JP2000164162A - 平面型表示装置 - Google Patents

平面型表示装置

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JP2000164162A
JP2000164162A JP33630898A JP33630898A JP2000164162A JP 2000164162 A JP2000164162 A JP 2000164162A JP 33630898 A JP33630898 A JP 33630898A JP 33630898 A JP33630898 A JP 33630898A JP 2000164162 A JP2000164162 A JP 2000164162A
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JP33630898A
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Shinji Kanekawa
信二 金川
Yukinobu Iguchi
如信 井口
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Sony Corp
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面型表示装置の両基板を支えるスペーサー
を、精度良く光吸収部に対応する部分にのみ設置する構
造とする。 【解決手段】 板状のスペーサー20の両端部のうち、
少なくとも一方の端部において、スペーサー20の長手
方向にテンションをかけるバネ機構21を具備した構造
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型表示装置に
係わる。
【0002】
【従来の技術】2枚の対向配置された基板(前面基板
と、背面基板)が配置されて成る平面型表示装置、例え
ばFED(Field Emission Display)パネルは、通常の
コーン型CRT(陰極線管)同様に、電界放出型カソー
ドより発せられた電子線を蛍光面に入射させることによ
り発光する構造を有するため、2枚の対向配置された基
板間は、ほぼ真空雰囲気に保たれている。
【0003】このため、対向配置された2枚の基板は、
大気圧に近い圧力を受ける。このような真空容器におい
ては、これを保持、すなわち、容器に圧力による変形や
破壊が生じてしまうことを回避することが必要である。
CRT構造のものにおいては、この圧力に耐えるために
は、対角5インチで5mm程度、対角10インチで10
mm程度の厚さのガラス基板を適用する必要があるが、
これではパネル全体としての軽量化、薄型化を図ること
ができない。
【0004】このため、両基板間に、圧力による変形や
破壊が生じてしまうことを回避するための、板状のスペ
ーサーを、その板面方向が基板面と直交するように設置
して、これを支える構造のものが提案されている。
【0005】図11に、従来の構造の平面型表示装置1
00、例えばFED(Field Emission Display)の概略
斜視図を示す。この場合において、内部構造を示すため
に、一部を切り欠いて示す。この平面型表示装置100
は、前面基板101、背面基板102、側壁部103に
よって囲まれ、この内部を、ほぼ真空に近い低圧に維持
するための気密容器を形成して成る。
【0006】背面基板102上には、行方向、および列
方向に直交する配線が、互いの交叉部がSiO2 等の絶
縁層300を介して電気的に絶縁されて形成される。行
方向配線104と、列方向配線105により単純マトリ
クスが形成されてなり、各交叉部に対応して、電子放出
部(図示せず)が、目的とする表示画素数に応じて適宜
設定されて形成されている。
【0007】前面基板101の下面には、蛍光膜110
が形成されている。この蛍光膜110は、蛍光膜110
aと光吸収部110b、すなわち主として可視光を吸収
する部分とにより構成されている。この蛍光膜は、例え
ばストライプ状に、蛍光部110aと光吸収部110b
とが形成されてなるものや、または格子状に光吸収部1
10bが形成されているものもある。
【0008】この蛍光部110aは、赤、緑、青の3原
色の蛍光体が塗り分けられている。蛍光膜110におい
て、光吸収部110bを形成したことにより、電子ビー
ムの照射位置にずれがあっても表示色にずれが生じるこ
とを回避したり、外光の反射を防止して表示コントラス
トの低下を回避したりすることができる。
【0009】上述したように、平面型表示装置100内
