JP2000164604A - 半導体装置及び通信端末装置 - Google Patents

半導体装置及び通信端末装置

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JP2000164604A
JP2000164604A JP10332141A JP33214198A JP2000164604A JP 2000164604 A JP2000164604 A JP 2000164604A JP 10332141 A JP10332141 A JP 10332141A JP 33214198 A JP33214198 A JP 33214198A JP 2000164604 A JP2000164604 A JP 2000164604A
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fet
dummy
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circuit
gate
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JP10332141A
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Tsutomu Kobori
勉 小堀
Yasunari Umemoto
康成 梅本
Takahiro Fujita
孝博 藤田
Atsushi Ipposhi
淳 一法師
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置或いは通信端末装置が有する増幅
器の電力増幅回路に適切なバイアスを与えるために、バ
イアス発生回路のFETの特性の誤差を小さくし、ピン
チオフ電圧特性のペア性を向上させる。 【解決手段】 半導体装置或いは通信端末装置が有する
増幅器を、半導体基板に電力増幅回路とダミーFETと
比較増幅回路とを設け、このダミーFETのドレイン電
流と基準値との差分を比較増幅回路によって増幅した出
力電圧を、前記ダミーFETのゲートに直流負帰還させ
るとともに、前記電力増幅回路のFETのゲートにバイ
アス電圧として与える回路構成とし、前記ダミーFET
のゲート電極を、並列に配置した複数本の電極を接続し
たマルチフィンガとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及び通
信端末装置に関し、特に、半導体装置の低電源電圧化・
高効率化に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動体通信では、端末装置
の低電圧化・高効率化が常に求められている。また、C
DMA方式の移動体通信では、基地局との距離によって
端末装置の送信電力を必要最低限に抑える送信電力制御
を行い、一のユーザの通信が他のユーザの通信に妨害を
与える遠近問題の対策とし、周波数利用効率を高めるこ
とが考えられ、こうした送信電力制御はバッテリの消耗
を抑え連続通話時間を延長するためにも有効である。
【0003】このような出力制御の方法として、図1に
示すように、電力増幅FETと同種のダミーFETJd
を設け、このダミーFETJdのドレイン電流と基準値
との差分を比較増幅回路OPによって増幅し、この増幅
した出力電圧をダミーFETJdのゲートに直流負帰還
させるとともに前記電力増幅FETのゲートにバイアス
電圧を与えるバイアス発生回路としてABC(Automati
c Bias-voltage Control)回路が考えられている。この
ABC回路については、特開平10‐65456号公報
に開示されている。
【0004】また、移動体通信では、使用されるマイク
ロ波領域の高周波を低電圧電源で効率よく電力増幅を行
う必要があるため、動作速度の速いGaAsを用いたM
ESFETが用いられている。
【0005】このような移動体通信端末装置の送信アン
プ回路等に用いられる電力増幅FETでは、その送信出
力を大きくするために大電流化が必要となる。この大電
流化を達成する方法として、FETではチャネル幅を増
大させることが一般的に行われており、このようなチャ
ネル幅の増大によってチップ面積が増大するのを回避す
るために、電力増幅FETでは、並列に配置した複数の
ストライプ状ゲート電極を並列接続してチャネル幅の増
大を図るマルチフィンガ構造が用いられている。
【0006】そこで、前記ダミーFETとしては、ゲー
ト長等の特性が揃えやすくなるので、電力増幅FETに
用いられるストライプ状ゲート電極と同様に形成された
ものが用いられているが、その本数は流れる電流が小さ
いため1本で充分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た送信用GaAs高出力増幅器の製作を本発明者等が行
