JPH0744871A - 光情報記録媒体及び光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光情報記録媒体及び光ディスクドライブ装置

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JPH0744871A
JPH0744871A JP5189761A JP18976193A JPH0744871A JP H0744871 A JPH0744871 A JP H0744871A JP 5189761 A JP5189761 A JP 5189761A JP 18976193 A JP18976193 A JP 18976193A JP H0744871 A JPH0744871 A JP H0744871A
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JP
Japan
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sector
recording medium
information recording
optical information
land
Prior art date
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Pending
Application number
JP5189761A
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English (en)
Inventor
Ikuo Aoki
育夫 青木
Yoshitaka Takahashi
義孝 高橋
Hiroshi Maekawa
博史 前川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/281,472 priority patent/US5602823A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランド&グルーブ記録における高密度記録を
高精度に行うことが可能な光情報記録媒体及び光ディス
クドライブ装置を提供する。 【構成】 ディスク面にトラックを刻むことによりラン
ド部2とグルーブ部3とが形成され、これらランド部2
とグルーブ部3との両方の領域に情報の記録・再生が行
える光情報記録媒体1において、ランド部2及びグルー
ブ部3のデータエリア開始アドレス7,8の位置を、デ
ィスク面の内周側若しくは外周側のどちらか片方の位置
に揃えて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランド記録及びグルー
ブ記録を行える光ディスク(相変化型・追記型)や光磁
気ディスクの光情報記録媒体及び光ディスクドライブ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクの光
情報記録媒体を駆動させる光ディスクドライブ装置にお
いて、高密度記録を実現させるための記録方式として
は、ZCAV(Zoned Constant Angular Velocit
y),レーザダイオードの短波長化,PWM(ピットエッ
ジ記録),ランド・グルーブ記録などの方式がある。こ
の中でランド&グルーブ記録方式は、光情報記録媒体
(以下、光ディスクと呼ぶ)に刻まれるトラックにより
形成されるランド部とグルーブ部との両方にデータを記
録することにより、従来のランド部若しくはグルーブ部
のみにデータを記録する方式に対して倍の記録密度を実
現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような高密度
記録を行う方式の中で、特に、ランド・グルーブ記録方
式においては、互いに隣接するランド部とグルーブ部と
の間におけるクロストークによるID(identificatio
n)情報や情報データの誤検出が問題となる。図8は、
ランド&グルーブ記録方式において、そのようなクロス
トークをキャンセルする例を示すものである。これは、
Optical Data Strage '90 に、“High TrackDensity Ma
gneto-optical recording Using a Crosstalk Cancele
r” として開示されている。図8において、光磁気デ
ィスク1の面上にはランド部2とグルーブ部3とが交互
に配置されており、これら両方の領域には記録ピット4
が形成されている。そして、再生時には、3ビーム光磁
気ヘッド5から3本のビームa,b,cを照射され、こ
れにより読み出された3つの信号(主信号d、副信号
e,f)は適応型デジタルフィルタ6に送られることに
よって再生時のクロストークが除去される。このクロス
トークの除去が行われた後、対象としているデータトラ
ックの記録ピット4に対応する主信号d0 を検出するこ
とができる。
【0004】図8のような3ビームを用いた光ピックア
ップの構成とすることにより、クロストークをキャンセ
ルすることができるが、しかし実際には、このような光
ピックアップの組付けや回路構成等は高精度が要求され
難しく、また、コスト高ともなりあまり実用性がない。
しかも、この場合、ランド部2のみ若しくはグルーブ部
3のみにデータを記録するような従来の光ディスクドラ
イブ装置や光ディスクとの互換性をどのようにして確保
するかなどの問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、ディスク面にトラックを刻むことによりランド部と