部は真空に保持されているため、外部圧力によって破損
や変形を引き起こすおそれがあるため、これを回避する
ため、基板101および102間に、板状のスペーサー
111を設置して、両基板を支える構造とされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】板状のスペーサー11
1は、気密偏平空間内において、例えば行方向および列
方向に配列された格子状パターンの光吸収部の形成部
に、例えばその列方向の沿う蛍光部110a、すなわち
画像表示に寄与する有効領域に重ならないように、光吸
収部110b上に、精度良く配置形成することが必要と
なる。
【0011】しかしながら、図12において示すよう
に、一の蛍光部110aと他の蛍光部110a間の間隔
は、100μm程度と極めて狭い。一方において、スペ
ーサー111は、その機械的強度を両基板を支える程度
に保持するするためには、その厚さは、数十〜100μ
m、例えば50μm程度は必要であり、このスペーサー
111を、蛍光部110aに突出することなく配置する
に当たっては、位置精度は、約10μm以下程度とな
り、極めて精密に行わなくてはならず、製造工程上の困
難性が伴う。
【0012】このスペーサー111は、例えば接着剤を
用いて固定することができるが、治具上でスペーサー1
11と基板を位置決め固定しても、治具解放後、スペー
サー111にゆがみが生じてしまい、図12に示すよう
に上記位置精度を満たさなくなる場合が多い。図13に
おいて、スペーサー111にゆがみが生じる前後の状態
図を示す。
【0013】図13に示すように、スペーサー111の
長さが例えば100〔mm〕であった場合、スペーサー
の長さ方向に数μmのゆがみが生じた場合、横方向すな
わち、スペーサー111の垂直方向には、100μm単
位の歪がみ幅aが生じることになる。
【0014】また、スペーサー111の熱膨張係数が、
両基板101および102の熱膨張係数よりも大きい
と、スペーサー111を基板上に設置した後に行う、封
着や、気密容器内の排気工程における熱処理により、ス
ペーサー111の長さ方向に、たるみが発生し、これが
スペーサー111の垂直方向に大きな歪がみが生じるこ
とになり、位置精度を満たさなくなる。
【0015】図14に、熱膨張係数が、基板よりも5×
10-7〔/℃〕大きい、長さが100〔mm〕のスペー
サーを使用した場合の、加熱温度〔℃〕とスペーサー1
11の垂直方向の歪み量〔mm〕との関係図を示し、図
15に、スペーサーの長さ方向の伸び量〔μm〕と、ス
ペーサーの垂直方向の歪み幅〔mm〕との関係図を示
す。
【0016】この図14によれば、例えば、450℃に
加熱すると、1〔mm〕程度の歪みが生じることにな
り、スペーサーが螢光面の有効領域、すなわち螢光部1
10aにまで突出してしまって画像表示に悪影響を与え
るおそれがある。また、図15によれば、スペーサーの
長さ方向の伸び量が、例えば20〔μm〕程度であった
場合には、スペーサーの垂直方向の歪み幅は、1〔m
m〕程度にもなることがわかる。
【0017】このように、スペーサー111を設置する
際に、精密な位置合わせを行うことができないと、スペ
ーサー111が蛍光部110aに突出することになり、
輝度の劣化を招来する。
【0018】しかし、両基板101および102とスペ
ーサー111との熱膨張係数をぴったり一致させること
が現実として困難な場合が多く、また、スペーサー11
1にガラス材を用いると、わずかな傷が原因となって破
損しやすく、信頼性が低いという問題もある。
【0019】歪みのない板状のスペーサー111を高精
度をもって設置する方法として、スペーサーガイドをス
ペーサーの両端に設置し、これにスペーサーを嵌め込む
方法が提案されている(キャンデセント:米国特許第
5,649,847)。しかし、このスペーサーガイド
を設ける工程は複雑であり、これを精密な位置に形成す
ることは、実際上困難である。
【0020】その他に、スペーサー111を加熱しなが
ら、その両端に基板を固定してスペーサーにテンション
をかける方法があるが、スペーサーの熱膨張係数を基板
に近づける必要があり、材料の選択性に限界がでるとい
う問題がある。
【0021】そこで、本発明者らは鋭意研究を重ねた結
果、スペーサー111の精度の良い配置を実現し、かつ
平面型表示装置における輝度の劣化を回避する構造の平
面型表示装置を提供することとした。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の平面型表示装置