ったが、目標とするバイアス電圧を供給することができ
ず不良品となるものがあった。本発明者等はこうした不
良品について調査を行い、その結果、GaAsMESF
ETのピンチオフ電圧特性のペア性が揃っていないた
め、バイアス電圧発生の基準となるダミーMESFET
のピンチオフ電圧の変動が大きく、バイアスされる電力
増幅MESFETのピンチオフ電圧との差が大きくな
り、適切なバイアスがなされなかったことが原因と判明
した。
【0008】本発明の課題は、このような問題を解決し
適切なバイアスを与えるために、FETの特性の誤差を
小さくし、ピンチオフ電圧特性のペア性を向上させるこ
とが可能な技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の課題と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】半導体装置或いは通信端末装置が有する増
幅器を、半導体基板に電力増幅回路とダミーFETと比
較増幅回路とを設け、このダミーFETのドレイン電流
と基準値との差分を比較増幅回路によって増幅した出力
電圧を、前記ダミーFETのゲートに直流負帰還させる
とともに、前記電力増幅回路のFETのゲートにバイア
ス電圧として与える回路構成とし、前記ダミーFETの
ゲート電極を、並列に配置した複数本の電極を接続した
マルチフィンガとする。
【0012】以下、本発明の実施の形態を説明する。な
お、実施の形態を説明するための全図において、同一機
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図2は、本発明
の一実施の形態である半導体装置の主要素子の配置を示
す平面図であり、図3はその主要部分を表す回路図であ
る。
【0014】本実施の形態の半導体装置は、移動体通信
の端末装置に用いられる送信用GaAs出力増幅器であ
り、バイアス発生回路と電力増幅回路とが設けられてい
る。
【0015】ここで、電力増幅回路は、ドライバ段とパ
ワー段の多段構成となっており、夫々の段がソース接地
動作するエンハンスメント型GaAs・FETJ1,J
2によって構成されている。各段のFETJ1,J2に
は、同一半導体基板に形成されたバイアス発生回路から
ゲートバイアス電圧を与え、入力された信号を所定レベ
ルに電力増幅する。
【0016】バイアス発生回路は、FETJd、抵抗R
1,R2,R3,R4、比較増幅回路OP、容量素子C
1等により構成されるABC回路となっている。このバ
イアス発生回路では電力増幅FETJ1,J2と同種の
ダミーFETJdを設け、このダミーFETJdのドレ
イン電流と基準電流値との差分を比較増幅回路OPによ
って増幅し、この増幅した出力電圧をダミーFETJd
のゲートに直流負帰還させるとともに前記電力増幅FE
TJ1,J2のゲートにバイアス電圧として与えてい
る。
【0017】FETJdはバイアスのためのダミーFE
Tである。このダミーFETJdは、電力増幅を行う接
合型FETJ1,J2に対して、同一半導体基板に形成
され熱的に結合状態となっている同種のFETであっ
て、特性を揃えるためにチャネル長が等しく、チャネル
幅が小さく形成されている。また、特性を揃えるため、
ダミーFETJd及び電力増幅を行う接合型FETJ
1,J2のゲート電極方向(チャネル方向)は、すべて
同じ方向とする。
【0018】抵抗R2は、ダミーFETJdのドレイン
と電源電位との間に接続されドレイン負荷となってお
り、この抵抗R2の両端に、ダミーFETJdのドレイ
ン電流に応じた電圧が現れる。抵抗R3,R4は電源電
圧を分圧して基準値とする分圧回路を形成し、容量素子
C1は比較増幅回路の出力電圧Vを平滑する。
【0019】比較増幅回路OPには増幅利得を有する演
算増幅器を用い、この比較増幅回路OPの比較入力に、
ダミーFETJdのドレイン電圧が印加され、その基準
入力には、分圧回路OPの基準値が印加され、ドレイン
電圧と基準値との差分を検出し、この差分を増幅して出
力する。
【0020】比較増幅回路OPの出力電圧は、抵抗R1
を介してダミーFETJdのゲートにバイアス電圧とし
て与える直流負帰還回路が形成され、上記ドレイン電流
が上記基準値と等しくなる帰還制御を行っている。そし
て、この比較増幅回路OPの出力電圧を、電力増幅FE
TJ1,J2のゲートにバイアス電圧として与える。
【0021】各FETJd,J1,J2のゲートバイア
ス電圧供給路に夫々直列に挿入されバイアス抵抗R1,
R5,R6及び比較増幅回路OPの出力側に並列に挿入
された容量素子C1により、各FETJd,J1,J2
のゲート間が互いに交流的に遮断され、相互の動作干渉
が阻止される。
【0022】電力増幅FETとダミーFETとは、Ga
