JP2000163880A - 情報記録媒体および情報記録・再生装置 - Google Patents

情報記録媒体および情報記録・再生装置

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JP2000163880A
JP2000163880A JP10335922A JP33592298A JP2000163880A JP 2000163880 A JP2000163880 A JP 2000163880A JP 10335922 A JP10335922 A JP 10335922A JP 33592298 A JP33592298 A JP 33592298A JP 2000163880 A JP2000163880 A JP 2000163880A
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Yuzo Seo
雄三 瀬尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラック番号識別用の符号列を特定の記録方
法によって記録することにより、アドレスマークの記録
面積を縮小した情報記録媒体、ならびに、斯かる媒体を
使用し、効率的に情報を記録し得る情報記録・再生装置
を提供する。 【解決手段】 情報記録媒体は、トラック番号識別用の
符号列を含むアドレスマークがアドレスマーク記録部
(2)に記録された媒体であり、トラック番号識別用の
符号列の一部が分割されて他のアドレスマーク記録部
(2)に記録される。分割された符号列の上位の桁が異
なる記録面のアドレスマーク記録部(2)に記録され、
更に、分割された符号列の下位の桁が重複して記録され
る。また、情報記録・再生装置は、各ヘッドによって読
み取られたアドレスマーク読取信号からトラック番号識
別用の符号列を合成する符号合成機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体および情
報記録・再生装置に関するものであり、詳しくは、トラ
ック番号識別用の符号列を特定の記録方法によって記録
することにより、アドレスマークの記録面積を縮小した
情報記録媒体、および、当該情報記録媒体を使用し、効
率的に情報を記録し得る情報記録・再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに広く利用されて
いるハードディスク等の情報記録媒体においては、記録
容量を向上するため、円周方向の記録密度の向上と共
に、半径方向の記録密度の向上が求められており、狭い
記録トラックを高密度で形成する試みが行われている。
そして、トラック密度を高めた場合には、振動や熱膨張
などによる磁気ヘッドと媒体の相対位置の誤差が問題と
なるため、高密度情報記録媒体においては、記録した位
置信号を磁気ヘッドで読み取ると共に、ヘッドを常に情
報記録トラック上に位置決めするトラッキングサーボが
適用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な高密度情報
記録媒体においては、トラック密度の向上に伴い、トラ
ッキングサーボの応答周波数として2kHz程度の周波
数が要求され、そのため、誤差信号においても20kH
z程度の高い周波数が要求される。しかも、予めサーボ
信号が記録された媒体を記録・再生装置に取り付ける際
に生じる偏心は、大きな外乱要因となるため、より頻度
の高いサーボバーストが必要になる。その結果、媒体に
設けられるサーボ信号記録部は、1回転あたり100を
越え、情報記録に利用できる面積が制限されると言う問
題が生じている。従って、より少ない面積でサーボ信号
を記録する新たな手段が求められている。
【0004】また、サーボ信号は、通常、専用のドライ
ブ装置を使用し、ヘッドを正確に制御しつつ当該ヘッド
によって記録するが、昨今、サーボ記録にコストが掛か
ることから、プレス、射出成形などの手法によって媒体
表面に凹凸を設け且つこれを磁化することにより、サー
ボ信号を記録する方式が注目されている。しかしなが
ら、凹凸加工の可能な最小寸法が磁気記録の最小波長よ
りも大きく、サーボ信号記録部の面積が増大すると言う
問題がある。そして、上記と同様に、記録・再生装置に
媒体を取り付ける際の偏心の問題から、より頻度の高い
サーボバーストも必要とされる。従って、特に、表面の
凹凸によってサーボ信号を記録する媒体においては、よ
り一層少ない面積でサーボ信号を記録する手段が求めら
れている。
【0005】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、トラック番号識別用の符号列を特
定の記録方法によって記録することにより、アドレスマ
ークの記録面積を縮小した情報記録媒体を提供すること
にある。また、本発明の目的は、上記の情報記録媒体を