グルーブ部とが形成され、これらランド部とグルーブ部
との両方の領域に情報の記録・再生が行える光情報記録
媒体において、前記ランド部及び前記グルーブ部のデー
タエリア開始アドレスの位置を、前記ディスク面の内周
側若しくは外周側のどちらか片方の位置に揃えて配置し
た。
【0006】請求項2記載の発明では、光情報記録媒体
のランド部及びグルーブ部の両方の領域に情報の記録・
再生等の情報管理が行える光ディスクドライブ装置にお
いて、前記ランド部及び前記グルーブ部を各々独立した
別個の記録媒体として情報管理を行うランド部・グルー
ブ部別情報管理手段を設けた。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明において、連続するデータを記録する際に、ランド
部及びグルーブ部の記録エリアを交互に切り替えて記録
を行うことを禁止する記録エリア切替え禁止手段を設け
た。
【0008】請求項4記載の発明では、ディスク面に形
成されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、ID
部とDATA部とからなるデータフォーマットの情報を
記録・再生できる光情報記録媒体において、前記DAT
A部における情報の記録がPWM記録方式の時、前記I
D部にPPM記録方式にてアドレス等の情報をフォーマ
ットするようにした。
【0009】請求項5記載の発明では、ディスク面に形
成されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、1セ
クタがID部とDATA部とからなるデータフォーマッ
トの情報を記録・再生できる光情報記録媒体において、
前記ID部は、セクタマークが配置されずかつ各セクタ
の先頭位置を検出するための使用する変調コード規則に
よらない特殊パターンのフォーマットにより形成するよ
うにした。
【0010】請求項6記載の発明では、光情報記録媒体
のランド部及びグルーブ部の両方の領域に、ID部とD
ATA部とからなるデータフォーマットの記録・再生等
が行える光ディスクドライブ装置において、セクタマー
クが配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するため
の使用する変調コード規則によらない特殊パターンのフ
ォーマットにより形成されたID部を有する前記光情報
記録媒体を用い、この光情報記録媒体の前記特殊パター
ンを有するID部と前記DATA部とから得られる再生
信号のDCレベルの差を求めることにより各セクタの先
頭位置を検出するセクタ先頭位置検出手段を設けた。
【0011】請求項7記載の発明では、光情報記録媒体
のランド部及びグルーブ部の両方の領域に、ID部とD
ATA部とからなるデータフォーマットの記録・再生等
が行える光ディスクドライブ装置において、セクタマー
クが配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するため
の使用する変調コード規則によらない特殊パターンのフ
ォーマットにより形成されたID部を有する前記光情報
記録媒体を用い、この光情報記録媒体からの再生信号に
より連続複数バイトのプリピット無しエリアを検出し、
次に前記ID部にプリフォーマットされるVFOパター
ンを検出することにより各セクタの先頭位置を検出する
セクタ先頭位置検出手段を設けた。
【0012】請求項8記載の発明では、光情報記録媒体
のランド部及びグルーブ部の両方の領域に、ID部とD
ATA部とからなるデータフォーマットの記録・再生等
が行える光ディスクドライブ装置において、セクタマー
クが配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するため
の使用する変調コード規則によらない特殊パターンのフ
ォーマットにより形成されたID部を有する前記光情報
記録媒体を用い、この光情報記録媒体の前記特殊パター
ンを有するID部と前記DATA部とから得られる再生
信号のDCレベル差を求めることにより各セクタの先頭
位置を検出する第一セクタ先頭位置検出手段を設け、前
記光情報記録媒体からの再生信号により連続複数バイト
のプリピット無しエリアを検出し、次に前記ID部にプ
リフォーマットされるVFOパターンを検出することに
より各セクタの先頭位置を検出する第二セクタ先頭位置
検出手段を設けた。
【0013】請求項9記載の発明では、ディスク面に形
成されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、1セ
クタがID部とDATA部とからなるデータフォーマッ
トの情報を記録・再生できる光情報記録媒体において、
前記ID部にプリフォーマットされるパターンを、この
パターンの形成される互いに隣接するランド部とグルー
ブ部とにおいて位相をずらして配置した。
【0014】請求項10記載の発明では、ディスク面に
形成されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、1
セクタがID部とDATA部とからなるデータフォーマ
ットの情報を記録・再生できる光情報記録媒体におい
て、前記ID部内のVFOエリアにプリフォーマットさ
れるパターンを、このパターンの形成される互いに隣接
するランド部とグルーブ部とにおいて位相を180°若
しくはその近傍にずらして配置した。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明においては、ランド部及び
グルーブ部のデータエリア開始アドレスの位置を揃えた
ことにより、最初にランド部にデータを記録していき、