Asからなる半導体基板に形成された接合型MESFE
Tであり、図4に示すように、例えばGaAsからなる
半導体基板主面1に形成したチャネル層2に、高濃度の
n型不純物を含有したソース領域3,ドレイン領域4を
夫々形成した後に、ストライプ状のゲート電極5を形成
し、ソース領域3,ドレイン領域4上にソース電極6,
ドレイン電極7を形成する。そして、複数のゲート電極
5は連結部8によって接続されて一体となっている。
【0023】このため、ソース領域3,ドレイン領域4
をゲート電極5に対して自己整合で形成されておらず、
マスク合わせの誤差等によってゲート電極5の位置がず
れた場合に、従来のものではそのずれによってピンチオ
フ電圧が変動することとなっていた。
【0024】そこで本発明では、ダミーFETJdのゲ
ートを、並列に配置した複数本のゲート電極5を接続し
たマルチフィンガ構造とした。こうしたマルチフィンガ
構造では、並列に配置されたゲート電極5の間にソース
領域3,ドレイン領域4が交互に配置され、マスク合わ
せの誤差等によって図5に示すようにゲート電極5の位
置がずれた場合にも、各ゲート電極5毎にゲート・ソー
ス間の距離Lsgの短いものとゲート‐ドレイン間の距
離Ldgの短いものとが交互に形成されるため誤差が相
殺され、特性が安定する。図6は、本発明者等が行った
ピンチオフ電圧の誤差とフィンガの数との相関関係を示
す図であり、フィンガの数を増やすことによってピンチ
オフ電圧の誤差が急激に減少することが示されている。
【0025】また、このゲート電極5は、図4に示した
例では4本としてあるように、偶数本とすることが望ま
しい。それは、図7に示すようにゲート電極5を奇数本
とした場合には、図中左側のゲート電極5と中央のゲー
ト電極5とは誤差が相殺されるが、右側のゲート電極5
の誤差が相殺されなくなるために、特性が変動してしま
うからである。この点については配置するゲート電極の
数が少ない場合に特に顕著となる。
【0026】更に、ゲート電極を複数並列に形成した場
合に、連続パターンとして形成されるものについては安
定して形成されるが、両端に位置する電極については不
連続パターンとなるために、連続パターンとして形成さ
れる他の電極と比較して精度が低下することがある。こ
のため、両端に位置する電極をゲート電極としては用い
ずにダミーの電極とすることによって、ゲートの精度を
向上させることができる。
【0027】このように電極をダミーの電極とするに
は、図8に示すように、両端に位置する電極15を一体
とされている他の電極5と接続しなければよい。他に、
両端に位置する電極15のソース領域3,ドレイン領域
4を形成しないことによっても、電極15をダミーとす
ることができる。
【0028】前述の如く、ダミーFETをマルチフィン
ガとすることによって、FETの特性の誤差を小さくす
ることができるので、ピンチオフ電圧の変動が抑制さ
れ、バイアスされる電力増幅MESFETのピンチオフ
電圧との差が少なくなり、ピンチオフ電圧特性のペア性
が向上するために、適切なバイアスを与えることが可能
になる。
【0029】なお、電力増幅FETにても、ゲートはマ
ルチフィンガ構造となっているが、これは、チャネル幅
の増大を図ることによって、大電流化を達成しその送信
出力を増大させるためであり、前述したダミーFETの
場合とは技術的意義が異なるものである。
【0030】図9に示すのは、バイアス発生回路の回路
図である。ここで、比較増幅回路は、GaAs・FET
J3〜J7、抵抗R7〜R13、ダイオードD1〜D7
による差動増幅回路となっており、FETJ3とJ6と
は夫々ソース・フォロワ入力回路を形成し、J4とJ5
とはソース結合型の差動増幅部を形成する。この比較増
幅回路は、上述した負帰還回路により、100%の直流
負帰還下で動作させる。
【0031】次に、このバイアス発生回路の動作につい
て説明する。
【0032】比較増幅回路の比較基準電圧Vbは、 Vb=Vcc−Vcc・R3/(R3+R4)であり、 比較入力電圧Vaは、FETの相互コンダクタンス係数
をβ、ゲート・ソース間しきい値電圧をVth、バイア
ス電圧をVgとすれば、 Va=Vcc−Id1・R1=Vcc−R1・(β/
2)×(Vg−Vth)2 である。
【0033】比較増幅回路15は100%の直流負帰還
下で動作させられるので、Va=Vbとなり、 Vcc・R3/(R3+R4)=R1・(β/2)×
(Vg−Vth)2 と表される。この式からVgは、 Vg=Vth+√{Vcc×(β/2)×R4/(R3×
(R3+R4))}となる。従って、出力電圧Vgは、F
ETの相互コンダクタンス係数βやゲート・ソース間し
きい値電圧Vthのばらつきを包括しているため、この
出力電圧Vgをバイアス電圧として電力増幅段FETJ