使用し、効率的に情報を記録し得る情報記録・再生装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の情報記録媒体は、トラック番号識別用の符
号列を含むアドレスマークがアドレスマーク記録部に記
録された情報記録媒体であって、各アドレスマークの前
記トラック番号識別用の符号列の一部が分割されて他の
アドレスマーク記録部に記録されていることを特徴とす
る。
【0007】すなわち、上記の情報記録媒体において
は、分割された符号列を情報の記録・再生の際に合成す
ることにより、トラック番号を識別するため、実際のト
ラック番号の符号列よりも少ないビット数でアドレスマ
ーク記録部のアドレスマークを作成できる。
【0008】また、本発明の情報記録・再生装置は、上
記の情報記録媒体に情報を記録再生する装置であって、
媒体の記録面にそれぞれ対向して設けられた2つのヘッ
ドを含み、前記各ヘッドは、相互に対応するトラック番
号識別用の符号列が記録されたアドレスマーク記録部の
アドレスマークを同時に読取可能に構成され、そして、
当該装置には、前記各ヘッドによって読み取られたアド
レスマーク読取信号からトラック番号識別用の符号列を
合成する符号合成機能が備えられていることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る情報記録媒体および
情報記録・再生装置の実施形態を図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明に係る情報記録媒体の主要部を示す
模式的な平面図である。図2は、アドレスマークのトラ
ック番号識別用コードの一例およびアドレスマーク記録
部に記録される符号列の一例を示す配列図である。図3
〜図7は、グレーコードで構成されたトラック番号識別
用の符号列の一例を示すコード表である。
【0010】先ず、本発明に係る情報記録媒体を説明す
る。本発明の情報記録媒体は、通常、2つのヘッドによ
ってA面(第1面)及びB面(第2面)の両面に記録・
再生される媒体である。斯かる情報記録媒体の各記録面
は、図1に示す様に、基本的なフォーマットは従来の情
報記録媒体と略同様であり、情報が記録されるデータ記
録部(1)とサーボ信号記録部とを交互に配置して成る
複数のトラック(I,II,III…)によって構成されてお
り、かつ、これらのトラック(I,II,III…)は、媒体
の走行方向(図1中に符号(v)の矢印で示す方向)と
平行かつ並列に配列されている。
【0011】上記サーボ信号記録部は、走行方向に直交
する方向に連続する各トラック間の間隙に配置されてお
り、斯かるサーボ信号記録部は、ヘッドを位置決めする
ための制御信号としてのサーボバースト信号記録部
(3)及びアドレスマーク記録部(2)から成る。そし
て、アドレスマーク記録部(2)に記録されたアドレス
マークには、トラック番号識別用の符号列が含まれる。
なお、図1は、データ記録部およびサーボ信号記録部の
形態を例示する図であり、アドレスマーク記録部(2)
の形態は、後述する図3〜図7のトラック番号識別用の
符号列に対応するものではない。
【0012】アドレスマーク記録部(2)に記録された
トラック番号識別用の符号列は、各記録面におけるトラ
ック(I,II,III…)の固有の番号を特定するための符
号ビットの配列である。各固有の番号は、図2に示す様
に、例えば、a1〜a9の9ビットのコードで表せる。そ
して、トラック(I,II,III…)の番号は、9ビットの
コードを使用した場合、図3〜図7に示す様に、No.
0〜511の512通りとなる。なお、図2に示す9桁
コードは、媒体の走行方向の関係から、右側の桁を上位
の桁としている。
【0013】本発明の情報記録媒体においては、トラッ
ク番号識別用の符号列をより少ないビット数でアドレス
マーク記録部(2)に作成するため、図2に示す符号列
の一部が分割されて他のアドレスマーク記録部(2)に
記録される。すなわち、トラック番号識別用の符号列a
1〜a9のうち、上位の桁の符号列、例えば(Gc)又は
(Gd)が分割されて他のアドレスマーク記録部(2)
に記録される。そして、各対応するアドレスマーク記録
部(2)には、分割された符号列の下位桁の符号列(G
a,Gb)が重複して記録される。なお、上位の桁の符
号列a1〜a5のうち、3桁目の符号a3は、後述する符
号合成操作における符号拡張を可能にするため、符号列
(Gc)及び(Gd)にて共通に使用される。
【0014】具体的には、図3〜図7に示す様に、図2
に示す9桁の符号列a1〜a9のうち、分割された符号列
の上位桁の符号列(Gc)又は(Gd)が異なる記録面
の各対応するアドレスマーク記録部(2)に記録され
る。図3〜図7中、符号(A)は、A面に記録されるト
ラック番号識別用の符号列を示し、符号(B)は、B面
に記録されるトラック番号識別用の符号列を示す。
【0015】すなわち、各記録面で対応する同一トラッ
ク番号のアドレスマーク記録部(2)には、識別用符号
列a1〜a9の下位の同一桁の符号列(Ga)及び(G