は、所定のパターンの光吸収部が形成された表示部を有
する前面基板と、電子放出カソードを具備する背面基板
とが、所定の間隔を保持して対向し、上記前面基板と上
記背面基板との間に、上記両基板間を支持するように、
板状のスペーサーを配置介在させ、上記両基板の外周部
を気密的に封止して、上記両基板間に大気圧以下の偏平
空間を形成したものであり、これにおいて、板状のスペ
ーサーを、前面基板または背面基板に、スペーサーの少
なくとも一端部を、バネ部を有するバネ機構を介在して
取り付け、このバネ機構によってスペーサーにテンショ
ンを掛けて、板状のスペーサーを光吸収部の配置部に相
当する位置に限定的に設けるものとする。
【0023】このバネ機構により、板状スペーサーの長
手方向に、テンションがかけられるようなり、この板状
スペーサーに歪みが発生することを効果的に回避して、
平面型表示装置における蛍光部にスペーサーが突出する
ことなく、これを高い精度をもって設置して、平面型表
示装置における明るさの劣化を回避する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の平面型表示装置は、所定
のパターンの光吸収部が形成された表示部を有する前面
基板と、電子放出カソードを具備する背面基板とが、所
定の間隔を保持して対向し、上記前面基板と上記背面基
板との間に、上記両基板間を支持するように、板状のス
ペーサーを配置介在させ、上記両基板の外周部を気密的
に封止して、上記両基板間に大気圧以下の偏平空間を形
成したものであり、これにおいて、板状のスペーサー
を、前面基板または背面基板に、スペーサーの少なくと
も一端部を、バネ部を有するバネ機構を介在して取り付
け、このバネ機構によってスペーサーにテンションを掛
けて、板状のスペーサーを光吸収部の配置部に相当する
位置に限定的に設けるものとする。
【0025】以下、本発明の平面型表示装置の一例につ
いて説明するが、本発明は、以下に示す例に限定される
ものではない。
【0026】図1に、本発明の平面型表示装置10、例
えばFED(Field Emission Display)の概略斜視図を
示す。この場合において、内部構造を示すために、一部
を切り欠いて示す。この平面型表示装置10は、前面基
板1、背面基板2、側壁部3によって囲まれた気密偏平
空間が形成されて成る。
【0027】この気密空間内部は、排気されて例えば1
-7〔Torr〕程度の真空度に保持される。
【0028】背面基板2上には、行方向、および列方向
に直交する配線が、互いの交叉部がSiO2 等の絶縁層
300を介して電気的に絶縁されて形成される。行方向
配線4と、列方向配線5により単純マトリクスが形成さ
れてなり、各交叉部に対応して、電子放出部(図示せ
ず)が、目的とする表示画素数に応じて適宜設定されて
形成されている。
【0029】前面基板1の内面には、蛍光膜11が形成
されている。この蛍光膜11は、蛍光部11aと光吸収
部11bにより構成されている。この蛍光膜11は、
赤、緑、青の3原色の蛍光体が塗布されて成る例えばス
トライプ状の蛍光部11aと光吸収部11bとが交互に
形成されて成る。或いは、格子状の光吸収部11bの格
子部内に、上記各色の蛍光部11aが塗布されて成る。
【0030】このように、蛍光膜11において、光吸収
部11bを形成したことにより、電子ビームの照射位置
にずれがあっても表示色にずれが生じることを回避した
り、外光の反射を防止して表示コントラストの低下を回
避できる。
【0031】上述したように、平面型表示装置10の内
部は高真空に保持されているため、外部圧力によって破
損や変形を引き起こすおそれがあるため、これを回避す
るため、前面基板1および背面基板2間に、例えばtが
数十μmの厚さを有し、両基板1および2間の設定間隔
に対応する高さhが例えば1〜2mm程度の、短冊板状
のスペーサー20を設置して、両基板を支える構造とさ
れている。
【0032】板状のスペーサー20は、平面型表示装置
10内において、蛍光部11aすなわち画像表示に寄与
する有効領域に重ならないように、光吸収部11b上、
すなわち光吸収部11bの配置位置に相当する位置に精
度良く配置形成する。
【0033】この板状スペーサー20は、例えば前面基
板1に、その両端部において支持される。この板状スペ
ーサー20の支持は、その両端部のうちの少なくとも一
端部を、バネ機構21を介して支持するものとする。
【0034】このバネ機構21は、例えば、ジルコニア
セラミックスより成り、図2に示すように、コ字状の支
持部22とその両端部から延長して形成される弾性を有