そのランド部の記録エリアがなくなったら、次にグルー
ブ部の0アドレスの位置に戻り、再び同一方向にデータ
を記録していくことができ、これにより、例えばランド
部の記録を終えてグルーブ部に移行する際にスピンドル
モータの逆回転をなくすことができるため、ランド部及
びグルーブ部へのデータの記録・再生を効率良く行うこ
とが可能となる。また、これにより、ランド部のみ若し
くはグルーブ部のみにデータを記録するような従来のタ
イプの光情報記録媒体や光ディスクドライブ装置との互
換性を極めて容易に確保することが可能となる。
【0016】請求項2記載の発明においては、ランド部
・グルーブ部別情報管理手段を設けたことにより、ラン
ド部のみで記録・再生の情報管理を行うと共に、グルー
ブ部のみで記録・再生の情報管理を行うことができるた
め、ランド部のみ若しくはグルーブ部のみにデータを記
録するような従来のタイプの光ディスクドライブ装置や
光情報記録媒体との互換性を極めて容易に確保すること
が可能となる。
【0017】請求項3記載の発明においては、記録エリ
ア切替え禁止手段を設けたことにより、無駄な切替え時
間を浪費することなく、スムーズにデータの記録・再生
を行うことが可能となる。
【0018】請求項4記載の発明においては、ID部を
PPM記録方式により記録を行うことにより、ランド&
グルーブ記録方式でかつPWM記録方式を採用した場合
に比べて、最大の欠点であるID部クロストークを抑え
ることが可能となる。
【0019】請求項5記載の発明においては、ID部を
これに使用する変調コード規則によらない特殊パターン
のフォーマットにより構成することにより、従来各セク
タの先頭位置を検出するためだけに配置されていたセク
タマークを削除することができるため、最も大きなクロ
ストークを引き起こすセクターマークからの悪影響を取
り除くことが可能となる。
【0020】請求項6記載の発明においては、セクタ先
頭位置検出手段を設け、セクタマークの代わりに、ID
部とDATA部との再生信号のDCレベルの差を検出す
ることにより、極めて簡単な構成で各セクタの先頭位置
を検出することが可能となる。
【0021】請求項7記載の発明においては、セクタ先
頭位置検出手段を設け、セクタマークの代わりに、連続
バイトのプリピット無しエリアを検出し、次にID部に
プリフォーマットされるVFOパターンを検出すること
により、極めて簡単な構成で各セクタの先頭位置を検出
することが可能となる。
【0022】請求項8記載の発明においては、第一及び
第二のセクタ先頭位置検出手段を併用したことにより、
セクタマークの代わりに、各セクタの先頭位置をより確
実に精度良く検出することが可能となる。
【0023】請求項9記載の発明においては、ID部に
プリフォーマットされるパターンを隣接するランド部と
グルーブ部とで位相をずらして配置することにより、隣
接するランド部とグルーブ部とのクロストークによる再
生信号振幅の低下を防ぐことが可能となる。
【0024】請求項10記載の発明においては、ID部
内のVFOエリアにプリフォーマットされるパターンを
隣接するランド部とグルーブ部とで位相を180°近傍
にずらして配置することにより、ID部の中で最も再生
信号レベルの小さなVFOエリアへのランド部とグルー
ブ部とのクロストークによる悪影響を軽減させることが
可能となる。
【0025】
【実施例】請求項1〜3記載の発明の一実施例を図1に
基づいて説明する。なお、前述した従来例(図8参照)
と同一部分の名称については同一符号を用いる。
【0026】図1は、光情報記録媒体としての光磁気デ
ィスク1(光ディスクでもよい)のディスク面上の様子
を示すものである。この光磁気ディスク1は、そのディ
スク面にトラックを刻むことによりランド部2とグルー
ブ部3とが形成されており、これらランド部2とグルー
ブ部3との両方の領域には情報の記録・再生が行えるよ
うになっている。本実施例では、このように形成された
光磁気ディスク1において、ランド部2及びグルーブ部
3のデータエリア開始アドレス(0アドレスともいう)
の位置を、ディスク面の内周側若しくは外周側のどちら
か片方、ここでは外周側の位置に揃えて配置した。すな
わち、ランド部2のデータエリア開始アドレス7の位置
と、グルーブ部3のデータエリア開始アドレス8の位置
とを、図1に示すように揃えて配置した。このようにデ
ータエリア開始アドレス7,8の位置を揃えて配置する
ことにより、例えば、最初にランド部2のデータエリア
開始アドレス7の位置から記録エリアとしてデータを記
録していき、そのランド部2の記録エリアがなくなった
ところで、次に、グルーブ部3のデータエリア開始アド
レス8の位置へ戻り、その位置から同一方向にデータを
記録していくことができる。これにより、ランド部2か
らグルーブ部3へ移行する際に、スピンドルモータの逆
回転をなくすことができるため、簡単な構成で光磁気デ
ィスク1への記録・再生を効率良くしかも高精度に行う
ことができる。また、これに伴い、ランド部2のみ若し
くはグルーブ部3のみにデータを記録するような従来タ
イプの光情報記録媒体やその媒体に使用される光ディス
クドライブ装置との互換性を極めて容易にとることもで
きる。また、同様な考え方により、例えば、グルーブ部
3の最終アドレスに1を加えたアドレスをランド部2の
開始部としてグルーブ部3の0アドレス(データエリア
開始アドレス8)の隣に配置するようにしてもよい。
【0027】また、本実施例では、以下のような構成要
件としたことにも特徴がある。すなわち、光磁気ディス
ク1のランド部2及びグルーブ部3の両方の領域に情報
の記録・再生等の情報管理が行える光ディスクドライブ