1,J2のゲートに与えることにより、βやVthのば
らつきを自己整合的に打ち消し補正するゲートバイアス
をかけることができる。
【0034】即ち、FETJ1のドレイン電流は、電源
電圧Vccと抵抗R1、R5、R6により決定されて、
βやVthの影響を受けなくなり、安定かつ適正なバイ
アス電圧を自己整合的に与えることができるので、調整
の必要がない。
【0035】図10は、前述した半導体装置の主要素子
の配置を変更した変形例を示す平面図である。
【0036】この例の半導体装置は、移動体通信の端末
装置に用いられる送信用GaAs出力増幅器であり、バ
イアス発生回路と電力増幅回路とが設けられており、夫
々の回路については前述した実施の形態と同様である
が、ドライバ段増幅器J1とパワー段増幅器J2との間
にダミーFETJdを含むバイアス発生回路が設けられ
ている。
【0037】これは、ドライバ段の増幅器J1とパワー
段の増幅器J2とを隣接して配置した場合には、高周波
信号の空間伝搬によって影響を及ぼすことがあり、バイ
アス発生回路を中間に設けることによって、このような
影響を排除することができる。また、このような場合に
は、夫々の増幅器の接地信号線を、共通化することな
く、個別に設けることも効果的である。
【0038】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
勿論である。
【0039】例えば、バイアス発生回路を独立した半導
体基板に形成した外付けの回路として、汎用性を持たせ
ることも可能である。
【0040】また、前述したGaAsのMESFETの
他に、単結晶シリコンを用いたMISFET、J‐FE
T等を用いたものにも本発明は適用が可能であり、端末
装置の他に、基地局用高出力増幅器等他の増幅器にも適
用が可能である。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0042】(1)本発明によれば、FETの特性の誤
差を小さくすることができるという効果がある。
【0043】(2)本発明によれば、上記効果(1)に
より、ピンチオフ電圧特性のペア性を向上させることが
できるという効果がある。
【0044】(3)本発明によれば、上記効果(2)に
より、適切なバイアスを与えることができるという効果
がある。
【0045】(4)本発明によれば、上記効果(3)に
より、バイアス発生回路を良好に作動させることができ
るという効果がある。
【0046】(5)本発明によれば、上記効果(4)に
より、送信電力を効率よく制御をすることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイアス発生回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体装置の主要
素子の配置を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体装置の主要
部分を表す回路図である。
【図4】本発明の一実施の形態である半導体装置に用い
られるFETを示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である半導体装置に用い
られるFETのゲート電極がずれた状態を示す平面図で
ある。
【図6】フィンガの数とFETの特性との関係を示す図
である。
【図7】本発明の一実施の形態である半導体装置に用い
られるFETを示す平面図である。
【図8】本発明の一実施の形態である半導体装置に用い
られるFETを示す平面図である。
【図9】本発明の一実施の形態である半導体装置に用い
られるバイアス発生回路を表す回路図である。
【図10】本発明の一実施の形態である半導体装置の変
形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…基板導体層、2…チャネル層、3…ソース領域、4
…ドレイン領域、5…ゲート電極、6…ソース電極、7
…ドレイン電極、8…連結部、15…電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅本 康成 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業本部内 (72)発明者 藤田 孝博 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 一法師 淳 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業本部内 Fターム(参考) 5F102 GA02 GA14 GA16 GA17 GB01 GC01 GD01 GJ05 GL05 GS09 5J091 AA04 AA11 AA35 AA41 CA05 CA14 CA36 CA37 CA58 CA81 FA01 FA10 FA16 HA11 KA01 KA02 MA02 QA03 SA14 TA01 5J092 AA04 AA11 AA35 AA41 CA05 CA14 CA36 CA37 CA58 CA81 FA01 FA10 FA16 GR07 HA11 KA01 KA02 MA02 QA03 SA14 TA01 VL08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に電力増幅回路とダミーFE