する一対の板バネ23aおよび23bが、所定の間隔d
をもって対向配置されてなり、支持部22が基板1の内
面の画面の無効領域の所定位置に固着される。
【0035】また、スペーサー20の少なくとも一方の
端部に、図3に示すように、スペーサー20の厚さtよ
りも大きい厚さt0 を有する係止部24が形成されてな
る。この係止部24は、断面形状が円、あるいは楕円と
された形状のほか、断面形状が正方形、長方形、扇型
等、種々の形状とすることができる。
【0036】そして、この係止部24を、バネ機構21
の板バネ23aおよび23bの遊端間に係合させ、この
状態で板バネ23aおよび23bの撓曲によって、スペ
ーサー20の長手方向にテンション(張力)がかかるよ
うにする。このようにすることによって、前述したスペ
ーサーに生じる歪がみを回避、あるいは低減させること
ができる。
【0037】ここで、基板1および2は、例えば熱膨張
係数が、50×10-7/℃の無アルカリガラスである場
合、スペーサー20は、熱膨張係数が100×10-7
℃の前述のジルコニアを使用することができる。スペー
サー20の長さは、例えば300mmとする。この場
合、これらの熱膨張係数の差は50×10-7/℃であ
り、450℃加熱した場合に、スペーサー20には、
(50×10-7)〔/℃〕×450〔℃〕×300〔m
m〕=0.675〔mm〕の伸びが生じる。そこで、ス
ペーサー20の一端を基板に固定し、他の一端におい
て、バネ機構21を具備する構成とする場合において
は、片側に0.675〔mm〕以上のストロークをもっ
た板バネを経由してスペーサー20にテンションをかけ
るようにすればよい。また、スペーサー2−の両端にバ
ネ機構21を具備する構成とする場合においては、上記
の例では、0.675〔mm〕/2=0.34〔mm〕
以上のストロークをもった板バネを経由してスペーサー
20にテンションをかけるようにすればよい。
【0038】上記のように、バネ機構21によってスペ
ーサーに、スペーサーの長手方向にテンションがかけら
れるようなり、図5に示すように、この板状スペーサー
に歪がみが発生することを効果的に回避することがで
き、表示装置における画像表示に寄与する有効部分にス
ペーサーが突出することなく、高い精度をもって設置で
きる。
【0039】上述の例においては、バネ機構20は、図
2に示されているように、一対の板バネ23aおよび2
3bよりなるバネ部23が支持部22によって支持され
て、互いに板バネが対向配置されてなる全体として一体
のバネ機構20を適用したものについて説明したが、本
発明においては、この例に限定されるものではなく、本
発明の目的の範囲内で、種々の形状を適用することがで
きる。
【0040】例えば、基板1に固着される支持部22
が、図6に示すように、互いに分離された対の支持部2
2aおよび22bによって構成し、それぞれに板バネ2
3aおよび23bが配置されてなる分離構造とすること
もできる。
【0041】また、図7に示すように、スペーサー20
の端部に予め、例えばスペーサーの長手方向と直交する
ようにバネ33を、例えば接着配置しておき、一方支持
体32をスペーサー20を配置する基板1上に予め固着
しておき、板バネ33の左右の部分が、対の支持体32
に差し渡って接するようにして、スペーサー20の長手
方向にテンションがかかるような構造とすることもでき
る。
【0042】また、図8に示すように、スペーサー20
の端部自体を、L字状に屈曲させて、このスペーサーの
屈曲部にバネ性を持たせたバネ部43を形成し、その端
部を例えば基板1に固着した支持体42を係合し、この
状態でスペーサー20の長手方向にテンションがかかる
ような構造とすることもできる。
【0043】また、バネ機構21においては、図9に示
すように、図2に示したバネ機構21のバネ部23の底
部の一部を切り欠いて隙間gを持たせた構造とすること
もできる。このように、バネ部23の底部の一部を切り
欠いて、隙間gを持たせた構造とすることにより、バネ
部23(23aおよび23b)の弾性変形において、基
板との間の擦傷したがって破損の発生の回避、さらに
は、バネ部23の円滑な変形の阻害を回避することがで
きる。
【0044】また、図10に示すように、図6に示した
バネ機構21のバネ部23の底部の一部を切り欠いて図
10中、隙間gを持たせた構造とすることもできる。こ
の場合においても、バネ部23(23aおよび23b)
の弾性変形において、基板との間の擦傷したがって破損
の発生の回避、さらには、バネ部23の円滑な変形の阻
害を回避することができる。