装置(図示せず)において、ランド部2及びグルーブ部
3を各々独立した別個の記録媒体として情報管理を行う
ランド部・グルーブ部別情報管理手段(図示せず)を設
けた。これにより、例えば、図1に示したような光磁気
ディスク1を用いてランド部2及びグルーブ部3への記
録制御を行う場合、ランド部2側への記録はランド部記
録専用のドライブ装置として動作させ、グルーブ部3へ
の記録はグルーブ部記録専用のドライブ装置として動作
させることができる。従って、このようなことから、ラ
ンド部2のみ若しくはグルーブ部3のみにデータを記録
するような従来タイプの光情報記録媒体やその媒体に用
いられる光ディスクドライブ装置との互換性を極めて容
易に確保することができる。
【0028】さらに、本実施例では、そのようなランド
部2とグルーブ部3とを各々独立して管理できるような
ランド部・グルーブ部別情報管理手段を備えた光ディス
クドライブ装置において、連続するデータを記録する際
に、ランド部2及びグルーブ部3の記録エリアを交互に
切り替えて記録を行うことを禁止する記録エリア切替え
禁止手段(図示せず)を設けた。これにより、ランド部
2及びグルーブ部3の記録エリアへの記録の際に、ラン
ド部2とグルーブ部3との間での頻繁な切替え作業がな
くなるため、無駄な切替え時間を浪費することなくデー
タの記録が行える。また、これと同様な考え方により、
データのスムーズな再生を行うこともできるようにな
る。
【0029】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
2に基づいて説明する。なお、請求項1〜3記載の発明
と同一部分についての説明は省略し、その同一部分につ
いては同一符号を用いる。
【0030】本実施例では、図2に示すように、ディス
ク面に形成されたランド部2とグルーブ部3との両方の
領域にID部9とDATA部10とからなるデータフォ
ーマットの情報を記録・再生できる光情報記録媒体にお
いて、DATA部10における情報の記録がPWM(ピ
ットエッジ記録)の記録方式の時、ID部9にPPM記
録方式にてアドレス等の情報をフォーマットするように
したことに特徴がある。光情報記録媒体としては、例え
ば、図1に示したような光磁気ディスク1を用いること
ができる。図2は、その光磁気ディスク1のディスク面
上の様子を示すものである。DATA部10におけるラ
ンド部2とグルーブ部3には、記録ピット4がPWM記
録方式にて記録されており、また、ID部9におけるラ
ンド部2とグルーブ部3には、記録ピット11がPPM
記録方式にて記録されている。従って、このようにID
部9をDATA部10とは異なるPPM記録により行う
ことによって、再生の際にID部からの情報とDATA
部10からの情報とを区別することができ、これによ
り、ランド&グルーブ記録方式の最大の欠点となるID
部9のクロストークを十分に抑えながら、ランド&グル
ーブ記録方式とPWM記録方式との併用を行うことがで
きるため、高精度な高密度記録を実現することができ
る。
【0031】次に、請求項5記載の発明の一実施例を図
3及び図4に基づいて説明する。なお、請求項1〜4記
載の発明と同一部分についての説明は省略し、その同一
部分については同一符号を用いる。
【0032】本実施例では、ディスク面に形成されたラ
ンド部2とグルーブ部3との両方の領域に、1セクタが
ID部9とDATA部10とからなるデータフォーマッ
トの情報を記録・再生できる光情報記録媒体(例えば、
光磁気ディスクを用いる)において、ID部9は、セク
タマークが配置されておらずかつ各セクタの先頭位置を
検出するための使用する変調コード規則によらない特殊
パターンのフォーマットにより形成されている。
【0033】図3は、その特殊パターンのフォーマット
により形成されたID部9の構成を示すものである。こ
れに対して、図4(a)は、セクタマーク(SM)12
を先頭位置に含むような従来から用いられている1セク
タ内におけるID部9の構成を示すものである。このよ
うにID部9からSM12を削除することにより、図4
(b)に示すようなSM12における長マークパターン
13により発生する、ランド&グルーブ記録方式におけ
る最大の欠点となるID部9の中での最も大きなクロス
トークをなくすことができるようになる。従って、この
ようなフォーマット構成にランド&グルーブ記録方式を
適用することによって、高密度記録を高精度に行うこと
ができる。
【0034】次に、請求項6記載の発明の一実施例を図
5に基づいて説明する。なお、請求項1〜5記載の発明
と同一部分についての説明は省略し、その同一部分につ
いては同一符号を用いる。
【0035】本実施例では、光情報記録媒体(例えば、
光磁気ディスクを用いる)のランド部2及びグルーブ部
3の両方の領域に、ID部9とDATA部10とからな
るデータフォーマットの記録・再生等が行える光ディス
クドライブ装置(図示せず)において、SM12が配置
されずかつ各セクタの先頭位置を検出するための使用す
る変調コード規則によらない特殊パターンのフォーマッ
トにより形成されたID部9を有する前述した図3に示
すような光情報記録媒体を用い、この光情報記録媒体の
特殊パターンを有するID部9とDATA部10とから
得られる再生信号(RF信号)のDCレベルの差を求め
ることにより各セクタの先頭位置を検出するセクタ先頭
位置検出手段(図示せず)を設けた。
【0036】図5は、そのセクタ先頭位置検出手段を用
いて、SM12を含まないセクタ先頭位置14(図3に
おけるVFO1の先頭位置)の検出例を示すものであ
る。この場合、図5(a)は光磁気記録された光磁気デ
ィスクからのRF信号15の変化を示し、図5(b)は