    Tと比較増幅回路とを設け、このダミーFETのドレイ
    ン電流と基準値との差分を比較増幅回路によって増幅し
    た出力電圧を、前記ダミーFETのゲートに直流負帰還
    させるとともに、前記電力増幅回路のFETのゲートに
    バイアス電圧として与える回路構成の増幅器を有する半
    導体装置において、 前記ダミーFETのゲート電極が、並列に配置した複数
    本の電極を接続したマルチフィンガとなっていることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記並列に配置した複数本の電極が偶数
    本設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記電力増幅回路がドライバ段となる増
    幅器と出力段となる増幅器とからなり、ドライバ段とな
    る増幅器の設けられた領域と出力段となる増幅器の設け
    られた領域との間の領域に、前記ダミーFET及び前記
    比較増幅回路を含むバイアス発生回路を配置したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記並列に配置した複数本の電極の端部
    に位置する電極をダミーの電極としたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記FETがGaAsからなるMESF
    ETであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
    れか一項に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板に電力増幅回路とダミーFE
    Tと比較増幅回路とを設け、このダミーFETのドレイ
    ン電流と基準値との差分を比較増幅回路によって増幅し
    た出力電圧を、前記ダミーFETのゲートに直流負帰還
    させるとともに、前記電力増幅回路のFETのゲートに
    バイアス電圧として与える回路構成の増幅器を有する通
    信端末装置において、 前記ダミーFETのゲート電極が、並列に配置した複数
    本の電極を接続したマルチフィンガとなっていることを
    特徴とする通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記並列に配置した複数本の電極が偶数
    本設けられていることを特徴とする請求項6に記載の通
    信端末装置。
  8. 【請求項8】 前記電力増幅回路がドライバ段となる増
    幅器と出力段となる増幅器とからなり、ドライバ段とな
    る増幅器の設けられた領域と出力段となる増幅器の設け
    られた領域との間の領域に、前記ダミーFET及び前記
    比較増幅回路を含むバイアス発生回路を配置したことを
    特徴とする請求項6又は請求項7に記載の通信端末装
    置。
  9. 【請求項9】 前記並列に配置した複数本の電極の端部
    に位置する電極をダミーの電極としたことを特徴とする
    請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載の通信端末装
    置。
  10. 【請求項10】 前記FETがGaAsからなるMES
    FETであることを特徴とする請求項6乃至請求項9の
    何れか一項に記載の通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7456625B2 (en) 2002-01-17 2008-11-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electric circuit
JP2011071512A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Samsung Electronics Co Ltd 電力電子素子及びその製造方法並びに電力電子素子を含む集積回路モジュール

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