【0045】上述の例においては、板状のスペーサー2
0の両端部のうち、一方にのみバネ機構20を具備し、
他の一方の端部を固定するものについて説明したが、本
発明は、この例に限定されるものではなく、両端部にお
いてバネ機構20を具備する構造とすることもできる。
【0046】上述の例においては、バネ機構の材料とし
てジルコニアセラミックスを適用したが、本発明はこの
例に限定されるものではなく、450〜500℃程度の
耐熱性を有し、バネ性を有する材料であれば、金属等の
従来公知のバネ材料を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の平面型表示装置においては、前
面基板1と、背面基板2との間に配置され、両基板間を
支持するスペーサー20の少なくとも一方の端部におい
て、スペーサー20の長手方向にテンションをかけるバ
ネ機構を設けたことにより、スペーサー20に歪がみが
発生することを効果的に回避することができ、平面型表
示装置における、蛍光部すなわち画像表示に寄与する有
効部分にスペーサーが突出することなく、高い精度をも
ってスペーサー20を光吸収部に対応する部分にのみ配
置することができ、明るさの低減化を効果的に回避する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面型表示装置の一例の、要部の概略
斜視図を示す。
【図2】バネ機構の概略斜視図を示す。
【図3】スペーサーの端部の一例の要部の概略図を示
す。
【図4】バネ機構とスペーサーを組み合わせた状態の、
平面図を示す。
【図5】本発明における端部にバネ機構を具備したスペ
ーサーと、蛍光膜との位置関係を示す。
【図6】バネ機構の他の一例の概略斜視図を示す。
【図7】バネ機構とスペーサーの他の一例の概略斜視図
を示す。
【図8】バネ機構とスペーサーの他の一例の概略斜視図
を示す。
【図9】バネ機構の他の一例の概略斜視図を示す。
【図10】バネ機構の他の一例の概略斜視図を示す。
【図11】従来の平面型表示装置の要部の概略斜視図を
示す。
【図12】従来におけるスペーサーと、蛍光膜との位置
関係を示す。
【図13】スペーサーの歪がみの状態図を示す。
【図14】加熱温度とスペーサーの中央部分における垂
直方向の歪がみ幅の関係を示す。
【図15】スペーサーの伸び量と、スペーサーの中央部
分における垂直方向の歪がみ幅の関係を示す。
【符号の説明】
1,101 前面基板、2,102 背面基板、3,1
03 側壁部、4,104 行方向配線、5,105
列方向配線、10,100 平面型表示装置、11,1
10 蛍光膜、11a,110a 蛍光部、11b,1
10b 光吸収部、20,111 スペーサー、21,
31 バネ機構、22,32,42 支持部、23,3
3,43 バネ部、23a 板バネ、23b 板バネ、
24 係止部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C032 CC05 CD04 CD06 5C036 CC14 EE03 EE14 EE15 EF01 EF06 EF09 EG02 EG31 EG36 EH10 5C094 AA07 BA32 BA34 CA19 CA24 EB02 EC03 ED20 5G435 AA09 BB01 EE33 FF00 HH18 KK02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパターンの光吸収部が形成された
    表示部を有する前面基板と、電子放出カソードを具備す
    る背面基板とが、所定の間隔を保持して対向し、上記前
    面基板と上記背面基板との間に、上記両基板間を支持す
    るように、板状のスペーサーを配置介在させ、上記両基
    板の外周部を気密的に封止して、上記両基板間に大気圧
    以下の偏平空間を形成する平面型表示装置において、 上記板状のスペーサーを、上記前面基板または背面基板
    に、上記スペーサーの少なくとも一端部を、バネ部を有
    するバネ機構を介在して取り付け、 上記バネ機構によって上記スペーサーにテンションを掛
    けて、上記板状のスペーサーを上記光吸収部の配置部に
    相当する位置に限定的に設けることを特徴とする平面型
    表示装置。
  2. 【請求項2】 上記バネ機構のバネ部が、上記板状のス
    ペーサーの端部から成ることを特徴とする請求項1に記
    載の平面型表示装置。
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