b)の情報が記録される。そして、A面のアドレスマー
ク記録部(2)には、上位の符号列のうちの下位桁側の
符号列(Gc)の情報が記録され、B面のアドレスマー
ク記録部(2)には、上位の符号列のうちの上位桁側の
符号列(Gd)の情報が記録される。換言すれば、9桁
のトラック番号の符号列は、A面のアドレスマーク記録
部(2)では上位桁の符号列(Gc)と下位桁の符号列
(Ga)によって形成され、B面のアドレスマーク記録
部(2)では上位桁の符号列(Gd)と下位桁の符号列
(Gb)によって形成される。
【0016】また、アドレスマーク記録部(2)に記録
される上記の符号列の情報は、読取精度を高めるため、
グレイコード(交番2進コード)によって記録される。
グレイコードを使用した場合には、隣接する符号列に対
してある1桁だけしか変化しないため、関連のない符号
を読み取る可能性がなく、しかも、各符号列の配置関係
において、純2進コードに比べて各桁が2倍の周期で変
化するため、一層高い分解能が得られる。なお、図3〜
図7に示す符号列おいて、符号列(Ga)と(Gb)
は、同一の情報を表すが、グレーコードを使用している
関係から、符号列(Gb)の最上位の符号が符号列(G
a)と異なる場合がある。更に、符号列(Gc)の最上
位桁には、グレイコードの最上位の規制を満足する符号
が付加される。
【0017】また、本発明の情報記録媒体において、ト
ラック番号識別用の符号列の上位の桁の符号列(G
c)、(Gd)は、上記の様に、A面およびB面の異な
る記録面のアドレスマーク記録部(2)に分割して記録
されていてもよいが、例えば、同一トラックにおいて異
なるセクタの隣接するアドレスマーク記録部(2)に記
録されていてもよい。更には、例えば、同一記録面を複
数のヘッドで記録再生する装置に適用する場合、上位の
桁の符号列(Gc)、(Gd)は、A面、B面に分割さ
れた前述の構成におけるのと同様に、各ヘッドの走行領
域に分割して記録されていてもよい。
【0018】次に、本発明の情報記録・再生装置ならび
に上記の情報記録媒体におけるトラック番号の特定方法
を説明する。本発明の情報記録・再生装置は、上記の各
態様の情報記録媒体に情報を記録再生する装置であり、
媒体の記録面にそれぞれ対向して設けられた2つのヘッ
ドを含み、各ヘッドは、相互に対応するトラック番号識
別用の符号列(Ga,Gc)及び(Gb,Gd)が記録
されたアドレスマーク記録部(2)のアドレスマークを
同時に読取可能に構成される。そして、斯かる情報記録
・再生装置には、各ヘッドによって読み取られたアドレ
スマーク読取信号からトラック番号識別用の符号列
1,a2…を合成する符号合成機能が備えられている。
【0019】しかも、本発明の好ましい態様の情報記録
・再生装置は、トラック番号識別用の符号列a1,a2
の上位の桁の符号列(Gc,Gd)が分割されて異なる
記録面のアドレスマーク記録部(2)に記録され、か
つ、分割された符号列の下位の桁の符号列(Ga,G
b)が重複して記録された情報記録媒体に対して情報を
記録再生する装置であり、斯かる装置において、上記の
符号合成機能は、各ヘッドによって重複して読み取られ
たトラック番号識別用の符号列の下位の桁の符号列(G
a,Gb)の差に基づき、読み取られるアドレスマーク
が記録されたアドレスマーク記録部(2)と各ヘッドと
の位置ずれを検出することにより、トラック番号識別用
の符号列の上位の桁の符号列(Gc,Gd)を補正する
機能を有している。
【0020】上記の符号合成機能およびその補正機能は
次の通りである。すなわち、情報記録媒体において、符
号列(Ga)及び(Gc)は同一面に記録されており、
ヘッドとの位置関係は同一である。従って、これらの符
号列を再生することにより単一の符号S1を構成するこ
とが出来る。一方、符号列(Gb)は符号列(Ga)と
異なる面にあり、ヘッドとの位置関係も僅かに異なって
いる。この位置関係の差は、符号列(Gb)から得られ
る符号S2と上記S1の差S3(=S2−S1)を演算
し、これを符号S2の長さに応じて符号拡張することに
よって求めることが出来る。
【0021】具体的には、図3〜図7に示す例におい
て、符号列(Gb)は4ビットの記録がなされており、
+7〜−8の誤差の検出が可能である。このような場合
は、S3の下位から4ビット目をそれより上位の全ての
桁にセットすること、すなわち、符号拡張することによ
り、S3をその有効な偏差である+7〜−8の範囲に修
正することが出来る。この様に修正された誤差S3’を
用い、A面の位置関係で得られた位置符号S1に誤差S
3’を加算することにより、B面の位置関係に合致する
位置符号S1’を得ることが出来る(S1’=S1+S
3’)。そして、B面に記録された上位桁の符号列(G
b)は、同じくB面の位置関係に補正されたS1’と同
一の位置関係にあり、B面の位置関係に合致するトラッ
ク番号識別符号を容易に合成することが出来る。
【0022】従って、B面において情報の記録再生を行
う際は、上記の演算で得られたB面の位置関係に合致す