相変化記録された光磁気ディスクからのRF信号16の
変化を示すものである。これら共に、特殊パターンによ
り形成されたID9からのDCレベルとDATA部10
からのDCレベルとを閾値により比較することにより、
図5(c)に示すようなパルス波形の信号17を求める
ことができる。これにより、SM12が存在していなく
ても、極めて簡単な構成で各セクタの先頭位置14を確
実に検出することができるため、最も大きなクロストー
クを引き起こすSM12からの悪影響をなくすことがで
きる。従って、このような検出方式をランド&グルーブ
記録方式に適用することにより、高密度記録を高精度に
行うことができる。
【0037】次に、請求項7,8記載の発明の一実施例
を図6に基づいて説明する。なお、請求項1〜6記載の
発明と同一部分についての説明は省略し、その同一部分
については同一符号を用いる。
【0038】光情報記録媒体(例えば、光磁気ディスク
を用いる)のランド部2及びグルーブ部3の両方の領域
に、ID部9とDATA部10とからなるデータフォー
マットの記録・再生等が行える光ディスクドライブ装置
(図示せず)において、SM12が配置されずかつ各セ
クタの先頭位置を検出するための使用する変調コード規
則によらない特殊パターンのフォーマットにより形成さ
れたID部9を有する光情報記録媒体を用い、この光情
報記録媒体からの再生信号により連続複数バイトのプリ
ピット無しエリアを検出し、その次にID部9にプリフ
ォーマットされるVFOパターンを検出することにより
各セクタの先頭位置14を検出するセクタ先頭位置検出
手段(図示せず)を設けた。
【0039】図6は、そのセクタ先頭位置検出手段を用
いて、SM12を含まないセクタ先頭位置14の検出例
を示すものである。図6(a)(b)はそれぞれ、前述
した図5(a)(b)の光磁気ディスクに対応する。こ
の場合、まず、連続複数バイトのプリピットが存在しな
いプリピット無しエリア18を検出し、その次にID部
9にプリフォーマットされるVFOパターン19(通常
は、使用する変調コードの最短繰返しパターン)を検出
することにより、その位置がセクタの先頭位置であると
判定することができる。これにより、SM12が存在し
ていなくても、極めて簡単な構成で各セクタの先頭位置
14を確実に検出することができるため、最も大きなク
ロストークを引き起こすSM12からの悪影響をなくす
ことができる。従って、このような検出方式をランド&
グルーブ記録方式に適用することにより、高密度記録を
高精度に行うことができる。また、請求項6で述べた図
5の構成に基づくセクタ先頭位置検出手段(第一セクタ
先頭位置検出手段)と本請求項7で述べた図6の構成に
基づくセクタ先頭位置検出手段(第二セクタ先頭位置検
出手段)とを併用することによって、各セクタの先頭位
置を一層確実に精度良く検出することができる。
【0040】次に、請求項9,10記載の発明の一実施
例を図7に基づいて説明する。なお、請求項1〜8記載
の発明と同一部分についての説明は省略し、その同一部
分については同一符号を用いる。
【0041】本実施例では、ディスク面に形成されたラ
ンド部2とグルーブ部3との両方の領域に、1セクタが
ID部9とDATA部10とからなるデータフォーマッ
トの情報を記録・再生できる光情報記録媒体(例えば、
光磁気ディスクを用いる)において、ID部9にプリフ
ォーマットされるパターンを、このパターンの形成され
る互いに隣接するランド部2とグルーブ部3とで位相を
ずらして配置した。
【0042】図7(a)は、RLL(2,7)変調の時
のID部9にプリフォーマットされるパターンを示すも
のである。このようにランド部2とグルーブ部3との間
で位相をずらして配置することにより、再生の際に隣接
するランド部2とグルーブ部3との間におけるクロスト
ークを減少させることができるため、再生信号の振幅の
低下を防ぐことができる。従って、このような検出方式
をランド&グルーブ記録方式に適用することにより、高
密度記録を高精度に行うことができる。
【0043】また、特に、ID部9内のVFOエリア2
0(図3中の1個のVFO1,2個のVFO2に相当す
る)においては、使用する変調コードの最短パターンが
一般的にプリフォーマットされているため、再生信号レ
ベルは最も小さくなり、クロストークによる影響を最も
受けやすくなる。
【0044】そこで、本実施例では、上述した光情報記
録媒体でのID部9内のVFOエリア20において、そ
のエリアにプリフォーマットされるパターンを、このパ
ターンの形成される互いに隣接するランド部2とグルー
ブ部3との間で位相を180°若しくはその近傍にずら
して配置した。
【0045】図7(b)は、RLL(1,7)変調の時
のID部9のVFOエリア20にプリフォーマットされ
るパターンを示すものである。このように隣接するラン
ド部2とグルーブ部3との間で位相を180°ずらすこ
とにより、ランド部2とグルーブ部3との間におけるク
ロストークによる悪影響を軽減させることができるた
め、VFOエリア20内の再生信号を正確に検出するこ
とができる。従って、このような検出方式をランド&グ
ルーブ記録方式に適用することにより、高密度記録を高
精度に行うことができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ディスク面にト
ラックを刻むことによりランド部とグルーブ部とが形成
され、これらランド部とグルーブ部との両方の領域に情
報の記録・再生が行える光情報記録媒体において、前記
ランド部及び前記グルーブ部のデータエリア開始アドレ
スの位置を、前記ディスク面の内周側若しくは外周側の
