの撮像素子から全画素を読み出して、
一組の画素混合手段と方式変換手段とを用いて、画素混
合手段の動作をフレームレート変換にするか、順次走査
か飛び越し走査への変換か、または両変換を行わないよ
うにするかを選択でき、また水平方向画素数と垂直方向
のライン数を変換する方式変換手段のフィルタ回路の係
数を自由に選択したり、あるいは方式変換手段を動作さ
せるかどうかを選択できることによって、複数の映像信
号方式から一つを選択して出力でき、回路構成を簡単に
できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における撮像装置の画素
混合回路構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における固体撮像素子の
動作原理を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態2おける画素を混合する原
理を示す模式図
【図4】本発明の実施の形態3および4における固体撮
像素子の垂直電荷転送の動作原理を示す模式図
【図5】本発明の実施の形態3における固体撮像素子内
の電荷混合の動作原理を示す模式図
【図6】本発明の実施の形態4における固体撮像素子内
の電荷混合の動作原理を示す模式図
【図7】本発明の実施の形態5における垂直方向の画素
を混合する原理を示す模式図
【図8】本発明の実施の形態6における撮像装置の構成
を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態7における撮像装置の構成
を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態7における方式変換回路
の詳細を示すブロック図
【図11】従来の技術における撮像装置の構成の一例を
示すブロック図
【図12】従来の技術における撮像装置の構成の他の例
を示すブロック図
【符号の説明】
101 固体撮像素子 102 固体撮像素子駆動回路 103 前処理回路 104 量子化回路 105 記憶回路A 106 記憶回路B 107 制御回路 108 加算器 801 固体撮像素子 802 固体撮像素子駆動回路 803 前処理回路 804 量子化回路 805 記憶回路C 806 記憶回路D 807 加算器 808 記憶回路E 809 記憶回路F 810 加算器 811 方式変換回路A 812 記憶回路G 813 記憶回路H 814 加算器 815 方式変換回路B 816 方式変換回路C 901 固体撮像素子 902 固体撮像素子駆動回路 903 前処理回路 904 量子化回路 905 記憶回路I 906 記憶回路J 907 加算器 908 制御回路 909 方式変換回路D 910 選択スイッチ 911 選択スイッチ 1001 水平フィルタ回路 1002 垂直フィルタ回路 1003 水平フィルタ係数選択回路 1004 垂直フィルタ係数選択回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次走査と飛び越し走査の映像信号を同
    時に出力することができ、光電変換によって撮像を行う
    固体撮像素子が順次走査駆動される撮像装置であって、
    固体撮像素子から全画素を読み出すための固体撮像素子
    駆動手段と、読み出された画素信号を増幅して量子化す
    る手段と、量子化された画素信号を加算混合する画素混
    合手段とを備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 画素混合手段が、混合前の画素を記憶し
    ておく第1の画素記憶手段と、一定時間が経過した後に
    固体撮像素子から読み出された同一位置の画素を記憶す
    る第2の画素記憶手段と、第1および第2の画素記憶手
    段からそれぞれ画素を読み出す制御手段と、読み出され
    た画素を混合する加算手段とを有することを特徴とする
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 固体撮像素子の構造が、光電変換を行っ
    た全ての画素の電荷を蓄積することのできる蓄積エリア
    を有する撮像装置であって、第1の垂直ブランキング期
    間に全てのフォトダイオードに蓄積された電荷を第1の
    蓄積エリアに転送し、一定時間の経過した第2の垂直ブ
    ランキング期間に全てのフォトダイオードに蓄積された
    電荷を第2の蓄積エリアに転送し、空間的に同一位置の
    第1の蓄積エリアに蓄積されている電荷と第2の蓄積エ
    リアに蓄積されている電荷とを蓄積エリア内で混合して
    撮像を行うことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 固体撮像素子の構造が、光電変換を行っ
    た全ての画素の電荷を蓄積することのできる蓄積エリア
    を有する撮像装置であって、第1の垂直ブランキング期
    間に全てのフォトダイオードに蓄積された電荷を第1の
    蓄積エリアに転送し、一定時間の経過した第2の垂直ブ
    ランキング期間に全てのフォトダイオードに蓄積された
    電荷を第2の蓄積エリアに転送し、空間的に同一位置の
    第1の蓄積エリアに蓄積されている電荷と第2の蓄積エ
    リアに蓄積されている電荷とを水平方向転送時に混合し
    て撮像を行うことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 画素混合手段が、画素の加算混合を行う
    際に、垂直方向画素の画素混合の組み合わせを切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 順次走査と飛び越し走査の映像信号を同
    時に出力することができ、光電変換によって撮像を行う
    固体撮像素子が順次走査駆動される撮像装置であって、
    固体撮像素子から全画素を読み出すための固体撮像素子
    駆動手段と、読み出された画素信号を増幅して量子化す
    る手段と、量子化された画素信号を加算混合するその組
    み合わせが異なる複数の画素混合手段と、複数の画素混
    合手段の出力から異なる映像信号方式に変換する複数の
    方式変換手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 順次走査と飛び越し走査の映像信号を同
    時に出力することができ、光電変換によって撮像を行う
    固体撮像素子が順次走査駆動される撮像装置であって、
    固体撮像素子から全画素を読み出すための固体撮像素子
    駆動手段と、読み出された画素信号を増幅して量子化す
    る手段と、量子化された画素信号を加算混合する画素混
    合手段と、画素混合手段の出力から異なる映像信号方式
    に変換する方式変換手段と、固体撮像素子から読み出さ
    れた画素信号を画素混合手段を通すかまたは通さないか
    を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 固体撮像素子から読み出された画素信号
    を方式変換手段を通すかまたは通さないかを選択する選
    択手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 方式変換手段が 映像信号方式を変換す
    るためのフィルタ回路の係数を切り替える手段を有し、
    画素混合手段からの制御信号によりフィルタ回路の係数
    を切り替えることを特徴とする請求項7または8記載の
    撮像装置。
  10. 【請求項10】 画素混合手段が、半導体メモリーによ
    る画素記憶手段を含むことを特徴とする請求項1、2ま
    たは5から9のいずれかに記載の撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292375A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Sony Corp 信号処理装置および撮像装置
US7015965B2 (en) 2000-06-21 2006-03-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. CCD imaging apparatus applicable to a multi-frame rate image system

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