るトラック識別符号を用いればよい。また、A面におい
て情報の記録再生を行う際は、上記の符号S3’を差し
引いて求めた、A面の位置関係に合致するトラック識別
符号を用いればよい。なお、例示した符号列は、グレー
コードによる符号列であるが、ビットに関する各種の演
算処理は、通常通り、純2進コードの数値で処理する。
【0023】上記の様に、本発明の情報記録媒体におい
ては、アドレスマークのトラック番号識別用の符号列a
1,a2…の一部が分割されて他のアドレスマーク記録部
(2)に記録されており、分割された符号列(Gc)及
び(Gd)を情報の記録・再生の際に合成することによ
り、トラック番号を識別するため、実際のトラック番号
の符号列a1,a2…よりも少ないビット数でアドレスマ
ーク記録部(2)のアドレスマークを作成でき、データ
記録部(1)の領域を増大できる。
【0024】更に、トラック番号識別用の符号列a1
2…の上位の桁の符号列(Gc,Gd)が分割され且
つ分割された符号列の下位の桁の符号列(Ga,Gb)
が対応するアドレスマーク記録部(2)に重複して記録
されている場合には、重複して読み取られた符号列の下
位の桁の符号列(Ga,Gb)の差に基づき、アドレス
マーク記録部(2)とヘッドとの位置ずれを検出できる
ため、より高精度の識別が可能である。
【0025】また、本発明の情報記録・再生装置におい
ては、データ記録部(1)の領域が増大された上記の情
報記録媒体を使用し、情報の記録再生の際に各ヘッドに
よって読み取られたアドレスマーク読取信号、すなわ
ち、実際よりも少ない桁数の符号列(Ga,Gc)及び
(Gb,Gd)からトラック番号識別用の符号列a1
2…を合成するため、効率的に情報を記録できる。更
に、上記の好ましい態様の情報記録媒体を使用した場合
には、アドレスマーク記録部(2)と各ヘッドとの位置
ずれを検出し、トラック番号識別用の符号列の上位の桁
の符号列(Gc)及び(Gd)を補正するため、より高
精度の識別が可能であり、一層効率的に情報を記録でき
る。
【0026】また、上述した本発明の情報記録媒体は、
エンボス加工により、アドレスマークが媒体表面の凹凸
によって形成された情報記録媒体であってもよい。例え
ば、図1を用いて示すと、記録面のアドレスマーク
(2)において、白で表示された部分がスタンパによっ
て形成された凹部であり、黒で表示された部分が左右方
向に一様に磁化された凸部である。磁化された部分で
は、左右方向の境界部に磁極を生じている。従って、こ
れを磁気ヘッドで読み取ることにより、境界部を1、境
界のない部分を0として2進信号が得られる。
【0027】すなわち、上記エンボス加工されたアドレ
スマーク(2)を読み取る場合、ヘッドは、凹部から凸
部に移行した際、および、凸部から凹部に移行した際、
それぞれに極性の異なるパルス状の信号を出力する。そ
れぞれの信号により、記録・再生装置の演算部は、予め
内部に保持したビットを1から0へ反転操作し、あるい
は、0から1へ反転操作する。保持されたビットは、ヘ
ッドが凹部を通過中であるか、あるいは、凸部を通過中
であるかを表す。従って、これを別途生成されたクロッ
ク信号によって各桁の信号に分離し且つこれを保持する
ことにより、トラック番号を表す符号列(Ga,Gc)
及び(Gb,Gd)の信号が得られる。エンボス加工さ
れた媒体に本発明を適用した場合には、より少ない面積
でアドレスマーク記録部(2)を形成できるため、一層
高い効用が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の情報記録媒
体によれば、分割された符号列を情報の記録・再生の際
に合成することにより、トラック番号を識別するため、
実際のトラック番号の符号列よりも少ないビット数でア
ドレスマーク記録部のアドレスマークを作成でき、デー
タ記録部の領域を増大できる。更に、トラック番号識別
用の符号列の上位の桁の符号列が分割され且つ分割され
た符号列の下位の桁の符号列がアドレスマーク記録部に
重複して記録されている場合には、重複して読み取られ
た符号列の下位の桁の符号列の差に基づき、アドレスマ
ーク記録部とヘッドとの位置ずれを検出できるため、よ
り高精度の識別が可能である。
【0029】また、本発明の情報記録・再生装置によれ
ば、データ記録部の領域が増大された上記の情報記録媒
体を使用し、情報の記録再生の際に各ヘッドによって読
み取られた実際よりも少ない桁数のアドレスマーク読取
信号からトラック番号識別用の符号列を合成するため、
効率的に情報を記録できる。更に、上記の好ましい態様
の情報記録媒体を使用した場合には、アドレスマーク記
録部と各ヘッドとの位置ずれを検出し、トラック番号識
別用の符号列の上位の桁の符号列を補正するため、より
高精度の識別が可能であり、一層効率的に情報を記録で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録媒体の主要部を示す平面
的な模式図
【図2】アドレスマークのトラック番号識別用コードの