どちらか片方の位置に揃えて配置したので、最初にラン
ド部にデータを記録していき、そのランド部の記録エリ
アがなくなったら、次にグルーブ部の0アドレスの位置
に戻り、再び同一方向にデータを記録していくことがで
き、これにより例えばランド部の記録を終えてグルーブ
部に移行する際にスピンドルモータの逆回転をなくすこ
とができ、これによりランド部及びグルーブ部へのデー
タの記録・再生を効率良く行うことができる。また、こ
れによりランド部のみ若しくはグルーブ部のみにデータ
を記録するようなタイプの光情報記録媒体やそのドライ
ブ装置との間の互換性を極めて容易に達成することがで
きるものである。
【0047】請求項2記載の発明は、光情報記録媒体の
ランド部及びグルーブ部の両方の領域に情報の記録・再
生等の情報管理が行える光ディスクドライブ装置におい
て、前記ランド部及び前記グルーブ部を各々独立した別
個の記録媒体として情報管理を行うランド部・グルーブ
部別情報管理手段を設けたので、ランド部とグルーブ部
とを独立した別個の光情報記録媒体とみなして管理を行
うような構成となっているため、ランド部のみ若しくは
グルーブ部のみにデータを記録するようなタイプの光デ
ィスクドライブ装置や光情報記録媒体との互換性を極め
て容易に確保することができるものである。
【0048】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、連続するデータを記録する際に、ランド部
及びグルーブ部の記録エリアを交互に切り替えて記録を
行うことを禁止する記録エリア切替え禁止手段を設けた
ので、無駄な切替え時間を浪費することなくスムーズに
データの記録・再生を行うことができるものである。
【0049】請求項4記載の発明は、ディスク面に形成
されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、ID部
とDATA部とからなるデータフォーマットの情報を記
録・再生できる光情報記録媒体において、前記DATA
部における情報の記録がPWM記録方式の時、前記ID
部にPPM記録方式にてアドレス等の情報をフォーマッ
トするので、ランド&グルーブ記録方式とPWM記録方
式との最大の欠点であるID部クロストークを抑えるこ
とができ、ランド&グルーブ記録方式とPWM記録方式
との併用が可能となり、これにより高密度記録を高精度
に行うことができるものである。
【0050】請求項5記載の発明は、ディスク面に形成
されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、1セク
タがID部とDATA部とからなるデータフォーマット
の情報を記録・再生できる光情報記録媒体において、前
記ID部は、セクタマークが配置されずかつ各セクタの
先頭位置を検出するための使用する変調コード規則によ
らない特殊パターンのフォーマットにより形成されてい
るので、各セクタの先頭位置を検出するためだけに配置
されていたセクタマークを削除することにより、最も大
きなクロストークを引き起こすセクターマークからの悪
影響を取り除くことができ、その結果、ランド&グルー
ブ記録方式における高密度記録を高精度に行うことがで
きるものである。
【0051】請求項6記載の発明は、光情報記録媒体の
ランド部及びグルーブ部の両方の領域に、ID部とDA
TA部とからなるデータフォーマットの記録・再生等が
行える光ディスクドライブ装置において、セクタマーク
が配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するための
使用する変調コード規則によらない特殊パターンのフォ
ーマットにより形成されたID部を有する前記光情報記
録媒体を用い、この光情報記録媒体の前記特殊パターン
を有するID部と前記DATA部とから得られる再生信
号のDCレベルの差を求めることにより各セクタの先頭
位置を検出するセクタ先頭位置検出手段を設けたので、
セクタマークの代わりに、ID部とDATA部との再生
信号のDCレベルの差を検出することにより、極めて簡
単な構成で各セクタの先頭位置を検出することができ、
これにより最も大きなクロストークを引き起こすセクタ
ーマークからの悪影響を取り除くことができ、その結
果、ランド&グルーブ記録方式における高密度記録を高
精度に行うことができるものである。
【0052】請求項7記載の発明は、光情報記録媒体の
ランド部及びグルーブ部の両方の領域に、ID部とDA
TA部とからなるデータフォーマットの記録・再生等が
行える光ディスクドライブ装置において、セクタマーク
が配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するための
使用する変調コード規則によらない特殊パターンのフォ
ーマットにより形成されたID部を有する前記光情報記
録媒体を用い、この光情報記録媒体からの再生信号によ
り連続複数バイトのプリピット無しエリアを検出し、次
に前記ID部にプリフォーマットされるVFOパターン
を検出することにより各セクタの先頭位置を検出するセ
クタ先頭位置検出手段を設けたので、セクタマークの代
わりに、プリピット無しエリアとVFOパターンとを検
出して比較することにより極めて簡単な構成で各セクタ
の先頭位置を検出することができ、その結果、ランド&
グルーブ記録方式における高密度記録を高精度に行うこ
とができるものである。
【0053】請求項8記載の発明は、光情報記録媒体の
ランド部及びグルーブ部の両方の領域に、ID部とDA
TA部とからなるデータフォーマットの記録・再生等が
行える光ディスクドライブ装置において、セクタマーク
が配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するための
使用する変調コード規則によらない特殊パターンのフォ
ーマットにより形成されたID部を有する前記光情報記
録媒体を用い、この光情報記録媒体の前記特殊パターン
を有するID部と前記DATA部とから得られる再生信
号のDCレベル差を求めることにより各セクタの先頭位
置を検出する第一セクタ先頭位置検出手段を設け、前記
光情報記録媒体からの再生信号により連続複数バイトの
プリピット無しエリアを検出し、次に前記ID部にプリ
フォーマットされるVFOパターンを検出することによ
り各セクタの先頭位置を検出する第二セクタ先頭位置検
出手段を設けたので、2つのセクタ先頭位置検出手段を
用いたことにより、セクタマークの代わりに、各セクタ
の先頭位置を一段と確実に精度良く検出することがで
き、その結果、ランド&グルーブ記録方式における高密
度記録を高精度に行うことができるものである。
【0054】請求項9記載の発明は、ディスク面に形成
されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、1セク
タがID部とDATA部とからなるデータフォーマット
の情報を記録・再生できる光情報記録媒体において、前
記ID部にプリフォーマットされるパターンを、このパ
ターンの形成される互いに隣接するランド部とグルーブ
部とにおいて位相をずらして配置したので、隣接するラ
ンド部とグルーブ部とのクロストークによる再生信号振
幅の低下を防ぐことができ、その結果、ランド&グルー
ブ記録方式における高密度記録を高精度に行うことがで
きるものである。
【0055】請求項10記載の発明は、ディスク面に形
成されたランド部とグルーブ部との両方の領域に、1セ
クタがID部とDATA部とからなるデータフォーマッ
トの情報を記録・再生できる光情報記録媒体において、
前記ID部内のVFOエリアにプリフォーマットされる
パターンを、このパターンの形成される互いに隣接する
ランド部とグルーブ部とにおいて位相を180°若しく
はそれ近傍にずらして配置したので、ID部の中で最も
再生信号レベルの小さなVFOエリアへのランド部とグ
ルーブ部とのクロストークによる悪影響を軽減させるこ
とができ、その結果、ランド&グルーブ記録方式におけ
る高密度記録を高精度に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3記載の発明の一実施例である光情
報記録媒体のディスク面上の様子を示す平面図である。
【図2】請求項4記載の発明の一実施例である光情報記
録媒体のID部及びDATA部の様子を示す平面図であ
る。
【図3】請求項4記載の発明の一実施例である光情報記
録媒体のセクタ内のフォーマット構成を示す模式図であ
る。
【図4】請求項5記載の発明の一実施例である光情報記
録媒体のセクタ内のフォーマット構成を示す模式図であ
る。
【図5】請求項6記載の発明の一実施例である光情報記
録媒体のセクタ先頭位置の検出例を示す波形図である。
【図6】請求項7記載の発明の一実施例である光情報記
録媒体のセクタ先頭位置の検出例を示す波形図である。
【図7】(a)は請求項8記載の発明の一実施例である
ID部内の変調コードの例を示す模式図、(b)は請求
項9記載の発明の一実施例であるID部内の変調コード
の例を示す模式図である。
【図8】従来のランド&グルーブ記録方式におけるクロ
ストークをキャンセルする方式を示す模式図である。
【符号の説明】
1 光情報記録媒体 2 ランド部 3 グルーブ部 7,8 データエリア開始アドレス 9 ID部 10 DATA部 12 セクターマーク 18 プリピット無しエリア 20 VFOエリア

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク面にトラックを刻むことにより
    ランド部とグルーブ部とが形成され、これらランド部と
    グルーブ部との両方の領域に情報の記録・再生が行える
    光情報記録媒体において、前記ランド部及び前記グルー
    ブ部のデータエリア開始アドレスの位置を、前記ディス
    ク面の内周側若しくは外周側のどちらか片方の位置に揃
    えて配置したことを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 光情報記録媒体のランド部及びグルーブ
    部の両方の領域に情報の記録・再生等の情報管理が行え
    る光ディスクドライブ装置において、前記ランド部及び
    前記グルーブ部を各々独立した別個の記録媒体として情
    報管理を行うランド部・グルーブ部別情報管理手段を設
    けたことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 連続するデータを記録する際に、ランド
    部及びグルーブ部の記録エリアを交互に切り替えて記録
    を行うことを禁止する記録エリア切替え禁止手段を設け
    たことを特徴とする請求項2記載の光ディスクドライブ
    装置。
  4. 【請求項4】 ディスク面に形成されたランド部とグル
    ーブ部との両方の領域に、ID部とDATA部とからな
    るデータフォーマットの情報を記録・再生できる光情報
    記録媒体において、前記DATA部における情報の記録
    がPWM記録方式の時、前記ID部にPPM記録方式に
    てアドレス等の情報をフォーマットすることを特徴とす
    る光情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 ディスク面に形成されたランド部とグル