一例およびアドレスマーク記録部に記録される符号列の
一例を示す配列図
【図3】グレーコードで構成された9ビットのトラック
番号識別用の符号列の一例を示すコード表
【図4】図3に続くコード表
【図5】図4に続くコード表
【図6】図5に続くコード表
【図7】図6に続くコード表
【符号の説明】
1 :データ記録部 2 :アドレスマーク記録部 3 :サーボバースト信号記録部 Ga:下位の桁の符号列 Gb:下位の桁の符号列 Gc:上位の桁の符号列 Gd:上位の桁の符号列

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック番号識別用の符号列を含むアド
    レスマークがアドレスマーク記録部に記録された情報記
    録媒体であって、各アドレスマークの前記トラック番号
    識別用の符号列の一部が分割されて他のアドレスマーク
    記録部に記録されていることを特徴とする情報記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 トラック番号識別用の符号列の上位の桁
    が分割されて他のアドレスマーク記録部に記録されてい
    る請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 分割された符号列の上位の桁が異なる記
    録面のアドレスマーク記録部に記録されている請求項2
    に記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 各アドレスマーク記録部には、分割され
    た符号列の下位の桁が重複して記録されている請求項3
    に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 分割された符号列の上位の桁が隣接する
    アドレスマーク記録部に記録されている請求項2に記載
    の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 アドレスマークが媒体表面の凹凸によっ
    て形成されている請求項1〜5の何れかに記載の情報記
    録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れかに記載の情報記録
    媒体に情報を記録再生する装置であって、媒体の記録面
    にそれぞれ対向して設けられた2つのヘッドを含み、前
    記各ヘッドは、相互に対応するトラック番号識別用の符
    号列が記録されたアドレスマーク記録部のアドレスマー
    クを同時に読取可能に構成され、そして、当該装置に
    は、前記各ヘッドによって読み取られたアドレスマーク
    読取信号からトラック番号識別用の符号列を合成する符
    号合成機能が備えられていることを特徴とする情報記録
    ・再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の情報記録媒体に情報を
    記録再生する装置であって、媒体の記録面にそれぞれ対
    向して設けられた2つのヘッドを含み、前記各ヘッド
    は、相互に対応するトラック番号識別用の符号列が記録
    されたアドレスマーク記録部のアドレスマークを同時に
    読取可能に構成され、そして、当該装置には、前記各ヘ
    ッドによって読み取られたアドレスマーク読取信号から
    トラック番号識別用の符号列を合成する符号合成機能が
    備えられており、しかも、前記符号合成機能は、前記各
    ヘッドによって重複して読み取られたトラック番号識別
    用の符号列の下位の桁の差に基づき、読み取られるアド
    レスマークが記録されたアドレスマーク記録部と前記各
    ヘッドとの位置ずれを検出することにより、トラック番
    号識別用の符号列の上位の桁を補正する機能を有してい
    ることを特徴とする情報記録・再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8902540B2 (en) 2012-11-30 2014-12-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk storage apparatus and method for servo controlling

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8902540B2 (en) 2012-11-30 2014-12-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk storage apparatus and method for servo controlling

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