    ーブ部との両方の領域に、1セクタがID部とDATA
    部とからなるデータフォーマットの情報を記録・再生で
    きる光情報記録媒体において、前記ID部は、セクタマ
    ークが配置されずかつ各セクタの先頭位置を検出するた
    めの使用する変調コード規則によらない特殊パターンの
    フォーマットにより形成されていることを特徴とする光
    情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 光情報記録媒体のランド部及びグルーブ
    部の両方の領域に、ID部とDATA部とからなるデー
    タフォーマットの記録・再生等が行える光ディスクドラ
    イブ装置において、セクタマークが配置されずかつ各セ
    クタの先頭位置を検出するための使用する変調コード規
    則によらない特殊パターンのフォーマットにより形成さ
    れたID部を有する前記光情報記録媒体を用い、この光
    情報記録媒体の前記特殊パターンを有するID部と前記
    DATA部とから得られる再生信号のDCレベルの差を
    求めることにより各セクタの先頭位置を検出するセクタ
    先頭位置検出手段を設けたことを特徴とする光ディスク
    ドライブ装置。
  7. 【請求項7】 光情報記録媒体のランド部及びグルーブ
    部の両方の領域に、ID部とDATA部とからなるデー
    タフォーマットの記録・再生等が行える光ディスクドラ
    イブ装置において、セクタマークが配置されずかつ各セ
    クタの先頭位置を検出するための使用する変調コード規
    則によらない特殊パターンのフォーマットにより形成さ
    れたID部を有する前記光情報記録媒体を用い、この光
    情報記録媒体からの再生信号により連続複数バイトのプ
    リピット無しエリアを検出し、次に前記ID部にプリフ
    ォーマットされるVFOパターンを検出することにより
    各セクタの先頭位置を検出するセクタ先頭位置検出手段
    を設けたことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
  8. 【請求項8】 光情報記録媒体のランド部及びグルーブ
    部の両方の領域に、ID部とDATA部とからなるデー
    タフォーマットの記録・再生等が行える光ディスクドラ
    イブ装置において、セクタマークが配置されずかつ各セ
    クタの先頭位置を検出するための使用する変調コード規
    則によらない特殊パターンのフォーマットにより形成さ
    れたID部を有する前記光情報記録媒体を用い、この光
    情報記録媒体の前記特殊パターンを有するID部と前記
    DATA部とから得られる再生信号のDCレベル差を求
    めることにより各セクタの先頭位置を検出する第一セク
    タ先頭位置検出手段を設け、前記光情報記録媒体からの
    再生信号により連続複数バイトのプリピット無しエリア
    を検出し、次に前記ID部にプリフォーマットされるV
    FOパターンを検出することにより各セクタの先頭位置
    を検出する第二セクタ先頭位置検出手段を設けたことを
    特徴とする光ディスクドライブ装置。
  9. 【請求項9】 ディスク面に形成されたランド部とグル
    ーブ部との両方の領域に、1セクタがID部とDATA
    部とからなるデータフォーマットの情報を記録・再生で
    きる光情報記録媒体において、前記ID部にプリフォー
    マットされるパターンを、このパターンの形成される互
    いに隣接するランド部とグルーブ部とにおいて位相をず
    らして配置したことを特徴とする光情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 ディスク面に形成されたランド部とグ
    ルーブ部との両方の領域に、1セクタがID部とDAT
    A部とからなるデータフォーマットの情報を記録・再生
    できる光情報記録媒体において、前記ID部内のVFO
    エリアにプリフォーマットされるパターンを、このパタ
    ーンの形成される互いに隣接するランド部とグルーブ部
    とにおいて位相を180°若しくはその近傍にずらして
    配置したことを特徴とする光情報記録媒体。
JP5189761A 1993-07-30 1993-07-30 光情報記録媒体及び光ディスクドライブ装置 Pending JPH0744871A (ja)

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US08/281,472 US5602823A (en) 1993-07-30 1994-07-27 Optical recording medium having pre-formatted patterns arrange by shifting phases

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0740290A2 (en) * 1995-04-27 1996-10-30 Nikon Corporation Recording medium having first tracks and second tracks at different levels and with different recording formats
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